JPH04302191A - マルチビーム半導体レーザ - Google Patents

マルチビーム半導体レーザ

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JPH04302191A
JPH04302191A JP6691591A JP6691591A JPH04302191A JP H04302191 A JPH04302191 A JP H04302191A JP 6691591 A JP6691591 A JP 6691591A JP 6691591 A JP6691591 A JP 6691591A JP H04302191 A JPH04302191 A JP H04302191A
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JP
Japan
Prior art keywords
laser
section
light
semiconductor laser
emitting end
Prior art date
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Pending
Application number
JP6691591A
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English (en)
Inventor
Shoji Hirata
照二 平田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチビーム半導体レ
ーザ特に自動出力制御型のマルチビーム半導体レーザに
係わる。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザは一般に、温度変化や特性
劣化等によって生じる出力の変動を抑制するために、そ
の光出力を測定して受光素子によって検出し、光出力を
一定に保持するいわゆる自動出力制御(APC:Aut
o PowerControl)駆動がなされている。 即ち通常一般の半導体レーザにおいては、図2の略線的
拡大側面図に示すように、半導体レーザ22がマウント
された支持基台11上に、半導体レーザ22の背部に対
向して半導体レーザ22からの後方光LB を受光する
フォトダイオード等の光検出素子21がマウントされ、
この光検出素子21からの検出出力をもってAPC駆動
を行うようになされている。LF は半導体レーザ22
の前方光である。
【0003】このようなAPC駆動を行うための構成を
、そのままマルチビーム半導体レーザ、即ち半導体レー
ザアレイに適用する場合、図3の略線的拡大上面図に示
すように、そのマルチビーム半導体レーザ10の複数本
の後方からの光LB の総和を光検出素子21で受光し
てしまい、独立に各半導体レーザをモニターすることは
難しい。
【0004】また、図4の略線的拡大上面図に示すよう
に、光検出素子21を独立分離して設ける場合において
も、マルチビーム半導体レーザ10の各半導体レーザ素
子を独立にモニターするためには、各半導体レーザ素子
から出射される光がある程度の広がりをもっているため
に、これら光検出素子21とマルチビーム半導体レーザ
10の発光面1Sとの間隔dを数μm程度の微小な間隔
とする必要があり、独立モニターを実現することが難し
いという問題があった。
【0005】このような問題を解決するために、特開平
1−155676号公開公報において、各半導体レーザ
に対応する光検出素子間に半導体レーザを遮蔽する遮蔽
部材を設ける構造が提案されている。この半導体レーザ
装置を図5の略線的拡大斜視図を参照して説明する。
【0006】図5に示すように、支持基台11上に半導
体レーザアレイ13が接着剤等によって固定され、14
a,14b,14c,14dはそのレーザ光出射領域で
、各領域の後方即ち出射端面とは反対側の後方端面に対
向して受光素子15a,15b,15c,15dが支持
体12に保持されて設けられて成る。そして各受光素子
15a,15b,15c,15dの間に、半導体レーザ
アレイ13の後方端面からのレーザ光を横方向に遮光す
る薄板状の遮光体16a,16b,16cが設けられる
。この遮光体16a,16b,16cは例えば図6に示
すように、帯状の部材に薄板状の部材が柱状に配列され
て一体に形成されて成り、その帯状部材の裏面17が、
図5における支持基台11上に接着剤等によって固定さ
れて構成される。このように遮光体16a,16b,1
6cを設けることによって、半導体レーザアレイ13の
各出射領域14a,14b,14c,14dの後方から
出射されるレーザ光をそれぞれ独立に受光素子15a,
15b,15c,15dに入射することができて、独立
に各半導体レーザをモニターすることができ、上述のA
PC駆動が可能となる。
【0007】しかしながら、この場合は、構造が複雑で
製造工程が煩雑となるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上述したマルチビーム半導体レーザにおい
て、その各レーザ光を独立に検出して制御駆動し得る構
造を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明マルチビーム半導
体レーザの一例の略線的拡大斜視図を図1に示す。本発
明は図1に示すように、複数のレーザ素子37(37A
,37B,37C‥‥)の各発光端面1(1A,1B,
1C‥‥)が配列されたレーザ部30即ち複数のレーザ
素子37(37A,37B,37C‥‥)が配列されて
成るマルチビーム半導体レーザ10と、その各発光端面
1(1A,1B,1C‥‥)に対向して配列された受光
部2(2A,2B,2C‥‥)を有する光検出部40と
が設けられ、光検出部40には、これと同一構成材によ
って各受光部2(2A,2B,2C‥‥)間に、各対応
する発光端面1(1A,1B,1C‥‥)以外からの光
を遮光する突出部3(3A,3B,3C,3D‥‥)が
設けられて成る。
【0010】
【作用】上述したように、本発明マルチビーム半導体レ
ーザでは、光検出部40の受光部2間に、その構成部材
と同一の部材によって構成される突出部3が設けられて
成るため、発光端面1からのレーザ光LB がある程度
の広がりをもってこの光検出部40に入射されても、こ
れら突出部3がいわば遮光部材となって、隣合う発光端
面1からのレーザ光LB を互いに独立に各受光部2に
受光させることができる。
【0011】従って、レーザ部30の各レーザから出射
されるレーザ光LBを、この受光部2に確実に個別に受
光させることができ、これにより各レーザ光LB の出
力を検出して、レーザ部30における各レーザの出力を
モニターすることができる。
【0012】またこのとき、突出部3の形状を適切に選
定することによって、レーザ部30からのレーザ光LB
 を乱反射させて、レーザ部30への戻り光を低減化す
ることができる。
【0013】
【実施例】以下本発明による自動出力制御型のマルチビ
ーム半導体レーザの一例を図1を参照して詳細に説明す
る。この例においては、一の基板上にレーザ部30と光
検出部40とを同時に形成するいわゆるモノリシック型
とした場合で、図1においてはレーザ光LB のうち3
本を示すものである。
【0014】この場合、図1に示すように、例えばn型
のGaAs等より成る基板20上に、第1導電型例えば
n型のAlGaAs等より成る第1の半導体層31、G
aAs等より成る真性の第2の半導体層32、第2導電
型例えばp型のAlGaAs等より成る第3の半導体層
33を、順次MOCVD(有機金属による化学的気相成
長)法等によって形成する。
【0015】そして第3の半導体層33、第2の半導体
層32、第1の半導体層31を横切る深さに一側面が鋸
歯状パターンを有し、他側面が直線的な溝38を例えば
RIE(反応性イオンエッチング)等の異方性エッチン
グによって基板に直交する角度をもってエッチングして
形成する。このようにして、溝38の鋸歯状側面におい
て他側面側に突出する複数個の突出部3(3A,3B,
3C,3D‥‥)を配列形成する。
【0016】そして、溝38によって区分された一方の
領域即ち溝38の平坦側面側の領域において、マルチビ
ーム半導体レーザ部30を構成し、他方の領域即ち溝3
8の鋸歯状側面側の領域において、光検出部40を構成
する。
【0017】即ち第1の半導体層31、第2の半導体層
32、第3の半導体層33を下層クラッド層、活性層、
上層クラッド層とするレーザ部30を構成する。
【0018】一方、第1の半導体層31、第2の半導体
層32、第3の半導体層33によってpin型のフォト
ダイオードによる光検出部40を構成する。
【0019】各レーザ部30、光検出部40には、それ
ぞれ少なくとも第3の半導体層33と第2の半導体層3
2とを横切る深さに、溝38の長手方向と直交してかつ
それぞれ光検出部40の突出部3に対向する位置にそれ
ぞれ同様にRIE等の異方性エッチングによる溝5及び
6を形成して、各溝5間及び各溝6間において、複数の
レーザ素子37(37A,37B,37C‥‥)及び受
光部2(2A,2B,2C‥‥)を画成形成する。
【0020】レーザ部30の、複数のレーザ素子37に
は、各溝38とは反対側の端面にそれぞれ発光端面35
が形成され、この端面35(35A,35B,35C‥
‥)と、溝38側の端面1(1A,1B,1C‥‥)即
ち後方の発光端面1との距離は、所要の共振器長を設定
する距離となるように選定される。
【0021】そしてレーザ部30の各半導体レーザ素子
37、及び光検出部40の各受光部2に対して、p型の
第3の半導体層33上にそれぞれ各溝5及び6に沿って
延長する平行帯状パターンの電極34(34A,34B
,34C‥‥)及び電極4(4A,4B,4C‥‥)を
形成する。
【0022】また、図示しないが各レーザ部30及び光
検出部40には、それぞれ例えば第1の半導体層31を
外部に露出して、ここから電極導出を行う。
【0023】このようにしてレーザ部30の各半導体レ
ーザ素子37の前方端面及び後方端面から、それぞれ複
数の前方レーザ光LF 及び後方LB が発光されるよ
うになして、各後方のレーザ光LB が、光検出部40
の対応する各受光部2において受光されるようにする。 このとき、各レーザ素子37の後方光LB は所要の広
がりをもって発散するが、突出部3の存在によって広が
りが遮られるように、突出部先端と発光端面1との距離
d1 をあらかじめ設定する。このようにすることによ
って、対応する各受光部2に、各発光端面1からのレー
ザ光LB が個別に受光されるようにする。
【0024】即ち各受光部2と発光端面1との距離をd
2 とするとき、d1 <d2 とする。
【0025】また電極4は、受光部端面から例えば5μ
m程度以上の間隔d3 をもって配置される。
【0026】このようにして、レーザ部30の各発光端
面1(1A,1B,1C‥‥)からのレーザ光をそれぞ
れ受光部2(2A,2B,2C‥‥)で受光し、更にこ
こからの出力を電極4(4A,4B,4C‥‥)から個
別に検出することができて、APC機構を持たしめるこ
とができる。
【0027】またこのように突出部を受光部の構成材料
と一体に形成することによって、遮光部材を別体に設け
る場合に比して、工程数の増加を抑制することができる
【0028】更に、上述したように、突出部3の形状を
鋸歯状としたので、受光部2において発光端面1と平行
となる面がほとんど生じないことから、この受光部2か
らの戻り光による、各レーザ素子37におけるノイズの
発生を効果的に回避することができる。
【0029】上述した例では、溝38の光検出部40側
の側面を鋸歯状とした場合であるが、このような鋸歯状
に限らず、円弧状等、各受光部2に対して対応するレー
ザ素子37からのレーザ光LB 以外の光を遮蔽してク
ロストークを低減し、かつ各半導体レーザ素子37に対
する戻り光を低減することのできる、種々の凹凸形状と
することができる。
【0030】更にまた上述の例においてはレーザ部30
と光検出部40とを同時に一の基板上に形成するいわゆ
るモノリシック型構成とした場合であるが、別体の基板
上にそれぞれレーザ部と光検出部とを形成し、レーザ部
の発光端面からのレーザ光が光検出部の受光部に入射さ
れるように位置合せを行ってマルチビーム半導体レーザ
を構成してもよい。この場合には、光検出部のみを例え
ばSi基板等の安価な材料を用いることができる。
【0031】また上述のレーザ部、光検出部の構成材料
としてはGaAs基板上にAlGaAs系の材料を形成
したが、その他放熱効果のある例えばSi基板上にGa
As、InP系等の種々の半導体レーザを形成したり、
またn型Si基板上にB等の不純物を注入する等して光
検出部を構成する等、種々の材料を用いることができる
【0032】
【発明の効果】上述したように本発明マルチビーム半導
体レーザによれば、確実にマルチビーム半導体レーザか
ら発光されるレーザ光を独立に検出することができて、
マルチビーム半導体レーザのAPC駆動を行うことがで
きる。
【0033】更に、遮光体として機能する突出部3を、
光検出部40において一体に構成するため、工程数の増
加を回避することができ、特にレーザ部30と光検出部
40とを一体に構成する場合は、製造工程数の低減化を
はかることができる。
【0034】また更にこの突出部3の形状を適切に設定
することによって、受光部2からの戻り光の低減化をは
かることができ、より精度良くマルチビーム半導体レー
ザをAPC駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明マルチビーム半導体レーザの一例の略線
的拡大斜視図である。
【図2】半導体レーザの一例の略線的拡大側面図である
【図3】従来のマルチビーム半導体レーザの一例の略線
的拡大上面図である。
【図4】従来のマルチビーム半導体レーザの一例の略線
的拡大上面図である。
【図5】従来のマルチビーム半導体レーザの一例の略線
的拡大斜視図である。
【図6】遮光体の一例の略線的拡大斜視図である。
【符号の説明】
1  発光端面 2  受光部 3  突出部 4  電極 5  溝 6  溝 20  基板 30  レーザ部 31  第1の半導体層 32  第2の半導体層 33  第3の半導体層 34  電極 35  発光端面 37  半導体レーザ素子 38  溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の発光端面が配列されたレーザ部
    と、各発光端面に対向して配列された受光部を有する光
    検出部とが設けられ、上記光検出部には、これと同一構
    成材によって上記各受光部間に、各対応する上記発光端
    面以外からの光を遮光する突出部が設けられて成ること
    を特徴とするマルチビーム半導体レーザ。
JP6691591A 1991-03-29 1991-03-29 マルチビーム半導体レーザ Pending JPH04302191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6691591A JPH04302191A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 マルチビーム半導体レーザ

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JP6691591A JPH04302191A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 マルチビーム半導体レーザ

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JPH04302191A true JPH04302191A (ja) 1992-10-26

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ID=13329747

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JP6691591A Pending JPH04302191A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 マルチビーム半導体レーザ

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JP (1) JPH04302191A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11220213A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体光源装置、および、その制御方法
JP2018026479A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 富士ゼロックス株式会社 発光素子アレイ、及び光伝送装置

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