JPH04306957A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH04306957A
JPH04306957A JP3098160A JP9816091A JPH04306957A JP H04306957 A JPH04306957 A JP H04306957A JP 3098160 A JP3098160 A JP 3098160A JP 9816091 A JP9816091 A JP 9816091A JP H04306957 A JPH04306957 A JP H04306957A
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JP
Japan
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protocol
ecm
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facsimile
busy
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Pending
Application number
JP3098160A
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English (en)
Inventor
Kazuya Sakamoto
和弥 坂本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ECM(エラーコレク
ションモード)プロトコルを使用することができるファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ECMプロトコルを有するフ
ァクシミリ装置は、通信相手となるファクシミリ装置の
プロトコルに合わせて、ECMプロトコルを有するもの
にはECMプロトコルを使った通信を行ない、ECMプ
ロトコルを有しないものにはECMプロトコルを使用せ
ずに通信するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ECMプロトコルを有する相手端末と通信を
行なう場合、必らずECMプロトコルを使用して通信す
ることから、例えば海外通信等で極端に回線状況が悪い
場合には、フレームエラーが多発してブロック中断をし
なければならなくなり、画像が送信できなくなってしま
う不都合が生じていた。
【0004】本発明は、回線状況の極端に悪い場合等に
、ECMプロトコルに制約を受けることなく、オペレー
タの1回の送信操作で画像送信を完了することができる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、G3ファクシ
ミリのECMプロトコルを具備するファクシミリ装置に
おいて、送信側端末は、初期識別において受信側端末に
G3プロトコルフォールバック機能があるか否かを検出
するG3プロトコルフォールバック機能検出手段と、こ
の検出結果に基づいて、該機能を使用することを受信側
に指定するG3プロトコルフォールバック機能指定手段
と、この指定に基づいて、再送終了応答を受信したら同
じ画像を上記ECMを使用しないG3通信プロトコルを
用いて送信するG3プロトコルフォールバック手段とを
有することを特徴とする。
【0006】また、受信側端末は、初期識別においてG
3プロトコルフォールバック機能があるか否かを宣言す
るG3プロトコルフォールバック機能宣言手段と、送信
側端末が指定してきたG3プロトコルフォールバック機
能を検出するG3プロトコルフォールバック機能検出手
段と、この検出結果に基づいて、再送終了応答を送信し
たらECMを使用しないG3通信プロトコルを用いて受
信する自動G3プロトコルフォールバック手段とを有す
ることを特徴とする。
【0007】以上の構成により、ECMプロトコルの再
送終了応答(ERR)を受信側端末が送信したら、送信
側端末は自動的に今送信した原稿をMMR以外の符号化
方式でコーディングし、ECMプロトコルを用いないG
3ファクシミリ通信プロトコルで伝送するので、極端に
回線状況が悪い場合でも、必ず1回の送信操作で画像が
送信でき、さらに本発明の機能をもたないファクシミリ
と通信を行なう場合でも、通常のG3通信プロトコルを
使用するので障害とならずに通信を行なうことができる
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0009】このファクシミリ装置は、本装置全体の制
御をするマイクロプロセッサ(MRU)1と、原稿を電
気的信号に変換するスキャナ2と、本装置の動作状態を
表示したり、オペレータが本装置を操作するのに使用す
る操作表示部3と、受信画像やスキャナ2で読み取った
画像を記憶したり、装置を動作させるのに必要な情報を
一時的に記憶するメモリ4と、受信画像やスキャナ2で
読み取った画像を記録紙に印刷するプリンタ5と、MP
U1を動作させるためのプログラムを記憶させておくR
OM6とを有する。
【0010】また、このファクシミリ装置には、加入者
回線網(PSTN)12に接続され着信検出や接続制御
、発信制御等を行なうPSTN制御部7と、デジタル回
線網(ISDN)13に接続され、着信検出や接続制御
、発信制御等を行なうISDN制御部11と、ISDN
13からのデジタル化されたG3ファクシミリの信号を
アナログ信号に変換するPCMコーデック10と、IS
DN13とPSTN12のどちらかを選択してモデム9
へ接続する網選択制御部8と、この網選択制御部8で選
択されたISDN13またはPSTN12からのアナロ
グ信号を復調してMPU1で扱える形式に変換したり、
MPU1で扱える形式であったデジタル信号を変調して
アナログ信号に変換するモデム9とが設けられている。
【0011】また、信号線17は、上記PSTN12の
アナログ信号を、網選択制御部8へ引き込む信号線であ
り、信号線15は、ISDN13のデジタル信号をPC
Mコーデック10へ引き込む信号線であり、さらに信号
線14は、PCMコーデック10で変換されたISDN
13の信号をアナログ信号として引き込む信号線である
【0012】図2は、このファクシミリ装置全体の制御
を示すフローチャートである。
【0013】まず、発信の場合は、上記操作表示部3か
らオペレータの操作によってMPU1に発信要求が出さ
れる。したがって、MPU1は、発信要求があるかどう
かを監視し(S12)、発信要求があった場合は、現在
本装置が通信中かどうかを調べる(S13)。
【0014】そして、通信中ならば、この発信要求は発
信予約処理へと移り(S14)、その処理が終わると、
制御は終了する。また、S13において通信中でなかっ
た場合は、発信処理を行ない(S15)、通常のファク
シミリ手順を用いて、画像等の伝送を行なう(S16)
。そして、ファクシミリ手順が終了したら、切断処理を
行なって(S17)、制御は終了する。
【0015】なお、これらの制御が終了した後または制
御を開始する前は、本装置は待機状態である。そして、
この待機状態並びにS12において発信要求がなかった
場合には、常に着信検出を行なっている(18)。
【0016】次に、着信があった場合は、本装置が通信
中かどうかを調べ(S19)、通信中であれば、着信拒
否処理を行ない(S21)、通信中でなければ、着信処
理を行なう(S20)。そして、着信処理が終了したら
、発信処理と同様にG3ファクシミリ手順を用いて、画
像等の伝送を行ない(S16)、切断処理を行なって(
S17)、制御は終了する。これらの制御を終了した後
も、本装置は待機状態であるが、常時着信検出を行なっ
ている。
【0017】図3は、このファクシミリ装置の通信操作
を示すフローチャートである。
【0018】例えば相手機が海外のECM搭載機である
場合のように、回線事情が極端に悪い条件の下では、オ
ペレータが自から多少の画像エラーがあっても良いと判
断する。そして、情報量の少ない原稿ならば(S22)
、不図示のECMスイッチをオンし(S23)、それ以
外の場合は、ECMスイッチをオフする(S24)。こ
こでECMスイッチとは、ECMプロトコルを有する装
置として送信を行うかどうかを選択するスイッチであり
、このECMスイッチがオンされたことを前提として、
本発明に係る機能が実行される。
【0019】その後は、公知のファクシミリ通信操作を
行なう(S25)。また、回線の状況をオペレータが判
断しづらい場合は、ECMスイッチをオンにして通信を
行なう。
【0020】そして、このような通信操作が行なわれた
後、ファクシミリ装置は送信動作を行なう。図4は、こ
のファクシミリ装置における送信動作を示すフローチャ
ートである。
【0021】まず、オペレータによって与えられた相手
先電話番号を使って相手端末に発呼する(S26)。次
に、先のECMスイッチがオンかオフか調べ(S27)
、オンならば、ECMプロトコルを有するファクシミリ
として初期識別で指定する(S34)。
【0022】そして、このECMを利用する場合に、フ
ァクシミリ通信プロトコルで相手端末に指定するコーデ
ィング方法は、MMR、MR、MHの3通りであるので
、相手端末が指示してきた最適なコーディング方法でコ
ーディングし(S28)、ECMプロトコルを使ったフ
ァクシミリ通信によって相手端末に画像を伝送する(S
29)。
【0023】上述のように、このECM機能端末として
の通信は、相手端末がECMプロトコルを具備していて
、かつMMRでデコードできる能力のある場合は、その
方法で画像を伝送し、相手端末がECMプロトコルを具
備していなければ、ECMプロトコルを用いない方法で
画像を伝送するものである。
【0024】また、上記初期識別(S34)において、
受信側端末が本発明の機能を有するファクシミリでない
ならば、通常のECMプロトコルで処理し(S36)、
本発明の機能を有するファクシミリならば、S33に進
む。
【0025】まず、ブロック間のフェーズDの相手受信
機から、レスポンスに再送終了応答(ERR)があった
場合は(S33)、ただちにブロック送信を中断し、E
CMプロトコルを使用しないで伝送する(S35、S3
0、S31)。また、ERRを受信しなかった場合は、
相手機に画像が伝送できたので、G3ファクシミリプロ
トコルを終了する(S32)。
【0026】なお、上記ECMスイッチがオフであった
場合や(S27)、ブロック間再送終了応答(ERR)
を受信した場合は(S33)、本装置はECMプロトコ
ルが具備されていないファクシミリとして動作する。こ
の時の動作は、まずECMを使用しないから、コーディ
ング方法はMMR以外で行なう(S30)。また、初期
識別では、ECMプロトコルを持たないファクシミリ装
置として宣言を行う(S35)。そして、ECMプロト
コルを使用しないファクシミリ通信によって画像を伝送
する(S31)。
【0027】図5は、ECMプロトコルを含むG3ファ
クシミリ通信プロトコルの例を示す模式図である。
【0028】図中、中心線より左側が、発呼送信側端末
が送信するプロトコル信号(バイナリ信号)であり、中
心線より右側が、着呼受信側端末が送信するプロトコル
信号である。
【0029】まず、オペレータが送信操作を行なうこと
により、本シーケンスは接続フェーズに入る(t1)。 そして、交換機が相手端末(着呼受信側)の応答を確認
すると、発呼送信側端末はCNGを送信し、これを着呼
受信側端末が受信して、CEDを送信する。このCED
の送信により、本シーケンスは初期識別フェーズ(t2
)に入る。
【0030】ここでは両端末の機能や、画像データの伝
送モードを決定する。この時に前述したECMプロトコ
ルを使用するか否かを指示する情報や、画像データの符
号化方法(MMR、MR、MH)を指示する情報を載せ
る。つまり、DISには、着呼受信側端末の機能や処理
できる画像伝送モードを提示し、DCSには、発呼送信
側端末が決定した機能と画像伝送モードを指示する。次
に、t3においてトレーニングを行ない、モデム9の位
相合わせと伝送速度を決定する。
【0031】ここから両機がECM手順を使用する場合
は、t4〜t10のシーケンスによってファクシミリデ
ータを伝送するが、本実施例では、海外通信などで極端
に回線状況が悪い場合を想定している。
【0032】まず、t4においては、MMRなどの符号
化データが送信されるが、回線ノイズによってフレーム
エラーが発生し、t5において、受信側端末からフレー
ム再送要求が出される。
【0033】それでもフレームエラーが無くならない場
合は、t4、t5を数回繰り返し、t7でフォールバッ
クが行なわれ、モデム9の伝送速度が下げる。
【0034】それでもフレームエラーがなくならなけれ
ば、再びt7の処理を行い、その速度が2400bit
/sになるまで繰り返し(t8)、最終的にはt9に示
すように、ブロック送信中断によって、その画像の伝送
を止める。
【0035】1ページだけの伝送の場合は、この後すぐ
に回線を切断する。この時、符号化データがMMRでコ
ーディングされていた場合は、受信側端末は画像に戻す
ことができないので、画像は全く受信側に伝送されてい
ないのと同じことになる。
【0036】しかし、本実施例のファクシミリ装置は、
送受信ともに、ここで初期識別フェーズに戻るので(t
10)、再び同じ画像をECMプロトコルを用いないで
伝送することができる。
【0037】図6は、受信側の動作を示すフローチャー
トである。
【0038】まず、着信があったら、接続手順によって
呼を接続する(S44)。次に、初期識別で自端末の機
能や伝送モードを相手端末と適合させ(S45)、そこ
で決定されたモードで画像受信を行なう(S46)。こ
の時、ブロック間の再送終了応答(ERR)を送信した
ら(S47)、初期識別まで戻り、今度はECMを使用
しないで通信を再開する(S49)。また、ERRを送
信しなかった場合は切断手順によって呼を切断し(S4
8)、通信を終了する。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ECMプロトコルにお
いて、送信側端末は、ERRを受信したら同じ画像をE
CMを使用しないプロトコルで送信し、受信側端末は、
ERR送信した後、ECMを使用しないプロトコルで受
信することにより、例えば海外通信等で極端に回線状態
が悪い時でも、オペレータの1回の送信操作で画像が伝
送でき、オペレータの負担を軽減できるという効果があ
る。
【0040】また、送受信端末双方で、初期識別におい
て相手端末が本機能を具備しているかどうか検出し、具
備していなければ、通常のG3通信プロトコルを用いて
通信行うようにすれば、本発明の機能をもたないファク
シミリ装置と通信した場合でも、正常に画像を伝送する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における装置全体の制御を示すフロ
ーチャートである。
【図3】上記実施例における通信操作を示すフローチャ
ートである。
【図4】上記実施例における送信側の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】上記実施例における通信プロトコルの一例を示
す模式図である。
【図6】上記実施例における受信側の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…MRU、 2…スキャナ、 3…操作表示部、 4…メモリ、 5…プリンタ、 6…ROM、 8…網選択制御部、 9…モデム、 10…PCMコーデック、 12…PSTN、 13…ISDN。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  G3ファクシミリのECMプロトコル
    を具備するファクシミリ装置において、送信側端末は、
    受信側端末にG3プロトコルフォールバック機能がある
    か否かを検出するG3プロトコルフォールバック機能検
    出手段と;この検出結果に基づいて、該機能を使用する
    ことを受信側に指定するG3プロトコルフォールバック
    機能指定手段と;この指定に基づいて、再送終了応答を
    受信したら同じ画像を上記ECMを使用しないG3通信
    プロトコルを用いて送信するG3プロトコルフォールバ
    ック手段と;を有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】  G3ファクシミリのECMプロトコル
    を具備するファクシミリ装置において、受信側端末は、
    G3プロトコルフォールバック機能があるか否かを宣言
    するG3プロトコルフォールバック機能宣言手段と;送
    信側端末が指定してきたG3プロトコルフォールバック
    機能を検出するG3プロトコルフォールバック機能検出
    手段と;この検出結果に基づいて、再送終了応答を送信
    したらECMを使用しないG3通信プロトコルを用いて
    受信する自動G3プロトコルフォールバック手段と;を
    有することを特徴とするファクシミリ装置。
JP3098160A 1991-04-03 1991-04-03 ファクシミリ装置 Pending JPH04306957A (ja)

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JP3098160A JPH04306957A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 ファクシミリ装置

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JP3098160A Pending JPH04306957A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 ファクシミリ装置

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