JP3766571B2 - 薄膜形成装置及びシャンティングアーク放電電極装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャンティングアーク放電による薄膜形成装置及びシャンティングアーク放電電極装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シャンティングアーク放電に関する文献としては、電気学会放電研究会ED−98−227(シャンティングアークによる誘起プラズマの発生:1998年12月)が存在する。
この従来技術では、導電性のイオン源にパルス電流を流すことにより、シャンティングアーク放電を発生させ、これにより、イオンを生成する。一方被処理物に負のパルス電圧を印加することで、イオン源で生成されたイオンを引き込み、被処理物の表面にイオンを注入する。
【0003】
このようなイオン注入は、窒素、メタンなどの反応性ガス雰囲気下でシャンティングアークを起こし、プラズマを励起して反応性ガスをイオン化することによって行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、シャンティングアーク放電を利用してイオンを生成し、それを被処理物表面に注入することを主眼としたものである。
そして、上記従来技術では、イオン源は細い棒状の導体であるため、イオン生成には十分であるが、工業的に用いる場合、さらに、イオン注入だけでなく成膜にも利用する場合には、得られるイオン量及び蒸発量が少なく生産性に劣る。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、面積の広い電極によってシャンティングアーク放電を発生させ、電極材料を蒸発・イオン化することにより、蒸発量・イオン量を大幅に増やし、生産性を向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために次の技術的手段を採用した。すなわち、本発明の特徴は、処理容器(2)内にシャンティングアーク放電を発生する複数の電極(3a、3b、3c)と、当該複数の電極(3a、3b、3c)にシャンティングアークを起こすためのアーク電流を流す一つのアーク電源(4)を備えた薄膜形成装置において、
前記複数の電極(3a、3b、3c)の各々は、蒸発・イオン化物質からなる導電性電極本体(12)に、シャンティングアーク放電を発生する導電性導入部(16)を少なくとも1つ以上接続して構成され、
前記アーク電源(4)は、前記電極本体(12)と前記導入部(16)とにアーク電流を供給するように、切替器(18)を介して前記複数の電極(3a、3b、3c)に接続され、前記切替器(18)によってアーク電源(4)からのパルスを順次切り替えて、各電極(3a、3b、3c)にパルスを順番に供給している点にある。
【0006】
かかる構成によれば、導入部においてシャンティングアーク放電が発生し、それが電極本体へと広がる。このように導入部においてシャンティングアークが発生するので電極本体ではシャンティングアークを発生させる必要がなく、したがって、蒸発・イオン化物質からなる電極本体の面積は広くすることができ、この結果、電極本体からの材料の蒸発量やイオン量を増加させることができる。さらに、1つのアーク電源で複数の電極を駆動できるので、装置コストを下げることができる。
【0007】
また、前記電極(3)は、蒸発・イオン化物質からなる円柱状の導電性電極本体(12)と、該導電性電極本体(12)の周りを囲むように所定間隔をおいて同軸状に配置された導電性の円筒状の電極体(14)又は該導電性電極本体(12)の前面に所定間隔をおいて軸心が一致するように配置された導電性の円環状の電極体(15)と、前記導電性電極本体(12)と電極体(14,15)とを電気的に接続してシャンティングアーク放電を発生する前記電極本体(12)より細い導電性材料からなる複数の導電性導入部(16)とから構成されているのが好ましい。
【0008】
さらに、本発明の他の特徴は、処理容器(2)内にシャンティングアーク放電を発生する少なくとも1つ以上の電極(3)と、当該電極(3)にシャンティングアークを起こすためのアーク電流を流すアーク電源(4)を備えた薄膜形成装置において、
前記電極(3)は、蒸発・イオン化物質からなる円柱状の導電性電極本体(12)と、該導電性電極本体(12)と所定間隔をおいて同軸状に配置された導電性の円筒状又は円 環状の電極体(14,15)と、前記導電性電極本体(12)と電極体(14、15)とを電気的に接続してシャンティングアーク放電を発生する前記電極本体(12)より細い導電性材料からなる複数の導電性導入部(16)とから構成され、
前記アーク電源(4)は、前記電極本体(12)と前記導入部(16)とにアーク電流を供給するように前記電極(3)に接続されている点にある。
【0009】
また、本発明に係るシャンティングアーク放電電極装置は、蒸発・イオン化物質からなる円柱状の導電性電極本体(12)と、該導電性電極本体(12)と所定間隔をおいて同軸状に配置された導電性の円筒状又は円環状の電極体(14、15)と、前記導電性電極本体(12)と電極体(14、15)とを電気的に接続してシャンティングアーク放電を発生する前記電極本体(12)より細い導電性材料からなる複数の導電性導入部(16)とから構成され、アーク電流が供給されることにより前記導入部(16)からシャンティングアーク放電を発生することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の第1の実施形態に係る薄膜形成装置1を示している。この薄膜形成装置1は、処理容器である真空容器2内に、該真空容器2と電気的に絶縁された状態で設けられた電極(電極装置)3を備えて主構成されている。なお、本発明でいう薄膜形成とは、被処理体である基板5(基板5は自公転治具でもよい)への薄膜の形成の他、基板5表層へのイオン注入を含む意である。
【0011】
また、装置1は、前記電極3にパルスを印加するアーク電源4と、電極3と対向して設置される基板5に負のバイアス電圧又は負の高圧パルスバイアスを印加するバイアス電源6をも備えている。
なお、図示は省略したが、前記真空容器2には、真空容器内を真空状態にする真空ポンプと、真空容器2内に窒素又はメタン等の反応性ガスを供給するガス供給手段がそれぞれバルブを介して接続されている。
ここで、シャンティングアークの発生原理を説明する。低気圧あるいは真空中におかれた線や箔などの素材を電極間に固定して、パルス電流を流す。加熱により素材の温度が上昇し、素材の周囲には蒸発に伴う原子や電子からなる粒子雲が形成される。素材が金属などの場合には表面から熱電子放出などによる電子も多く存在すると考えられる。温度の増加により素材の抵抗は高くなり、電極間に加わる電圧は時間とともに増加する。電極間に生ずる電圧降下が周囲媒質(反応性ガス)の放電開始電圧に達すると、媒質中で放電が発生し、素材の構成因子を含むプラズマが生成され、アークとなる。この段階で電流は媒質中を流れ、基本的に元の素材中は流れない。発生したプラズマがシャンティングアークであり、プラズマ中には大量の素材の成分が存在する。
【0012】
急激な電圧の増加と線状素材の加熱をもたらすには、コンデンサ放電などによるパルス放電が適する。シャンティング放電はイオン化したい材料や箔を加熱することによりそれらの周囲で発生するアークを指す。
ここで、実施形態の説明に戻る。図3にも示すように、前記アーク電源4は、その端子4a,4b間に接続された電極3にパルス高電流を流すことにより、シャンティングアークを発生させるためのものである。このシャンティングアークの発生は、ガス供給手段によって真空容器3内に注入された反応性ガス雰囲気下で行われる。
【0013】
シャンティングアークの発生は、コンデンサC(容量20μF)に蓄積されたエネルギによって行われる(なお、図中の抵抗Rは3kΩ)。コンデンサの充電電圧は、1.0〜2.5kVである。なお、アークの発生については充電電圧が500Vにおいても容易に起こる。
また、パルスを発生させるためのスイッチ素子としては、トリガトロン10が用いられている。トリガトロン10は一種のクロージングスイッチ(閉スイッチ)であり、トリガピン付きのスパークギャップである。
【0014】
このトリガトロンの動作は以下の通りである(図3参照)。信号発生器SGからの信号によってトリガトロンドライバTDから高電圧パルス電圧(出力電圧10kV、幅約2μs)をトリガピンに入力し、微少アークを発生させ、コンデンサCの充電電圧によりスパークギャップの絶縁破壊をもたらす。コンデンサCからの電荷の放出に続いて、電極素材の加熱、シャンティングアークの形成に至る。
図3には、基板5に負の高圧パルスバイアスを印加するためのバイアス電源6も示しており、この電源6は、信号発生器SGからの信号を遅延パルス発生器DPGに入力し、出力電圧を所定の時間経過の後、パルスモジュレータPMに入力して、このパルスモジュレータPMの出力端子6aから出力される高電圧をフィードスルーFTを通して真空容器2内の基板5に印加する。これによってプラズマからイオンが抽出される。
【0015】
前記電極3は、図2にも示すように、円柱状に形成された導電性の電極本体12を有している。この電極本体12は、基板6の表面にイオン注入又は成膜する材料(蒸発・イオン化物質)、例えばC,Tiなど、からなる。また、電極本体12の周りを囲むように所定間隔をおいて導電性の円筒状電極体14が配置されている。すなわち、電極本体12と円筒状電極体14は同軸状に配置されている。この円筒状電極体14は、細い導電性材料からなる導入部16,16,16,16によって電極本体12と電気的に接続されている。
【0016】
なお、電極体14と導入部16は、電極本体12と同じ材質であることが望ましいが、導電性であれば足りる。
この電極3は、電極本体12と円筒状電極体14とがアーク電源4の端子4a,4bにそれぞれ接続されており、導入部16から電極本体12にパルス電流が流れるように接続されている。すなわち、電極本体12と導入部16(と円筒状電極体14)が電源4に対して直列接続されている。
なお、アーク電源4は、電極本体12から導入部16に電流が流れるように接続してもよい。また、図1のものでは、電極3は下向きに設置されているが、横向きでも上向きでもよい。
【0017】
前記導入部16は、電極本体12よりも細く(断面積が小さく)形成されている。このように電極本体12よりも細い導電性導入部16を通じて電流を流すと、導入部16においてシャンティングアーク放電が発生し、それが電極本体12へと広がる。この放電により、電極本体2の材料が蒸発・イオン化し、基板5に堆積又は注入される。
ここで、導入部16は、一本であってもよいが、図2に示すように、複数の導入部16を設ければ、効率的に放電を起こすことができる。また、広い面積をもつ電極本体12の全面に均一に放電を起こすことができる。
【0018】
これによって、電極本体12からの材料の蒸発量やイオン量が大幅に増加する。
また、導入部16の長さも短いのが好適である。このように短ギャップで、本数を多くすれば、より多くのエネルギーが利用され、効率の観点から有利である。
また、放電をより均一に発生させるという観点から電極本体12から放射状に延びるように導入部16を配置するのが好適である。特に、このような放射状であれば、電極本体12の前方にプラズマが出るので好適である。
【0019】
なお、導入部16の直径は2mm程度で、長さ(ギャップ長)Lは10〜40mm程度が好適である。また、電極本体12(の前面)の直径Rは、20〜70mm程度が好適である。例えば、導入部16の長さLを10mmとし、電極の直径Rを70mmとすることができる。また、導入部16の長さLを40mmとし、電極本体12の直径Rを70mmとすることができる。ただし、このような大きさに限定されるものではない。
なお、ここで、電極3の構成を言い換えれば、アーク電源4の一の端子側に接続されるとともに蒸発・イオン化物質からなる電極本体12と、アーク電源4の他の端子側に接続される電極体14とを所定の間隔(ギャップ)を置いて配置し、これら電極本体12と電極体14の間にシャンティングアークを発生させる導電性の導入部(ロッド)16を接続したもの、ということもできる。
【0020】
また、さらに電極3の構成を言い換えれば、シャンティングアークを発生させるロッド16を保持するホルダー(電極本体)12が蒸発・イオン化物質からなる、ということもできる。
図4は本発明の第2の実施形態を示している。ここでの電極3は、電極本体12の前面12aに間隔をおいて軸心が一致するように円環状電極体15を配置し、電極本体12前面と環状電極15との間に導入部16を設けたものである。この場合、電極本体前面12aへのアーク移動がスムーズに行われ、効率がよい。
【0021】
図5は、本発明の第3の実施形態に係る薄膜形成装置1を示している。ここでは、真空容器2に電極3a,3b,3cが複数設置されている。各電極3a,3b,3cは、パルス切替器18を介して一つのアーク電源4と接続されている。パルス切替器18は、アーク電源4で発生したパルスを順次切り替えて、図6に示すように、各電極3a,3b,3cに順番にパルスを供給するものである。このようにパルス切替器18を設けることで1台の電源4で複数の電極を駆動でき、装置コストを下げることができる。
【0022】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、例えば、導入部16は線状ものを例示したが、導入部の形状を箔状としてもシャンティングアークを起こすことができる。すなわち、導入部としては、電流によって加熱されやすいように抵抗が大きくなる形状(例えば、細くしたり薄くしたりして断面積を小さくする)とすればよい。
【0023】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、電極からの蒸発量やイオン量を大幅に増加させることができ、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る薄膜形成装置の概念図である。
【図2】 図1のA矢視図であり、電極(電極装置)の平面図である。
【図3】 アーク電源とバイアス電源の回路ブロック図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る電極の一部断面側面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係る薄膜形成装置の概念図である。
【図6】 各電極へのパルス供給タイミング図である。
【符号の説明】
1 薄膜形成装置
2 真空容器
3 電極(電極装置)
4 アーク電源
5 基板(ワーク)
6 バイアス電源
12 電極本体
14 円筒状電極体
15 円環状電極体
16 導入部
18 パルス切替器
Claims (4)
- 処理容器(2)内にシャンティングアーク放電を発生する複数の電極(3a、3b、3c)と、当該複数の電極(3a、3b、3c)にシャンティングアークを起こすためのアーク電流を流す一つのアーク電源(4)を備えた薄膜形成装置において、
前記複数の電極(3a、3b、3c)の各々は、蒸発・イオン化物質からなる導電性電極本体(12)に、シャンティングアーク放電を発生する導電性導入部(16)を少なくとも1つ以上接続して構成され、
前記アーク電源(4)は、前記電極本体(12)と前記導入部(16)とにアーク電流を供給するように、切替器(18)を介して前記複数の電極(3a、3b、3c)に接続され、前記切替器(18)によってアーク電源(4)からのパルスを順次切り替えて、各電極(3a、3b、3c)にパルスを順番に供給していることを特徴とする薄膜形成装置。 - 前記電極(3)は、蒸発・イオン化物質からなる円柱状の導電性電極本体(12)と、該導電性電極本体(12)の周りを囲むように所定間隔をおいて同軸状に配置された導電性の円筒状の電極体(14)又は該導電性電極本体(12)の前面に所定間隔をおいて軸心が一致するように配置された導電性の円環状の電極体(15)と、前記導電性電極本体(12)と電極体(14,15)とを電気的に接続してシャンティングアーク放電を発生する前記電極本体(12)より細い導電性材料からなる複数の導電性導入部(16)とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の薄膜形成装置。
- 処理容器(2)内にシャンティングアーク放電を発生する少なくとも1つ以上の電極(3)と、当該電極(3)にシャンティングアークを起こすためのアーク電流を流すアーク電源(4)を備えた薄膜形成装置において、
前記電極(3)は、蒸発・イオン化物質からなる円柱状の導電性電極本体(12)と、該導電性電極本体(12)と所定間隔をおいて同軸状に配置された導電性の円筒状又は円環状の電極体(14,15)と、前記導電性電極本体(12)と電極体(14、15)とを電気的に接続してシャンティングアーク放電を発生する前記電極本体(12)より細い導電性材料からなる複数の導電性導入部(16)とから構成され、
前記アーク電源(4)は、前記電極本体(12)と前記導入部(16)とにアーク電流を供給するように前記電極(3)に接続されていることを特徴とする薄膜形成装置。 - 蒸発・イオン化物質からなる円柱状の導電性電極本体(12)と、該導電性電極本体(12)と所定間隔をおいて同軸状に配置された導電性の円筒状又は円環状の電極体(14、15)と、前記導電性電極本体(12)と電極体(14、15)とを電気的に接続してシャンティングアーク放電を発生する前記電極本体(12)より細い導電性材料からなる複数の導電性導入部(16)とから構成され、アーク電流が供給されることにより前記導入部(16)からシャンティングアーク放電を発生することを特徴とするシャンティングアーク放電電極装置。
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