JPH04307416A - 磁気ヘッド駆動装置 - Google Patents

磁気ヘッド駆動装置

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Publication number
JPH04307416A
JPH04307416A JP7266891A JP7266891A JPH04307416A JP H04307416 A JPH04307416 A JP H04307416A JP 7266891 A JP7266891 A JP 7266891A JP 7266891 A JP7266891 A JP 7266891A JP H04307416 A JPH04307416 A JP H04307416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
tape
rod
magnetic head
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP7266891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Konishi
小西 達夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7266891A priority Critical patent/JPH04307416A/ja
Publication of JPH04307416A publication Critical patent/JPH04307416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッドを用い磁気テ
ープを斜めに走査しながらテレビジョン映像信号の記録
・再生を行う磁気記録再生装置(VTR)の磁気ヘッド
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドを用い磁気テープを斜めに走
査しながら記録・再生を行う場合は、再生時に回転ヘッ
ドと磁気テープの走行を協動的に制御し、信号記録トラ
ック上を磁気ヘッドが正しくトレース(トラッキング)
することが不可欠である。
【0003】通常のVTRにおいては、固定ヘッドを用
い、テープ端部にテープの長年方向にコントロールトラ
ックを設け、記録時の回転ヘッドの回転位相を直接又は
間接的に代表する信号をコントロール信号として記録し
ておき、映像信号再生時には再生されたコントロール信
号と回転ヘッドの回転位相とを比較してテープ走行を制
御することによってトラッキングを完成させる。しかし
、信号記録トラックとヘッドの走査軌跡との間に相対的
な曲がりがある場合は、テープ走行を制御するだけでは
完全なトラッキングを得ることができない。さらに、ス
ローモーション再生などのような特殊再生の場合は、本
質的にテープ上の信号記録トラックとヘッドの走査軌跡
との間に角度差を生じるため、テープ走行の制御ではト
ラッキングが完成しない。
【0004】この問題を解決するため、駆動機構を用い
磁気ヘッドを信号記録トラックに対し、垂直方向に高速
に変位させることによって、ヘッドの走査軌跡を制御し
てトラッキングを完成させる方法(トラックフォローイ
ング又はスキャントラッキング)がある。トラックフォ
ローイングは既に放送用VTRでは一般的であり、民生
用VTRにも使われ始めている。
【0005】磁気ヘッドの駆動機構としては、図5に示
すようなピエゾバイモルフを使用することが一般的であ
る。図5は側面図であり、バネ材料11に対し、薄板状
のピエゾ材料などの電歪材料12及び12aでサンドイ
ッチしてバイモルフを構成する。この場合、平面形状は
短冊状又は二等辺三角形状であり、一端(二等辺三角形
状の場合は二等辺三角形の対辺)を固定し、片持梁の形
で他端にヘッドが装着される。電歪材料12及び12a
のバネ材料11に接着されている面の逆の面には薄い電
極が例えば蒸着により形成される。この電極のバネ材料
11との間に電圧を印加すると、電歪材料12及び12
aは長手方向に延びようあるいは縮もうとする。しかし
、バネ材料11と電歪材料12及び12aとの間は全面
で接着されているので、結局図5に点線で示す如く、バ
イモルフは上下に湾曲することになり、ヘッド1は1a
又は1bのように上下に移動することになる。
【0006】この場合、テープ(従って信号記録トラッ
クも)はバイモルフに垂直な平面内に存在するので、バ
イモルフに電圧が印加されない場合は、ヘッド1はテー
プに対し垂直に接するのが、電圧が印加されてヘッドが
1a又は1bのような位置に変位すると、テープとヘッ
ドが垂直に接さなくなる不都合がある。このような不都
合を改善するため、図6に示すように、2枚のバイモル
フを並行に動かし、その先端部にブロック13をバネを
介して図示の如く接続し、ブロック13の上にヘッド1
を装着する。このようにすれば、ヘッド1は1a又は1
bのような位置に移動してもテープに対し垂直に接する
ようにできる。このバイモルフを使用するヘッド駆動機
構は、例えば±300μmの大きなヘッド変位が容易に
得られること及びバイモルフは電気的には一種のコンデ
ンサで充電電流しか、流れない(定常時には電流が流れ
ず、電圧が印加されているだけ)ので電圧は比較的大き
い(数10V〜数100V)が回転しているヘッド部へ
も供給し易く、また妨害磁界を出さないので他への悪影
響も少ないことから放送用VTRには広く用いられてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バイモルフは
長時間使用していると、ホームポジション(電圧が印加
されない時のヘッド1の位置)が次第にずれてくること
や変位感度が次第に悪くなってくることなどの問題があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッド駆動
装置は、回転ヘッドを用いテープを斜めに走査して記録
再生を行う磁気記録再生装置において、記録・再生ヘッ
ドを映像信号記録トラックに対し垂直方向に変位させて
再生時に記録・再生ヘッドを映像信号記録トラック上を
トレースさせる場合に一対の積層セラミックアクチュエ
ータと双子バネとにより磁気ヘッドを変位させる構成で
ある。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0010】一実施例を示す図1を参照すると、ハウジ
ング6に一端を固定された柱状の積層セラミックアクチ
ュエータ4の先端に固定された対抗ロッド7はバネ状の
ヒンジ5を介してロッド3に接続される。ロッド3はバ
ネ状のヒンジ8にてハウジング6にも接続されている。 四角い枠状の双子バネ2は例えばバネ用ステンレスの2
枚の薄い板からなり、その一端はそれぞれロッド3及び
3aに固着され、他端は互いに固着されて、その中央部
に磁気ヘッド1が装着される。アクチュエータ4は薄い
一種のセラミックの電歪材料を極く薄い電極を挟んで層
状に積み上げた柱状の電気機構部品であり、一般に市販
されているものを利用できる。
【0011】次に、アクチュエータ部の動作を図1の断
面図である図2を参照して説明する。積層セラミックア
クチュエータ4は電圧を印加すると、その正負に拘わり
なく図示の矢印のごとく長手方向に延びる性質を持って
いる。アクチュエータ4が延びると、対抗ロッド7及び
ヒンジ5を経てロッド3はその上部を押されることにな
る。ロッド3はその下部を一対のヒンジ8を経てハウジ
ング6によって(両側で)支えられている。従って、ア
クチュエータ4が延びると、ロッド3は図示の矢印の如
く回転することになる。図1では図示していないが、積
層セラミックアクチュエータ4の下方に積層セラミック
アクチュエータ4a、対抗ロッド7a、ヒンジ5a及び
8a、ロッド3aが配置され、アクチュエータ4と同時
にアクチュエータ4aが延びると、ロッド3aは図示の
矢印の如く回転する。アクチュエータ4及び4aには電
気的に例えば図4の回路に示すような形で制御電圧が印
加される。制御電圧が端子16に印加されると、制御電
圧が正の場合はダイオード15aが導通となって電圧は
積層セラミックアクチュエータ4にのみ印加され、制御
電圧が負の場合はダイオード15が導通となってアクチ
ュエータ4aにのみ電圧が印加される。従って、ロッド
3及び3aは同時に回転することはない。
【0012】続いて、ロッド3又は3aが回転した時の
双子バネ2及びヘッド1の動きを図3により説明する。 ロッド3が回転して31のようになったとすると、双子
バネ2は点線の様に変形してヘッド1は1aの位置へ変
位する。また、ロッド3aが同様に回転して32のよう
になったとすると、双子バネ2は点線のように変形して
ヘッド1は1bの位置へ変位する。なお、図3の双子バ
ネ2の変形は説明の都合上、極めて誇張して示している
が、実際にはヘッド1の変位にして、最大±300μm
であるからヘッド1はその変位のいかんに拘わらず常に
テープに対しおよそ垂直に接する。
【0013】以上説明した如く、アクチュエータ部とヘ
ッドの変位機構とを独立させたヘッド駆動装置を得るこ
とができる。ここで、アクチュエータ部には既に量産さ
れ、一般市販されている積層セラミックアクチュエータ
を使用するため、アクチュエータ部の安定性については
充分な評価が得られている。また、ヘッドの変位機構は
単純なバネ材で作れるため、バイモルフのような不安定
性を含まない。また、積層セラミックアクチュエータは
一種のコンデンサであるからバイモルフの特長はすべて
上述したヘッド駆動装置にも備わっている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構造でヘッドの変位位置に拘わりなく常にヘッドを
テープに対し垂直に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のアクチュエータ部の動作を説明するため
の図である。
【図3】図1のヘッド変位機構の説明図である。
【図4】同実施例のヘッド駆動装置に対する制御電圧印
加回路の一例を示す。
【図5】従来のバイモルフを使用したヘッド駆動装置の
説明図である。
【図6】ツインバイモルフを使用した従来例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1    磁気ヘッド 2    双子バネ 3,3a    ロッド 4,4a    積層セラミックアクチュエータ5,5
a,8,8a    ヒンジ 6    ハウジング 7,7a    対抗ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転ヘッドを用いテープを斜めに走査
    して記録・再生を行う磁気記録再生装置において、記録
    再生ヘッドを映像信号記録トラックに対し垂直方向に変
    位させて再生時に記録・再生ヘッドを映像信号記録トラ
    ック上をトレースさせる場合に一対の積層セラミックア
    クチュエータと双子バネとにより磁気ヘッドを変位させ
    ることを特徴とする磁気ヘッド駆動装置。
JP7266891A 1991-04-05 1991-04-05 磁気ヘッド駆動装置 Pending JPH04307416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266891A JPH04307416A (ja) 1991-04-05 1991-04-05 磁気ヘッド駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7266891A JPH04307416A (ja) 1991-04-05 1991-04-05 磁気ヘッド駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04307416A true JPH04307416A (ja) 1992-10-29

Family

ID=13495975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7266891A Pending JPH04307416A (ja) 1991-04-05 1991-04-05 磁気ヘッド駆動装置

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JP (1) JPH04307416A (ja)

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