JPH04302994A - 製錬炉におけるカラミの水砕装置 - Google Patents
製錬炉におけるカラミの水砕装置Info
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- JPH04302994A JPH04302994A JP9333291A JP9333291A JPH04302994A JP H04302994 A JPH04302994 A JP H04302994A JP 9333291 A JP9333291 A JP 9333291A JP 9333291 A JP9333291 A JP 9333291A JP H04302994 A JPH04302994 A JP H04302994A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銅製錬工程の製錬炉か
ら流出するスラグ(以下カラミと称す。)を水砕処理す
るためのカラミの水砕装置に関する。
ら流出するスラグ(以下カラミと称す。)を水砕処理す
るためのカラミの水砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銅製錬工程の製錬炉から分離排出される
カラミは、酸化鉄および二酸化珪素を主成分とするもの
と、酸化カルシウムおよび酸化鉄を主成分とするものと
があるが、これらはともに水と接触させることにより、
所謂水砕と呼ばれる急速冷却による破砕処理をおこなっ
ている。
カラミは、酸化鉄および二酸化珪素を主成分とするもの
と、酸化カルシウムおよび酸化鉄を主成分とするものと
があるが、これらはともに水と接触させることにより、
所謂水砕と呼ばれる急速冷却による破砕処理をおこなっ
ている。
【0003】従来、上記水砕処理にあっては、図2に示
すような水砕装置を用いていた。この装置は、樋状に形
成されたカラミの排出路32と、この排出路32の放出
口32aの下方でカラミの放出方向に延設した樋状の受
部材31と、この受部材31の内方に導入した水路であ
って、その放水端部34aをカラミの放出口32aの下
方に形成した給水手段34とを具備したものであった。 そして、受部材31内に放出されるカラミに向けて、放
水端部34aから冷却水を供給することによりカラミを
水砕処理していた。
すような水砕装置を用いていた。この装置は、樋状に形
成されたカラミの排出路32と、この排出路32の放出
口32aの下方でカラミの放出方向に延設した樋状の受
部材31と、この受部材31の内方に導入した水路であ
って、その放水端部34aをカラミの放出口32aの下
方に形成した給水手段34とを具備したものであった。 そして、受部材31内に放出されるカラミに向けて、放
水端部34aから冷却水を供給することによりカラミを
水砕処理していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記排出路3
2において、製錬炉から排出されるカラミはフォーミン
グ等により流量が著しく変化し、また、波打ち現象も発
生しているので、放出口32aから放出されるカラミは
、受部材31へ落下する位置が一様ではなかった。その
ため、従来の水砕装置では、放水端部34aから放水さ
れる冷却水の放水部W30が定常的であるのに対して、
放出口32aから放出されるカラミの落下経路は符号S
30,S31などで示されるように変化する。カラミの
落下経路が冷却水の放水部W30に落下する経路S31
のような場合にはよいが、カラミの放出量によっては、
経路S30のように冷却水の放水部W30より下流側の
落下経路となることもあり、この場合、冷却水によって
カラミが吹き飛ばされずに団塊のまま落下し、かつ水と
の接触効率が悪く、カラミが破砕する前に水蒸気による
爆発現象が起きて高温のカラミが飛散するという問題が
あった。
2において、製錬炉から排出されるカラミはフォーミン
グ等により流量が著しく変化し、また、波打ち現象も発
生しているので、放出口32aから放出されるカラミは
、受部材31へ落下する位置が一様ではなかった。その
ため、従来の水砕装置では、放水端部34aから放水さ
れる冷却水の放水部W30が定常的であるのに対して、
放出口32aから放出されるカラミの落下経路は符号S
30,S31などで示されるように変化する。カラミの
落下経路が冷却水の放水部W30に落下する経路S31
のような場合にはよいが、カラミの放出量によっては、
経路S30のように冷却水の放水部W30より下流側の
落下経路となることもあり、この場合、冷却水によって
カラミが吹き飛ばされずに団塊のまま落下し、かつ水と
の接触効率が悪く、カラミが破砕する前に水蒸気による
爆発現象が起きて高温のカラミが飛散するという問題が
あった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、製錬炉で発生する
カラミの水砕処理にあって、爆発を防止して作業環境の
安全性を向上させ得るカラミの水砕装置を提供すること
にある。
たもので、その目的とするところは、製錬炉で発生する
カラミの水砕処理にあって、爆発を防止して作業環境の
安全性を向上させ得るカラミの水砕装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカラミの水砕装置では、製錬炉で発生する
カラミの排出路と、この排出路に形成された放出口の下
方でかつカラミの放出方向に延設された受部材と、この
受部材内に放出されるカラミへ向けて冷却水を供給する
給水手段とを備えたカラミの水砕装置において、前記給
水手段は、その放水端部に複数の放水ノズルが上下方向
に沿って配置されていることを特徴としている。
に、本発明のカラミの水砕装置では、製錬炉で発生する
カラミの排出路と、この排出路に形成された放出口の下
方でかつカラミの放出方向に延設された受部材と、この
受部材内に放出されるカラミへ向けて冷却水を供給する
給水手段とを備えたカラミの水砕装置において、前記給
水手段は、その放水端部に複数の放水ノズルが上下方向
に沿って配置されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】製錬炉で発生したカラミは排出路に形成された
放出口から受部材に向けて放出される。この放出口から
放出されるカラミは、およそ放物線にならった落下経路
となるが、流量が少ないときには放出口の近傍に落下し
、流量が多く放出圧力が高いときには、より下流側に、
すなわち放水口より遠方に落下する。
放出口から受部材に向けて放出される。この放出口から
放出されるカラミは、およそ放物線にならった落下経路
となるが、流量が少ないときには放出口の近傍に落下し
、流量が多く放出圧力が高いときには、より下流側に、
すなわち放水口より遠方に落下する。
【0008】一方、この放出されるカラミに向けて、冷
却水をその放水端部に複数の放水ノズルが配置された給
水手段により供給する。このとき、各放水ノズルは、上
下方向に沿って配置されているので、上方の放水ノズル
からはカラミの放出口に寄りに、また、下方の放出ノズ
ルからはそれより下流側に冷却水を放水する。すると、
冷却水は、常にカラミの落下部分全体に対して衝突する
ので、落下中のカラミを吹き飛ばして分散させ、カラミ
の団塊状の落下を防ぎ、高い接触効率で急速にカラミを
冷却して破砕する。
却水をその放水端部に複数の放水ノズルが配置された給
水手段により供給する。このとき、各放水ノズルは、上
下方向に沿って配置されているので、上方の放水ノズル
からはカラミの放出口に寄りに、また、下方の放出ノズ
ルからはそれより下流側に冷却水を放水する。すると、
冷却水は、常にカラミの落下部分全体に対して衝突する
ので、落下中のカラミを吹き飛ばして分散させ、カラミ
の団塊状の落下を防ぎ、高い接触効率で急速にカラミを
冷却して破砕する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すもので、図中
符号A1は本発明に係るカラミの水砕装置(以下単に水
砕装置という。)である。水砕装置A1は、カラミの排
出路2と、この排出路2に形成された放出口20の下方
でかつカラミの放出方向に延設された受部材1と、この
受部材1内に放出されるカラミへ向けて冷却水を供給す
る給水手段4とを備えている。そして、放水端部40に
は複数の放水ノズル40a,40aが上下方向に沿って
配置されている。これらのうち、排出路2は耐火物から
、また受部材1は鉄板等から構成され、通常カラミや水
が滞りなく流れる程度の傾斜が全体に設けられている。
符号A1は本発明に係るカラミの水砕装置(以下単に水
砕装置という。)である。水砕装置A1は、カラミの排
出路2と、この排出路2に形成された放出口20の下方
でかつカラミの放出方向に延設された受部材1と、この
受部材1内に放出されるカラミへ向けて冷却水を供給す
る給水手段4とを備えている。そして、放水端部40に
は複数の放水ノズル40a,40aが上下方向に沿って
配置されている。これらのうち、排出路2は耐火物から
、また受部材1は鉄板等から構成され、通常カラミや水
が滞りなく流れる程度の傾斜が全体に設けられている。
【0010】上記放水ノズル40a,40aは、水路の
断面を絞るために各々スリット状の開口を有する独立の
ノズルで、水流の下流側に向かって降下する階段状に積
載されたノズル群を構成している。これは、放出口20
から放出されるカラミが、およそ放物線にならって落下
するので、この落下するカラミの各部位に向けてその上
流側から水圧を利用して吹き飛ばすためである。また、
上記のような階段状の配置にすることで、放水ノズル4
0a,40aに供給される冷却水の圧力および流量がほ
ぼ同一であっても、各放水ノズル40aから放水される
冷却水は、カラミの落下形状に沿って放水することがで
きる。
断面を絞るために各々スリット状の開口を有する独立の
ノズルで、水流の下流側に向かって降下する階段状に積
載されたノズル群を構成している。これは、放出口20
から放出されるカラミが、およそ放物線にならって落下
するので、この落下するカラミの各部位に向けてその上
流側から水圧を利用して吹き飛ばすためである。また、
上記のような階段状の配置にすることで、放水ノズル4
0a,40aに供給される冷却水の圧力および流量がほ
ぼ同一であっても、各放水ノズル40aから放水される
冷却水は、カラミの落下形状に沿って放水することがで
きる。
【0011】また、給水手段4には、上記放水ノズル4
0aへ冷却水を導入するための導管41が付設されてい
る。さらに、水砕装置A1のカラミの排出路2には、放
出口20付近を除いてその上面が安全のために蓋23で
覆われている。そして、上面が解放された放出口20付
近は上方から排出路2の内部に向けて加熱するバーナー
6が付設されて、流出するカラミの粘性が高くなるのを
防止し、鋳付きの発生による放出口20付近での排出路
20の閉塞や溢漏を防いでいる。なお、符号24は、安
全を考慮して通常設けられている防爆フードであり、符
号12は、水砕後のカラミを所定の集積場所まで搬送す
るための搬送手段である。
0aへ冷却水を導入するための導管41が付設されてい
る。さらに、水砕装置A1のカラミの排出路2には、放
出口20付近を除いてその上面が安全のために蓋23で
覆われている。そして、上面が解放された放出口20付
近は上方から排出路2の内部に向けて加熱するバーナー
6が付設されて、流出するカラミの粘性が高くなるのを
防止し、鋳付きの発生による放出口20付近での排出路
20の閉塞や溢漏を防いでいる。なお、符号24は、安
全を考慮して通常設けられている防爆フードであり、符
号12は、水砕後のカラミを所定の集積場所まで搬送す
るための搬送手段である。
【0012】次に、上記のように構成された水砕装置A
1の作用について説明する。
1の作用について説明する。
【0013】製錬炉で発生したカラミは排出路2に流入
し、放出口20から受部材1内に放出される。この放出
されるカラミに向けて冷却水が給水手段4により供給さ
れる。そして、冷却水は放水端部40に配置され、その
放水端部40の断面積を絞る複数の放水ノズル40a,
40aから水圧が増大されて放水される。各放水ノズル
40aは、上下方向に沿って配置され、さらに下流側に
向かって降下する階段状に積層されているので、下方の
放出ノズル40aからは、上方の放水ノズル40aに比
べ、それより下流側まで放水される。
し、放出口20から受部材1内に放出される。この放出
されるカラミに向けて冷却水が給水手段4により供給さ
れる。そして、冷却水は放水端部40に配置され、その
放水端部40の断面積を絞る複数の放水ノズル40a,
40aから水圧が増大されて放水される。各放水ノズル
40aは、上下方向に沿って配置され、さらに下流側に
向かって降下する階段状に積層されているので、下方の
放出ノズル40aからは、上方の放水ノズル40aに比
べ、それより下流側まで放水される。
【0014】一方、放出口20から放出されるカラミは
、およそ放物線にならった落下経路となるが、流量が少
ないときにはおよそ経路S21のような放出口20近傍
の落下経路となり、流量が多く放出圧力が高いときには
、およそ経路S20のようなより下流側の落下経路とな
る。このように落下経路が変化するにも拘わらず、カラ
ミの落下部分の全体に対して冷却水を衝突させるように
供給するので、落下中のカラミを上流側から吹き飛ばし
て分散させる。すると、カラミは団塊状に落下すること
もなく、水との接触効率も高いので、カラミは急速に冷
却されるから受部材1内で爆発を起こすことなく破砕す
る。
、およそ放物線にならった落下経路となるが、流量が少
ないときにはおよそ経路S21のような放出口20近傍
の落下経路となり、流量が多く放出圧力が高いときには
、およそ経路S20のようなより下流側の落下経路とな
る。このように落下経路が変化するにも拘わらず、カラ
ミの落下部分の全体に対して冷却水を衝突させるように
供給するので、落下中のカラミを上流側から吹き飛ばし
て分散させる。すると、カラミは団塊状に落下すること
もなく、水との接触効率も高いので、カラミは急速に冷
却されるから受部材1内で爆発を起こすことなく破砕す
る。
【0015】このような本実施例の効果にあっては、カ
ラミの排出路2から排出されるカラミが66t/hで、
その放出口20における放出時の流速が2.2m/sの
ときに、各放水ノズル40a,40aから、それぞれに
14.3m/sの流速をもって3000t/hの放水を
おこなったところ、極めて良好な水砕状態が得られ、爆
発現象をおこすことがなかった。
ラミの排出路2から排出されるカラミが66t/hで、
その放出口20における放出時の流速が2.2m/sの
ときに、各放水ノズル40a,40aから、それぞれに
14.3m/sの流速をもって3000t/hの放水を
おこなったところ、極めて良好な水砕状態が得られ、爆
発現象をおこすことがなかった。
【0016】このように本発明は、落下するカラミのそ
の落下部分全体に向けて、落下経路にかかわらず、常に
高い水圧の冷却水を衝突させることにより、カラミを吹
き飛ばして、団塊状でのカラミの落下をなくすことによ
り、高い冷却効率を得るものである。
の落下部分全体に向けて、落下経路にかかわらず、常に
高い水圧の冷却水を衝突させることにより、カラミを吹
き飛ばして、団塊状でのカラミの落下をなくすことによ
り、高い冷却効率を得るものである。
【0017】したがって、放水する冷却水の放水経路が
、放出口20から放出されるカラミの落下経路に準じて
、放水ノズル40a,40aは、水流の下流側に向かっ
て降下する階段状に積載された状態のノズル群となって
いるが、給水圧力および各放水ノズルの開口面積を各ノ
ズルごとに段階的に調整する場合には、階段状に積載せ
ずに上下方向に沿って開口部を揃えた配置であってもよ
い。また、その放水ノズルの形状も、その形成の容易さ
から、各々スリット状に開口されたものとなっているが
、例えば円形に開孔を有する通常の噴射ノズルが多数配
列されていてもよい。
、放出口20から放出されるカラミの落下経路に準じて
、放水ノズル40a,40aは、水流の下流側に向かっ
て降下する階段状に積載された状態のノズル群となって
いるが、給水圧力および各放水ノズルの開口面積を各ノ
ズルごとに段階的に調整する場合には、階段状に積載せ
ずに上下方向に沿って開口部を揃えた配置であってもよ
い。また、その放水ノズルの形状も、その形成の容易さ
から、各々スリット状に開口されたものとなっているが
、例えば円形に開孔を有する通常の噴射ノズルが多数配
列されていてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上述べたように構成されて
いるので、以下に記載される効果を奏する。
いるので、以下に記載される効果を奏する。
【0019】(1)放水端部に配置された放出ノズルに
より、カラミの放出状態に拘わらず、放出されるカラミ
の落下部分に常に高い水圧の冷却水が衝突するように冷
却水を供給することができるので、カラミは下流側に吹
き飛ばされて分散し急速に冷却されるので、爆発を起こ
すことなく水砕処理でき、作業環境の安全性を高め得る
。
より、カラミの放出状態に拘わらず、放出されるカラミ
の落下部分に常に高い水圧の冷却水が衝突するように冷
却水を供給することができるので、カラミは下流側に吹
き飛ばされて分散し急速に冷却されるので、爆発を起こ
すことなく水砕処理でき、作業環境の安全性を高め得る
。
【0020】(2)水砕装置内でのカラミの爆発が防止
されるので、水砕装置自体の破損が少なく、設備を長期
に渡って使用することができる。
されるので、水砕装置自体の破損が少なく、設備を長期
に渡って使用することができる。
【図1】本発明のカラミの水砕装置の一実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図2】従来のカラミの水砕装置を示す側面図である。
A1 カラミの水砕装置
1 受部材
2 排出路
20 放出口
4 給水手段
40 放水端部
40a 放水ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】 製錬炉で発生するカラミの排出路と、
この排出路に形成された放出口の下方でかつカラミの放
出方向に延設された受部材と、この受部材内に放出され
るカラミへ向けて冷却水を供給する給水手段とを備えた
カラミの水砕装置において、前記給水手段は、その放水
端部に複数の放水ノズルが上下方向に沿って配置されて
いることを特徴とする製錬炉におけるカラミの水砕装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9333291A JPH04302994A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 製錬炉におけるカラミの水砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9333291A JPH04302994A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 製錬炉におけるカラミの水砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04302994A true JPH04302994A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14079314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9333291A Pending JPH04302994A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 製錬炉におけるカラミの水砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04302994A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5441205A (en) * | 1993-06-30 | 1995-08-15 | Mitsubishi Materials Corporation | Apparatus for water-granulating slag |
US5468279A (en) * | 1994-09-19 | 1995-11-21 | Mitsubishi Materials Corporation | Method for water-granulating calcium ferrite slag |
US6000242A (en) * | 1996-05-31 | 1999-12-14 | Kennecott Holdings Corporation | Apparatus for and process of water granulating matte or slag |
JP2014227333A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 住友金属鉱山株式会社 | 水砕スラグの粗粒化方法 |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP9333291A patent/JPH04302994A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5441205A (en) * | 1993-06-30 | 1995-08-15 | Mitsubishi Materials Corporation | Apparatus for water-granulating slag |
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