JPH04312743A - 負電荷発生装置 - Google Patents

負電荷発生装置

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Publication number
JPH04312743A
JPH04312743A JP3079209A JP7920991A JPH04312743A JP H04312743 A JPH04312743 A JP H04312743A JP 3079209 A JP3079209 A JP 3079209A JP 7920991 A JP7920991 A JP 7920991A JP H04312743 A JPH04312743 A JP H04312743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode
anode
negative charge
generating device
charge generating
Prior art date
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Pending
Application number
JP3079209A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Toriie
鳥家 秀昭
Kenichi Koyama
健一 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アーク放電を利用し
て負電荷を発生させる負電荷発生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3、図4は例えば特開平1−1698
45号公報に示された、従来の負電荷発生装置を示す構
成図であり、図において、箱状の真空容器10には絶縁
支持部11で支持された有底円筒状の導電部材12が設
けられ、導電部材12の底面中央部に形成された負電荷
通過孔13の周縁部には銅製の陰極14が取り付けられ
ている。この陰極14は絶縁支持部11で真空容器10
に支持された貫通棒15の先端部に取り付けられた銅製
の陽極16と対向し、陽極16と陰極14とのアーク空
間の周囲にはトリガー電源17と接続されたトリガー電
極18が設けられている。真空容器10内にはアーク空
間に生じた負電荷を引き出すためのグリッド19が設け
られ、グリッド19はグリッド19にバイアス電圧を印
加するためのバイアス電源20と接続されている。真空
容器10の周囲には陰極14とグリッド19との間に磁
界を生じさせ、負電荷を収束させるコイル21が設けら
れ、真空容器10のグリッド19と対向した側壁面には
負電荷を蓄積するための凹状の蓄積部22が形成されて
いる。
【0003】次に動作について説明する。まず、トリガ
ー電源17を用いて陰極14とトリガー電極18との間
に放電を生じさせ、この放電により陽極16と陰極14
との間にアーク放電が生じる。そして、陰極14及び陽
極16と接続されたアーク電源23から供給されるアー
ク電流が小さいとき(一般に拡散アークと呼ばれる)は
、陽極16、陰極14の銅の負電荷がアーク空間に発生
しない。しかしながら、アーク電流が十分に大きくなり
、陽極16から放射される陽極16の銅蒸気や銅陽イオ
ンの量が陰極14から放射される陰極14の銅蒸気や銅
陰イオンの量よりも多くなる(この形態のアークは一般
に収縮アークと呼ばれる)と、アーク空間に負電荷であ
る銅陰イオンが発生する。例えば、陽極16、陰極14
に外径20mmの銅を使用し、陽極16と陰極14との
ギャップ長を4mmにしてアーク電流として10〜20
KAの電流を供給することにより、アーク空間には負電
荷である銅陰イオンが発生する。こうして、陽極16と
陰極14との間に発生した負電荷は、陰極14をグリッ
ド19との間に陰極14に対してグリッド19が正にな
るようにグリッド19にバイアス電圧を印加することに
より、陰極14に形成された負電荷通過孔13を通して
アーク空間から容易に負電荷を取り出すことができ、取
り出された負電荷はグリッド19を通過して蓄積部22
に蓄積される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の負電荷発生装置
は以上のように構成されているので、電極間にアーク放
電を発生させるためのトリガー電源が必要であり、装置
が複雑となるとともに、高価であるという問題があった
【0005】この発明の上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、アーク放電のトリガー電極
及びトリガー電源が不要となり、構造が簡単で、安価な
負電荷発生装置を得ることを目的をする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる負電荷
発生装置は、陽極、陰極の少なくとも1方を電極駆動装
置により駆動することにより電極間距離を変えられるよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】この発明における負電荷発生装置は、陽極、陰
極の少なくとも1方を電極駆動装置により駆動させて、
両方の電極を接近させることによりアーク放電をトリガ
ーする。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図につ
いて説明する。図1及び図2はこの発明の一実施例によ
る負電荷発生装置を示す構成図であり、図3及び図4と
同じもの、あるいは同じ機能を有するものには同符号を
用いている。図において、貫通棒15は絶縁棒25を介
して電極駆動装置24に接続されている。
【0009】次に動作について説明する。アーク電源2
3を陰極14と陽極16にそれぞれ導電部材12貫通棒
15を介して電気的に接続した後、電極駆動装置24に
より絶縁棒25、及び貫通棒15を介して陽極16を陰
極14に接近させる。このとき、陽極16と陰極14の
間の空間の耐電圧がアーク電源から印加されている電圧
に耐えられなくなると、陽極16を陰極14の間に放電
が発生し、この放電がトリガーとなってアーク放電が生
じる。
【0010】なお、上記実施例では貫通棒が絶縁支持部
の内部を駆動されるものを示したが、貫通棒がベローズ
を介して駆動されてもよく、上記実施例と同様の効果を
奏する。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば陽極、
陰極の少なくとも1方を電極駆動装置により駆動するこ
とにより電極間距離を変えられるようにしたので、両方
の電極を接近させることによりアーク放電をトリガーす
ることができ、トリガー電極およびトリガー電源が不要
となり、簡単で、安価な装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による負電荷発生装置を示
す構成図である。
【図2】この発明の一実施例による負電荷発生装置を示
す構成図である。
【図3】従来の負電荷発生装置を示す構成図である。
【図4】従来の負電荷発生装置を示す構成図である。
【符号の説明】
10  真空容器 14  陰極 16  陽極 23  アーク電源 24  電極駆動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空容器と、相対向する陽極及び陰極
    と、上記陽極及び陰極間に収縮アーク放電を発生させる
    アーク電源とを備えてなる負電荷発生装置において、上
    記陽極及び陰極を互いに接離自在にするための電極駆動
    装置を備えたことを特徴とする負電荷発生装置。
JP3079209A 1991-04-11 1991-04-11 負電荷発生装置 Pending JPH04312743A (ja)

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JP3079209A JPH04312743A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 負電荷発生装置

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JPH04312743A true JPH04312743A (ja) 1992-11-04

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