JPH04311433A - シュリンク包装装置 - Google Patents
シュリンク包装装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
装フィルムを熱収縮させて形成されるシュリンク包装体
を製造するために用いられるシュリンク包装装置に関す
るものである。
、被包装物の周囲を熱収縮性のフィルムで囲繞して中間
包装体を製造し、その中間包装体をシュリンクトンネル
を通過させることにより加熱してフィルムを収縮させ被
包装物に密着させるようにしている。しかし、その加熱
時の熱により中間包装体内に存在する空気が熱膨張しよ
うとし、その膨脹時の圧力がフィルムの収縮しようとす
る力に抗してフィルムを膨出させることになり、フィル
ムを収縮させることができない。
えない程度の極小の透孔を形成している。これにより、
中間包装体を加熱すると、内部の空気は熱膨張してフィ
ルムを膨出させようとするが、膨脹した空気はその脱気
用の透孔を介して外部へ放出されるため、フィルムはス
ムーズに熱収縮されて被包装物に密着する。
ための包装装置としては、例えば、通常のピロー包装装
置を基本構成とし、図9に示すように、原反フィルムA
から連続的に引き出されて製袋器Bに導かれる帯状フィ
ルムCの引き出し途中に、回転棒の周囲に孔空け針Dを
設けた孔空け装置Eを配設し、一方、図示省略するが、
係るピロー包装装置の搬出側端に中間包装体のフィルム
を加熱収縮させるためのシュリンクトンネルを配設して
いる。係るシュリンク包装装置を用いることにより、帯
状フィルムCの所定位置に透孔を形成した後、通常の包
装処理をして中間包装体を製造し、次いで、その中間包
装体をシュリンクトンネルに通過させることによりフィ
ルムを熱収縮させ、シュリンク包装体が製造される。
、すなわち、1個の中間包装体に対する透孔の設置個数
は、包装体の大きさや、中間包装体における被包装物と
内部空間の容積比等により決定されるため、包装処理を
行う対象物が変わる都度、それに応じた透孔の設置数を
決め、帯状フィルムCへの透孔の設置位置を調整する必
要がある。そのため、上記の孔空け装置Eは、異なる包
装体に対応すべく、図10に示すように、ロッドFに中
空の回転筒体GをベアリングHを介して挿着し、回転筒
体Gの外周囲に複数に分割されたリング状の回転体Iを
挿着し、その状態で回転筒体Gの両端に装着されたボル
トJ,Jを締結することにより一対のボルトJ,J間で
複数の回転体Iを挟圧保持する。この状態で、回転体I
の表面を帯状フィルムCに当接させると、その帯状フィ
ルムCの移動にともない両者間に生じる接触抵抗により
回転体I並びに回転筒体Gが回転し、その回転体Iに挿
着された孔空け針Dが帯状フィルムCに接触することに
より、帯状フィルムCに透孔を形成する。なお、この複
数の回転体Iは、その表面に孔空け針Dを有するもの(
針の設置個数は任意)や、係る針の有しないダミーのも
の等の複数種がある。そして、上記のように、包装体の
形態が変わる都度、ボルトJを回転筒体Gから外し、帯
状フィルムCに所定の設置位置に透孔が形成されるよう
に、任意の回転体I(針の有無等)を選択し、それらを
回転筒体Gに装着した後、ボルトJを介して固定する。
のシュリンク包装装置では、包装体の形態が変わる都度
、上記回転体Iの選択,交換作業が必要となり、しかも
、各回転体I相互間の孔空け針Dの相対角度位置の調整
を要し、係る作業が非常に煩雑となる。
製造されたシュリンク包装体も、以下に示す問題を有す
る。すなわち、係るシュリンク包装体には空気抜き(脱
気)用の透孔が形成されており、その透孔を後工程で閉
塞することは困難であるため、最終的な包装体において
も透孔が存在してしまい、密封性に欠けるという問題を
有する。したがって、例えば被包装物が生物,食品など
の場合にその鮮度を保ったり食品の変色を防止すること
などを目的とし、包装体内に被包装物と共に窒素ガスや
炭酸ガスなどを充填したガス置換包装により製造される
包装体に対して係るシュリンク包装体を用いることがで
きない。すなわち、たとえ窒素ガスなどを包装体内に充
満させたとしても、その窒素ガスが透孔を介して外部へ
流出してしまい、ガスの効果が減少してしまう。さらに
、従来一般に用いられているポリエチレン,ポリプロピ
レンなどの収縮性のあるフィルムは、それ自身ガスバリ
ヤ性が低く、上記充填した窒素ガスなどがフィルム面か
らも僅かづつ外部へ漏れ出てしまい、上記の問題がより
顕著になる。
もので、その目的とするところは、気密性が良好で、仮
に窒素ガスなどを充満したとした場合にそのガスが外部
に漏れ出すことがないシュリンク包装体を製造するため
のシュリンク包装装置を提供することにある。
ために、本発明に係るシュリンク包装装置では、熱収縮
性が良好でかつガス透過性の低い材質からなる帯状フィ
ルムを連続して引き出すとともに、その引き出し途中で
加熱時の脱気用の透孔を設けることなく筒状に形成する
手段と、その筒状に形成された筒状フィルム内に被包装
物を供給する被包装物供給装置と、該筒状フィルムの搬
送路中に配置され該筒状フィルムの重合端をシールする
センターシール装置と、そのセンターシール装置の進行
方向前方に配置され、該筒状フィルムを所定間隔毎に横
方向にシール・カットするエンドシール装置と、該エン
ドシール装置の進行方向前方に配置され、該エンドシー
ル装置により該筒状フィルムから分離された中間包装体
を加熱するためのシュリンクトンネルとを備え、かつ、
該エンドシール装置と該シュリンクトンネルとの間に配
設され該筒状フィルムの上面を下方に向けて付勢するフ
ィルム付勢装置とから構成する。
らなる帯状フィルムが連続して引き出され、筒状に形成
されるが、その引き出し途中において、孔空け装置がな
いためにその帯状フィルムに脱気用の透孔は形成されな
い。一方、その筒状フィルム内には被包装物が順次供給
され、筒状フィルム内に被包装物が挿入された状態のま
ま前進移送し、その移送途中で、筒状フィルムの重合端
がセンターシール装置でシールされ、さらに、エンドシ
ール装置で筒状フィルムの被包装物間を横方向にシール
・カットされて中間包装体が製造される。このとき、そ
の中間包装体の進行方向後方側がシール・カットされる
前にフィルム付勢装置にて筒状フィルムの上面を下方に
向けて付勢し、次いでエンドシール装置で筒状フィルム
の所定位置がシール・カットされ、中間包装体が筒状フ
ィルムより分離されて製造される。このようにして製造
された中間包装体は、フィルムの上面部位が内部に窪ん
だ状態となり、中間包装体内部のガスの存在量が少なく
なる。そして、この中間包装体をシュリンクトンネル内
に通過させることにより、フィルムが加熱されて熱収縮
し、フィルムの上面部位がピンと張った状態となる。ま
た、このとき同時に中間包装体内に存在していたガスが
熱膨張するが、膨脹したガスは、フィルムの上面位置の
上昇にともない新たに画成された上部空間側へ流れ込む
ため、フィルム上面がガスの膨脹により所定以上に上方
に膨出することはない。このようにしてシュリンク包装
体が製造される。また、製造されたシュリンク包装体は
、透孔が形成されていない完全密封袋であるため、被包
装物の品質の維持などを目的として包装体内に窒素ガス
などを充満したとしても、そのガスが外部に漏れだすこ
とがなく、ガス置換した目的が長期にわたり達成される
。
適な実施例についてについて、添付図面を参照にして詳
述する。図1は、本発明に係るシュリンク包装装置の一
実施例を示している。同図に示すように、上部拡開され
たトレー1内に物品2が収納されてなる被包装物3を所
定間隔毎に搬送する搬送装置4の進行方向前方にエンド
シ―ル装置5が配設され、その搬送装置4の上方には帯
状フィルム7を捲回した原反フィルム8が配設され、さ
らに、エンドシール装置5の搬出端側にはシュリンクト
ンネル10が配設されている。
の低い、すなわち、ガスバリヤ性が良好でしかも熱収縮
性の高いフィルム材、例えばBDF−2050(クライ
オバック社製)を用いている。そして、その帯状フィル
ム7は、引き出しロ―ラ12並びに複数のテンションロ
―ラ13を介して搬送装置4の中間地点に配設された製
袋器14にて筒状フィルムに形成されて筒状フィルム7
′となり、この筒状フィルム7′内に被包装物を順次供
給収納した状態でさらに搬送するようになっている。
送し、被包装物3を筒状フィルム7′内に順次供給する
被包装物供給装置を兼ねる第1の搬送装置15と、その
第1の搬送装置15の搬出側に近接配置され、筒状フィ
ルム7′とともに被包装物3を搬送する第2の搬送装置
16とから構成されている。そして、第1の搬送装置1
5は、一対のスプロケット17,17′に架設されたエ
ンドレスチェ―ン18と、このエンドレスチェ―ン18
の所定間隔毎に配設されたフィンガ―19とから構成さ
れている。また、第2の搬送装置16は、その搬入側近
傍の下方に筒状フィルム7′の重合端部7aをシ―ルす
るためのセンタ―シ―ル装置20が配設されている。
7′の重合端7aを、その両側から挟圧すると共に加熱
して、フィルム接合面を加熱溶融させることにより熱融
着するもので、具体的には図2,図3に示す構造となっ
ている。すなわち、比較的大径の加熱ローラー21と、
上記重合端7aを挟んで加熱ローラー21に対向配置さ
れる小径の2個の受けローラー22,22とから構成さ
れる。この様に2個の受けローラー22,22を設けた
のは、重合端7aを確実に熱シールするためである。そ
して、加熱ローラー21の側周面には、3本の環状の突
条23を形成し、その3本の突条23と平坦な側周面を
有する受けローラー22,22との間で筒状フィルム7
′の重合端7aを挟持・加熱するようにし、重合端7a
の全面に熱が加わるのを防止し、フィルムへの加熱量を
低くしている。すなわち、使用しているフィルム材2の
熱収縮性が高いために(収縮前の50〜60%程度に収
縮する)、加熱量が多いと重合端7aが収縮し過ぎて丸
まり、その部位の厚みが増してしまい、そのままでは後
工程で完全な密封エンドシールを行うことが出来なくな
るが、上記のように加熱量を抑えることによりセンター
シール部分を平坦な状態にし、確実にエンドシールがで
きるようにしている。そして、上記センターシール装置
20でシールされた重合端7aは、図1中に拡大して示
すように、縦方向に伸びる3本のシール部7a′が形成
された略平坦状となる。
生する熱が、筒状フィルム7′のトレー1の底面側に位
置する部位に加わり、係るフィルム部位が熱収縮するの
を防止するために、センターシール装置20と筒状フィ
ルム7′との間に左右一対の冷却板25,25を配設し
ている。この冷却板25は、平板状の上板,下板26,
27と、その両板26,27間に介在され、蛇行状の窓
孔28aを有する中板28の3層構造からなり、中板2
8の窓孔28aが冷却通路となっている。そして、下板
27の所定位置には、冷却水路への冷却水の供給口27
aと排出口27bとが形成され、それら両口27a,2
7bに連結管29を介してポンプ30並びにタンク31
が連繋されている。これにより、それら冷却水通路,連
結管29,ポンプ30並びにタンク31で構成される閉
回路内を冷却水が循環するようになっている。なお、本
例では冷却水として水道水を用いている。また、両冷却
板25,25間の隙間内に筒状フィルム7′の重合端7
aが挿入され、冷却板25,25の下方に位置する両ロ
ーラー21,22間に供給されるようになっている。
ゆるボックモーション式エンドシール装置を用いており
、具体的な構成は、図4に示すようになっている。すな
わち、上下一対のエンドシーラー35,36を有し、上
側のエンドシーラー35のシール面には切断刃が内蔵さ
れている。また両エンドシーラー35,36は溝カム3
7,37に連繋され、両エンドシーラー35,36が噛
合しあった状態のまま前進移動し、次いで離反しながら
後方へ移動する所定の軌跡で回転移動するようになって
いる。さらに、下側のエンドシーラー36の周囲には、
多数の固定,移動プーリー39a,39bに渡設された
エンドレスベルト40が設けられ、そのエンドレスベル
ト40の上側搬送面40a上で筒状フィルム7′が受け
られ搬送されるようになっている。さらに下側のエンド
シーラー36周囲に形成されるエンドレスベルト40の
空間部40bは、下側シーラー36の前後移動に同期さ
せて移動プーリー39bを前後移動させることにより、
下側シーラー36にともなって前後移動するようにし、
空間部40bの開口距離を短くして筒状フィルム7′等
のスムーズな移動を図る。
置5の上側のエンドシーラー35の進行方向前方面に、
連結板42を介してフィルム付勢装置たるフィルム抑え
部材43を配設している。このフィルム抑え部材43は
、矩形状のスポンジから構成され、その形状はトレー1
の平面形状より小さく設定している。また、その肉厚は
、両エンドシーラー35,36の噛合状態、すなわち、
上側のエンドシーラー35が最下端に位置した時に、フ
ィルム抑え部材43の下面がトレー1の上面より下方に
位置するように設定されてる。この様に、本実施例では
、エンドシール装置5とフィルム抑え部材43を一体的
に形成したが、両者を別々に構成してもよいのはもちろ
んである。
方には、上記したシュリンクトンネル10が配設されて
いるが、このシュリンクトンネル10は、前後開口され
た縦断面略門型の通常のものが用いられ、そのシュリン
クトンネル10の下方には、搬送ベルト45が設けられ
、上記エンドシール装置5にて筒状フィルム7′から分
離・製造された中間包装体46を搬送するようになって
いる。そして、その搬送ベルト45の搬出端近傍には、
搬出コンベア48が配設され、シュリンクトンネル10
内を通過して熱収縮されて製造されたシュリンク包装体
50を搬出するようになっている。
ると、まず、原反フィルム8から帯状フィルム7が連続
的に引き出され、その帯状フィルム7に透孔を形成する
こと無く製袋器14に導かれ、そこにおいて筒状に成形
されて筒状フィルム7′となる。一方、被包装物1がフ
ィンガ―19に押送されて所定間隔毎に搬送され順次筒
状フィルム7′内に供給される。この状態(筒状フィル
ム7′内に被包装物3が収納された状態)のまま第2の
搬送装置16上を搬送されていくと、その途中で筒状フ
ィルム7′の重合端部7a同士を左右に配置された加熱
ローラー21,受けローラー22が挟持しながら熱シー
ルする。
ル装置5にて筒状フィルム7′の横方向を所定間隔毎に
熱シール,カットして中間包装体46を製造することに
なる。 このとき、進行方向後方側のエンドシールを
するに際し、その前にフィルム抑え部材43を介して筒
状フィルム7′の上面を下方に付勢して内部に窪ませる
(図5参照)。その状態からさらに両エンドシーラー3
5,36が回転移動し、両者が噛合してエンドシールを
行い(図6参照)、図7に示すようなフィルムの上面が
窪んだ中間包装体46が製造される。すなわち、中間包
装体46の内部のガスの存在量を少なくすると共に、筒
状フィルム7′が熱収縮することを考慮してフィルムを
余分に有させている。尚、フィルム抑え部材43をスポ
ンジで形成しているため、たとえフィルム抑え部材43
の下面が物品2に当接したとしても、そのトレー1内の
物品2を損傷することがなくフィルムを下方に付勢する
ことができる。従って、係るスポンジの肉厚を大きくす
ることにより、そのフィルム抑え部材43は物品2に当
接したスポンジ部位を上方に窪ませながら下降移動し、
物品2の周囲に位置するフィルム部位を物品2の上面位
置より下方に付勢することが可能となる。
ベルト40,搬送コンベア45を介してシュリンクトン
ネル10内に供給する。このシュリンクトンネル10は
、上側を特に高温度としているため、筒状フィルム7′
は熱収縮し特に上面部位が大幅に収縮する。これにより
、図8に示すように、トレー1の上面開口側に位置する
フィルム部位がピンと張った状態となる。また、このと
き同時に中間包装体46内に存在していたガスが熱膨張
するが、フィルム上面位置の上昇にともない新たに画成
された上部空間51へ流れ込むため、フィルム上面がト
レー1より上方に膨出することはない。
トレー1に密着したシュリンク包装体50が製造される
。そして、製造されたシュリンク包装体50は、透孔が
形成されていない完全密封袋であるため、ガス置換装置
を併用してシュリンク包装体50内に充填された窒素ガ
スなどが外部に流出するおそれがない。しかも、使用し
たフィルム材のガスバリヤ性が良好であるので、従来の
包装体のようにフィルム面から外部に漏れ出ることもな
い。したがって、物品を強固に固定できるなどのシュリ
ンク包装体の特性をいかしつつ、包装体内に窒素ガスを
密封することができ、収納物の品質の劣化を防止できる
。
め、製造されたシュリンク包装体50の耳部52は図示
するように小さく,幅狭となるため、運搬,陳列時など
において耳部52が邪魔になることがなく、作業性が向
上する。さらに、本例のように上部拡開するトレー1を
用いると、耳部52がトレー1の縁部より突出すること
がなく、上記作業性に加えディスプレイ効果も上昇し、
その部位の強度も上昇する。
トレー1内に物品2を収納して構成されているが、本発
明はこれに限ること無く、トレー1がなく直接物品を包
装するようにしても良く、また、上実施例では、収納す
る物品2の高さに比しトレー1の高さを大きくしている
が、この関係も逆でも良く任意である。また、使用する
フィルムは、上記した実施例に限定されるものではない
のはいうまでもなく、その熱収縮率なども物品,トレー
などの寸法形状並びに中間包装体におけるガスの存在空
間量と最終シュリンク包装体における空間量との関係な
どにより決定されるもので、適宜決定される。さらに、
エンドシール装置として、ボックスモーション式のもの
について説明したが、回転軸を中心に円運動する回転式
のものでもよく、その他各装置,構成部材は、上記した
実施例に限定されるものではなく、種々のものを適用す
ることができる。
包装装置では、熱収縮性が良好でかつガス透過性の低い
材質からなる帯状フィルムを連続して引き出し、その引
き出し途中において、その帯状フィルムに脱気用の透孔
を形成することなく被包装物を囲繞するようにし、かつ
、フィルム付勢装置にて中間包装体が製造される前に筒
状フィルムの上面を下方に向けて付勢するようにしたの
で、本装置を用いて製造される中間包装体は、フィルム
の上面部位が内部に窪んだ密閉状態となり、中間包装体
内部のガスの存在量が少なくなる。そして、この中間包
装体をシュリンクトンネル内に通過させることにより、
フィルムが加熱されて熱収縮し、フィルムの上面部位が
ピンと張った状態となる。また、このとき同時に中間包
装体内に存在していたガスが熱膨張するが、膨脹したガ
スは、フィルムの上面位置の上昇にともない新たに画成
された上部空間側へ流れ込むため、フィルム上面がガス
の膨脹により所定以上に上方に膨出することはない。従
って、本発明を用いて製造されたシュリンク包装体は、
透孔が形成されていない完全密封袋であるため、被包装
物の品質の維持などを目的として包装体内に窒素ガスな
どを充満したとしても、そのガスが外部に漏れだすこと
がなく、ガス置換した目的が長期にわたり達成される。 その結果、包装体内に仮に窒素ガスなどを充満したとし
ても、そのガスが外部に漏れだすことがなく、収納物の
品質の低下などを防止することができる。
施例を示す側面図である。
図である。
である。
ずである。
ずである。
ある。
面図である。
図である。
給する手段) 20 センターシール装置
Claims (1)
- 【請求項1】 熱収縮性が良好でかつガス透過性の低
い材質からなる帯状フィルムを連続して引き出すととも
に、その引き出し途中で加熱時の脱気用の透孔を設ける
ことなく筒状に形成する手段と、その筒状に形成された
筒状フィルム内に被包装物を供給する被包装物供給装置
と、該筒状フィルムの搬送路中に配置され該筒状フィル
ムの重合端をシールするセンターシール装置と、そのセ
ンターシール装置の進行方向前方に配置され、該筒状フ
ィルムを所定間隔毎に横方向にシール・カットするエン
ドシール装置と、該エンドシール装置の進行方向前方に
配置され、該エンドシール装置により該筒状フィルムか
ら分離された中間包装体を加熱するためのシュリンクト
ンネルとを備え、かつ、該エンドシール装置と該シュリ
ンクトンネルとの間に配設され該筒状フィルムの上面を
下方に向けて付勢するフィルム付勢装置とを有するシュ
リンク包装装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8932091A JP3129463B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シュリンク包装装置 |
CA002064258A CA2064258C (en) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | Shrink-wrapping method and apparatus |
US07/858,954 US5237800A (en) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | Shrink-wrapping method and apparatus |
EP92302774A EP0509666B1 (en) | 1991-03-29 | 1992-03-30 | Wrapping method and apparatus |
DE69210461T DE69210461T2 (de) | 1991-03-29 | 1992-03-30 | Verfahren und Vorrichtung zum Einwickeln |
US08/019,804 US5337542A (en) | 1991-03-29 | 1993-02-12 | Shrink-wrapping method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8932091A JP3129463B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シュリンク包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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