JPH04310863A - 検査装置 - Google Patents
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- JPH04310863A JPH04310863A JP7643191A JP7643191A JPH04310863A JP H04310863 A JPH04310863 A JP H04310863A JP 7643191 A JP7643191 A JP 7643191A JP 7643191 A JP7643191 A JP 7643191A JP H04310863 A JPH04310863 A JP H04310863A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、血液等の検査
を行うための検査装置に関する。
を行うための検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の検査装置は、例えば、輸
血治療時における、血液型の検査及び感染症の検査等に
用いられている。このような検査は、目視検査と自動検
査とに大別される。特に、自動検査を行う装置として、
具体的には、特開平1−109264号公報に開示され
たような検査装置がある。この検査装置では、サンプル
と試薬とを反応容器に分注した後、側光位置に搬送され
、ここでサンプルと試薬との凝集パターンの検出が行わ
れる。
血治療時における、血液型の検査及び感染症の検査等に
用いられている。このような検査は、目視検査と自動検
査とに大別される。特に、自動検査を行う装置として、
具体的には、特開平1−109264号公報に開示され
たような検査装置がある。この検査装置では、サンプル
と試薬とを反応容器に分注した後、側光位置に搬送され
、ここでサンプルと試薬との凝集パターンの検出が行わ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の検査装
置では、サンプル及び試薬が分注された反応容器と、側
光が行われた反応容器とが同一か否かの識別が行われず
、反応容器の特定が行われていない。従って、例えば、
反応容器の搬送中にトラブルが発生して、所定の反応容
器が取除かれた場合、側光位置において、分注されたサ
ンプルと側光された反応容器との対応がつかなくなると
いう問題を生じる。また、側光済み反応容器の反応像を
目視によって再検査する場合、分注されたサンプルと反
応容器とが一致しているかどうか判定できず、検査結果
に混乱を生じてしまうという問題を生じる。
置では、サンプル及び試薬が分注された反応容器と、側
光が行われた反応容器とが同一か否かの識別が行われず
、反応容器の特定が行われていない。従って、例えば、
反応容器の搬送中にトラブルが発生して、所定の反応容
器が取除かれた場合、側光位置において、分注されたサ
ンプルと側光された反応容器との対応がつかなくなると
いう問題を生じる。また、側光済み反応容器の反応像を
目視によって再検査する場合、分注されたサンプルと反
応容器とが一致しているかどうか判定できず、検査結果
に混乱を生じてしまうという問題を生じる。
【0004】本発明は、上述した問題を解決するために
なされ、その目的は、分注時に、反応容器に識別標識を
記録し、側光時に、その識別標識を読取ることによって
、サンプルが分注された反応容器と側光が行われた反応
容器とが同一か否かの識別を高精度、且つ、短時間に行
うことができる検査装置を提供することにある。
なされ、その目的は、分注時に、反応容器に識別標識を
記録し、側光時に、その識別標識を読取ることによって
、サンプルが分注された反応容器と側光が行われた反応
容器とが同一か否かの識別を高精度、且つ、短時間に行
うことができる検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、サンプルを容器に分注して所定の検
査を行う検査装置において、サンプルの分注時に、前記
容器に所定の識別標識を記録する記録手段と、前記サン
プルの検査時に、前記容器に記録された識別標識を読取
り、分注された前記容器と検査が行われた前記容器とが
同一か否かの識別を行う検出手段と、を備える。
ために、本発明は、サンプルを容器に分注して所定の検
査を行う検査装置において、サンプルの分注時に、前記
容器に所定の識別標識を記録する記録手段と、前記サン
プルの検査時に、前記容器に記録された識別標識を読取
り、分注された前記容器と検査が行われた前記容器とが
同一か否かの識別を行う検出手段と、を備える。
【0006】
【作用】サンプルが容器に分注されるときに、この容器
に所定の識別標識が記録される。この後、検出手段によ
って識別標識が読取られるとき、分注された容器と検査
が行われた容器とが同一か否かの識別が行われる。
に所定の識別標識が記録される。この後、検出手段によ
って識別標識が読取られるとき、分注された容器と検査
が行われた容器とが同一か否かの識別が行われる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係る検査装置
について、図1ないし図3を参照して説明する。本実施
例の検査装置は、図1に示すような構成を有する。
について、図1ないし図3を参照して説明する。本実施
例の検査装置は、図1に示すような構成を有する。
【0008】サンプル(例えば、血液)及び試薬が分注
されていない複数枚の反応容器1(例えば、マイクロプ
レート)をストックさせておくストック部3を備えてい
る。このストック部3にストックされている反応容器1
は、図示しない送り出し機構によって、1枚ずつ分注位
置4方向に送り出される。この分注位置4には、サンプ
ルプローブ5と、このサンプルプローブ5でのサンプル
の分注動作を制御するサンプル分注器6と、試薬プロー
ブ7と、この試薬プローブ7での試薬の分注動作を制御
する試薬分注器8と、が夫々設けられている。更に、こ
の分注位置4には、識別標識を反応容器1に記録する記
録手段、即ち印字装置9が設けられている。分注位置4
で所定のサンプル及び試薬の分注及び識別標識の記録が
終了した反応容器1は、図示しない送り出し機構によっ
て、1枚ずつ恒温部10方向に送り出される。この恒温
部10では、反応容器1は順次下方に下降され、この下
降中に、反応容器1に分注されたサンプルと試薬とは互
いに反応し合う。この恒温部10で反応が終了した反応
容器1は、図示しない送り出し機構によって、1枚ずつ
側光位置11方向に送り出される。この側光位置11に
は、検出手段として、例えば図示しないCPUに接続さ
れたCCDカメラ即ち側光カメラ12が設けられている
。この側光カメラ12は、サンプルと試薬との反応結果
を検出し、この検出データを図示しないプリンタ又はハ
ードディスク等に記録させる。同時に、印字装置9によ
って記録された識別標識を読み取って、前記検出データ
の一部として印字記録させる。この側光位置11で側光
が終了した反応容器1は、図示しない送り出し機構によ
って、1枚ずつビュアー部13方向に送り出される。 このビュアー部13では、反応容器1は順次上方に上昇
され、この上昇中に、サンプルと試薬との反応結果を目
視によりダブルチェックされる。目視チェックが終了し
た反応容器1は、図示しない送り出し機構によって、1
枚ずつ収納部14方向に送り出され、この週の初14内
に収納される。次に、上述した構成を有する本実施例の
検査装置に用いられる反応容器1の構成に付いて、図2
及び図3を参照して説明する。
されていない複数枚の反応容器1(例えば、マイクロプ
レート)をストックさせておくストック部3を備えてい
る。このストック部3にストックされている反応容器1
は、図示しない送り出し機構によって、1枚ずつ分注位
置4方向に送り出される。この分注位置4には、サンプ
ルプローブ5と、このサンプルプローブ5でのサンプル
の分注動作を制御するサンプル分注器6と、試薬プロー
ブ7と、この試薬プローブ7での試薬の分注動作を制御
する試薬分注器8と、が夫々設けられている。更に、こ
の分注位置4には、識別標識を反応容器1に記録する記
録手段、即ち印字装置9が設けられている。分注位置4
で所定のサンプル及び試薬の分注及び識別標識の記録が
終了した反応容器1は、図示しない送り出し機構によっ
て、1枚ずつ恒温部10方向に送り出される。この恒温
部10では、反応容器1は順次下方に下降され、この下
降中に、反応容器1に分注されたサンプルと試薬とは互
いに反応し合う。この恒温部10で反応が終了した反応
容器1は、図示しない送り出し機構によって、1枚ずつ
側光位置11方向に送り出される。この側光位置11に
は、検出手段として、例えば図示しないCPUに接続さ
れたCCDカメラ即ち側光カメラ12が設けられている
。この側光カメラ12は、サンプルと試薬との反応結果
を検出し、この検出データを図示しないプリンタ又はハ
ードディスク等に記録させる。同時に、印字装置9によ
って記録された識別標識を読み取って、前記検出データ
の一部として印字記録させる。この側光位置11で側光
が終了した反応容器1は、図示しない送り出し機構によ
って、1枚ずつビュアー部13方向に送り出される。 このビュアー部13では、反応容器1は順次上方に上昇
され、この上昇中に、サンプルと試薬との反応結果を目
視によりダブルチェックされる。目視チェックが終了し
た反応容器1は、図示しない送り出し機構によって、1
枚ずつ収納部14方向に送り出され、この週の初14内
に収納される。次に、上述した構成を有する本実施例の
検査装置に用いられる反応容器1の構成に付いて、図2
及び図3を参照して説明する。
【0009】図2に示すように、反応容器1は、ほぼ四
角形状を有しており、その上縁部には、長手方向に沿っ
て所定の間隔で1から10までの数字が印字されている
。これら数字の下部には、夫々、ほぼ円形の反応ウェル
2が設けられている。これら反応ウェル2は、夫々、分
注された所定のサンプル及び試料が反応ウェル2内に維
持されるように、断面ほぼ凹状のくぼみ形状を有してい
る。
角形状を有しており、その上縁部には、長手方向に沿っ
て所定の間隔で1から10までの数字が印字されている
。これら数字の下部には、夫々、ほぼ円形の反応ウェル
2が設けられている。これら反応ウェル2は、夫々、分
注された所定のサンプル及び試料が反応ウェル2内に維
持されるように、断面ほぼ凹状のくぼみ形状を有してい
る。
【0010】このような反応容器1に印字された前記数
字上には、特に、図3に示すように、夫々、4つのエリ
ア4が形成されている。これらエリア4は、夫々、単位
を示しており、例えば、印字された数字5に着目すると
、図中向かって左上が1の位、右上が10の位、左下が
100の位、右下が1000の位を示す。
字上には、特に、図3に示すように、夫々、4つのエリ
ア4が形成されている。これらエリア4は、夫々、単位
を示しており、例えば、印字された数字5に着目すると
、図中向かって左上が1の位、右上が10の位、左下が
100の位、右下が1000の位を示す。
【0011】このような反応容器1が、ストック部3か
ら1枚ずつ順次分注位置4に送り出される。この分注位
置4に送り出された反応容器1の反応ウェル2には、図
示しないサンプルチューブを介してサンプルが所定量分
注される。サンプルが分注された反応ウェル2内には、
試薬プローブ7によって、試薬が所定量分注され、サン
プルと試薬との撹拌が行われる。このサンプルと試薬と
の分注に同期して、印字装置9によって、反応容器1に
識別標識が記録される。ここで、反応容器1に識別標識
を記録する方法について、図2及び図3を参照して説明
する。
ら1枚ずつ順次分注位置4に送り出される。この分注位
置4に送り出された反応容器1の反応ウェル2には、図
示しないサンプルチューブを介してサンプルが所定量分
注される。サンプルが分注された反応ウェル2内には、
試薬プローブ7によって、試薬が所定量分注され、サン
プルと試薬との撹拌が行われる。このサンプルと試薬と
の分注に同期して、印字装置9によって、反応容器1に
識別標識が記録される。ここで、反応容器1に識別標識
を記録する方法について、図2及び図3を参照して説明
する。
【0012】識別標識の記録は、サンプル及び試料の分
注時、サンプル及び試料が分注された反応ウェル2に対
応した数字上に、印字装置9(図1参照)によってマー
クを塗布して行われる。このようなマークは、例えば、
水性インキが用いられ、印字装置9に設けられた例えば
ペン等(図示しない)によって、所定のエリア4に塗布
される。識別標識は、塗布されるエリア4の組合せによ
って、特定の数値として表現される。例えば、図3に示
において、マークは、数字5上のエリア4の100の位
に塗布されているので、識別標識は500を表している
。従って、図2に示すように、数字2の10の位と、数
字5の100の位と、数字7の1の位と、数字8の10
00の位との夫々のエリア4にマークが塗布された場合
、この反応容器1の識別標識は、8527を表すことに
なる。
注時、サンプル及び試料が分注された反応ウェル2に対
応した数字上に、印字装置9(図1参照)によってマー
クを塗布して行われる。このようなマークは、例えば、
水性インキが用いられ、印字装置9に設けられた例えば
ペン等(図示しない)によって、所定のエリア4に塗布
される。識別標識は、塗布されるエリア4の組合せによ
って、特定の数値として表現される。例えば、図3に示
において、マークは、数字5上のエリア4の100の位
に塗布されているので、識別標識は500を表している
。従って、図2に示すように、数字2の10の位と、数
字5の100の位と、数字7の1の位と、数字8の10
00の位との夫々のエリア4にマークが塗布された場合
、この反応容器1の識別標識は、8527を表すことに
なる。
【0013】このように記録された識別標識は、機械的
に又は目視で容易に認識できると共に、水洗浄によって
簡単に消すことができる。このため、反応容器1の再利
用が可能となる。
に又は目視で容易に認識できると共に、水洗浄によって
簡単に消すことができる。このため、反応容器1の再利
用が可能となる。
【0014】サンプルと試薬との分注及び識別標識の記
録が完了した反応容器1は、恒温部10を介して、1枚
ずつ側光位置11に送り出される。この側光位置11で
、側光カメラ12によって、サンプルと試薬との反応結
果が検出され、同時に、所定エリア4に塗布された識別
標識を光学的に読み取って、所定の画像処理が施されて
検出データの一部として印字記録される。
録が完了した反応容器1は、恒温部10を介して、1枚
ずつ側光位置11に送り出される。この側光位置11で
、側光カメラ12によって、サンプルと試薬との反応結
果が検出され、同時に、所定エリア4に塗布された識別
標識を光学的に読み取って、所定の画像処理が施されて
検出データの一部として印字記録される。
【0015】このように側光位置11で識別標識を読み
取り、この識別標識を反応容器1のIDとすることによ
って、サンプルが分注された反応容器1と側光が施され
た反応容器1とが同一か否かの確認を高精度に且つ短時
間に行うことができる。この結果、反応ウェル2に分注
されたサンプルのずれが防止されると共に、測定結果の
混乱が生じることも防止される。また、本実施例の識別
標識に用いられた水性インキは、目視により容易に確認
し得るように塗布されているので、側光位置11におい
て、目視により反応容器1とサンプルとの対応が簡単に
判定することもできる。この側光位置11で側光が終了
した反応容器1は、ビュアー部13を経て収納部14に
収納される。このように本実施例の検査装置は、特別な
装置や方法を必要とせず、安価で確実に反応容器1の識
別を行うことができる。
取り、この識別標識を反応容器1のIDとすることによ
って、サンプルが分注された反応容器1と側光が施され
た反応容器1とが同一か否かの確認を高精度に且つ短時
間に行うことができる。この結果、反応ウェル2に分注
されたサンプルのずれが防止されると共に、測定結果の
混乱が生じることも防止される。また、本実施例の識別
標識に用いられた水性インキは、目視により容易に確認
し得るように塗布されているので、側光位置11におい
て、目視により反応容器1とサンプルとの対応が簡単に
判定することもできる。この側光位置11で側光が終了
した反応容器1は、ビュアー部13を経て収納部14に
収納される。このように本実施例の検査装置は、特別な
装置や方法を必要とせず、安価で確実に反応容器1の識
別を行うことができる。
【0016】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ることはなく、例えば、収納部14に収納された反応容
器1のサンプルとの対応を再チェックすることもできる
。この再チェックの方法としては、2通りの方法がある
。1つは、側光位置11に、再度、チェックしようとす
る反応容器1をセットし、本実施例の検査装置によって
自動識別を行う。もう1つは、反応容器1の目視による
再チェックを行う。いずれの場合も、分注位置4で記録
された識別標識を機械的又は目視により読み取って、反
応容器1とサンプルとの対応を判定する。上述したよう
に、本実施例の識別標識に用いられた水性インキは、目
視により容易に確認し得るように塗布されているので、
目視によっても、反応容器1とサンプルとの判定が簡単
に且つ高精度にできる。
ることはなく、例えば、収納部14に収納された反応容
器1のサンプルとの対応を再チェックすることもできる
。この再チェックの方法としては、2通りの方法がある
。1つは、側光位置11に、再度、チェックしようとす
る反応容器1をセットし、本実施例の検査装置によって
自動識別を行う。もう1つは、反応容器1の目視による
再チェックを行う。いずれの場合も、分注位置4で記録
された識別標識を機械的又は目視により読み取って、反
応容器1とサンプルとの対応を判定する。上述したよう
に、本実施例の識別標識に用いられた水性インキは、目
視により容易に確認し得るように塗布されているので、
目視によっても、反応容器1とサンプルとの判定が簡単
に且つ高精度にできる。
【0017】また、図4及び図5に示すような反応容器
1を用いることもできる。この反応容器は、前述した4
つのエリア4を用いる代りに、前記各数字上を対角線方
向に3つのエリア4が設けられている。例えば、図5に
示すように、数字7上の左上に1の位、中央に10の位
、右下に100の位のエリア4が設けられている。この
図中において、マークは、10の位のエリア4に、トッ
ド状に点打ちされている。この結果、識別標識は70を
表している。従って、図4に示すように、数字1の1の
位と、数字5の100の位と、数字7の10の位との夫
々のエリア4に水性インキが点打ちされた場合、この反
応容器1の識別標識は、571を表すことになる。
1を用いることもできる。この反応容器は、前述した4
つのエリア4を用いる代りに、前記各数字上を対角線方
向に3つのエリア4が設けられている。例えば、図5に
示すように、数字7上の左上に1の位、中央に10の位
、右下に100の位のエリア4が設けられている。この
図中において、マークは、10の位のエリア4に、トッ
ド状に点打ちされている。この結果、識別標識は70を
表している。従って、図4に示すように、数字1の1の
位と、数字5の100の位と、数字7の10の位との夫
々のエリア4に水性インキが点打ちされた場合、この反
応容器1の識別標識は、571を表すことになる。
【0018】この変形例の場合も、上述した第1の実施
例の装置と同様の効果を有しており、特別な装置や方法
を必要とせず、安価で確実に反応容器1の識別を行うこ
とができる。
例の装置と同様の効果を有しており、特別な装置や方法
を必要とせず、安価で確実に反応容器1の識別を行うこ
とができる。
【0019】次に、本発明の第2の実施例に係る検査装
置について、図6を参照して説明する。なお、本実施例
の説明に際し、第1の実施例の構成と同一の構成には同
一の参照符号を付してその説明を省略する。
置について、図6を参照して説明する。なお、本実施例
の説明に際し、第1の実施例の構成と同一の構成には同
一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0020】本実施例の検査装置は、印字装置9によっ
て所定の識別標識を塗布あるいはドット状に点打ちする
代りに、例えば、サンプルプローブ5によって分注され
るサンプル(例えば、血球浮遊液)をインキ代りに利用
している。このようなサンプルは、分注意位置4で、サ
ンプルプローブ5によって、反応ウェル2に吐出され、
これが反応容器1の識別標識とされる。図6には、所定
の反応ウェル2にサンプルが吐出された状態が示されて
いる。このように反応容器1に記録された識別標識は、
側光カメラ12を介してBCD法(2進化10進法)に
より演算処理されて検出される。ここで、図6反応容器
1の識別標識を読み出す方法について説明する。
て所定の識別標識を塗布あるいはドット状に点打ちする
代りに、例えば、サンプルプローブ5によって分注され
るサンプル(例えば、血球浮遊液)をインキ代りに利用
している。このようなサンプルは、分注意位置4で、サ
ンプルプローブ5によって、反応ウェル2に吐出され、
これが反応容器1の識別標識とされる。図6には、所定
の反応ウェル2にサンプルが吐出された状態が示されて
いる。このように反応容器1に記録された識別標識は、
側光カメラ12を介してBCD法(2進化10進法)に
より演算処理されて検出される。ここで、図6反応容器
1の識別標識を読み出す方法について説明する。
【0021】1から10までの数字に対応した反応ウェ
ル2のうち、サンプルが吐出された部分を{1}、吐出
されていない部分を{0}として、側光カメラ12を介
して{1001011001}の2進数で検出される。 この2進数データをCPUに出力し、所定の演算が施さ
れる。即ち、1×20 +0×21 +0×22 +1
×23 +1×24 +0×25 +1×26 +0×
27 +0×28 +1×29 =601となり、この
値が反応容器1の識別標識として検出される。本実施例
の検査装置も、第1の実施例の装置と同様の効果を有し
、特別な装置や方法を必要とせず、安価で確実に反応容
器1の識別を行うことができる。
ル2のうち、サンプルが吐出された部分を{1}、吐出
されていない部分を{0}として、側光カメラ12を介
して{1001011001}の2進数で検出される。 この2進数データをCPUに出力し、所定の演算が施さ
れる。即ち、1×20 +0×21 +0×22 +1
×23 +1×24 +0×25 +1×26 +0×
27 +0×28 +1×29 =601となり、この
値が反応容器1の識別標識として検出される。本実施例
の検査装置も、第1の実施例の装置と同様の効果を有し
、特別な装置や方法を必要とせず、安価で確実に反応容
器1の識別を行うことができる。
【0022】なお、本発明は、上述の第2の実施例の構
成に限定されず、図7に示すように、数字と反応ウェル
との間に専用エリア22を設け、これら専用エリア22
に、サンプルを吐出し、これを反応容器1の識別標識と
することもできる。この場合も、識別標識の読みだし方
法は、前述と同様、BCD法(2進化10進法)により
行われる。なお、本変形例の場合も、識別標識は601
となる。なお、本発明は、上述した各実施例の構成に限
定されることはなく、種々変更可能であることはいうま
でもない。
成に限定されず、図7に示すように、数字と反応ウェル
との間に専用エリア22を設け、これら専用エリア22
に、サンプルを吐出し、これを反応容器1の識別標識と
することもできる。この場合も、識別標識の読みだし方
法は、前述と同様、BCD法(2進化10進法)により
行われる。なお、本変形例の場合も、識別標識は601
となる。なお、本発明は、上述した各実施例の構成に限
定されることはなく、種々変更可能であることはいうま
でもない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、サンプルが分注された
容器と、検査が行われた容器との同一性の判断が、特別
な装置や方法を用いることなく、高精度且つ短時間に行
うことができる。
容器と、検査が行われた容器との同一性の判断が、特別
な装置や方法を用いることなく、高精度且つ短時間に行
うことができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る検査装置の全体を
概略的に示す図。
概略的に示す図。
【図2】図1の検査装置に用いられる反応容器のエリア
にマークが塗布された状態を示す部分拡大図。
にマークが塗布された状態を示す部分拡大図。
【図3】図2の反応容器に印字された数字の部分に設け
られたエリアを拡大して示す図。
られたエリアを拡大して示す図。
【図4】図1の検査装置に用いられる他の例に係る反応
容器のエリアにマークが点打ちされた状態を示す部分拡
大図。
容器のエリアにマークが点打ちされた状態を示す部分拡
大図。
【図5】図4の反応容器に印字された数字の部分に設け
られたエリアを拡大して示す図。
られたエリアを拡大して示す図。
【図6】本発明の第2の実施例に係る検査装置に用いら
れる反応容器の反応ウェルにサンプルが吐出された状態
を示す図。
れる反応容器の反応ウェルにサンプルが吐出された状態
を示す図。
【図7】図6の検査装置に用いられる他の例に係る反応
容器の専用エリアにサンプルが吐出された状態を示す部
分拡大図。
容器の専用エリアにサンプルが吐出された状態を示す部
分拡大図。
1…反応容器、4…分注位置、5…サンプルプローブ、
6…サンプル分注器、7…試薬プローブ、8…試薬分注
器、9…印字装置、11…側光位置、12…側光カメラ
。
6…サンプル分注器、7…試薬プローブ、8…試薬分注
器、9…印字装置、11…側光位置、12…側光カメラ
。
Claims (1)
- 【請求項1】 サンプルを容器に分注して所定の検査
を行う検査装置において、サンプルの分注時に、前記容
器に所定の識別標識を記録する記録手段と、前記サンプ
ルの検査時に、前記容器に記録された識別標識を読取り
、分注された前記容器と検査が行われた前記容器とが同
一か否かの識別を行う検出手段と、を備える検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3076431A JP3005305B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3076431A JP3005305B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04310863A true JPH04310863A (ja) | 1992-11-02 |
JP3005305B2 JP3005305B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=13604972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3076431A Expired - Fee Related JP3005305B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005305B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300458A (ja) * | 2004-04-23 | 2009-12-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 検体の解析装置及び検体の解析方法 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP3076431A patent/JP3005305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300458A (ja) * | 2004-04-23 | 2009-12-24 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 検体の解析装置及び検体の解析方法 |
US8264674B2 (en) | 2004-04-23 | 2012-09-11 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Methods of separating, identifying and dispensing specimen and device therefor, and analyzing device method |
US8586890B2 (en) | 2004-04-23 | 2013-11-19 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Methods of separating, identifying and dispensing specimen and device therefor, and analyzing device method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3005305B2 (ja) | 2000-01-31 |
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