JPH04302892A - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置

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JPH04302892A
JPH04302892A JP3091631A JP9163191A JPH04302892A JP H04302892 A JPH04302892 A JP H04302892A JP 3091631 A JP3091631 A JP 3091631A JP 9163191 A JP9163191 A JP 9163191A JP H04302892 A JPH04302892 A JP H04302892A
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重佳 渡辺
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賢二 土田
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陽二 渡辺
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敬 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型半導体
記憶装置(DRAM)に係り、特にビット線間の干渉ノ
イズの低減を図ったDRAMに関する。
【0002】
【従来の技術】1トランジスタ/1キャパシタのメモリ
セルを用いたDRAMは、微細化技術の進歩により著し
く高集積化が進んでいる。加工技術の進歩と共に、キャ
パシタ領域に溝を掘るトレンチ・セル構造やMOSトラ
ンジスタとキャパシタを重ねるスタックト・セル構造の
採用がさらにDRAMの高集積化を進めている。
【0003】DRAMのより一層の高集積化を図るため
、半導体基板に溝を掘って形成した柱状半導体層の側面
を利用した縦型のMOSトランジスタ(Surroun
ding  Gate   Transister ,
以下SGTという)をスイッチング・トランジスタとし
て用いたSGTセルが提案されている。
【0004】図25(a) (b) は、SGTセルの
斜視図と断面図である。柱状半導体層の下部側周面に蓄
積ノードとなるn− 型層が形成され、この部分をキャ
パシタ絶縁膜を介して取り囲んで溝に埋め込まれたセル
プレート電極CPが形成される。柱状半導体層の上部側
面はチャネル領域であってこの部分をゲート絶縁膜を介
して取り囲むゲート電極が形成されて、これがワード線
WLとなる。各柱状半導体層の上面にはn+ 型層が形
成されていて、これにコンタクトするビット線BLが配
設される。
【0005】このようなSGTセルは、オープンビット
線方式のレイアウトに適しており、平面構造のMOSト
ランジスタを用いてフォールデッド・ビット線方式でレ
イアウトしたDRAMに比べてセルのチップ占有面積を
大幅に小さくすることができる。
【0006】しかしながら、オープンビット線方式で微
細寸法をもってメモリセルをレイアウトしたDRAMで
は、セルデータ読出し時に発生するビット線間の干渉ノ
イズが大きな問題となる。この問題を、図26および図
27を用いて具体的に説明する。
【0007】図26は、オープンビット線方式のDRA
Mの隣接する3つのビット線対(BL1 ,/BL1 
),(BL2 ,/BL2 ),(BL3 ,/BL3
 )と、これらに接続されるセンスアンプSA1 ,S
A2 ,SA3 の部分の等価回路である。図27はそ
の動作時の各部の電圧波形である。
【0008】DRAMがアクティブ状態になり、ワード
線WLが選択されてビット線BL2に−vs (データ
“0”)、その両側のビット線BL1,BL3 に+v
s (データ“1”)の信号電圧がメモリセルから読み
出されたとする。ここで、vs は、DRAMの電源電
圧Vcc、メモリセルの容量Cs 、ビット線容量CB
 を用いて、   vs =(Vcc/2)・(Cs /CB )  
        …(1)と表される。
【0009】このとき注目としているビット線BL2 
は、結合容量Cを介して、両側のビット線BL1 ,B
L3 から合計+δ1 の干渉ノイズを受ける。ここで
、結合容量Cは、ビット線間の容量CBBとビット線自
身の容量CB を用いて、   C=CBB/CB               
                …(2)と表され、
干渉ノイズδ1 は、   δ1 =2C・vs              
               …(3)と表される。
【0010】次に、センスアンプの活性化信号φs を
、図27に一定鎖線で示すように“L”レベルに遷移さ
せると、次のような現象が起きる。まず時刻t1 で、
センスアンプの中で最もゲート・ソース間電圧の大きい
MOSトランジスタQ2 ,Q6 が導通し、ビット線
/BL1 ,/BL3 のレベルが徐々に降下する。こ
のときMOSトランジスタQ3 は、セルデータが“0
”であるため、導通するタイミングが遅れる。したがっ
て、ビット線/BL2 は依然高インピーダンス状態に
あり、さらに結合容量Cによる干渉ノイズが発生して、
ビット線/BL2 の電圧を下げる。
【0011】この状態は、時刻t2 にMOSトランジ
スタQ3 が導通してビット線BL2 が立ち下がるま
で続き、図27に示すように、ビット線/BL2 には
、隣接ビット線/BL1 ,/BL3 の両方から合計
して−δ2 の干渉ノイズを受ける。この干渉ノイズの
大きさは、センスアンプのMOSトランジスタのしきい
値をVthと定数η(=約0.5)を用いて、   δ2 =2CηVth             
               …(4)と表される。
【0012】結局、注目するビット線対BL2 ,BL
2 は、センスアンプ動作前に、   δ1 +δ2 =2Cvs +2CηVth   
         …(5)だけの干渉ノイズを両側の
ビット線対から受けることになる。
【0013】具体的に、数値例を挙げる。16Mビット
DRAMでは、CB =400fF,CBB=24fF
,Vcc=4V,Cs =35fF,Vth=0.5V
として、信号電圧がvs =175mV、ノイズ電圧が
δ1 +δ2 =51mVとなる。ノイズレベルは信号
レベルの約30%と大きいものの、まだ誤動作する程度
のレベルではない。
【0014】これに対して、1Gビット・レベルのDR
AMについて、(5)式のノイズを計算してみると、C
B =250fF,CBB=60fF,Vcc=1.5
V,Cs =35fF,Vth=0.24Vとして、δ
1 +δ2 =110mVとなる。これは、信号電圧v
s よりも大きい値である。したがって、誤動作の危険
が大きく、DRAMの信頼性は極めて低いものとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、オープ
ンビット線方式では、高集積化に伴ってビット線間干渉
ノイズが大きな問題となる。
【0016】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
ビット線間干渉ノイズを効果的に低減したDRAMを提
供することを目的とする。
【0017】[発明の構成]
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るDRAMは
、第1に、ビット線とワード線の各交差位置に配置され
るメモリセルとして、NMOSトランジスタをトランス
ファゲートとする第1のダイナミック型メモリセルとP
MOSトランジスタをトランスファゲートとする第2の
ダイナミック型メモリセルとを有し、これらが所定の繰
り返しをもって配置される。同じワード線に沿う第1の
ダイナミック型メモリセルと第2のダイナミック型メモ
リセルとは、極性の異なるワード線駆動信号により選択
されて前記ビット線との間で信号電荷の授受が行われる
。このデータ読出し時、データ読出しが行われたビット
線に隣接するビット線はプリチャージ電位のまま保たれ
て、実質的にシールド導体として機能するようになって
いる。
【0019】本発明に係るDRAMは、第2に、隣接す
るビット線間にシールド導体層が配設されていることを
特徴とする。
【0020】本発明に係るDRAMは、第3に、一つの
柱状半導体層が二つのメモリセル領域となるSGTセル
構造であって、各柱状半導体層の相対向する第1,第2
の側面に形成された蓄積ノード層にキャパシタ絶縁膜を
介して対向するようにこれらの側面に沿う溝にセルプレ
ート電極が埋込み形成される。各柱状半導体層の第1,
第2の側面と交差する第3の側面には共通ドレイン拡散
層が形成され、この共通ドレイン拡散層にダイレクト・
コンタクトして第3の側面に沿う溝にビット線が埋込み
形成される。そして各柱状半導体層の第3の側面のドレ
イン拡散層の両側にゲート絶縁膜を介して対向して二本
ずつ、ビット線と交差する方向にワード線が配設される
【0021】本発明に係るDRAMは、第4に、オープ
ンビット線方式のメモリセルアレイを有し、ワード線に
沿って隣接するメモリセルのビット線へのデータ転送開
始時刻が異なるように設計されていることを特徴とする
【0022】
【作用】第1の発明によれば、あるビット線にデータが
読み出された時にこれに隣接するビット線がシールド導
体として働く結果、ビット線間干渉ノイズが効果的に低
減される。第4の発明によっても同様である。また実際
にシールド導体がビット線間に配置される第3の発明に
よってもビット線間干渉ノイズは低減される。第3の発
明によれば、隣接ビット線が柱状半導体層によってシー
ルドさせることになり、やはりビット線間干渉ノイズは
低減される。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施例に係るDR
AMのメモリセルアレイの平面図であり、図2の(a)
 ,(b) はそれぞれ図1のA−A′,B−B′断面
図である。
【0025】シリコン基板1には縦横に走る溝2が形成
されて、これによりメモリセル領域となる柱状シリコン
層3がマトリクス配列されている。溝2の底部には素子
分離絶縁膜4が形成されている。素子分離絶縁膜4はこ
の実施例では柱状シリコン層3を横切って形成されて、
柱状シリコン層3は基板1から電気的に分離されている
【0026】各柱状シリコン層3は、トランスファゲー
ト・トランジスタとしてNMOSトランジスタを作るべ
く、底部のn+ 型層5、中間部にp− 型層6、表面
部にn+ 型層7が形成されたものと、PMOSトラン
ジスタを作るべく底部にp+ 型層8、中間部にn− 
型層9、表面部にp+ 型層10が形成されたものが、
同数ずつ配列されている。この実施例の場合、あるビッ
ト線につながるメモリセルはすべてNMOSトランジス
タを用いたもの(以下、これをNMOSセルMN とい
う)とし、これに隣接するビット線につながるメモリセ
ルはすべてPMOSトランジスタを用いたもの(以下、
これをPMOSセルMP という)とすべく、各柱状シ
リコン層3の導電型が設定されている。
【0027】各柱状シリコン層3の底部のMOSトラン
ジスタのソースとなるn+ 型5およびp+ 型層8は
それぞれ蓄積ノード層であって、これを取り囲むように
キャパシタ絶縁膜11を介してプレート電極12が溝2
に埋込み形成されている。プレート電極12は、第1層
多結晶シリコンにより形成されて、縦横に走る溝2内に
連続的に配設されている。
【0028】各柱状シリコン層3のp− 型層6および
n− 型層9の部分の側周面がチャネル領域である。こ
の部分をゲート絶縁膜13を介して取り囲むようにゲー
ト電極を兼ねるワード線14がプレート電極12上に埋
込み形成されている。ワード線14は、各柱状シリコン
層3を取り囲みながら、一方向に連続的に配設されてい
る。 ワード線14は、その下のプレート電極12とは層間絶
縁膜により分離されている。
【0029】ワード線14が埋込み形成された基板上は
絶縁膜15で覆われている。この絶縁膜15をエッチン
グして各柱状シリコン層上面のn+ 型層7およびp+
 型層10を露出させて、これらにコンタクトするAl
 膜からなるビット線16が、ワード線14とは交差す
る方向に連続的に配設されている。
【0030】図1に示したように、一つビット線に沿う
メモリセルはすべてNMOSセルMN であり、隣接す
るビット線に沿うメモリセルはすべてPMOSセルMP
 である。NMOSセルMN のトランスファゲート・
トランジスタのしきい値は、(1/2)Vcc+αとし
、PMOSセルMP のトランスファゲート・トランジ
スタのしきい値は、(1/2)Vcc−α′とする。こ
こで、α,α′共に正である。そしてワード線電位は通
常、PMOSセルMP ,NMOSセルMN 共にオフ
状態とになる例えば(1/2)Vccに設定される。
【0031】このようなSGTセル構造は例えば、次の
ようにして作られる。まず基板1上ストライプ状に交互
にn+ 型層5とp+ 型層8を形成した後、この上に
エピタキシャル成長を行う。エピタキシャル成長層は、
例えばp− 型層6として、これに選択的に不純物をド
ープしてストライプ状にn− 型層9を形成する。その
後エピタキシャル・ウェハを反応性イオンエッチングに
より基板に達する深さにエッチングして溝2を形成する
。そして、高温長時間の選択酸化法で各柱状シリコン層
3を横切るようまで素子分離絶縁膜4を形成する。その
後、キャパシタ絶縁膜11の形成、第1層多結晶シリコ
ンによるセルプレート電極12の形成、ゲート絶縁膜6
の形成、第2層多結晶シリコンによるワード線14の形
成を順次行う。そして各柱状シリコン層3の表面に選択
的にn+ 型層7およびp+ 型層10を形成し、層間
絶縁膜15を形成した後、コンタクト孔を開けてAl 
ビット線16を形成する。
【0032】なお、柱状シリコン層および溝形成に先立
って、基板上にまず全面に素子分離絶縁膜を形成し、そ
の後シリコン層の成長、溝形成という工程をとってもよ
い。
【0033】図3は、この実施例のDRAMのメモリセ
ルアレイとビット線センスアンプの接続関係を示す。例
えば、NMOSセルMN が接続されたビット線対BL
1N、/BL1Nに注目すると、これはセンスアンプS
A2 の両側に接続されたオープンビット線方式である
。そしてこの実施例では更に同じセンスアンプSA21
に、PMOSセルMP が接続されたビット線対BL1
p,/BL1Pが接続されている。つまりセンスアンプ
ピッチは、ビット線4本分であり、これは従来のリラッ
クスド・オープンビット線方式の2倍である。
【0034】図4は、この実施例によるDRAMの動作
タイミングを示している。プリチャージ時、ワード線は
(1/2)Vccにプリチャージされている。アクティ
ブサイクルに入り、例えばワード線WL1 上のNMO
SセルMN を選択する場合には、この選択ワード線に
、Vcc+(1/2)Vcc+α=(3/2)Vcc+
αなる電位を与える。非選択ワード線例えばWL2 は
(1/2)Vccのまま保つ。
【0035】これにより、選択されたワード線WL1 
に沿うNMOSセルMN のデータがビット線BL1N
に読み出される。図では省略しているが、ダミーセルの
データはビット線/BL1Nに読み出される。この読出
し動作の間、選択ワード線WL1 に沿うPMOSセル
MP はオフ状態に保たれており、これが接続されたビ
ット線BL1P,/BL1Pは(1/2)Vccのプリ
チャージ状態である。
【0036】ワード線WL1 に沿うPMOSセルMP
 を選択する場合には、これに、−Vcc−{(1/2
)Vcc−α′}=−(3/2)Vcc+α′なる電位
を与える。 これにより、ワード線WL1 に沿うPMOSセルMP
 のデータをビット線BL1Pに読出すことができる。
【0037】以上のようにこの実施例のDRAMでは、
データ読出し動作において、ビット線BL1N,/BL
1Nにデータが読み出される時には、これらに隣接する
ビット線BL1P,/BL1Pはプリチャージ状態に保
たれ、逆にビット線BL1P,/BL1Pにデータが読
み出される時には、これらに隣接するビット線BL1N
,/BL1Nはプリチャージ状態に保たれる。すなわち
選択ビット線に挟まれて非選択ビット線がプリチャージ
状態に保たれているため、選択ビット線間は非選択ビッ
ト線によりシールドされることになる。以上により、ビ
ット線間干渉ノイズはほとんど問題にならないまでに低
減される。
【0038】メモリセル配置およびこれとセンスアンプ
の接続関係は、種々変形することができる。その例を、
図5〜図7に示す。
【0039】図5は、メモリセルをオープンビット線方
式に並べたまま、センスアンプとの接続をフォールデッ
ド・ビット線方式としたものである。このとき、ビット
線BL1 にはNMOSセルMN とPMOSセルMP
 が交互に配列され、このビット線と対をなすビット線
/BL1 には、ビット線BL1 とは互い違いになる
ようにやはりNMOSセルMN とPMOSセルMP 
が交互に配列されている。
【0040】一つのワード線例えば、WL1 に注目す
ると、これと交差するビット線対BL1 ,/BL1 
上のメモリセルは一方がNMOSセルMN 、他方がP
MOSセルMP である。したがって、図3の例と同様
にワード線を選択駆動してデータ読出しを行うことがで
きる。
【0041】図6は、フォールデッド・ビット線方式で
、ビット線対BL1 ,/BL1 の間の隣接ビット線
対BL1 ,/BL2 の一本を配置して、さらにビッ
ト線対BL1,/BL1 を途中で交差させた実施例で
ある。この場合も、一つのワード線により駆動されるビ
ット線対のメモリセルは、一方がNMOSセルMN 、
他方がPMOSセルMP となっている。
【0042】この実施例によれば、一層ビット線間干渉
ノイズは低減される。
【0043】図7は、図6の方式を更に拡張して、ビッ
ト線対の交差数を多くした実施例である。
【0044】なおここまでの実施例では、SGTセルを
用いたが、NMOSセルとPMOSセルを平面構造のM
OSトランジスタを用いて構成しても、同様の効果が得
られる。
【0045】図8は、SGTセル構造を用いた他の実施
例のDRAMの平面図であり、図9はそのA−A′およ
びB−B′断面図である。p− 型シリコン基板1に縦
横に走る溝2を形成して柱状シリコン層3が配列形成さ
れている。溝底部には素子分離絶縁膜が形成され、この
溝に第1層多結晶シリコンによりプレート電極23が埋
込み形成されている。プレート電極23は、柱状シリコ
ン層3の底部に形成された蓄積ノード層としてのn− 
型層を薄いキャパシタ絶縁膜22を介して取り囲むよう
に、連続的に形成されている。
【0046】各柱状シリコン層3の上部には、ゲート絶
縁膜24を介して対向するようにワード線25が一方向
に連続的に配設されている。各柱状シリコン層3の表面
部にはn+ 型層26が形成され、これにコンタクトし
てビット線28がワード線と交差する方向に配設されて
いる。ビット線28が形成された面は絶縁膜29で覆わ
れ、その表面のビット線28間にできる凹部にはシール
ド導体層30が配設されている。
【0047】シールド導体層30の形成法は例えば、次
の通りである。ビット線28が形成された後の絶縁膜2
9をステップカバレージの優れた絶縁膜として、ビット
線間の溝が表面に反映されて凹部が形成された状態を得
る。そして、その上に不純物がドープされた多結晶シリ
コンを堆積し、これを全面エッチングして凹部に埋め込
む。
【0048】具体的な形状寸法を例示すれば、0.1μ
m ルールの1GビットDRAMの場合、ビット線間隔
は約0.15μm となり、このビット線間に幅が約0
.03μm のシールド導体層を埋め込む。このシール
ド導体層の幅は、フォトリソグラフィの加工限界以下で
あるが、上述したセルフアライン技術を用いれば実現可
能である。
【0049】実用上、シールド導体層の幅はビット線間
隔の1/4以下であればよい。
【0050】この実施例によれば、シールド導体層30
を所定電位に固定することによって、隣接ビット線間の
干渉ノイズは効果的に低減される。
【0051】図10および図11は、上記実施例を僅か
に変形した実施例である。図10は図8の平面図に対応
し、図11(a) (b) はそれぞれ図9(a) (
b) の断面図に対応する。
【0052】この実施例では、シールド導体層28がビ
ット線の間の凹部に一部埋め込まれた状態で全面に形成
されている。この実施例でも上記実施例と同様の効果が
得られる。
【0053】図12および図13は、同様に上記実施例
を僅かに変形した実施例である。この実施例では、シー
ルド導体層30は、ビット線28をそのコンタクト部を
除く領域でぐるりと取り囲むように形成されている。
【0054】この構造は例えば、次のようにして形成さ
れる。ワード線25を形成するまでは先の実施例と同様
である。その後、シリコン窒化膜等のエッチングストッ
パとなる絶縁膜31を形成し、その上にリンガラス等の
層間絶縁膜を堆積した後、これらにビット線コンタクト
孔を開けてビット線28を形成する。そしてエッチング
ストップとしての絶縁膜31上の層間絶縁膜をエッチン
グ除去する。例えば、絶縁膜31がシリコン窒化膜であ
り、その上の層間絶縁膜がリンガラスである場合には、
NH4 F液によりリンガラスを除去する。これにより
ビット線25は、コンタクト部を除いて空中に浮いた状
態になる。
【0055】その後、LPCVD法を用いてビット線2
5の回りに絶縁膜32を薄く堆積形成する。さらにLP
CVD法によって多結晶シリコンを堆積することにより
、ビット線25の空中に浮いた部分ではこれをぐるりと
取り囲むようにシールド導体層30を形成することがで
きる。
【0056】したがってこの実施例によっても、効果的
にビット線間干渉ノイズが低減される。
【0057】以上に説明したシールド導体層を配設する
発明による効果を、具体的に図14を用いて説明する。 図14は、1GビットレベルのDRAMを想定し、メモ
リセルサイズ0.3μm に対して、1セル当たりのシ
ールド導体層の長さを横軸に取り、ビット線間隔とシー
ルド導体層幅の比をパラメータとして縦軸に信号電圧v
s −ノイズ電圧Vn をとって示したものである。1
セル当たりのシールド導体層長さ0は、シールド導体層
がない場合であ、1セル当たりのシールド導体層長さ0
.3μm はメモリセル全体にシールド導体層を設けた
場合に相当する。シールド導体層がない場合のビット線
容量を250fFとして、各特性曲線上にシールド導体
層が設けられた場合のビット線容量を示してある。
【0058】たとえば、シールド導体層幅0.03μm
 /ビット線間隔0.15μm の曲線を見ると、シー
ルド導体層が全ビット線長に入ったとき、ビット線容量
は430fFと大きくなるが、ビット線間干渉がなくな
るために、信号電圧vs −ノイズ電圧Vn =+61
mVとなる。これは、シールド導体層がない場合の値−
5mVに比べて十分大きく、効果的に干渉ノイズが低減
されることが分かる。
【0059】次に、SGTセル構造であって、ビット線
を溝に埋め込んで柱状シリコン層の側面にビット線をコ
ンタクトさせることにより、ビット線間をシールドする
ようにした実施例を説明する。
【0060】図15はその様な実施例のメモリセルアレ
イの平面図であり、図16(a) (b)(c) は図
15のA−A′,B−B′,C−C′断面図である。
【0061】p− 型シリコン基板1に縦横に走る溝2
を形成し、柱状シリコン層3がマトリクス配列された状
態を形成した後、溝底部に素子分離絶縁膜4を形成する
。 ここまでは先の実施例と同様である。この実施例では、
一つの柱状シリコン層3に二つのメモリセルが形成され
る。
【0062】即ち、図15に示す柱状シリコン層3の4
つの側面a,b,c,dのうち、相対向する第1,第2
の側面a,bにそれぞれ別のメモリセルの蓄積ノードと
なるn− 型層41が形成されている。これらの側面a
,bにキャパシタ絶縁膜42が形成され、これらの側面
a,bに沿って走る溝2に、ストライプ状にプレート電
極43が埋め込まれている。プレート電極43は第1層
多結晶シリコンにより形成される。
【0063】MOSトランジスタは、柱状シリコン層3
の第1,第2の側面a,bとは直交する第3,第4の側
面c,dのうちのひとつ、この実施例では第3の側面c
に形成される。すなわち、第3の側面cには薄いゲート
絶縁膜45が形成され、上面および第4の側面dには厚
い絶縁膜46が形成された状態で、各柱状シリコン層3
の両側をプレート電極43と同じ方向に走るワード線4
7が配設されている。ワード線47は第2層多結晶シリ
コンにより形成される。
【0064】そして柱状シリコン層の第3の側面cのワ
ード線47で挟まれた領域に共通ドレイン拡散層として
のn+ 型層49が形成され、これにダイレクト・コン
タクトする形でワード線47とは交差する方向の溝にビ
ット線50が埋込み形成されている。ビット線50のダ
イレクト・コンタクトを取るには、図15に破線で示す
窓51を持つマスクを用いた絶縁膜エッチングを行うこ
とにより、柱状シリコン層3の側面cのワード線47で
挟まれた領域を露出させればよい。
【0065】なお、プレート電極43が埋め込まれる方
向の溝は、ビット線50が埋め込まれる方向の溝より深
く形成することが好ましい。
【0066】この実施例によれば、ビット線が溝に埋め
込まれて、各ビット線間は柱状シリコン層3によってシ
ールドされた状態になり、したがってビット線間干渉ノ
イズの低減が図られる。また、一つの柱状シリコン層に
二つのメモリセルが形成されるから、セルアレイの高密
度化が可能である。具体的なメモリセルサイズは例えば
、最小加工寸法をFとして、ビット線の走る方向が2F
、ワード線の走る方向が2.5Fで、占有面積は5F2
 となる。
【0067】図17は、上記実施例を変形した実施例の
平面図であり、図18(a) はそのA−A′断面図で
ある。この実施例では、各柱状シリコン層3の第1,第
2の側面a,bにダイレクト・コンタクトさせた蓄積ノ
ード電極61が形成されている。この蓄積ノード電極6
1は隣接セル間で互いにキャパシタ絶縁膜62を介して
対向させることで、一方が他方のセルプレートとなるよ
うにしている。この実施例では、溝3はビット線が埋め
込まれる領域も蓄積ノード電極61が埋め込まれる領域
も同じ深さである。そこで蓄積ノード電極61は、容量
を稼ぐために、基板上に一部突き出す状態で形成されて
いる。
【0068】図18(b) は、図18(a) をさら
に変形したもので、蓄積ノード電極61が形成される領
域の溝3を深くして、蓄積ノード電極61が完全に溝3
に埋め込まれるようにした例である。
【0069】図18(c) は、浅い溝でキャパシタ容
量を大きくするために、蓄積ノード電極61を柱状シリ
コン層3の上部まで延在させて、柱状シリコン層3の上
部で隣接する蓄積ノード電極61をキャパシタ絶縁膜6
2を介して積層した状態としている。
【0070】これらの実施例によっても、先の実施例と
同様にビット線間干渉ノイズの低いDRAMが得られる
【0071】次に、メモリセルデータのビット線への転
送開始時刻を隣接セルで異ならせることで、ビット線間
干渉ノイズの低減を図った実施例のオープンビット線方
式DRAMを説明する。
【0072】図19はその様な実施例の要部等価回路で
ある。対をなすビット線BLij,/BLijは、セン
スアンプSAijの両側に配設されて、センスアンプS
Aijがビット線2本に一つずつ設けられた所謂リラッ
クスト・オープンビット線方式となっている。ビット線
BLijとワード線WLの各交差位置にメモリセルMA
 ,MB が設けられているが、ワード線WLに沿う隣
接するメモリセルMA ,MB は、トランスファゲー
ト・トランジスタのしきい値が異なる値に設定されてい
る。例えば、センスアンプSA12に注目すると、これ
に接続されるビット線対BL12,/BL12上のメモ
リセルはすべてMA であり、このビット線に隣接する
ビット線上ではすべてMB である。ダミーセルも二種
のメモリセルに対応して、しきい値の異なるダミーセル
DMA ,DMB の二種がある。
【0073】メモリセルMA ,MB のトランスファ
ゲート・トランジスタのしきい値を異なるものとするた
めには、それらのチャネルイオン注入のドーズ量を変え
る、ゲート長またはチャネル幅を変える、ゲート絶縁膜
厚を変える等の方法を用いる。具体的にたとえば、メモ
リセルMA はトランスファゲート・トランジスタのし
きい値を0.3Vとし、メモリセルMB はトランスフ
ァゲート・トランジスタのしきい値を1.0Vとする。
【0074】この様に二種のメモリセルMA ,MB 
を用いることに対応して、センスアンプSAijも二種
になる。たとえばメモリセルMA用のセンスアンプSA
12は図20(a) であり、メモリセルMb 用のセ
ンスアンプSA11,SA13が図20(b) である
。図20(a) に示すセンスアンプは、PMOSセン
スアンプPSA1 ,NMOSセンスアンプNSA1 
,イコライズ回路EQ1 により構成される。図20(
b)に示すセンスアンプは同様に、PMOSセンスアン
プPSA2 ,NMOSセンスアンプNSA2 ,イコ
ライズ回路EQ2 により構成される。回路構成は同様
であるが、センスアンプの各駆動信号φP11 とφP
21 ,φN 11とφN21 、イコライズ信号φE
Q1 とφEQ2 とは、互いにタイミングが異なる。
【0075】図21はこの実施例のDRAMの動作タイ
ミング図を示す。なお、電源電位はVcc=1.5V、
ダミーセル書き込み電位は0.75V、メモリセル書き
込み電位は“0”が0V,“1”が1.5V、ビット線
プリチャージ電位はVBL=0Vとする。
【0076】/RASが“L”レベルになってアクティ
ブサイクルに入り、時刻t0 で選択ワード線、たとえ
ばWL1 とダミーワード線DWL1,DWL3 …が
ゆっくり立ち上がる。これらのレベルが0.3Vになる
時刻t1 で、ビット線BL12,/BL12にメモリ
セルMAおよびダミーセルDMA のデータ転送が開始
される。次に時刻t2 で、センスアンプSA12のP
MOSセンスアンプPSA1 (図20(a))の駆動
信号φP11 が中間電位まで立ち上がり、このPMO
SセンスアンプPSA1 がビット線対BL12,/B
L12の電位差を若干増幅する。その間、隣接するビッ
ト線対BL11,/BL11等は0Vにプリチャージさ
れたままに保たれる。したがって、ビット線対BL12
,/BL12に隣接ビット線からの干渉ノイズは乗らな
い。
【0077】次に、ワード線WL1 ,ダミーワード線
DWL1 ,DWL3 の電位が1.0Vになる時刻t
3 で、ビット線BL11,/BL11にメモリセルM
B およびダミーセルDMB のデータが転送開始され
る。そして時刻t4 でPMOSセンスアンプPSA2
 ( 図20(b) )の駆動信号φP21 が中間電
位まで立ち上がり、PMOSセンスアンプPSA2 に
よりビット線対BL11,/BL11の電位差が若干増
幅される。このときビット線対BL12,/BL12に
対して若干干渉ノイズが乗るが、ビット線対BL12,
/BL12のデータはすでにある程度増幅されているた
め、この干渉ノイズの影響はほとんどない。
【0078】そして、時刻t5 でPMOSセンスアン
プPSA1 ,PSA2 の駆動信号φP11 ,φP
21 共に“H”レベルまで立ち上がり、これらPMO
SセンスアンプPSA1 ,PSA2 によるメイン増
幅が行われる。 その後、時刻t6 でNMOSセンスアンプの駆動信号
φN11 ,φN21 が立ち上がり、NMOSセンス
アンプNSA1 ,NSA2 によるセンスが行われた
後、プリチャージ状態に戻る。
【0079】この様にこの実施例によれば、隣接ビット
線へのデータ読出しのタイミングを異ならせことによっ
て、ビット線間干渉ノイズの低減が図られる。
【0080】図22は、メモリセルからビット線へのデ
ータ転送の開始時刻にずれを持たせる別の実施例のDR
AMである。メモリセルアレイとセンスアンプの関係は
図19と同じであるが、この実施例ではすべてのメモリ
セルMC,ダミーセルDMが同じしきい値を持つ。ただ
し、隣接ビット線へのデータ転送開始時刻に差を与える
ために、ビット線のプリチャージ電位およびメモリセル
MC,ダミーセルDMの書き込み電位に差を与える。
【0081】図23(a) は、ビット線センスアンプ
SA11の構成であり、同図(b) はセンスアンプS
A12の構成である。
【0082】図24の動作タイミング図を用いて、具体
的にこの実施例のDRAMの動作を説明する。
【0083】ビット線対BL11,/BL11とBL1
2,/BLに着目するが、他のビット線対の関係も同様
である。電源電位は1.5Vであり、セルの書込み電位
は、ビット線対BL11,/BL11に沿うメモリセル
MCでは、“0”が−0.3V,“1”が1.2V、ダ
ミーセルDMが0.45Vであり、ビット線対BL12
,/BL12に沿うメモリセルMCでは“0”が0.3
V、“1”が1.8V、ダミーセルDMが1.05Vと
する。プリチャージ時、センスアンプSA11のイコラ
イズ信号φEQ1が1.2V、センスアンプSA12の
イコライズ信号φEQ2 が2.5Vとなり、プリチャ
ージ電位VBL1=−0.3V、VBL2 =0.3V
によりビット線対BL11,/BL11は−0.3Vに
、ビット線対BL12,/BL12は0.3Vにそれぞ
れプリチャージされる。
【0084】アクティブサイクルに入って、時刻t0 
で選択ワード線WL1 とダミーワード線DWL1 ,
DWL3 がゆっくり立ち上がり、時刻t1 でビット
線対BL11,/BL11にメモリセルMCおよびダミ
ーセルDMのデータが転送開始される。時刻t2 でP
MOSセンスアンプ駆動信号φP11 が−0.3Vか
ら立ち上がると、ビット線対BL11,/BL11のデ
ータが増幅される。この間、ビット線対BL12,/B
L12はプリチャージ状態のまま保たれる。
【0085】ワード線およびダミーワード線電位がさら
に上って、時刻t3 でビット線対BL12,BL12
にメモリセルおよびダミーセルデータが転送開始される
。そして時刻で時刻t4 でPMOSセンスアンプ駆動
信号φ21が0.3Vから立ち上がり、ビット線対BL
12,/BL12のデータが増幅される。時刻t5 で
PMOSセンスアンプ駆動信号がφP11 =1.2V
、φP21 =1.8Vとなると、各ビット線データは
十分増幅される。時刻t6 でNMOSセンスアンプ駆
動信号φN11 が1.2Vから−0.3Vに、φN2
1 が1.8Vから0.3Vになると、リストアがなさ
れる。
【0086】このようにしてこの実施例でも、先の実施
例と同様に隣接するメモリセルデータの読出し開始時刻
に差がつけられて、ビット線間干渉ノイズが低減される
【0087】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、メモ
リセルがオープンビット線方式で配置されているにも拘
らず、ビット線間の干渉ノイズを効果的に低減したDR
AMを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のDRAMのメモリセル
アレイを示す平面図。
【図2】図1のA−A′およびB−B′断面図。
【図3】同実施例のメモリセルアレイとセンスアンプの
接続関係を示す図。
【図4】同実施例の動作を説明するための波形図。
【図5】同実施例のメモリセルアレイとセンスアンプの
他の接続関係の例を示す図。
【図6】同実施例のメモリセルアレイとセンスアンプの
さらに他の接続関係を示す図。
【図7】同実施例のメモリセルアレイとセンスアンプの
さらに他の接続関係を示す図。
【図8】本発明の第2の実施例のメモリセルアレイを示
す平面図。
【図9】図8のA−A′およびB−B′断面図。
【図10】図8の実施例を変形した実施例のメモリセル
アレイを示す平面図。
【図11】図10のA−A′およびB−B′断面図。
【図12】図8の実施例をさらに変形した実施例のメモ
リセルアレイを示す平面図。
【図13】図12のA−A′およびB−B′断面図。
【図14】第2の実施例の効果を説明するための特性図
【図15】本発明の第3の実施例のメモリセルアレイを
示す平面図。
【図16】図15のA−A′,B−B′およびC−C′
断面図。
【図17】図15の実施例を変形した実施例のメモリセ
ルアレイの平面図。
【図18】図17のA−A′断面の構造例を示す図。
【図19】本発明の第4の実施例のメモリセルアレイと
センスアンプの接続関係を示す等価回路図。
【図20】図19のセンスアンプ構成を示す等価回路図
【図21】同実施例の動作を説明するためのタイミング
図。
【図22】図19の実施例を変形した実施例のメモリセ
ルアレイとセンスアンプの接続関係を示す等価回路図。
【図23】図22のセンスアンプ構成を示す等価回路図
【図24】同実施例の動作を説明するためのタイミング
図。
【図25】SGTセルの構造を示す斜視図と断面図。
【図26】オープンビット線方式DRAMのビット線干
渉ノイズを説明するための等価回路図。
【図27】オープンビット線方式DRAMのビット線干
渉ノイズを説明するための動作波形図。
【符号の説明】
MN …NMOSセル、 MP …PMOSセル、 1…シリコン基板、 2…溝、 3…柱状シリコン層、 4…素子分離絶縁膜、 5…n+ 型層、 6…p− 型層、 7…n+ 型層、 8…p+ 型層、 9…n− 型層、 10…p+ 型層、 11…キャパシタ絶縁膜、 12…プレート電極、 13…ゲート絶縁膜、 14…ワード線、 16…ビット線、 SA1 ,SA2 ,SA3 …センスアンプ、BL,
/BL…ビット線、 WL…ワード線。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本配設されたビット線と、前記ビット
    線と交差して配設された複数本のワード線と、前記ビッ
    ト線の両端部に4本のビット線毎に一つずつ設けられた
    ビット線センスアンプと、前記ビット線とワード線の各
    交差位置にNMOSトランジスタをトランスファゲート
    とする第1のダイナミック型メモリセルとPMOSトラ
    ンジスタをトランスファゲートとする第2のダイナミッ
    ク型メモリセルが所定の繰り返しをもって配置され、前
    記第1のダイナミック型メモリセルと第2のダイナミッ
    ク型メモリセルとが極性の異なるワード線駆動信号によ
    り選択されて前記ビット線との間で信号電荷の授受が行
    われるメモリセルアレイと、を備えたことを特徴とする
    ダイナミック型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】一つのビット線センスアンプの片側に、第
    1のダイナミック型メモリセルが配列されたビット線と
    、これに隣接して対をなす第2のダイナミック型メモリ
    セルが配列されたビット線とが接続されていることを特
    徴とする請求項1記載のダイナミック型半導体記憶装置
  3. 【請求項3】一つのビット線センスアンプの片側に、第
    1のダイナミック型メモリセルと第2のダイナミック型
    メモリセルが交互に配列された第1のビット線と、第1
    のダイナミック型メモリセルと第2のダイナミック型メ
    モリセルが第1のビット線とは一つずつずれた状態で配
    列された第1のビット線とは対をなす第2のビット線が
    接続されていることを特徴とする請求項1記載のダイナ
    ミック型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】複数本配設されたビット線と、前記ビット
    線と交差して配設された複数本のワード線と、前記ビッ
    ト線とワード線の各交差位置に設けられて、ワード線に
    より駆動されたビット線との間で電荷の授受が行われる
    ダイナミック型メモリセルと、前記各ビット線の間に配
    設されたシールド導体層と、を備えたことを特徴とする
    ダイナミック型半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】半導体基板と、前記基板に縦横に走る溝を
    形成して得られる、それぞれがメモリセル領域となる複
    数の第1導電型の柱状半導体層と、前記各柱状半導体層
    の下部側周面に形成された蓄積ノード層をキャパシタ絶
    縁膜を介して取り囲むように溝に埋込み形成されたセル
    プレート電極と、各柱状半導体層の上部側周面をゲート
    絶縁膜を介して取り囲み、一方向に連続的に配設された
    ワード線と、前記各柱状半導体層上面に形成された第2
    導電型拡散層に接続されて前記ワード線と交差する方向
    に並ぶメモリセルについて連続的に配設されたビット線
    と、前記ビット線の間に埋込み形成されたシールド導体
    層と、を有することを特徴とするダイナミック型半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】半導体基板と、前記基板に縦横に走る溝を
    形成して得られる、それぞれが二つのメモリセル領域と
    なる複数の第1導電型の柱状半導体層と、前記各柱状半
    導体層の相対向する第1,第2の側面に形成された蓄積
    ノード層にキャパシタ絶縁膜を介して対向するようにこ
    れらの側面に沿う溝に埋込み形成されたセルプレート電
    極と、前記各柱状半導体層の前記第1,第2の側面と交
    差する第3の側面に形成された共通ドレイン拡散層と、
    前記共通ドレイン拡散層にダイレクト・コンタクトして
    前記第3の側面に沿う溝に埋込み形成されたビット線と
    、前記各柱状半導体層の前記第3の側面のドレイン拡散
    層の両側にゲート絶縁膜を介して対向して二本ずつ前記
    ビット線と交差する方向に配設されたワード線と、を備
    えたことを特徴とするダイナミック型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】複数本配設されたビット線と、前記ビット
    線と交差して配設された複数本のワード線と、前記ビッ
    ト線とワード線の各交差位置にワード線により駆動され
    てビット線との間で電荷の授受が行われるダイナミック
    型メモリセルが配置されて構成され、ワード線に沿って
    隣接するメモリセルのビット線へのデータ転送開始時刻
    が異なるように設計されたメモリセルアレイと、オープ
    ンビット線方式でビット線対が接続されたセンスアンプ
    と、を備えたことを特徴とするダイナミック型半導体記
    憶装置。
  8. 【請求項8】ワード線に沿って隣接するメモリセルのト
    ランスファゲートMOSトランジスタのしきい値が異な
    る値に設定されていることを特徴とする請求項7記載の
    ダイナミック型半導体記憶装置。
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