JPH04310731A - 真空包装に適した包装材料およびこれを用いた充填包装方法 - Google Patents
真空包装に適した包装材料およびこれを用いた充填包装方法Info
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- JPH04310731A JPH04310731A JP3076213A JP7621391A JPH04310731A JP H04310731 A JPH04310731 A JP H04310731A JP 3076213 A JP3076213 A JP 3076213A JP 7621391 A JP7621391 A JP 7621391A JP H04310731 A JPH04310731 A JP H04310731A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、緑茶、紅茶、コーヒー
等の粉状、粒状の内容物を真空包装するのに適した包装
材料およびこの包装材料で製造された袋に関する。
等の粉状、粒状の内容物を真空包装するのに適した包装
材料およびこの包装材料で製造された袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】緑茶、紅茶、コーヒー等の粉体、粒体の
内容物は、内容物を長期間保存するために真空包装が一
般的に用いられている。また包装材料としては、ガスバ
リヤー性の優れた材料で、アルミニウム箔を含む積層材
料が用いられている。
内容物は、内容物を長期間保存するために真空包装が一
般的に用いられている。また包装材料としては、ガスバ
リヤー性の優れた材料で、アルミニウム箔を含む積層材
料が用いられている。
【０００３】このような包装材料を用いて袋とし、前記
内容物を充填し、真空脱気して密封包装すると、袋と内
容物が密着するため、袋に表面に内容物の充填した時の
凹凸状態がそのまま表われてしまい、外観が悪いものと
なってしまっていた。このような欠点を改良すべき、前
記のように一旦アルミニウム箔を含む積層材料を用いて
真空脱気包装した包装体を、裏面に印刷層を設けた外装
フィルムで包装して商品とすることが行われていた。
内容物を充填し、真空脱気して密封包装すると、袋と内
容物が密着するため、袋に表面に内容物の充填した時の
凹凸状態がそのまま表われてしまい、外観が悪いものと
なってしまっていた。このような欠点を改良すべき、前
記のように一旦アルミニウム箔を含む積層材料を用いて
真空脱気包装した包装体を、裏面に印刷層を設けた外装
フィルムで包装して商品とすることが行われていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、一旦内容
物を袋に充填し、真空脱気包装した包装体を、別の外装
フィルムで包装することにより、包装体の表面に表われ
た内容物の充填時の凹凸は、外装フィルムで被うことに
より、見えなくなるが、包装体をもう１度包装するため
、包装工程が多くなり、作業効率、製造コストの面で改
善が求められていた。
物を袋に充填し、真空脱気包装した包装体を、別の外装
フィルムで包装することにより、包装体の表面に表われ
た内容物の充填時の凹凸は、外装フィルムで被うことに
より、見えなくなるが、包装体をもう１度包装するため
、包装工程が多くなり、作業効率、製造コストの面で改
善が求められていた。
【０００５】また、一旦真空脱気包装した包装体を、別
工程で外装フィルムにより包装するため、包装体と外装
フィルムの一体感が小さく、包装体から外装フィルムが
離れた状態に見え、より包装体と外装フィルムが一体感
のある包装体が望まれていた。
工程で外装フィルムにより包装するため、包装体と外装
フィルムの一体感が小さく、包装体から外装フィルムが
離れた状態に見え、より包装体と外装フィルムが一体感
のある包装体が望まれていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、裏面に印刷層
を設けた外装材と、内面がヒートシール性を有する内装
材とを、少なくとも端縁の接着部で一体化してなる真空
包装に適した包装材料である。ここで、端縁の接着部は
、両側端縁、両側端縁および底端縁の三方、端縁の全て
の四方のいずれかに設けた構成で、また接着部の形状は
、連続した直線状、断続的な点状のいずれでもよい。
を設けた外装材と、内面がヒートシール性を有する内装
材とを、少なくとも端縁の接着部で一体化してなる真空
包装に適した包装材料である。ここで、端縁の接着部は
、両側端縁、両側端縁および底端縁の三方、端縁の全て
の四方のいずれかに設けた構成で、また接着部の形状は
、連続した直線状、断続的な点状のいずれでもよい。
【０００７】そして、前記包装材料を内容物を充填する
ため、側部および底部にシール部を形成した真空包装に
適した袋である。ここで、袋は、特定された形状でなく
、一般的に用いられている袋の形状であればいずれも利
用できる。
ため、側部および底部にシール部を形成した真空包装に
適した袋である。ここで、袋は、特定された形状でなく
、一般的に用いられている袋の形状であればいずれも利
用できる。
【０００８】
【作用】前記包装材料を用い、袋に製袋し、または製袋
した袋に、緑茶、紅茶、コーヒー等の粉状、粒状の内容
物を充填し、真空吸引脱気後、開口部を密封した包装体
は、真空吸引脱気の時、内装材は吸引密着するが、外装
材は、部分的に接着され、特に袋の側面の部分は、未接
着状態なので、内装材と同時に吸引されないので、外装
材は平滑な状態が保たれる。
した袋に、緑茶、紅茶、コーヒー等の粉状、粒状の内容
物を充填し、真空吸引脱気後、開口部を密封した包装体
は、真空吸引脱気の時、内装材は吸引密着するが、外装
材は、部分的に接着され、特に袋の側面の部分は、未接
着状態なので、内装材と同時に吸引されないので、外装
材は平滑な状態が保たれる。
【０００９】また、内装材と外装材は、端縁の接着部で
一体化されているので、連続状態の包装材料から、切断
、製袋、充填、真空吸引脱気、密封の工程を円滑に、し
かも一工程で行うことができる。
一体化されているので、連続状態の包装材料から、切断
、製袋、充填、真空吸引脱気、密封の工程を円滑に、し
かも一工程で行うことができる。
【００１０】
【実施例】図１は、本発明の包装材料の一例を示すもの
で、裏面に印刷層（１）を設けた外装材（２）と内面が
ヒートシール性を有する内装材（３）を両側端縁の接着
部（４）（４）で一体化した包装材料である。ここで、
図１に示した包装材料の接着部（４）（４）は、直線状
であるが、図２に示すように点状に設けてもよい。
で、裏面に印刷層（１）を設けた外装材（２）と内面が
ヒートシール性を有する内装材（３）を両側端縁の接着
部（４）（４）で一体化した包装材料である。ここで、
図１に示した包装材料の接着部（４）（４）は、直線状
であるが、図２に示すように点状に設けてもよい。
【００１１】図１および図２に示した包装材料は、接着
部を両側端縁に設け構成であるが、図３に示すように底
端縁にも設けた三方、および図４に示すように、さらに
天端縁にも設けた四方に設けた構成でもよい。図３およ
び図４に示すように、三方または四方に接着部を設けた
構成であれば、包装材料から製袋、充填後の密封のシー
ルの際しわが発生し難く好ましい。
部を両側端縁に設け構成であるが、図３に示すように底
端縁にも設けた三方、および図４に示すように、さらに
天端縁にも設けた四方に設けた構成でもよい。図３およ
び図４に示すように、三方または四方に接着部を設けた
構成であれば、包装材料から製袋、充填後の密封のシー
ルの際しわが発生し難く好ましい。
【００１２】本発明の包装材料は、外装材（２）と内装
材（３）の二重構成からなっており、外装材（２）は、
印刷適性、光沢性、手滑性から防湿セロファンが好まし
い。また、内装材（３）は、内容物の保存性を考慮して
、アルミニウム箔を含む積層材料で、内面が、ポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体のようなヒートシー
ル性を有する樹脂層、外面が外装材との接着性が良好な
同じ防湿セロファンを設けた材料を用いる。
材（３）の二重構成からなっており、外装材（２）は、
印刷適性、光沢性、手滑性から防湿セロファンが好まし
い。また、内装材（３）は、内容物の保存性を考慮して
、アルミニウム箔を含む積層材料で、内面が、ポリエチ
レン、エチレン酢酸ビニル共重合体のようなヒートシー
ル性を有する樹脂層、外面が外装材との接着性が良好な
同じ防湿セロファンを設けた材料を用いる。
【００１３】図１から図４に示した包装材料を用いて内
容物を充填する際、例えば図５に示すように一旦袋（５
）を製袋し、行う。この時、包装材料から、内容物充填
までインラインで製造してもよいし、一旦袋を製袋し、
袋を供給し、内容物を充填する、いずれの方法でもよい
。袋の構造は、従来から用いられている袋であれば、い
ずれの形状でもよい。
容物を充填する際、例えば図５に示すように一旦袋（５
）を製袋し、行う。この時、包装材料から、内容物充填
までインラインで製造してもよいし、一旦袋を製袋し、
袋を供給し、内容物を充填する、いずれの方法でもよい
。袋の構造は、従来から用いられている袋であれば、い
ずれの形状でもよい。
【００１４】ここで、連続状の包装材料からインライン
で充填包装する例を図６に従い説明する。連続状の包装
材料（１１）を所定の長さに切断し材料（１２）、この
材料（１２）を成形マンドレル（１３）を用い製袋し、
袋（１４）を製造し、この袋（１４）に内容物（１５）
を充填後、開口部から真空吸引脱気後、開口部を密封シ
ールし、包装体（１６）を完成する。
で充填包装する例を図６に従い説明する。連続状の包装
材料（１１）を所定の長さに切断し材料（１２）、この
材料（１２）を成形マンドレル（１３）を用い製袋し、
袋（１４）を製造し、この袋（１４）に内容物（１５）
を充填後、開口部から真空吸引脱気後、開口部を密封シ
ールし、包装体（１６）を完成する。
【００１５】この包装体（１６）は、図７に示すように
、内装材（３）は、内容物（１５）に密着し、表面には
、内容物充填の際の凹凸が表われるが、外装材（２）は
、内装材（２）には密着していないが、一体に製袋され
ているので、内装材の形状に添った形状となる。
、内装材（３）は、内容物（１５）に密着し、表面には
、内容物充填の際の凹凸が表われるが、外装材（２）は
、内装材（２）には密着していないが、一体に製袋され
ているので、内装材の形状に添った形状となる。
【００１６】本発明の包装材料および袋は、図６に示し
た包装装置に限定されず、真空吸引脱気する機構を有す
る装置であれば、いずれの装置に適用することができ、
図６に示した装置の他、ピロー包装方式のものであって
も適用することができる。
た包装装置に限定されず、真空吸引脱気する機構を有す
る装置であれば、いずれの装置に適用することができ、
図６に示した装置の他、ピロー包装方式のものであって
も適用することができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の包装材料および袋は、少なくと
も端縁の接着部で内装材と外装材とを一体化した構成で
あるので、緑茶、紅茶、コーヒー等の粉状、粒状の内容
物を充填、真空吸引脱気包装しても、外装材は、内容物
の充填の凹凸形状が表われず、印刷層がそのまま再現で
き外観の優れた包装体を製造することができる。
も端縁の接着部で内装材と外装材とを一体化した構成で
あるので、緑茶、紅茶、コーヒー等の粉状、粒状の内容
物を充填、真空吸引脱気包装しても、外装材は、内容物
の充填の凹凸形状が表われず、印刷層がそのまま再現で
き外観の優れた包装体を製造することができる。
【００１８】また、外装材と内装材は、端縁の接着部で
一体化されているので、製袋、充填、真空吸引脱気、密
封が一工程で、しかもインラインで製造できるので、作
業効率が良し、製造コストの低減化が可能となった。
一体化されているので、製袋、充填、真空吸引脱気、密
封が一工程で、しかもインラインで製造できるので、作
業効率が良し、製造コストの低減化が可能となった。
【００１９】さらに、外装材と内装材は、一体に製袋、
充填、密封されるので、真空包装体を別の外装フィルム
で包装するのと異なり、外装材は、内装材に密着しない
ものの、内装材に添った形状となるので、一体感があり
より外観の優れたものとなる。
充填、密封されるので、真空包装体を別の外装フィルム
で包装するのと異なり、外装材は、内装材に密着しない
ものの、内装材に添った形状となるので、一体感があり
より外観の優れたものとなる。
【図１】包装材料の一例を示す部分破断説明図である。
【図２】他の包装材料を示す説明図である。
【図３】他の包装材料を示す説明図である。
【図４】他の包装材料を示す説明図である。
【図５】袋の一例を示す説明図である。
【図６】包装材料を用いた包装工程を示す説明図である
。
。
【図７】包装体の断面図である。
１ 印刷層
２ 外装材
３ 内装材
４ 接着層
５ 袋
Claims (5)
- 【請求項１】外装材と内面がヒートシール性を有する内
装材とを少なくとも端縁の接着部により一体化してなる
ことを特徴とする真空包装に適した包装材料。 - 【請求項２】接着部が両側端縁に設けられている請求項
１の真空包装に適した包装材料。 - 【請求項３】接着部が両側端縁および底端縁の三方に設
けられている請求項１の真空包装に適した包装材料。 - 【請求項４】接着部が点状である請求項１及至請求項３
のいずれかからなる真空包装に適した包装材料。 - 【請求項５】請求項１及至請求項４のいずれかの包装材
料を製袋した真空包装に適した袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3076213A JPH0722981B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 真空包装に適した包装材料およびこれを用いた充▲填▼填包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3076213A JPH0722981B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 真空包装に適した包装材料およびこれを用いた充▲填▼填包装方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04310731A true JPH04310731A (ja) | 1992-11-02 |
| JPH0722981B2 JPH0722981B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=13598897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3076213A Expired - Fee Related JPH0722981B2 (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 真空包装に適した包装材料およびこれを用いた充▲填▼填包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722981B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202929A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 剥離フィルムを有する包装体およびその製造方法 |
| US20100200454A1 (en) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | Goglio S.P.A. | Package for granular products |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4727706A (en) * | 1985-10-21 | 1988-03-01 | Fres-Co System Usa, Inc. | Method for forming smooth walled flexible package |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP3076213A patent/JPH0722981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4727706A (en) * | 1985-10-21 | 1988-03-01 | Fres-Co System Usa, Inc. | Method for forming smooth walled flexible package |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009202929A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 剥離フィルムを有する包装体およびその製造方法 |
| US20100200454A1 (en) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | Goglio S.P.A. | Package for granular products |
| JP2010179965A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Goglio Spa | 粒状製品用の包装 |
| US8562215B2 (en) * | 2009-02-09 | 2013-10-22 | Goglio S.P.A. | Package for granular products |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0722981B2 (ja) | 1995-03-15 |
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Legal Events
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