JPH0430963Y2 - - Google Patents
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- JPH0430963Y2 JPH0430963Y2 JP1985018641U JP1864185U JPH0430963Y2 JP H0430963 Y2 JPH0430963 Y2 JP H0430963Y2 JP 1985018641 U JP1985018641 U JP 1985018641U JP 1864185 U JP1864185 U JP 1864185U JP H0430963 Y2 JPH0430963 Y2 JP H0430963Y2
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- dregs
- aperture
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Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、被調理材料を回転するカツタですり
潰し遠心分離かごでジユースとかすとに分離する
ジユーサに係り、特に着脱自在なかすケースを備
えるジユーサに関する。
潰し遠心分離かごでジユースとかすとに分離する
ジユーサに係り、特に着脱自在なかすケースを備
えるジユーサに関する。
第19図は従来のジユーサを示している。同図
中1はボトル載せ台2を有しかつ図示しないモー
タを内蔵した基台、3は上記載せ台2に載置され
るジユースボトル、4はジユース流出口5を有し
て基台1上に着脱自在に載置される絞りケース、
6は絞りケース4と一体に形成された平板状のか
すケース受部、7は絞りケース4に収納され上記
モータの動力で高速回転される遠心分離かご、8
は絞りケース4の上縁に着脱自在に嵌合されたケ
ースリング、9は絞りケース4上に着脱自在に載
置される二重構造の蓋体、10は絞りケース4お
よびケースリング8を挟んで蓋体9を基台1に固
定するクランプ、11はクランプ10の枢軸、1
2は上記からケース受部6とこれと対向する蓋体
9のケース受部13との間に挿脱自在に挟持され
る取手14付きのかすケース、15はケース受部
13の下面に設けられて上記かすケース12の上
縁内面に重なるリブである。
中1はボトル載せ台2を有しかつ図示しないモー
タを内蔵した基台、3は上記載せ台2に載置され
るジユースボトル、4はジユース流出口5を有し
て基台1上に着脱自在に載置される絞りケース、
6は絞りケース4と一体に形成された平板状のか
すケース受部、7は絞りケース4に収納され上記
モータの動力で高速回転される遠心分離かご、8
は絞りケース4の上縁に着脱自在に嵌合されたケ
ースリング、9は絞りケース4上に着脱自在に載
置される二重構造の蓋体、10は絞りケース4お
よびケースリング8を挟んで蓋体9を基台1に固
定するクランプ、11はクランプ10の枢軸、1
2は上記からケース受部6とこれと対向する蓋体
9のケース受部13との間に挿脱自在に挟持され
る取手14付きのかすケース、15はケース受部
13の下面に設けられて上記かすケース12の上
縁内面に重なるリブである。
この従来のジユーサにおいて、かすケース12
はかすケース受部6,13の弾性変形をともなつ
て、これら両受部6,13間に横方向から挿脱さ
れるようになつている。
はかすケース受部6,13の弾性変形をともなつ
て、これら両受部6,13間に横方向から挿脱さ
れるようになつている。
しかし、このような従来のかすケース取付け構
造によれば、かすケース12の挿脱がきつくなる
ことがないようにする必要から、かすケース12
の固定が完全になされない傾向がある。したがつ
て、使用時においてかすケース12がかすケース
受部6,13との間でがたついて騒音を発生し易
いとともに、かすケース12と絞りケース4等と
が十分な密接状態に保持されることを期待できな
いから、使用時にジユースが合わせ部から漏れる
可能性が高い。そして、かすケース12の挿入が
不十分の状態で使用されたり、持ち運ばれたりす
ることがあり、その場合にかすケース12が脱落
するおそれがあるとともに、かすケース12を支
持するために、このケース12と略同程度の大き
なかすケース受部6を必要とし、絞りケース4が
大形となりコスト高であつた。
造によれば、かすケース12の挿脱がきつくなる
ことがないようにする必要から、かすケース12
の固定が完全になされない傾向がある。したがつ
て、使用時においてかすケース12がかすケース
受部6,13との間でがたついて騒音を発生し易
いとともに、かすケース12と絞りケース4等と
が十分な密接状態に保持されることを期待できな
いから、使用時にジユースが合わせ部から漏れる
可能性が高い。そして、かすケース12の挿入が
不十分の状態で使用されたり、持ち運ばれたりす
ることがあり、その場合にかすケース12が脱落
するおそれがあるとともに、かすケース12を支
持するために、このケース12と略同程度の大き
なかすケース受部6を必要とし、絞りケース4が
大形となりコスト高であつた。
本考案は、上記従来の問題点を解決するため
に、基台と、この基台の上面に設けられた絞りケ
ースと、この絞りケースに収納された遠心分離か
ごと、上記絞りケースとは別体に形成されて上記
絞りケースの側部に着脱自在に配設されるかすケ
ースと、クランプ受けを有して上記絞りケースと
かすケースとにわたつて着脱自在に嵌合して取付
けられるとともに、上記かすケースにその上側か
ら当接する蓋体と、上記基台に取付けられるとと
もに、上記クランプ受けに係脱可能に引掛けられ
るクランプと、上記絞りケースのかすケース側部
分および上記かすケースの上記絞りケース側部分
のうちの一方に設けられた上下方向の係止凸部
と、他方に設けられ上記係止凸部に係脱自在な上
下方向の係止凹部と、上記かすケースに設けられ
上記蓋体のかすケース側嵌合部位の内面に重ね合
わされる上向きの突縁とを具備したものである。
に、基台と、この基台の上面に設けられた絞りケ
ースと、この絞りケースに収納された遠心分離か
ごと、上記絞りケースとは別体に形成されて上記
絞りケースの側部に着脱自在に配設されるかすケ
ースと、クランプ受けを有して上記絞りケースと
かすケースとにわたつて着脱自在に嵌合して取付
けられるとともに、上記かすケースにその上側か
ら当接する蓋体と、上記基台に取付けられるとと
もに、上記クランプ受けに係脱可能に引掛けられ
るクランプと、上記絞りケースのかすケース側部
分および上記かすケースの上記絞りケース側部分
のうちの一方に設けられた上下方向の係止凸部
と、他方に設けられ上記係止凸部に係脱自在な上
下方向の係止凹部と、上記かすケースに設けられ
上記蓋体のかすケース側嵌合部位の内面に重ね合
わされる上向きの突縁とを具備したものである。
以上の構成を備えるジユーサにおいて、かすケ
ースを取付けるには、まず、絞りケースのかすケ
ース取付け側にかすケースを上方より配設して、
これら両ケースに設けられている上下方向の係止
凸部と係止凹部とを係合させる。これにより、か
すケースは位置決めされて仮に保持される。次
に、蓋体を両ケースにわたつて嵌合させる。そう
すると、蓋体のかすケース側嵌合部位内面とかす
ケースの突縁外面とが重ね合わされる。この重ね
合わせにより、かすケースの上記係止凹部と係止
凸部との係合部を中心とする下方への回動、なら
びに絞りケースの外側方へ向けてかすケースが離
脱する方向の動きを防止できる。最後に、クラン
プを蓋体のクランプ受けに引掛けて、蓋体を基台
に対してクランプを介して固定する。以上の手順
でかすケースの取付けが完了する。
ースを取付けるには、まず、絞りケースのかすケ
ース取付け側にかすケースを上方より配設して、
これら両ケースに設けられている上下方向の係止
凸部と係止凹部とを係合させる。これにより、か
すケースは位置決めされて仮に保持される。次
に、蓋体を両ケースにわたつて嵌合させる。そう
すると、蓋体のかすケース側嵌合部位内面とかす
ケースの突縁外面とが重ね合わされる。この重ね
合わせにより、かすケースの上記係止凹部と係止
凸部との係合部を中心とする下方への回動、なら
びに絞りケースの外側方へ向けてかすケースが離
脱する方向の動きを防止できる。最後に、クラン
プを蓋体のクランプ受けに引掛けて、蓋体を基台
に対してクランプを介して固定する。以上の手順
でかすケースの取付けが完了する。
この取付け状態ではクランプの締付力により、
絞りケースを基台と蓋体との間に挟んで固定でき
ることは勿論のこと、蓋体は絞りケースにその上
側から当接しているので、この当接部によりクラ
ンプの締付力が絞りケースに伝えられ、この絞り
ケースを係止凹部および係止凸部の係合部と蓋体
との間に挟んで固定できる。
絞りケースを基台と蓋体との間に挟んで固定でき
ることは勿論のこと、蓋体は絞りケースにその上
側から当接しているので、この当接部によりクラ
ンプの締付力が絞りケースに伝えられ、この絞り
ケースを係止凹部および係止凸部の係合部と蓋体
との間に挟んで固定できる。
以上のように蓋体および絞りケースを基台に固
定するクランプの締付力を利用して、かすケース
を上下から挟持するので、かすケースの固定が確
実となり、使用時においてかすケースががたつい
て騒音を生じることを防止できる。そして、この
ようにかすケースの固定が確実であるから、かす
ケースと蓋体との接合が密に保持されて、これら
の接合部から外部へのジユースの漏れを防止する
上においても有効である。さらに、上記係止凹部
と係止凸部との係合、並びに上記かすケース嵌合
部と上記突縁との係合があつて初めて上記クラン
プが確実に掛るので、かすケースの不正な取付け
をがあつても、それを未然に知ることができると
ともに、かすケースが不正状態に取付けられたま
ま使用されることを防止できる。しかも、かすケ
ースを絞りケースに対して係止凹凸部の係合によ
り支持させたから、絞りケースには台状のかすケ
ース受部を殊更に設けなくてもよく、そして補助
的にかすケース受部を設ける場合にも、かすケー
スと同じような大きさのかすケース受部は必要と
せず小さなものでよく、よつて、絞りケースの小
形化と材料費の節減を図ることができる。また、
かすケースの突縁を蓋体のかすケース側嵌合部位
の内面に重ね合わせることによつて、かすケース
を絞りケースに対する取付け位置から外れ止めし
ているので、使用時や持ち運び時において不用意
にかすケースが脱落するおそれがなく、かすケー
スの保持が確実である。
定するクランプの締付力を利用して、かすケース
を上下から挟持するので、かすケースの固定が確
実となり、使用時においてかすケースががたつい
て騒音を生じることを防止できる。そして、この
ようにかすケースの固定が確実であるから、かす
ケースと蓋体との接合が密に保持されて、これら
の接合部から外部へのジユースの漏れを防止する
上においても有効である。さらに、上記係止凹部
と係止凸部との係合、並びに上記かすケース嵌合
部と上記突縁との係合があつて初めて上記クラン
プが確実に掛るので、かすケースの不正な取付け
をがあつても、それを未然に知ることができると
ともに、かすケースが不正状態に取付けられたま
ま使用されることを防止できる。しかも、かすケ
ースを絞りケースに対して係止凹凸部の係合によ
り支持させたから、絞りケースには台状のかすケ
ース受部を殊更に設けなくてもよく、そして補助
的にかすケース受部を設ける場合にも、かすケー
スと同じような大きさのかすケース受部は必要と
せず小さなものでよく、よつて、絞りケースの小
形化と材料費の節減を図ることができる。また、
かすケースの突縁を蓋体のかすケース側嵌合部位
の内面に重ね合わせることによつて、かすケース
を絞りケースに対する取付け位置から外れ止めし
ているので、使用時や持ち運び時において不用意
にかすケースが脱落するおそれがなく、かすケー
スの保持が確実である。
以下、第1図から第18図に示す一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
このジユーサは、第1図および第2図に示すよ
うに基台21と、絞りケース27と、ケースリン
グ39と、遠心分離かご48と、かすケース52
と、蓋体63と、ジユースボトル75とを具備し
て構成されている。
うに基台21と、絞りケース27と、ケースリン
グ39と、遠心分離かご48と、かすケース52
と、蓋体63と、ジユースボトル75とを具備し
て構成されている。
第1図および第2図中21は着脱可能な底蓋2
2を取付けた基台で、その一側下部には水平に延
出したボトル載せ台23が形成されている。基台
21には図示しないモータが内蔵されており、こ
の基台21の上面より突出された上記モータの回
転軸24には、遠心力によつて突出する図示しな
い連動ピンを有するカツプリング25が取付けら
れている。なお、第1図中26は操作スイツチ部
である。
2を取付けた基台で、その一側下部には水平に延
出したボトル載せ台23が形成されている。基台
21には図示しないモータが内蔵されており、こ
の基台21の上面より突出された上記モータの回
転軸24には、遠心力によつて突出する図示しな
い連動ピンを有するカツプリング25が取付けら
れている。なお、第1図中26は操作スイツチ部
である。
絞りケース27は基台21の上面に着脱自在に
載置されている。このケース27の環状をなす周
壁は、第7図および第8図等に示すように、遠心
分離かご48の回転によつて引き起こされる風の
流れを滑らかに案内する平面形状が略U字状をな
す周壁部位28と、この周壁部位28よりも低い
とともに、両端側に周壁部位28に一体に連なる
平坦部29を有したかすケース取付け側の周壁部
位30とから形成されている。そして、第7図、
第8図とともに第15図および第16図に示すよ
うに絞りケース27の底壁には、上記ボトル載せ
台23の上方に対向する下向きのジユース流出口
31が形成されている。さらに、上記底壁外面に
はジユース流出口31の上記基台21側を覆つて
下向きの仕切り板部32が一体に突設されてい
る。なお、上記各図中33はジユース整流用のリ
ブを示している。
載置されている。このケース27の環状をなす周
壁は、第7図および第8図等に示すように、遠心
分離かご48の回転によつて引き起こされる風の
流れを滑らかに案内する平面形状が略U字状をな
す周壁部位28と、この周壁部位28よりも低い
とともに、両端側に周壁部位28に一体に連なる
平坦部29を有したかすケース取付け側の周壁部
位30とから形成されている。そして、第7図、
第8図とともに第15図および第16図に示すよ
うに絞りケース27の底壁には、上記ボトル載せ
台23の上方に対向する下向きのジユース流出口
31が形成されている。さらに、上記底壁外面に
はジユース流出口31の上記基台21側を覆つて
下向きの仕切り板部32が一体に突設されてい
る。なお、上記各図中33はジユース整流用のリ
ブを示している。
上記絞りケース27の上記かすケース取付け側
の周壁部位30の両側部には、第4図および第8
図に示すように突出壁27aが夫々一体に設けら
れている。これら突出壁27aの下部には、第6
図および第8図に示すように夫々上下方向の係止
凸部34が一体に設けられており、これら凸部3
4は上側程先細に形成されている。
の周壁部位30の両側部には、第4図および第8
図に示すように突出壁27aが夫々一体に設けら
れている。これら突出壁27aの下部には、第6
図および第8図に示すように夫々上下方向の係止
凸部34が一体に設けられており、これら凸部3
4は上側程先細に形成されている。
しかも、絞りケース27の上記かすケース取付
け側には、上記平坦部29の下部外面から水平状
に突出する左右一対のかすケース台部35が一体
に設けられていて、これら両台部35間にかすケ
ース52の底部を露出させるとともに、上記ボト
ル載せ台2と対向するかすケース掴み用の凹部3
6が形成されている。そして、第5図、第6図お
よび第8図に示すようにかすケース台部35の上
面には、上記周壁部位30の下端が連なる凹溝3
7が形成されている。なお、これら左右の凹溝3
7は周壁部位30の下端に沿つて形成した溝38
を介して互いに連通されている。
け側には、上記平坦部29の下部外面から水平状
に突出する左右一対のかすケース台部35が一体
に設けられていて、これら両台部35間にかすケ
ース52の底部を露出させるとともに、上記ボト
ル載せ台2と対向するかすケース掴み用の凹部3
6が形成されている。そして、第5図、第6図お
よび第8図に示すようにかすケース台部35の上
面には、上記周壁部位30の下端が連なる凹溝3
7が形成されている。なお、これら左右の凹溝3
7は周壁部位30の下端に沿つて形成した溝38
を介して互いに連通されている。
上記ケースリングは第1図から第3図中39で
示され、これは本実施例の場合絞りケース27の
上部に着脱自在に取付けられているが、これに限
らず絞りケース27と一体に形成してもよい。こ
のケースリング39は、第7図、第10図および
第11図に示すように、上記周壁部位28,30
の上縁に設けた環状段部40に嵌合する下向きの
嵌合リブ41を有しているとともに、この嵌合リ
ブ41に一体に連なつて下向きに突設された風防
部42を有している。そして、風防部42は遠心
分離かご48の回転で上記絞りケース27内に形
成される風の流れを乱す部位、つまり上記の絞り
ケース27の構造の場合には平坦部29を中心と
する部位の内側に重ねられている(第4図参照)。
なお、上記嵌合リブ41よりも長い風防部42は
本実施例の場合左右夫々独立させたが、これらを
一体に連続させて上記周壁部位30の内面に重ね
てもよいとともに、風防部42は上記部位30の
内面に対して重なり合つていても、あるいは小間
〓を設けて重なつていても差支えない。また、第
4図および第8図に示すように、風防部42にお
ける上記絞りケース27内の風の流れに向かつて
延びる部位42aが重ねられた上記絞りケース2
7の周壁部位28内面には、上記部位42aの先
端面を覆うリブ43が一体に設けられている。な
お、このリブ43に代えて周壁部位28に内面に
段部を設けてもよい。
示され、これは本実施例の場合絞りケース27の
上部に着脱自在に取付けられているが、これに限
らず絞りケース27と一体に形成してもよい。こ
のケースリング39は、第7図、第10図および
第11図に示すように、上記周壁部位28,30
の上縁に設けた環状段部40に嵌合する下向きの
嵌合リブ41を有しているとともに、この嵌合リ
ブ41に一体に連なつて下向きに突設された風防
部42を有している。そして、風防部42は遠心
分離かご48の回転で上記絞りケース27内に形
成される風の流れを乱す部位、つまり上記の絞り
ケース27の構造の場合には平坦部29を中心と
する部位の内側に重ねられている(第4図参照)。
なお、上記嵌合リブ41よりも長い風防部42は
本実施例の場合左右夫々独立させたが、これらを
一体に連続させて上記周壁部位30の内面に重ね
てもよいとともに、風防部42は上記部位30の
内面に対して重なり合つていても、あるいは小間
〓を設けて重なつていても差支えない。また、第
4図および第8図に示すように、風防部42にお
ける上記絞りケース27内の風の流れに向かつて
延びる部位42aが重ねられた上記絞りケース2
7の周壁部位28内面には、上記部位42aの先
端面を覆うリブ43が一体に設けられている。な
お、このリブ43に代えて周壁部位28に内面に
段部を設けてもよい。
さらに、ケースリング39における上記かすケ
ース取付け側の周壁部位30の左右両端部には、
一段低くした係合段部44,45が夫々設けられ
ている。そして、これら係合段部44,45のう
ち少なくとも上記かすケース52のかす入口側に
配置される係合段部44は、外側つまりかすケー
ス52側に向けて徐々に広く形成されている。し
かも、ケースリング39の上面には、上記周壁部
位30の上端に連なるようにして遠心分離かご4
8の上端と略同じ高さの突条46(第1図参照)
が一体に突設されている。この突条46は上記係
合段部44を避けて設けられている。また、ケー
スリング39を絞りケース27に取付けた状態に
おいて、上記周壁部位30の上縁とケースリング
39との合わせ面間には、第18図に示すように
上面が開放された例えば溝条からなる嵌合溝47
が形成されるようになつている。
ース取付け側の周壁部位30の左右両端部には、
一段低くした係合段部44,45が夫々設けられ
ている。そして、これら係合段部44,45のう
ち少なくとも上記かすケース52のかす入口側に
配置される係合段部44は、外側つまりかすケー
ス52側に向けて徐々に広く形成されている。し
かも、ケースリング39の上面には、上記周壁部
位30の上端に連なるようにして遠心分離かご4
8の上端と略同じ高さの突条46(第1図参照)
が一体に突設されている。この突条46は上記係
合段部44を避けて設けられている。また、ケー
スリング39を絞りケース27に取付けた状態に
おいて、上記周壁部位30の上縁とケースリング
39との合わせ面間には、第18図に示すように
上面が開放された例えば溝条からなる嵌合溝47
が形成されるようになつている。
また、上記遠心分離かご48は絞りケース27
内に出し入れ自在に収納されている。このかご4
8は、第11図および第12図に示すように上方
に向つて拡開した周壁面に多数の小孔を形成した
フイルタ49の内底面に、カツタ50を着脱可能
に取付けて略すりばち形状をなしている。そし
て、この遠心分離かご48の底部下面にはカツプ
リング51が一体に設けられており、このカツプ
リング51は上記カツプリング25に着脱自在に
嵌合して支持されている。これら両カツプリング
25,51は上記の図示しない連動ピンのカツプ
リング51への係合を介して一体的に回転される
ようになつている。なお、第3図および第4図中
矢印は遠心分離かご48の回転方向を示してい
る。
内に出し入れ自在に収納されている。このかご4
8は、第11図および第12図に示すように上方
に向つて拡開した周壁面に多数の小孔を形成した
フイルタ49の内底面に、カツタ50を着脱可能
に取付けて略すりばち形状をなしている。そし
て、この遠心分離かご48の底部下面にはカツプ
リング51が一体に設けられており、このカツプ
リング51は上記カツプリング25に着脱自在に
嵌合して支持されている。これら両カツプリング
25,51は上記の図示しない連動ピンのカツプ
リング51への係合を介して一体的に回転される
ようになつている。なお、第3図および第4図中
矢印は遠心分離かご48の回転方向を示してい
る。
上記かすケース52は絞りかすを収納するもの
であり、これは、絞りケース27の周壁部位30
の外面において上下方向に着脱自在に取付けられ
ている。このかすケース52は第12図から第1
4図に示すように例えば平面形状が略三日月形を
なす上面開口のケースであつて、その絞りケース
27の周壁部位30側の両側部には、上下方向の
係止凹部53が夫々形成されている。これら係止
凹部53は上記係止凸部34に上側から自在に係
脱されるものである。
であり、これは、絞りケース27の周壁部位30
の外面において上下方向に着脱自在に取付けられ
ている。このかすケース52は第12図から第1
4図に示すように例えば平面形状が略三日月形を
なす上面開口のケースであつて、その絞りケース
27の周壁部位30側の両側部には、上下方向の
係止凹部53が夫々形成されている。これら係止
凹部53は上記係止凸部34に上側から自在に係
脱されるものである。
かすケース52の両側部上側には上記係合段部
44,45に丁度重なり合うリング重なり部5
4,55が形成されている。これらの重なり部5
4,55はいずれも平板状であつて、しかも、上
記係合段部44,45の深さと同じ肉厚でかつ同
形状をなして、これらの段部44,45に係脱自
在に嵌合されるようになつている。さらに、かす
ケース52の底壁外面には上記かすケース台部3
4の凹溝37に嵌合される凹溝嵌合部56が設け
られており、この実施例に示した凹溝嵌合部56
は底壁外面に一体に突設した略V字状のリブから
なる。
44,45に丁度重なり合うリング重なり部5
4,55が形成されている。これらの重なり部5
4,55はいずれも平板状であつて、しかも、上
記係合段部44,45の深さと同じ肉厚でかつ同
形状をなして、これらの段部44,45に係脱自
在に嵌合されるようになつている。さらに、かす
ケース52の底壁外面には上記かすケース台部3
4の凹溝37に嵌合される凹溝嵌合部56が設け
られており、この実施例に示した凹溝嵌合部56
は底壁外面に一体に突設した略V字状のリブから
なる。
そして、かすケース52の外側の壁部外面に
は、上記絞りケース27の上端に連なる段部57
が一体に形成されているとともに、この段部57
を境にしてその上側に上向きの突縁58が一体に
延出形成されている。
は、上記絞りケース27の上端に連なる段部57
が一体に形成されているとともに、この段部57
を境にしてその上側に上向きの突縁58が一体に
延出形成されている。
しかも、かすケース52の内側の側壁上端には
上記リング重なり部54,55に両端が一体に連
なる水平状のつば59が設けられていて、その上
面には上向きの突条60が一体に突設されてい
る。このつば59とリング重なり部54,55と
は上記周壁部位30とケースリング39との合わ
せ部上端を覆つている。
上記リング重なり部54,55に両端が一体に連
なる水平状のつば59が設けられていて、その上
面には上向きの突条60が一体に突設されてい
る。このつば59とリング重なり部54,55と
は上記周壁部位30とケースリング39との合わ
せ部上端を覆つている。
突条60の一端は上記リング重なり部54に近
接して上記突縁58の一端部との間にかす入口6
1を形成しているとともに、突条60の他端は上
記リング重なり部55を縁取つて上記突縁58の
他端に一体に連続されている。さらに、突条60
は上記ケースリング39の突条46に近接または
重ねられて配設されるものであり、その上端は突
条46と同じく遠心分離かご48の上端と同じ高
さに位置される。しかも、上記つば59および上
記リング重なり部54,55の下面にわたつて上
記嵌合溝47に上側から着脱される例えばリブか
らなる嵌合凸部62が一体に形成されている。
接して上記突縁58の一端部との間にかす入口6
1を形成しているとともに、突条60の他端は上
記リング重なり部55を縁取つて上記突縁58の
他端に一体に連続されている。さらに、突条60
は上記ケースリング39の突条46に近接または
重ねられて配設されるものであり、その上端は突
条46と同じく遠心分離かご48の上端と同じ高
さに位置される。しかも、上記つば59および上
記リング重なり部54,55の下面にわたつて上
記嵌合溝47に上側から着脱される例えばリブか
らなる嵌合凸部62が一体に形成されている。
上記蓋体63は絞りケース27とかすケース5
2とにわたつて着脱自在に嵌合して設けられてい
る。この蓋体63の基本構造は、第1図から第5
図および第9図に示すように天板部64の周縁に
下向きのケース嵌合部を一体に設けてなる。そし
て、蓋体63の上記嵌合部は、上記ケースリング
39の上記周壁部位28に沿う部分を上記環状段
部40との間に挟持する押え突縁65aを下部に
有した絞りケース27側嵌合部位65と、上記突
縁58の外面に重ね合わされるかすケース側嵌合
部位66とからなり、これらの部位65,66は
一体に連続して環状をなしている。
2とにわたつて着脱自在に嵌合して設けられてい
る。この蓋体63の基本構造は、第1図から第5
図および第9図に示すように天板部64の周縁に
下向きのケース嵌合部を一体に設けてなる。そし
て、蓋体63の上記嵌合部は、上記ケースリング
39の上記周壁部位28に沿う部分を上記環状段
部40との間に挟持する押え突縁65aを下部に
有した絞りケース27側嵌合部位65と、上記突
縁58の外面に重ね合わされるかすケース側嵌合
部位66とからなり、これらの部位65,66は
一体に連続して環状をなしている。
上記嵌合部位66には一対のクランプ受け67
が一体に突設されており、これらには上記基台2
1に取付けたクランプ68が係脱可能に引掛けら
れるようになつている。このクランプ68のクラ
ンプ作用により基台21と蓋体63との間に絞り
ケース27を挟着するとともに、絞りケース27
と蓋体63との間にかすケース52を挟着するよ
うになつている。なお、第1図中69はクランプ
68の枢軸である。また、天板部64には下端が
上記カツタ50の上面に近接する材料投入筒70
が一体に形成され、この筒70には材料押し棒7
1が挿脱自在に挿入されている。
が一体に突設されており、これらには上記基台2
1に取付けたクランプ68が係脱可能に引掛けら
れるようになつている。このクランプ68のクラ
ンプ作用により基台21と蓋体63との間に絞り
ケース27を挟着するとともに、絞りケース27
と蓋体63との間にかすケース52を挟着するよ
うになつている。なお、第1図中69はクランプ
68の枢軸である。また、天板部64には下端が
上記カツタ50の上面に近接する材料投入筒70
が一体に形成され、この筒70には材料押し棒7
1が挿脱自在に挿入されている。
この蓋体63の取付け状態において、その嵌合
部位66の下端縁は押圧部として利用され、上記
かすケース52の段部57からなる受圧部に上側
から当接されているとともに、この嵌合部位66
の内面に対して上記かすケース52の突縁58の
外面が、上記嵌合部位66の高さ方向の略全体に
わたつて重なり合うように係合されている。
部位66の下端縁は押圧部として利用され、上記
かすケース52の段部57からなる受圧部に上側
から当接されているとともに、この嵌合部位66
の内面に対して上記かすケース52の突縁58の
外面が、上記嵌合部位66の高さ方向の略全体に
わたつて重なり合うように係合されている。
さらに、上記かすケース52のかす入口61側
の蓋体63のケース嵌合部内面における各嵌合部
位65,66の境目には、リブ72が一体に形成
されている。そして、このリブ72の上記かすケ
ース52と反対側の部位は斜面72aとなつてい
る。このリブ72は上記かすケース52の突縁5
8におけるかす入口61側の端面に近接して、こ
の端面を覆つている。なお、このリブ72に代え
て蓋体63の上記境目部分に段部を設けても差支
えない。
の蓋体63のケース嵌合部内面における各嵌合部
位65,66の境目には、リブ72が一体に形成
されている。そして、このリブ72の上記かすケ
ース52と反対側の部位は斜面72aとなつてい
る。このリブ72は上記かすケース52の突縁5
8におけるかす入口61側の端面に近接して、こ
の端面を覆つている。なお、このリブ72に代え
て蓋体63の上記境目部分に段部を設けても差支
えない。
しかも、蓋体63の内面において上記かすケー
ス52のかす入口61と反対側に対向する位置に
は、ケース嵌合部内面から一体に突出された仕切
り板73が形成されている。この仕切り板73は
かすケース52内の風の流れを元に戻すために風
上側に向つて斜めに突出して設けられている。な
お、この実施例の場合上記仕切り板73は上記天
板部64にも一体に繋がつているとともに、第9
図中矢印Bは蓋体63のかすケース側の風の流れ
を示している。
ス52のかす入口61と反対側に対向する位置に
は、ケース嵌合部内面から一体に突出された仕切
り板73が形成されている。この仕切り板73は
かすケース52内の風の流れを元に戻すために風
上側に向つて斜めに突出して設けられている。な
お、この実施例の場合上記仕切り板73は上記天
板部64にも一体に繋がつているとともに、第9
図中矢印Bは蓋体63のかすケース側の風の流れ
を示している。
そして、第5図に示すように仕切り板73の下
端は上記突条60の上端に近接されており、これ
らの間に小面積の空気循環部74が形成されてい
る。この循環部74は、本実施例では上記突条6
0に切欠60aを設けて形成したが、仕切り板7
3の下部に切欠を設けて形成してもよいことは勿
論のこと、仕切り板73と突条60との間に幅が
等しい小間〓を設けて形成してもよく、あるいは
仕切り板73の中間部に通孔を設けて形成しても
よく、更には仕切り板73の上端と上記天板部6
4との間、または仕切り板73と蓋体63の嵌合
部との間に上記のような切欠や小間〓で形成して
も差支えない。
端は上記突条60の上端に近接されており、これ
らの間に小面積の空気循環部74が形成されてい
る。この循環部74は、本実施例では上記突条6
0に切欠60aを設けて形成したが、仕切り板7
3の下部に切欠を設けて形成してもよいことは勿
論のこと、仕切り板73と突条60との間に幅が
等しい小間〓を設けて形成してもよく、あるいは
仕切り板73の中間部に通孔を設けて形成しても
よく、更には仕切り板73の上端と上記天板部6
4との間、または仕切り板73と蓋体63の嵌合
部との間に上記のような切欠や小間〓で形成して
も差支えない。
また、第1図に示すように上記ジユースボトル
75はかすケース52と上記ボトル載せ台23と
の間に挿脱されて、この載せ台23上に載置され
るものであり、その上面に着脱自在に嵌合される
ジユースボトル蓋76を備えている。ジユースボ
トル蓋76には第15図および第17図に示すよ
うに、上記ジユース流出口31に嵌合するU字状
のジユース受口77が形成されているとともに、
この受口77の開放側を一段下がつた位置で一体
に繋いで、しかもジユースボトル75のジユース
注ぎ部78の内側に対向する垂直壁部79が形成
されている。さらに、ジユースボトル75の取手
側には空気流通開口80が形成されている。
75はかすケース52と上記ボトル載せ台23と
の間に挿脱されて、この載せ台23上に載置され
るものであり、その上面に着脱自在に嵌合される
ジユースボトル蓋76を備えている。ジユースボ
トル蓋76には第15図および第17図に示すよ
うに、上記ジユース流出口31に嵌合するU字状
のジユース受口77が形成されているとともに、
この受口77の開放側を一段下がつた位置で一体
に繋いで、しかもジユースボトル75のジユース
注ぎ部78の内側に対向する垂直壁部79が形成
されている。さらに、ジユースボトル75の取手
側には空気流通開口80が形成されている。
上記ジユース受口77の上記基台21側には、
上記絞りケース27の仕切り板部32が垂直壁部
79の上端に近接して配設されるものであり、こ
の仕切り板部32の幅はジユース受口77の幅よ
りも僅かに小さく形成されている。なお、このジ
ユースボトル75において垂直壁部79は省略し
てもよく、その場合には上記仕切り板部32をジ
ユース注ぎ部78の内側を覆う長さに形成する。
上記絞りケース27の仕切り板部32が垂直壁部
79の上端に近接して配設されるものであり、こ
の仕切り板部32の幅はジユース受口77の幅よ
りも僅かに小さく形成されている。なお、このジ
ユースボトル75において垂直壁部79は省略し
てもよく、その場合には上記仕切り板部32をジ
ユース注ぎ部78の内側を覆う長さに形成する。
なお、以上の説明において、遠心分離かご48
のフイルタ49およびカツタ50、モータなどを
除く他の部品はいずれも合成樹脂製の成形品であ
る。
のフイルタ49およびカツタ50、モータなどを
除く他の部品はいずれも合成樹脂製の成形品であ
る。
このジユースを使用するに当つて組立てるに
は、まず、基台21上に絞りケース27を載せた
後に、このケース27上部の環状段部40にケー
スリング39を嵌合する。この場合にケースリン
グ39は嵌合リブ41より長い風防部42を有し
ていて、この風防部42が絞りケース27の周壁
部位30内面に沿つて先行して案内されながら嵌
合されることにより、ケースリング39を略位置
決めして嵌合でき、したがつて、ケースリング3
9を容易に装着できる。このリング39の取付け
により、これと上記周壁部位30との間に嵌合溝
47が形成されるとともに、上記かす入口61側
の風防部42の部位42aの先端は絞りケース2
7のリブ33で覆われる。
は、まず、基台21上に絞りケース27を載せた
後に、このケース27上部の環状段部40にケー
スリング39を嵌合する。この場合にケースリン
グ39は嵌合リブ41より長い風防部42を有し
ていて、この風防部42が絞りケース27の周壁
部位30内面に沿つて先行して案内されながら嵌
合されることにより、ケースリング39を略位置
決めして嵌合でき、したがつて、ケースリング3
9を容易に装着できる。このリング39の取付け
により、これと上記周壁部位30との間に嵌合溝
47が形成されるとともに、上記かす入口61側
の風防部42の部位42aの先端は絞りケース2
7のリブ33で覆われる。
次いで、遠心分離かご48を絞りケース27に
収納して、そのカツプリング51を基台21側の
カツプリング25に嵌合させる。この後に、かす
ケース52をその内側側面が絞りケース27の周
壁部位30の外面に沿うようにして上側から挿入
する。
収納して、そのカツプリング51を基台21側の
カツプリング25に嵌合させる。この後に、かす
ケース52をその内側側面が絞りケース27の周
壁部位30の外面に沿うようにして上側から挿入
する。
そうすると、かすケース52の両側部の係止凹
部53が絞りケース27両側部の係止凸部34に
係合されるとともに、かすケース52のリング重
なり部54,55がケースリング39の係合段部
44,45に夫々丁度嵌合される。これと同時
に、かすケース52のつば59が上記嵌合溝47
を覆い隠すとともに、このつば59に設けられた
嵌合突部62が上記嵌合溝47に嵌合され、か
つ、かすケース52の突条60がケースリング3
9の突条46の外面に重なる。さらに、かすケー
ス52の凹溝嵌合部56がかすケース台部35の
凹溝37に嵌合される。
部53が絞りケース27両側部の係止凸部34に
係合されるとともに、かすケース52のリング重
なり部54,55がケースリング39の係合段部
44,45に夫々丁度嵌合される。これと同時
に、かすケース52のつば59が上記嵌合溝47
を覆い隠すとともに、このつば59に設けられた
嵌合突部62が上記嵌合溝47に嵌合され、か
つ、かすケース52の突条60がケースリング3
9の突条46の外面に重なる。さらに、かすケー
ス52の凹溝嵌合部56がかすケース台部35の
凹溝37に嵌合される。
したがつて、上記かすケース台部35を省略す
る場合にも嵌合溝47と嵌合突部62との嵌合に
より、かすケース52に絞りかすが収納されてい
るか否かを問わず、その変形を防止できるととも
に、このかすケース52の不用意な絞りケース2
7からの外れを防止できる。勿論、本実施例はケ
ース台部35を補助的に設けてあるから、その凹
溝37とかすケース52の凹溝嵌合部56との嵌
合によつても、かすケース52の外れ止めがなさ
るれとともに、かすケース台部35自体の支持作
用によつてかすケース52の上記係止凸部34と
係止凹部53との係合部分を中心とするかすケー
ス52の下向きの不用意な回動を防止できること
は言うまでもない。
る場合にも嵌合溝47と嵌合突部62との嵌合に
より、かすケース52に絞りかすが収納されてい
るか否かを問わず、その変形を防止できるととも
に、このかすケース52の不用意な絞りケース2
7からの外れを防止できる。勿論、本実施例はケ
ース台部35を補助的に設けてあるから、その凹
溝37とかすケース52の凹溝嵌合部56との嵌
合によつても、かすケース52の外れ止めがなさ
るれとともに、かすケース台部35自体の支持作
用によつてかすケース52の上記係止凸部34と
係止凹部53との係合部分を中心とするかすケー
ス52の下向きの不用意な回動を防止できること
は言うまでもない。
なお、上記嵌合溝47と嵌合突部62とによる
かすケース52の外れ止め構造は、絞りケース2
7とケースリング39とを一体構造として、その
かすケース取付け側に嵌合溝47を設けたジユー
サにも実施できる。しかも、この外れ止め構造を
実施するに当つては、本実施例の構造に制約され
ず、例えば絞りケースのかすケース取付け側に嵌
合突部62を設けるとともに、かすケース52に
嵌合溝47を設けて実施してもよい。また、嵌合
突部62および嵌合溝47は夫々連続したひとつ
のものではなく、間隔的に複数設けて実施するこ
ともできる。
かすケース52の外れ止め構造は、絞りケース2
7とケースリング39とを一体構造として、その
かすケース取付け側に嵌合溝47を設けたジユー
サにも実施できる。しかも、この外れ止め構造を
実施するに当つては、本実施例の構造に制約され
ず、例えば絞りケースのかすケース取付け側に嵌
合突部62を設けるとともに、かすケース52に
嵌合溝47を設けて実施してもよい。また、嵌合
突部62および嵌合溝47は夫々連続したひとつ
のものではなく、間隔的に複数設けて実施するこ
ともできる。
そして次に、絞りケース27とかすケース52
との両方にわたつて蓋体63を嵌合する。この嵌
合により、蓋体63のかすケース側嵌合部位66
の内面に上記かすケース52の突縁58外面が面
接触状態に重なり合うとともに、この嵌合部位6
6の下端縁がかすケース52の段部57にその上
側から当接され、かつ、絞りケース側嵌合部位6
5の押え突縁65aが絞りケース27の環状段部
40に重なり合つてケースリング39の上記周壁
部位28の沿う部分に接する。なお、この蓋体6
3の嵌合に際して、かすケース52が正規の状態
に取付けられていない場合には、両ケース27,
53にわたる嵌合が不可能となるから、使用者は
容易に正しい組立てに直すことができる。
との両方にわたつて蓋体63を嵌合する。この嵌
合により、蓋体63のかすケース側嵌合部位66
の内面に上記かすケース52の突縁58外面が面
接触状態に重なり合うとともに、この嵌合部位6
6の下端縁がかすケース52の段部57にその上
側から当接され、かつ、絞りケース側嵌合部位6
5の押え突縁65aが絞りケース27の環状段部
40に重なり合つてケースリング39の上記周壁
部位28の沿う部分に接する。なお、この蓋体6
3の嵌合に際して、かすケース52が正規の状態
に取付けられていない場合には、両ケース27,
53にわたる嵌合が不可能となるから、使用者は
容易に正しい組立てに直すことができる。
最後に、基台21のクランプ68を回動操作し
てこれを蓋体63のクランプ受け67に係合させ
る。これにより、蓋体63と基台21との間に絞
りケース27が挟着されるとともに、蓋体63の
かすケース側嵌合部位66がかすケース52の段
部57を押圧して、かすケース52がその係止凹
部53および絞りケース27の係止凸部34の相
互係合部と蓋体63との間に挟着される。
てこれを蓋体63のクランプ受け67に係合させ
る。これにより、蓋体63と基台21との間に絞
りケース27が挟着されるとともに、蓋体63の
かすケース側嵌合部位66がかすケース52の段
部57を押圧して、かすケース52がその係止凹
部53および絞りケース27の係止凸部34の相
互係合部と蓋体63との間に挟着される。
そして、以上のような蓋体63の固定に伴つ
て、その押え突縁65aがケースリング39の上
記周壁部位28に沿う部分を上記環状段部40と
の間に挟持するとともに、かすケース52の挟着
と同時に、このケース52のリング重なり部5
4,55がケースリング39の上記周壁部位30
つまりかすケース取付け側を押えて上記環状段部
40との間に挟持する。したがつて、ケースリン
グ39をその全周にわたつて押えて固定すること
ができる。なお、以上の作用効果を得る構造は、
絞りケース27とかすケース52とを一体にした
ジユーサにも実施できる。
て、その押え突縁65aがケースリング39の上
記周壁部位28に沿う部分を上記環状段部40と
の間に挟持するとともに、かすケース52の挟着
と同時に、このケース52のリング重なり部5
4,55がケースリング39の上記周壁部位30
つまりかすケース取付け側を押えて上記環状段部
40との間に挟持する。したがつて、ケースリン
グ39をその全周にわたつて押えて固定すること
ができる。なお、以上の作用効果を得る構造は、
絞りケース27とかすケース52とを一体にした
ジユーサにも実施できる。
以上の組立て後に、ジユースボトル75を横方
向から挿入して基台21のボトル載せ台23上に
載せるとともに、そのジユース受口77内に絞り
ケース27のジユース流出口31を嵌合させてか
ら、操作スイツチ部26を操作してモータを運転
する。そして、この状態で被調理材料を材料投入
筒70に投入して、この材料を高速で回転(毎分
10000回転程度)されているカツタ50に材料押
し棒71で押付ける。そうすると、材料はカツタ
50ですり潰されて粒子化され、それらの材料粒
子は遠心力により外方向に移動された後に、フイ
ルタ49の内面に沿つて上昇する。したがつて、
このフイルタ49において搾汁されたジユースが
フイルタ49の外面と絞りケース27の内面との
間に取出されるものであり、そして以上の搾汁で
脱水された材料粒子つまり絞りかすは、フイルタ
49の上縁を乗越えてケースリング39の上面か
らかすケース52内にその入口61を通つて収納
される。
向から挿入して基台21のボトル載せ台23上に
載せるとともに、そのジユース受口77内に絞り
ケース27のジユース流出口31を嵌合させてか
ら、操作スイツチ部26を操作してモータを運転
する。そして、この状態で被調理材料を材料投入
筒70に投入して、この材料を高速で回転(毎分
10000回転程度)されているカツタ50に材料押
し棒71で押付ける。そうすると、材料はカツタ
50ですり潰されて粒子化され、それらの材料粒
子は遠心力により外方向に移動された後に、フイ
ルタ49の内面に沿つて上昇する。したがつて、
このフイルタ49において搾汁されたジユースが
フイルタ49の外面と絞りケース27の内面との
間に取出されるものであり、そして以上の搾汁で
脱水された材料粒子つまり絞りかすは、フイルタ
49の上縁を乗越えてケースリング39の上面か
らかすケース52内にその入口61を通つて収納
される。
上記のようにして遠心分離かご48のフイルタ
49外に搾汁されたジユースは絞りケース27に
衝突し、その内周面に沿つて流下してジユース流
出口31に至るが、絞りケース27の内周は非円
形であるので、そのかすケース取付け側の左右平
坦部29側において、絞りケース27内の風の流
れが邪魔される。換言すれば、上記の平坦部29
側において風が最も強く衝突するものであるが、
この部分はケースリング39の風防部42で夫々
覆われているから、この風防部42で風を妨げる
ことができる。
49外に搾汁されたジユースは絞りケース27に
衝突し、その内周面に沿つて流下してジユース流
出口31に至るが、絞りケース27の内周は非円
形であるので、そのかすケース取付け側の左右平
坦部29側において、絞りケース27内の風の流
れが邪魔される。換言すれば、上記の平坦部29
側において風が最も強く衝突するものであるが、
この部分はケースリング39の風防部42で夫々
覆われているから、この風防部42で風を妨げる
ことができる。
したがつて、ケースリング39と絞りケース2
7とのかすケース取付け側の接合部に対して直接
風が衝突して、風に乗つて運ばれるジユースが、
衝突の勢いによつて上記接合部間を上向きに通つ
て漏れることを防止できる。なお、風防部42は
可成りの長さ(20mm程度)を有して上記周壁部位
30に重ねられているので、これら重なり部分に
よる抵抗でその下側における平坦部29への風の
衝突の勢いによるジユースの上昇を防止できるこ
とは勿論である。さらに、かす入口61側の風防
部42が備える部位42aの先端を上記周壁部位
28に設けたリブ33で覆つているから、上記部
位42aとこれが重なる上記周壁部位28との接
合部に、周壁部位28に沿つて流れる風やジユー
スが浸入して外部に漏れることを防止できる。な
お、以上の作用効果を得る構造、かすケース52
と絞りケース27とを一体にしたジユーサにも実
施できる。
7とのかすケース取付け側の接合部に対して直接
風が衝突して、風に乗つて運ばれるジユースが、
衝突の勢いによつて上記接合部間を上向きに通つ
て漏れることを防止できる。なお、風防部42は
可成りの長さ(20mm程度)を有して上記周壁部位
30に重ねられているので、これら重なり部分に
よる抵抗でその下側における平坦部29への風の
衝突の勢いによるジユースの上昇を防止できるこ
とは勿論である。さらに、かす入口61側の風防
部42が備える部位42aの先端を上記周壁部位
28に設けたリブ33で覆つているから、上記部
位42aとこれが重なる上記周壁部位28との接
合部に、周壁部位28に沿つて流れる風やジユー
スが浸入して外部に漏れることを防止できる。な
お、以上の作用効果を得る構造、かすケース52
と絞りケース27とを一体にしたジユーサにも実
施できる。
そして、絞りケース27の上部に嵌合されたケ
ースリング39は、絞りケース27の環状段部4
0と蓋体63の押え突縁65aとの間に上記周壁
部位28に沿う部分を挟持されるだけでなく、蓋
体63を介して押下げられるかすケース52のリ
ング重なり部54,55と上記環状段部40との
間に上記周壁部位30側を挟持されているから、
ケースリング39はその全周を実質的に挟持され
て極めて安定した状態に固定されている。このよ
うなケースリング39の固定構造によつて、ケー
スリング39の上記かすケース取付け側が風の影
響等で動くことが防止され、したがつて、絞りケ
ース27内で飛び散るジユースがケースリング3
9と絞りケース27との嵌合部から外部に漏れる
ことを防止できる。
ースリング39は、絞りケース27の環状段部4
0と蓋体63の押え突縁65aとの間に上記周壁
部位28に沿う部分を挟持されるだけでなく、蓋
体63を介して押下げられるかすケース52のリ
ング重なり部54,55と上記環状段部40との
間に上記周壁部位30側を挟持されているから、
ケースリング39はその全周を実質的に挟持され
て極めて安定した状態に固定されている。このよ
うなケースリング39の固定構造によつて、ケー
スリング39の上記かすケース取付け側が風の影
響等で動くことが防止され、したがつて、絞りケ
ース27内で飛び散るジユースがケースリング3
9と絞りケース27との嵌合部から外部に漏れる
ことを防止できる。
さらに、かすケース52の突縁58におけるか
す入口61側の端面は、蓋体63に設けたリブ7
2で覆われているから、蓋体63の絞りケース側
嵌合部位65に沿つて流動する風および絞りかす
が、かすケース52の突縁58と蓋体63のかす
ケース側嵌合部位66との上記かす入口61側接
合部間に浸入して、詰まつたり、外部に漏れたり
することを防止できる。しかも、上記リブ72の
かすケース52と反対側の面は斜面72aとなつ
ているから、この斜面72aで第3図中矢印Aに
示すように風および絞りかすを案内できる。つま
り、上記接合部から離してかす入口61に絞りか
す等を導入させて、上記接合部からのジユース等
の外部への漏れをより確実に防止できるととも
に、絞りかすのかすケース52内への収納性を向
上できる。なお、以上の作用効果を得る構造は、
絞りケース27とケースリング39を一体にした
ジユーサにも実施できる。
す入口61側の端面は、蓋体63に設けたリブ7
2で覆われているから、蓋体63の絞りケース側
嵌合部位65に沿つて流動する風および絞りかす
が、かすケース52の突縁58と蓋体63のかす
ケース側嵌合部位66との上記かす入口61側接
合部間に浸入して、詰まつたり、外部に漏れたり
することを防止できる。しかも、上記リブ72の
かすケース52と反対側の面は斜面72aとなつ
ているから、この斜面72aで第3図中矢印Aに
示すように風および絞りかすを案内できる。つま
り、上記接合部から離してかす入口61に絞りか
す等を導入させて、上記接合部からのジユース等
の外部への漏れをより確実に防止できるととも
に、絞りかすのかすケース52内への収納性を向
上できる。なお、以上の作用効果を得る構造は、
絞りケース27とケースリング39を一体にした
ジユーサにも実施できる。
また、かすケース52のリング重なり部54,
55はケースリング39の係合段部44,45に
夫々丁度嵌合して、ケースリング39の平面と面
一に連続されているから、これらの嵌合部に絞り
かすが詰まつたり、上記嵌合部から外部にジユー
ス等が漏れたりすることを防止できる。なお、以
上の作用効果を得る構造は、絞りケース27とケ
ースリング39を一体にしたジユーサにも実施で
きる。
55はケースリング39の係合段部44,45に
夫々丁度嵌合して、ケースリング39の平面と面
一に連続されているから、これらの嵌合部に絞り
かすが詰まつたり、上記嵌合部から外部にジユー
ス等が漏れたりすることを防止できる。なお、以
上の作用効果を得る構造は、絞りケース27とケ
ースリング39を一体にしたジユーサにも実施で
きる。
したがつて、以上のような種々の接合部におけ
るシール性の向上により、このジユーサにおいて
は外部へのジユースの漏れを防止できるものであ
る。
るシール性の向上により、このジユーサにおいて
は外部へのジユースの漏れを防止できるものであ
る。
しかも、万一外部へのジユース漏れを生じた場
合の漏れジユース、およびかすケース52の取外
しに伴つてケースリング39側から上記周壁部位
30の外面に沿つて流下するジユースは、周壁部
位30の下端がかすケース台部35の凹溝37よ
り立ち上つていることから、上記凹溝37に収納
されて、その他の外面部分に伝い広がることが防
止される。
合の漏れジユース、およびかすケース52の取外
しに伴つてケースリング39側から上記周壁部位
30の外面に沿つて流下するジユースは、周壁部
位30の下端がかすケース台部35の凹溝37よ
り立ち上つていることから、上記凹溝37に収納
されて、その他の外面部分に伝い広がることが防
止される。
なお、かすケース52の突縁58と蓋体63の
かすケース側嵌合部位66とは、可成り大きな幅
で重なつているから、これらの嵌合部からのジユ
ース等の漏れがないことは勿論のこと、上記嵌合
部位66の下端とかすケース52の段部57との
圧接により、上記嵌合部のシール性を更に向上で
きるものである。
かすケース側嵌合部位66とは、可成り大きな幅
で重なつているから、これらの嵌合部からのジユ
ース等の漏れがないことは勿論のこと、上記嵌合
部位66の下端とかすケース52の段部57との
圧接により、上記嵌合部のシール性を更に向上で
きるものである。
また、上記遠心分離かご48の上縁を乗越えた
絞りかすは、この上縁の回りを回りながらかすケ
ース52内に導かれるが、第3図に示すように上
記周壁部位28および上記突条46と遠心分離か
ご48の上縁との間隔は略一定で、かつ、かす入
口61に連なるリング重なり部54で覆われてい
る部分、つまり係合段部44側はかす入口61に
向けて急激に広く形成されているから、この部分
において風速が低下する。その結果、絞りかすの
一部が落下して上記重なり部54上に収納される
から、ケースリング39上への絞りかすの残留を
防止できるとともに、かすケース52の絞りかす
収納能力を向上できる。なお、以上の作用効果を
得る構造は、絞りケース27とケースリング39
を一体にしたジユーサにも実施できる。
絞りかすは、この上縁の回りを回りながらかすケ
ース52内に導かれるが、第3図に示すように上
記周壁部位28および上記突条46と遠心分離か
ご48の上縁との間隔は略一定で、かつ、かす入
口61に連なるリング重なり部54で覆われてい
る部分、つまり係合段部44側はかす入口61に
向けて急激に広く形成されているから、この部分
において風速が低下する。その結果、絞りかすの
一部が落下して上記重なり部54上に収納される
から、ケースリング39上への絞りかすの残留を
防止できるとともに、かすケース52の絞りかす
収納能力を向上できる。なお、以上の作用効果を
得る構造は、絞りケース27とケースリング39
を一体にしたジユーサにも実施できる。
また、かすケース52内にかす入口61から導
入されてかすケース52の突縁58の内面に沿つ
て流動する風は、上記入口61と反対側において
仕切り板73により第9図中矢印Bに示すように
流れを邪魔されて蛇行状または渦を巻ようにし
て、仕切り板73を通過する。このため、風とこ
れに運ばれている絞りかすとの分離が良くなつ
て、かすケース52への絞りかすの収納性が向上
されるとともに、いつまでも絞りかすが風に乗つ
て蓋体63のケース嵌合部に沿つて循環し続ける
ことを防止できる。しかも、風の一部は上記空気
循環部74によつて絞りケース27側に流出され
るから、上記仕切り板73を設けたにも拘らずか
すケース52の内圧が大きくなり過ぎることを防
止できる。このため、絞りかすをかすケース52
内に収納させるための風の流れを保持できるとと
もに、上記仕切り板73の上流側での風の極端な
乱れを防止して、既に収納された絞りかすが舞い
上つて絞りケース27側に運ばれるおそれを防止
できる。なお、以上の作用効果を得る構造は、絞
りケース27に対してケースリング39およびか
すケース52の少なくとも一方が一体のジユーサ
にも実施できる。
入されてかすケース52の突縁58の内面に沿つ
て流動する風は、上記入口61と反対側において
仕切り板73により第9図中矢印Bに示すように
流れを邪魔されて蛇行状または渦を巻ようにし
て、仕切り板73を通過する。このため、風とこ
れに運ばれている絞りかすとの分離が良くなつ
て、かすケース52への絞りかすの収納性が向上
されるとともに、いつまでも絞りかすが風に乗つ
て蓋体63のケース嵌合部に沿つて循環し続ける
ことを防止できる。しかも、風の一部は上記空気
循環部74によつて絞りケース27側に流出され
るから、上記仕切り板73を設けたにも拘らずか
すケース52の内圧が大きくなり過ぎることを防
止できる。このため、絞りかすをかすケース52
内に収納させるための風の流れを保持できるとと
もに、上記仕切り板73の上流側での風の極端な
乱れを防止して、既に収納された絞りかすが舞い
上つて絞りケース27側に運ばれるおそれを防止
できる。なお、以上の作用効果を得る構造は、絞
りケース27に対してケースリング39およびか
すケース52の少なくとも一方が一体のジユーサ
にも実施できる。
さらに、かすケース52に設けた突条60の存
在により、かすケース52の収納容積を大きくで
きるとともに、この突条60およびケースリング
39に設けた突条46により、かすケース52内
部に収納された絞りかすが風によつて再度絞りケ
ース27側の流出されることも防止できる。しか
も、上記両突条46,60は重ねられているとと
もに、つば59が上記周壁部位30とケースリン
グ39の接合部を覆い隠しているから、周壁部位
30とかすケース52の内側の側壁との間に絞り
かすが侵入して付着することを防止できる。な
お、以上操作効果を得る構造は、絞りケース27
とケースリング39を一体にしたジユーサにも実
施できる。
在により、かすケース52の収納容積を大きくで
きるとともに、この突条60およびケースリング
39に設けた突条46により、かすケース52内
部に収納された絞りかすが風によつて再度絞りケ
ース27側の流出されることも防止できる。しか
も、上記両突条46,60は重ねられているとと
もに、つば59が上記周壁部位30とケースリン
グ39の接合部を覆い隠しているから、周壁部位
30とかすケース52の内側の側壁との間に絞り
かすが侵入して付着することを防止できる。な
お、以上操作効果を得る構造は、絞りケース27
とケースリング39を一体にしたジユーサにも実
施できる。
また、以上のかす収納構造において、蓋体63
のかすケース側嵌合部位66はかすケース52の
突縁58で覆われているから、絞りかすは突縁5
8の内面に付着して上記嵌合部位66には付着さ
れない。このため、使用後に蓋体63を取外す際
に、蓋体63の内面から絞りかすが落ちる不具合
がなく、取扱いが容易となる。なお、以上の作用
効果を得る構造は、絞りケース27とケースリン
グ39を一体にしたジユーサにも実施できる。
のかすケース側嵌合部位66はかすケース52の
突縁58で覆われているから、絞りかすは突縁5
8の内面に付着して上記嵌合部位66には付着さ
れない。このため、使用後に蓋体63を取外す際
に、蓋体63の内面から絞りかすが落ちる不具合
がなく、取扱いが容易となる。なお、以上の作用
効果を得る構造は、絞りケース27とケースリン
グ39を一体にしたジユーサにも実施できる。
一方、上記の構造では絞りかすが形成され、か
つ、これを収納する蓋体63側は略密閉構造とな
つており、上記遠心分離かご48の回転で形成さ
れて、そのフイルタ49を通過した風(なお、そ
の補給は上記基台21の下部から吸い込まれて上
記モータを冷却した後に絞りケース27の底部か
らなされる。)は、ジユース流出口31から下方
に吹き出される。このような排気流は可成り勢い
が強いので、ジユースボトル75内で跳ね返り、
上記ボトル73の最も抵抗が少ない通路、つまり
ジユース受口77の基台21側開放部に向けて主
として流出し、その結果ジユース流出口31から
流出するジユースがしぶかれる。しかし、上記ジ
ユース受口77の基台21側には絞りケース27
の仕切り板部32が丁度嵌合して塞がれているか
ら、上記のしぶきは仕切り板部32に遮られて下
向きに方向変換される排気流とともにジユースボ
トル75内に収納される。したがつて、ジユース
の無駄がないとともに、基台21側がジユースに
よつて汚されることも防止できる。なお、以上の
作用効果を得る構造は従来のジユーサなどにも実
施できる。
つ、これを収納する蓋体63側は略密閉構造とな
つており、上記遠心分離かご48の回転で形成さ
れて、そのフイルタ49を通過した風(なお、そ
の補給は上記基台21の下部から吸い込まれて上
記モータを冷却した後に絞りケース27の底部か
らなされる。)は、ジユース流出口31から下方
に吹き出される。このような排気流は可成り勢い
が強いので、ジユースボトル75内で跳ね返り、
上記ボトル73の最も抵抗が少ない通路、つまり
ジユース受口77の基台21側開放部に向けて主
として流出し、その結果ジユース流出口31から
流出するジユースがしぶかれる。しかし、上記ジ
ユース受口77の基台21側には絞りケース27
の仕切り板部32が丁度嵌合して塞がれているか
ら、上記のしぶきは仕切り板部32に遮られて下
向きに方向変換される排気流とともにジユースボ
トル75内に収納される。したがつて、ジユース
の無駄がないとともに、基台21側がジユースに
よつて汚されることも防止できる。なお、以上の
作用効果を得る構造は従来のジユーサなどにも実
施できる。
そして、使用後の洗浄に際して分解するには既
に説明した組立ての手順と逆の手順で行うことが
できる。この場合におけるかすケース52の取り
外しに当つては、左右一対のかすケース台部35
間の凹部36を通して手指をかすケース52の底
部に回して、このかすケース52を掴んで持ち上
げることにより容易に行うことができる。そして
以上のようにかすケース52の着脱に際して、こ
のケース52を直接掴んで行うから、かすケース
52に取手を必要とせず、小形、かつ安価なかす
ケース52とできる。
に説明した組立ての手順と逆の手順で行うことが
できる。この場合におけるかすケース52の取り
外しに当つては、左右一対のかすケース台部35
間の凹部36を通して手指をかすケース52の底
部に回して、このかすケース52を掴んで持ち上
げることにより容易に行うことができる。そして
以上のようにかすケース52の着脱に際して、こ
のケース52を直接掴んで行うから、かすケース
52に取手を必要とせず、小形、かつ安価なかす
ケース52とできる。
しかも、このような凹部36を設けてかすケー
ス台部35を左右一対としたから、絞りケース2
7を小さく形成できるとともに、その材料費を削
減できる。
ス台部35を左右一対としたから、絞りケース2
7を小さく形成できるとともに、その材料費を削
減できる。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、基台、クランプ、遠心分離かご、絞り
ケース、かすケース、蓋体、係止凸部、係止凹
部、かすケース側嵌合部位、突縁等の具体的な構
造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に制約
されることなく、種々の態様に構成して実施でき
ることは勿論である。
が、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、基台、クランプ、遠心分離かご、絞り
ケース、かすケース、蓋体、係止凸部、係止凹
部、かすケース側嵌合部位、突縁等の具体的な構
造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に制約
されることなく、種々の態様に構成して実施でき
ることは勿論である。
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、かすケースの固定が確
実で使用時に騒音を生じることを防止できるとと
もに、持ち運び時のかすケースの脱落を防止で
き、そして、外部へのジユースの漏れを防止する
上においても有効な構造であり、しかも、かすケ
ース台部の省略もしくは小形化が所望により可能
であり、この場合には絞りケースの小形化とコス
トの低減を図ることができる等の効果を有する。
旨とする本考案によれば、かすケースの固定が確
実で使用時に騒音を生じることを防止できるとと
もに、持ち運び時のかすケースの脱落を防止で
き、そして、外部へのジユースの漏れを防止する
上においても有効な構造であり、しかも、かすケ
ース台部の省略もしくは小形化が所望により可能
であり、この場合には絞りケースの小形化とコス
トの低減を図ることができる等の効果を有する。
第1図から第18図は本考案の一実施例を示
し、第1図は縦断側面図、第2図は分解斜視図、
第3図は第1図中−線に沿う断面図、第4図
は第1図中−線に沿う断面図、第5図は第3
図中−線に沿う断面図、第6図は絞りケース
とかすケースとの各一部を分解して示す一部切欠
側面図、第7図は基台の上側に取付けられる部品
の分解断面図、第8図は絞りケースの平面図、第
9図は蓋体の下面図、第10図はケースリングの
平面図、第11図はケースリングの下面図、第1
2図はかすケースの平面図、第13図はかすケー
スの下面図、第14図はかすケースの一部を切欠
して示す側面図、第15図はジユース流出口とジ
ユースボトルとの関係を示す断面図、第16図は
絞りケースの一部の下面図、第17図はジユース
ボトルの平面図、第18図はかすケースとケース
リングとを組立てた状態の一部の断面図である、
第19図は従来例を一部断面で示す側面図であ
る。 21……基台、57……段部(受圧部」、66
……かすケース側嵌合部位、67……クランプ受
け、68……クランプ、27……絞りケース、3
4……係止凸部、48……遠心分離かご、52…
…かすケース、53……係止凹部、58……突
縁、63……蓋体、72……リブ。
し、第1図は縦断側面図、第2図は分解斜視図、
第3図は第1図中−線に沿う断面図、第4図
は第1図中−線に沿う断面図、第5図は第3
図中−線に沿う断面図、第6図は絞りケース
とかすケースとの各一部を分解して示す一部切欠
側面図、第7図は基台の上側に取付けられる部品
の分解断面図、第8図は絞りケースの平面図、第
9図は蓋体の下面図、第10図はケースリングの
平面図、第11図はケースリングの下面図、第1
2図はかすケースの平面図、第13図はかすケー
スの下面図、第14図はかすケースの一部を切欠
して示す側面図、第15図はジユース流出口とジ
ユースボトルとの関係を示す断面図、第16図は
絞りケースの一部の下面図、第17図はジユース
ボトルの平面図、第18図はかすケースとケース
リングとを組立てた状態の一部の断面図である、
第19図は従来例を一部断面で示す側面図であ
る。 21……基台、57……段部(受圧部」、66
……かすケース側嵌合部位、67……クランプ受
け、68……クランプ、27……絞りケース、3
4……係止凸部、48……遠心分離かご、52…
…かすケース、53……係止凹部、58……突
縁、63……蓋体、72……リブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基台と、この基台の上面に設けられた絞りケ
ースと、この絞りケースに収納された遠心分離
かごと、上記絞りケースとは別体に形成されて
上記絞りケースの側部に着脱自在に配設される
かすケースと、クランプ受けを有して上記絞り
ケースとかすケースとにわたつて着脱自在に嵌
合して取付けられるとともに、上記かすケース
にその上側から当接する蓋体と、上記基台に取
付けられるとともに、上記クランプ受けに係脱
可能に引掛けられるクランプと、上記絞りケー
スのかすケース側部分および上記かすケースの
上記絞りケース側部分のうちの一方に設けられ
た上下方向の係止凸部と、他方に設けられ上記
係止凸部に係脱自在な上下方向の係止凹部と、
上記かすケースに設けられ上記蓋体のかすケー
ス側嵌合部位の内面に重ね合わされる上向きの
突縁とを具備したジユーサ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項の記載におい
て、上記かすケースの入口側における突縁の端
面が、上記蓋体の内面に一体に形成されたリブ
または段部で覆われていることを特徴とするジ
ユーサ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第(2)項の記載におい
て、上記リブの上記かすケースと反対側部位を
斜面としたことを特徴とするジユーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985018641U JPH0430963Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985018641U JPH0430963Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61134721U JPS61134721U (ja) | 1986-08-22 |
JPH0430963Y2 true JPH0430963Y2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=30507466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985018641U Expired JPH0430963Y2 (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430963Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4532606Y1 (ja) * | 1968-02-14 | 1970-12-12 | ||
JPS5132874U (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-10 |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP1985018641U patent/JPH0430963Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4532606Y1 (ja) * | 1968-02-14 | 1970-12-12 | ||
JPS5132874U (ja) * | 1974-08-30 | 1976-03-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61134721U (ja) | 1986-08-22 |
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