JPH0430356Y2 - - Google Patents

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JPH0430356Y2
JPH0430356Y2 JP16350485U JP16350485U JPH0430356Y2 JP H0430356 Y2 JPH0430356 Y2 JP H0430356Y2 JP 16350485 U JP16350485 U JP 16350485U JP 16350485 U JP16350485 U JP 16350485U JP H0430356 Y2 JPH0430356 Y2 JP H0430356Y2
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fuel
fuel supply
engine
supply means
internal combustion
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、過給機付内燃機関の燃料供給装置
の改良に関する。
従来の技術 一般にターボチヤージヤなどの過給機を備えた
内燃機関の燃料供給装置としては、例えば第5図
に示すようなものが知られている(自動車工学
便.第4編.1エンジン.(社)自動車技術会.
昭和58年9月30日発行.P1ー30〜31参照)。
概略を説明すれば、図中1は所謂火花点火式の
内燃機関、2はハウジング内のシヤフト3両側に
排気タービン4と吸気コンプレツサ5を有するタ
ーボチヤージヤ、6は吸気通路、7は上記コンプ
レツサ5下流側の吸気ポート8端部に配設され、
かつ噴口7aが機関1の燃焼室9に指向した燃料
噴射弁、10はこの燃料噴射弁7を開閉作動させ
る制御回路であつて、この制御回路10は、吸気
通路6の上流に配置されたエアフローメータ11
や機関水温センサ12及びトランスミツシヨン1
3に設けられた車速センサ14等の各信号を主た
る入力として機関1の運転状態を検知し、それに
応じて機関の要求燃料量を演算して燃料噴射弁7
の開弁時間を決定するようになつている。
尚、図中15は吸.排気バルブ16,17の中
央に配置された点火栓、18は上記排気タービン
4が配置された排気通路、19は過給圧を一定に
保つウエストゲートバルブである。
考案が解決しようとする問題点 ところで、一般に内燃機関にあつては、冷機始
動時及びその直後などの未暖機状態では供給燃料
の十分な霧化が図れず混合気性状が悪化してい
る。斯る現象は過給機付内燃機関でも同様であ
り、特に上記従来例のものにあつては、燃料噴射
弁7が燃焼室9近傍の吸気ポート8端部に配設さ
れているため、一部液状の燃料が点火栓15の近
傍に直接噴射される。この結果、点火栓15の濡
れにより絶縁性能が悪化して、失火を招きひいて
はエンジンストールを発生させる場合がある。そ
して、上記混合気性状の悪化は、とりわけ未暖機
状態における機関高負荷時に顕著となる。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記従来における過給機付内燃機
関の燃料供給装置の問題点に鑑み案出されたもの
で、燃焼室の近傍つまり吸気ポートの端部に配設
された第1燃料供給手段と、ターボチヤージヤの
コンプレツサ上流側に配設された第2燃料供給手
段と、暖機完了時は上記第1燃料供給手段から要
求燃料を供給させ、未暖機状態でかつ高負荷時に
は上記第2燃料供給手段から燃料を供給させる制
御回路とを備えたことを特徴としている。
作 用 一般に排気流力を利用したターボチヤージヤの
回転数は、機関の回転数に比べて高くなつてお
り、未暖機状態でかつ高負荷時において第2燃料
供給手段から供給された燃料は、コンプレツサフ
インに衝突して激しく攪乱される。このため、燃
料の微粒化が大幅に促進され、点火栓への液状燃
料の付着が防止されるのである。一方、暖機後つ
まり通常運転時には、吸気ポート内壁面温度も上
り混合気性状も良好になるため、燃焼室近傍の第
1燃料供給手段から供給してアクセルレスポンス
を良好なものにしている。
実施例 以下この考案の実施例を第1図に基づいて詳述
する。尚、上記第5図に示したものと共通の構成
個所には同一符号を付して説明する。
この考案に係る過給機付内燃機関の燃料供給装
置は、上記第5図に示すものを前提構成としてい
るが、その特徴とするところはターボチヤージヤ
のコンプレツサ上流側に第2燃料供給手段を設
け、未暖機状態でかつ高負荷時には、この第2燃
料供給手段から燃料を供給するように構成したと
ころにある。
具体的に説明すれば、図中1は内燃機関、2は
ハウジング内のシヤフト3両側に排気タービン4
と吸気コンプレツサ5を有するターボチヤージ
ヤ、6はコンプレツサ5に連通した屈曲状の吸気
通路、20は吸気ポート8端部に配設され、かつ
噴口20aが燃焼室9に指向した第1燃料噴射
弁、21は上記コンプレツサ5の直上流付近の吸
気通路壁6aに配設され、かつ噴口21aがコン
プレツサフイン5aに指向した第2燃料噴射弁、
22は上記第1燃料噴射弁20と第2燃料噴射弁
21を開閉作動させる制御回路である。
この制御回路22は、吸気通路6の上流に配置
されたエアフローメータ11や機関1冷却水温を
検知する水温センサ12及びトランスミツシヨン
13に設けられた車速センサ14等の各出力信号
を主たる入力として機関1の運転状態に応じた要
求燃料を演算し、第1・第2燃料噴射弁20,2
1の開弁時間を決定している。そして、この制御
回路22は、冷機始動後の未暖機状態でかつ機関
高負荷時の燃料供給は第2燃料噴射弁21で行な
わせ、一方暖機後の通常運転時には第1燃料噴射
弁20で行なわせるように制御している。
以下第2図に示すフローチヤートに基づいて制
御回路22の制御作用を説明する。まず、セクシ
ヨンで水温センサ12からの信号により機関の
暖機状態で読み取り、次にセクシヨンでエアフ
ローメータ11からの吸入空気量信号と車速セン
サ14からの機関回転数信号から現在の負荷状態
を判断する。次に、でとの水温ー負荷マツ
プを見て第1燃料噴射弁20か第2燃料噴射弁2
1のいずれから噴射すべきかを判断し、未暖機状
態でかつ高負荷時の場合はセクシヨンで第2燃
料噴射弁21に開弁作動信号を出力する。そし
て、この第2燃料噴射弁21から噴射された燃料
は、第1図に示すように直接コンプレツサフイン
5aに衝突しここで勢いよく攪拌されるため、燃
焼室9には十分に霧化された燃料が供給される。
これにより、点火栓15の濡れによる失火などが
確実に防止される。一方、混合気性状が良好とな
る暖機後には、上記セクシヨンで燃焼室9に近
い第1燃料噴射弁20に開弁作動信号を出力す
る。これによつて、アクセルレスポンスの良好化
が図れるのである。
第3図は上記制御作用による両噴射弁20,2
1の燃料噴射特性を示している。
第4図は上記制御回路22による制御作用の他
例を示しており、たとえ未暖機状態にあつても機
関の負荷が高低に急変する場合、すなわち図中ハ
ツチング域では第2燃料噴射弁21の他に第1燃
料噴射弁20からも燃料を供給するように開弁制
御している。これによつて、霧化が若干悪化する
ものの燃料の燃焼室9への流入タイミングの遅
れ、つまりアクセルレスポンスが良好となる。
尚、この時の燃焼室9に供給される燃料量は、上
記機関運転状態に応じた全要求燃料の約半分づつ
を各噴射弁20,21が夫々分担供給するように
制御している。尚、第1図の16,17は吸.排
気バルブ、18は排気通路、19はウエストゲー
トバルブである。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、この考案に係る
過給機付内燃機関の燃料供給装置によれば、未暖
機状態でかつ高負荷時において第2燃料供給手段
から供給された燃料が、コンプレツサフインに衝
突して勢いよく攪拌されるため、燃料の霧化促進
が図れる。この結果、各気筒への燃料分配が均一
化して燃焼状態が良好になることは勿論のこと、
点火栓の液状燃料による濡れなどが防止され、失
火の発生及びそれに伴なうエンジンストールが十
分に防止される。
また、コンプレツサフインに燃料を衝突させる
ことにより、タービンブレード側の排熱を間接的
に冷却でき、過給機の回転部特にシヤフト回りの
潤滑性能が向上する。
尚、上記実施例では燃料供給手段として燃料噴
射弁を用いているが、気化器を用いることも可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る過給機付内燃機関の燃
料供給装置の一実施例を示す一部断面図、第2図
はこの実施例に供される制御回路のフローチヤー
ト図、第3図はこの制御回路の制御作用による両
噴射弁の燃料噴射特性図、第4図はこの制御回路
の他の制御作用による燃料噴射特性図、第5図は
従来の燃料供給装置を示す一部断面図である。 1……内燃機関、2……ターボチヤージヤ、5
……コンプレツサ、5a……コンプレツサフイ
ン、6……吸気通路、8……吸気ポート、9……
燃焼室、20……第1燃料噴射弁(第1燃料供給
手段)、21……第2燃料噴射弁(第2燃料供給
手段)、21a……噴口、22……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過給機付内燃機関の燃料供給装置であつて、燃
    焼室の近傍に配設された第1燃料供給手段と、上
    記過給機のコンプレツサ上流側に配設された第2
    燃料供給手段と、暖気完了後には上記第1燃料供
    給手段から要求燃料を供給させ、未暖機状態でか
    つ高負荷運転時には上記第2燃料供給手段から燃
    料を供給させる制御回路とを備えたことを特徴と
    する過給機付内燃機関の燃料供給装置。
JP16350485U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH0430356Y2 (ja)

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JP16350485U JPH0430356Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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JP16350485U JPH0430356Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

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Publication Number Publication Date
JPS6271346U JPS6271346U (ja) 1987-05-07
JPH0430356Y2 true JPH0430356Y2 (ja) 1992-07-22

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