JPH04309832A - 放射線洩れ検出装置 - Google Patents

放射線洩れ検出装置

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JPH04309832A
JPH04309832A JP7520791A JP7520791A JPH04309832A JP H04309832 A JPH04309832 A JP H04309832A JP 7520791 A JP7520791 A JP 7520791A JP 7520791 A JP7520791 A JP 7520791A JP H04309832 A JPH04309832 A JP H04309832A
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JP
Japan
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radiation
pipeline
pipe
double
tritium
Prior art date
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Pending
Application number
JP7520791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kita
好夫 北
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04309832A publication Critical patent/JPH04309832A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば核融合装置のト
リチウムガス等の燃料を給排する2重配管における放射
線洩れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の核融合装置では、重水素とトリチ
ウムを燃料とした核融合反応が主として行われ、このた
め、大量のトリチウムガスを供給装置から被供給装置に
供給できるように配管を形成し、またトリチウムガスは
、放射性ガスであり、有害であるため、配管を2重に構
成したものがある。
【0003】図4は従来のトリチウム配管構成を示す図
であり、トリチウムガス供給装置1とトリチウムガス被
供給装置2の間に、内管と外管が同心状に形成されたが
配設され、この2重配管3は軸方向の所望の位置には、
接合フランジ4が複数個溶接により取付けられている。 2重配管3の内管に、トリチウムガスが流通可能に構成
され、その内管からのガス洩れを検出するためのトリチ
ウム検出器5が配設され、このトリチウム検出器5が動
作したとき警報を発生する警報器6を備えている。
【0004】図5は、2重配管3の接合フランジ4部を
示す断面図であり、図6(a),(b)はそれぞれ図5
の一方の接合フランジ41と配管が接合された状態を示
す縦断面図およびその側面図である。互いに接合すべき
2重配管3の内管31および外管32の端部には、それ
ぞれ以下に述べる接合フランジ41,46が溶接により
接合されている。接合フランジ41は、図6に示すよう
に全体として円形リング状であって、軸方向に連通する
長穴42が複数個(ここでは4個)形成され、また周縁
部の軸方向にボルト挿入穴43が複数個(図では8個)
が形成され、さらに接合面に、パッキン溝44が形成さ
れ、これにパッキン45が挿入されている。接合フラン
ジ42は、接合フランジ41に形成されているパッキン
溝44が形成されず、これにパッキン45が挿入されて
いない点を除けば、接合フランジ41と同一構成となっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の構成
において、実際には、配管系統は、何系統もあり、接合
フランジ4の数も多数あるので、トリチウム検出器5が
接続されている2重配管4k内管31からガス洩れが生
じた場合、トリチウム検出器5によりどの系統が洩れて
いるかを特定できるが、該当する系統のどこの領域(部
分)かを特定することができない。これは、配管が2重
構成になっているため、直接確認できないためである。 もし、該当する系統のどこの領域にガス洩れが生じたか
を検出する場合には、核融合装置の運転を中止し、配管
の流体の流れを止めて分解し、放射線洩れ領域の特定を
行う必要がある。
【0006】本発明は、配管系統の流体の流れを中止す
ることなく、短時間に放射線洩れ領域を特定でき、配管
の分解無しに放射線洩れ個所を特定でき、これにより放
射線の被爆を低減できる放射線洩れ検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、トリチウムガス等の放射性流体を流通させる
内管と、この内管の流体が漏れないように内管の外周側
に配設された外管からなる2重配管において、前記内管
から洩れる放射線を検出する放射線検出器を設け、前記
2重配管の軸方向の所望位置において軸方向に直角に複
数個に分割され、この各分割2重配管の端部にそれぞれ
結合するとともに、前記内管と前記外管の内部空間を独
立にするためのフランジを形成し、この各フランジに前
記外管内と連通する複数の連通路を形成し、この各連通
路に常時開状態のバルブをそれぞれ設け、前記放射線検
出器により放射線が検出されたとき、前記各バルブの開
状態を制御手段により順次1個ずつ閉じ、前記放射線検
出器の出力の有無により、放射線洩れ領域を特定し報知
する報知手段を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、放射線検出器により放射線洩
れが検出されたとき、この放射線洩れが検出された配管
系統の各バルブが順次閉じるように構成されているので
、フランジにより区分された洩れ領域を特定でき、また
これを報知できるので、放射線の被爆量を低減すること
が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は一実施例を示す構成図であり、2重
配管3の軸方向の所望位置において軸方向に直角に複数
個に分割され、この各分割2重配管3の端部にそれぞれ
連結されるフランジ7の構造を図2に示すように構成す
る。すなわち、フランジ7は、円形リング状であって、
2重配管3の内管31および外管32の内部空間を独立
に形成し、かつ隣接する外管32同士が外管外部で連通
するように、軸方向の穴71とこれと直角の外周縁方向
の穴72を形成し、この穴72にバイパス管73を接続
し、このバイパス管73の端部に常時開状態のバルブ8
の入口側を接続し、この出口側に隣接のフランジ7のバ
イパス管73を接続する。このような構成は、すべての
フランジ7においても同様に行い、隣接するフランジ7
間に設けられているバルブ8−(1) ,8−(2) 
,…8−(n) を、以下に述べる制御装置9により制
御するようにする。
【0010】制御装置9は、トリチウム検出器5からの
検出信号を、アンプ91、カウンタ92、インターフェ
ース93を介して計算機94に入力し、ここで予め設定
された設定値とトリチウム検出器5からの検出信号を比
較し、この比較結果が所定値を越えたとき、計算機94
からバルブ閉指令がバルブ開閉器95に出力され、この
開閉器95によりバルブ8−(1) …8−(n) が
順次閉じるように構成する。そして、このバルブ8−(
1) …8−(n)を順次閉じることにより、計算機9
4はトリチウム洩れ領域(1),(2),…(n−1)
,(n) のいずれかであることを特定し、この特定さ
れたトリチウム洩れ領域を表示器97に表示すると共に
、警報器96により警報するように構成する。なお、図
中10はパッキン、11はパッキン溝、12は制御ケー
ブルである。
【0011】以上のように構成されたものにおいて、ト
リチウム検出器5によりトリチウム洩れが検出されたと
き、アンプ91、カウンタ92、インターフェース93
を介して計算機94に入力され、ここで設定値と比較さ
れ、この比較結果が所定値を越えたとき、バルブ開閉器
95に駆動指令が出力され、バルブ開閉器95から始め
にトリチウム被供給装置2に最も近い位置のバルブ8−
(1) に対してだけ閉指令が与えられ、これによりバ
ルブ8−(1) は閉状態となる。この状態では、2重
配管3の領域(1) と領域(2) の間のトリチウム
の連通路は遮断される。この状態で、トリチウム検出器
5からの検出信号が計算機94に入力されないときは、
領域(1) においてトリチウム洩れが生じていること
が特定され、この特定された結果、つまり領域(1)で
トリチウム洩れが発生していることが表示され、これと
同時に警報器96から警報が発せられる。もし、バルブ
8−(1) は閉状態で、トリチウム検出器5からの検
出信号が計算機94に入力されると、以上の動作を順次
繰り返すことにより、トリチウム洩れ領域が (2)〜
(n)のいずれかが特定できる。
【0012】このようなことから、従来2重配管のトリ
チウム洩れ領域を特定する場合、核融合装置の運転を中
止し、2重配管を分解して洩れ領域を特定していたもの
に比べて、計算機94による集中制御により自動的に短
時間にトリチウム洩れ領域を特定できる。また、2重配
管3を分解すること無しにトリチウム洩れ領域を特定で
きるので、トリチウムによる被爆量を低減できる。
【0013】本発明は以上述べた実施例は放射性流体と
して、トリチウムガスを例に挙げて説明したが、これに
限らず他の放射性流体であっても同様に実施できる。ま
た、放射線洩れ検出結果を表示器97と警報器96によ
り、報知するようにしたがこれに限らずなんでも良い。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、配管系統の流体の流れ
を中止することなく、短時間に放射線洩れ領域を特定で
き、配管の分解無しに放射線洩れ個所を特定でき、これ
により放射線の被爆を低減できる放射線洩れ検出装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】図1の一部のフランジ結合部を拡大して示す断
面図。
【図3】図1の制御装置を示すブロック図。
【図4】従来の一例を示す構成図。
【図5】図4の一部を拡大して示す断面図。
【図6】(a),(b)はそれぞれ図5のフランジと2
重配管を結合状態を示す断面図および側面図。
【符号の説明】
1…トリチウム供給装置、2…トリチウム被供給装置、
3…2重配管、5…トリチウム検出器、7…フランジ、
8…バルブ、9…制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トリチウムガス等の放射性流体を流通
    させる内管と、この内管の流体が漏れないように内管の
    外周側に配設された外管からなる2重配管において、前
    記内管から洩れる放射線を検出する放射線検出器を設け
    、前記2重配管の軸方向の所望位置において軸方向に直
    角に複数個に分割され、この各分割2重配管の端部にそ
    れぞれ結合するとともに、前記内管と前記外管の内部空
    間を独立にするためのフランジを形成し、この各フラン
    ジに前記外管内と連通する複数の連通路を形成し、この
    各連通路に常時開状態のバルブをそれぞれ設け、前記放
    射線検出器により放射線が検出されたとき、前記各バル
    ブの開状態を制御手段により順次1個ずつ閉じ、前記放
    射線検出器の出力の有無により、放射線洩れ個所を特定
    し報知する報知手段を設けた放射線洩れ検出装置。
JP7520791A 1991-04-08 1991-04-08 放射線洩れ検出装置 Pending JPH04309832A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016188688A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 ヤンマー株式会社 配管構成及びそれを備えるエンジン

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