JPH04308192A - クレーンにおける車輪荷重の制御方法及びその装置 - Google Patents

クレーンにおける車輪荷重の制御方法及びその装置

Info

Publication number
JPH04308192A
JPH04308192A JP9952791A JP9952791A JPH04308192A JP H04308192 A JPH04308192 A JP H04308192A JP 9952791 A JP9952791 A JP 9952791A JP 9952791 A JP9952791 A JP 9952791A JP H04308192 A JPH04308192 A JP H04308192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
wheel load
crane
load
balance weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9952791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2759304B2 (ja
Inventor
Eitatsu Yamamoto
山本 榮達
Yorio Chuma
順夫 中馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaden Co Ltd
Original Assignee
Kawaden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawaden Co Ltd filed Critical Kawaden Co Ltd
Priority to JP9952791A priority Critical patent/JP2759304B2/ja
Publication of JPH04308192A publication Critical patent/JPH04308192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2759304B2 publication Critical patent/JP2759304B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全荷重を複数組の車輪
走行部により受け止めるように構成された橋形クレーン
やジブクレーン等のクレーンにおいて、車輪荷重を制御
するための方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンテナクレーン等の橋形クレ
ーンは、一般に、架台の上端部に前後方向に延びるガー
ダを支持すると共にその下端部に各々左右に並列する2
組の海側車輪走行部及び陸側車輪走行部を設けて、クレ
ーンに作用する全荷重を4組の車輪走行部により受け止
めるようになされている。
【0003】ところで、かかる橋形クレーンにあっては
、架台から海側に張り出すガーダ前端側部分が起伏動作
するブームに構成されている等の構造上,機能上の特殊
性から、左右方向に並列する両海側車輪走行部間又は両
陸側車輪走行部間においては夫々の車輪荷重が略均等と
なるが、前後方向に並列する海側車輪走行部と陸側車輪
走行部との間には大きな車輪荷重差が生じ、つまり一方
の車輪走行部の車輪荷重が極めて大きくなり(以下、車
輪荷重のうち最大のもの「最大車輪荷重」という)、し
かもこれが荷役状況によって変動することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように大
きな車輪荷重差が生じ且つこれが変動する状態は、クレ
ーンの安定性に悪影響を及ぼしたり、最大車輪荷重がク
レーン設置面強度の許容範囲を超えるような事態に至る
等、種々の不都合を生じる要因となる。
【0005】勿論、このような問題は、橋形クレーンの
みならず、複数組の車輪走行部で全荷重を受ける構造と
された各種クレーン、例えば旋回ブームにより大きく重
心移動するジブクレーン等において同様に提起される。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、如何なる状況においても車輪荷重を極力バランスさ
せておくことができ、最大車輪荷重の可及的低減を図り
うる方法を提供し、併せてこの方法を橋形クレーンにお
いて好適に実施しうる装置を提供することを目的とする
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のクレーンにおけ
る車輪荷重の制御方法は、上記の目的を達成すべく、全
荷重を複数組の車輪走行部により受け止めるように構成
された橋形クレーンやジブクレーン等のクレーンに移動
可能なバランスウエイトを設けておき、各車輪走行部の
車輪荷重を直接的又は間接的に検出して、これらの車輪
荷重差が一定の設定範囲を超える場合に、バランスウエ
イトを移動させることによって前記車輪荷重差を設定範
囲内に維持せしめるようにすることを提案するものであ
る。
【0008】また、この方法を実施するための本発明の
クレーンにおける車輪荷重の制御装置は、移動可能に設
けられたバランスウエイトと、車輪荷重が略均等となる
車輪走行部群毎について車輪荷重を直接的又は間接的に
検出する車輪荷重検出器と、その検出車輪荷重に基づい
て車輪荷重差を一定の設定範囲内に維持すべくバランス
ウエイトを移動制御するウエイト移動制御機構と、を具
備するものである。
【0009】
【作用】車輪走行部間の車輪荷重差が設定範囲を超える
と、バランスウエイトが移動されて、車輪荷重差を設定
範囲内に抑制,維持する。  したがって、この設定範
囲を僅少としておくことにより、車輪荷重差が僅少に維
持されて、車輪走行部の車輪荷重が極力バランスされた
状態に保持されると共に、最大荷重が可及的に低減され
ることになる。
【0010】その結果、クレーンの安定度が増し、クレ
ーン設置面に対する強度的不安も解消される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の構成を図1〜図3に示す実施
例に基づいて具体的に説明する。
【0012】この実施例は、本発明をコンテナクレーン
等の橋形クレーンに適用した例に係る。
【0013】図1に示す橋形クレーンにおいて、1は岸
壁2に設置された架台、3は架台1の下端前部に設けた
左右一対の海側車輪走行部、4は架台1の下端後部に設
けた左右一対の陸側車輪走行部、5は架台1の上端部に
支持されて前後方向に延びるガーダ、6はガーダ1に横
行可能に設けられたトロリ等の横行装置、7は横行装置
6からロープ8により懸吊されたスプレッダ等の吊具、
9はガーダ1に横行可能に設けられた運転室であり、1
0が本発明に係る車輪荷重の制御装置である。
【0014】この制御装置10は、図1〜図3に示す如
く、ガーダ1に設けられたバランスウエイト11と、海
側車輪走行部3の車輪荷重を直接的に検出する第1車輪
荷重検出器12と、陸側車輪走行部4の車輪荷重を直接
的に検出する第2車輪荷重検出器13と、バランスウエ
イト11を移動制御するウエイト移動制御機構14とを
具備してなる。
【0015】バランスウエイト11は、走行車輪15…
によりガーダ5に敷設されたレール16上に支持されて
いて、ガーダ5に沿って前後方向に移動自在とされてい
る。このバランスウエイト11の重量は、発生するであ
ろう車輪荷重差の最大値,最小値やウエイト11の移動
可能範囲等の諸条件を勘案して適宜に設定される。
【0016】第1車輪荷重検出器12は、一方の海側車
輪走行部3にのみ設けられており、他方の海側車輪走行
部3には設けられていない。けだし、左右の海側車輪走
行部3,3における車輪荷重は、前述した如く略均等と
なるから、一方の車輪荷重を検出するのみで充分である
からである。ところで、海側車輪走行部3は複数の車輪
3a…からなり、各車輪3aの車輪荷重が均等となるよ
うに構成されているから、第1車輪荷重検出器12は一
の車輪3aについて車輪荷重を検出するものでよく、こ
の実施例では一の車輪3aの車輪荷重を検出するものと
されている。
【0017】第2車輪荷重検出器13も、上記したと同
様の理由から、一方の陸側車輪走行部4ないし一の車輪
4aにおける車輪荷重を検出するものでよく、この実施
例では、第1車輪荷重検出器12と同様に、一の車輪4
aの車輪荷重を検出するものとされている。
【0018】ウエイト移動制御機構14は、バランスウ
エイト11側にその走行車輪15を駆動するモータ等の
駆動機17を設けると共に、ガーダ5側に駆動機17を
遠隔制御する制御器18を設けてなる。制御器18は、
各検出器12,13からの信号により駆動機17を制御
して、バランスウエイト11を両車輪走行部3,4の車
輪荷重差(正確には、車輪3a,4a間の車輪荷重差)
が設定範囲内となるような位置に移動させる。この設定
範囲は、可及的に僅少であることが好ましいが、地耐力
やクレーンの強度,安定度等に応じて適宜に定めること
ができる。
【0019】以上のように構成された制御装置10によ
れば、次のようにして本発明の方法が実施される。
【0020】すなわち、車輪荷重差が荷役状況等により
設定範囲を超えると、これを検出器12,13が検出し
て、車輪荷重差を減じる方向にバランスウエイト11が
移動せしめられる。
【0021】そして、車輪荷重差が設定範囲内となると
、バランスウエイト11の移動が停止されて、その位置
に保持される。
【0022】かかるバランスウエイト11の移動制御は
、車輪荷重差が設定範囲を超える都度、繰り返して行わ
れる。
【0023】したがって、車輪荷重差は常に設定範囲に
維持されることになり、両車輪走行部3,4の車輪荷重
がバランスされ、最大車輪荷重を可及的に低減させるこ
とができる。
【0024】なお、本発明は、橋形クレーンのみならず
、ジブクレーン等にも適用でき、上記実施例同様の作用
効果を奏しうるのであり、その構成も上記実施例に限定
されず、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適
宜に改良,変更することができる。
【0025】例えば、上記実施例では、バランスウエイ
ト11を前後方向に移動させるようにしたが、ジブクレ
ーン等のように、車輪荷重差を減少させるための重心の
移動方向が一次元方向に限定されないクレーンにおいて
は、バランスウエイト11を二次元方向或いは三次元方
向に移動可能に設けておく。
【0026】また、ジブクレーン等における如く、各車
輪走行部間に車輪荷重差が生じるような場合には、車輪
走行部毎に車輪荷重を検出するようにしておく。また、
車輪荷重検出器は、上記実施例の如く車輪荷重を直接的
に検出するものでなくともよく、他の要因から計算によ
り車輪荷重を間接的に検出するものでもよい。
【0027】さらに、バランスウエイト11の移動制御
は、上記実施例における如く無段階的に行わず、予め、
複数のバランスウエイト停止位置ないし停止領域を設定
しておき、バランスウエイト11を車輪荷重差に応じて
かかる設定位置ないし設定領域に有段階的に移動制御さ
せるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解されるように
、本発明の制御方法によれば、車輪荷重差を皆無若しく
は僅少ならしめて、最大荷重を可及的に低減させること
ができ、荷役状況の変化等による不都合を回避すること
ができる。
【0029】また、本発明の制御装置によれば、かかる
方法を好適に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輪荷重の制御装置の一実施例を
示した側面図である。
【図2】同装置の背面図である。
【図3】同装置の要部を示す断面図(断面は図1のA−
A線に沿う)である。
【符号の説明】
1    架台 3    海側車輪走行部 4    陸側車輪走行部 10  車輪荷重の制御装置 11  バランスウエイト 12  第1車輪荷重検出器 13  第2車輪荷重検出器 14  ウエイト移動制御機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  全荷重を複数組の車輪走行部により受
    け止めるように構成された橋形クレーンやジブクレーン
    等のクレーンに移動可能なバランスウエイトを設けてお
    き、各車輪走行部の車輪荷重を直接的又は間接的に検出
    して、これらの車輪荷重差が一定の設定範囲を超える場
    合に、バランスウエイトを移動させることによって前記
    車輪荷重差を設定範囲内に維持せしめるようにしたこと
    を特徴とするクレーンにおける車輪荷重の制御方法。
  2. 【請求項2】  全荷重を複数組の車輪走行部により受
    け止めるように構成された橋形クレーンやジブクレーン
    等のクレーンにおいて、移動可能に設けられたバランス
    ウエイトと、車輪荷重が略均等となる車輪走行部群毎に
    ついて車輪荷重を直接的又は間接的に検出する車輪荷重
    検出器と、その検出車輪荷重に基づいて車輪荷重差を一
    定の設定範囲内に維持すべくバランスウエイトを移動制
    御するウエイト移動制御機構と、を具備することを特徴
    とするクレーンにおける車輪荷重の制御装置。
JP9952791A 1991-04-04 1991-04-04 クレーンにおける車輪荷重の制御方法及びその装置 Expired - Lifetime JP2759304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9952791A JP2759304B2 (ja) 1991-04-04 1991-04-04 クレーンにおける車輪荷重の制御方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9952791A JP2759304B2 (ja) 1991-04-04 1991-04-04 クレーンにおける車輪荷重の制御方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04308192A true JPH04308192A (ja) 1992-10-30
JP2759304B2 JP2759304B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=14249704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9952791A Expired - Lifetime JP2759304B2 (ja) 1991-04-04 1991-04-04 クレーンにおける車輪荷重の制御方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2759304B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013082506A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Ihi Corp 走行クレーンの免震支持装置
JP2013086906A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーン、その免震方法、及びクレーンの横行体の制御方法
WO2014112112A1 (ja) * 2013-01-21 2014-07-24 三井造船株式会社 クレーン、その免震方法、及びクレーンの横行体の制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013082506A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Ihi Corp 走行クレーンの免震支持装置
JP2013086906A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーン、その免震方法、及びクレーンの横行体の制御方法
WO2014112112A1 (ja) * 2013-01-21 2014-07-24 三井造船株式会社 クレーン、その免震方法、及びクレーンの横行体の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2759304B2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8939298B2 (en) Ballast carriage for a crawler crane
US4537317A (en) Heavy duty travel crane
US4113112A (en) Constant balance crane
JP6701362B2 (ja) Stsマルチトロリーポータルガントリーコンテナクレーン
EP0879785A2 (en) Container crane
US4360112A (en) Two-way extendable crane trolley
US3945503A (en) Crane with a variable center rope suspension system
US5186342A (en) Integrated passive sway arrest system for cargo container handling cranes
JPH02215696A (ja) クレーンの旋回規制機構
JPH04308192A (ja) クレーンにおける車輪荷重の制御方法及びその装置
JP2003267660A (ja) ガントリークレーンのコンテナ位置決め装置
RU2268234C1 (ru) Подвижный противовес грузоподъемного крана
CN114314394B (zh) 用于起重机的控制方法、处理器、控制装置及起重机
JP3037630B2 (ja) 吊荷の振れ止め制御装置
JP2004161469A (ja) クレーン
JPH11139771A (ja) クレーンの旋回減速制御装置及びその制御方法
JPH0627867U (ja) 吊りビーム装置
JP2744119B2 (ja) 上部旋回体を有する作業車の旋回制御装置
JP2971318B2 (ja) 吊荷の振れ止め制御装置
JP4070580B2 (ja) 搬送台車
JP2005001868A (ja) クレーン運転装置及びクレーン
JPH04266397A (ja) ジブ付きクレーン
JP3470801B2 (ja) 吊具旋回振れ止め装置
JP4477205B2 (ja) 吊荷の振れ止め装置
JP2991632B2 (ja) クレーン装置における荷物振れ止め装置