JPH0430560A - 発熱電子部品の冷却装置 - Google Patents

発熱電子部品の冷却装置

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JPH0430560A
JPH0430560A JP2135348A JP13534890A JPH0430560A JP H0430560 A JPH0430560 A JP H0430560A JP 2135348 A JP2135348 A JP 2135348A JP 13534890 A JP13534890 A JP 13534890A JP H0430560 A JPH0430560 A JP H0430560A
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JP
Japan
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heat
air
fins
heat radiation
generating electronic
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JP2135348A
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Hiroyasu Hamada
博康 濱田
Jiro Utsunomiya
宇都宮 次郎
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野 〕 本発明は発熱電子部品の冷却装置に関するもので、特に
複数の放熱フィンを有するタワー型の放熱体を使用して
強制空冷を行う冷却装置に関するものである。
〔従来の技術 ] バイポーラIC等のような高電力半導体が封入されたチ
ップキャリアの如き発熱電子部品を冷却するタワー型の
放熱体として、例えば特開昭56−122149号公報
に示されるものがある。
第4図はこのタワー型の放熱体を使用して強制空冷を行
う従来の発熱電子部品の冷却装置を示す側面図である。
図において1は基板、2は高電力半導体が封入されたチ
ップキャリア等の発熱電子部品で、この発熱電子部品2
は前記基板1に半田付等により電気的に接続され、実装
されている。
3しは熱体で、支柱4とこの支柱4を中心として一定の
間隔で複数枚同軸状に設けられた放熱フィン5とより成
なり、この放熱体3は前記支柱4の一端を熱伝導性エポ
キシ接着剤等で発熱電子部品2上に接着固定している。
6は冷却ファンで、この冷却ファン6と放熱体3により
冷却装置が構成されている。
前記発熱電子部品2で発生した熱は通常は基板1側から
逃がすことが殆どできず、そのため発熱電子部品2で発
生した熱を放熱体3の支柱4から各放熱フィン5に伝え
、その表面から放熱させるが、その際冷却ファン6によ
り図示したように直接あるいは図示しないエアダクトを
介して1〜5″、の風速で矢印方向に放熱体3に風を当
てることにより強制的に冷却を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題 ] しかしながら、上述した従来の発熱電子部品の冷却装置
では以下の問題がある。
すなわち、近年半導体の規模が大きくかつ高速になるに
従って、チップ当たりの発熱量は非常に大きくなってき
ており、そのため基板上の限られた実装エリアの中で大
容量の熱の冷却を行うことが要求される。
冷却能力を向上させる1つの対策としては、冷却ファン
の風速を速くすることが挙げられるが、これによるとフ
ァンの騒音等の問題から実用上あまりよい対策ではない
一方、放熱体の放熱能力は、各放熱用フィンを主とした
全体の表面積と、その放熱効率によって決まるため、放
熱量の増大策としては放熱フィンの枚数を増加して表面
積を大きくすることが考えられるが、前記限られた実装
エリアの中で放熱フィンの数を増加するには、各放熱フ
ィン間の間隔は小さく設定する必要がある。
ところが、このように放熱体の表面積を大きくするため
に、放熱フィンの数を増加して各放熱フィン間の間隔を
小さくすると、放熱フィン間における空気の通りが悪く
なって冷却ファンからの送風に対する抵抗が増大し、そ
のため支柱付近に風が流れなくなって、逆に放熱効率を
低下させてしまうという弊害を生じることになる 本発明はこれらの問題を解決するためになされたもので
、放熱フィンの数を増加して各放熱フィン間の間隔を小
さくしても放熱効率が低下せず、かつ騒音の問題の発生
しない冷却能力の大きい発熱電子部品の冷却装置を実現
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段 〕
この目的を達成するため、本発明は一端を発熱電子部品
上に固定した支柱を中心として複数枚の放熱フィンを同
軸状に設け、かつ前記支柱の中心部に空気流通路を設け
ると共に、各放熱フィン間毎に前記空気通路から放射状
に伸びて支柱の周面で開口する空気流出孔を穿設した放
熱体と、この放熱体の空気流通路に空気を供給する空気
供給手段とを備えたものである。
そして、発熱電子部品から遠い放熱フィン間の空気流出
孔の径よりも、発熱電子部品に近い放熱フィン間の空気
流出孔の径を大きくし、また各放熱フィン間の空気流出
孔の位置をその上下の放熱フィン間の空気流出孔の位置
に対して支柱の周面方向にずらしたものである。
[作用] 上述した構成を有する本発明は、発熱電子部品で発生し
た熱を放熱体の支柱から各放熱フィンに伝えてその表面
から放熱させ、その際空気供給手段から空気流通路に空
気を送り、その空気を各空気流出孔から放熱フィン間に
流出させることにより、空気を放熱体の中心部から外側
に向かって流す。
従ってこれによれば、従来のように送風抵抗が生じるこ
とはなく、空気はスムーズに流れるため、放熱フィンの
数を増加して各放熱フィン間の間隔を小さくしても放熱
効率が低下せず、大きな冷却能力が得られると共に、冷
却ファンを使用しないので騒音の問題も解消される。
また、各放熱フィン間の空気流出孔が放射状に設けられ
ていて、その位置は上下の放熱フィン間の空気流出孔の
位置に対して支柱の周面方向にずらしており、しかも各
空気流出孔の径は、発熱電子部品2に遠いものより近い
もののほうが大きくして、発熱電子部品に近い放熱フィ
ン間の空気流出量を遠い放熱フィン間の空気流出量より
も太き(しているので、効果的な冷却が可能になる。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による発熱電子部品の冷却装置の一実施
例を示す側面図で、図において1は基板、2は該基板1
上に実装された発熱電子部品であり、この基板1及び発
熱電子部品2は従来のものと同一であるため、同じ符号
で示している。
7は図示しないエアポンプ等の空気供給手段と共に冷却
装置を構成する放熱体で、一端を熱伝導性接着剤等で前
記発熱電子部品2上に接着固定した支柱8と、この支柱
8を中心として一定の間隔で複数枚同軸状に設けられた
放熱フィン9とより成り、かつ前記支柱8の中心部に一
端を閉止して他端側を空気流入口とした空気流通路10
を設けると共に、各放熱フィン9間毎に空気流通路lO
から放射状に伸びて支柱8の周面で開口した空気流出孔
11を穿設した構造となっている。
第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は同じく第1
図のB−B線断面図で、この両図から明らかなように、
本実施例では発熱電子部品2から遠い放熱フィン9間の
空気流出孔11つまり第2図に示した空気流出孔11の
径よりも、発熱電子部品2に近い放熱フィン9間の空気
流出孔11つまり第3図に示した空気流出孔11の径の
ほうが大きくなるようにしている。
この場合、発熱電子部品2に最も近い空気流出孔11か
ら発熱電子部品2に最も遠い空気流出孔11までの各空
気流出孔11の径は暫時小さくなるように変化させても
よく、また複数個毎に径が小さくなるように変化させて
もよい。
また、第1図に示したように各放熱フィン9間の空気流
出孔11の位置は、その上下の放熱フィン9の空気流出
孔11の位置に対して支柱8の周面方向にずらしている
12は前記空気流通路10の空気流入口に設けた接続具
であり、この接続具12に空気送風パイプ13を介して
前記空気供給手段が接続されている。
次に、上述した構成の作用を説明する。
発熱電子部品2で発生した熱を放熱体7の支柱8から各
放熱フィン9に伝えて、その表面から放熱させる。
その際、図示しない空気供給手段から空気送風パイプ1
3を介して空気流通路10に空気を送り、その空気を各
空気流出孔11から放熱フィン9間に流出させると、流
出した空気は放熱体7の中心部から外側に向かって流れ
るため、送風抵抗は生じることはな(、スムーズに流れ
る。
また、前記のように各放熱フィン9間の空気流出孔11
は放射状に設けられていて、その位置は上下の放熱フィ
ン9間の空気流出孔11の位置に対して支柱8の周面方
向にずらしているため、各放熱フィン9は上面側と下面
側の空気流により全体が均等に冷却されることになる。
更に、放熱フィン9間の各空気流出孔11の径は、発熱
電子部品2に遠いものより近いもののほうが大きくなっ
ているため、発熱電子部品2に近い放熱フィン9間の空
気流出量が遠い放熱フィン9間の空気流出量よりも大き
く、そのために発熱電子部品2に近い位置の冷却力のほ
うが遠い位置の冷却力よりも高まり、これらのことによ
り電子部品2で発生した熱は効果的に冷却される。
尚、上述した実施例では各放熱フィン9の間隔を一定と
したが、例えば発熱電子部品2に近いものから順に間隔
を小さくし、かつ空気流出孔11の径を大きくすれば、
より効率のよい冷却が可能となる。
また、上述した実施例では第2図及び第3図に示したよ
うに各放熱フィン9間に4個の空気流出孔11を放射状
に設けているが、これに限られるものではなく、必要に
応じて適宜に増減してもよい。
〔発明の効果 〕
以上説明したように本発明は、一端を発熱電子部品上に
固定した支柱を中心として複数枚の放熱フィンを同軸状
に設け、かつ前記支柱の中心部に空気流1路を設けると
共に、各放熱フィン間毎に前記空気流通路から放射状に
伸びて支柱の周面で開口する空気流出孔を穿設した放熱
体と、この放熱体の空気流通路に空気を供給する空気供
給手段とを備えた構成として、発熱電子部品で発生した
熱を放熱体の支柱から各放熱フィンに伝えてその表面か
ら放熱させ、その際空気供給手段から空気流通路に空気
を送り、その空気を各空気流出孔から放熱フィン間に流
出させることによって、空気を放熱体の中心部から外側
に向かって流すようにしている。
従ってこれによれば、従来のように送風抵抗が生じるこ
とはなく、空気はスムーズに流れるため、放熱フィンの
数を増加して各放熱フィン間の間隔を小さくしても放熱
効率が低下せず、大きな冷却能力が得られると共に、冷
却ファンを使用しないので騒音の問題を解消できるとい
う効果が得られる。
また、各放熱フィン間の空気流出孔が放射状に設けられ
ていて、その位置は上下の放熱フィン間の空気流出孔の
位置に対して支柱の周面方向にずらしており、しかも各
空気流出孔の径は、発熱電子部品に遠いものより近いも
ののほうが大きくして、発熱電子部品に近い放熱フィン
間の空気流出量を遠い放熱フィン間の空気流出量よりも
大きくしているので、効果的な冷却が可能になるという
効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による発熱電子部品の冷却装置の一実施
例を示す側面図、第2図は第1図のAA線断面図、第3
図は同じく第1図のB−B線断面図、第4図は従来の発
熱電子部品の冷却装置を示す側面図である。 1:基板       2:発熱電子部品7:放熱体 
     8:支柱 9:放熱フィン   10:空気流通路11:空気流出
孔   13:空気送風パイプ特許出願人 沖電気工業
株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端を発熱電子部品上に固定した支柱を中心とし
    て複数枚の放熱フィンを同軸状に設け、かつ前記支柱の
    中心部に空気流通路を設けると共に、各放熱フィン間毎
    に前記空気通路から放射状に伸びて支柱の周面で開口す
    る空気流出孔を穿設した放熱体と、 この放熱体の空気流通路に空気を供給する空気供給手段
    とを備えたことを特徴とする発熱電子部品の冷却装置。
  2. (2)発熱電子部品から遠い放熱フィン間の空気流出孔
    の径よりも、発熱電子部品に近い放熱フィン間の空気流
    出孔の径を大きくしたことを特徴とする請求項(1)記
    載の発熱電子部品の冷却装置。
  3. (3)各放熱フィン間の空気流出孔の位置を、その上下
    の放熱フィン間の空気流出孔の位置に対して支柱の周面
    方向にずらしたことを特徴とする請求項(1)記載の発
    熱電子部品の冷却装置。
JP2135348A 1990-05-28 1990-05-28 発熱電子部品の冷却装置 Pending JPH0430560A (ja)

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JP (1) JPH0430560A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06104586A (ja) * 1992-08-06 1994-04-15 Pfu Ltd 高発熱素子の冷却構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06104586A (ja) * 1992-08-06 1994-04-15 Pfu Ltd 高発熱素子の冷却構造

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