JPH04313104A - 制御装置 - Google Patents
制御装置Info
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- JPH04313104A JPH04313104A JP1005791A JP1005791A JPH04313104A JP H04313104 A JPH04313104 A JP H04313104A JP 1005791 A JP1005791 A JP 1005791A JP 1005791 A JP1005791 A JP 1005791A JP H04313104 A JPH04313104 A JP H04313104A
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- Japan
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- state
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- control
- action
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Links
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims abstract description 59
- 230000009471 action Effects 0.000 claims abstract description 51
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 14
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 9
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 230000008569 process Effects 0.000 description 6
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- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の被制御装置
を制御するマルチタスク方式の制御装置に関するもので
ある。
を制御するマルチタスク方式の制御装置に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】近年、冷蔵庫等ではマイクロコンピュー
タを搭載し、状態遷移図に基づいて作成した制御仕様に
応じて状態遷移に係る制御処理を実行する遷移実行部を
備え、この遷移実行部によってコンプレッサを例えば、
動作状態から停止状態へ移行させる等の種々の状態遷移
に係る制御を行わせるようにしている。
タを搭載し、状態遷移図に基づいて作成した制御仕様に
応じて状態遷移に係る制御処理を実行する遷移実行部を
備え、この遷移実行部によってコンプレッサを例えば、
動作状態から停止状態へ移行させる等の種々の状態遷移
に係る制御を行わせるようにしている。
【0004】ところで、複数種類の状態遷移図に基づい
て作成したそれぞれの制御仕様に応じて、いわゆるマル
チタスク方式により状態遷移に係る制御を行わせようと
すると、上記遷移実行部を複数用意する必要があった。
て作成したそれぞれの制御仕様に応じて、いわゆるマル
チタスク方式により状態遷移に係る制御を行わせようと
すると、上記遷移実行部を複数用意する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷蔵庫
等に組み込まれるマイクロコンピュータ用のもので、状
態遷移図に基づいて作成した制御仕様に応じて状態遷移
に係る制御を実行する従来の制御方式としては、いわゆ
るシングルタスク方式のみが存在し、マルチタスク方式
は存在しなかった。
等に組み込まれるマイクロコンピュータ用のもので、状
態遷移図に基づいて作成した制御仕様に応じて状態遷移
に係る制御を実行する従来の制御方式としては、いわゆ
るシングルタスク方式のみが存在し、マルチタスク方式
は存在しなかった。
【0006】また、マルチタスク方式により状態遷移に
係る制御を行わせるために遷移実行部を複数用意するこ
とは、メモリ容量の点から効率的といえなかった。
係る制御を行わせるために遷移実行部を複数用意するこ
とは、メモリ容量の点から効率的といえなかった。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、複数種類の状態遷移図に基づ
いて作成したそれぞれの制御仕様に応じて、マルチタス
ク方式により状態遷移に係る制御を行わせることのでき
る制御装置を提供することにある。
その目的とするところは、複数種類の状態遷移図に基づ
いて作成したそれぞれの制御仕様に応じて、マルチタス
ク方式により状態遷移に係る制御を行わせることのでき
る制御装置を提供することにある。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、被制御装置が動作を開始する引き金となるイ
ベントを記憶するイベントテーブルと、前記被制御装置
が前記イベントによって動作するアクションを記憶する
アクションテーブルと、前記被制御装置の複数種類の状
態遷移図に基づいて作成した制御仕様を各状態遷移図に
ついて上記イベント、アクション及び状態遷移先により
表現して記憶する状態遷移テーブルと、前記各状態遷移
図の制御仕様に係る制御処理の実行を順次指示する実行
状態制御部と、前記被制御装置から入力した信号と前記
イベントテーブルに記憶されているイベントとを照合し
て該当するイベントを抽出するイベント抽出部と、前記
実行状態制御部によって指示された制御仕様に係る状態
遷移テーブルを参照し、前記イベント抽出手段により抽
出されたイベントに対応するアクションを出力するオー
トマトンと、このオートマトンから出力されたアクショ
ンを前記アクションテーブルから抽出し、当該アクショ
ンを作成するアクション作成部とを有して構成した。
本発明は、被制御装置が動作を開始する引き金となるイ
ベントを記憶するイベントテーブルと、前記被制御装置
が前記イベントによって動作するアクションを記憶する
アクションテーブルと、前記被制御装置の複数種類の状
態遷移図に基づいて作成した制御仕様を各状態遷移図に
ついて上記イベント、アクション及び状態遷移先により
表現して記憶する状態遷移テーブルと、前記各状態遷移
図の制御仕様に係る制御処理の実行を順次指示する実行
状態制御部と、前記被制御装置から入力した信号と前記
イベントテーブルに記憶されているイベントとを照合し
て該当するイベントを抽出するイベント抽出部と、前記
実行状態制御部によって指示された制御仕様に係る状態
遷移テーブルを参照し、前記イベント抽出手段により抽
出されたイベントに対応するアクションを出力するオー
トマトンと、このオートマトンから出力されたアクショ
ンを前記アクションテーブルから抽出し、当該アクショ
ンを作成するアクション作成部とを有して構成した。
【0010】
【作用】本発明は、複数種類の状態遷移図に基づいて作
成した制御仕様を各状態遷移図についてイベント、アク
ション及び状態遷移先により表現して記憶する状態遷移
テーブルを有しており、実行状態制御部によって指示さ
れた制御仕様に係る状態遷移テーブルをオートマトンが
参照してイベント抽出手段により抽出されたイベントに
対応するアクションを出力する。
成した制御仕様を各状態遷移図についてイベント、アク
ション及び状態遷移先により表現して記憶する状態遷移
テーブルを有しており、実行状態制御部によって指示さ
れた制御仕様に係る状態遷移テーブルをオートマトンが
参照してイベント抽出手段により抽出されたイベントに
対応するアクションを出力する。
【0011】従って、複数種類の状態遷移図に基づいて
作成したそれぞれの制御仕様に応じて、マルチタスク方
式により状態遷移に係る制御を行わせることができる。
作成したそれぞれの制御仕様に応じて、マルチタスク方
式により状態遷移に係る制御を行わせることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明に係る実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係わる制御装置とそ
の周辺部の構成を示すブロック図である。
明する。図1は本発明の一実施例に係わる制御装置とそ
の周辺部の構成を示すブロック図である。
【0013】図1に示す制御装置1は、冷蔵庫等の被制
御装置の状態の遷移に係る複数の状態遷移図に基づいて
、各状態遷移図毎に作成した状態遷移に係る制御仕様デ
ータを記憶する制御仕様部3と、被制御装置から入力し
た当該被制御装置の状態又は動作に係るデータと前記制
御仕様データとを照合して被制御装置の状態遷移に係る
制御処理を実行する遷移実行部5とから構成されている
。
御装置の状態の遷移に係る複数の状態遷移図に基づいて
、各状態遷移図毎に作成した状態遷移に係る制御仕様デ
ータを記憶する制御仕様部3と、被制御装置から入力し
た当該被制御装置の状態又は動作に係るデータと前記制
御仕様データとを照合して被制御装置の状態遷移に係る
制御処理を実行する遷移実行部5とから構成されている
。
【0014】制御仕様部3は、イベントテーブル7と、
アクションテーブル9と、状態遷移テーブル11と、開
始状態記憶テーブル12とを有する。イベントテーブル
7は被制御装置が動作を開始する引金となるイベントの
種類および内容をすべて記憶している。アクションテー
ブル9はこのイベントテーブル7に記憶されたイベント
によって被制御装置が動作するアクションの種類および
内容をすべて記憶している。状態遷移テーブル11は被
制御装置の複数種類の状態遷移図に基づいて作成した制
御仕様を各状態遷移図毎に上記イベント、アクション及
び遷移先により表現して記憶している。即ち、状態遷移
テーブル11は後で説明するように、特定の状態番号に
対応してイベントのID番号、アクションのID番号、
遷移先である次の状態番号を記憶している。開始状態記
憶テーブル12は制御開始時の状態番号を各状態遷移図
毎に記憶している。
アクションテーブル9と、状態遷移テーブル11と、開
始状態記憶テーブル12とを有する。イベントテーブル
7は被制御装置が動作を開始する引金となるイベントの
種類および内容をすべて記憶している。アクションテー
ブル9はこのイベントテーブル7に記憶されたイベント
によって被制御装置が動作するアクションの種類および
内容をすべて記憶している。状態遷移テーブル11は被
制御装置の複数種類の状態遷移図に基づいて作成した制
御仕様を各状態遷移図毎に上記イベント、アクション及
び遷移先により表現して記憶している。即ち、状態遷移
テーブル11は後で説明するように、特定の状態番号に
対応してイベントのID番号、アクションのID番号、
遷移先である次の状態番号を記憶している。開始状態記
憶テーブル12は制御開始時の状態番号を各状態遷移図
毎に記憶している。
【0015】遷移実行部5は信号入力部13、イベント
抽出部15、オートマトン17、制御部18、アクショ
ン作成部19、信号出力部21を有する。信号入力部1
3は冷蔵庫23の制御基板と接続されると共に、イベン
ト抽出部15と接続され、冷蔵庫23の状態又は動作に
係る信号、例えば温度データやスイッチデータを入力し
、これらのデータをイベント抽出部15へ出力する。 イベント抽出部15はオートマトン17からの指示に応
じて信号入力部13から入力したデータと前記イベント
テーブル7に記憶されているイベントとを照合し、該当
するイベントを抽出する。
抽出部15、オートマトン17、制御部18、アクショ
ン作成部19、信号出力部21を有する。信号入力部1
3は冷蔵庫23の制御基板と接続されると共に、イベン
ト抽出部15と接続され、冷蔵庫23の状態又は動作に
係る信号、例えば温度データやスイッチデータを入力し
、これらのデータをイベント抽出部15へ出力する。 イベント抽出部15はオートマトン17からの指示に応
じて信号入力部13から入力したデータと前記イベント
テーブル7に記憶されているイベントとを照合し、該当
するイベントを抽出する。
【0016】制御部18は実行状態制御部18a、実行
遷移番号部18b、遷移1状態番号部(以下、単に状態
番号部と称する)18c、遷移2状態番号部(以下、単
に状態番号部と称する)18dを有する。実行遷移番号
部18bは最初に実行すべき状態遷移図の番号、即ち、
遷移番号を記憶する。状態番号部18cは遷移番号1の
状態遷移図に係る状態遷移テーブルのうち、最初に実行
すべき状態番号を記憶する。状態番号部18dは遷移番
号2の状態遷移図に係る状態遷移テーブルのうち、最初
に実行すべき状態番号を記憶する。実行状態制御部18
aは開始状態記憶テーブル12と接続されると共に、オ
ートマトン17と接続されている。この実行状態制御部
18aは各状態遷移図の制御仕様に係る制御処理の実行
を順次指示する。例えば、制御処理の開始時においては
上記実行遷移番号部18b、状態番号部18c、状態番
号部18dに記憶された情報を参照して複数種類の状態
遷移図のうち、実行すべき状態遷移図の番号である遷移
番号及び状態番号をオートマトン17へ指示する。
遷移番号部18b、遷移1状態番号部(以下、単に状態
番号部と称する)18c、遷移2状態番号部(以下、単
に状態番号部と称する)18dを有する。実行遷移番号
部18bは最初に実行すべき状態遷移図の番号、即ち、
遷移番号を記憶する。状態番号部18cは遷移番号1の
状態遷移図に係る状態遷移テーブルのうち、最初に実行
すべき状態番号を記憶する。状態番号部18dは遷移番
号2の状態遷移図に係る状態遷移テーブルのうち、最初
に実行すべき状態番号を記憶する。実行状態制御部18
aは開始状態記憶テーブル12と接続されると共に、オ
ートマトン17と接続されている。この実行状態制御部
18aは各状態遷移図の制御仕様に係る制御処理の実行
を順次指示する。例えば、制御処理の開始時においては
上記実行遷移番号部18b、状態番号部18c、状態番
号部18dに記憶された情報を参照して複数種類の状態
遷移図のうち、実行すべき状態遷移図の番号である遷移
番号及び状態番号をオートマトン17へ指示する。
【0017】オートマトン17はイベント抽出部15及
びアクション作成部19と接続されている。オートマト
ン17は状態遷移テーブル11のなかで上記実行状態制
御部18aによって指示された遷移番号に係る状態遷移
テーブルを参照し、イベント抽出部15により抽出され
たイベントに対応するアクションをアクション作成部1
9へ出力する。アクション作成部19は信号出力部21
と接続され、アクションテーブル9を参照してオートマ
トン17から入力したアクションを作成し、この作成し
たアクションを信号出力部21へ送出する。信号出力部
21は冷蔵庫23の制御基板と接続され、アクション作
成部19から入力したアクションに係るデータ、例えば
、コンプレッサを駆動するモータ、LED等の動作に係
るデータを冷蔵庫23の制御基板へ出力する。これによ
り、冷蔵庫23の状態遷移に係るが制御処理が実行され
る。
びアクション作成部19と接続されている。オートマト
ン17は状態遷移テーブル11のなかで上記実行状態制
御部18aによって指示された遷移番号に係る状態遷移
テーブルを参照し、イベント抽出部15により抽出され
たイベントに対応するアクションをアクション作成部1
9へ出力する。アクション作成部19は信号出力部21
と接続され、アクションテーブル9を参照してオートマ
トン17から入力したアクションを作成し、この作成し
たアクションを信号出力部21へ送出する。信号出力部
21は冷蔵庫23の制御基板と接続され、アクション作
成部19から入力したアクションに係るデータ、例えば
、コンプレッサを駆動するモータ、LED等の動作に係
るデータを冷蔵庫23の制御基板へ出力する。これによ
り、冷蔵庫23の状態遷移に係るが制御処理が実行され
る。
【0018】冷蔵庫23の制御基板は、本発明に係る制
御装置からの制御によって次の機能を有する。
御装置からの制御によって次の機能を有する。
【0019】(冷凍庫制御)
1.電源投入時は、必ずコンプレッサを運転する。
【0020】2.冷凍室の温度が−20℃より暖かくな
ると、コンプレッサを運転して、冷凍室の温度を下げる
。
ると、コンプレッサを運転して、冷凍室の温度を下げる
。
【0021】3.冷凍室の温度が−30℃より冷えると
、コンプレッサを停止して、それ以下に冷凍室の温度を
下げない。
、コンプレッサを停止して、それ以下に冷凍室の温度を
下げない。
【0022】4.一旦コンプレッサが停止すると、コン
プレッサ保護タイマによって5分間はコンプレッサの運
転を再開しない。
プレッサ保護タイマによって5分間はコンプレッサの運
転を再開しない。
【0023】(冷蔵庫制御)
1.冷蔵室の温度が+10℃より暖かくなると、ダンパ
を開放して冷蔵室の温度を下げる。
を開放して冷蔵室の温度を下げる。
【0024】2.冷蔵室の温度が+5℃より冷えると、
ダンパを閉鎖してそれ以下に冷蔵室の温度を下げない。
ダンパを閉鎖してそれ以下に冷蔵室の温度を下げない。
【0025】図2は冷凍室の制御仕様を表した遷移番号
1の状態遷移図である。同図に示すように、冷凍室の制
御仕様は、状態ST0,ST1,ST2,ST3を有す
る。状態ST0は電源がオンされるまで待機している状
態であり、状態ST1は冷凍室内の温度が十分下がるま
でコンプレッサを運転している状態であり、状態ST2
は冷凍室内の温度が上がるまで待機している状態であり
、状態ST3はコンプレッサが停止し、コンプレッサを
保護している状態である。
1の状態遷移図である。同図に示すように、冷凍室の制
御仕様は、状態ST0,ST1,ST2,ST3を有す
る。状態ST0は電源がオンされるまで待機している状
態であり、状態ST1は冷凍室内の温度が十分下がるま
でコンプレッサを運転している状態であり、状態ST2
は冷凍室内の温度が上がるまで待機している状態であり
、状態ST3はコンプレッサが停止し、コンプレッサを
保護している状態である。
【0026】図3は冷蔵室の制御仕様を表した遷移番号
2の状態遷移図である。同図に示すように、冷蔵室の制
御仕様は、状態ST4,ST5を有する。状態ST4は
ダンパを開放して冷蔵室の温度を下げている状態であり
、状態ST5はダンパを閉鎖して冷蔵室の温度が上昇す
るまで待機している状態である。
2の状態遷移図である。同図に示すように、冷蔵室の制
御仕様は、状態ST4,ST5を有する。状態ST4は
ダンパを開放して冷蔵室の温度を下げている状態であり
、状態ST5はダンパを閉鎖して冷蔵室の温度が上昇す
るまで待機している状態である。
【0027】図4,図5,図6,図7はそれぞれ前記イ
ベントテーブル7、アクションテーブル9、状態遷移テ
ーブル11及び開始状態記憶テーブル12の一例を示す
図であり、図2の状態遷移図をもとにして作成した仕様
データである。
ベントテーブル7、アクションテーブル9、状態遷移テ
ーブル11及び開始状態記憶テーブル12の一例を示す
図であり、図2の状態遷移図をもとにして作成した仕様
データである。
【0028】図4に示すイベントテーブル7は、図2の
状態遷移図で使用しているイベント、すなわち「電源オ
ン」、「冷凍室内の温度−20℃以上」、「冷凍室内の
温度−30℃以下」、「コンプレッサ保護タイマ5分」
を抽出し、それぞれID番号0,1,2,3に対応して
示している。また、同図に示すイベントテーブル7は、
図3の状態遷移図で使用しているイベント、すなわち「
冷蔵室内の温度+10℃以上」、「冷蔵室内の温度+5
℃以下」を抽出し、それぞれID番号4,5に対応して
示している。
状態遷移図で使用しているイベント、すなわち「電源オ
ン」、「冷凍室内の温度−20℃以上」、「冷凍室内の
温度−30℃以下」、「コンプレッサ保護タイマ5分」
を抽出し、それぞれID番号0,1,2,3に対応して
示している。また、同図に示すイベントテーブル7は、
図3の状態遷移図で使用しているイベント、すなわち「
冷蔵室内の温度+10℃以上」、「冷蔵室内の温度+5
℃以下」を抽出し、それぞれID番号4,5に対応して
示している。
【0029】また、図5に示すアクションテーブル9は
、図2の状態遷移図で使用されているアクション、すな
わち「コンプレッサ運転」、「コンプレッサ停止」、「
コンプレッサ保護タイマ初期化」を抽出し、それぞれI
D番号0,1,2に対応して示している。また、同図に
示すアクションテーブル9は、図3の状態遷移図で使用
されているアクション、すなわち「ダンパ開放」、「ダ
ンパ閉鎖」を抽出し、それぞれID番号3,4に対応し
て示している。
、図2の状態遷移図で使用されているアクション、すな
わち「コンプレッサ運転」、「コンプレッサ停止」、「
コンプレッサ保護タイマ初期化」を抽出し、それぞれI
D番号0,1,2に対応して示している。また、同図に
示すアクションテーブル9は、図3の状態遷移図で使用
されているアクション、すなわち「ダンパ開放」、「ダ
ンパ閉鎖」を抽出し、それぞれID番号3,4に対応し
て示している。
【0030】更に、図6に示す状態遷移テーブル11は
、状態の遷移を示したものである。例えば、状態番号1
の状態「ST1」において、ID番号2のイベント「冷
凍室内の温度−30℃以下」が発生すると、ID番号1
のアクション「コンプレッサ停止」及びID番号2のア
クション「コンプレッサ保護タイマ初期化」を実行し、
その後、状態番号3の状態「ST3」へ進めることを意
味する。ここで状態番号0〜3は図2の状態遷移図と対
応し、状態番号4,5は図3の状態遷移図と対応してい
る。なお、同図に示すID番号−1は該当するアクショ
ンが存在しないことを示す。
、状態の遷移を示したものである。例えば、状態番号1
の状態「ST1」において、ID番号2のイベント「冷
凍室内の温度−30℃以下」が発生すると、ID番号1
のアクション「コンプレッサ停止」及びID番号2のア
クション「コンプレッサ保護タイマ初期化」を実行し、
その後、状態番号3の状態「ST3」へ進めることを意
味する。ここで状態番号0〜3は図2の状態遷移図と対
応し、状態番号4,5は図3の状態遷移図と対応してい
る。なお、同図に示すID番号−1は該当するアクショ
ンが存在しないことを示す。
【0031】また、図7に示す開始状態記憶テーブル1
2は遷移番号1の状態遷移図における1つ目の開始状態
が状態番号0の状態「ST0」であることを示し、遷移
番号2の状態遷移図における1つ目の開始状態が状態番
号4の状態「ST4」であることを示す。即ち、冷凍室
の制御の開始は状態「ST0」であることを示し、冷蔵
室の制御の開始は状態「ST4」であることを示す。
2は遷移番号1の状態遷移図における1つ目の開始状態
が状態番号0の状態「ST0」であることを示し、遷移
番号2の状態遷移図における1つ目の開始状態が状態番
号4の状態「ST4」であることを示す。即ち、冷凍室
の制御の開始は状態「ST0」であることを示し、冷蔵
室の制御の開始は状態「ST4」であることを示す。
【0032】次に、図8のフローチャートを参照して作
用を説明する。
用を説明する。
【0033】まず、ステップS1では開始状態記憶テー
ブル12から遷移番号1の状態遷移図における状態番号
0の状態「ST0」を読み取って状態番号部18cへ記
憶すると共に、開始状態記憶テーブル12から遷移番号
2の状態遷移図における状態番号4の状態「ST4」を
読み取って状態番号部18dへ記憶する。また、ステッ
プS1では1つ目に実行すべき状態遷移図の遷移番号を
実行遷移番号部18bへ記憶する。次に、ステップS3
では上記実行遷移番号部18b、状態番号部18c、状
態番号部18dに記憶された遷移番号及び状態番号を読
み取ってオートマトン17へ与える。ステップS5では
イベントが発生しているかどうかを判断しており、イベ
ントが発生していることを判断すると、ステップS7へ
進む。ステップS7では信号入力部13を介して冷蔵庫
23の制御基板からのデータが入力すると、イベント抽
出部15がイベントテーブル7を参照して該当するイベ
ントを抽出すると共に、オートマトン17が状態遷移テ
ーブル11を参照してイベント抽出部15により抽出さ
れたイベントに対応するアクションをアクション作成部
19へ出力する。そして、アクション作成部19がアク
ションテーブル9を参照してオートマトン17から入力
したアクションを作成する。この作成したアクションは
信号出力部21を介して冷蔵庫23へ送出される。次に
、ステップS9では現在の状態を更新し、次の状態へ遷
移させる。ステップS11では上記ステップS9で更新
された次の状態に係る制御が終了したかどうかを判断し
ており、終了していない場合には再びステップS5へ戻
り、上記ステップS5からステップS9までの処理を繰
り返す。
ブル12から遷移番号1の状態遷移図における状態番号
0の状態「ST0」を読み取って状態番号部18cへ記
憶すると共に、開始状態記憶テーブル12から遷移番号
2の状態遷移図における状態番号4の状態「ST4」を
読み取って状態番号部18dへ記憶する。また、ステッ
プS1では1つ目に実行すべき状態遷移図の遷移番号を
実行遷移番号部18bへ記憶する。次に、ステップS3
では上記実行遷移番号部18b、状態番号部18c、状
態番号部18dに記憶された遷移番号及び状態番号を読
み取ってオートマトン17へ与える。ステップS5では
イベントが発生しているかどうかを判断しており、イベ
ントが発生していることを判断すると、ステップS7へ
進む。ステップS7では信号入力部13を介して冷蔵庫
23の制御基板からのデータが入力すると、イベント抽
出部15がイベントテーブル7を参照して該当するイベ
ントを抽出すると共に、オートマトン17が状態遷移テ
ーブル11を参照してイベント抽出部15により抽出さ
れたイベントに対応するアクションをアクション作成部
19へ出力する。そして、アクション作成部19がアク
ションテーブル9を参照してオートマトン17から入力
したアクションを作成する。この作成したアクションは
信号出力部21を介して冷蔵庫23へ送出される。次に
、ステップS9では現在の状態を更新し、次の状態へ遷
移させる。ステップS11では上記ステップS9で更新
された次の状態に係る制御が終了したかどうかを判断し
ており、終了していない場合には再びステップS5へ戻
り、上記ステップS5からステップS9までの処理を繰
り返す。
【0034】ステップS5でイベントが発生していない
ことを判断した場合、またはステップS11で前記制御
処理が終了したことを判断した場合には、ステップS1
3へ進み上記実行遷移番号部18b、状態番号部18c
、状態番号部18dに記憶された遷移番号及び状態番号
を更新する。ステップS13からステップS3へ戻り、
前述の制御処理を繰り返す。
ことを判断した場合、またはステップS11で前記制御
処理が終了したことを判断した場合には、ステップS1
3へ進み上記実行遷移番号部18b、状態番号部18c
、状態番号部18dに記憶された遷移番号及び状態番号
を更新する。ステップS13からステップS3へ戻り、
前述の制御処理を繰り返す。
【0035】以上の如く、状態遷移テーブルが遷移番号
1及び2の状態遷移図に基づいて作成されており、実行
状態制御部18aによって指示された状態遷移図に係る
状態遷移テーブルをオートマトン17が参照して制御処
理を行うので、遷移番号1の状態遷移図に基づいて作成
された制御仕様に係る制御処理と、遷移番号2の状態遷
移図に基づいて作成された制御仕様に係る制御処理とを
実行することができる。
1及び2の状態遷移図に基づいて作成されており、実行
状態制御部18aによって指示された状態遷移図に係る
状態遷移テーブルをオートマトン17が参照して制御処
理を行うので、遷移番号1の状態遷移図に基づいて作成
された制御仕様に係る制御処理と、遷移番号2の状態遷
移図に基づいて作成された制御仕様に係る制御処理とを
実行することができる。
【0036】尚、本実施例では被制御装置として冷蔵庫
の状態遷移を制御する場合について説明したが、本発明
は制御仕様部3の仕様データを変更することにより自動
販売機、洗濯機等の適宜の装置についても同様に適用す
ることができる。
の状態遷移を制御する場合について説明したが、本発明
は制御仕様部3の仕様データを変更することにより自動
販売機、洗濯機等の適宜の装置についても同様に適用す
ることができる。
【0037】また、制御仕様部3の仕様データを外部か
ら変更できるように構成すれば、制御装置そのものを変
更することなく自動販売機、洗濯機等の状態遷移を制御
することができる。
ら変更できるように構成すれば、制御装置そのものを変
更することなく自動販売機、洗濯機等の状態遷移を制御
することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、実
行状態制御部によって指示された状態遷移図に係る制御
仕様の状態遷移テーブルをオートマトンが参照して、イ
ベント抽出手段により抽出されたイベントに対応するア
クションを出力するように構成したので、複数種類の状
態遷移図に基づいて作成したそれぞれの制御仕様に応じ
て、マルチタスク方式により状態遷移に係る制御を行わ
せることができる。
行状態制御部によって指示された状態遷移図に係る制御
仕様の状態遷移テーブルをオートマトンが参照して、イ
ベント抽出手段により抽出されたイベントに対応するア
クションを出力するように構成したので、複数種類の状
態遷移図に基づいて作成したそれぞれの制御仕様に応じ
て、マルチタスク方式により状態遷移に係る制御を行わ
せることができる。
【図1】本発明の一実施例に係わる制御装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】冷凍室の制御仕様を表した遷移番号1の状態遷
移図である。
移図である。
【図3】冷蔵室の制御仕様を表した遷移番号2の状態遷
移図である。
移図である。
【図4】イベントテーブルを示す表図である。
【図5】アクションテーブルを示す表図である。
【図6】状態遷移テーブルを示す表図である。
【図7】開始状態記憶テーブルを示す表図である。
【図8】図1の実施例の作用を示すフローチャートであ
る。
る。
3 制御仕様部
5 遷移実行部
7 イベントテーブル
9 アクションテーブル
11 状態遷移テーブル
15 イベント抽出部
17 オートマトン
18 制御部
19 アクション作成部
Claims (1)
- 【請求項1】 被制御装置が動作を開始する引き金と
なるイベントを記憶するイベントテーブルと、前記被制
御装置が前記イベントによって動作するアクションを記
憶するアクションテーブルと、前記被制御装置の複数種
類の状態遷移図に基づいて作成した制御仕様を各状態遷
移図について上記イベント、アクション及び状態遷移先
により表現して記憶する状態遷移テーブルと、前記各状
態遷移図の制御仕様に係る制御処理の実行を順次指示す
る実行状態制御部と、前記被制御装置から入力した信号
と前記イベントテーブルに記憶されているイベントとを
照合して該当するイベントを抽出するイベント抽出部と
、前記実行状態制御部によって指示された制御仕様に係
る状態遷移テーブルを参照し、前記イベント抽出手段に
より抽出されたイベントに対応するアクションを出力す
るオートマトンと、このオートマトンから出力されたア
クションを前記アクションテーブルから抽出し、当該ア
クションを作成するアクション作成部と、を有すること
を特徴とする制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005791A JPH04313104A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005791A JPH04313104A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313104A true JPH04313104A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=11739762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1005791A Pending JPH04313104A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04313104A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11149303A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-06-02 | Omron Corp | 制御装置およびその制御方法 |
WO2001059532A1 (fr) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | Daikin Industries, Ltd. | Procede de generation de programme de commande, appareil correspondant, memoire et programme |
JP2013207385A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Toshiba Corp | 状態遷移処理装置 |
JP2017168070A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-21 | 富士電機株式会社 | マルチタスク制御装置、マルチタスク制御システム、及び自動販売機 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP1005791A patent/JPH04313104A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11149303A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-06-02 | Omron Corp | 制御装置およびその制御方法 |
WO2001059532A1 (fr) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | Daikin Industries, Ltd. | Procede de generation de programme de commande, appareil correspondant, memoire et programme |
JP2013207385A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Toshiba Corp | 状態遷移処理装置 |
JP2017168070A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-21 | 富士電機株式会社 | マルチタスク制御装置、マルチタスク制御システム、及び自動販売機 |
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