JPH04312216A - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

Info

Publication number
JPH04312216A
JPH04312216A JP3106829A JP10682991A JPH04312216A JP H04312216 A JPH04312216 A JP H04312216A JP 3106829 A JP3106829 A JP 3106829A JP 10682991 A JP10682991 A JP 10682991A JP H04312216 A JPH04312216 A JP H04312216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
clutch
rubber
electromagnetic clutch
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3106829A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nakagawa
純一 中川
Akira Kishibuchi
岸渕 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP3106829A priority Critical patent/JPH04312216A/ja
Publication of JPH04312216A publication Critical patent/JPH04312216A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,カーエアコンのコンプ
レッサ等に用いる電磁クラッチ,特にそのアーマチャ周
辺の構造に関する。
【0002】
【従来技術】例えば,上記コンプレッサにおいては,図
6に示すごとく,外部駆動源(エンジン)との接続,切
断を行うために電磁クラッチ9が用いられている。該電
磁クラッチ9は,ハウジング90側にクラッチロータ9
2を回転可能に支承すると共に,ハウジング90に横架
した回転軸98の一端に,インナハブ71を設けている
。また,該インナハブ71には,上記クラッチロータ9
2と対面させてアーマチャ8を配設し,またクラッチロ
ータ92側には上記アーマチャ8に対向させて電磁コイ
ル93をハウジング90に固定している。
【0003】また,上記クラッチロータ92は,その外
周にベルトプーリ91を固定している。そして,該クラ
ッチロータ92と回転軸98との間にはベアリング94
が介設され,電磁クラッチがオフのときには,クラッチ
ロータ92側のみが空転するよう構成されている。また
,上記アーマチャ8は,捩り振動吸収用のゴムハブ75
を介して上記インナハブ71及びアウタハブ72に,リ
ベット96により,固定されている。該ゴムハブ75は
,インナハブ71とアウタハブ72との間に固定されて
いる。なお,図6において,符号95はアームサポート
,97はステータハウジングである。
【0004】更に,上記アーマチャ8は,図7,図8に
示すごとく,内側に円状穴85を有する環状体で,上記
リベット96を挿入,取付けするためのリベット穴84
を有する。また,アーマチャ8は,外周円に沿って6個
の弧状の切欠穴80を有し,外側部81と内側部82と
を形成している。切欠穴80の間にはブリッジ801を
有する。そして,電磁クラッチを接続(オン)するに当
たっては,上記電磁コイル92に通電する。これにより
,磁場が形成され,上記アーマチャ8が吸引される。 そのため,アーマチャ8とゴム75を介して固定してあ
る,アウタハブ72,インナハブ72がクラッチロータ
92と一体回転する。それ故,インナハブ72に固定し
た回転軸98が一体回転し,コンプレッサが作動する。
【0005】
【解決しようとする課題】ところで,近年,自動車のF
F(前輪駆動)化,スーパーチャージャ等の補機類の充
実化により,電磁クラッチの小型化,特にその軸短化の
要求が強まっている。しかし,電磁クラッチにおいては
,クラッチ接続時におけるコンプレッサ回転軸の捩り振
動の吸収及び作動音の吸収を行うために,上記ゴムハブ
75が必要である。そのため,上記小型化に対応すべく
,ゴムハブを小型化すると,インナハブとアーマチャと
を接続するこのゴムハブの耐久性が低下する。また,逆
にゴムハブの耐久性を確保(ゴム硬度向上)すると,上
記の捩り振動の吸収が不充分となり,更には作動音が高
くなるという問題を生ずる。本発明はかかる従来の問題
点に鑑み,耐久性,作動性にも優れ,小型化を達成でき
る電磁クラッチを提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,ハウジング側にクラッチ
ロータを回転可能に支承すると共にハウジングに横架し
た回転軸の一端にインナハブを設け,該インナハブには
上記クラッチロータと対面させてアーマチャを配設し,
またクラッチロータ側には上記アーマチャに対向させて
電磁コイルを固定してなる電磁クラッチにおいて,上記
アーマチャは,内側アーマチャとその外周に配置した外
側アーマチャに2分割し,両者は板バネによって互いに
結合し,また内側アーマチャはゴム状弾性体を介してイ
ンナハブに結合してなることを特徴とする電磁クラッチ
にある。本発明において最も注目すべきことは,アーマ
チャを内側アーマチャと外側アーマチャとに2分割して
別体に作製すると共に,両者を板バネによって互いに結
合し,また内側アーマチャはゴム状弾性体を介してイン
ナハブに結合してあることである。
【0007】上記内側アーマチャ及び外側アーマチャは
,共に,内周面及び外周面を有する環状板であり,外側
アーマチャは内側アーマチャの外周よりも大きい内周面
を有する。また,上記板バネとしては,弾発性のある材
料により作製する。そして,該板バネの形状としては,
環状(リング板,図1参照),短冊形状(図2参照),
円板状(図4参照)などがある。そして,該板バネは,
内側アーマチャ及び外側アーマチャを連結すべく,両者
にリベット等により固定する。
【0008】また,ゴム状弾性体としては,ゴム,エラ
ストマー等を用いる。そして,該ゴム状弾性体は内側ア
ーマチャの内周部とインナハブの外周部との間に介在さ
せて,両者に接着剤等により接合する。また,板バネは
,そのバネ定数が,上記ゴム状弾性体のバネ定数よりも
低くしておくことが好ましい。これにより,電磁クラッ
チの接続時に,クラッチロータに対して外側アーマチャ
,内側アーマチャが順次スムースに吸着され,ゴムの捩
り振動が一層少なく,また前記作動音の発生が一層減少
する。
【0009】
【作用及び効果】本発明において,電磁クラッチを接続
するに当たっては,まず電磁コイルに通電する。これに
より,磁場が発生し,まず外側アーマチャが,クラッチ
ロータ側に吸引され,連結される。また,この連結によ
り,磁束量が飛躍的に増大し,吸引力も更に増大する。 そのため,強度確保のためにバネ定数の高いゴム状弾性
体に結合されている内側アーマチャも吸引,連結される
。そして,上記吸引により外側アーマチャ及び内側アー
マチャがクラッチロータと一体的に回転する。そのため
,内側アーマチャとゴム状弾性体を介して結合したイン
ナハブが回転し,コンプレッサ等における回転軸が回転
する。
【0010】また,本発明においては,別体形成した外
側アーマチャと内側アーマチャとを板バネによって結合
することにより,アーマチャを構成している。そのため
,クラッチロータへのアーマチャの吸引は,外側アーマ
チャ,内側アーマチャの順に行われる。そのため,外側
アーマチャ,内側アーマチャとクラッチロータとの連結
に時間差を生じ,連結時の衝撃は少ない。即ち,この衝
撃は,板バネによって吸収されている。また,上記のよ
うに,衝撃が少ないために,内側アーマチャとインナハ
ブとの間に設けたゴム状弾性体に対しても,電磁クラッ
チ接続時の衝撃が少ない。そのため,ゴム状弾性体にお
ける前記捩り振動,作動音の発生も少なくなる。それ故
,ゴム状弾性体の耐久性も確保でき,電磁クラッチの作
動性も良い。
【0011】これに対して,前記従来技術においては,
前記図7に示すごとく,アーマチャ8が外側部81と内
側部82とにより形成されているが,これらは一体品で
あって,両者はブリッジ801によって固定されている
。また,外側部と内側部との間には,弧状の切欠穴80
を有している。そのため,磁気洩れを生じ易く,吸引力
が弱い。本発明は,この点においても磁気洩れがなく,
吸引力が強い。それ故,小型化,耐久性向上のために,
バネ定数の高いゴム状弾性体を用いても,アーマチャは
円滑に吸引される。したがって,本発明によれば,耐久
性,作動性に優れ,小型化を達成できる電磁クラッチを
提供することができる。
【0012】
【実施例】実施例1 本発明の実施例にかかる電磁クラッチにつき,図1を用
いて説明する。本例の電磁クラッチは,ハウジング内に
横架した回転軸98の一端にインナハブ41を設け,該
インナハブ41にはクラッチロータ92と対面させて内
側アーマチャ3と外側アーマチャ2とを配置している。 また,両アーマチャ3及び2は板バネ5により互いに結
合し,また内側アーマチャ3はゴム状弾性体45を介し
てインナハブ41に結合してなる。また,上記クラッチ
ロータ側には電磁コイル93を有する。
【0013】上記内側アーマチャ3及び外側アーマチャ
2は,それぞれ別体に作製された環状板である。そして
,外側アーマチャ2は,内側アーマチャ3の外周よりも
大きい内周面を有する。また,外側アーマチャ2と内側
アーマチャ3とは,1枚の環状板である板バネ5により
,互いに結合されている。即ち,両アーマチャ2及び3
は,板バネ5を介してリベット1により固定されている
。また,リベット1の頭部11は,網目状カシメを有し
ている(図2参照)。リベット11の基部13は,外側
アーマチャ2,内側アーマチャ3の凹部21,31内に
嵌入されている。また,外側アーマチャ2と内側アーマ
チャ3との間には,環状に,空隙部20が形成されてい
る(図2参照)。また,ゴム状弾性体45は,強度確保
のために,板バネ5よりもバネ定数の高いゴムを用いて
いる。その他は,前記従来例と同様である。
【0014】次に作用効果につき説明する。本例の電磁
クラッチを接続作動させるに当たっては,まず電磁コイ
ル93に通電する。これにより,磁場が生じ,まず外側
アーマチャ2がクラッチロータ92側に吸引され,両者
間は0mmもしくは,0mmに接近する。これに伴い,
吸引力も増大(即ち磁気抵抗小→磁束量増大→吸引力増
大)する。そのため,強度確保のためにバネ定数の高い
ゴム状弾性体に結合されている内側アーマチャ3も,ク
ラッチロータ92に吸引,連結される。そして,外側ア
ーマチャ2及び内側アーマチャ3がクラッチロータ92
と一体的に回転する。そのため,内側アーマチャ3とゴ
ム状弾性体45を介して結合したインナハブ41が回転
し,コンプレッサ等における回転軸98が回転する。
【0015】また,本例のアーマチャは,別体形成した
外側アーマチャ2と内側アーマチャ3とを,板バネ5に
より結合することにより構成している。そのため,クラ
ッチロータ92へのアーマチャの吸引は,外側アーマチ
ャ2,内側アーマチャ3の順に行われる。そのため,外
側アーマチャ2,内側アーマチャ3とクラッチロータ9
2との連結に時間差を生じ,連結時の衝撃が少ない。そ
れ故,内側アーマチャ3とインナハブ41との間に設け
たゴム状弾性体45に対しても,連結時の衝撃が少なく
,前記捩り振動,作動音発生も少ない。また,そのため
ゴム状弾性体45の耐久性も確保でき,電磁クラッチの
作動性も良い。また,上記よりも知られるごとく,ゴム
状弾性体45として小型化,耐久性向上のために,バネ
定数の高いゴムを用いても,アーマチャは円滑に吸引さ
れる。
【0016】実施例2 本例は,図2及び図3に示すごとく,アーマチャ固定用
の板バネとして,短冊状の板バネ51を用いたものであ
る。該板バネ51は,外側アーマチャ2と内側アーマチ
ャ3との両者にまたがって,3枚配置されている。そし
て,該板バネ51の両端部がリベット1により実施例1
と同様に外側アーマチャ2と内側アーマチャ3とに固定
されている。その他は,実施例1と同様である。本例に
おいても,実施例1と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0017】実施例3 本例は,図4及び図5に示すごとく,アーマチャ固定用
の板バネとして,円板状の板バネ52を用いたものであ
る。該板バネ52は,外側アーマチャ2及び内側アーマ
チャ3の外表面(図4の正面,図5の左側面)の全面を
覆っている。また,該板バネ52は,外側アーマチャ2
及び内側アーマチャ3に対して,それぞれ3ヶ所,実施
例1と同様にリベット1によりかしめ固定されている。 本例においても,実施例1と同様の作用効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における電磁クラッチの要部断面図。
【図2】実施例2における電磁クラッチの正面図。
【図3】図面2のA−B−C−D線に沿う一部断面側面
図。
【図4】実施例3における電磁クラッチの正面図。
【図5】実施例3における電磁クラッチの一部断面側面
図。
【図6】従来の電磁クラッチの一部断面側面図。
【図7】従来の電磁クラッチのアーマチャの正面図。
【図8】図7のG−G線矢視断面図。
【符号の説明】
1...リベット, 2...外側アーマチャ, 3...内側アーマチャ, 41...インナハブ, 45...ゴム状弾性体, 5,51,52...板バネ,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハウジング側にクラッチロータを回転
    可能に支承すると共にハウジングに横架した回転軸の一
    端にインナハブを設け,該インナハブには上記クラッチ
    ロータと対面させてアーマチャを配設し,またクラッチ
    ロータ側には上記アーマチャに対向させて電磁コイルを
    固定してなる電磁クラッチにおいて,上記アーマチャは
    ,内側アーマチャとその外周に配置した外側アーマチャ
    に2分割し,両者は板バネによって互いに結合し,また
    内側アーマチャはゴム状弾性体を介してインナハブに結
    合してなることを特徴とする電磁クラッチ。
JP3106829A 1991-04-11 1991-04-11 電磁クラッチ Pending JPH04312216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3106829A JPH04312216A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 電磁クラッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3106829A JPH04312216A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 電磁クラッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04312216A true JPH04312216A (ja) 1992-11-04

Family

ID=14443650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3106829A Pending JPH04312216A (ja) 1991-04-11 1991-04-11 電磁クラッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04312216A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009121676A (ja) 動力伝達装置
JP2752897B2 (ja) 電磁連結装置
US4808870A (en) Electromagnetic clutch with impact absorbing connector
US7213695B2 (en) Electromagnetic clutch
JP4232155B2 (ja) 電磁クラッチ
JP2583661Y2 (ja) 電磁クラッチの被着音防止機構
JPH04312216A (ja) 電磁クラッチ
KR101104280B1 (ko) 전자클러치의 디스크 및 허브 조립체
JP4888801B2 (ja) 電磁クラッチ
JP2001221259A (ja) カップリング
JP2000120791A (ja) 電磁クラッチ用ダンパ装置
JPH06159394A (ja) 電磁クラッチ
JP2601967Y2 (ja) 電磁クラッチのアーマチュア
JPH08121503A (ja) 電磁クラッチ
JPH02199322A (ja) 電磁クラッチ
JPS62233529A (ja) 電磁連結装置
JPH09126247A (ja) 電磁クラッチ
KR20120028467A (ko) 전자클러치의 디스크 및 허브 조립체
KR100626711B1 (ko) 압축기용 전자클러치 및 이를 구성하는 디스크 및 풀리제조방법
JP2597523Y2 (ja) 電磁クラッチの作動音防止機構
JPH06173974A (ja) 動力伝達装置
JPS6135788Y2 (ja)
JPH05133426A (ja) 電磁クラツチ
JP2001124111A (ja) 電磁クラッチ用カップリング
JP2001074065A (ja) 電磁クラッチ