JPH0431014B2 - - Google Patents

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JPH0431014B2
JPH0431014B2 JP62163681A JP16368187A JPH0431014B2 JP H0431014 B2 JPH0431014 B2 JP H0431014B2 JP 62163681 A JP62163681 A JP 62163681A JP 16368187 A JP16368187 A JP 16368187A JP H0431014 B2 JPH0431014 B2 JP H0431014B2
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JP
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powder
valve seat
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wear resistance
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0805Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability
    • H04L43/0811Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability by checking connectivity

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、すぐれた耐摩耗性と高強度を有
し、特に軽油やLPGなどを燃料として使用する
内燃機関用として用いるのに適したFe基焼結合
金製弁座に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、一般に成分組成的に多品種の内燃機関用
Fe基焼結合金製弁座が通常の粉末治金法により
製造されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、これらの従来製造されている内燃機関
用Fe基焼結合金製弁座は、いずれも総体的に密
度が低く、したがつて空孔が多いために強度が充
分でなく、このためにCuやPbなどを溶浸して封
孔することも行なわれているが、軽油やLPGな
どの潤滑効果の期待できない燃料を用いた場合に
は、弁座自体の硬さが低いこともあり、耐摩耗性
の点において必ずしも満足のゆくものではなく、
特に最近の使用条件の苛酷化にも対応し切れなく
なりつつあるのが現状である。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者等は、上述のような観点か
ら、従来Fe基焼結合金製弁座に比して一段とす
ぐれた特性を有するFe基焼結合金製弁座を製造
すべく研究を行なつた結果、通常の条件で、原料
粉末を配合し、混合し、圧粉体にプレス成形した
後、焼結して焼結体とし、この焼結体に必要に応
じて熱処理を施す基本工程からなる通常の粉末治
金法にて内燃機関用Fe基焼結合金を製造するに
際して、原料粉末として、重量%で(以下%は重
量%を示す)、 C:0.1〜0.8%、Cr:1〜5%、 Ni:0.5〜2%、Co:2〜8%、 Nb:0.2〜2%、Si:0.3〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組
成を有するFe基合金粉末、黒鉛粉末、Mo粉末、
Fe−B合金粉末、およびFe−P合金粉末を用い、 これら原料粉末を、 黒鉛:0.4〜0.8%、Mo:4〜15%、 BおよびPのうちの1種または2種:0.1〜1
%、 Fe基合金:残り、 からなる配合組成に配合すると、7.3g/cm3以上
の高密度、すなわち高強度を有し、さらに高硬度
をもつたFe基焼結合金製弁座が得られるように
なり、しかもこのFe基焼結合金製弁座は、無鉛
ガソリンやプロパン、さらに軽油などを燃料とし
て使用する内燃機関に用いても、すぐれた耐摩耗
性を示し、長期に亘る安定的使用を可能とすると
いう知見を得たのである。 この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであつて、以下に配合組成およびFe基合金粉
末の成分組成を上記の通りに限定した理由を説明
する。 A 配合組成 (a) 黒鉛 黒鉛には、焼結時にFe基合金粉末に固溶して、
パーライト相を主体とする素地を形成すると共
に、炭化物を形成して、強度と硬度さを向上さ
せ、もつて弁座の耐摩耗性を向上させる作用があ
るが、その配合量が0.4%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方その配合量が0.8%を
越えると、弁座の強度が低下するようになること
から、その配合量を0.4〜0.8%と定めた。 (b) Mo Moには、焼結時にFe基合金の素地に一部固溶
し、一方大部分は炭化物を形成して、弁座の耐摩
耗性を向上させる作用があるが、その配合量が4
%未満では所望の耐摩耗性を確保することができ
ず、一方その配合量が15%を越えると、強度が低
下するようになることから、その配合量を4〜15
%と定めた。 (c) BおよびP これらには、Fe−B合金およびFe−P合金の
形で配合することによつて焼結性を著しく向上さ
せ、もつて弁座の密度を7.3g/m3以上に上げ、
高強度を確保する作用があるが、その配合量が
0.1%未満では前記作用に所望の効果が得られず、
一方その配合量が1%を越えると弁座の強度が低
下するようになることから、その配合量を0.1〜
1%と定めた。 B Fe基合金粉末の成分組成 (a) C C成分には、炭化物を形成するほか、パーライ
ト相を主体とする素地を形成して、弁座の耐摩耗
性を向上させる作用があるが、その含有量が0.1
%未満では、焼結時に黒鉛粉末からの供給があつ
たとしても弁座全体としてはC成分不足をきた
し、所望のすぐれた耐摩耗性を確保することがで
きず、一方、その含有量が0.8%を越えると、圧
粉体へのプレス成形性が著しく低下するようにな
り、かかる点からも、この発明の方法では、Fe
基合金粉末中のC含有量を0.1〜0.8%に抑え、所
望のすぐれた耐摩耗性を確保するのに必要なさら
に一段のC含有量を黒鉛粉末の配合によつてまか
なつているのである。 (b) Cr Cr成分には、素地に固溶して耐熱性を向上さ
せるほか、炭化物を形成して常温および高温耐摩
耗性を向上させる作用があるが、その含有量が1
%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一
方その含有量が5%を越えると、Mo成分の存在
下では弁座の強度が低下するようになることか
ら、その含有量を1〜5%と定めた。 (c) Ni Ni成分には、素地に固溶して、弁座の強度を
向上させる作用があるが、その含有量が0.5%未
満では所望の高強度を確保することができず、一
方2%を越えて含有させても前記作用は飽和する
だけであり、経済性を考慮して、その含有量を
0.5〜2%と定めた。 (d) Co Co成分にも、Ni成分と同様に素地に固溶して、
これを強化する作用があるが、その含有量が2%
未満では所望の高強度を確保することができず、
一方8%を越えて含有させても前記作用は飽和す
るだけであり、経済性を考慮して、その含有量を
2〜8%と定めた。 (e) Nb Nb成分には、炭化物を形成して弁座の耐摩耗
性を向上させる作用があるが、その含有量が0.2
%未満では所望の耐摩耗性を確保することができ
ず、一方2%を越えて含有させても前記作用は飽
和し、より一層の向上効果は現れないことから、
その含有量を0.2〜2%と定めた。 (f) Si Si成分には、素地に固溶して、弁座の強度を向
上させるほか、Fe基合金粉末の製造時に溶湯の
流動性を増大させて、粉末化を促進する作用があ
るが、その含有量が0.3%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方その含有量が1%を越
えると、プレス成形時の圧縮性が低下し、高密度
の弁座を製造することが困難となることから、そ
の含有量を0.3〜1%と定めた。 なお、この発明の方法を実施するに際して、焼
結条件は、真空または還元性ガス雰囲気中、1150
〜1250℃の温度に30〜60分間保持とするのがよ
く、また必要に応じて施される熱処理は、600〜
800℃の温度に60〜90分間保持の条件とするのが
よい。 〔実施例〕 つぎに、この発明の方法を実施例により具体的
に説明する。 まず、原料粉末として、それぞれ第1表に示さ
れる成分組成をもち、かつ粒度が100メツシユ以
下の各種のFe基合金粉末、粒度:150メツシユ以
下の天然黒鉛粉末、いずれも200メツシユ以下の
Mo粉末、Fe−B合金(B:20%含有)粉末、お
よびFe−P合金(P:28%含有)粉末を用意し、
これら原料粉末を同じく第1票に示される配合組
成に配合し、混合した後、6ton/cm2の圧力で圧粉
体にプレス成形し、この圧粉体を500℃に30分間
保持の条件で脱油した後、真空中、温度:1200℃
に40分間保持の条件で焼結し、最終的に650〜700
℃の範囲内の所定温度に80分間保持の条件で熱処
理を施すことにより本発明法1〜19および比較法
1〜9を実施し、実
【表】
〔発明の効果〕
第1表に示される結果から、本発明法1〜19に
よれば、いずれも高密度、すなわち高強度を有
し、かつ高硬度を有し、すぐれた耐摩耗性を示す
ばかりでなく、相手攻撃性も低いFe基焼結合金
製弁座を製造することができるのに対して、比較
法1〜9に見られるように、配合組成およびFe
基合金粉末の成分組成のいずれかでもこの発明の
範囲から外れると、上記の特性のうち少なくとも
いずれかの特性が劣つたFe基焼結合金製弁座し
か製造することができないことが明らかである。 上述のように、この発明の方法によれば、高密
度および高硬度、すなわち高強度とすぐれた耐摩
耗性を有し、特に軽油やLPGなどの潤滑効果を
期待できない燃料を使用する内燃機関に用いた場
合にも優れた耐摩耗性を示し、長期に亘る安定的
使用を可能とするFe基焼結合金製弁座を製造す
ることができるのである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関のFe基焼結合金製弁座を通常の粉
    末冶金法により製造するに際して、 原料粉末として、重量%で、 C:0.1〜0.8%、Cr:1〜5%、 Ni:0.5〜2%、Co:2〜8%、 Nb:0.2〜2%、Si:0.3〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組
    成を有するFe基合金粉末、黒鉛粉末、Mo粉末、
    Fe−B合金粉末、およびFe−P合金粉末を用い、 これら原料粉末を、 黒鉛:0.4〜0.8%、Mo:4〜15%、 BおよびPのうちの1種または2種:0.1〜1
    %、Fe基合金:残り、 からなる配合組成に配合することを特徴とするす
    ぐれた耐摩耗性と高強度を有する内燃機関用Fe
    基焼結合金製弁座の製造法。
JP62163681A 1987-06-30 1987-06-30 Production of valve seat made of fe-base sintered alloy for internal combustion engine Granted JPS648246A (en)

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JPS648246A JPS648246A (en) 1989-01-12
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KR20030028668A (ko) * 2001-09-25 2003-04-10 현대자동차주식회사 내열성 및 내마모성이 우수한 밸브시트용 소결합금
CN104399989A (zh) * 2014-10-31 2015-03-11 荣成复合材料有限公司 新型发动机正时齿轮

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