JPH04301931A - 無線電話システム及び無線通信装置 - Google Patents

無線電話システム及び無線通信装置

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JPH04301931A
JPH04301931A JP8963091A JP8963091A JPH04301931A JP H04301931 A JPH04301931 A JP H04301931A JP 8963091 A JP8963091 A JP 8963091A JP 8963091 A JP8963091 A JP 8963091A JP H04301931 A JPH04301931 A JP H04301931A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線電話システムに係り
、特に、マルチチャネルアクセスの無線接続方式の無線
電話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無線送受信部を有する移動機と、
前記移動機の無線送受信部との間で情報信号を送受信す
る無線送受信部を有すると共に電話回線に接続され且つ
前記移動機の送受信部との間で情報信号を送受信するに
際し複数の通話チャネルの中から空チャネルを選出し、
当該選出した空チャネルに関するデータを制御チャネル
を介して送出するマルチチャネルアクセスの無線接続方
式の固定機とを備え、前記固定機に記憶されたアルゴリ
ズムで前記固定機の送受信部と前記移動機の送受信部と
の間を接続する通話チャネルのアクセスを行なう無線電
話システムは公知である。
【0003】斯かる無線電話システムにおいて、前記固
定機に記憶されて該固定機の送受信部と前記移動機の送
受信部との間を接続する通話チャネルの割り当てを行な
うアルゴリズムは、その割り当て時点で、前記通話チャ
ネルが空きであるか否かを判別することにより、通話チ
ャネルを割り当てるようになっていた。即ち、当該通話
チャネルを割り当てるか否かは、通話チャネルが空きで
あるか否かの判定のみで決定するもので、当該通話チャ
ネルの過去の接続履歴がどのようなものであるかについ
ては、全く考慮されていなかった。
【0004】そのため、制御チャネルによって指定され
た空きの通話チャネルを使って通話するに際して、ノイ
ズ、ハードの故障或はハードの設置場所の環境条件等に
よって、通話チャネルの接続(確立)に失敗した場合、
その接続動作を遮断して、改めて、他の空きの通話チャ
ネルを探索し、これをもとに制御チャネルの接続からや
り直していた。このときの制御チャネルの接続からのや
り直しによる通話チャネルの選択は、システムの設計当
初より決められていたアルゴリズムに従い行なうもので
、システム設置後の当該通話チャネルの接続履歴を考慮
したものではない。
【0005】このため、そのシステム個々の設置条件に
より明らかに接続不可能と考えられる通話チャネルや、
前回接続に失敗したノイジイな通話チャネルを再び割り
当ててしまう虞が多分にある。
【0006】また、システム設置時のシステム固有の環
境や、システム設置後の設置環境の変化に対しても、選
択アルゴリズムとしては全く対応できなかった。
【0007】また、従来のアルゴリズムにおいては、通
話チャネルの接続の失敗に対して、数回のリトライの後
、接続不可となったとき、別の空き通話チャネルを割り
当てて、同様な接続のトライを行なっていた。
【0008】また、従来は、無線電話システム同志の混
変調を避けるため、奇数倍の高調波等の周波数の通話チ
ャネルの割り当てを禁じることが行なわれてきた。しか
しながら、いずれにしてもシステム設計当初より予測さ
れたアルゴリズムを前もってプログラミングしたもので
あったため、システム稼動後の情報は一切無関係であっ
た。
【0009】更に、システム設置時のシステム固有の事
情も反映されたものではなかった。そのため、予め判明
している理由で、当該通話チャネルをアクセスすること
を停止するシステム、即ち、システム稼動以前の調査段
階で、既に通話チャネル接続のテストや運用を行なうこ
となく、通信不可能な周波数が判明しているときに、シ
ステム設置時において、設置者がその設置データとして
禁止すべきチャネルを入力するようにしたシステムが提
案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】斯かる従来例のように
、システム設計時において予め決められ、且つシステム
設置時のシステム固有の環境や、システム設置後の設置
環境が変化したときに、変更不可能なアルゴリズムに従
って通話チャネルを割り当てるものでは、システム設置
時のシステム固有の環境やシステム設置後の設置環境の
変化により、或る特定の通話チャネルは常に接続が不可
能であるとか、その場所に設置してある電話システムと
は無関係の設備を使用するため、或る時間帯においては
、或る特定の通話チャネルは、S/N比が悪くなり通話
品質が落ちるとか、接続できなくなると言った問題に対
し、最適な処置、即ち、その時間帯においては、その通
話チャネルを使用不可として割り当てを行なわないとい
ったことができないため、通話チャネル接続のための無
用のアクセスを繰り返すことで、システムの運用の効率
を低下させたり、非常に悪いS/N比の通話チャネルの
もとで通話をさせるといった通話品質上の問題が生じて
いた。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的とするところは、通話チャネル接続
のための無用のアクセスによるシステムの稼動効率及び
通話品質の向上を図り、しかも、システム設置後の環境
変化に自動的に対応できるようにした無線電話システム
を提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、システムの
資源、即ち、通話チャネルを無駄なく使用できるように
した無線電話システムを提供することにある。
【0013】更に、本発明の第3の目的は、通話チャネ
ルのアクセスが停止されたとき、直ちに管理者が適切な
処置を施す作業を迅速に行なえるようにした無線電話シ
ステムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した第1の目的を達
成するため本発明の第1は、無線送受信部を有する移動
機と、前記移動機の無線送受信部との間で情報信号を送
受信する無線送受信部を有すると共に電話回線に接続さ
れ且つ前記移動機の送受信部との間で情報信号を送受信
するに際し複数の通話チャネルの中から空チャネルを選
出し、当該選出した空チャネルに関するデータを制御チ
ャネルを介して送出するマルチチャネルアクセスの無線
接続方式の固定機とを備え、前記固定機に記憶されたア
ルゴリズムで前記固定機の送受信部と前記移動機の送受
信部との間を接続する通話チャネルのアクセスを行なう
無線電話システムにおいて、前記アルゴリズムは、前記
通話チャネルの下記の接続履歴に基づいて、当該通話チ
ャネルのアクセスを停止するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0015】また、この第1の目的を達成する上で、前
記アルゴリズムを前記固定機の送受信部と前記移動機の
送受信部との間の接続失敗回数の積算回数が所定設定回
数以上のとき、前記当該通話チャネルのアクセスを停止
するようにしたり、前記固定機の送受信部と前記移動機
の送受信部との間の接続失敗回数の積算回数が所定設定
回数以上のとき、前記当該通話チャネルのアクセスを停
止するようにしたり、前記固定機の送受信部と前記移動
機の送受信部との間の接続失敗回数の連続回数と積算回
数のいずれもが所定設定回数以上であるとき、前記当該
通話チャネルのアクセスを停止することが望ましい。
【0016】また、第2の目的を達成するため本発明の
第2は、無線式送受信部を有する移動機と、前記移動機
の送受信部との間で情報信号を送受信する無線式送受信
部を有すると共に電話回線に接続され且つ前記移動機の
送受信部との間で情報信号を送受信するに際し複数の通
話チャネルの中から空チャネルを選出し、当該選出した
空チャネルに関するデータを制御チャネルを介して送出
するマルチチャネルアクセスの無線接続方式の固定機と
を備え、前記固定機に記憶されたアルゴリズムで前記固
定機の送受信部と前記移動機の送受信部との間を接続す
る通話チャネルのアクセスを行なう無線電話システムに
おいて、前記アルゴリズムは、時間経過に伴い変化する
ノイズが原因でアクセスが停止されている通話チャネル
のアクセスの停止を、その停止時点より所定設定時間経
過後に解除するようにしたことを特徴とするものである
【0017】また、第3の目的を達成するため本発明の
第3は、無線式送受信部を有する移動機と、前記移動機
の送受信部との間で情報信号を送受信する無線式送受信
部を有すると共に電話回線に接続され且つ前記移動機の
送受信部との間で情報信号を送受信するに際し複数の通
話チャネルの中から空チャネルを選出し、当該選出した
空チャネルに関するデータを制御チャネルを介して送出
するマルチチャネルアクセスの無線接続方式の固定機と
を備え、前記固定機に記憶されたアルゴリズムで前記固
定機の送受信部と前記移動機の送受信部との間を接続す
る通話チャネルのアクセスを行なう無線電話システムに
おいて、前記アルゴリズムは、システム稼動後の情報に
基づき前記通話チャネルのアクセスを停止するようにし
、更に、アクセス管理するために必要な管理データを記
憶する記憶手段と、前記管理データを表示する表示手段
とを設けたことを特徴とするものである。
【0018】更に、この第3の目的を達成する上で、前
記管理データは、アクセス停止の理由、及び全通話チャ
ネル数に対するアクセス停止された通話チャネル数の比
率であることが望ましい。
【0019】
【作用】まず、請求項1の無線電話システムは、固定機
の送受信部と移動機の送受信部との間を接続する通話チ
ャネルの過去の接続の成功、或は失敗といった過去の接
続履歴に基づいて、当該通話チャネルのアクセスが停止
する。即ち、通話チャネルの過去の接続履歴により、ア
クセスを停止したい通話チャネルを移動機に知らせてお
くことで、移動機が判断して、当該通話チャネルの接続
をアクセスすることを避け、固定機が通話チャネルの割
り当てを停止するのと同様の効果を生じる。これにより
、通話チャネル接続のための無用のアクセスによる無駄
時間がなくなり、品質の悪い無線通話チャネルの使用が
避けられる。
【0020】また、請求項2の無線電話システムは、前
記接続失敗の連続回数が所定設定回数以上になると、前
記通話チャネルのアクセスが停止する。
【0021】また、請求項3の無線電話システムは、前
記接続失敗の積算回数が所定設定回数以上になると、前
記通話チャネルのアクセスが停止する。
【0022】また、請求項4の無線電話システムは、前
記接続失敗の連続回数と積算回数のいずれもが所定設定
回数以上になると、前記通話チャネルのアクセスが停止
する。
【0023】また、請求項5の無線電話システムは、ア
ルゴリズムによる当該通話チャネルのアクセスが、時間
経過に伴い変化するノイズの原因で停止しているとき、
その停止した時点から所定時間、即ち、前記ノイズが発
生している時間が経過すると、前記通話チャネルのアク
セス停止が解除される。これにより、通話チャネルの使
用の管理を最適に行なうことができるので、システムの
資源である通話チャネルを無駄なく使用できる。
【0024】また、請求項6の無線電話システムは、シ
ステム稼動後の情報によって通話チャネルのアクセスを
停止すると、アクセス管理するために必要とする管理デ
ータが記憶手段に記憶されると共に、表示手段に表示さ
れる。
【0025】また、請求項7の無線電話システムは、管
理データとして、通話チャネルのアクセス停止理由が記
憶手段に記憶され且つ表示手段に表示される。
【0026】また、請求項8の無線電話システムは、管
理データとして、全通話チャネル数に対するアクセス停
止通話チャネル数の比率が記憶手段に記憶され且つ表示
手段に表示される。
【0027】更に、請求項9の無線電話システムは、管
理データとして、アクセス停止理由と、全通話チャネル
数に対するアクセス停止された通話チャネル数の比率が
、記憶手段に記憶され且つ表示手段に表示される。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0029】図1は、本発明の第1実施例に係る無線電
話システムの構成図であり、本システムはコードレス電
話機を接続したボタン電話機システムであって、1台の
固定機1と、複数台(例えば6台)の移動機(コードレ
ス電話機)21,22,23,24,25,26とを備
えているる。固定機1は1台の主装置3と、複数台(例
えば2台)の親機(コードレス電話機無線ターミナル)
41,42と、複数台(例えば3台)の専用電話機51
,52,53とからなる。主装置3は、交換機能と、ア
クセス管理に必要とする管理データを記憶する記憶機能
(記憶手段)とを有している。主装置3には、一般加入
者回線、PBX(構内交換機)内線等の電話回線6、親
機41,42、及び専用電話51〜53がそれぞれ接続
されている。親機41,42は、移動機21〜26と無
線で接続される。
【0030】コードレス電話機無線ターミナルである親
機41,42の構成を図2に示す。同図において、符号
7は固定機1の主装置と接続回線8を介して接続される
スピーチネットワーク、及びダイヤラを含む回線インタ
フェース部である。この回線インタフェース部7はリミ
ッタ、及びコンパンダを含む音声処理回路9を介して送
信部10aと受信部10bとを有する無線回路部(送受
信部)10に接続されている。この無線回路部10には
制御部11が接続され、この制御部11にはモデム12
、ID(識別符号)を記憶したID・ROM13、及び
回線インタフェース部7がそれぞれ接続されている。ま
た、モデム12は音声処理回路9に接続されている。ま
た、図2中、符号14は各部に電源を供給する電源部、
15は無線信号を送受信するアンテナである。
【0031】そして、回線インタフェース部7、音声処
理回路9、無線回線部10は制御部11により制御され
る。また、制御データは、モデム12を介して音声処理
回路9と制御部11との間で入出力される。また、ID
・ROM13に記憶されているIDは制御部11に読み
込まれる。また、電源部14には、商用の交流電圧10
0Vが供給される。
【0032】コードレス電話機である移動機21〜26
の構成を図3に示す。同図において、符号16は受話器
、17は送話器であり、これらの受話器16と送話器1
7は、リミッタ、及びコンパンダを含む音声処理回路1
8を介して送信部19aと受信部19bとを有する無線
回路部(送受信部)19に接続されている。この無線回
路部19には制御部20が接続され、この制御部20に
はモデム21、ID(識別符号)を記憶したID・RO
M22、及びキーボード23がそれぞれ接続されている
。 また、モデム21は音声処理回路18に接続されている
。また、図2中、符号24は各部に電源を供給する電源
部、25は無線信号を送受信するアンテナである。
【0033】そして、音声処理回路18、無線回路部1
9は制御部20により制御される。キーパッド23から
の情報は制御部20に入力される。また、制御データは
モデム21を介して音声処理回路18と制御部20との
間で入出力される。ID・ROM22に記憶されている
IDは、制御部20に読み込まれる。電源部24にはバ
ッテリー電圧が供給される。
【0034】次に、本発明の無線電話システムにおける
マルチチャネルアクセス方式に従った無線電話接続制御
手順について図4乃至図5を用いて説明する。なお、こ
のマルチチャネルアクセス方式においては、制御チャネ
ルは2チャネル、通話チャネルは87チャネル用意され
ている。また、この制御は図1における主装置3の管理
のもとで行なわれ、親機41,42を動作させている。
【0035】図4及び図5は制御手順を示すフローチャ
ートであり、同図中、ステップ1で、システム設置時に
おいて、図6に示すような通話チャネルアクセス許可表
が設定されているか否か、即ち使用するか否かを判別す
る。この通話チャネルアクセス許可表は、RAMやフロ
ッピーディスク等の記憶媒体に入力されていて、システ
ム運用中に書き換え可能になっている。これにより、シ
ステムのダイナミックな設置環境に応じて固有のチャネ
ル割り当てのコントロールを行なうことができる。通話
チャネルアクセス許可表には、図6に示す如く通話チャ
ネル番号、接続失敗回数の積算回数と連続回数、及びア
クセス許可閾値が記入される。
【0036】上記ステップ1において、通話チャネルア
クセス許可表が設定されている、即ち使用すると判別さ
れたときは、ステップ2に進んで、通話チャネルアクセ
ス許可表を初期化する。即ち、本実施例では、接続失敗
回数の積算回数項と連続回数項を、それぞれ0にした後
、通話チャネルアクセス許可表のアクセス許可の閾値を
設定する。この設定方法としては、システム設置者が外
部から入力する方法、その他、種々の方法が採用される
。本実施例では、予め定められたデフォルト値を入力す
るものとする。このデフォルト値は積算回数の閾値を8
回、連続回数の閾値を4回に設定してある。このことは
、接続失敗の積算回数が8回以上になると、また、連続
回数が4回以上になると、それぞれ通話チャネルが閉鎖
、即ち、アクセスが停止されることを意味している。
【0037】上記ステップ1で通話チャネルアクセス許
可表が設定されていないと判別されたとき、及びステッ
プ2で通話チャネルアクセス許可表を初期化した後は、
ステップ3に進んで、システムの無線通話チャネルの割
り当て要求に対する次通話割り当て、通話チャネル番号
を1とする。ここでは、通話チャネル番号1で示すチャ
ネルは、親機41,42の発射する周波数が380.2
125MHz、移動機21〜26の発射する周波数が2
53.86MHzであることをそれぞれ示す。これらの
周波数に対し、12.5KHzを加える毎に通話チャネ
ル番号が1つ増加されるものとする。
【0038】なお、本実施例では図6において説明の簡
素化のため、低い周波数順に通話チャネル番号を1から
87まで付したが、これは本質的なことではない。
【0039】次に、ステップ4に進んで次通話イベント
へ割り当てる通話チャネル番号を設定する(割り当てる
)。次いで、ステップ5において、当該通話チャネルが
空いているか否かを親機41,42のいずれか一方に調
べさせる指示を出した後、ステップ6で当該通話チャネ
ルが空いているか否かを判別する。その判別の結果、当
該通話チャネルが使用中の場合、ステップ7に進んで通
話チャネル番号を1つ増加した後、次のステップ8で、
その通話チャネル番号が小電力コードレス電話機で許容
されている通話チャネル番号の上限「87」をオーバー
しているか否かを判別する。そして、オーバーしている
ときはステップ3へ戻り、オーバーしていないときは、
ステップ4に戻る。
【0040】一方、ステップ6において、次通話のイベ
ントに割り当てる当該通話チャネルが空いていることが
判別されたときは、ステップ9に進んで、図1に示す固
定機1の主装置3の制御プログラムのRAMやフロッピ
ーディスク等の記憶媒体に書き込まれた通話チャネルア
クセス許可表が設定されているか否かを判別する。通話
チャネルアクセス許可表が設定されていれば、ステップ
10に進んで当該通話チャネルを設定してよいか否か、
即ち、アクセスすることが可能か否かを判別する。この
ステップ10において、当該通話チャネルの過去の接続
履歴を、通話チャネルアクセス許可表の接続失敗の積算
回数及び連続回数の数値を調べることにより知ることが
できる。更に、予め設定されている閾値と比較すること
によって、当該通話チャネルが使用可能か否かが判定で
きる。即ち、図6に示すように通話チャネルアクセス許
可表が所定の記憶媒体に入力されている場合、この許可
表に従って、ステップ4で設定した番号の通話チャネル
が使用できるか否かを上記ステップ10で判別するもの
である。
【0041】図6に示す例では、接続失敗の積算回数で
通話チャネル番号4,5が、また連続回数で通話チャネ
ル番号1と4とがそれぞれ閉鎖されている。
【0042】上記ステップ10において、当該通話チャ
ネルをアクセスすることが不可能と判別されたときは、
ステップ7に進む。また、上記ステップ9で、通話チャ
ネルアクセス許可表が設定されていないと判別されたと
き、及び上記ステップ10で当該通話チャネルをアクセ
スすることが可能と判別されたときはは、いずれもステ
ップ11へ進んで、当該通話チャネルを割り当てるべき
要求イベントがあるか否かを判別する。この要求イベン
トがなければ、あるまでこのステップ11を実行する。
【0043】そして、要求イベントがあると、次のステ
ップ12で要求先の親機41,42に当該通話チャネル
番号を通知し、その番号をもとに親機41,42は子機
である移動機21〜26と通話路の接続を開始する(ス
テップ13)。次いで、ステップ14に進み、通話チャ
ネルアクセス許可表が設定されているか否かを判別する
。このステップ14で、通話チャネルアクセス許可表が
設定されていないと判別された場合、即ち、通話チャネ
ルのアクセスが通話チャネルアクセス許可表を基に行な
われていない場合は、ステップ7へ進む。これは、通話
路の接続の成功、不成功にかかわらず、一義的に次の通
話イベントに対する通話チャネルが決まるためである。
【0044】上記ステップ14で、通話チャネルアクセ
ス許可表が設定されていると判別された場合、即ち通話
チャネルアクセス許可表を基に、通話チャネルのアクセ
スか規制される場合には、次のステップ15に進んで、
当該通話チャネルの接続が成功したか否かを判別する。 接続が成功した場合、ステップ17で当該通話チャネル
の該当する通話チャネルアクセス許可表の接続失敗回数
の連続回数を0とした後、ステップ7に進む。
【0045】また、接続が失敗した場合、ステップ16
に進み、当該通話チャネルの該当する通話チャネルアク
セス許可表の接続失敗回数の連続回数及び積算回数をと
もに+1とした後、ステップ7に戻る。
【0046】このように、本実施例では、既に有る通話
チャネル割り当てアルゴリズムの一部を、システム設置
時の設置環境に応じて使用許可の閾値を決めることによ
りまた、設置環境の変化時にその設置環境に応じて人の
操作を介さずに設定することが可能である。
【0047】なお、本発明の考え方を取り入れた他の実
施例として、通話チャネルアクセス許可の判定のアルゴ
リズムに、接続の失敗回数のみを考慮に入れるのではな
く、成功した場合も加味するやり方もある。
【0048】次に、本発明の第2実施例に係る無線電話
システムにおけるマルチチャネル方式に従った無線電話
接続制御手順について図7乃至図9を用いて説明する。
【0049】なお、この第2実施例において、上述した
第1実施例と同一部分については、図面に同一符号を付
して説明する。この第2実施例は、図7に示す如く第1
実施例のフローチャートにステップ18〜21を追加し
た点と、図9に示す如く第1実施例の通話チャネルアク
セス許可表にアクセス停止時刻、アクセス停止解除経過
時間及び現在時刻を追加記入するようにした点が第1実
施例と異なる。ステップ2での通話チャネルアクセス許
可表の初期化は、本実施例では図9の接続失敗回数の積
算回数項と連続回数項及びアクセス停止時刻を0とする
。アクセス停止時刻が00日00時00分となっている
とき当該通話チャネルはアクセスが停止されてないこと
をさすものとしている。
【0050】次いで、許可表のアクセス許可の閾値アク
セス停止解除経過時間を設定する。この設定の方法とし
ては、システム設置者が外部より入力する方法、その他
、種々の方法が採用されるが、本実施例では予め定めら
れたデフォルト値が入力されるものとする。ここでは、
このデフォルト値は積算回数として8回、積算によるア
クセス停止解除経過時間としては24時間、連続回数と
しては4回、連続によるアクセス停止解除経過時間とし
ては6時間としている。
【0051】このことは、接続失敗回数の積算回数が8
回以上になると、当該通話チャネルは閉鎖、即ち、アク
セスが停止され、この停止から24時間経過すると、そ
の停止が解除されることを意味している。同様に、接続
失敗が4回連続すると当該通話チャネルのアクセスは停
止され、この停止から6時間経過すると、その停止が解
除されることを意味する。
【0052】積算回数によるアクセス停止解除経過時間
の時間数と、連続回数によるアクセス停止解除経過時間
の違いは、システムの設置状況や環境によって異なり、
一般的には、積算によるアクセス停止は基本的な設置環
境によることが多く、連続の場合のアクセス停止は特定
の障害によるバースト的なものである。
【0053】尚、現在時刻は図9の表に設定されるもの
でなく、システム全体のどこかにあればよく、説明の便
宜上、通話チャネルアクセス許可表に入れてある。これ
は、アクセス停止時刻と比較することにより、アクセス
停止解除経過時間の判定を行なうために必要である。
【0054】図7、及び図8中、ステップ1〜17につ
いては、上述した第1実施例と同じであるから、その説
明を省略し、ステップ18〜21について説明する。
【0055】ステップ10で、当該通話チャネルをアク
セスすることが不可能と判別された場合、即ち、当該通
話チャネルが空きチャネルであるにも拘らず、通話チャ
ネルアクセス許可表によりアクセスすることが許されな
い場合には、ステップ18へ進む。このステップ18で
は、通話チャネルアクセス許可表のアクセス停止時刻が
00日00時00分であるか否かを判別する。アクセス
停止時刻が00日00時00分となっているとき、今回
のアクセスが初めて停止されたことを示しステップ10
においては接続失敗回数の積算回数及び連続回数を判定
することで、初めてアクセス停止となったことを示す。 この場合、次のステップ19へ進み、通話チャネルアク
セス許可表のアクセス停止時刻欄へ現在時刻を書き込ん
だ後、ステップ20へ進む。
【0056】一方、上記ステップ18で、アクセス停止
時刻が00日00時00分でないと判別されたときは、
そのアクセス停止時刻が通話チャネルアクセス許可表の
アクセス停止時刻欄に書き込まれたまま、ステップ19
を実行せずにステップ20へ進む。このステップ20で
は、システムの現在時刻とアクセス停止時刻とを比較し
、更に、その原因が積算回数によるものであるか、連続
回数によるものであるかを判別して、それぞれのアクセ
ス停止解除経過時間が経過したか否かを判別する。そし
て、アクセス停止が解除されるべき時間が経過していな
い場合には、ステップ7へ進む。解除すべき時間が経過
していれば、次のステップ21へ進む。このステップ2
1で当該通話チャネルのアクセス停止時刻、積算回数及
び連続回数をすべて0とした後、ステップ11へ進む。
【0057】ここで、アクセス停止が解除されるべき時
間が経過しているとき、そのアクセス停止解除経過時間
が接続失敗回数の積算回数によるものであるとか、連続
回数によるものであるとか、その他の種々の要因による
とき、それらの初期化、即ち、積算回数は0にせず、そ
のままにしておき、連続回数だけを0にするなどと言っ
たいろいろな方法は、システムの運営上有利となるよう
に任意に考えられることである。
【0058】このようにこの第2実施例では、システム
設置後の環境に応じて通話チャネルをアクセス停止する
ことにより、システムの運用の効率化が図られ、更に、
その通話チャネル停止の再開を予め定められた時間経過
後に行なうことにより、通常考えられる周期的なノイズ
発生源の影響による妨害などなくすことができる。
【0059】次に、本発明の第3実施例を図10乃至図
14に基づき説明する。なお、この第3実施例において
上述した第1実施例と同一部分については、図面に同一
符号を付して説明する。この第3実施例は、図10に示
す如く、第1実施例の固定機1の主装置3に接続されて
管理データ、即ち、通話チャネルのアクセス停止理由、
及び全通話チャネル数に対するアクセス停止通話チャネ
ル数の比率等を表示する表示器(表示手段)26を設け
た点と、図11及び図12に示す如く第1実施例のフロ
ーチャートのステップ1,9,14を削除して、ステッ
プ18乃至23を追加した点、及び図13に示す如く、
第1実施例の通話チャネルアクセス許可表にアクセス停
止時刻及び現在時刻を追加記入するようにした点である
【0060】表示器26は、CRTディスプレイやLC
Dディスプレイ等のディスプレイ類とか、プリンタ或は
ファクシミリによる記録出力とか、音声による出力等の
いずれの手段を採用してもよく、要は、人間の知覚に訴
えて情報を認識できるものであれば、いかなるものでも
よい。
【0061】なお、本実施例の表示器26は、CRTデ
ィスプレイよりなる。また、この表示器26は、主装置
3に直接接続されるものに限られるものではなく、主装
置3より遠隔地に存在するターミナルから出力する構成
としてもよく、更には、遠隔地に存在するファクシミリ
へ送信して出力する構成としてもよい。
【0062】ステップ2においてシステムの設置時にお
いて図8の固定機1の主装置3の記憶部に蓄えられる図
13に示すような通話チャネルアクセス許可表と、図1
4に示すような、システムの通話チャネルの使用の状況
及びその状況に応じて管理データを表示器26に出力す
るか否かを決める通話チャネルアクセス停止理由のデー
タを出力する閾値を決めた表、即ち、本実施例では、図
14のような停止通話チャネル比率表をそれぞれ初期化
する。
【0063】本実施例では、図13において接続失敗回
数の積算回数、連続回数、及びアクセス停止時刻をそれ
ぞれ0とする。アクセス停止時刻が00日00時00分
となっているとき、当該通話チャネルはアクセスが停止
されていないことを意味するものとしてる。
【0064】次いで、通話チャネルアクセス許可表のア
クセス許可閾値を設定する。ここでは、第1実施例と同
様にこのデフォルト値は積算回数として8回、連続回数
として4回としている。
【0065】同様に図14において、アクセス停止通話
チャネル数を0、全通話チャネル数に対するアクセス停
止通話チャネル数の比率をそれぞれ0とする。更に、シ
ステムが使用できる全通話チャネル数を書き込む。この
数は通常固定で、本実施例では小電力コードレス電話機
で許容されている通話チャネル番号の上限「87」であ
る。
【0066】更に、これらの管理データを表示器26に
出力するための通話チャネルアクセス許可表の出力閾値
を設定する。この閾値は通話チャネルアクセス停止理由
のデータを出力するトリガーとなるものであるが、本実
施例では、システムの内部に設計時に与えられたデフォ
ルト値は、全通話チャネル数に対するアクセス停止通話
チャネル数の比率が50%以上になった場合として設定
してある。しかし、この閾値は、全チャネル数に対する
アクセス停止通話チャネル数の比率に限らず、停止チャ
ネル数がある数以上になった場合としても設定すること
ができる。
【0067】また、本実施例では、通話チャネルの割り
当て停止理由のデータを出力する手段であるトリガーを
システムの内部に持っていて、自動判断できるようにし
ているが、データ出力手段としては、このようにシステ
ム内部の閾値によるもののみに限定されるものではなく
、システム管理者等が必要に応じて図10の親機41,
42、または、移動機21〜26のキーボード23等か
らの外部入力により指示を行なったり、ある一定の時間
経過毎に出力する等、その他、種々のトリガーのかけ方
がある。
【0068】本実施例では定められたデフォルト値をシ
ステム内部に持っているものとして説明する。また、本
実施例では通話チャネルのアクセス停止の理由データと
して、図13の通話チャネルアクセス許可表を考えてい
るが、他の形式のデータも当然考えられる。例えば、通
話チャネルの割り当てが停止になったノイズの強度等を
、計測器で計測できるようにすれば、これを記憶して出
力することも考えられる。
【0069】尚、現在時刻は図13の表に設定されるも
のでなく、システム全体のどこかにあればよく、説明の
便宜上、通話チャネルアクセス許可表に入れてある。こ
れは、アクセス停止時刻と比較することにより、アクセ
ス停止解除経過時間の判定を行なうために必要である。
【0070】以上のように初期化された後、ステップ3
に進む。
【0071】尚、ステップ3〜17については、上述し
た第1実施例と同じであるから、その説明を省略し、ス
テップ18〜23について説明する。
【0072】ステップ10で、当該通話チャネルをアク
セスすることが不可能と判別された場合、即ち、当該通
話チャネルが空きチャネルてあるにもかかわらず、通話
チャネルアクセス許可表によりアクセスすることが許さ
れない場合は、ステップ18へ進む。このステップ18
では、通話チャネルアクセス許可表のアクセス停止時刻
が00日00時00分であるか否かを判別する。
【0073】アクセス停止時刻が00日00時00分と
なっているとき、今回のアクセスが初めて停止されたこ
とを示し、ステップ10においては、接続失敗回数の積
算回数及び連続回数を判定することで、初めてアクセス
停止となったことを示す。この場合、次のステップ19
へ進み、通話チャネルアクセス許可表のアクセス停止時
刻欄へ現在時刻を書き込んだ後、ステップ20へ進む。
【0074】一方、ステップ18で、アクセス停止時刻
が00日00時00分でないと判別されたときは、ステ
ップ7へ進む。ステップ20で、図14に示される通話
チャネルアクセス許可表の出力管理表である停止通話チ
ャネル比率表のアクセス停止チャネル数を+1増加する
と共に、全チャネル数に対する停止チャネルの比率を計
算して、停止通話チャネル比率表の停止通話チャネル比
率欄の値を書き換える。
【0075】この停止通話チャネル比率表は、図14に
示す如く、アクセス停止通話チャネル数、全通話チャネ
ル数、停止通話チャネル比率、通話チャネルアクセス許
可表の出力閾値をそれぞれ記入するようになっている。 次いで、ステップ21へ進み、ステップ20で算出した
全チャネル数に対する停止チャネル数の比率と、通話チ
ャネルアクセス許可表による通話チャネルのアクセス停
止理由とを図10に示す表示器26に出力して表示する
【0076】次いで、ステップ22で停止チャネル比率
が、図14の表における通話チャネルアクセス許可表の
出力閾値を超えたか否かを判別し、超えた場合は、ステ
ップ23に進んで更に、図14の表を表示器26へ出力
した後、ステップ7へ進む。また、ステップ22で停止
通話チャネル比率が通話チャネルアクセス許可表の出力
閾値を超えないときは、ステップ7へ進む。図10の表
示器26はデータを表示し続けており、これを管理者が
監視することにより、アクセス停止された通話チャネル
がどのくらいになっており、その原因が何であるかを推
定することが可能になる。
【0077】たとえば、図14に示す表を調べることに
より、通話チャネル番号1は、10日の10時05分以
前に4回つづけて接続が成功していないため、この通話
チャネルは再開しても、接続の可能性はうすいとか、通
話チャネル番号5はこれに比べてノイジイではあるが、
接続は可能であることがわかる。このような表を連日集
積することにより、システムの設置環境の時間的な変化
態様がわかってくる。
【0078】このようにして、この表示器26に出力表
示された表を基に管理者は、閉鎖された通話チャネルの
どの通話チャネルを何時頃再開させればよいかがわかる
。図14の表を表示器26に出力させることにより、シ
ステムの通話チャネルアクセス停止率が判明し、これに
より、システムとしての稼動効率がわかる。
【0079】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1の無線電
話システムによれば、通話チャネルの過去の接続履歴に
基づいて、当該通話チャネルのアクセスを停止するよう
にしたので、通話チャネルの使用の管理を最適に行なう
ことができ、通話チャネル接続のための無用のアクセス
による無駄時間がなくなり、システムの稼動効率が向上
し、更に、品質の悪い無線通話チャネルを使用すること
が避けられて、通話品質も向上する。
【0080】また、請求項2の無線電話システムによれ
ば、接続失敗回数の連続回数が所定設定回数以上のとき
、当該通話チャネルのアクセスを停止するようにしたか
ら、通話チャネルの使用の管理を確実に行なえる。
【0081】また、請求項3の無線電話システムによれ
ば、接続失敗回数の積算回数が所定設定回数以上のとき
、当該通話チャネルのアクセスを停止するようにしたか
ら、通話チャネルの使用の管理を確実に行なえる。
【0082】また、請求項4の無線電話システムによれ
ば、接続失敗回数の連続回数と積算回数のいずれもが所
定設定回数以上のとき、当該通話チャネルのアクセスを
停止するようにしたから、通話チャネルの使用の管理を
一層確実に行なえる。
【0083】また、請求項5の無線電話システムによれ
ば、時間経過に伴い変化するノイズが原因でアクセスが
停止されている通話チャネルのアクセス停止を、その停
止時点より所定設定時間経過後に解除する解除手段を設
けたから、通話チャネルの使用の管理を最適に行なうこ
とができ、その結果、システムの資源である通話チャネ
ルを無駄なく使用できる。
【0084】また、請求項6の無線電話システムによれ
ば、システム稼動後の情報に基づき、通話チャネルのア
クセスを停止するようにしたから、システム設置後の環
境変化、及び設置時のシステム固有の環境変化に応じて
、S/N比の悪い通話チャネルや使用不可能な通話チャ
ネルのアクセスを停止することができ、従って、システ
ム設置後の環境変化に自動的に対応でき、システム運用
の効率化が図られる。
【0085】しかも、アクセス管理に必要とする管理デ
ータを記憶、及び表示できるようにしたから、アクセス
停止時において管理者は、アクセス停止された通話チャ
ネルの再開(停止解除)、及びシステム設置環境の改善
を図る等の具体的処置を施す作業を直ちに行なうことが
でき、アクセス管理上便利である。
【0086】更に、請求項7〜9の無線電話システムに
よれば、前記管理データを、アクセス停止の理由、全通
話チャネル数に対するアクセス停止された通話チャネル
数の比率としたから、アクセス管理が一層行ない易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る無線電話システムの
構成図である。
【図2】図1における親機のブロック構成図である。
【図3】図1における移動機のブロック構成図である。
【図4】図1におけるシステムの通話チャネル割り当て
アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図5】図1におけるシステムの通話チャネル割り当て
アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図6】図1におけるシステムに用いる通話チャネルア
クセス許可表のテーブル図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るシステムの通話チャ
ネル割り当てアルコリズムを示すフローチャートである
【図8】本発明の第2実施例に係るシステムの通話チャ
ネル割り当てアルコリズムを示すフローチャートである
【図9】同システムに用いる通話チャネル許可表のテー
ブル図である。
【図10】本発明の第3実施例に係るシステムの図1と
同状図である。
【図11】同システムの通話チャネル割り当てアルゴリ
ズムを示すフローチャートである。
【図12】同システムの通話チャネル割り当てアルゴリ
ズムを示すフローチャートである。
【図13】同システムに用いる通話チャネルアクセス許
可表のテーブル図である。
【図14】同システムに用いるアクセス停止通話チャネ
ル比率表のテーブル図である。
【符号の説明】
1  固定器 21〜26  移動機 3  主装置(記憶手段) 6  電話回線 10  無線回路部(無線送受信部) 19  無線回路部(無線送受信部) 26  表示器(表示手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  無線送受信部を有する移動機と、前記
    移動機の無線送受信部との間で情報信号を送受信する無
    線送受信部を有すると共に電話回線に接続され且つ前記
    移動機の送受信部との間で情報信号を送受信するに際し
    複数の通話チャネルの中から空チャネルを選出し、当該
    選出した空チャネルに関するデータを制御チャネルを介
    して送出するマルチチャネルアクセスの無線接続方式の
    固定機とを備え、前記固定機に記憶されたアルゴリズム
    で前記固定機の送受信部と前記移動機の送受信部との間
    を接続する通話チャネルのアクセスを行なう無線電話シ
    ステムにおいて、前記アルゴリズムは、前記通話チャネ
    ルの過去の接続履歴に基づいて、当該通話チャネルのア
    クセスを停止するようにしたことを特徴とする無線電話
    システム。
  2. 【請求項2】  前記アルゴリズムは、前記固定機の送
    受信部と前記移動機の送受信部との間の接続失敗回数の
    連続回数が所定設定回数以上のとき、前記当該通話チャ
    ネルのアクセスを停止するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の無線電話システム。
  3. 【請求項3】  前記アルゴリズムは、前記固定機の送
    受信部と前記移動機の送受信部との間の接続失敗回数の
    積算回数が所定設定回数以上のとき、前記当該通話チャ
    ネルのアクセスを停止するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の無線電話システム。
  4. 【請求項4】  前記アルゴリズムは、前記固定機の送
    受信部と前記移動機の送受信部との間の接続失敗回数の
    連続回数と積算回数のいずれもが所定設定回数以上であ
    るとき、前記当該通話チャネルのアクセスを停止するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の無線電話シス
    テム。
  5. 【請求項5】  無線式送受信部を有する移動機と、前
    記移動機の送受信部との間で情報信号を送受信する無線
    式送受信部を有すると共に電話回線に接続され且つ前記
    移動機の送受信部との間で情報信号を送受信するに際し
    複数の通話チャネルの中から空チャネルを選出し、当該
    選出した空チャネルに関するデータを制御チャネルを介
    して送出するマルチチャネルアクセスの無線接続方式の
    固定機とを備え、前記固定機に記憶されたアルゴリズム
    で前記固定機の送受信部と前記移動機の送受信部との間
    を接続する通話チャネルのアクセスを行なう無線電話シ
    ステムにおいて、前記アルゴリズムは、時間経過に伴い
    変化するノイズが原因でアクセスが停止されている通話
    チャネルのアクセスの停止を、その停止時点より所定設
    定時間経過後に解除するようにしたことを特徴とする無
    線電話システム。
  6. 【請求項6】  無線式送受信部を有する移動機と、前
    記移動機の送受信部との間で情報信号を送受信する無線
    式送受信部を有すると共に電話回線に接続され且つ前記
    移動機の送受信部との間で情報信号を送受信するに際し
    複数の通話チャネルの中から空チャネルを選出し、当該
    選出した空チャネルに関するデータを制御チャネルを介
    して送出するマルチチャネルアクセスの無線接続方式の
    固定機とを備え、前記固定機に記憶されたアルゴリズム
    で前記固定機の送受信部と前記移動機の送受信部との間
    を接続する通話チャネルのアクセスを行なう無線電話シ
    ステムにおいて、前記アルゴリズムは、システム稼動後
    の情報に基づき前記通話チャネルのアクセスを停止する
    ようにし、更に、アクセス管理するために必要な管理デ
    ータを記憶する記憶手段と、前記管理データを表示する
    表示手段とを設けたことを特徴とする無線電話システム
  7. 【請求項7】  前記管理データは、前記アクセス停止
    の理由であることを特徴とする請求項6記載の無線電話
    システム。
  8. 【請求項8】  前記管理データは、全通話チャネルに
    対するアクセス停止した通話チャネル数の比率であるこ
    とを特徴とする請求項6記載の無線電話システム。
  9. 【請求項9】  前記管理データは、前記アクセス停止
    の理由と、全通話チャネル数に対するアクセス停止した
    通話チャネル数の比率であることを特徴とする請求項1
    記載の無線電話システム。
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