JPH04306449A - 通風装置用スロットルディスク - Google Patents
通風装置用スロットルディスクInfo
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- JPH04306449A JPH04306449A JP3354986A JP35498691A JPH04306449A JP H04306449 A JPH04306449 A JP H04306449A JP 3354986 A JP3354986 A JP 3354986A JP 35498691 A JP35498691 A JP 35498691A JP H04306449 A JPH04306449 A JP H04306449A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F1/00—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
- G01F1/05—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects
- G01F1/34—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by measuring pressure or differential pressure
- G01F1/36—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by measuring pressure or differential pressure the pressure or differential pressure being created by the use of flow constriction
- G01F1/40—Details of construction of the flow constriction devices
- G01F1/42—Orifices or nozzles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/72—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
- F24F11/74—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/02—Ducting arrangements
- F24F13/06—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
- F24F13/068—Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser formed as perforated walls, ceilings or floors
-
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/24—Means for preventing or suppressing noise
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通風装置の空気導管内に
設置されて圧力差を発生させるための貫通孔を有するス
ロットルディスクに関する。通風装置に於いては、装置
の異なった部分間で、圧力差を発生させることがしばし
ば必要とされる。ある場合には、一定の空気をダクトに
流すことが望ましいことがあり、他の場合には、特に空
気の送り先が多数存在する場合には、空気供給ファンか
らの距離に左右されることなく、全ての送り先に充分な
空気を送り出す必要がある。 【0002】 【従来の技術】上記したような要請に応えるために、従
来はタイプが異なる幾つかの制御スロットルが使用され
ている。最も簡単なスロットルは、開放位置と閉鎖位置
との間で軸を介して揺動可能なディスクであって、その
一例はGB−17059/AD1910 に示されてい
る。この文献は煙道ダクトのスロットルに関するもので
あり、そのスロットルには煙道ダクト内に所望の最少流
れを維持するための貫通孔が設けられている。 【0003】同様な制御スロットルは通風装置、殊にフ
ァンから空気が供給される多数の空気供給装置を備えた
通風装置にも使用されている。その場合、制御スロット
ルは空気供給装置とファンとの間に設けられる。 【0004】空気の流れに原因して公知の制御スロット
ルは、比較的喧しい騒音を発生する。この騒音は通風装
置の他の部分が比較的静かである場合に特に気になり、
制御スロットルからの騒音で、在室者が悩まされること
も珍しくない。 【0005】 【発明の目的】本発明の目的の一つは、上記したような
騒音を伴わないスロットルディスクを提供することにあ
る。そして、本発明の目的は、特許請求の範囲の請求項
1に記載した如く、スロットルディスクの貫通孔の周壁
を、スロットルディスクの上流側に位置して滑らかに湾
曲した周壁部と、スロットルディスクの下流側に位置し
た管状周壁部とで形成することによって達成される。騒
音が減少する主な理由は、孔近傍の滑らかな湾曲部で空
気の流れが向きを変えるために、上流側では空気の流れ
の乱れが少なくなり、同時に下流側では空気が孔の縁部
に沿って流れることためである。 【0006】本発明に係るスロットルディスクの付加的
要件は、請求項2〜4に規定されている。請求項5〜6
に規定する要件を充足することにより、特に好適な空気
流れを実現することができ、このために騒音の発生を一
段と減少させることができる。請求項7に規定する要件
によって、空気の流れ速度が高く、従って、より精度の
高い測定を可能にするところの、圧力が高いスロットル
ディスクの上流側に測定点を位置させることができるの
で、空気の流れを測定するうえで好ましい測定条件を実
現することができる。請求項8は可動式のスロットルデ
ィスクを規定するものである。また、請求項9〜10は
本発明のスロットルディスクを固定式又は可動式に通風
装置に使用することを規定している。 【0007】本発明を添付図面に沿ってさらに詳しく説
明すると、次の通りである。図1に示すスロットルディ
スク1は貫通孔2を有し、貫通孔2の周壁は上流側4に
滑らかに湾曲した周壁部3を備えている。そして、貫通
孔2の周壁の下流側6は管状周壁部5で構成され、その
下側端面8はスロットルディスク1の下側平均表面(貫
通孔の間の)の下まで延びている。端面8と前記した下
側平均表面との距離は、スロットルディスク1の厚さの
0.2 〜4倍であることが好ましい。貫通孔の管状周
壁部5の下側端面8は、周壁内面との間で角9を形成し
ている。図示の実施例では、その角の角度は略90°で
あるが、この角度を90°以下の鋭角とすることもでき
る。隣接する2つの貫通孔に挾まれた領域7は、空気が
貫通孔内に円滑に導かれるよう、好ましくは上流側に凸
に湾曲している。図1に示すスロットルディスクは、空
気が貫通孔2を通って上流側から下流側に流れるように
通風ダクトの設置される。スロットルディスク1の絞り
効果により、圧力降下が起り、上流側4と下流側6との
間には圧力差が発生する。 【0008】図2は可動式のスロットルディスク11を
空気供給導管15内に、固定式のスロットルディスク1
3を空気供給装置の直ぐ上流に、それぞれ設置した例を
示している。固定式のスロットルディスク13の中央部
には、計量装置を接続するための測定点10が設けられ
ている。計量装置は、例えば空気流量を手動で調節する
装置12とか、あるいは計量装置からの信号に応答して
可動式スロットルディスク11を調節する装置とかに接
続することができる。通風装置が複数の空気供給装置を
備えている場合には、各空気供給装置に取付けた計量装
置からの信号を受信できるように、上記の調節装置を配
置することができる。この場合、調節装置は各々の空気
供給導管内の可動式スロットルディスク11に取付けた
制御装置(図示なし)に信号を発信して、それぞれの空
気供給装置14への空気流量を調節する。 【0009】図3は可動式スロットルディスク11をそ
の揺動軸16で空気供給導管に取付けた状態を示す斜視
図であって、揺動軸16は空気供給導管の外側で、前記
の制御装置に接続される。 【0010】図4は空気供給導管内の空気供給装置14
に極めて近い位置に、固定式スロットルディスク13を
設けた例を示す。固定式スロットルディスク13の周辺
には、弾性を有する固定具20が取付けられており、そ
のU字形クランプ部21はクランピング作用でスロット
ルディスク13に保持させている。図4から明らかな通
り、固定具20はスロットルディスクを挾持するクラン
プ部とは別のクランプ部を2つ以上長手方向に設けるこ
とができ、また、スロットルディスクの半径方向外側に
延びる弾性舌状片22を設けることもできる。この弾性
舌状片22は空気供給装置14に接続される導管の設け
た溝23と係合する。弾性固定具20に2つ以上のクラ
ンプ部が設けられているために、空気供給装置の入口に
関して任意の位置にスロットルディスクを設置すること
が可能である。さらに付け加えると、図4から明らかな
通り、固定式スロットルディスク13にはその中央部に
測定点10が設けられ、その測定点10は可撓性チュ−
プ17a及び空気供給装置14内に設置されるパイプ1
7bを介して前記した計量装置に接続される。 【0011】図5及び図6は2つの比較実験の結果を示
すものであって、その比較実験では125 〜8000
Hz 間の異なるオクタ−ブ幅での騒音レベル(LW
)が測定されている。これらの図及び下に示す表におい
て、Aは孔を持たないスロットルディスクを使用した場
合を、Bはディスク面積の34%が貫通孔で構成される
本発明のスロットルディスクを使用した場合を、Cはイ
リス型のスロットル(Halton,PRA 160)
を使用した場合を、そしてDは多孔性のスロットルディ
スク(Stifab,CRP 160)を使用した場合
をそれぞれ示している。図5のグラフは空気流量80
l/s、圧力36 Pa での測定結果であり、図6に
示すグラフは空気流量160 l/s 、圧力103
Paでの測定結果である。 2つのグラフから明らかなように、本発明のスロットル
ディスクは他のスロットルディスクに比較して、殆どの
オクタ−ブ幅においてかなり騒音が少ない。異なるオク
タ−ブ幅での騒音レベルの対数加算から求めた全騒音レ
ベルを次表に示す。 【0012】 【表1】
全騒音レベル:LWtot dB
A B C
D 空気流量80 l/s、圧力36
Pa 54 44
48 58 空気流量160
l/s 、圧力103 Pa 68
56 65 72 【0013】本発明のスロットルディスクは上記した具
体例に限定されるものではない。例えば、本発明に係る
スロットルディスクは、図面に示した円形導管とは異な
る形の矩形導管または他の形状の導管を備えた通風装置
にも組み入れて圧力降下を実現することができる。また
、本発明の可動式スロットルディスクは揺動式に限られ
ることもなく、例えば、空気導管に挿入可能な滑動式ス
ロットルディスクであっても差し支えない。さらに、本
発明のスロットルディスクを固定するに当っては、図示
した以外の公知の手段を採用するともできる。例えば、
導管の内壁とスロットルディスクの周囲とを適当な手段
でシ−ルすることができる。 【0014】本発明のスロットルディスクは空気流量を
測定するためにも使用可能であって、この場合、スロッ
トルディスクでの圧力又は圧力降下が公知の装置で測定
される。本発明のスロットルディスクは特許請求の範囲
を逸脱しない範囲で変更を加えることができる。
設置されて圧力差を発生させるための貫通孔を有するス
ロットルディスクに関する。通風装置に於いては、装置
の異なった部分間で、圧力差を発生させることがしばし
ば必要とされる。ある場合には、一定の空気をダクトに
流すことが望ましいことがあり、他の場合には、特に空
気の送り先が多数存在する場合には、空気供給ファンか
らの距離に左右されることなく、全ての送り先に充分な
空気を送り出す必要がある。 【0002】 【従来の技術】上記したような要請に応えるために、従
来はタイプが異なる幾つかの制御スロットルが使用され
ている。最も簡単なスロットルは、開放位置と閉鎖位置
との間で軸を介して揺動可能なディスクであって、その
一例はGB−17059/AD1910 に示されてい
る。この文献は煙道ダクトのスロットルに関するもので
あり、そのスロットルには煙道ダクト内に所望の最少流
れを維持するための貫通孔が設けられている。 【0003】同様な制御スロットルは通風装置、殊にフ
ァンから空気が供給される多数の空気供給装置を備えた
通風装置にも使用されている。その場合、制御スロット
ルは空気供給装置とファンとの間に設けられる。 【0004】空気の流れに原因して公知の制御スロット
ルは、比較的喧しい騒音を発生する。この騒音は通風装
置の他の部分が比較的静かである場合に特に気になり、
制御スロットルからの騒音で、在室者が悩まされること
も珍しくない。 【0005】 【発明の目的】本発明の目的の一つは、上記したような
騒音を伴わないスロットルディスクを提供することにあ
る。そして、本発明の目的は、特許請求の範囲の請求項
1に記載した如く、スロットルディスクの貫通孔の周壁
を、スロットルディスクの上流側に位置して滑らかに湾
曲した周壁部と、スロットルディスクの下流側に位置し
た管状周壁部とで形成することによって達成される。騒
音が減少する主な理由は、孔近傍の滑らかな湾曲部で空
気の流れが向きを変えるために、上流側では空気の流れ
の乱れが少なくなり、同時に下流側では空気が孔の縁部
に沿って流れることためである。 【0006】本発明に係るスロットルディスクの付加的
要件は、請求項2〜4に規定されている。請求項5〜6
に規定する要件を充足することにより、特に好適な空気
流れを実現することができ、このために騒音の発生を一
段と減少させることができる。請求項7に規定する要件
によって、空気の流れ速度が高く、従って、より精度の
高い測定を可能にするところの、圧力が高いスロットル
ディスクの上流側に測定点を位置させることができるの
で、空気の流れを測定するうえで好ましい測定条件を実
現することができる。請求項8は可動式のスロットルデ
ィスクを規定するものである。また、請求項9〜10は
本発明のスロットルディスクを固定式又は可動式に通風
装置に使用することを規定している。 【0007】本発明を添付図面に沿ってさらに詳しく説
明すると、次の通りである。図1に示すスロットルディ
スク1は貫通孔2を有し、貫通孔2の周壁は上流側4に
滑らかに湾曲した周壁部3を備えている。そして、貫通
孔2の周壁の下流側6は管状周壁部5で構成され、その
下側端面8はスロットルディスク1の下側平均表面(貫
通孔の間の)の下まで延びている。端面8と前記した下
側平均表面との距離は、スロットルディスク1の厚さの
0.2 〜4倍であることが好ましい。貫通孔の管状周
壁部5の下側端面8は、周壁内面との間で角9を形成し
ている。図示の実施例では、その角の角度は略90°で
あるが、この角度を90°以下の鋭角とすることもでき
る。隣接する2つの貫通孔に挾まれた領域7は、空気が
貫通孔内に円滑に導かれるよう、好ましくは上流側に凸
に湾曲している。図1に示すスロットルディスクは、空
気が貫通孔2を通って上流側から下流側に流れるように
通風ダクトの設置される。スロットルディスク1の絞り
効果により、圧力降下が起り、上流側4と下流側6との
間には圧力差が発生する。 【0008】図2は可動式のスロットルディスク11を
空気供給導管15内に、固定式のスロットルディスク1
3を空気供給装置の直ぐ上流に、それぞれ設置した例を
示している。固定式のスロットルディスク13の中央部
には、計量装置を接続するための測定点10が設けられ
ている。計量装置は、例えば空気流量を手動で調節する
装置12とか、あるいは計量装置からの信号に応答して
可動式スロットルディスク11を調節する装置とかに接
続することができる。通風装置が複数の空気供給装置を
備えている場合には、各空気供給装置に取付けた計量装
置からの信号を受信できるように、上記の調節装置を配
置することができる。この場合、調節装置は各々の空気
供給導管内の可動式スロットルディスク11に取付けた
制御装置(図示なし)に信号を発信して、それぞれの空
気供給装置14への空気流量を調節する。 【0009】図3は可動式スロットルディスク11をそ
の揺動軸16で空気供給導管に取付けた状態を示す斜視
図であって、揺動軸16は空気供給導管の外側で、前記
の制御装置に接続される。 【0010】図4は空気供給導管内の空気供給装置14
に極めて近い位置に、固定式スロットルディスク13を
設けた例を示す。固定式スロットルディスク13の周辺
には、弾性を有する固定具20が取付けられており、そ
のU字形クランプ部21はクランピング作用でスロット
ルディスク13に保持させている。図4から明らかな通
り、固定具20はスロットルディスクを挾持するクラン
プ部とは別のクランプ部を2つ以上長手方向に設けるこ
とができ、また、スロットルディスクの半径方向外側に
延びる弾性舌状片22を設けることもできる。この弾性
舌状片22は空気供給装置14に接続される導管の設け
た溝23と係合する。弾性固定具20に2つ以上のクラ
ンプ部が設けられているために、空気供給装置の入口に
関して任意の位置にスロットルディスクを設置すること
が可能である。さらに付け加えると、図4から明らかな
通り、固定式スロットルディスク13にはその中央部に
測定点10が設けられ、その測定点10は可撓性チュ−
プ17a及び空気供給装置14内に設置されるパイプ1
7bを介して前記した計量装置に接続される。 【0011】図5及び図6は2つの比較実験の結果を示
すものであって、その比較実験では125 〜8000
Hz 間の異なるオクタ−ブ幅での騒音レベル(LW
)が測定されている。これらの図及び下に示す表におい
て、Aは孔を持たないスロットルディスクを使用した場
合を、Bはディスク面積の34%が貫通孔で構成される
本発明のスロットルディスクを使用した場合を、Cはイ
リス型のスロットル(Halton,PRA 160)
を使用した場合を、そしてDは多孔性のスロットルディ
スク(Stifab,CRP 160)を使用した場合
をそれぞれ示している。図5のグラフは空気流量80
l/s、圧力36 Pa での測定結果であり、図6に
示すグラフは空気流量160 l/s 、圧力103
Paでの測定結果である。 2つのグラフから明らかなように、本発明のスロットル
ディスクは他のスロットルディスクに比較して、殆どの
オクタ−ブ幅においてかなり騒音が少ない。異なるオク
タ−ブ幅での騒音レベルの対数加算から求めた全騒音レ
ベルを次表に示す。 【0012】 【表1】
全騒音レベル:LWtot dB
A B C
D 空気流量80 l/s、圧力36
Pa 54 44
48 58 空気流量160
l/s 、圧力103 Pa 68
56 65 72 【0013】本発明のスロットルディスクは上記した具
体例に限定されるものではない。例えば、本発明に係る
スロットルディスクは、図面に示した円形導管とは異な
る形の矩形導管または他の形状の導管を備えた通風装置
にも組み入れて圧力降下を実現することができる。また
、本発明の可動式スロットルディスクは揺動式に限られ
ることもなく、例えば、空気導管に挿入可能な滑動式ス
ロットルディスクであっても差し支えない。さらに、本
発明のスロットルディスクを固定するに当っては、図示
した以外の公知の手段を採用するともできる。例えば、
導管の内壁とスロットルディスクの周囲とを適当な手段
でシ−ルすることができる。 【0014】本発明のスロットルディスクは空気流量を
測定するためにも使用可能であって、この場合、スロッ
トルディスクでの圧力又は圧力降下が公知の装置で測定
される。本発明のスロットルディスクは特許請求の範囲
を逸脱しない範囲で変更を加えることができる。
【図1】本発明に係るスロットルディスクの中央断面図
である。
である。
【図2】本発明の固定式スロットルディスクと可動式ス
ロットルディスクを備えた通風装置の部分説明図である
。
ロットルディスクを備えた通風装置の部分説明図である
。
【図3】本発明の可動式スロットルディスクを備えた空
気供給導管の斜視図である。
気供給導管の斜視図である。
【図4】空気供給装置に接続され、スロットルディスク
が組込まれた空気同級導管の一部を切り欠いて示す説明
図である。
が組込まれた空気同級導管の一部を切り欠いて示す説明
図である。
【図5】騒音レベルを示すグラフである。
【図6】騒音レベルを示すグラフである。
1:スロットルディスク
2:貫通孔
3:湾曲周壁部
5:管状周壁部
8:下部端面
9:角
11:可動式スロットルディスク
13:固定式スロットルディスク
Claims (10)
- 【請求項1】 通風装置の空気導管内に設置されて圧
力差を発生させるための貫通孔を有するスロットルディ
スク(1,11,13) に於いて、騒音を抑制するた
めに前記貫通孔(2) の周壁が、スロットルディスク
の上流側(4) に位置して滑らかに湾曲した周壁部(
3) と、スロットルディスクの下流側に位置した管状
周壁部(5)とで形成されていることを特徴とする前記
の通風装置用スロットルディスク。 - 【請求項2】 貫通孔(2) が円形であって、その
全面積がスロットルディスクの面積の10〜60%、好
ましくは20〜40%であることを特徴とする請求項1
記載のスロットルディスク。 - 【請求項3】 隣接する2つの貫通孔の間の領域(7
) が、スロットルディスクの上流側に凸に湾曲してい
ることを特徴とする請求項1又は2記載のスロットルデ
ィスク。 - 【請求項4】 貫通孔(2) の管状周壁部(5)
の下流側端面が、スロットルディスクの厚さの0.2
〜4倍だけ、貫通孔間の平均表面より下流側に突出して
いることを特徴とする請求項1又は2記載のスロットル
ディスク。 - 【請求項5】 貫通孔(2) の管状周壁部(5)
の内側下流側に角(9) が形成されていることを特徴
とする請求項1〜4のいずれか1項記載のスロットルデ
ィスク。 - 【請求項6】 前記の角(9) の先端が尖っている
ことを特徴とする請求項5記載のスロットルディスク。 - 【請求項7】 スロットルディスクの上流側の圧力を
測定する測定装置に接続するための測定点(10)を、
中央部に備えていることを特徴とする請求項1〜6のい
ずれか1項記載のスロットルディスク。 - 【請求項8】 スロットルディスクが揺動可能又は滑
動可能でることを特徴とする請求項1〜6記載のいすれ
か1項記載のスロットルディスク。 - 【請求項9】 空気供給ファン及び/又は空気戻しフ
ァンを備えた通風装置の主ダクト又は分岐ダクトに、請
求項1〜8のいずれかに記載したスロットルデイスクを
使用すること。 - 【請求項10】 前記の通風装置が空気供給ファンと
、空気供給ダクト(15)と、多数の空気供給装置(1
4)と、それぞれの空気供給装置(14)の上流側のそ
れぞれの空気供給ダクト内に設置された固定式又は可動
式スロットルディスクとからなる請求項9記載のスロッ
トルディスクの使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9004128-6 | 1990-12-21 | ||
SE9004128A SE502681C2 (sv) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | Anordning för att åstadkomma tryckfall i en ventilations- eller luftbehandlingsanläggning jämte användning av densamma |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04306449A true JPH04306449A (ja) | 1992-10-29 |
JP3190402B2 JP3190402B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=20381298
Family Applications (1)
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