JPH04312668A - 建造物の外壁に対する被着体施工方法 - Google Patents
建造物の外壁に対する被着体施工方法Info
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- JPH04312668A JPH04312668A JP10469291A JP10469291A JPH04312668A JP H04312668 A JPH04312668 A JP H04312668A JP 10469291 A JP10469291 A JP 10469291A JP 10469291 A JP10469291 A JP 10469291A JP H04312668 A JPH04312668 A JP H04312668A
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- Pending
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、建造物の外壁に対する
被着体施工方法に関するものである。
被着体施工方法に関するものである。
【従来の技術】従来におけるこの種の被着体施工方法に
おいては、塩化ビニールやフッ素系のシートを建造物の
外壁に接着剤を用いて貼り付けたり、又は、ゴム系剤、
ゴムアスファルト系剤、ウレタン等の樹脂系剤、ＦＲＰ
剤等の塗料を一定厚さに塗布することが行われている。
おいては、塩化ビニールやフッ素系のシートを建造物の
外壁に接着剤を用いて貼り付けたり、又は、ゴム系剤、
ゴムアスファルト系剤、ウレタン等の樹脂系剤、ＦＲＰ
剤等の塗料を一定厚さに塗布することが行われている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来における工法の場合、建造物外壁の部内から生じ
る水蒸気の脱気対策が万全でないために、温度変化等に
より、貼り付けたシートや塗布した塗料が膨脹又は収縮
し、膨れ上がる現象を防ぐことができない。また、建造
物の振動などに起因して貼り付けたシートや塗布した塗
料に亀裂が生じるという問題もあった。そこで、本発明
は、外壁に被着する被着体を膨れや亀裂を生じさせるこ
となく、良好な状態に維持することが可能な建造物の外
壁に対する被着体施工方法を提供することを目的とする
ものである。
た従来における工法の場合、建造物外壁の部内から生じ
る水蒸気の脱気対策が万全でないために、温度変化等に
より、貼り付けたシートや塗布した塗料が膨脹又は収縮
し、膨れ上がる現象を防ぐことができない。また、建造
物の振動などに起因して貼り付けたシートや塗布した塗
料に亀裂が生じるという問題もあった。そこで、本発明
は、外壁に被着する被着体を膨れや亀裂を生じさせるこ
となく、良好な状態に維持することが可能な建造物の外
壁に対する被着体施工方法を提供することを目的とする
ものである。
【課題を解決するための手段】請求項１記載の被着体施
工方法は、建造物の外壁面にシート状等の被着体を被せ
る被着体施工方法において、前記建造物の外壁に升目状
に設けた各凹溝に対し、前記外壁面上に添設したシート
状等の被着体の各端部を、前記各凹溝の底部側から順に
嵌入する脱気部材及びシーリング部材により各凹溝の側
壁面に押圧しつつ埋設するようにしたものである。請求
項２記載の被着体施工方法は、建造物の外壁面にシート
状等の被着体を被せる被着体施工方法において、前記建
造物の外壁に升目状に設けた各凹溝に対し、前記外壁面
上に添設したシート状等の被着体の各端部を、前記各凹
溝の底部側から順に嵌入する脱気部材及びシーリング部
材により各凹溝の側壁面に押圧しつつ埋設し、前記凹溝
の底部側に嵌入した脱気部材と外壁外側の外気とを脱気
用パイプにより連通するようにしたものである。
工方法は、建造物の外壁面にシート状等の被着体を被せ
る被着体施工方法において、前記建造物の外壁に升目状
に設けた各凹溝に対し、前記外壁面上に添設したシート
状等の被着体の各端部を、前記各凹溝の底部側から順に
嵌入する脱気部材及びシーリング部材により各凹溝の側
壁面に押圧しつつ埋設するようにしたものである。請求
項２記載の被着体施工方法は、建造物の外壁面にシート
状等の被着体を被せる被着体施工方法において、前記建
造物の外壁に升目状に設けた各凹溝に対し、前記外壁面
上に添設したシート状等の被着体の各端部を、前記各凹
溝の底部側から順に嵌入する脱気部材及びシーリング部
材により各凹溝の側壁面に押圧しつつ埋設し、前記凹溝
の底部側に嵌入した脱気部材と外壁外側の外気とを脱気
用パイプにより連通するようにしたものである。
【作用】請求項１記載の被着体施工方法は、建造物の外
壁に升目状に設けた各凹溝に対し、外壁面上に添設した
シート状等の被着体の各端部を各々挿入し、前記前記各
凹溝の底部側から順に脱気部材及びシーリング部材を嵌
入して、これらにより前記被着体の各端部を各凹溝の側
壁面に押圧しつつ埋設する。これにより、シート状等の
被着体は外壁面上においてその各端部が各凹溝に拘束さ
れた状態で配置されつつ、外壁部内から生じる水蒸気を
脱気部材にて吸収除去でき、被着体への膨れ現象や亀裂
発生を防止できる。請求項２記載の被着体施工方法は、
請求項１記載の被着体施工方法と同様の作用を発揮する
とともに、前記凹溝の底部側に嵌入した脱気部材と外壁
外側の外気とを脱気用パイプにより連通するものである
から、コンクリート製の外壁部内からに生じる水蒸気を
脱気部材及び脱気用パイプにより外部に効率良く排出で
きる。
壁に升目状に設けた各凹溝に対し、外壁面上に添設した
シート状等の被着体の各端部を各々挿入し、前記前記各
凹溝の底部側から順に脱気部材及びシーリング部材を嵌
入して、これらにより前記被着体の各端部を各凹溝の側
壁面に押圧しつつ埋設する。これにより、シート状等の
被着体は外壁面上においてその各端部が各凹溝に拘束さ
れた状態で配置されつつ、外壁部内から生じる水蒸気を
脱気部材にて吸収除去でき、被着体への膨れ現象や亀裂
発生を防止できる。請求項２記載の被着体施工方法は、
請求項１記載の被着体施工方法と同様の作用を発揮する
とともに、前記凹溝の底部側に嵌入した脱気部材と外壁
外側の外気とを脱気用パイプにより連通するものである
から、コンクリート製の外壁部内からに生じる水蒸気を
脱気部材及び脱気用パイプにより外部に効率良く排出で
きる。
【実施例】以下に、本発明の実施例方法を、図１に示す
ように、縦横の升目状の凹溝２及び３を設けた例えばコ
ンクリート製の建造物の外壁４に対し合成樹脂製で、後
述するシート状等の被着体１を被せ固定する場合を例に
とって詳細に説明する。まず、図１に示すように、縦横
に設けた凹溝２，３の内、一方の凹溝２に、断面半円状
の脱気部材としての半円パイプ１０をその開口側を前記
凹溝２の底部２ａ側に臨ませた状態で取り付ける。前記
半円パイプ１０には、この半円パイプ１０の内部と外壁
４の外側の外気とを連通する脱気用パイプ５を水平方向
から若干下方に傾けた状態で取り付けている。次に、図
２，図３に示すように、シート状等の被着体１を前記外
壁４の外面４ａに密接状態に取り付け接着剤を用いて貼
り付けるとともに、この被着体１の各端部１ａを前記各
凹溝２，３内に挿入し、前記凹溝２にはシーリング部材
６を嵌入して、前記被着体１の各端部１ａを前記凹溝２
の側壁２ｂ，２ｃに押圧する。また、前記横方向の凹溝
３には、スポンジ等により形成した脱気部材７を嵌入す
る。次に、図４に示すように、前記凹溝２内のシーリン
グ部材６上に目地部材８ａを嵌入し、前記外壁４の外面
４ａと均等な厚さにする。また、前記横方向の凹溝３に
は、図６に示すように、シーリング部材９及び目地部材
８ｂを嵌入し、前記前記被着体１の各端部１ａを前記凹
溝３の側壁３ｂ，３ｃに押圧すると共に、この部分も前
記外壁４の外面４ａと均等な厚さにする。以上の工程に
より、図５に示すように、前記外壁４の外面４ａに対し
、シート状等の被着体１を均一な状態で、かつ、その端
部１ａを前記各凹溝２，３内に拘束された状態で被せる
ことができ、しかも、前記半円パイプ１０及び脱気用パ
イプ５により、前記凹溝２の底部２ａに生じる外壁４部
内からの水蒸気を外気側に排除できるとともに前記脱気
部材７により前記凹溝３内に生じる水蒸気を吸収除去で
き、これにより、被着体１は外面４ａに対する密着性が
良好となり、従来例のような経時変化による膨れ現象や
、建造物の振動による亀裂の発生を防止して長期間に亘
り被着体１本来の防水機能などを発揮させることができ
る。尚、図５中、１１は前記脱気部材７、シーリング部
材９及び目地部材８ｂを前記凹溝３の底部３ａに取り付
ける止めねじである。以上の説明は、コンクリート製の
外壁４に被着体１を被せる場合であるが、外壁４がコン
クリート製では無く金属製又は合成樹脂製等の場合には
、前記前記半円パイプ１０及び脱気用パイプ５の代りに
前記脱気部材７を前記凹溝２の底部２ａ側に配置するよ
うにすることが可能である。本発明は、上述した実施例
の他、その要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である
。
ように、縦横の升目状の凹溝２及び３を設けた例えばコ
ンクリート製の建造物の外壁４に対し合成樹脂製で、後
述するシート状等の被着体１を被せ固定する場合を例に
とって詳細に説明する。まず、図１に示すように、縦横
に設けた凹溝２，３の内、一方の凹溝２に、断面半円状
の脱気部材としての半円パイプ１０をその開口側を前記
凹溝２の底部２ａ側に臨ませた状態で取り付ける。前記
半円パイプ１０には、この半円パイプ１０の内部と外壁
４の外側の外気とを連通する脱気用パイプ５を水平方向
から若干下方に傾けた状態で取り付けている。次に、図
２，図３に示すように、シート状等の被着体１を前記外
壁４の外面４ａに密接状態に取り付け接着剤を用いて貼
り付けるとともに、この被着体１の各端部１ａを前記各
凹溝２，３内に挿入し、前記凹溝２にはシーリング部材
６を嵌入して、前記被着体１の各端部１ａを前記凹溝２
の側壁２ｂ，２ｃに押圧する。また、前記横方向の凹溝
３には、スポンジ等により形成した脱気部材７を嵌入す
る。次に、図４に示すように、前記凹溝２内のシーリン
グ部材６上に目地部材８ａを嵌入し、前記外壁４の外面
４ａと均等な厚さにする。また、前記横方向の凹溝３に
は、図６に示すように、シーリング部材９及び目地部材
８ｂを嵌入し、前記前記被着体１の各端部１ａを前記凹
溝３の側壁３ｂ，３ｃに押圧すると共に、この部分も前
記外壁４の外面４ａと均等な厚さにする。以上の工程に
より、図５に示すように、前記外壁４の外面４ａに対し
、シート状等の被着体１を均一な状態で、かつ、その端
部１ａを前記各凹溝２，３内に拘束された状態で被せる
ことができ、しかも、前記半円パイプ１０及び脱気用パ
イプ５により、前記凹溝２の底部２ａに生じる外壁４部
内からの水蒸気を外気側に排除できるとともに前記脱気
部材７により前記凹溝３内に生じる水蒸気を吸収除去で
き、これにより、被着体１は外面４ａに対する密着性が
良好となり、従来例のような経時変化による膨れ現象や
、建造物の振動による亀裂の発生を防止して長期間に亘
り被着体１本来の防水機能などを発揮させることができ
る。尚、図５中、１１は前記脱気部材７、シーリング部
材９及び目地部材８ｂを前記凹溝３の底部３ａに取り付
ける止めねじである。以上の説明は、コンクリート製の
外壁４に被着体１を被せる場合であるが、外壁４がコン
クリート製では無く金属製又は合成樹脂製等の場合には
、前記前記半円パイプ１０及び脱気用パイプ５の代りに
前記脱気部材７を前記凹溝２の底部２ａ側に配置するよ
うにすることが可能である。本発明は、上述した実施例
の他、その要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である
。
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る施工方法によ
れば、上述の如く工程としたので、被着体の端部を縦横
の凹溝内で拘束することができ、かつ、建造物の外壁部
内から生じる水蒸気を脱気部材で吸収除去でき、これに
より、外壁面上の被着体の膨れ現象や、建造物の振動に
よる亀裂発生を防止することができる被着体施工方法を
提供することができる。更に、本発明の施工方法によれ
ば、上述した効果に加えて、脱気用パイプにより建造物
の外壁部内からに生じる水蒸気を外壁の外部に排除し得
る被着体施工方法を提供することができる。
れば、上述の如く工程としたので、被着体の端部を縦横
の凹溝内で拘束することができ、かつ、建造物の外壁部
内から生じる水蒸気を脱気部材で吸収除去でき、これに
より、外壁面上の被着体の膨れ現象や、建造物の振動に
よる亀裂発生を防止することができる被着体施工方法を
提供することができる。更に、本発明の施工方法によれ
ば、上述した効果に加えて、脱気用パイプにより建造物
の外壁部内からに生じる水蒸気を外壁の外部に排除し得
る被着体施工方法を提供することができる。
【図１】本発明の実施例方法の工程を示す斜視図
【図２
】本発明の実施例方法の工程を示す斜視図
】本発明の実施例方法の工程を示す斜視図
【図３】本発
明の実施例方法の工程を示す断面図
明の実施例方法の工程を示す断面図
【図４】本発明の実
施例方法の工程を示す断面図
施例方法の工程を示す断面図
【図５】本発明の実施例方
法により被着体を施工した状態の斜視図
法により被着体を施工した状態の斜視図
【図６】図５のＩ−Ｉ線断面図
１ 被着体
２ 凹溝
３ 凹溝
４ 外壁
５ 脱気用パイプ
６ シーリング部材
７ 脱気部材
８ａ 目地部材
８ｂ 目地部材
９ シーリング部材
１０ 半円パイプ。
Claims (2)
- 【請求項１】建造物の外壁面にシート状等の被着体を被
せる被着体施工方法において、前記建造物の外壁に升目
状に設けた各凹溝に対し、前記外壁面上に添設したシー
ト状等の被着体の各端部を、前記各凹溝の底部側から順
に嵌入する脱気部材及びシーリング部材により各凹溝の
側壁面に押圧しつつ埋設することを特徴とする建造物の
外壁に対する被着体施工方法。 - 【請求項２】建造物の外壁面にシート状等の被着体を被
せる被着体施工方法において、前記建造物の外壁に升目
状に設けた各凹溝に対し、前記外壁面上に添設したシー
ト状等の被着体の各端部を、前記各凹溝の底部側から順
に嵌入する脱気部材及びシーリング部材により各凹溝の
側壁面に押圧しつつ埋設するとともに、前記凹溝の底部
側に嵌入した脱気部材と外壁外側の外気とを脱気用パイ
プにより連通することを特徴とする建造物の外壁に対す
る被着体施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10469291A JPH04312668A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 建造物の外壁に対する被着体施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10469291A JPH04312668A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 建造物の外壁に対する被着体施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04312668A true JPH04312668A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14387529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10469291A Pending JPH04312668A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 建造物の外壁に対する被着体施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04312668A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8407984B2 (en) | 2010-06-04 | 2013-04-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle mounted engine control apparatus |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP10469291A patent/JPH04312668A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8407984B2 (en) | 2010-06-04 | 2013-04-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle mounted engine control apparatus |
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