JPH04301797A - 実質的に一定断面を有する細長形状部品の超音波非破壊検査用装置 - Google Patents

実質的に一定断面を有する細長形状部品の超音波非破壊検査用装置

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JPH04301797A
JPH04301797A JP3338992A JP33899291A JPH04301797A JP H04301797 A JPH04301797 A JP H04301797A JP 3338992 A JP3338992 A JP 3338992A JP 33899291 A JP33899291 A JP 33899291A JP H04301797 A JPH04301797 A JP H04301797A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実質的に一定の断面を
有する細長形状の部品の超音波非破壊検査用装置に関し
、特に小径或いは大径で管長の長い管及び中実或いは中
空長尺構造部分の壁を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】小径の
管に関し、蒸気発生器のような熱交換器、特に原子力発
電プラントで使用される蒸気発生器は、一般的に直管、
曲がり管、或いはらせん管で管長の長い管束からなる。 特に、加圧水或いは液体ナトリウム冷却型原子炉の場合
には、管の管束は鉛直軸を有する外部円筒形容器の内側
に配置され、管は端子部分によって、容器と一体の管板
に又は蒸気発生器の容器の外部の管板或いはマニホール
ドに固定されている。後者の場合、各管は、サーマルス
リーブを介して容器に締め付けられる中間締結具を有す
る。
【0003】原子炉を冷却する流体は、管束の管の内側
を流れるか、これらの管の外側を流れて壁を通じて給水
を加熱して、蒸発させる。したがって、熱交換用管を構
成する管壁は、原子炉を冷却する流体を蒸発されるべき
給水から分離する。加圧水冷却型原子炉の場合には、原
子炉冷却水(一次冷却水)は、原子炉容器の内部で燃料
集合体によって構成される原子炉の炉心に接触し、した
がって、放射性生成物を含有しやすい。したがって、蒸
気発生器の製造及び運転中、タービンに送られる蒸気に
転換された後、給水に向かう原子炉冷却水のいかなる漏
洩も回避されるような状態で作業するのが、不可欠であ
る。
【0004】同様に、液体ナトリウムのような反応性金
属によって冷却される高速中性子型原子炉の場合には、
液体ナトリウムに接触する水或いは水蒸気によって、或
いは少なくとも蒸気発生器の一部に爆発及び損傷を引き
起こす非常に激しい反応によて明白にされる交換管の壁
を通してのいかなる漏洩も回避する必要がある。したが
って、蒸気発生器の製造の異なった段階において、さら
にこれらの蒸気発生器の使用後一定期間を経た後、熱交
換流体を分離するこれらの管壁の完全性を保証するため
に、熱交換器の管壁の詳細な検査をする必要がある。
【0005】大口径の管に関し、炭化水素(パイプライ
ン)、ガス或いはその他の流体を運ぶ管の壁及び溶接部
を検査するのに装置が用いられる。一般的に、製造中で
管の取り付けの前後及び定期検査中、例えばこれらの管
が使用される装置或いは系統のある運転時間経過後、管
壁の状態を検査する必要がある。パイプラインのような
管長が長い管の管壁の状態を検査する必要もある。
【0006】装置に使用され、装置を接続する系統に使
用され或いは流体管路に使用される管は、温度の上昇及
び高圧を経験することがある。中実或いは中空構造部分
に関し、円形或いは多角形断面の中実バー、特に装置或
いは実質的に一定の横断面を有する細長形状のあらゆる
部品を動かすためのレールを検査する必要がある。
【0007】管及び構造部分に非破壊検査を行う目的は
、それらの組み立てに要求される完全性を備えているか
をチェックし、或いは運転の際に現れる欠陥を発見する
ことである。これらの検査を行うために、例えば渦電流
式プローブ或いは放射線写真式検査技術を用いる種々の
方法の使用が提案されてきた。
【0008】これらの方法に採用される場合に使用され
る装置は、一般的に大型で、これらの装置を管の少なく
ともある部分、例えば小さい曲がり半径を有する曲がり
部をを通過させるのは、不可能でないとしても困難であ
る。これらの技術は又、小径の熱交換器管に適用するの
は完全に不可能である。原子炉に接続された蒸気発生器
の場合、交換管は、20mm以下の内径で50mから1
00m程度の長さを有する。
【0009】さらに、渦電流による方法は、管の溶接部
の欠陥の検出の場合及び強磁性材料の検査の場合に、感
度が減少する。管の内部或いは外部に存在する付着物、
金属性の付着物、例えば高速中性子用蒸気発生器及び熱
交換器の場合における固化ナトリウムにより構成される
付着物は、渦電流に相当する信号を妨害し、検出感度を
大幅に低下させる特質を有する。
【0010】小口径管の検査の場合に超音波を採用する
非破壊検査方法の使用により、上述した欠点の幾つかを
回避することができる。検査すべき管の壁の方向に、し
たがって半径面内に超音波ビームを放出する超音波変換
器の使用が、提案されてきている。超音波ビームが、管
を円周方向に或いはつる巻線に沿って機械的に走査する
ようにされた装置を、これらの変換器に結合することが
できる。
【0011】管の内側或いは外側を介して、円周方向或
いはらせん方向の走査によって、管壁の非破壊検査を行
うために、管の軸方向に沿って並進的に移動でき、検査
中管の軸線に一致する軸の回りに回転させることのでき
る超音波プローブ或いは変換器を有する装置を使用する
ことが提案されてきている。変換器によって発生される
超音波ビームは、管壁の軸方向に直接放出され、鏡によ
って壁の方に反射されることができる。
【0012】このような装置は、分数馬力電動機、変換
器及び可能なら鏡を回転可能に駆動させる減速装置、及
び小型の自在継手或いは回転整流子まで有する機械的接
続装置等の複雑な装置の使用を必要とする欠点を有する
。変換器及び電動機を回転させる装置は、運転がやりに
くく、管壁から分離した結合流体中に浮遊する固体粒子
の存在に敏感である。
【0013】複雑な形状で、特定な適合方法で移動され
る鏡を使用することを考慮しないなら、変換機の設計の
ために、超音波ビームの放出角度及びこのビームの焦点
距離は、固定される。最後に、このような装置は、管の
長さ方向に及び(又は)管の径方向に非常に場所を占め
る。
【0014】単一平面上に配置され、しかも絶縁部品に
よって並置され或いは分離された数個の圧電素子によっ
て構成される非回転変換器を有し、その結果回転対称で
、各圧電素子は、面内に分離した衝撃領域を構成する超
音波ビームを放出することができる列を構成する小口径
の管の超音波検査用の装置も知られている。各ビームは
、管の特定の衝撃領域を分析することができ、したがっ
て単一の面の圧電素子から放出するビームの列は、管の
周囲の完全な分析を行うことはできない。
【0015】衝撃のこれらの点による管壁の円周方向の
分析は、連続した仕方でしかも与えられた命令で、各圧
電素子の励起によって得られる。しかし、部品の大きさ
を考慮すれば、管壁の焦点位置を構成するビームの衝撃
の位置は、変換器の放出面内で互いに比較的離れている
。衝撃のこれらの点の数を増やすために、幾列に沿って
、食い違った位置に配置された圧電素子が使用される。
【0016】しかし、この場合従来タイプの変換器の欠
点に再び出くわす。特に、ビームの放出角度及び超音波
の焦点距離は、変更できない。軸方向に配置された変換
器を幾列か使用する必要があるため、この装置は、長さ
方向にかさばる。さらに、変換器を使用するとき、管の
軸方向に移動中、検査される点の基準角度を失わないよ
うに半径方向のいかなる移動も防止する必要がある。
【0017】事実、先行技術による装置は、一般的に大
型で、100mまで達ししかも、小さい曲がり半径で曲
がる非常に長い管長を有する小径管の全長に渡って使用
することができない。管のような部品の割れを検出する
ための超音波検査方法及び装置が、USーAー3693
415で知られており、変換器が部品の回りの列に沿っ
て配置され、連続したグループによって給電され、検査
中部品の連続した位置に超音波ビームを当てることがで
きる。この方法により、検査中管の円周方向の狭い焦点
位置を得ることが可能となる。しかし、超音波ビームが
発散するので、焦点は、変換器がある長さを有する管の
軸方向に、変換器の長さ以上の長さに渡って延びる。し
たがって、この焦点は、「厚さ線(thick  li
ne)」の形状を有する。したがって、検査装置の分解
能は、制限され、小さい割れを検出することができない
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、細長部
品の表面形状に一致した形状の作用面を有する支持体と
、その表面が、前記変換器の移動中前記細長部品の表面
に面しており、隣接した位置に前記支持体の前記作用面
に固定された複数の圧電素子とからなる超音波変換器と
、細長形状部品の長手方向に沿った変換器の移動装置と
、前記細長形状部品に少なくとも一面の方向に超音波を
放出させるための変換器の励起装置と、この励起装置は
、前記圧電素子に結合され、細長形状部品の面内に集中
させ、円周方向の走査を得て及び(又は)この同一面内
で深さ方向に集中を得るために継続的に励起を発生させ
るように制御され、さらに前記変換器から発生する測定
電流を集め、分析する装置とからなる実質的に一定断面
を有する細長形状部品の超音波非破壊検査用装置を提案
することで、この装置は、壁の検査或いは細長部品の容
積の検査を、高分解能で行うことができ、非常に小さい
割れのような欠陥を検出することができる。
【0019】この目的のために、変換器の支持体は、細
長形状部品の長手方向軸線に一致する変換器の軸線を通
過する平面で切った断面が、凹部が細長形状部品の方に
向いた曲線である凹形作用面を有し、圧電素子は変換器
の支持体の作用面の連続した軸方向曲線に沿って配置さ
れ、超音波が軸方向、即ち細長形状部品の軸線方向に集
中されることができる。
【0020】管、特に小径管を検査する場合に、本発明
による装置の変換器は、回転対称で曲線上の母線を有す
る作用面を有する支持体と、支持体の作用面の軸線の回
りに連続した角度位置に作用面の母線に沿って配置され
た複数の圧電素子と、互いに20°以下で、小径管の場
合には好ましくは10°以下で間隔を隔てた支持体、圧
電素子を励起する装置が、超音波によって、少なくとも
円周方向に管壁の走査を得るために継続的に制御される
【0021】本発明を良く理解するために、今、非限定
的な例により、添付図面を参照しながら本発明による超
音波検査装置の実施例と、小径で管長の長い管、大口径
管及びレールのような構造部品に対する非破壊検査の使
用とを説明する。
【0022】
【実施例】図1に、例えば20mm以下の小径で、例え
ば数十m程度の管長を有する管1の管壁の超音波非破壊
検査装置を示す。本発明による装置は、管内を管1の軸
線3の方向に沿って移動できる全体的に参照番号2で表
示される可動部分からなる。
【0023】可動部分2は、検査すべき管1に最初に係
合し、図1及び図2の上部先端を有する。検査装置の全
可動部の先端部は、先端から後端に順次、案内ヘッド4
、超音波変換器5、案内リング6、変換器5の検出素子
のスイッチを行うプリアンプ及び多重装置7、電気接続
リング8からなる。
【0024】検査装置の全可動部2の先端部は、変換器
5が管内で並進に移動することによって、全可動部2の
一部を構成する可撓性ケーブル10の端部に固定される
。案内ヘッド4は、丸みをもった先端を有する円錐形状
或いは半球形状の回転対称物からなる。案内ヘッド4及
びリング6の最大径は、検査されるべき管1の内径以下
であるが、超音波変換器5の外径以上である。
【0025】ケーブル10は、管状構造を有し、変換器
5に電流を給電するのを可能にし、変換器5から生じる
測定信号を、接続リング8によって集めるのを可能にす
る電気導体11を、内部孔に全長に沿って通すことがで
きる。ケーブル10は、外面が半径方向に突出した案内
部品12を有し、これらの案内部品は環状或いは球状で
あるのが好ましい。案内部品12の外径は、管1の内径
より僅かに小さく、軸方向に移動中、管1内の検査装置
の全可動部2を効果的に案内し、結合流体の流路を与え
る。
【0026】本発明による検査装置は又、管1の流入端
部に漏れ止めの仕方で連結された閉鎖包囲体14の内側
に、全可動部2のケーブル10を並進移動させるための
装置15を有する。装置15は、コントロールユニット
16によって制御されるモータに接続された軸によって
一定の速さで、包囲体14の内部でケーブル10を巻き
取ったり、巻出したりするウィンチを有する引張押込み
装置の形態を構成するのがよい。
【0027】変換器5に電流を給電し、変換器からの電
気測定信号を集めする電気導体11は、変換器を給電し
、しかも信号を集めるケーブル18の導体に、例えばウ
ィンチ15に接触した整流子によって電気接続されてい
る。ケーブル18は、変換器に電流を給電する装置と変
換器から生じる測定信号を集め、分析する装置とを有す
るユニット20に接続されている。
【0028】循環ポンプ21が、パイプを介して包囲体
14の内容積に連結されており、管1内の水等の結合液
体の流れを作り、この結合液体は、管1内の変換器の位
置に係わらず、変換器5のレベルに到達する。結合液体
用戻りパイプ22は又、包囲体14に接続される。かく
して、結合液体の途切れない流れが、管内に与えられる
【0029】図3において、が示され、案内ヘッド4と
可動ケーブル10の端部に固定された変換器5とを有す
る本発明による検査装置の全可動部の先端部を、曲がり
管1aを有する管1内の初期作動位置で及び管1の軸線
3に沿う検査装置の全可動部の移動中の3つの連続位置
5a、5b、5cで示す。変換器5は、最大径が、実質
的に管1の内径以下で、管の軸方向における厚さが小さ
い凹形側面を有するペレット形状である。このように、
可撓性ケーブル10の端部に固定された変換器5は、こ
の曲がり部の管内で向き(位置5a、5b及び5c)を
連続的に自由にとることができるので、曲がり半径の小
さい1aのような曲がり部においても、容易に管内を移
動できる。
【0030】変換器5のあらゆる連続的な位置では、超
音波を放出する作用面を構成するこの変換器の凹形外側
面は、後述するように、管1の内面に向かって一定方向
に保持される。構造は後に説明するが、最大径が実質的
に管の内径以下の凹形側面を有する平らなペレットの全
体形状を有する本発明による変換器は、この管が小径で
、管長が長く、曲がり半径の小さい曲がり管を有する場
合でも、管の検査を内側から行える。
【0031】回転対称で、しかも凹形側面を有する平ら
なペレットの形状で構成された本発明による超音波検査
装置の変換器を説明するために、図4、図11及び図1
2を今参照する。変換器30は、厚さが実質的に直径よ
り小さいペレット形状の支持体25によって構成される
。支持体25は、超音波減衰材料で作られているのが好
ましいが、必要ではない。
【0032】回転対称である変換器30の支持体は、曲
線で、凹面を外側の方に向けた外部側面を構成する母線
を有するので、支持体の外部側面は、中空形状を有する
。圧電素子26は、支持体の母線形状に相当する湾曲形
状を有するストリップによって構成される。これらの圧
電素子は、支持体の母線に沿って変換器の外部側面に対
して固定される。
【0033】図1に示すような全可動部に結合した変換
器30は、管1内に挿入され、軸方向に動かされるので
、対称軸は、管の軸線に一致する。圧電曲線ストリップ
26が表面に固定された変換器の外面の幾何形状により
、超音波を、変換器の軸方向及び支持体25の表面の曲
率による単純な幾何形状の効果によって管1の軸方向及
び圧電ストリップ26の軸方向に集中させることができ
る。この集中は、「幾何的集中」という言葉によって示
される。かくして、軸方向焦点距離の小さい焦点が得ら
れる。
【0034】さらに、ビームの焦点距離は支持体の曲率
及び圧電素子26の励起シーケンスに依存するので、変
換器30により、圧電素子26によって発生される超音
波ビームを、様々に集中させることができる。かくして
、ビームを管1の管壁の特定の細部に集中させることが
できる。検査すべき管が20mm程度の内径を有する場
合には、最大径が10mm程度で、厚さ4mm 程度の
支持体ペレットを、都合良く使用できる。
【0035】曲線ストリップの形状を有する寸法の非常
に小さい圧電素子26は、ペレットの側面に固定される
。ストリップ26は、圧電特性を有する結晶物質、即ち
電流によって励起され、振動して超音波領域に相当する
周波数の音波を発生する物質によって構成される。
【0036】最大径が10mmで厚さ4mm の支持体
ペレット25である場合には、ストリップ26は、4m
m前後の長さ、0.3 mmから0.4mm の円周方
向の幅1 、0.1mm から0.3mm の半径方向
の厚さeを有する。圧電ストリップ26の各々は、スト
リップに励起電流を供給することができ、かつ振動した
ストリップ26によって発生した測定電流を集電するこ
とができる図1に示すサーキット7のようなスイッチサ
ーキットに、電気導体を介して接続されている。
【0037】幅及び厚さに関する上述したストリップの
寸法の適用により、発生した周波数は、10MHzから
15MHzに達するので、周知の周波数(5MHzから
7.5MHz)より大きくするのが可能である。かくし
て、超音波検査用に従来使用されている波長に較べて、
波長が相当短くなるので、検査装置の分解能は、増大す
る。
【0038】圧電ストリップ26は、実質的に一定の間
隔で円周方向に連続した位置でペレット25の外側側面
に固定される。10mmの直径を有する支持体ペレット
及び幅が0.3mmより僅かに大きいストリップの場合
には、非常に僅かな空間を圧電ストリップ間に設けて8
0個の圧電ストリップ26をペレットの側面の全体に配
置することができる。
【0039】この場合、連続する2つの圧電ストリップ
26aと26bのペレットの軸線の回りの角度位置は、
4°近くの角度αによって分離される。図8では、圧電
ストリップ26aと26bが、表現を単純明快にするた
めに架空の相互位置で示されており、角度αは実質的に
4°より大きい値である。個々の圧電ストリップ26或
いはペレット25の円周方向に配置されるストリップ2
6のグループに次々に給電することにより、ペレット2
5の軸線が、管1の軸線と実質的に一致するように、変
換器5を配置じた管1の管壁を円周方向に走査すること
を可能にする。
【0040】管1の外面で圧電素子26によって発生さ
れる超音波ビームの集中により、円周方向に小さい範囲
の焦点27を得ることができ、走査によって得られる管
の軸線を中心とするこの集中の次々に角度位置は、互い
に約4°間隔を隔てている。かくして、超音波ビームに
よる管1の管壁の走査中、非常に高い分解能が得られる
【0041】円周方向の走査と変換器の作用面の曲線形
状に起因する幾何的集中の組み合わせは、非常に小さい
焦点のおかげで、検査及び欠陥の走査を行うのに必要な
感度を得ることができる。管1の管壁のありうる欠陥に
よって反射された音波は、圧電素子26によって受けら
れ、圧電素子はこれらの欠陥の存在を示す電気信号特性
を発生する。
【0042】検査装置の処理ユニットで分析される圧電
素子26から発生する電気信号により、管壁の欠陥の存
在を非常に正確にしかも非常に感度よく検出することを
可能にする。管1の壁の円周方向の走査は、管1内で変
換器5を回転させる必要なく、電子装置だけで得られる
ことに気付くべきである。
【0043】かくして、管内で変換器5を、この管の軸
方向の並進だけで移動させることによって、管1の壁の
完全な検査を行うことができる。側面上の圧電素子から
なる超音波プローブ5の分解能は、見つけた欠陥の詳細
或いは検査されるべき管の直径に適用することができる
。プローブの側面に分配された圧電素子の全体の数を増
減することによって、及び(又は)作用面及び圧電スト
リップの曲率を調整することによって、分解能を増大さ
せたり、減少させたりすることができる。
【0044】かくして、回転対称でしかも曲線の母線を
有する支持体の周囲の回りに次々に配置された寸法形状
の非常に小さい圧電素子を数百個或いは数十個使用する
ことができる。プローブの支持体の軸線を中心とする次
々の圧電素子の角度位置は、これらの圧電素子が支持体
の周囲上一様に間隔を隔てている場合には、1°程度の
角度だけ或いはそれ以下の角度でも互いに間隔を隔てる
ことができる。検査の所望性能が許すなら、圧電素子は
、例えば10°から20°だけ間隔を隔てることができ
る。
【0045】本発明の範囲内で小径の管を検査するため
に用いられる変換器の場合には、もし連続した2つの圧
電素子の角度距離が10°以下であれば、管壁の十分な
分析的詳細及び効果的な走査が得られる。圧電素子が、
円筒形でより一般的に回転対称であるプローブの周囲全
体に配置されている場合には、少なくとも一様に間隔を
隔てた72個の圧電素子が、プローブの回りに配置され
る。
【0046】しかし、使用したい用途の応じて、変換器
の周囲の一部だけに圧電素子を配置した変換器を使用す
るのも可能である。この場合、プローブの周囲の小部分
に圧電素子を小数配置して使用することが可能である。 後述するように、例えば圧延溶接管の小さな幅の長手方
向溶接の検査を行うために、プローブ支持体の周面に圧
電素子をたった3個配置して使用することが可能である
【0047】しかし、あらゆる場合に、支持体の周囲に
配置された2つの連続した圧電素子は、10°前後の小
さい角度距離で分離され、本発明による装置によって提
供される利点、特に十分な分析的詳細を得ることができ
る。図4に示す変換器30により、管壁の方向に超音波
ビーム31を放出して、このビームを管1の外面の近く
で焦点合わせすることによって、例えば管1の壁の内側
の任意に位置にある割れ29のような、管1の壁の欠陥
を検出することができる。管の壁の及び欠陥29の円周
方向の走査は、変換器5の圧電素子26の特定の順序の
励起によって得られる。
【0048】図5は、図4に示す変換器30の変形実施
例の変換器40を示す。凹形外側面を有する変換器40
の支持体は、変換器30の支持体25と同様な仕方で組
み立てられる。変換器30を構成するのに用いられるよ
うな連続曲線の圧電素子32の替わりに、母線の曲線に
一致する線に沿って支持体の外側面に配置された小寸法
41の圧電素子又は粒子が用いられる。
【0049】圧電素子41の母線に沿う特定の順序の励
起によって、走査中ビームの連続位置を示す超音波ビー
ム42の列によって表示されるように、管1の壁を長手
方向に局所的に走査することができる。遅延ラインによ
る圧電素子41のグループの電気放出及び受信信号の作
用によって、管の内面及び外面上の焦点合わせにそれぞ
れ対応するビーム43及び43´によって示されるよう
に、超音波ビームの焦点距離を変化させることができる
。圧電素子41の放出及び受信状態を、ビーム43及び
ビーム43´の放出及び受信に対応する状態間で変化さ
せることによって、半径方向の集中を生じさせることが
できる。これは動的集中として表示される。これにより
管1の壁の厚さ全体を探査することができる。
【0050】したがって、適合した形状の変換器を使用
することによって、管壁の円周方向の走査だけでなく、
長手方向及び半径方向の走査も行うことが可能である。 かくして、電気スイッチ装置を使用するだけで、管壁の
全体領域の走査及び探査を行うことが可能である。種々
の圧電素子のスイッチ操作は、図2に7で表示するよう
な複合装置によって得られる。このような装置は、多量
のデータを圧電素子に或いはこれらの素子から順次伝達
することを可能にする。
【0051】さらに、圧電素子のグループのプログラム
化した励起を行うことができ、開口及び特性が、単一の
圧電ペレットからなる変換器から得られる開口及び特性
とほぼ等しい超音波領域を得ることができる。図6は、
変形実施例による変換器45を示し、変換器45は回転
対称で、曲線の母線を有し、支持体の対称軸に対して全
体的に傾斜した支持体と、この支持体の母線に沿って支
持体の外側面に配置されたストリップの形状を有する曲
線上の圧電素子46とからなる。
【0052】図7は、変換器45の変形実施例である変
換器47を示し、圧電ストリップ46の代わりに、小さ
い間隔をもって変換器47の支持体の母線に沿って配置
された小寸法の圧電素子48又は粒子が用いられる。変
換器47は、圧電素子48に特定の順序で給電すること
によって、管1の壁を傾斜した超音波ビーム49で長手
方向に走査することを可能にする。
【0053】変換器47のような変換器の場合には、任
意の平面、すなわち軸方向平面或いは横方向平面と異な
ら平面で管壁の分析を行うために、種々の連続した母線
に沿って配置された圧電素子の特定な順序での励起を行
うことによって、ビームの角度の偏向を得ることも可能
である。あらゆる場合に、走査は単に非常に高速な電気
装置だけで得られ、機械的装置を用いない。
【0054】したがって、管長の長い管の検査は、変換
器を管の軸方向に沿って移動することが必要なだけであ
る。管壁の走査及び検査の能力は、機械的走査装置、特
に軸の回りにプローブを回転させる装置を使用していた
場合には不可能であったような、非常に高くなるもので
ある。
【0055】図3に示すような管の曲がり部或いは湾曲
部を検査するときには、変換器の軸が、管の軸に沿って
正確に向けられていないので、本発明による装置により
、管の軸線方向に対する変換器の向錯誤の可能性を自動
的に補償することができる。事実、管壁から発生する圧
電素子によって受けられるエコーの種々の強さにより、
管内の変換器の向きを非常に正確に知ることができ、そ
の結果、変換器によって移送されるデータを修正できる
【0056】図13は、管の外側から、管51の壁の超
音波非破壊検査をすることができる本発明による装置の
変換器50を示す。変換器50は、内側の孔が、軸方向
に曲線をなし凹形で、検査すべき管51の直径以上の最
大径を有する環状の支持体52を有する。圧電ストリッ
プが、環状支持体52の凹形内面に渡って、この回転面
の母線に沿って、数°程度で常に10°以下の小さい角
度で互い違いに配置された変換器50の支持体52の軸
の回りの角度位置内に固定される。
【0057】圧電ストリップ53は、環状支持体52の
軸方向長さの実質的に等しい長さを有する。管51の壁
の非破壊検査は、管51に対して軸方向54に変換器5
0を相対移動させることによって行われる。固定位置に
保持された変換器50の孔の内側で管を移動させること
によって或いは、これに反して、管51の外面の周囲に
配置される変換器50を軸方向に移動させることによっ
て、この相対移動は得られる。
【0058】かくして、圧電素子53は管51の外面に
面して配置され、管壁の方向に超音波ビームを放出させ
る。水のような結合流体は、検査中変換器50と管51
との間の環状スペースを満たし、圧電素子53と管51
の壁との間の結合を与える。ある場合には、結合流体を
含む容器内に管を配置し、結合流体内に浸積された管の
軸に沿って変換器を移動させることもできる。
【0059】変換器50のような環状変換器からなる本
発明による装置は、熱交換器のように管の製造後でこれ
らの管を取り付ける前に直管の検査をする場合に、困難
なく使用できる。一方、曲がり或いは屈曲管の場合又は
熱交換器容器の内側に取り付けられる管の場合、検査す
べき管の内側で軸方向に移動される変換器からなる検査
装置を使用するのが一般的に好ましい。
【0060】図11は、平板の圧延加工及び、互いに突
き合わせられる平板の縁の直線溶接シーム62に沿った
溶接によって得られる管61を示す。管61の内側で軸
方向に変換器60を移動することによって直線溶接シー
ム62を検査することができる本発明による超音波非破
壊検査装置の変換器60は、管61の内部に示される。
【0061】変換器60は、回転対称で、曲線の母線を
有するペレット形状の支持体64からなり、その直径は
、圧電素子65が配置される外側面に渡って実質的に管
61の内径より小さい。図4、図8及び図9に示される
変換器5の場合のように、これらの圧電素子65は、圧
電材料製の小寸法の曲線ストリップによって構成され、
その長さは、支持体ペレット64の厚さに実質的に等し
い。
【0062】溶接シーム62のような、管の小さい幅の
周囲を検査するための変換器60の場合には、検査は、
円筒支持体64の周囲の面の限られた部分を専有する小
数の圧電素子を使用することによって行われる。図11
に示すような、圧延加工で溶接管の溶接シーム62の検
査をする場合に、上述した変換器5の圧電素子26と同
じストリップの形態の3つの圧電素子からなる変換器6
0が使用される。
【0063】3つの圧電素子65は、支持体64の限定
された寸法の周域に配置され、これらの圧電素子65の
ペレット64の軸回りの圧電素子65の角度位置は、互
いに数°程度で、いかなる場合にも10°以下である小
さい角度で間隔を隔てられる。かくして、溶接シーム6
2の領域で管壁を走査し、局所的に検査するのが可能と
なる。
【0064】3つの圧電素子65を連続的に励起するこ
とにより、圧電素子によって発生される超音波ビーム6
6は、溶接シーム62を構成する管の領域を走査するよ
うに移動される。圧電素子65は、小さい幅を有し、ペ
レットの軸の回りに小さい角度を隔てて配置され、溶接
62からなる管の領域の詳細な分析を得ることができる
【0065】検査すべき領域の走査は、電気装置だけで
行われるので、軸を中心に変換器を回転させる必要はな
く、しかも全長に渡って、溶接62の検査を行うために
は、管の内部で軸方向にこの変換器を移動させる必要が
あるだけである。図12及び図13は、大口径の管壁及
び管の外側から或いは内側から、検査を行うようにされ
、環状或いは曲線の母線を有する円筒形状の支持体を有
する変換器からなる本発明による検査装置を使用して、
隣接した位置に配置される小寸法の圧電素子の表面に渡
って圧延加工による溶接管のような溶接シームを検査す
るのが可能であることを示している。
【0066】図12は、本発明による装置71の使用に
よって非破壊検査が行われる大口径の管70を示す。装
置71は、管70の外面に軸方向に移動できるように取
り付けられたハウジング72を有する。2つのシール7
3及び74は、ハウジング72と管70の外面との間に
漏れ止めの仕方で結合を与える。曲線の母線からなる内
面の環状の変換器75は、管70に対して同軸で管の回
りに配置されたハウジングの内側に固定されている。変
換器75は、管の軸線に沿って配置された変換器の軸の
回りに隣接した角度位置に管70に面して配置され、曲
線の圧電素子が配置された作用内面75a及び検査すべ
き管の方に向けられた凹面からなる。ハウジング72は
又、変換器の圧電素子が、引き続き給電され、さらにこ
れらの圧電素子から発生する信号が集められ、処理され
ることのできる1つ以上の電気モジュール76を有する
【0067】リザーバ77は、結合流体をハウジング内
に導くことができるので、結合流体は常に変換器の表面
75aと管70との間にある。図13装置81は、大口
径管80を内側から検査することができる。装置81は
、互いに結合された2つの端板82a及び82bと、端
板間の管80の容積を、比較的漏れ止めの仕方で閉鎖す
ることのできるそれぞれ83a及び83bの支持ガスケ
ットとからなるフレーム82を有する。
【0068】可動装置81は又、回転対称で、曲線の母
線85を有する変換器と、数個の電気モジュール86に
よって構成されるボックスと、結合流体87のリザーバ
とを有する。変換器85は、図4に示された変換器と同
様の仕方で組み立てられる。電気ボックス86により、
変換器85の圧電素子が給電され、変換器によって受信
された測定信号が集められ、処理されることができる。
【0069】図12に示す装置の場合には、付属装置(
図示せず)により、装置71は管70の軸方向に移動す
ることができる。図13に示す装置の場合には、全可動
部分81の移動は、管80の軸方向の流体の流れ或いは
付属装置によって与えられる。可能ならば、全可動部分
81の移動に使用される流体は、変換器85と壁80と
の間の超音波結合流体と同じであるのが好ましい。
【0070】図12及び図13に示すような装置は、管
長が非常に長く或いはパイプラインのような管路の管壁
を、全管壁を走査して検査することができる。本発明に
よる検査装置は、小さい曲げ半径の屈曲或いは湾曲部を
有する長い管を非破壊検査するのに使用することができ
、この曲がり半径は、例えば構造部の検査をするために
管径の3倍から5倍程度でも可能である。
【0071】本発明の装置による検査は、管の製造欠陥
或いは構造部等の欠陥、磨耗、腐触、浸触、割れ、初期
割れによる管の厚さの減少を発見し、位置決めし、測定
することができる。あらゆる場合に、本発明による装置
により、検出及び非常に詳細な欠陥の分析を行って、管
壁或いは構造部の表面及びその深さ方向の走査が可能で
ある。この走査は、プローブを管の軸方向に並進移動さ
せる以外に、管に対して移動させる必要なく得られる。
【0072】大口径管或いは大口径構造部に対して、軸
方向の走査は、変換器の移動或いは移動流体、管の外側
或いは内側の付属装置によって得られる。管壁或いは構
造部の表面及び深さ方向の走査は、電気装置によって非
常に高速に行われる。走査は、円周方向、長手方向、及
び(又は)管の厚さ方向に行うことができ、管の軸線に
対してあらゆる向きを有する面の欠陥の検出及び分析を
行うこともできる。
【0073】本発明による装置は、意図した用途及び変
換器の組み立てに適合された分解能が得られるのを可能
にする。この分解能は、本発明による装置の圧電素子の
寸法より非常に大きい寸法の圧電素子からなる周知なタ
イプの変換器で得られる分解能より大きい。本発明によ
る装置の場合、非常に小寸法の圧電素子の曲線の支持体
に渡る配置及び特定の順序のこれらの圧電素子の励起に
よって、非常に高い分解能が得られ、壁の非常に正確な
領域を電気装置だけで走査することができる。さらに、
本発明による非破壊検査装置の場合には、小さい曲がり
半径を有する曲がり管或いは屈曲管を管の内部から容易
に検査できる非常に小型の変換器を使用することができ
る。
【0074】したがって、本発明による装置は、製造中
の管及び構造部分の検査及び運転中の検査のいずれの場
合にも、例えば直管、曲がり管或いはらせん管を有する
熱交換器や蒸気発生器のような装置の内側に、非常に容
易に使用することができる。本発明による装置により、
例えば100mまで達するような非常に長い管を非常に
高速に検査することができ、事実、変換器は、検査の質
に影響を及ぼすことなく、管の軸方向に12m/min
程度の高速で移動することができる。
【0075】小径で10m以上の長さの管を検査する場
合に、信号の送信及び受信を行うのに使用され、多重電
気的走査を行う電気装置の少なくとも一部は、変換器に
結合して、管内で変換器とともに移動することができる
。本発明は、説明してきた実施例に限定されない。かく
して、小寸法の圧電素子が固定された外面に渡って回転
対称でない形状を有する変換器を使用するのが可能で、
その圧電素子は、管壁或いは構造部分の表面及び厚さを
電気的装置だけで走査できる相対位置に配置される。
【0076】変換器の圧電素子の励起装置、測定信号の
集め装置及びそれらの装置と結合したスイッチ装置は、
電気業界における技術領域で周知の任意のタイプのもの
でよい。検査装置の全可動部分の案内及び移動装置は、
説明してきたものとは異なった仕方で組み立てられる変
換器を有する。
【0077】特に、変換器を移動させるためにあらゆる
タイプの引き押し装置を使用し、又支持体、変換器の移
動及び給電を提供する可撓性ケーブル等の部品を使用す
ることができる。変換器を運搬するフレーム或いはハウ
ジングを移動させる周知の装置を使用し、或いは管内の
搬送流体まで使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】変換器が管内の作動位置にある本発明による超
音波非破壊検査装置の外観図である。
【図2】検査が行われている管に挿入された本発明によ
る検査装置の部分断面立面図である。
【図3】検査が行われている管内を移動中の種々の位置
における本発明による検査装置の変換器を示す断面立面
図である。
【図4】検査用管内位置における種々の実施態様による
本発明の検査装置の変換器の断面立面図である。
【図5】検査用管内位置における種々の実施態様による
本発明の検査装置の変換器の断面立面図である。
【図6】検査用管内位置における種々の実施態様による
本発明の検査装置の変換器の断面立面図である。
【図7】検査用管内位置における種々の実施態様による
本発明の検査装置の変換器の断面立面図である。
【図8】管内位置における本発明による検査装置の変換
器の縦断面図である。
【図9】円筒形状の支持体からなる本発明による装置の
変換器の斜視図である。
【図10】管壁を外側から検査可能とする本発明による
装置の変換器の軸断面図である。
【図11】圧延溶接管の縦溶接部を、管の内側から検査
するのに使用される本発明による検査装置の変換器の縦
断面図である。
【図12】大口径管を内側から検査するのに使用される
本発明による非破壊検査装置の軸断面図である。
【図13】大口径管を内側から検査するのに使用される
本発明による装置の軸断面図である。
【符号の説明】
1  細長形状部品 7  励起装置 8  励起装置 10  移動装置 15  移動装置 16  移動装置 25  支持体 26  圧電素子 41  圧電素子 46  圧電素子 48  圧電素子 51  細長形状部品 52  支持体 53  圧電素子 61  細長形状部品 64  支持体 65  圧電素子 70  細長形状部品 75  作用面 76  励起装置 80  細長形状部品 82  ハウジング 86  励起装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  細長形状部品の表面形状に一致した形
    状の作用面(75a)を有する支持体(25、52、6
    4)と、その表面が、変換器の移動中前記細長形状部品
    の表面に面して、隣接した位置に前記支持体の前記作用
    面に固定された複数の圧電素子(26、41、46、4
    8、53、65)とからなる超音波変換器(5、30、
    40、45、47、50、60、75、85)と、前記
    細長形状部品の長手方向に沿った変換器の移動装置(1
    0、15、16)と、前記細長形状部品に少なくとも一
    面の方向に超音波を放出させるための変換器の励起装置
    (7、8、76、86)と、この励起装置は、前記圧電
    素子に結合され、細長形状部品の面内に集中させ、円周
    方向の走査を得て及び(又は)この同一面内で深さ方向
    に集中を得るために特定の順序で励起を発生させるよう
    に制御され、さらに前記変換器から発生する測定電流を
    集め、分析する装置(20、76、86)とからなる実
    質的に一定断面(1、51、61、70、80)を有す
    る細長形状部品の超音波非破壊検査用装置において、前
    記変換器(5、30、40、45、47、50、60、
    75、85)の前記支持体(25、52、64)が、細
    長形状(1、51、61、70、80)部品の長手軸線
    に一致する前記変換器の軸線を通る面で切った断面が曲
    線である凹形作用面を有し、その凹面は、前記細長形状
    部品の方に向いており、前記超音波を前記軸線方向、即
    ち前記細長形状部品の軸線方向に集中することができる
    ように、前記圧電素子が、前記変換器の前記支持体の前
    記作用面の連続した軸曲線に沿って配置されていること
    を特徴とする超音波非破壊検査用装置。
  2. 【請求項2】  前記細長形状(1、51、61、70
    、80)の部品が、その壁が検査される管状の部品であ
    る場合に、前記変換器(5、30、40、45、47、
    50、60、75、85)の前記支持体(25、52、
    64)が、回転対称でしかも前記変換器の前記移動中、
    前記管状部品の表面に面して配置された作用面(75a
    )と、回転作用面の母線を構成する前記曲線と、前記圧
    電素子(26、41、46、48、53、65)が前記
    支持体の前記作用面の母線に沿って、前記支持体の前記
    作用面の軸の回りに互いに最大20°間隔を隔てた連続
    した角度位置に固定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記変換器(5、30、35、40、
    45、47、60、85)は、前記管状部品(1、51
    、61、80)の内側で前記軸方向に並進移動するため
    の装置(10、15、16)に結合することを特徴とす
    る請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】  前記変換器(50、75)の前記支持
    体(52)は、環状であり、前記圧電素子(53)が前
    記環状支持体(52)の曲線の母線を有する内面に固定
    され、その表面が前記変換器(50、75)に対して、
    前記軸方向(54)に相対移動する前記管(51)の外
    面に面して配置されることを特徴とする請求項2に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】  前記変換器(5、30、40、50、
    60、75、85)は、作用面(75a)の母線に沿っ
    て、前記変換器の前記支持体のこの表面に固定された圧
    電材料で作られた曲線ストリップ(26)の形状で構成
    された圧電素子からなることを特徴とする請求項2に記
    載の装置。
  6. 【請求項6】  前記圧電素子(41、48)は、前記
    作用面の連続した曲線母線に沿って、前記支持体の前記
    作用面に縦横に配置された小型部品によって構成され、
    前記圧電素子(41、48)は、前記管の円周方向及び
    長手方向に前記管の壁を走査するために、信号の励起と
    電気制御された特定の順序で動作を行う収集装置とに結
    合されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】  前記変換器(60)は、前記変換器の
    前記支持体の前記作用周面の一部に渡って配置された小
    数の圧電素子(65)からなることを特徴とする請求項
    2に記載の装置。
  8. 【請求項8】  前記変換器(60)は、圧延管或いは
    溶接管(61)の溶接部(62)を検査して走査するた
    めに、3つの圧電素子からなることを特徴とする請求項
    7に記載の装置。
  9. 【請求項9】  前記圧電素子(41、48)は、前記
    変換器(40、47)の前記作用面に縦横に配置された
    小型部品形状で、前記圧電素子(41、48)は、前記
    変換器(40、47)の前記支持体の前記作用面の前記
    連続した軸方向曲線に沿ってある間隔をもって整列され
    、前記管の前記壁が、円周方向に及び長手方向に、しか
    も半径方向、即ち前記管(1)の厚さ方向に沿って走査
    されることを可能にする特定の順序で励起する電気励起
    装置に結合されていることを特徴とする請求項1及び請
    求項2のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】  前記変換器(5、30、40、45
    、47、50、60、75、85)は、作用面に三百個
    から数百個の間の多数の圧電素子からなることを特徴と
    する請求項1及び請求項2のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】  前記変換器の前記作用面の周囲のに
    連続的に配置された前記圧電素子(26、41、46、
    48、53、65)の前記角度位置が、最大で10°の
    角度により分離されていることを特徴とする請求項1及
    び請求項2のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】  前記変換器の前記作用面の周囲のに
    連続的に配置された前記圧電素子(26、41、46、
    48、53、65)の前記角度位置が、1°及び5°以
    下の角度で互いに分離されていることを特徴とする請求
    項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】  内径が20mm以下の管の検査を行
    う場合に、前記変換器の前記支持体(25)が、直径が
    10mm前後で、厚さが4mm前後である凹形側面を有
    するペレットによって構成され、前記圧電ストリップ(
    26)は、4mm前後の長さで、前記支持体(25)の
    円周方向に0.3mmから0.4mmの間の幅を有し、
    前記支持体(25)の半径方向に0.1mmから0.3
    mmの間の厚さを有することを特徴とする請求項2に記
    載の装置。
  14. 【請求項14】  前記信号を放出し受信して、電気的
    多重走査を行う前記電気装置が、検査が行われる管の内
    側の前記変換器とともに移動されるように、前記変換器
    に結合されていることを特徴とする長さ10m以上の管
    を検査するための請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】  前記変換器(45、47)の前記支
    持体は、前記支持体の回転軸に対して全体的に傾斜した
    曲線の母線からなることを特徴とする請求項1に記載の
    装置。
  16. 【請求項16】  前記変換器(5、35、40、45
    、47、50、60、75、85)の前記支持体は、前
    記超音波減衰材料から作られていることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  17. 【請求項17】  前記変換器(75、85)の前記圧
    電素子を給電するための装置を備えた電気ボックス(7
    6、86)が固定された前記細長形状(70、80)の
    前記部品に対して移動するように取り付けられたフレー
    ム或いはハウジング(72、82)と、前記圧電素子と
    結合流体のリザーバ(77、87)とから発生する測定
    信号を処理する装置とからなることを特徴とする請求項
    1に記載の装置。
  18. 【請求項18】  前記フレーム或いはハウジング(8
    2)は、前記中空部品(80)の内側を流れる流体によ
    って、検査が行われる中空部品(80)の内側を移動す
    ることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】  前記部品(1、61、80)は、内
    部を流体が流れる中空部品である場合に、前記変換器(
    5、30、35、40、45、47、60、85)と前
    記中空部品との間の結合は、前記流体によって行われる
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
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