JPH04307159A - 建設車両の動力伝達装置 - Google Patents

建設車両の動力伝達装置

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JPH04307159A
JPH04307159A JP7083491A JP7083491A JPH04307159A JP H04307159 A JPH04307159 A JP H04307159A JP 7083491 A JP7083491 A JP 7083491A JP 7083491 A JP7083491 A JP 7083491A JP H04307159 A JPH04307159 A JP H04307159A
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JP
Japan
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torque
engine
input
curve
full
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Pending
Application number
JP7083491A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritaka Ito
徳孝 伊藤
Yasuo Koike
康夫 小池
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TCM Corp
Original Assignee
Toyo Umpanki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイルローダ等の建設
車両の動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ホイルローダ等の建設車両に使用
されるトルクコンバータは、エンジンに直付けされてお
り、その入力軸回転数はエンジンの回転数に一致してい
る。このため、高いトルクを吸収するには、吸収トルク
の大きいトルクコンバータをエンジンのトルクに合わせ
て使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トルク
コンバータをエンジンに直付けすることで、以下のよう
な不具合が生じている。
【0004】例えば、図7の如く、全開トルク曲線がE
/G−Aのようになる低トルクのエンジンに対しては、
速度比が零(e=0:失速点)でのストールトルク曲線
がAのようになるトルクコンバータにて入力トルク(T
a)を吸収させるようにトルクコンバータを選定しなけ
ればならない。また、全開トルク曲線がE/G−Bのよ
うになる高トルクのエンジンに対しては、速度比が零(
e=0:失速点)でのストールトルク曲線がBのように
なるトルクコンバータにて入力トルク(Tb)を吸収さ
せるようにトルクコンバータを選定しなければならない
。このため、エンジンの出力(トルク)に対応して、何
種類ものトルクコンバータを用意せねばならず、その選
定作業が煩雑となるばかりか、製造コストも高くついて
いる。
【0005】本発明は、上記に鑑み、一種類のトルクコ
ンバータで種々のエンジンの出力に対応して、トルクコ
ンバータの共通化ができる建設車両の動力伝達装置の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)本発明請求項1に
よる課題解決手段は、図1の如く、エンジン6と、該エ
ンジン6からの入力トルクをそのまま出力軸に伝え、速
度比を出力に応じて自動的に変化させるトルクコンバー
タ7とを備えた建設車両の動力伝達装置において、前記
エンジン6とトルクコンバータ7との間に、エンジン6
の全開トルク曲線を変換してトルクコンバータ7の入力
軸回転数を増減速し入力トルクを可変するための入力ト
ルク可変機8が設けられたものである。
【0007】(2)請求項2による課題解決手段は、図
2,3の如く、請求項1記載の入力トルク可変機8は、
次式の関係を成立させながらエンジン6の全開トルク曲
線を変換するよう、そのギヤ比が設定されたものである
【0008】Td×Rd≒Tc×Rc 但し、 Td:基準となるエンジンと異なるトルクを有するエン
ジンの全開トルク曲線(E/G−B)と、本来このエン
ジンに対応するトルクコンバータの速度比が零(e=0
:失速点)でのストールトルク曲線(B)との交点から
得られる入力トルク Rd:同じく前記全開トルク曲線(E/G−B)と、ス
トールトルク曲線(B)との交点から得られるトルクコ
ンバータの入力軸回転数 Tc:入力トルク可変機で変換した基準となるエンジン
と異なるトルクを有するエンジンの全開トルク曲線(E
/G−B1)と、基準となるトルクを有するエンジンに
対応するトルクコンバータの速度比が零(e=0:失速
点)でのストールトルク曲線(A)との交点から得られ
る入力トルク Rc:同じく前記変換後の全開トルク曲線(E/G−B
1)と、ストールトルク曲線(A)との交点から得られ
るトルクコンバータの入力軸回転数 (3)請求項2による課題解決手段は、図5,6の如く
、請求項2記載の入力トルク可変機8は、請求項2記載
の式に基づいて変換された全開トルク曲線(E/G−B
1)と、請求項2記載のストールトルク曲線(A)との
交点の位置を変化させて入力トルクを多段階的に可変で
きるよう、そのギヤ比が切換自在とされたものである。
【0009】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、エ
ンジン6とトルクコンバータ7との間に入力トルク可変
機を設けることで、エンジン6の全開トルク曲線を変換
してトルクコンバータ7の入力軸回転数を増減速して入
力トルクを可変することができる。
【0010】したがつて、請求項2の如く、入力トルク
可変機8のギヤ比を、図2のように、Td×Rd≒Tc
×Rcを成立させながら使用するエンジンの全開トルク
曲線をE/G−BからE/G−B1へ変換するよう設定
すれば、基準となるエンジンに対応したトルクコンバー
タで、例えばこのエンジンより高いトルクを有するエン
ジンに対応したトルクコンバータを使用したときと同等
のエネルギーが吸収可能となり、トルクコンバータの共
通化を実現できる。
【0011】ここで、例えば上式に基づいて建設作業に
適するように全開トルク曲線を図2のようにE/G−B
1のように変換した場合、得られた入力トルク(Tc)
は、建設作業には適しているが、非作業時の走行には適
さない。そのため、非作業時には入力トルクを大きくし
て高速走行に適するようにする必要がある。
【0012】そこで、請求項3では、入力トルク可変機
のギヤ比を切換自在とすることで、上式に基づいて変換
された全開トルク曲線(E/G−B1)と、ストールト
ルク曲線(A)との交点の位置を変化させることができ
るから、入力トルクを容易に変更して本来必要となる入
力トルク(Td)に近づけることができ、仕様、用途に
応じたエンジン側の出力コントロールに対しての対応が
容易となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図6に基
づいて説明する。
【0014】<第一実施例>図1は本発明の第一実施例
に係る建設車両の動力伝達装置の概略構成を示す図、図
2は本実施例の建設車両の動力伝達装置においてエンジ
ンから吸収できる入力トルクを示す図、図3は入力トル
ク可変機の構造を示す断面図、図4はホイルローダの全
体図である。
【0015】一般に、建設車両であるホイルローダは、
図4の如く、車両本体1に対して回動自在に支持された
ブーム2と、該ブーム2を回動させるためのブームシリ
ンダ3と、前記ブーム2の先端に回動自在に支持された
バケツト4と、該バケツト4を回動させるためのバケツ
トシリンダ5とを備えている。
【0016】また、動力伝達装置は、図1の如く、エン
ジン6と、該エンジン6からの入力トルクをそのまま出
力軸に伝え、速度比を出力に応じて自動的に変化させる
トルクコンバータ7とを備えている。
【0017】そして、本実施例では、メルクコンバータ
をエンジンの出力(トルク)の大小に拘らず共通化する
ために、前記エンジン6とトルクコンバータ7との間に
、エンジン6の全開トルク曲線を変換して(図2参照)
トルクコンバータ7の入力軸回転数を増速して入力トル
クを可変する入力トルク可変機8が設けられている。
【0018】この入力トルク可変機8は、図3の如く、
エンジン6の出力軸に接続されたインプツトシヤフト9
と、トルクコンバータ7の入力軸に接続されたアウトプ
ツトシヤフト10と、該シヤフト9,10の下側に配さ
れたアイドラシヤフト11と、前記インプツトシヤフト
9に装着されたインプツトシヤフトギヤ12と、前記ア
ウトプツトシヤフト10に装着されたアウトプツトシヤ
フトギヤ13と、前記アイドラシヤフト11に装着され
インプツトシヤフトギヤ12と噛合する第一アイドラシ
ヤフトギヤ14と、同じくアイドラシヤフト11に装着
されアウトプツトシヤフトギヤ10に噛合する第二アイ
ドラシヤフトギヤ15とを備えている。
【0019】なお、図3中、16はギヤケース、17は
、スナツプリング、18はベアリング、19はスペーサ
、20はニードルローラベアリング、21はカツプリン
グである。
【0020】そして、前記各ギヤ12,13,14,1
5のギヤ比は、次式の関係を成立させながらエンジン6
の全開トルク曲線を変換するよう設定されている(図2
参照)。
【0021】Td×Rd≒Tc×Rc…(1)但し、 Td:基準となるエンジンよりも高いトルクを有するエ
ンジンの全開トルク曲線(E/G−B)と、本来このエ
ンジンに対応するトルクコンバータの速度比が零(e=
0:失速点)でのストールトルク曲線(B)との交点か
ら得られる入力トルク Rd:同じく前記全開トルク曲線(E/G−B)と、ス
トールトルク曲線(B)との交点から得られるトルクコ
ンバータの入力軸回転数 Tc:入力トルク可変機で変換した基準となるエンジン
よりも高いトルクを有するエンジンの全開トルク曲線(
E/G−B1)と、基準となるトルクを有するエンジン
に対応するトルクコンバータの速度比が零(e=0:失
速点)でのストールトルク曲線(A)との交点から得ら
れる入力トルク Rc:同じく前記変換後の全開トルク曲線(E/G−B
1)と、ストールトルク曲線(A)との交点から得られ
るトルクコンバータの入力軸回転数 上記構成において、エンジン6とトルクコンバータ7の
間に入力トルク可変機8を付けて、図2の如く、基準と
なるエンジンよりも高いトルクを有するエンジンの全開
トルク曲線をE/G−B→E/G−B1のように変換す
ると、基準となるエンジンに対応したトルクコンバータ
で入力トルク(Tc)を吸収できる。
【0022】一般にトルクコンバータの吸収エネルギー
は、入力トルクと入力軸回転数の積で表されるから、エ
ンジン6とトルクコンバータ7との間に、入力トルク可
変機8を付加した場合の吸収エネルギーと、入力トルク
可変機8を付加しない場合の吸収エネルギーとを一致さ
せれば、基準となるエンジンに対応したトルクコンバー
タで、基準となるエンジンよりも高いトルクを有するエ
ンジンに対応できることになる。
【0023】そこで、本実施例では、入力トルク可変機
8の各ギヤ12,13,14,15のギヤ比を(1)式
を成立させながら全開トルク曲線を変換するよう設定し
ているので、基準となるエンジンに対応したトルクコン
バータで、このエンジンよりも高いトルクを有するエン
ジンに対応したトルクコンバータを使用したときと同等
のエネルギーが吸収可能となり、トルクコンバータの共
通化ができる。
【0024】したがつて、エンジンの出力に対応してト
ルクコンバータを用意しなくても済むため、従来のよう
にトルクコンバータの選定作業も簡略化できるのみなら
ず、製造コストも安価となる。しかも、入力トルク可変
機は、トルクコンバータの入力軸回転数を増速させるか
ら、高トルクのエンジンを低回転で使用可能とし、エン
ジンの低騒音化が図れる。
【0025】また、入力トルク可変機8のギヤ比の設定
を、使用するエンジンの出力に対応して、全開トルク曲
線を(1)式を満足させながら変換するように変更する
だけで、一種類のトルクコンバータで種々のエンジンの
出力に対応でき、多様な要求仕様への対応が可能となる
【0026】なお、ギヤ比は、図2で示した、使用する
エンジンの全開トルク曲線(E/G−B1)と、基準と
なるエンジンに対応したトルクコンバータの速度比(e
=0)でのストールトルク曲線(A)との交点から得ら
れる入力トルク(Tb)、入力軸回転数(Rb)と、入
力トルク可変機で変換後の全開トルク曲線(E/G−B
1)と、ストールトルク曲線(A)との交点から得られ
る入力トルク(Tc)、入力軸回転数(Rc)等を考慮
して求めればよい。
【0027】〈第二実施例〉図5は本発明第二実施例に
係る建設車両の動力伝達装置の入力トルク可変機を示し
ており、Lowレンジに切り換えた状態を示す図、図6
は同じく入力トルク可変機のHighレンジに切り換え
た状態を示す図である。
【0028】本実施例は、図2に示す変換全開トルク曲
線(E/G−B1)と、ストールトルク曲線(A)との
交点の位置を変化させて入力トルクを二段階に可変でき
るように、入力トルク可変機8のギヤ比を切換自在とし
ている。
【0029】具体的には、入力トルク可変機8は、図5
,6の如く、入力トルク可変操作レバー30の操作によ
り、アウトプツトシヤフト10を摺動させて選択的にギ
ヤ12,13,14,15,31,32の噛合を変更可
能に構成されている。
【0030】すなわち、図5の如く、操作レバー30を
Lowレンジにすると、インプツトシヤフトギヤ12と
第一アイドラシヤフト14、および第一アウトプツトシ
ヤフトギヤ13と第二アイドラシヤフトギヤ15が夫々
噛合する。そして、このギヤ12,13,14,15の
ギヤ比は、第一実施例と同様、(1)式を成立させなが
らエンジンの全開トルク曲線を変換するように設定され
ている。また、図6の如く、操作レバー30をHigh
レンジにすると、アウトプツトシヤフト10がトルクコ
ンバータ側に摺動し、インプツトシヤフトギヤ12と第
一アイドラシヤフトギヤ14、および第二アウトプツト
シヤフトギヤ31と第三アイドラシヤフトギヤ31が夫
々噛合する。そして、このギヤ12,14,31,32
のギヤ比は、変換全開トルク曲線(E/G−B′)と、
ストールトルク(A)との交点の位置をLowレンジの
場合よりも上方へ変化(移動)させ、Lowレンジのと
きよりも大きい入力トルクが得られるように設定されて
いる。
【0031】なお、操作レバー30は、運転席内でオペ
レータが操作し易い位置に配されている。
【0032】上記構成において、建設作業時には、操作
レバー30をLowレンジとして作業を行う。このとき
、入力トルク可変機8のギヤ12,13,14,15が
噛合するため、建設作業に適した入力トルク(Tc)を
得る。
【0033】ここで得られる入力トルク(Tc)は、図
2からも明らかなように、本来得るべき入力トルク(T
d)よりも小さいため、例えば非作業時に走行するのに
は適さない。そのため、非作業時には、入力トルクを大
きくして高速走行に適するようにする必要がある。そこ
で、エンジン出力をコントロールして対処する方法があ
るが、現状ではエンジン出力をコントロールしても、ト
ルクコンバータ、油圧ポンプ等の吸収トルクを変えるこ
とは難しい。
【0034】そこで、非作業時に、操作レバー30をL
owレンジからHighレンジにして入力トルク可変機
8のギヤ12,14,31,32を噛合させる。そうす
ると、ギヤ12,14,31,32のギヤ比は、変換全
開トルク曲線(E/G−B′)と、ストールトルク(A
)との交点の位置をLowレンジの場合よりも上方に移
動させ、Lowレンジのときよりも大きい入力トルクが
得られるよう設定されているから、入力トルクを本来必
要となる入力トルク(Td)に近づけることができ、ト
ルクコンバータの入力トルクは高速走行に適するように
なる。
【0035】このように、入力トルク可変機8のギヤ比
を固定式から切換式とすることで、仕様、用途に応じて
入力トルクの変更が容易となるため、エンジン側の出力
コントロールに対しての対応が容易となる。
【0036】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0037】上記第二実施例において、入力トルク可変
機のギヤ比の切換段は二段式に限らず、三段式、四段式
と仕様、用途に応じて決めればよい。
【0038】また、第二実施例では、入力トルク可変機
を選択摺動式を例として挙げたが、これ以外にも常時噛
合式、常時噛合式シンクロ型、あるいはサーボシンクロ
型としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、エンジンとトルクコンバータとの間に
入力トルク可変機を設けることで、エンジンの全開トル
ク曲線を変換してトルクコンバータの入力軸回転数を増
減速して入力トルクを可変することができる。
【0040】したがつて、請求項2のように、入力トル
ク可変機のギヤ比を、Td×Rd≒Tc×Rcを成立さ
せながら使用するエンジンの全開トルク曲線を変換する
よう設定することで、一種類のトルクコンバータで種々
のエンジンの出力に対応して、トルクコンバータの共通
化が図れる。
【0041】また、請求項3では、入力トルク可変機の
ギヤ比を多段階に切換自在とすることで、上式に基づい
て変換された全開トルク曲線(E/G−B1)と、スト
ールトルク曲線(A)との交点の位置を変化させること
ができるから、仕様、用途に応じて入力トルクの変更が
と容易となるため、エンジン側の出力コントロール対し
ての対応が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例に係る建設車両の動
力伝達装置の概略構成を示す図である。
【図2】図2は本実施例の建設車両の動力伝達装置にお
いてエンジンから吸収できる入力トルクを示す図である
【図3】図3は入力トルク可変機の構造を示す断面図で
ある。
【図4】図4はホイルローダの全体図である。
【図5】図5は本発明第二実施零に係る建設車両の動力
伝達装置の入力トルク可変機を示しており、Lowレン
ジに切り換えた状態を示す図である。
【図6】図6は同じく入力トルク可変機のHighレン
ジに切り換えた状態を示す図である。
【図7】図7は従来の建設車両の動力伝達装置において
エンジンから吸収できる入力トルクを示す図である。
【符号の説明】
6    エンジン 7    トルクコンバータ 8    入力トルク可変機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンと、該エンジンからの入力ト
    ルクをそのまま出力軸に伝え、速度比を出力に応じて自
    動的に変化させるトルクコンバータとを備えた建設車両
    の動力伝達装置において、前記エンジンとトルクコンバ
    ータとの間に、エンジンの全開トルク曲線を変換してト
    ルクコンバータの入力軸回転数を増減速し入力トルクを
    可変するための入力トルク可変機が設けられたことを特
    徴とする建設車両の動力伝達装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の入力トルク可変機は、
    次式の関係を成立させながらエンジンの全開トルク曲線
    を変換するよう、そのギヤ比が設定されたことを特徴と
    する建設車両の動力伝達装置。 Td×Rd≒Tc×Rc 但し、 Td:基準となるエンジンと異なるトルクを有するエン
    ジンの全開トルク曲線(E/G−B)と、本来このエン
    ジンに対応するトルクコンバータの速度比が零(e=0
    :失速点)でのストールトルク曲線(B)との交点から
    得られる入力トルク Rd:同じく前記全開トルク曲線(E/G−B)と、ス
    トールトルク曲線(B)との交点から得られるトルクコ
    ンバータの入力軸回転数 Tc:入力トルク可変機で変換した基準となるエンジン
    と異なるトルクを有するエンジンの全開トルク曲線(E
    /G−B1)と、基準となるトルクを有するエンジンに
    対応するトルクコンバータの速度比が零(e=0:失速
    点)でのストールトルク曲線(A)との交点から得られ
    る入力トルク Rc:同じく前記変換後の全開トルク曲線(E/G−B
    1)と、ストールトルク曲線(A)との交点から得られ
    るトルクコンバータの入力軸回転数
  3. 【請求項3】  請求項2記載の入力トルク可変機は、
    請求項2記載の式に基づいて変換された全開トルク曲線
    (E/G−B1)と、請求項2記載のストールトルク曲
    線(A)との交点の位置を変化させて入力トルクを多段
    階的に可変できるよう、そのギヤ比が切換自在とされた
    ことを特徴とする建設車両の動力伝達装置。
JP7083491A 1991-04-03 1991-04-03 建設車両の動力伝達装置 Pending JPH04307159A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7493203B2 (en) * 2002-02-07 2009-02-17 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Methods for regulating the gear ratio of an automatic power-branched transmission, and automatic power-branched transmission
US8095285B2 (en) 2007-06-29 2012-01-10 Caterpillar Inc. Method for derating a power source to limit damage
JP2020183162A (ja) * 2019-05-07 2020-11-12 株式会社エクセディ 駆動ユニット

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981020