JPH0430232A - 主記憶再構成方法 - Google Patents
主記憶再構成方法Info
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- JPH0430232A JPH0430232A JP13609790A JP13609790A JPH0430232A JP H0430232 A JPH0430232 A JP H0430232A JP 13609790 A JP13609790 A JP 13609790A JP 13609790 A JP13609790 A JP 13609790A JP H0430232 A JPH0430232 A JP H0430232A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機システムの構成制御技術に関し、特に
大容量化と負荷分散の観点から主記憶装置をいくつかに
分割して構成する場合の主記憶装置の構成制御方法に関
する。
大容量化と負荷分散の観点から主記憶装置をいくつかに
分割して構成する場合の主記憶装置の構成制御方法に関
する。
記憶装置は、命令処理装置、及び入出力装置によりアク
セスされるが、その動作を第2図を用いて説明する。第
2図において、218〜21dは命令処理装置、22a
、22bは記憶制御装置、23a〜23dは入出力処理
装置、24a、24bは記憶装置、25a、25bはF
A R(F loating Address Re
gister)変換及びインタリーブ制御回路である。
セスされるが、その動作を第2図を用いて説明する。第
2図において、218〜21dは命令処理装置、22a
、22bは記憶制御装置、23a〜23dは入出力処理
装置、24a、24bは記憶装置、25a、25bはF
A R(F loating Address Re
gister)変換及びインタリーブ制御回路である。
この例では、主記憶を構成する記憶装置が2台、記憶制
御装置が2台の構成を示したが、これらはそれぞれ同じ
機能を持ち、同じ動作を行う。他の構成でも基本的な動
作は同じである。
御装置が2台の構成を示したが、これらはそれぞれ同じ
機能を持ち、同じ動作を行う。他の構成でも基本的な動
作は同じである。
命令処理袋!21a〜21dは、実行する命令の取り出
し、オペランドの参照や実行結果の格納を行うために記
憶装置24a、24bを参照する。この記憶装置アクセ
ス要求は、記憶制御装置22a、22bに伝えられる。
し、オペランドの参照や実行結果の格納を行うために記
憶装置24a、24bを参照する。この記憶装置アクセ
ス要求は、記憶制御装置22a、22bに伝えられる。
入出力装置(図示しない)から発生した主記憶アクセス
要求は、入出力処理装置t23a〜23dを経由して記
憶制御装置22a、22bに伝えられる。
要求は、入出力処理装置t23a〜23dを経由して記
憶制御装置22a、22bに伝えられる。
記憶制御装置22a 、 22bは、命令処理装置21
a〜21d及び入出力処理装置23a〜23dから送ら
れてきたアクセス要求をもとに、時間的順序に従って主
記憶アクセスを行うが、その際、FAR変換及びインタ
リーブ制御回路25a、25bにおいて、FAR変換と
インタリーブ制御の二つの処理を行う。
a〜21d及び入出力処理装置23a〜23dから送ら
れてきたアクセス要求をもとに、時間的順序に従って主
記憶アクセスを行うが、その際、FAR変換及びインタ
リーブ制御回路25a、25bにおいて、FAR変換と
インタリーブ制御の二つの処理を行う。
FAR変換とは、プログラムが用いる主記憶アドレス(
以後、論理的主記憶アドレスと呼ぶ)と、記憶装置内の
位置(以後、物理的主記憶アドレスまたは主記憶ユニッ
ト番号と呼ぶ)との間にFARと呼ばれるテーブルによ
る変換を定義し、FARの設定によって任意の論理的主
記憶アドレスに対応する物理的主記憶アドレスを任意に
割り当てることを可能とする技術である。この種の方式
としては、例えば米国特許4280176号等がある。
以後、論理的主記憶アドレスと呼ぶ)と、記憶装置内の
位置(以後、物理的主記憶アドレスまたは主記憶ユニッ
ト番号と呼ぶ)との間にFARと呼ばれるテーブルによ
る変換を定義し、FARの設定によって任意の論理的主
記憶アドレスに対応する物理的主記憶アドレスを任意に
割り当てることを可能とする技術である。この種の方式
としては、例えば米国特許4280176号等がある。
一般に、記憶装置の一部が障害を発生した場合、プロ
グラムが用いる論理的主記憶アドレスと、物理的主記憶
アドレスとを固定的に一対一に対応付けておくと、障害
が発生した記憶装置の一部は、そのままプログラムから
使用できなくなる。
グラムが用いる論理的主記憶アドレスと、物理的主記憶
アドレスとを固定的に一対一に対応付けておくと、障害
が発生した記憶装置の一部は、そのままプログラムから
使用できなくなる。
また、システム構成上分割運転が可能なシステムにおい
て1分割運転を行うために記憶装置の一部を切り離す場
合、あるいは信頼性、稼働率向上のために、記憶装置の
一部を切り離して保守を行ったり、容量を減少させるな
どの場合、論理的主記憶アドレスと、物理的主記憶アド
レスとの対応付けを自由に変更することが必要となる。
て1分割運転を行うために記憶装置の一部を切り離す場
合、あるいは信頼性、稼働率向上のために、記憶装置の
一部を切り離して保守を行ったり、容量を減少させるな
どの場合、論理的主記憶アドレスと、物理的主記憶アド
レスとの対応付けを自由に変更することが必要となる。
FAR変換はこの技術課題を解決するための一手段であ
る。
る。
FAR変換では、FARテーブル容量上の制約から、そ
の変換単位を例えば8MBなどある程度大きな単位にす
る必要がある。従って、論理的主記憶は、一定の大きさ
を持つ単位ごとに一つのFARによって物理的主記憶ア
ドレスに対応付けられる。ここで、論理的主記憶の単位
を主記憶エレメント(MSE)と呼び、主記憶エレメン
トに対応し、主記憶エレメントと同じ容量を持った物理
的主記憶の単位を主記憶ユニット(MSU)と呼ぶこと
とする。この様子を第3図に示す。
の変換単位を例えば8MBなどある程度大きな単位にす
る必要がある。従って、論理的主記憶は、一定の大きさ
を持つ単位ごとに一つのFARによって物理的主記憶ア
ドレスに対応付けられる。ここで、論理的主記憶の単位
を主記憶エレメント(MSE)と呼び、主記憶エレメン
トに対応し、主記憶エレメントと同じ容量を持った物理
的主記憶の単位を主記憶ユニット(MSU)と呼ぶこと
とする。この様子を第3図に示す。
第3図において、 31は論理的主記憶、32a・・・
32i 、 32j、 32にはFAR133a〜33
dは命令処理装置、:34a 、 34bは記憶制御装
置、35a、35bは記憶装置である。この例では、主
記憶を構成する記憶装置が2台、記憶制御装置が2台の
構成を示したが、他の構成でも基本的な動作は同しであ
る。論理的主記憶31上のM S E37a 、 37
bは、それぞれ論理的主記憶アドレスA、Bに対応する
。
32i 、 32j、 32にはFAR133a〜33
dは命令処理装置、:34a 、 34bは記憶制御装
置、35a、35bは記憶装置である。この例では、主
記憶を構成する記憶装置が2台、記憶制御装置が2台の
構成を示したが、他の構成でも基本的な動作は同しであ
る。論理的主記憶31上のM S E37a 、 37
bは、それぞれ論理的主記憶アドレスA、Bに対応する
。
この二つのM S E37a 、 :I7bは、F A
R32i 、 32kによって、物理的記憶装置上の
M S U38a 、 38bに対応付けられる。M
S U38a 、 38bは、それぞれ主記憶ユニット
番号X+ yに対応している。
R32i 、 32kによって、物理的記憶装置上の
M S U38a 、 38bに対応付けられる。M
S U38a 、 38bは、それぞれ主記憶ユニット
番号X+ yに対応している。
FAR32a ・・・32i 、 32j、 32には
、論理的主記憶アドレスAに対して、主記憶ユニット番
号で表される物理的主記憶アドレスX、論理的主記憶ア
ドレスBに対して、物理的主記憶アドレスyという対応
関係を保持する。
、論理的主記憶アドレスAに対して、主記憶ユニット番
号で表される物理的主記憶アドレスX、論理的主記憶ア
ドレスBに対して、物理的主記憶アドレスyという対応
関係を保持する。
次にインタリーブ方式について説明すると、論理的主記
憶31における連続したアドレス領域を、物理的主記憶
におけるやはり連続した領域に対応させた場合、一般に
命令処理装置33a〜33dに比べ記憶装置の動作は低
速であるため、連続した領域へのアクセスの集中が発生
すると、主記憶アクセス性能が低下する。一般に一つの
プログラムの実行におけるワーキングセットの大きさは
数ページ(1ページは4kBとする)から百ページ程度
なので、論理的主記憶におけるアクセスは、数ページな
いし十ページ程度の領域に多く集まると考えられる。
憶31における連続したアドレス領域を、物理的主記憶
におけるやはり連続した領域に対応させた場合、一般に
命令処理装置33a〜33dに比べ記憶装置の動作は低
速であるため、連続した領域へのアクセスの集中が発生
すると、主記憶アクセス性能が低下する。一般に一つの
プログラムの実行におけるワーキングセットの大きさは
数ページ(1ページは4kBとする)から百ページ程度
なので、論理的主記憶におけるアクセスは、数ページな
いし十ページ程度の領域に多く集まると考えられる。
そこで、独立に動作可能である記憶装置を複数台用意し
、論理的主記憶上で連続した領域を、物理的主記憶にお
いては別々の装置に対応させ、単一の記憶装置にアクセ
スを集中させず、各記憶装置に対する負荷を軽減すると
ともにスループットをあげ、等測的に高速な主記憶を得
ようとする方式があり、これをインタリーブという。こ
の方式は例えば、新版情報処理ハンドブック(オーム社
、1980)P、817に記載がある。インタリーブは
、連続した領域に対してアクセス経路を振り分けること
に意味がある。
、論理的主記憶上で連続した領域を、物理的主記憶にお
いては別々の装置に対応させ、単一の記憶装置にアクセ
スを集中させず、各記憶装置に対する負荷を軽減すると
ともにスループットをあげ、等測的に高速な主記憶を得
ようとする方式があり、これをインタリーブという。こ
の方式は例えば、新版情報処理ハンドブック(オーム社
、1980)P、817に記載がある。インタリーブは
、連続した領域に対してアクセス経路を振り分けること
に意味がある。
次に主記憶再構成に関して説明する。近年、計算機シス
テムが普及し、各種のオンラインシステムや、VAN等
が高度化し、またサービス拡大などにより、計算機シス
テムの連続運転に対する要求が高まってきた。また、計
算機システムの能力に対する増大する要求に対処するた
め、計算機システムの大型化、マルチプロセッサ化が進
んでいる。そこで、システムとしての動作を停止するこ
となくシステムの運転形態を変更したり、一部の構成要
素を切り離して保守すること等により連続運転を行いつ
つ計算機システムの正常性を確保するための保守を行う
ことを可能とする動的構成制御方式が提供されるように
なってきた(日経エレクトロニクス1986年6月2日
(第396号)P、209など)、。
テムが普及し、各種のオンラインシステムや、VAN等
が高度化し、またサービス拡大などにより、計算機シス
テムの連続運転に対する要求が高まってきた。また、計
算機システムの能力に対する増大する要求に対処するた
め、計算機システムの大型化、マルチプロセッサ化が進
んでいる。そこで、システムとしての動作を停止するこ
となくシステムの運転形態を変更したり、一部の構成要
素を切り離して保守すること等により連続運転を行いつ
つ計算機システムの正常性を確保するための保守を行う
ことを可能とする動的構成制御方式が提供されるように
なってきた(日経エレクトロニクス1986年6月2日
(第396号)P、209など)、。
動的構成制御は、システムの動作を中断させないため、
実行中の動作に必要な資源の構成制御(切り離し)は、
一般にその資源が冗長性を持たないかぎり不可能である
。即ち、命令処理装置の切り履しには、命令処理装置が
複数必要であり、入出力チャネルの切り離しには、接続
されている入出力機器への別のパスが必要である。また
、入出力機器の切り離しでは、当該装置がシステムの運
転続行に直接には関係ないが、または等価な機能を実行
できる別の機器(二重化など)が必要となる。
実行中の動作に必要な資源の構成制御(切り離し)は、
一般にその資源が冗長性を持たないかぎり不可能である
。即ち、命令処理装置の切り履しには、命令処理装置が
複数必要であり、入出力チャネルの切り離しには、接続
されている入出力機器への別のパスが必要である。また
、入出力機器の切り離しでは、当該装置がシステムの運
転続行に直接には関係ないが、または等価な機能を実行
できる別の機器(二重化など)が必要となる。
しかるに、主記憶には、システムの運転継続に対し不可
欠であり、−船釣に外部記憶装置等に退避不可能な部分
(例えばO8自身)と、外部記憶装置等に退避可能な部
分(ユーザ領域中のほとんどの部分等)があり、後者の
領域は内容を外部記憶装置等に退避することにより切り
離すことができるが、前者の領域はそのままでは切り離
すことができない。しかし、計算機システムの運転モー
ドをシングルモードからセパレートモードへ動的に変更
する分割動作の場合、前者の外部記憶装置等に退避不可
能な部分が切り離す側の記憶装置に対応付けられていて
も、当該領域を切り離さなければならない。これは、基
本的にはシステムの運転続行に必要な入出力機器を切り
離す場合と同じであるが、記憶装置の場合には、その二
重化は性能、価格の面から事実上不可能である。一方、
主記憶に関しては、ソフトウェアによるアクセス対象と
なるのは実アドレスと主記憶内容とに代表される論理的
主記憶アドレスおよび内容であり、構成制御の対象とな
るのは記憶装置番号、主記憶ユニット番号で表される物
理的主記憶である。そこで、この論理的主記憶と物理的
主記憶との対応関係を保持するFARを細かく書き換え
、制御することにより、主記憶内容を変えずにその物理
的な実体を入れ換え、任意の主記憶領域の切り離しを行
うことが可能となる。この方式が主記憶再構成である。
欠であり、−船釣に外部記憶装置等に退避不可能な部分
(例えばO8自身)と、外部記憶装置等に退避可能な部
分(ユーザ領域中のほとんどの部分等)があり、後者の
領域は内容を外部記憶装置等に退避することにより切り
離すことができるが、前者の領域はそのままでは切り離
すことができない。しかし、計算機システムの運転モー
ドをシングルモードからセパレートモードへ動的に変更
する分割動作の場合、前者の外部記憶装置等に退避不可
能な部分が切り離す側の記憶装置に対応付けられていて
も、当該領域を切り離さなければならない。これは、基
本的にはシステムの運転続行に必要な入出力機器を切り
離す場合と同じであるが、記憶装置の場合には、その二
重化は性能、価格の面から事実上不可能である。一方、
主記憶に関しては、ソフトウェアによるアクセス対象と
なるのは実アドレスと主記憶内容とに代表される論理的
主記憶アドレスおよび内容であり、構成制御の対象とな
るのは記憶装置番号、主記憶ユニット番号で表される物
理的主記憶である。そこで、この論理的主記憶と物理的
主記憶との対応関係を保持するFARを細かく書き換え
、制御することにより、主記憶内容を変えずにその物理
的な実体を入れ換え、任意の主記憶領域の切り離しを行
うことが可能となる。この方式が主記憶再構成である。
別の言い方をすれば、主記憶再構成は、プログラムによ
る主記憶アクセスには影響を及ぼさずに、ハードウェア
的なアクセス先を別の物理的主記憶に変更し、しかもそ
れを計算機システムの動作を停止せずに行なう方式であ
る。
る主記憶アクセスには影響を及ぼさずに、ハードウェア
的なアクセス先を別の物理的主記憶に変更し、しかもそ
れを計算機システムの動作を停止せずに行なう方式であ
る。
主記憶の利用においては、主記憶中の領域がシステムの
運転継続に不可欠か否かはその利用状態、割当て状態等
によって変化する。従って、主記憶再構成においては、
ハードウェアはある領域がシステムの運転継続に必要不
可欠か否かを判断することはできず、O8が主記憶の利
用状況に従ってその要否を決定する必要がある。さらに
、ソフトウェアの一般性を考えると、インタリーブの有
無やFAR単位の大きさの相違など、システム個別の主
記憶アクセス方式にも同じ再構成方式で対応可能である
必要がある。
運転継続に不可欠か否かはその利用状態、割当て状態等
によって変化する。従って、主記憶再構成においては、
ハードウェアはある領域がシステムの運転継続に必要不
可欠か否かを判断することはできず、O8が主記憶の利
用状況に従ってその要否を決定する必要がある。さらに
、ソフトウェアの一般性を考えると、インタリーブの有
無やFAR単位の大きさの相違など、システム個別の主
記憶アクセス方式にも同じ再構成方式で対応可能である
必要がある。
さて、主記憶再構成を実現するには次の二つの機能が必
要となる。一つは使用不可となる記憶装置の部分の内容
を別の部分へ移動する機能である。
要となる。一つは使用不可となる記憶装置の部分の内容
を別の部分へ移動する機能である。
これは、使用不可となる(切り離す)記憶装置の部分に
含まれる内容が、システムの運転継続に必要な場合、そ
の内容を保存するために、継続使用可能な部分に移動さ
せる処理である。この移動をコピーで行うと、移動先の
内容を破壊してしまうため、コピーではなく交換の方が
一見良さそうであるが、移動先の内容は使用不可となる
部分に移されるため結局使用できず、内容を破壊してし
まった場合と結果的には同じことになる。即ち、移動先
の内容は主記憶以外の外部記憶装置に退避可能な内容か
、もしくは廃棄可能な内容でなければならない。
含まれる内容が、システムの運転継続に必要な場合、そ
の内容を保存するために、継続使用可能な部分に移動さ
せる処理である。この移動をコピーで行うと、移動先の
内容を破壊してしまうため、コピーではなく交換の方が
一見良さそうであるが、移動先の内容は使用不可となる
部分に移されるため結局使用できず、内容を破壊してし
まった場合と結果的には同じことになる。即ち、移動先
の内容は主記憶以外の外部記憶装置に退避可能な内容か
、もしくは廃棄可能な内容でなければならない。
もう一つは論理的主記憶と、物理的主記憶の対応関係を
変える機能である。上記機能により内容を移動した移動
先領域は、内容は移動元の領域と同じでも、そのままで
は論理的主記憶アドレスが異なる。そこで、移動元、移
動先それぞれの論理的主記憶アドレスと、それぞれ対応
した物理的主記憶アドレスとの対応関係を変更し、移動
元の論理的主記憶アドレスを新しく移動された継続使用
可能な部分に、移動先の論理的主記憶アドレスを使用不
能となる部分に対応させる。これは、上に述べたFAR
変換テーブルを変更することによって行う。これにより
、ソフトウェアから見れば、同一の論理的主記憶アドレ
スでも、物理的なアクセスは別の物理的実体へ行われる
ことになる。
変える機能である。上記機能により内容を移動した移動
先領域は、内容は移動元の領域と同じでも、そのままで
は論理的主記憶アドレスが異なる。そこで、移動元、移
動先それぞれの論理的主記憶アドレスと、それぞれ対応
した物理的主記憶アドレスとの対応関係を変更し、移動
元の論理的主記憶アドレスを新しく移動された継続使用
可能な部分に、移動先の論理的主記憶アドレスを使用不
能となる部分に対応させる。これは、上に述べたFAR
変換テーブルを変更することによって行う。これにより
、ソフトウェアから見れば、同一の論理的主記憶アドレ
スでも、物理的なアクセスは別の物理的実体へ行われる
ことになる。
以上の二つの機能より、論理的主記憶中のいがなる領域
もその内容と論理的主記憶アドレス値を変更せずに、対
応する物理的な記憶装置(主記憶ユニット)を別のもの
に変更することが可能となる。
もその内容と論理的主記憶アドレス値を変更せずに、対
応する物理的な記憶装置(主記憶ユニット)を別のもの
に変更することが可能となる。
以上、記憶装置へのアクセス、その際に行われるFAR
変換とインタリーブ、更に、主記憶再構成の必要性と概
要を説明したが、従来は主記憶再構成を行う場合には、
このFAR変換方式のみが用いられていた。
変換とインタリーブ、更に、主記憶再構成の必要性と概
要を説明したが、従来は主記憶再構成を行う場合には、
このFAR変換方式のみが用いられていた。
次に、第4図(a)、(b)及び第5図を用いて従来の
主記憶再構成方法を説明する。この従来技術例では、記
憶装置を2台有する計算機システムから、片方の記憶装
置を切り離す場合における主記憶の再構成について説明
する。
主記憶再構成方法を説明する。この従来技術例では、記
憶装置を2台有する計算機システムから、片方の記憶装
置を切り離す場合における主記憶の再構成について説明
する。
第4図(a)、(b)において、41は論理的主記憶、
42a ・・・42it 42J + 42にはFAR
1438〜43dは命令処理装置、44a、44bは記
憶制御装置、 45a 、 45bは記憶装置である。
42a ・・・42it 42J + 42にはFAR
1438〜43dは命令処理装置、44a、44bは記
憶制御装置、 45a 、 45bは記憶装置である。
この例では切り離す記憶装置は45aとする。また、第
5図は従来の主記憶再構成方法の処理手順である。
5図は従来の主記憶再構成方法の処理手順である。
まず、切り離される側の物理的記憶装置上にあり、シス
テムの運転継続に必要不可欠であり、外部記憶装置への
退避または廃棄が不可能な記憶領域を探索する(ステッ
プ5o1)。第4図(a)において、論理的主記憶アド
レスがAであり、内容の退避/廃棄が不可能なMSE4
6aは、FAR42iによって、切り離される側の物理
的主記憶アF L/ スx (7)M S U47aに
対応付けられている。次に、退避または廃棄が不可能な
性質を持った領域が存在した場合(ステップ502)。
テムの運転継続に必要不可欠であり、外部記憶装置への
退避または廃棄が不可能な記憶領域を探索する(ステッ
プ5o1)。第4図(a)において、論理的主記憶アド
レスがAであり、内容の退避/廃棄が不可能なMSE4
6aは、FAR42iによって、切り離される側の物理
的主記憶アF L/ スx (7)M S U47aに
対応付けられている。次に、退避または廃棄が不可能な
性質を持った領域が存在した場合(ステップ502)。
その内容の移動先として、継続使用可能な物理的記憶装
置で、内容の退避若しくは廃棄可能な領域を探索する(
ステップ503)、第4図(、)において、論理的主記
憶アドレスがBであり、内容の退避/廃棄カ可能なMS
E46bは、FAR42kによって、継続使用される物
理的主記憶アドレスyのMSU47bに対応付けられて
いる。内容退避可能な領域が発見されると(ステップ5
04)1次に退避不可能な残すべき内容を移動する(ス
テップ505)。
置で、内容の退避若しくは廃棄可能な領域を探索する(
ステップ503)、第4図(、)において、論理的主記
憶アドレスがBであり、内容の退避/廃棄カ可能なMS
E46bは、FAR42kによって、継続使用される物
理的主記憶アドレスyのMSU47bに対応付けられて
いる。内容退避可能な領域が発見されると(ステップ5
04)1次に退避不可能な残すべき内容を移動する(ス
テップ505)。
最後に論理的な主記憶領域と、物理的な記憶装置との対
応付けをFARを書き換えることにより変更して(ステ
ップ506)、移動前の論理的主記憶アドレスで新し・
い物理的主記憶領域をアクセス可能とする。第4図(b
)は、この対応付けが変更された状況を示す。第4図(
b)において、論理的主記憶アドレスがAであり、内容
の退避/廃棄が不可能なMSE46aは、内容の交換さ
れたFAR42iによって、継続使用される物理的主記
憶アドレスyのMSU47bに対応付けられている。
応付けをFARを書き換えることにより変更して(ステ
ップ506)、移動前の論理的主記憶アドレスで新し・
い物理的主記憶領域をアクセス可能とする。第4図(b
)は、この対応付けが変更された状況を示す。第4図(
b)において、論理的主記憶アドレスがAであり、内容
の退避/廃棄が不可能なMSE46aは、内容の交換さ
れたFAR42iによって、継続使用される物理的主記
憶アドレスyのMSU47bに対応付けられている。
また、論理的主記憶アドレスがBであり、内容の退避/
廃棄が可能なMSE46bは、内容の交換されたFAR
42kによって、切り離される側の物理的主記憶アドレ
スXのMSU47aに対応付けられている。この後、再
構成対象となった物理的主記憶を切り離すことにより、
記憶装置の切り離しが完了する。
廃棄が可能なMSE46bは、内容の交換されたFAR
42kによって、切り離される側の物理的主記憶アドレ
スXのMSU47aに対応付けられている。この後、再
構成対象となった物理的主記憶を切り離すことにより、
記憶装置の切り離しが完了する。
従来技術では、FAR変換方式とインタリーブ方式とが
同時に計算機システムに適用されることはなかった。し
かし、主記憶再構成による信頼性、可用性の向上と、ア
クセス性能の向上を図るためには、本呂願と同一日に同
一出願人により出願された「主記憶アドレッシング方式
」の発明の出頭明細書に記載されるように、FAR変換
方式とインタリーブとを同時に適用した方式が必要とな
る。
同時に計算機システムに適用されることはなかった。し
かし、主記憶再構成による信頼性、可用性の向上と、ア
クセス性能の向上を図るためには、本呂願と同一日に同
一出願人により出願された「主記憶アドレッシング方式
」の発明の出頭明細書に記載されるように、FAR変換
方式とインタリーブとを同時に適用した方式が必要とな
る。
すなわち、このような方式は、インタリーブに対するモ
ードをFAR変換単位すなわち主記憶エレメント毎に設
定可能とし、FAR毎にインタリーブ状態を制御する。
ードをFAR変換単位すなわち主記憶エレメント毎に設
定可能とし、FAR毎にインタリーブ状態を制御する。
更に、FARテーブルの容量を減らし、論理的主記憶と
、物理的主記憶との対応関係の複雑さを抑えるために、
物理的記憶装置内のアドレスが一致する二つのMSUに
対して、一つのMSEインタリーブを定義している。一
つの主記憶エレメントがインタリーブの単位毎に二つの
記憶装置上のMSUに交互に配置される。従って、MS
Eのインタリーブ状態としては、次の四つの状態が定義
される。
、物理的主記憶との対応関係の複雑さを抑えるために、
物理的記憶装置内のアドレスが一致する二つのMSUに
対して、一つのMSEインタリーブを定義している。一
つの主記憶エレメントがインタリーブの単位毎に二つの
記憶装置上のMSUに交互に配置される。従って、MS
Eのインタリーブ状態としては、次の四つの状態が定義
される。
(1)モード1:主記憶エレメントの最初のインタリー
ブ単位が記憶装置Oに配置され、以降、記憶装置1.O
,L O,・・・・・・・と交互に配置される。
ブ単位が記憶装置Oに配置され、以降、記憶装置1.O
,L O,・・・・・・・と交互に配置される。
(2)モート2:主記憶エレメントの最初のインタリー
ブ単位が記憶装置1に配置され、以降、0゜1.0,1
.・・・・・・・と交互に配置される。
ブ単位が記憶装置1に配置され、以降、0゜1.0,1
.・・・・・・・と交互に配置される。
(3)モード3:主記憶エレメントの全てのインタリー
ブ単位が記憶装置Oに配置される。
ブ単位が記憶装置Oに配置される。
(4)モード4:主記憶エレメントの全てのインタリー
ブ単位が記憶装置1に配置される。
ブ単位が記憶装置1に配置される。
以上のモードによる論理的主記憶と物理的主記憶との対
応の様子を第6図(a)〜(d)に示す。
応の様子を第6図(a)〜(d)に示す。
第6図(a)〜(d)において、61は論理的主記憶、
62a〜62dは命令処理装置、63a、63bは記憶
制御装置、64a、64bは物理的記憶装置である。
62a〜62dは命令処理装置、63a、63bは記憶
制御装置、64a、64bは物理的記憶装置である。
64a、64bにはそれぞれ0.1という物理的記憶装
置の装置番号が付与されている。以後、64aを物理的
記憶装置0164bを物理的記憶装置lと呼ぶ。また、
65はモートIMSE、66はモード2M5E、67は
モート3M5E、68はモート4 M S Eであり、
60a、60bはそれぞれ物理的記憶装置O1物理的記
憶装置1上にあるMSUである。69a〜69iはMS
Eを構成するインタリーブ単位であり、この単位毎にイ
ンタリーブが行われる。601a〜601i、602
a 〜602 iはMSUを構成するインタリーブ単位
である。
置の装置番号が付与されている。以後、64aを物理的
記憶装置0164bを物理的記憶装置lと呼ぶ。また、
65はモートIMSE、66はモード2M5E、67は
モート3M5E、68はモート4 M S Eであり、
60a、60bはそれぞれ物理的記憶装置O1物理的記
憶装置1上にあるMSUである。69a〜69iはMS
Eを構成するインタリーブ単位であり、この単位毎にイ
ンタリーブが行われる。601a〜601i、602
a 〜602 iはMSUを構成するインタリーブ単位
である。
第6図(a)において、モード1M5E65を構成する
最初のインタリーブ単位69aは、物理的記憶装置0上
のインタリーブ単位601aに対応付けられ、2番目の
インタリーブ単位69bは、物理的記憶装置1上のイン
タリーブ単位602bに対応付けられる。以降、奇数番
目のインタリーブ単位は、物理的記憶装置0上のインタ
リーブ単位に、偶数番目のインタリーブ単位は物理的記
憶装置1上のインタリーブ単位というように交互に対応
付けられ、いわば、ジグザグに配置される。また、第6
図(b)において、モード2M5E6Gを構成する最初
のインタリーブ単位69aは、物理的記憶装置1上のイ
ンタリーブ単位602 aに対応付けられ、2番目のイ
ンタリーブ単位69bは物理的記憶装置0上のインタリ
ーブ単位601 bに対応付けられる。
最初のインタリーブ単位69aは、物理的記憶装置0上
のインタリーブ単位601aに対応付けられ、2番目の
インタリーブ単位69bは、物理的記憶装置1上のイン
タリーブ単位602bに対応付けられる。以降、奇数番
目のインタリーブ単位は、物理的記憶装置0上のインタ
リーブ単位に、偶数番目のインタリーブ単位は物理的記
憶装置1上のインタリーブ単位というように交互に対応
付けられ、いわば、ジグザグに配置される。また、第6
図(b)において、モード2M5E6Gを構成する最初
のインタリーブ単位69aは、物理的記憶装置1上のイ
ンタリーブ単位602 aに対応付けられ、2番目のイ
ンタリーブ単位69bは物理的記憶装置0上のインタリ
ーブ単位601 bに対応付けられる。
以降、奇数番目のインタリーブ単位は、物理的記憶装置
1上のインタリーブ単位に、偶数番目のインタリーブ単
位は物理的記憶表!io上のインタリーブ単位に交互に
対応付けられる。図より明らがなように、同じ二つのM
SUに対応付けられているモード1、モード2のMSE
は相互にMSUとの対応関係が相補的である。そこで、
このような相補的な関係にある二つのMSEをペア関係
にあると呼ぶことにする。第6図(c)において、モー
ド3M5E67を構成する最初のインタリーブ単位69
aは、物理的記憶装置O上のインタリーブ単位601
aに対応付けられ、2番目のインタリーブ単位69bも
物理的記憶装置iO上のインタリーブ単位601 bに
対応付けられる。以降、全てのインタリーブ単位が物理
的記憶装置0上のインタリーブ単位に対応付けられる。
1上のインタリーブ単位に、偶数番目のインタリーブ単
位は物理的記憶表!io上のインタリーブ単位に交互に
対応付けられる。図より明らがなように、同じ二つのM
SUに対応付けられているモード1、モード2のMSE
は相互にMSUとの対応関係が相補的である。そこで、
このような相補的な関係にある二つのMSEをペア関係
にあると呼ぶことにする。第6図(c)において、モー
ド3M5E67を構成する最初のインタリーブ単位69
aは、物理的記憶装置O上のインタリーブ単位601
aに対応付けられ、2番目のインタリーブ単位69bも
物理的記憶装置iO上のインタリーブ単位601 bに
対応付けられる。以降、全てのインタリーブ単位が物理
的記憶装置0上のインタリーブ単位に対応付けられる。
更に、第6図(d)におぃて、モート4M5E68を構
成する最初のインタリーブ単位69aは、物理的記憶装
置1上のインタリーブ単位602aに対応付けられ、2
番目のインタリーブ単位69bも物理的記憶装置1上の
インタリーブ単位602bに対応付けられる。以降、全
てのインタリーブ単位が物理的記憶装置コ上のインタリ
ーブ単位に対応付けられる。
成する最初のインタリーブ単位69aは、物理的記憶装
置1上のインタリーブ単位602aに対応付けられ、2
番目のインタリーブ単位69bも物理的記憶装置1上の
インタリーブ単位602bに対応付けられる。以降、全
てのインタリーブ単位が物理的記憶装置コ上のインタリ
ーブ単位に対応付けられる。
さて、以上のような対応状態にある主記憶に対して、従
来技術の再構成方法を適用することを考えると、従来技
術では、FAR毎のインタリーブモードを考慮していな
いため、記憶装置間にまたがるインタリーブを行うモー
ド1及びモード2の主記憶エレメントのモード変更を含
む主記憶再構成方法を与えていない。従って、従来技術
とモード変更手段とを単純に組み合せた方法では、次の
ような問題がある。
来技術の再構成方法を適用することを考えると、従来技
術では、FAR毎のインタリーブモードを考慮していな
いため、記憶装置間にまたがるインタリーブを行うモー
ド1及びモード2の主記憶エレメントのモード変更を含
む主記憶再構成方法を与えていない。従って、従来技術
とモード変更手段とを単純に組み合せた方法では、次の
ような問題がある。
いま、主記憶が切り離される記憶装置と、切り離されな
い記憶装置との二つの記憶装置から構成され、すべての
MSEが記憶装置をまたがってインタリーブされるモー
ド1またはモード2の状態であるとする。ここで、ペア
の関係にある二つのMSHの双方が切り離しにより破棄
できない内容を持っている場合、それらのMSEを再構
成し、切り離さない記憶装置のみに対応付けるためには
。
い記憶装置との二つの記憶装置から構成され、すべての
MSEが記憶装置をまたがってインタリーブされるモー
ド1またはモード2の状態であるとする。ここで、ペア
の関係にある二つのMSHの双方が切り離しにより破棄
できない内容を持っている場合、それらのMSEを再構
成し、切り離さない記憶装置のみに対応付けるためには
。
片方のMSEの内容をさらに別のMSEに移動する必要
がある。この移動先のMSEがモード1もしくはモート
2のMSEであった場合、移動後そのインタリーブモー
トを変更し、切り窮されない記憶装置に対応付ける処理
がさらに必要になる。
がある。この移動先のMSEがモード1もしくはモート
2のMSEであった場合、移動後そのインタリーブモー
トを変更し、切り窮されない記憶装置に対応付ける処理
がさらに必要になる。
しかし、従来の再構成方法とインタリーブモード変更処
理とを単純に組み合せただけでは、この移動先MSEが
モード1もしくはモート2でないことは保証できず、処
理量が多くなる可能性がある。
理とを単純に組み合せただけでは、この移動先MSEが
モード1もしくはモート2でないことは保証できず、処
理量が多くなる可能性がある。
本発明の目的は、FAR変換方式とインタリーブとを同
時に適用した計算機システムにおいて、インタリーブ状
態に関係なく処理量を最小とする主記憶再構成方法を提
供することにある。
時に適用した計算機システムにおいて、インタリーブ状
態に関係なく処理量を最小とする主記憶再構成方法を提
供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
発明の記述および添付図面によって明らかになるであろ
う。
発明の記述および添付図面によって明らかになるであろ
う。
前記課題を解決するために、本発明の主記憶再構成方法
では、主記憶の再構成を行う際に、主記憶エレメントに
対して設定されたインタリーブモートと、該インタリー
ブモートに応して対応付けられた主記憶ユニット番号の
情報を利用し、再構成を行う主記憶エレメントを選択す
る順序を制御する。
では、主記憶の再構成を行う際に、主記憶エレメントに
対して設定されたインタリーブモートと、該インタリー
ブモートに応して対応付けられた主記憶ユニット番号の
情報を利用し、再構成を行う主記憶エレメントを選択す
る順序を制御する。
つまり、複数台の並列動作可能な記憶装置により構成さ
れた主記憶装置を有する計算機システムにおいて、書き
換え可能な変換表により、プログラムが用いる論理アド
レスと記憶装置の物理アドレス間のアドレス変換を行い
、さらに論理アドレスに対応してインタリーブモートを
持ち、該論理アドレス中の所定ビットによりその論理ア
ドレスに割り当てる記憶装置が選択され、一つの主記憶
再構成単位が論理アドレスにより複数の記憶装置に割り
当てられるアドレシング方式を持った主記憶の一部を切
り離す主記憶再構成を行うとき、切り離される記憶領域
のインタリーブモートと、当該領域の内容の再構成後の
保存要否の情報を用いて、再構成を行う領域の選択順序
を決定する。
れた主記憶装置を有する計算機システムにおいて、書き
換え可能な変換表により、プログラムが用いる論理アド
レスと記憶装置の物理アドレス間のアドレス変換を行い
、さらに論理アドレスに対応してインタリーブモートを
持ち、該論理アドレス中の所定ビットによりその論理ア
ドレスに割り当てる記憶装置が選択され、一つの主記憶
再構成単位が論理アドレスにより複数の記憶装置に割り
当てられるアドレシング方式を持った主記憶の一部を切
り離す主記憶再構成を行うとき、切り離される記憶領域
のインタリーブモートと、当該領域の内容の再構成後の
保存要否の情報を用いて、再構成を行う領域の選択順序
を決定する。
前記領域の選択順序は、まず、再構成後に内容保存の不
要な主要記憶領域の再構成処理を行い、次に内容保存の
必要な領域の処理を行う。
要な主要記憶領域の再構成処理を行い、次に内容保存の
必要な領域の処理を行う。
前記内容保存の必要な領域の処理を行うとき、まず、該
領域の論理アドレスに割り当てられた記憶装置の少なく
とも一つが切り離される記憶装置である領域の再構成処
理を行い、次に該領域の論理アドレスに割り当てられた
記憶装置がすべて切り離されない記憶装置である領域の
再構成処理を行う。
領域の論理アドレスに割り当てられた記憶装置の少なく
とも一つが切り離される記憶装置である領域の再構成処
理を行い、次に該領域の論理アドレスに割り当てられた
記憶装置がすべて切り離されない記憶装置である領域の
再構成処理を行う。
前記領域の論理アドレスに割り当てられた記憶装置の少
なくとも一つが切り離される記憶装置である領域の再構
成処理を行うとき、まず該論理アドレスのインタリーブ
モードの変更を行うために、再構成時に領域の論理アド
レスに割り当てられた記憶装置がすべて切り離されない
記憶装置である領域を必要とする領域の処理を行い、次
に必要としない領域の処理を行う。
なくとも一つが切り離される記憶装置である領域の再構
成処理を行うとき、まず該論理アドレスのインタリーブ
モードの変更を行うために、再構成時に領域の論理アド
レスに割り当てられた記憶装置がすべて切り離されない
記憶装置である領域を必要とする領域の処理を行い、次
に必要としない領域の処理を行う。
本発明では、主記憶エレメントに対して設定されたイン
タリーブモードと、該インタリーブモードに応じて対応
付けられた主記憶ユニット番号の情報を利用し、次の順
に処理を行う。ここで、以後の便宜のため、システムの
運転継続には必要でなく、内容の追出しもしくは廃棄可
能な主記憶エレメントをFree−MSE (F−MS
E) 、追出し不可能な主記憶エレメントをCharg
ed −M S E(C−MSE)と呼ぶこととする。
タリーブモードと、該インタリーブモードに応じて対応
付けられた主記憶ユニット番号の情報を利用し、次の順
に処理を行う。ここで、以後の便宜のため、システムの
運転継続には必要でなく、内容の追出しもしくは廃棄可
能な主記憶エレメントをFree−MSE (F−MS
E) 、追出し不可能な主記憶エレメントをCharg
ed −M S E(C−MSE)と呼ぶこととする。
さて、C−MSHの内容の移動先となる記憶装置間をま
たがるインタリーブをしないF−MSEを確保するため
、F−MSEのペアを最初に再構成する。次に、C−M
SEとC−MSEとのペアを、記憶装置間をまたがるイ
ンタリーブをしないF−MSEを利用して、C−MSE
、!:F−MSHのペアと、記憶装置間をまたがるイン
タリーブをしないC−MSEとに再構成する。そして、
記憶装置間をまたがるインタリーブをする主記憶エレメ
ントのペアを再構成する。そして、最後に記憶装置間を
またがるインタリーブをしない主記憶エレメントの再構
成を行う。
たがるインタリーブをしないF−MSEを確保するため
、F−MSEのペアを最初に再構成する。次に、C−M
SEとC−MSEとのペアを、記憶装置間をまたがるイ
ンタリーブをしないF−MSEを利用して、C−MSE
、!:F−MSHのペアと、記憶装置間をまたがるイン
タリーブをしないC−MSEとに再構成する。そして、
記憶装置間をまたがるインタリーブをする主記憶エレメ
ントのペアを再構成する。そして、最後に記憶装置間を
またがるインタリーブをしない主記憶エレメントの再構
成を行う。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
る。
本発明の実施例では、計算機システム構成として、主記
憶が二つの記憶装置から構成され、二つの記憶装置のう
ち、片方の記憶装置の使用を中止し、切り離す場合の主
記憶再構成方法について説明する。
憶が二つの記憶装置から構成され、二つの記憶装置のう
ち、片方の記憶装置の使用を中止し、切り離す場合の主
記憶再構成方法について説明する。
第7図は、主記憶エレメントの内容の移動と、論理的主
記憶アドレスと物理的主記憶アドレスとの対応付けの交
換、そして、さらにインタリーブモードの変更を行う処
理の手順を示した流れ図である。この処理では、まず、
内容保存を必要とするMSE (移動元MSE)から、
その内容を内容保存を必要としないMSE(移動先MS
E)に移動しくステップ701)、次に、移動元MSE
のMSUとの対応関係と、移動先MSEのMSUとの対
応関係を交換する(ステップ702)。さらに、移動元
MSEと移動先MSEとがペア関係にあるか否かを判定
しくステップ703)、ペア関係にある場合には、移動
元、移動先両方のMSHのインタリーブモードを変更し
、ペア関係を持った記憶装置間をまたがるインタリーブ
状態から、ペア関係を持たない記憶装置間をまたがらな
いインタリーブ状態に変更する(ステップ704)。
記憶アドレスと物理的主記憶アドレスとの対応付けの交
換、そして、さらにインタリーブモードの変更を行う処
理の手順を示した流れ図である。この処理では、まず、
内容保存を必要とするMSE (移動元MSE)から、
その内容を内容保存を必要としないMSE(移動先MS
E)に移動しくステップ701)、次に、移動元MSE
のMSUとの対応関係と、移動先MSEのMSUとの対
応関係を交換する(ステップ702)。さらに、移動元
MSEと移動先MSEとがペア関係にあるか否かを判定
しくステップ703)、ペア関係にある場合には、移動
元、移動先両方のMSHのインタリーブモードを変更し
、ペア関係を持った記憶装置間をまたがるインタリーブ
状態から、ペア関係を持たない記憶装置間をまたがらな
いインタリーブ状態に変更する(ステップ704)。
移動元MSEと移動先MSEとがペア関係にない場合に
は、移動元MSHのインタリーブモードと。
は、移動元MSHのインタリーブモードと。
移動先MSHのインタリーブモードとを比較しくステッ
プ705)、両者が異なる場合1両者のインタリーブモ
ードを交換する(ステップ706)。
プ705)、両者が異なる場合1両者のインタリーブモ
ードを交換する(ステップ706)。
これにより、移動元MSEの内容は保存され、さらに、
ペア関係にあった場合には記憶装置をまたがらないイン
タリーブモードに、ペア関係にない場合には、移動先M
SHの持っていたインタリーブモードに変更される。従
ってペア関係にない場合には、移動先MSEを本処理の
実行前にモード3もしくはモート4としておくことによ
り、内容保存のための内容移動と、記憶装置をまたがら
ないインタリーブ状態へのインタリーブモートの変更と
を同時に行うことができる。また1本処理は、ソフトウ
ェアで一処理ずつ実行しても、またハードウェアに本処
理を行う機能を持たせ、例えば一つの命令で実行させて
もよい。以後、本処理全体(700)を内容移動アドレ
ス交換処理と呼ぶこととする。
ペア関係にあった場合には記憶装置をまたがらないイン
タリーブモードに、ペア関係にない場合には、移動先M
SHの持っていたインタリーブモードに変更される。従
ってペア関係にない場合には、移動先MSEを本処理の
実行前にモード3もしくはモート4としておくことによ
り、内容保存のための内容移動と、記憶装置をまたがら
ないインタリーブ状態へのインタリーブモートの変更と
を同時に行うことができる。また1本処理は、ソフトウ
ェアで一処理ずつ実行しても、またハードウェアに本処
理を行う機能を持たせ、例えば一つの命令で実行させて
もよい。以後、本処理全体(700)を内容移動アドレ
ス交換処理と呼ぶこととする。
次に、上記内容移動アドレス交換処理を用いて、主記憶
を構成する二つの記憶装置のうち1片方の記憶装置の使
用を中止し、切り離す場合の主記憶再構成方法を説明す
る。
を構成する二つの記憶装置のうち1片方の記憶装置の使
用を中止し、切り離す場合の主記憶再構成方法を説明す
る。
第1図にその流れ図を示す。二つの記憶装置の片方を切
り離す場合には、切り離す記憶装置の容量と同じ容量の
F−MSE (Free−MSE ;内容の追出し若し
くは廃棄可能な主記憶エレメント)が存在することが前
提である。従って、C−MSE (Charged−M
S E ;追出し不可能な主記憶エレメント)のペアに
対応してF−MSEのペアかまたは記憶装置間をまたが
らないインタリーブ状態のF−MSEが必ず存在するこ
とを前提として説明する。
り離す場合には、切り離す記憶装置の容量と同じ容量の
F−MSE (Free−MSE ;内容の追出し若し
くは廃棄可能な主記憶エレメント)が存在することが前
提である。従って、C−MSE (Charged−M
S E ;追出し不可能な主記憶エレメント)のペアに
対応してF−MSEのペアかまたは記憶装置間をまたが
らないインタリーブ状態のF−MSEが必ず存在するこ
とを前提として説明する。
記憶装置間をまたがるインタリーブをする主記憶エレメ
ントは、片方の記憶装置を切り離す場合。
ントは、片方の記憶装置を切り離す場合。
記憶装置間をまたがるインタリーブ状態から記憶装置間
をまたがらないインタリーブ状態ヘノインタリーブモー
ドの変更を必要とする。先に述べたように、このような
主記憶エレメントは必ずペアを組んでいる。この主記憶
エレメントのペアは、その両方がF−MSE、片方がF
−MSE、両方ともC−MSEの三通りの場合がある。
をまたがらないインタリーブ状態ヘノインタリーブモー
ドの変更を必要とする。先に述べたように、このような
主記憶エレメントは必ずペアを組んでいる。この主記憶
エレメントのペアは、その両方がF−MSE、片方がF
−MSE、両方ともC−MSEの三通りの場合がある。
両方ともF−MSEである第一の場合、記憶内容の保証
は必要でないため、内容の移動は不必要であり、単にイ
ンタリーブモードを変更するだけでよい。片方がC−M
SE、もう一方がF−MSEである第二の場合、C−M
SEの内容の保存が必要であるため、C−MSEの内容
をF−MSEに移動し、インタリーブモードを変更する
。この時、F−MSHの内容は、C−MSHの内容に置
き換えられて破壊される。また、この二つのMSEはペ
ア関係にあるので、その内容が互いにいわばジグザグに
配置されており1両者に同じ内容を持たせることにより
内容の配置に影響を及ぼすことなくインタリーブモート
の変更が可能である。以上二つの場合では、処理は選択
の余地なく一意に決まる。
は必要でないため、内容の移動は不必要であり、単にイ
ンタリーブモードを変更するだけでよい。片方がC−M
SE、もう一方がF−MSEである第二の場合、C−M
SEの内容の保存が必要であるため、C−MSEの内容
をF−MSEに移動し、インタリーブモードを変更する
。この時、F−MSHの内容は、C−MSHの内容に置
き換えられて破壊される。また、この二つのMSEはペ
ア関係にあるので、その内容が互いにいわばジグザグに
配置されており1両者に同じ内容を持たせることにより
内容の配置に影響を及ぼすことなくインタリーブモート
の変更が可能である。以上二つの場合では、処理は選択
の余地なく一意に決まる。
主記憶エレメントのペアの両方がCMSEである第三の
場合、片方のC−MSHの内容を別のF−MSHに移動
し、この記憶エレメントのペアを第二の場合と同じF−
MSEとC−MSEとのペアに変更しなければ、インタ
リーブモードの変更ができない。この時、片方のC−M
SHの内容を移動する別のMSEが記憶装置間をまたが
るインタリーブを行っているか否かによって、処理量に
差が生じる。該MSEが記憶装置を跨るインタリーブを
行っていた場合、そのインタリーブモードを変更する処
理がさらに必要となる。従って、処理量を最小にするた
めには、C−MSEペアの片方の内容を退避移動するF
−MSEは、記憶装置間をまたがらないインタリーブモ
ードのMSEでなければならない。
場合、片方のC−MSHの内容を別のF−MSHに移動
し、この記憶エレメントのペアを第二の場合と同じF−
MSEとC−MSEとのペアに変更しなければ、インタ
リーブモードの変更ができない。この時、片方のC−M
SHの内容を移動する別のMSEが記憶装置間をまたが
るインタリーブを行っているか否かによって、処理量に
差が生じる。該MSEが記憶装置を跨るインタリーブを
行っていた場合、そのインタリーブモードを変更する処
理がさらに必要となる。従って、処理量を最小にするた
めには、C−MSEペアの片方の内容を退避移動するF
−MSEは、記憶装置間をまたがらないインタリーブモ
ードのMSEでなければならない。
以上により、最適な主記憶再構成処理順序は次のように
なる。まず、記憶装置間をまたがらないインタリーブモ
ードのF−MSEを確保するため。
なる。まず、記憶装置間をまたがらないインタリーブモ
ードのF−MSEを確保するため。
F−MSHのペアを最初に再構成する。F−MSEのペ
アの場合、内容の移動は必要ないため、インタリーブモ
ードのみを変更して、記憶装置をまたがらないインタリ
ーブ状態とする(ステップ104)。次にステップ10
1で確保された使用継続側にある記憶装置間をまたがら
ないインタリーブ状態のF−MSEを利用して、C−M
SEとCMSEとのペアを、C−MSEとF−MSEの
ペアと、記憶装置間をまたがらないインタリーブ状態の
C−MSEとに再構成する。即ち、C−MSEペアの片
方を移動元に、使用継続側にある記憶装置間をまたがら
ないF−MSEを移動先として内容移動アドレス交換処
理を行い、C−MSEを使用継続側記憶装置に対応付け
る(ステップ102)。その結果、残されたのは、F−
MSEとC−MSEとのペアと、記憶装置間をまたがら
ないインタリーブ状態にあるMSEである。そこで、次
にF−MSEとC−MSEとのペアの再構成を行う。即
ち、C−MSEを移動元に、F’ −M S Eを移動
先として内容移動アドレス交換処理を行い、C−MSE
を使用継続側記憶装置に対応付ける(ステップ103)
。そして、最後に記憶装置間をまたがらないインタリー
ブ状態のC−MSEを記憶装置間をまたがらないインタ
リーブ状態のF−MSEと内容移動アドレス交換処理を
行う(ステップ104)。
アの場合、内容の移動は必要ないため、インタリーブモ
ードのみを変更して、記憶装置をまたがらないインタリ
ーブ状態とする(ステップ104)。次にステップ10
1で確保された使用継続側にある記憶装置間をまたがら
ないインタリーブ状態のF−MSEを利用して、C−M
SEとCMSEとのペアを、C−MSEとF−MSEの
ペアと、記憶装置間をまたがらないインタリーブ状態の
C−MSEとに再構成する。即ち、C−MSEペアの片
方を移動元に、使用継続側にある記憶装置間をまたがら
ないF−MSEを移動先として内容移動アドレス交換処
理を行い、C−MSEを使用継続側記憶装置に対応付け
る(ステップ102)。その結果、残されたのは、F−
MSEとC−MSEとのペアと、記憶装置間をまたがら
ないインタリーブ状態にあるMSEである。そこで、次
にF−MSEとC−MSEとのペアの再構成を行う。即
ち、C−MSEを移動元に、F’ −M S Eを移動
先として内容移動アドレス交換処理を行い、C−MSE
を使用継続側記憶装置に対応付ける(ステップ103)
。そして、最後に記憶装置間をまたがらないインタリー
ブ状態のC−MSEを記憶装置間をまたがらないインタ
リーブ状態のF−MSEと内容移動アドレス交換処理を
行う(ステップ104)。
次に、これらの各処理を詳細に説明する。
第8図(a)は、F−MSEのペアを再構成する処理(
第1図ステップ101)の流れ図である。
第1図ステップ101)の流れ図である。
また、第8図(b)は、処理前の状態を示す図、第8図
(c)は、処理後の状態を示す図である。
(c)は、処理後の状態を示す図である。
本処理ではまず、全てのMSEを順に検査しくステップ
804による繰り返し)モード1およびモード2のMS
Eペア中で、両方ともF−MSEであるものを捜す(ス
テップ801,802)。
804による繰り返し)モード1およびモード2のMS
Eペア中で、両方ともF−MSEであるものを捜す(ス
テップ801,802)。
次に発見されたF−MSEのペアに対して内容移動アド
レス交換処理を行い、内容の移動は不要なので、インタ
リーブモードを変更する(ステップ803)。その結果
、F−MSEペアは、モート3およびモード4のF−M
SEペアとなる。両方のF−MSHの内容は破壊される
。
レス交換処理を行い、内容の移動は不要なので、インタ
リーブモードを変更する(ステップ803)。その結果
、F−MSEペアは、モート3およびモード4のF−M
SEペアとなる。両方のF−MSHの内容は破壊される
。
第9図(a)は、C−MSEのペアを再構成する処理(
第2図ステップ1o2)の流れ図、第9図(b)は、処
理前の状態を示す図、第9図(c)は、処理後の状態を
示す図である。
第2図ステップ1o2)の流れ図、第9図(b)は、処
理前の状態を示す図、第9図(c)は、処理後の状態を
示す図である。
本処理には、内容を移動する先として、モード3または
モード4のF−MSEが必要となる。まず、全てのMS
Eを順に検査しくステップ905による繰り返し)、モ
ード1およびモード2のMSEペア中で、両方ともC−
MSEであるものを捜す(ステップ901,902)。
モード4のF−MSEが必要となる。まず、全てのMS
Eを順に検査しくステップ905による繰り返し)、モ
ード1およびモード2のMSEペア中で、両方ともC−
MSEであるものを捜す(ステップ901,902)。
次にモード3またはモード4のF−MSEを捜す(ステ
ップ903)。片方の記憶装置の切り離しを可能とする
前提条件として、切り離す記憶装置と同容量のF−MS
Eが存在すれば、この移動先となるF−MSEは必ず存
在する。そして、C−MSEペアの片方と、内容移動先
F−MSEとに対し、内容移動アドレス交換処理を行い
、内容の移動、アドレス対応付けの変更、インタリーブ
モードの変更を行う(ステップ9o4)。これにより、
内容移動アドレス交換処理の対象とした方のC−MSH
の内容は、使用継続側MSUに対応する(モート3また
はモード4の)F−MSEに複写され、使用継続側のM
SUに対応した(モード3またはモート4の)C−MS
Eとなる。もとのC−MSEはF−MSEとなり、その
内容は破壊される。この結果、再構成命令の対象となら
なかった方のC−M SEは、再構成対象となったF−
MSEとペアとなる。
ップ903)。片方の記憶装置の切り離しを可能とする
前提条件として、切り離す記憶装置と同容量のF−MS
Eが存在すれば、この移動先となるF−MSEは必ず存
在する。そして、C−MSEペアの片方と、内容移動先
F−MSEとに対し、内容移動アドレス交換処理を行い
、内容の移動、アドレス対応付けの変更、インタリーブ
モードの変更を行う(ステップ9o4)。これにより、
内容移動アドレス交換処理の対象とした方のC−MSH
の内容は、使用継続側MSUに対応する(モート3また
はモード4の)F−MSEに複写され、使用継続側のM
SUに対応した(モード3またはモート4の)C−MS
Eとなる。もとのC−MSEはF−MSEとなり、その
内容は破壊される。この結果、再構成命令の対象となら
なかった方のC−M SEは、再構成対象となったF−
MSEとペアとなる。
第10図(a)は、C−MSEとF−MSEとのペアを
再構成する処理(第1図ステップ103)の流れ図、第
10図(b)は、処理前の状態を示す図、第10図(c
)は、処理後の状態を示す図である。
再構成する処理(第1図ステップ103)の流れ図、第
10図(b)は、処理前の状態を示す図、第10図(c
)は、処理後の状態を示す図である。
本処理では、まず、全てのMSEを順に検査しくステッ
プ1004による繰り返し)、モード1およびモード2
のMSEペア中F−MSEとC−MSHのペアであるも
の(残っているペアは全てこの状態である)を捜す(ス
テップ10(1,1002)。次にそのC−MSE、F
−MSEのペアに対し内容移動アドレス交換処理を行い
、内容の複写、アドレス対応付けの変更、インタリーブ
モードの変更を行う(ステップ1003)。その結果、
MSEペアは、モード3およびモード4のMSEペアと
なり、使用継続側MSUに対応した(モード3またはモ
ード4の)MSEがC−MSEとなる。
プ1004による繰り返し)、モード1およびモード2
のMSEペア中F−MSEとC−MSHのペアであるも
の(残っているペアは全てこの状態である)を捜す(ス
テップ10(1,1002)。次にそのC−MSE、F
−MSEのペアに対し内容移動アドレス交換処理を行い
、内容の複写、アドレス対応付けの変更、インタリーブ
モードの変更を行う(ステップ1003)。その結果、
MSEペアは、モード3およびモード4のMSEペアと
なり、使用継続側MSUに対応した(モード3またはモ
ード4の)MSEがC−MSEとなる。
第11図(a)は、記憶装置間をまたがるインタリーブ
状態にないMSE、即ちペア関係にないMSEを再構成
する処理(第1図ステップ1004)の流れ図、第11
図(b)は、処理前の状態を示す図、第11図(c)は
、処理後の状態を示す図である。 本処理では、全ての
MSEを順に検査し、(ステップ1105による繰り返
し)、モード3またはモート4(全てのMSEがこの状
態である)である切り離し側にあるC−MSEを捜す(
ステップ1101.1102)。次に移動先となるモー
ド3またはモード4のF−MSEを捜す(ステップ11
03)。そして、C−MSEと、内容移動先F−MSE
とに対し、内容移動アドレス交換処理を行い、内容の移
動、アドレス対応付けの変更、インタリーブモードの交
換を行う(ステップ1104)。これにより、C−MS
Eの内容は、使用継続側MSUに対応する(モード3ま
たはモード4の)F−MSEに複写され、使用継続側M
SUに対応した(モード3またはモード4の)C−MS
Eとなる。
状態にないMSE、即ちペア関係にないMSEを再構成
する処理(第1図ステップ1004)の流れ図、第11
図(b)は、処理前の状態を示す図、第11図(c)は
、処理後の状態を示す図である。 本処理では、全ての
MSEを順に検査し、(ステップ1105による繰り返
し)、モード3またはモート4(全てのMSEがこの状
態である)である切り離し側にあるC−MSEを捜す(
ステップ1101.1102)。次に移動先となるモー
ド3またはモード4のF−MSEを捜す(ステップ11
03)。そして、C−MSEと、内容移動先F−MSE
とに対し、内容移動アドレス交換処理を行い、内容の移
動、アドレス対応付けの変更、インタリーブモードの交
換を行う(ステップ1104)。これにより、C−MS
Eの内容は、使用継続側MSUに対応する(モード3ま
たはモード4の)F−MSEに複写され、使用継続側M
SUに対応した(モード3またはモード4の)C−MS
Eとなる。
以上、FAR変換とインタリーブの両方式を採用する主
記憶の最適な再構成方法の一実施例にって述べた。なお
、第1図に示した処理の実行順序を守れば、ステップ1
01〜104に相当する第8図〜第11図に示した処理
の実行方法は多少異なっていても再構成処理量を増加す
ることにはならない。
記憶の最適な再構成方法の一実施例にって述べた。なお
、第1図に示した処理の実行順序を守れば、ステップ1
01〜104に相当する第8図〜第11図に示した処理
の実行方法は多少異なっていても再構成処理量を増加す
ることにはならない。
以上、説明したように、本発明によれば、主記憶エレメ
ントに対して設定されたインタリーブモートと、該イン
タリーブモードに応じて対応相られた主記憶ユニット番
号の情報を利用してF−MSEペア、C−MSEペア、
F/C−MSEペア、最後にペアを組まないM S E
の再構成をこの順序で行うことにより、インタリーブ単
位の大きさに関係なく、主記憶の再構成処理量を最小と
するという効果がある。
ントに対して設定されたインタリーブモートと、該イン
タリーブモードに応じて対応相られた主記憶ユニット番
号の情報を利用してF−MSEペア、C−MSEペア、
F/C−MSEペア、最後にペアを組まないM S E
の再構成をこの順序で行うことにより、インタリーブ単
位の大きさに関係なく、主記憶の再構成処理量を最小と
するという効果がある。
第1図は、本発明の主記憶再構成方法を示す流れ図、
第2図は、主記憶アクセスを説明するための図、第3図
は、FAR変換を説明するための図、第4図(a)、(
b)は、従来の主記憶再構成方法を示す図、 第5図は、従来の主記憶再構成方法を示す流れ図、 第
6図(、) 〜(d)は、従来のFAR毎のインタリー
ブモードを説明するための図、第7図は1本発明の内容
移動アドレス交換処理の流れ図 第8図(a)〜(c)から第11図(、)〜(c)は、
本発明の主記憶再構成方法の詳細な流れ図である。 図中、 21 a 〜21d 、 33a −33d
、 43a 〜43d 。 62a −62d−命令処理装置、22a ・22b
、 34a ・34b 、 44a ・44b−記憶制
御装置、24a ・24b 。 35a ・35b 、 45a ・45b ・記憶装
置、31.41.61・・論理的主記憶、37a ・3
7b 、 46a ・46b 、 65a ・65b
〜68a ・68b−主記憶エレメント、32a−32
k 、 42a −42k −F A R138a ・
38b 、 47a ・47b 、 60a ・60b
・主記憶ユニット、69a〜69i。 601a〜601i、 602a〜6G2i−インタリ
ーブ単位。
は、FAR変換を説明するための図、第4図(a)、(
b)は、従来の主記憶再構成方法を示す図、 第5図は、従来の主記憶再構成方法を示す流れ図、 第
6図(、) 〜(d)は、従来のFAR毎のインタリー
ブモードを説明するための図、第7図は1本発明の内容
移動アドレス交換処理の流れ図 第8図(a)〜(c)から第11図(、)〜(c)は、
本発明の主記憶再構成方法の詳細な流れ図である。 図中、 21 a 〜21d 、 33a −33d
、 43a 〜43d 。 62a −62d−命令処理装置、22a ・22b
、 34a ・34b 、 44a ・44b−記憶制
御装置、24a ・24b 。 35a ・35b 、 45a ・45b ・記憶装
置、31.41.61・・論理的主記憶、37a ・3
7b 、 46a ・46b 、 65a ・65b
〜68a ・68b−主記憶エレメント、32a−32
k 、 42a −42k −F A R138a ・
38b 、 47a ・47b 、 60a ・60b
・主記憶ユニット、69a〜69i。 601a〜601i、 602a〜6G2i−インタリ
ーブ単位。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数台の並列動作可能な記憶装置により構成された
主記憶装置を有する計算機システムにおいて、書き換え
可能な変換表により、プログラムが用いる論理アドレス
と記憶装置の物理アドレス間のアドレス変換を行い、さ
らに論理アドレスに対応してインタリーブモードを持ち
、該論理アドレス中の所定ビットによりその論理アドレ
スに割り当てる記憶装置が選択され、一つの主記憶再構
成単位が論理アドレスにより複数の記憶装置に割り当て
られるアドレッシング方式を持った主記憶の一部を切り
離す主記憶再構成を行うとき、切り離される記憶領域の
インタリーブモードと、当該領域の内容の再構成後の保
存要否の情報を用いて、再構成を行う領域の選択順序を
決定することを特徴とする主記憶再構成方法。 2、前記領域の選択順序は、まず、再構成後に内容保存
の不要な主記憶領域の再構成処理を行い、次に内容保存
の必要な領域の処理を行うことを特徴とする請求項1記
載の主記憶再構成方法。 3、前記内容保存の必要な領域の処理を行うとき、まず
、該領域の論理アドレスに割り当てられた記憶装置の少
なくとも一つが切り離される記憶装置である領域の再構
成処理を行い、次に該領域の論理アドレスに割り当てら
れた記憶装置がすべて切り離されない記憶装置である領
域の再構成処理を行うことを特徴とする請求項1又は2
記載の主記憶再構成方法。 4、前記領域の論理アドレスに割り当てられた記憶装置
の少なくとも一つが切り離される記憶装置である領域の
再構成処理を行うとき、まず該論理アドレスのインタリ
ーブモードの変更を行うために、再構成時に領域の論理
アドレスに割り当てられた記憶装置がすべて切り離され
ない記憶装置である領域を必要とする領域の処理を行い
、次に必要としない領域の処理を行うことを特徴とする
請求項1乃至3の各項に記載の主記憶再構成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13609790A JPH0430232A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 主記憶再構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13609790A JPH0430232A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 主記憶再構成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430232A true JPH0430232A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15167197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13609790A Pending JPH0430232A (ja) | 1990-05-25 | 1990-05-25 | 主記憶再構成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430232A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008084531A1 (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-17 | Netcleus Systems Corporation | メモリ管理装置 |
-
1990
- 1990-05-25 JP JP13609790A patent/JPH0430232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008084531A1 (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-17 | Netcleus Systems Corporation | メモリ管理装置 |
US8060723B2 (en) | 2007-01-10 | 2011-11-15 | Kernelon Silicon Inc. | Memory management device |
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