JPH04311917A - 光サーキュレータ - Google Patents

光サーキュレータ

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JPH04311917A
JPH04311917A JP7880591A JP7880591A JPH04311917A JP H04311917 A JPH04311917 A JP H04311917A JP 7880591 A JP7880591 A JP 7880591A JP 7880591 A JP7880591 A JP 7880591A JP H04311917 A JPH04311917 A JP H04311917A
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JP
Japan
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beam splitter
optical
walk
optical fiber
polarizing beam
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Withdrawn
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JP7880591A
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English (en)
Inventor
Yoji Fujii
藤井 洋二
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH04311917A publication Critical patent/JPH04311917A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低損失で高アイソレー
ションの偏光無依存光サーキュレータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】低損失,高アイソレーシ
ョンの光サーキュレータを実現するには、各構成素子の
誤差を極めて小さくするか、もしくは、それらの誤差の
損失やアイソレーションへの影響が極めて小さい構造を
適用する必要がある。構成素子の誤差を小さくする方法
は、必要とするアイソレーションが大きくなるにつれ、
急速にその実現性を失われる。さらに、アイソレーショ
ンの波長依存性が大きいこともあり、構造的な工夫で低
損失,高アイソレーションを実現することが望ましい。
【0003】従来の偏光無依存光サーキュレータを低損
失、高アイソレーションを実現するために工夫した構成
例を図4に示す(特願平2−157723「光サーキュ
レータ」)。図4においてi=1,2,3,4とすると
、1−iは光ファイバ、2−iはレンズ、3−iは相反
旋光素子、4−iは相反旋光素子、5−iは非相反旋光
素子、6−iはウォークオフ偏光ビームスプリッタであ
り、これらにより光サーキュレータ端子8−iが形成さ
れている。また、7は偏光ビームスプリッタである。 相反旋光素子3−iは直線偏光の方位を+45度回転し
、相反旋光素子4−iは直線偏光の方位を−45度回転
し、非相反旋光素子5−iは直線偏光の方位を±45度
回転する。また偏光ビームスプリッタ7では2枚の偏光
分離膜が90度をなして交差している。
【0004】図4の例では、光ファイバ1−1(1−3
)からレンズ2−1(2−3)に向い放射され、ウォー
クオフ偏光ビームスプリッタ6−1(6−3)で互いに
直交する方位の直線偏光に分離された光は、偏光ビーム
スプリッタ7を通過する方位の直線偏光となって、光サ
ーキュレータ端子8−1(8−3)から偏光ビームスプ
リッタ7へ出射される。また、偏光ビームスプリッタ7
で反射される方位で偏光ビームスプリッタ7から光サー
キュレータ端子8−1(8−3)に入射する直線偏光は
、光ファイバ1−1(1−3)にて結合する。これとは
逆に、光ファイバ1−2(1−4)からレンズ2−2(
2−4)に向い放射され、ウォークオフ偏光ビームスプ
リッタ6−2(6−4)で互いに直交する方位の直線偏
光に分離された光は、偏光ビームスプリッタ7で反射さ
れる方位の直線偏光となって光サーキュレータ端子8−
2(8−4)から偏光ビームスプリッタ7へ出射される
。また、偏光ビームスプリッタ7を透過する方位で偏光
ビームスプリッタ7から光サーキュレータ端子8−2(
8−4)に入射する直線偏光は、光ファイバ1−2(1
−4)にて結合する。したがって、光の結合は、光ファ
イバ1−1→光ファイバ1−2→光ファイバ1−3→光
ファイバ1−4→光ファイバ1−1と行なわれ、光サー
キュレータの動作が実現される。
【0005】つぎに、図4の構成の光サーキュレータの
アイソレーションについて、光ファイバ1−1から放射
される光を例に考察する。光ファイバ1−1から放射さ
れた光は、正常の動作においては光ファイバ1−2へ結
合する。また、光ファイバ1−1から光ファイバ1−3
へ結合する経路は、光サーキュレータ端子8−2での反
射が十分に抑圧されている限り存在しない。したがって
、アイソレーションは、光ファイバ1−1から光ファイ
バ1−4への光の結合を考えればよい。光サーキュレー
タ端子8−1から出射する光の偏光方位は、ほぼ、偏光
ビームスプリッタ7を通過するものであるが、ウォーク
オフ偏光ビームスプリッタ6−1の消光比や相反旋光素
子3−1、相反旋光素子4−1,非相反旋光素子5−1
の偏光回転角度誤差によって、偏光ビームスプリッタ7
で反射する偏光成分も含んでいる。前者の偏光ビームス
プリッタ7を通過する偏光成分が、光サーキュレータ端
子8−4へ入射すると、光サーキュレータ端子8−4の
性質から、この光は光のファイバ1−4に結合する。 しかしながら、光サーキュレータ端子8−1から光サー
キュレータ端子8−4へ向かうこのような光は、偏光ビ
ームスプリッタ7の2面の偏光分離膜で大きく抑圧され
るので、光ファイバ1−4へ結合するのは極めて微量で
ある。一方、後者の偏光ビームスプリッタ7で反射する
偏光成分は、ほとんど減衰を受けずに光サーキュレータ
端子8−4へ入射するが、もともとその光量は微量であ
り、また、光サーキュレータ端子8−4の性質から、こ
の光はほとんど光ファイバ1−4に結合しないので、こ
の偏光成分によってもアイソレーションの低下は小さい
。このようにして、図4の構成の光サーキュレータは高
アイソレーションを達成している。
【0006】しかしながら、図4からも明らかなように
、この光サーキュレータでは、偏光ビームスプリッタ7
は、通常の偏光ビームスプリッタとは異なり、直交する
2面の偏光分離膜で構成されており、その製作が困難で
あるという問題があった。
【0007】この問題を改善するために、図5に示すよ
うに、通常の偏光ビームスプリッタの4面に、図4に示
したのと同じ光サーキュレータ端子8−iを配置した光
サーキュレータ構成が考えられる。ここで、9は1面の
偏光分離膜を有する偏光ビームスプリッタであり、他の
番号は図4と同じである。なお、図5中の実線は光ファ
イバ1−1から光ファイバ1−2への光の結合の経路、
破線は光ファイバ1−3から光ファイバ1−4への光の
結合の経路を示している。図5の構成が光サーキュレー
タとして動作すること明らかである。そこで、図4の場
合と同様に、光ファイバ1−1から光が放射される場合
のアイソレーションについて考察する。光ファイバ1−
1から放射された光は、正常の動作においては光ファイ
バ1−2へ結合する。また、光ファイバ1−1から光フ
ァイバ1−3へ結合する経路は、光サーキュレータ端子
8−2での反射が十分に抑圧されている限り存在しない
。したがって、アイソレーションは、光ファイバ1−1
から光ファイバ1−4への光の結合を考えればよい。 光サーキュレータ端子8−1から出射する光の偏光方位
は、ほぼ、偏光ビームスプリッタ9を通過するものであ
るが、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ6−1の消光
比や相反旋光素子3−1、相反偏光素子4−1、非相反
旋光素子5−1の偏光回転角度誤差によって、偏光ビー
ムスプリッタ9で反射する偏光成分も含んでいる。後者
の偏光ビームスプリッタ7で反射する偏光成分について
は、図4の実施例と同様に、偏光ビームスプリッタ9で
ほとんど減衰を受けずに反射し、光サーキュレータ端子
8−4へ入射するが、もともとその光量は微量であり、
また、光サーキュレータ端子8−4の性質から、この光
はほとんど光ファイバ1−4に結合しないので、この偏
光成分によるアイソレーションの低下は小さい。一方、
前者の偏光ビームスプリッタ9を通過する偏光成分が光
サーキュレータ端子8−4へ入射すると、光サーキュレ
ータ端子8−4の性質から、この光は光ファイバ1−4
に結合する。しかも、このような光サーキュレータ端子
8−1から光サーキュレータ端子8−4へ向かう光の光
量は、偏光ビームスプリッタ9の消光比に依存しており
、それを抑圧する手段を有していないので、また、図5
で実線と破線が偏光ビームスプリッタ9の偏光分離膜上
で交わっていることから明らかなように、その比較的多
くの光量がファイバ1−4へ結合する。例えば、通常の
偏光ビームスプリッタでは、その消光比は20〜30d
Bであるので、図5の光サーキュレータでは、その程度
のアイソレーションしか達成できない。このように、図
5の構成の光サーキュレータは、偏光ビームスプリッタ
の製造上の問題は解決するが肝腎のアイソレーションの
問題については解決できないという根本的な問題を有し
ていた。
【0008】本発明の目的は、製造性の高い偏光ビーム
スプリッタを用いて、相反旋光素子や非相反旋光素子の
偏光回転角度誤差や偏光ビームスプリッタの消光比がそ
のアイソレーションに及ぼず影響の小さい光サーキュレ
ータ構造を提供し、低損失かつ高アイソレーションの偏
光無依存光サーキュレータを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した従来の問題を解
決する本発明の構成は、1面の偏光分離膜を有するとと
もに光サーキュレータ端子が接続される4つの面を有す
る偏光ビームスプリッタと、光ファイバと、この光ファ
イバに結合したレンズと、このレンズに結合したウォー
クオフ偏光ビームスプリッタと、直線偏光の方位を+4
5度回転する第1の相間旋光素子及び第1の相間旋光素
子に並列に配置され直線偏光の方位を−45度回転する
第2の相間旋光素子と、直線偏光の方位を±45度回転
し、ウォークオフ偏光ビームスプリッタに第1及び第2
の相間旋光素子を挾んで、あるいは第1及び第2の相間
旋光素子に挾まれて結合した非相間旋光素子とを有し、
光ファイバから入力される無偏光を上記偏光ビームスプ
リッタのp偏光の状態の2つの直線偏光ビームとして偏
光ビームスプリッタに出力し、偏光ビームスプリッタか
ら入力されるs偏光の状態の2つの直線偏光ビームを合
波して光ファイバから出力する第1及び第3の光サーキ
ュレータ端子と、光ファイバと、この光ファイバに結合
したレンズと、このレンズに結合したウォークオフ偏光
ビームスプリッタと、直線偏光の方位を+45度回転す
る第1の相間旋光素子及び第1の相間旋光素子に並列に
配置され直線偏光の方位を−45度回転する第2の相間
旋光素子と、直線偏光の方位を±45度回転し、ウォー
クオフ偏光ビームスプリッタに第1及び第2の相間旋光
素子を挾んで、あるいは第1及び第2の相間旋光素子に
挾まれて結合した非相間旋光素子とを有し、光ファイバ
から入力される無偏光を上記偏光ビームスプリッタのs
偏光の状態の2つの直線偏光ビームとして偏光ビームス
プリッタに出力し、偏光ビームスプリッタから入力され
るp偏光の状態の2つの直線偏光ビームを合波して光フ
ァイバから出力する第2及び第4の光サーキュレータ端
子と、第1,第2,第3及び第4のウォークオフ偏光ビ
ームスプリッタとを具備し、第1の光サーキュレータ端
子は、第1のウォークオフ偏光ビームスプリッタを介し
て、前記偏光ビームスプリッタの1つの面に結合され、
第2の光サーキュレータ端子は、第2のウォークオフ偏
光ビームスプリッタを介して、前記偏光ビームスプリッ
タの面のうち、第1の光サーキュレータ端子が結合され
る面と対向する面に結合され、第3の光サーキュレータ
端子は、第3のウォークオフ偏光ビームスプリッタを介
して、前記偏光ビームスプリッタの面のうち、第2の光
サーキュレータ端子からの光が前記偏光分離膜で反射し
て出力される面に結合され、第4の光サーキュレータ端
子は、第4のウォークオフ偏光ビームスプリッタを介し
て、前記偏光ビームスプリッタの面のうち、第3の光サ
ーキュレータ端子が結合される面と対向する面に結合さ
れていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の光サーキュレータ構成に最も類似する
従来の光サーキュレータは、図5にその構成を示したよ
うに、各端子ごとに相反旋光素子、非相反旋光素子を有
し、光ビームの出力方向を決めるための偏光ビームスプ
リッタを通常の偏光ビームスプリッタとした偏光無依存
光サーキュレータである。この従来の光サーキュレータ
では、各光サーキュレータ端子から出射される光は、そ
れぞれ、上記の偏光ビームスプリッタの偏光分離膜面で
交わるので、アイソレーションを高くすることができな
かった。本発明の光サーキュレータでは、各光サーキュ
レータ端子から出射される光は、偏光ビームスプリッタ
の偏光分離膜面に、それぞれ、別の点で入射するように
したことを特徴としている。このため、構成的には、本
発明の光サーキュレータは、図5に示した従来の光サー
キュレータと類似の構成を採りながら、各光サーキュレ
ータ端子と偏光ビームスプリッタとの間に、それぞれ、
ウォークオフ偏光ビームスプリッタを挿入している点が
異なる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例の4端子光サーキュレ
ータの構成図であり、10−1,10−2,10−3,
10−4は光ファイバ、11−1,11−2,11−3
,11−4はレンズ、12−1,12−2,12−3,
12−4はウォークオフ偏光ビームスプリッタ、13−
1,13−2,13−3,13−4は相反旋光素子、1
4−1,14−2,14−3,14−4は相反旋光素子
、15−1,15−2,15−3,15−4は非相反旋
光素子、16−1,16−2,16−3,16−4はウ
ォークオフ偏光ビームスプリッタであり、これらにより
光サーキュレータ端子18−1,18−2,18−3,
18−4が構成されている。また、17は偏光ビームス
プリッタである。相反旋光素子13−i(i=1,2,
3,4)は通過する直線偏光の方位(電界の振動面)を
+45度回転し、相反旋光素子14−iは通過する直線
偏光の方位を−45度回転するものとする。また、非相
反旋光素子15−iは、光ファイバ10−iから偏光ビ
ームスプリッタ17に進行する直線偏光の方位を−45
度、偏光ビームスプリッタ17から光ファイバ10−i
に進行する直線偏光の方位を+45度回転するものとす
る。なお、偏光方位の回転は光の進行方向を基準に考え
ており、回転角の正負については回転が逆方向であるこ
とだけに意味がある。さらに、ここでは、ウォークオフ
偏光ビームスプリッタ16−iの常光、異常光は、それ
ぞれ、偏光ビームスプリッタ17のs偏光、p偏光に相
当しているとする。
【0012】光ファイバ10−1から放射された光はレ
ンズ11−1で平行光ビームにされ、ウォークオフ偏光
ビームスプリッタ12−1によって電界の振動面が紙面
に平行な直線偏光(直線偏光ビームAと呼ぶ)と垂直な
直線偏光(直線偏光ビームBと呼ぶ)に分離される。直
線偏光ビームAはウォークオフ偏光ビームスプリッタ1
2−1を位置ずれなしに通過した後、相反旋光素子13
−1(+45度)、非相反旋光素子15−1(−45度
)を通過してウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−
1に入射するので、偏光方位の回転はない。一方、直線
偏光ビームBはウォークオフ偏光ビームスプリッタ12
−1を位置ずれして出射したあと、相反旋光素子14−
1(−45度)、非相反旋光素子15−1(−45度)
を通過し、偏光方位を90度回転してウォークオフ偏光
ビームスプリッタ16−1に入射する。すなわち、直線
偏光ビームA,直線偏光ビームBとも、偏光ビームスプ
リッタ17のp偏光でウォークオフ偏光ビームスプリッ
タ16−1に入射する。直線偏光ビームA,直線偏光ビ
ームBとも、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−
1で等距離ウォークオフしたあと、偏光ビームスプリッ
タ17を通過し、さらに、ウォークオフ偏光ビームスプ
リッタ16−2で等距離ウォークオフしたあと、非相反
旋光素子15−2に達する。直線偏光ビームAは、非相
反旋光素子15−2(+45度)、相反旋光素子13−
2(+45度)を通過して偏光方位が90度回転し、s
偏光の状態でウォークオフ偏光ビームスプリッタ12−
2に入射する。一方、直線偏光ビームBは、非相反旋光
素子15−2(+45度)、相反旋光素子14−2(−
45度)を通過しても偏光方位の回転がなく、p偏光の
状態でウォークオフ偏光ビームスプリッタ12−2に入
射する。したがって、直線偏光ビームAと直線偏光ビー
ムBはウォークオフ偏光ビームスプリッタ12−2で合
波され、レンズ11−2で集束されて光ファイバ10−
2に結合する。
【0013】光ファイバ10−2から放射された光はレ
ンズ11−2で平行光ビームにされ、ウォークオフ偏光
ビームスプリッタ12−2によって電界の振動面が紙面
に平行な直線偏光(直線偏光ビームCと呼ぶ)と垂直な
直線偏光(直線偏光ビームDと呼ぶ)に分離される。直
線偏光ビームCはウォークオフ偏光ビームスプリッタ1
2−2を位置ずれしないで通過したあと、相反旋光素子
14−2(−45度)、非相反線素子15−2(−45
度)を通過し、偏光方向を90度回転する。一方、直線
偏光ビームDはウォークオフ偏光ビームスプリッタ12
−2を位置ずれして出射したあと、相反旋光素子13−
2(+45度)、非相反旋光素子15−2(−45度)
を通過するので、偏光方向の回転はない。すなわち、直
線偏光ビームC,直線偏光ビームDとも、s偏光でウォ
ークオフ偏光ビームスプリッタ16−2に入射する。し
たがって、直線偏光ビームC,直線偏光ビームDは、ウ
ォークオフ偏光ビームスプリッタ16−2をウォークオ
フなしに通過したあと、偏光ビームスプリッタ17で反
射し、さらに、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16
−3をウォークオフなしに通過する。直線偏光ビームC
は、非相反旋光素子15−3(+45度)、相反旋光素
子14−3(−45度)を通過しても偏光方位の回転が
ないので、s偏光の状態でウォークオフ偏光ビームスプ
リッタ12−3に入射する。一方、直線偏光ビームDは
、非相反旋光素子15−3(+45度)、相反旋光素子
13−3(+45度)を通過して偏光方位が90度回転
し、p偏光の状態でウォークオフ偏光ビームスプリッタ
12−3に入射する。したがって、直線偏光ビームCと
直線偏光ビームDはウォークオフ偏光ビームプリッタ1
2−3で合波され、レンズ11−3で集束されて光ファ
イバ10−3に結合する。
【0014】光ファイバ10−3から入射した光につい
ては、光ファイバ10−1から入射した光と同様に考え
ることで光ファイバ10−4に結合し、また、光ファイ
バ10−4から入射した光については、光ファイバ10
−2から入射した光と同様に考えることで光ファイバ1
0−1に結合することは、容易に理解できるであろう。
【0015】光サーキュレータとしての動作を説明する
には、上記の光ファイバ10−iから光ファイバ10−
jへの結合が、無矛盾で行なわれる必要がある。ここで
、j=k+1、k=i(mod4)である。このことを
、図2を参考にしながら説明するとともに、高アイソレ
ーション化できることも述べる。なお、図2では、繁雑
になるので、光サーキュレータ端子18−iから出射す
る2本の光ビームのうちの1本しか示していない。図2
に示したのは、光サーキュレータ端子18−1、18−
3については、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ12
−1,,12−3をウォークオフなく出射する光ビーム
、光サーキュレータ端子18−2、18−4については
、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ12−2、12−
4をウォークオフして出射する光ビームである。また、
ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−1、16−3
のウォークオフ量は、光を迎える方向から見て、左方向
へ2dであり、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16
−2、16−4のウォークオフ量は、光を迎える方向か
ら見て、右方向へdであるとしている。ここで、光ビー
ムが偏光ビームスプリッタ17の偏光分離膜に当たる位
置を示すのに、光ファイバ10−1の軸の延長線を基準
とし、その基準により光サーキュレータ端子18−3側
であれば正、光サーキュレータ端子18−4側であれば
負とする。
【0016】上記の前提により、光ファイバ10−1か
らの光ビームは2dの位置で偏光ビームスプリッタ17
の偏光分離膜に当たることを明らかである。つぎに、光
ファイバ10−2に関しては、すでに述べたように、光
ファイバ10−2に向かって進行する場合には−dのウ
ォークオフがあり、光ファイバ10−2から進行してき
た場合にはウォークオフがないので、光ファイバ10−
2からの光ビームはdの位置で偏光ビームスプリッタ1
7の偏光分離膜に当たる。光ファイバ10−3、10−
4に関しては、偏光ビームスプリッタ17の偏光分離膜
の傾向の方向を考慮することで、同様に考えることがで
きる。すなわち、光ファイバ10−3に向かって進行す
る場合にはウォークオフがなく、光ファイバ10−3か
ら進行してきた場合には−2dに相当するウォークオフ
があるので、光ファイバ10−3からの光ビームは−d
の位置で偏光ビームスプリッタ17の偏光分離膜に当た
る。また、光ファイバ10−4に向かって進行する場合
にはdに相当するウォークオフがあり、光ファイバ10
−4から進行してきた場合にはウォークオフがないので
、光ファイバ10−4からの光ビームは基準の位置で偏
光ビームスプリッタ17の偏光分離膜に当たる。光ファ
イバ10−4からの光ビームが光ファイバ10−1方向
へウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−1を通過し
てもウォークオフがなく、偏光ビームスプリッタ17で
の反射点が基準位置であるので、光ファイバ10−4か
らの光ビームは光ファイバ10−1と結合する。この結
果、光ファイバ10−iから光ファイバ10−jへの結
合が無矛盾で行なわれる。ただし、j=k+1,k=i
(mod4)である。したがって、光ファイバ10−1
→光ファイバ10−2→光ファイバ10−3→光ファイ
バ→10−4→光ファイバ10−1と光が結合する光サ
ーキュレータの動作が行なわれることが明らかにされた
【0017】さらに、図2を参考にして、このような場
合、高アイソレーションが達成できることを、光ファイ
バ10−1から光ファイバ10−4への漏洩を例にして
、定性的な説明を行なう。光ファイバ10−4へ光が結
合するには、偏光ビームスプリッタ17の偏光分離膜の
基準位置および位置−dを経て、ウォークオフ偏光ビー
ムスプリッタ16−4に入射する必要がある。光ファイ
バ10−1からの光ビームは、偏光ビームスプリッタ1
7の偏光分離膜に基準位置および位置2dで入射する。 このうち、後者の光ビームについては、明らかに、光フ
ァイバ10−4へは結合しない。そこで、前者について
考える。光ファイバ10−1から出射し、偏光ビームス
プリッタ17の偏光分離膜に基準位置で入射する光ビー
ムは、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−1の消
光比に依存した微少量のp偏光成分、ウォークオフ偏光
ビームスプリッタ12−1の消光比、相反旋光素子13
−1および非相反旋光素子15−1の偏光回転角度誤差
に依存した微少量のs偏光成分である。このうち、p偏
光成分については、その大部分は偏光ビームスプリッタ
17を通過するので、ウォークオフ偏光ビームスプリッ
タ16−4の方向に進行する光量は極微少量である。さ
らに、これは、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16
−4で大部分がウォークオフするので、光ファイバ10
−4へ結合する光路でウォークオフ偏光ビームスプリッ
タ12−4に入射する光量は上記の極微少量のさらに微
少量である。一方、s偏光については、その大部分が偏
光ビームスプリッタ17で反射し、ウォークオフ偏光ビ
ームスプリッタ16−4でウォークオフしないので、光
ファイバ10−4へ結合する光路でウォークオフ偏光ビ
ームスプリッタ12−4に上記の微少な光量が入射する
。しかし、この微少量のs偏光は、光サーキュレータの
順方向動作における主信号偏光であるp偏光と直交して
いるため、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ12−4
で、大部分が光ファイバ10−4に向かわないようにフ
ィルタされて、結局、光ファイバ10−4に向かうのは
極微少量となる。上記のp偏光の場合と、ここで示した
s偏光の場合とを合わせて、本発明の光サーキュレータ
では、相反旋光素子13−i、14−iや非相反旋光素
子15−iの偏光回転角度誤差やウォークオフ偏光ビー
ムスプリッタ12−i、偏光ビームスプリッタ17の消
光比にあまり依存しないで、高アイソレーションが達成
できる。さらに、アイソレーションの偏光回転角度誤差
依存性が小さいという性質から、アイソレーションの波
長依存性も大幅に改善される。
【0018】つぎに、偏光ビームスプリッタ17のp(
s)偏光がウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−1
、16−3では異常光(常光)、ウォークオフ偏光ビー
ムスプリッタ16−2、16−4では常光(異常光)で
ある場合を考える。この場合において、ウォークオフ偏
光ビームスプリッタ16−1,16−2,16−3,1
6−4のウォークオフ量は同じ(d)で、ウォークオフ
の方向は、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−1
,16−3については、光を迎える方向から見て左方向
、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−2について
は、光が光ファイバ10−2の方向へ進む場合に紙面に
対し下方へ、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−
4については、光が光ファイバ10−4の方向へ進む場
合に紙面に対し上方へウォークオフするとしている。 ここで、光ビームが偏光ビームスプリッタ17の偏光分
離膜に当たる位置を示すのに、光ファイバ10−1の軸
の延長線を基準とし、その基準より光サーキュレータ端
子18−3側であれば正、光サーキュレータ端子18−
4側であれば負、また、上方にあれば上、下方にあれば
下とし、(左右の量,上下の量)で表示する。この場合
においても、光ファイバ10−iから光ファイバ10−
jへの結合が、無矛盾で行なわれることを図3を参考に
しながら説明するとともに、高アイソレーション化でき
ることも述べる。ここで、j=k+1,k=i(mod
4)である。なお、図2の場合と同様に、図3では、繁
雑になるので、光サーキュレータ端子18−iから出射
する2本の光ビームのうちの1本しか示していない。図
3に示したのは、光サーキュレータ端子18−1、18
−3については、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ1
2−1、12−3をウォークオフなく出射する光ビーム
、光サーキュレータ端子18−2、18−4については
、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ12−2、12−
4をウォークオフして出射する光ビームである。
【0019】前記の前提により、光ファイバ10−1か
らの光ビーム(d.O)の位置で偏光ビームスプリッタ
17の偏光分離膜に当たることは明らかである。つぎに
、光ファイバ10−2に関しては、すでに述べたように
、光ファイバ10−2に向かって進行する場合にはウォ
ークオフはなく、光ファイバ10−2から進行してきた
場合には上方へウォークオフするので、光ファイバ10
−2からの光ビームは(d,d)の位置で偏光ビームス
プリッタ17の偏光分離膜に当たる。光ファイバ10−
3に関しては、偏光ビームスプリッタ17の偏光分離膜
の傾斜の方向を考慮すれば、光ファイバ10−3に向か
って進行する場合にはウォークオフがなく、光ファイバ
10−3から進行してきた場合には−dに相当するウォ
ークオフがあるで、光ファイバ10−3からの光ビーム
は(O,d)の位置で偏光ビームスリッタ17の偏光分
離膜に当たる。また、光ファイバ10−4に向かって進
行する場合にはウォークオフがなく、光ファイバ10−
4から進行してきた場合には下方へのウォークオフがあ
るので、光ファイバ10−4からの光ビームは基準の位
置で偏光ビームスプリッタ17の偏光分離膜に当たる。 光ファイバ10−4からの光ビームが光ファイバ10−
1方向へウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−1を
通過してもウォークオフがなく、偏光ビームスプリッタ
17での反射点が基準位置であるので、光ファイバ10
−4からの光ビームは光ファイバ10−1と結合する。 この結果、光ファイバ10−iから光ファイバ10−j
への結合が無矛盾で行なわれる。ただし、j=k+1,
k=i(mod4)である。したがって、この場合にも
、光ファイバ10−1→光ファイバ10−2→光ファイ
バ10−3→光ファイバ10−4→光ファイバ10−1
と光が結合する光サーキュレータの動作が行なわれるこ
とが明らかにされる。
【0020】さらに、図3を参考にして、このような場
合、高アイソレーションが達成できることを、光ファイ
バ10−1から光ファイバ10−4への漏洩を例にして
、定性的な説明を行なう。光ファイバ10−4へ光が結
合するには、偏光ビームスプリッタ17の偏光分離膜の
基準位置および位置(O,d)経て、ウォークオフ偏光
ビームスプリッタ16−4に入射する必要がある。光フ
ァイバ10−1からの光ビームは、偏光ビームスプリッ
タ17の偏光分離膜に基準位置および位置(d,O)で
入射する。このうち、後者の光ビームについては、明ら
かに、光ファイバ10−4へは結合しない。そこで、前
者について考える。光ファイバ10−1から出射し、偏
光ビームスプリッタ17の偏光分離膜に基準位置で入射
する光ビームは、ウォークオフ偏光ビームスプリッタ1
6−1の消光比に依存した微少量のp偏光成分、ウォー
クオフ偏光ビームスプリッタ12−1の消光比、相反旋
光素子13−1および非相反旋光素子15−1の偏光回
転角度誤差に依存した微少量のs偏光成分である。この
うち、p偏光成分については、その大部分は偏光ビーム
スプリッタ17を通過するので、ウォークオフ偏光ビー
ムスプリッタ16−4の方向に進行する光量は極微少量
である。さらに、p偏光は、ウォークオフ偏光ビームス
プリッタ16−4でウォークオフしないので、光ファイ
バ10−4へ結合する光路とは異なる光路でウォークオ
フ偏光ビームスプリッタ12−4に入射する。したがっ
て、光ファイバ10−4へ結合するp偏光は上記の極微
少量のさらに微少量である。一方、s偏光については、
その大部分が偏光ビームスプリッタ17で反射し、ウォ
ークオフ偏光ビームスプリッタ16−4でウォークオフ
するので、微少な光量の光が光ファイバ10−4へ結合
する光路でウォークオフ偏光ビームスプリッタ12−4
に入射する。しかし、この微少量のs偏光は、光サーキ
ュレータの順方向動作における主信号偏光であるp偏光
と直交しているため、ウォークオフ偏光ビームスプリッ
タ12−4で、大部分が光ファイバ10−4に向かわな
いようにフィルタされて、結局、上記の極微少量だけが
光ファイバ10−4に向かう。上記のp偏光の場合と、
ここで示したs偏光の場合とを合わせて、この場合にも
、相反旋光素子13−i、14−iや非相反旋光素子1
5−iの偏光回転角度誤差やウォークオフ偏光ビームス
プリッタ12−i、偏光ビームスプリッタ17の消光比
にあまり依存しないで、高アイソレーションが達成でき
る。さらに、アイソレーションの偏光回転角度誤差依存
性が小さいという性質から、アイソレーションの波長依
存性も大幅に改善される。
【0021】以上のように、本発明の光サーキュレータ
では、相反旋光素子13−i、14−i、非相反旋光素
子15−iと偏光ビームスプリッタ17の間にウォーク
オフ旋光ビームスプリッタ16−iを挿入してあり、こ
のウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−iのウォー
クオフ量および方向を適当に設定することにより、各光
サーキュレータ端子18−iから出射される各光ビーム
が、偏光ビームスプリッタの偏光分離膜面に、それぞれ
、別の点で入射するようにしている。その結果として、
相反旋光素子13−i、14−iや非相反旋光素子15
−iの偏光回転角度誤差やウォークオフ偏光ビームスプ
リッタ12−i、偏光ビームスプリッタ17の消光比に
あまり依存しないので、高アイソレーションが達成でき
、また、アイソレーションの偏光回転角度誤差依存性が
小さいという性質から、アイソレーションの波長依存性
が大幅に改善されるという特性を得ている。
【0022】なお、図2や図3の説明で示したウォーク
オフ偏光ビームスプリッタ16−iのウォークオフの設
定は、あくまでも一例であり、光サーキュレータ端子1
8−iから出射される光ビームが、偏光ビームスプリッ
タの偏光分離膜面に、それぞれ、別の点で入射し、かつ
、光ファイバ10−iから光ファイバ10−jへの結合
が、無矛盾で行なうことができるウォークオフ偏光ビー
ムスプリッタ16−iのウォークオフの設定は別にも存
在する。ここで、j=k+1,k=i(mod4)であ
る。例えば、図2にあるいは図3の場合の、ウォークオ
フ偏光ビームスプリッタ16−iのウォークオフの方向
を反対にした場合とか、図2の場合のウォークオフ偏光
ビームスプリッタ16−1(16−3)のウォークオフ
量とウォークオフ偏光ビームスプリッタ16−2(16
−4)のウォークオフ量とを逆にした場合とかも同様な
効果があることは明らかであろう。
【0023】また、以上の説明では光ファイバ10−1
からの光が光ファイバ10−4へ漏洩しにくいことを説
明したが、同様にして、光ファイバ10−2から放射さ
れた光の光ファイバ10−1への漏洩、光ファイバ10
−3から放射された光の光ファイバ10−2への漏洩、
さらに、光ファイバ10−4から放射された光の光ファ
イバ10−3への漏洩が極めて少ないことは、容易に理
解できる。
【0024】なお、相反旋光素子13−iと相反旋光素
子14−iの位置を図1に示した構成と逆にすれば、光
の結合が上記の説明とは逆回りの光サーキュレータとな
る。また、図1の構成では、ウォークオフ偏光ビームス
プリッタ12−iのp(s)偏光と偏光ビームスプリッ
タ17のp(s)偏光が一致するようにしているが、光
サーキュレータ端子18−iを、光ファイバ10−iを
軸にして、90度回転し、ウォークオフ偏光ビームスプ
リッタ12−iのp(s)偏光と偏光ビームスプリッタ
17のs(p)偏光が一致するように構成することも可
能である。この場合、光サーキュレータ端子18−iの
幅を小さくすることができ、光サーキュレータがいくぶ
ん小形になる(ただし、高さは高くなるが幅に比べて極
めて小さい)。また、相反旋光素子13−i、14−i
と非相反旋光素子15との配置位置を逆にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、光サ
ーキュレータの各端子ごとに相反旋光素子及び非相反旋
光素子を有し、偏光無依存化のためのウォークオフ偏光
ビームスプリッタと光ビームの出力方向を決めるための
偏光ビームスプリッタとを分離している。また、各光サ
ーキュレータ端子について、光ビームの出力方向を決め
るための偏光ビームスプリッタにウォークオフ偏光ビー
ムスプリッタを加えて、各光サーキュレータ端子から出
射される光ビームが、上記の偏光ビームスプリッタの偏
光分離膜面に、それぞれ、別の点で入射するようにして
いる。その結果として、通常の偏光ビームスプリッタを
用いても、相反旋光素子や非相反旋光素子の偏光回転角
度誤差、ウォークオフ偏光ビームスプリッタや偏光ビー
ムスプリッタの消光比にあまり依存しないので、高アイ
ソレーションが達成でき、また、アイソレーションの偏
光回転角度誤差依存性が小さいという性質から、アイソ
レーションの波長依存性が大幅に改善されるという効果
を得ている。このように本発明では、通常のつまり1面
の偏光分離膜を有する偏光ビームスプリッタを用いるこ
とができるので、容易且つ安価に製造することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏光無依存光サーキュレータの実施例
を示す構成図である。
【図2】実施例において各サーキュレータ端子から出射
した光ビームの偏光分離膜上での位置を示す説明図であ
る。
【図3】実施例において各サーキュレータ端子から出射
した光ビームの偏光分離膜上での位置を示す説明図であ
る。
【図4】従来の偏光無依存光サーキュレータを示す構成
図である。
【図5】従来の偏光無依存光サーキュレータを示す構成
図である。
【符号の説明】
1  光ファイバ、 2  レンズ、 3  相反旋光素子、 4  相反旋光素子、 5  非相反旋光素子、 6  ウォークオフ偏光ビームスプリッタ、7  偏光
ビームスプリッタ、 8  光サーキュレータ端子、 9  偏光ビームスプリッタ、 10  光ファイバ、 11  レンズ、 12  ウォークオフ偏光ビームスプリッタ、13  
相反旋光素子、 14  相反旋光素子、 15  非相反旋光素子、 16  ウォークオフ偏光ビームスプリッタ、17  
偏光ビームスプリッタ、 18  光サーキュレータ端子、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1面の偏光分離膜を有するとともに光
    サーキュレータ端子が接続される4つの面を有する偏光
    ビームスプリッタと、光ファイバと、この光ファイバに
    結合したレンズと、このレンズに結合したウォークオフ
    偏光ビームスプリッタと、直線偏光の方位を+45度回
    転する第1の相間旋光素子及び第1の相間旋光素子に並
    列に配置され直線偏光の方位を−45度回転する第2の
    相間旋光素子と、直線偏光の方位を±45度回転し、ウ
    ォークオフ偏光ビームスプリッタに第1及び第2の相間
    旋光素子を挾んで、あるいは第1及び第2の相間旋光素
    子に挾まれて結合した非相間旋光素子とを有し、光ファ
    イバから入力される無偏光を上記偏光ビームスプリッタ
    のp偏光の状態の2つの直線偏光ビームとして偏光ビー
    ムスプリッタに出力し、偏光ビームスプリッタから入力
    されるs偏光の状態の2つの直線偏光ビームを合波して
    光ファイバから出力する第1及び第3の光サーキュレー
    タ端子と、光ファイバと、この光ファイバに結合したレ
    ンズと、このレンズに結合したウォークオフ偏光ビーム
    スプリッタと、直線偏光の方位を+45度回転する第1
    の相間旋光素子及び第1の相間旋光素子に並列に配置さ
    れ直線偏光の方位を−45度回転する第2の相間旋光素
    子と、直線偏光の方位を±45度回転し、ウォークオフ
    偏光ビームスプリッタに第1及び第2の相間旋光素子を
    挾んで、あるいは第1及び第2の相間旋光素子に挾まれ
    て結合した非相間旋光素子とを有し、光ファイバから入
    力される無偏光を上記偏光ビームスプリッタのs偏光の
    状態の2つの直線偏光ビームとして偏光ビームスプリッ
    タに出力し、偏光ビームスプリッタから入力されるp偏
    光の状態の2つの直線偏光ビームを合波して光ファイバ
    から出力する第2及び第4の光サーキュレータ端子と、
    第1,第2,第3及び第4のウォークオフ偏光ビームス
    プリッタとを具備し、第1の光サーキュレータ端子は、
    第1のウォークオフ偏光ビームスプリッタを介して、前
    記偏光ビームスプリッタの1つの面に結合され、第2の
    光サーキュレータ端子は、第2のウォークオフ偏光ビー
    ムスプリッタを介して、前記偏光ビームスプリッタの面
    のうち、第1の光サーキュレータ端子が結合される面と
    対向する面に結合され、第3の光サーキュレータ端子は
    、第3のウォークオフ偏光ビームスプリッタを介して、
    前記偏光ビームスプリッタの面のうち、第2の光サーキ
    ュレータ端子からの光が前記偏光分離膜で反射して出力
    される面に結合され、第4の光サーキュレータ端子は、
    第4のウォークオフ偏光ビームスプリッタを介して、前
    記偏光ビームスプリッタの面のうち、第3の光サーキュ
    レータ端子が結合される面と対向する面に結合されてい
    ることを特徴とする光サーキュレータ。
JP7880591A 1991-04-11 1991-04-11 光サーキュレータ Withdrawn JPH04311917A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381250A (en) * 1992-11-06 1995-01-10 Displaytech, Inc. Electro-optical switch with 4 port modules with electro-optic polarization rotators
US6014254A (en) * 1997-02-24 2000-01-11 Cheng; Yihao Optical device for splitting an input beam into two orthogonal polarization states

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381250A (en) * 1992-11-06 1995-01-10 Displaytech, Inc. Electro-optical switch with 4 port modules with electro-optic polarization rotators
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