JPH04301562A - 高濃度塩の分析方法とその装置 - Google Patents

高濃度塩の分析方法とその装置

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JPH04301562A
JPH04301562A JP6580391A JP6580391A JPH04301562A JP H04301562 A JPH04301562 A JP H04301562A JP 6580391 A JP6580391 A JP 6580391A JP 6580391 A JP6580391 A JP 6580391A JP H04301562 A JPH04301562 A JP H04301562A
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JP
Japan
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column
cutting
sample
high concentration
analyzing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6580391A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Hanaoka
花岡 譲
Hisayuki Ikeda
池田 久幸
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高濃度塩中のイオン種
をクロマトグラフィックに分析する高濃度塩の分析方法
とその装置に関し、更に詳しくは、試料中に目的成分と
共存している干渉成分の影響を受けることなく目的成分
を迅速かつ正確に分析できる高濃度塩の分析方法とその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来から知られている高濃度塩の
分析装置としてのイオンクロマトグラフの構成説明図で
あり、図中、1aは溶離液を貯溜する槽、1bはスキャ
ベンジャ液を貯溜する槽、2は溶離液や除去液に含まれ
る気泡を除去するデガッサ、3a,3bは送液ポンプ、
4は第1〜第6の接続口4a〜4fと計量管4gを有す
るインジェクタ、5は分離カラム、6は例えばイオン交
換膜で内部が内室と外室に仕切られると共に該内室に槽
1bからのスキャベンジャ液が流され外室に分離カラム
5からの溶出液が流されているサプレッサ、7は予熱感
、8は例えば導電率計でなる検出器、9は恒温槽、10
a〜10cは逆止弁、11は分析装置である。
【0003】このような構成からなる従来のイオンクロ
マトグラフにおいて、最初、インジェクタ4がオフで、
その内部流路は図1の実線接続状態となっている。また
、ポンプ3aが駆動して、槽1a内の溶離液が、デガッ
サ2→ポンプ3a→インジェクタ4の第1,第2接続口
4a,4b→分離カラム5→サプレッサ6の内室→予熱
管7→検出器8→予熱管7→逆止弁10cを通って排出
される。更に、ポンプ3bが駆動して、槽1b内のスキ
ャベンジャ液が、デガッサ2→ポンプ3c→サプレッサ
6の外室→逆止弁10bを通って排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、図7のようなイ
オンクロマトグラフを用いて高純度試薬中の不純物を定
量するには、イオンクロマトグラフの定量下限よりも稀
釈倍率を低くし、できるだけ高濃度の試料をインジェク
タ4に注入することが望まれる。このため、試料中に目
的成分よりも先に溶出する高濃度成分(例えば、CO3
 2−やOH− )が含まれている場合には、かかる高
濃度成分を上記サプレッサ6で完全に除去できないとい
う欠点があった。また、高濃度成分(例えば、CO3 
2−やOH− )が多くなるとクロマトグラムのベ―ス
ラインが乱れる欠点も生じ、究極的に、試料中の目的成
分を正確に測定することが困難となっていた。
【0005】本発明は、かかる状況などに鑑みてなされ
たものであり、その目的は、試料中に目的成分と共存し
ている干渉成分の影響を受けることなく目的成分を迅速
かつ正確に分析できる高濃度塩の分析方法とその装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、高濃度塩中の
イオン種をクロマトグラフィックに分析する高濃度塩の
分析方法おいて、試料中の目的成分よりも先に溶出する
干渉成分をカッティングバルブを用いて除去し該目的成
分だけを分離カラムに導くことにより、試料中に目的成
分と共存している干渉成分の影響を受けることなく、目
的成分を正確に分析することによって前記課題を解決し
たものである。
【0007】同様に、本発明は、高濃度塩中のイオン種
をクロマトグラフィックに分析する高濃度塩の分析装置
において、第1〜第6の接続口及び計量管を有するイン
ジェクタと、カッティングカラムと、第1〜第6の接続
口及び空パイプを有するカッティングバルブと、分離カ
ラムと、イオン交換膜で内部が内室と外室に仕切られる
と共に該内室にスキャベンジャ液が流され外室に前記分
離カラムからの溶出液が流されているサプレッサと、検
出器とを設け、前記高濃度塩に含まれている干渉成分の
影響を受けることなく目的成分を分析することによって
前記課題を解決したものである。
【0008】
【作用】本発明は次のように作用する。即ち、試料中の
干渉成分がカッテングカラムの空パイプに入った時点で
、カッティングカラムオンにし、該干渉成分を空パイプ
内に閉じこめらる。カッティングカラムを経由した試料
中の測定成分(干渉成分の後方から溶出する成分)だけ
が、カッティングカラムを経由して分離カラムに到達し
てクロマトグラフィックに分離される。このようにして
分離された分離カラム5の溶出液は、サプレッサの内室
と予熱管を経由して検出器で検出されて、クロマトグラ
ムを与えるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明について図を用いて詳細に説明
する。第1図は本発明実施例を説明するための構成説明
図であり、図中、図7と同一記号は同一意味を持たせて
使用しここでの重複説明は省略する。また、12はカッ
ティングカラム、13は第1〜第6の接続口13a〜1
3fと空パイプ13gを有するカッティングバルブであ
る。
【0010】このような構成からなる本発明の実施例に
おいて、最初、インジェクタ4がオフで、その内部流路
は図1の実線接続状態となっている。また、ポンプ3a
が駆動して、槽1a内の溶離液が、デガッサ2→ポンプ
3a→インジェクタ4の第1,第2接続口4a,4b→
カッティングカラム12→カッティングカラム13の第
1,第6接続口4a,4f→空パイプ13g→カッティ
ングカラム13の第3,第2接続口13c,13b→分
離カラム5→サプレッサ6の内室→予熱管7→検出器8
→予熱管7→逆止弁10cを通って排出される。更に、
ポンプ3bが駆動して、槽1b内の溶離液が、デガッサ
2→ポンプ3b→サプレッサ6の外室→逆止弁10bを
通って排出される。
【0011】この状態で、インジェクタ4がオンにされ
、その内部流路が図1の実線接続状態から破線接続状態
に切換えられる。このため、計量管4g内の試料は溶離
液に搬送されて、インジェクタ4の第3,第2接続口4
c,4b→カッティングカラム12→カッティングバル
ブ13の第1,第6接続口4a,4f→空パイプ13g
に達する。このようにして試料中の干渉成分が空パイプ
13gに入った時点で(例えば、インジェクタ4をオン
にしてから0.87分後)、カッティングカラム13を
オンにしてその内部流路を図1の実線接続状態から破線
接続状態に切換える。
【0012】このような切換えによって、上記干渉成分
は空パイプ12内に閉じこめられ、カッティングカラム
12を経由した試料中の測定成分(干渉成分の後方から
溶出する成分)だけが、カッティングカラム13の第3
,第2接続口13c,13bを経由して分離カラム5に
到達してクロマトグラフィックに分離される。このよう
にして分離された分離カラム5の溶出液は、サプレッサ
6の内室→予熱管7→検出器8→予熱管7→逆止弁10
cを通って排出される。
【0013】図2は標準試料(0.5ppmのCl− 
,0.5ppmのNO2 − ,0.5ppmのPO4
 −3, 0.5ppmのBr− ,0.5ppmのN
O3 − ,及び0.5ppmのSO4 −2を含む試
料)を上述のようにして分析した結果を示すクロマトグ
ラムである。また、図3は前述の図7を用いて上記標準
試料を分析した結果を示すクロマトグラムである。図2
と図3を比較すれば明らかなように、本発明実施例によ
れば試料中の干渉成分であるCl− ピ―クの影響を受
けることなく、NO2 − ,PO4 −3, Br−
 ,NO3 − ,SO4 −2の各イオンを正確に測
定できることが分かる。
【0014】図4は、0.1規定の水酸化ナトリウム溶
液中に含まれている不純物としてのCl− を、上述の
本発明実施例を用いて分析した結果を示すクロマトグラ
ムであり、図5は前述の図7を用いて上記標準試料を分
析した結果を示すクロマトグラムである。また、図6は
、図4のクロマトグラムを時間軸だけ3倍にして示した
クロマトグラムである。尚、本発明は図1の実施例に限
定されることなく種々の変形が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上詳しく説明したような本発明によれ
ば、高濃度塩の分析方法とその装置において、試料中の
目的成分よりも先に溶出する干渉成分をカッティングバ
ルブを用いて除去し該目的成分だけを分離カラムに導く
ことにより、前記干渉成分の影響を受けることなく前記
目的成分を分析するように構成した。このため、試料中
に目的成分と共存している干渉成分の影響を受けること
なく目的成分を迅速かつ正確に分析できる高濃度塩の分
析方法とその装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成説明図である。
【図2】本発明実施例を用いて作成したクロマトグラム
である。
【図3】従来例を用いて作成したクロマトグラムである
【図4】本発明実施例を用いて作成したクロマトグラム
である。
【図5】従来例を用いて作成したクロマトグラムである
【図6】本発明実施例を用いて作成したクロマトグラム
の時間軸を拡大したものである。
【図7】従来例の構成説明図である。 1a〜1c  槽 2  デガッサ 3a〜3c  送液ポンプ 4  インジェクタ、 4g  計量管 5  分離カラム 6  サプレッサ 7  予熱管 8  検出器 9  恒温槽、 10a〜10c  逆止弁、 11  分析装置 12  カッティングカラム 13  カッティングバルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高濃度塩中のイオン種をクロマトグラフィ
    ックに分析する高濃度塩の分析方法おいて、試料中の目
    的成分よりも先に溶出する干渉成分をカッティングバル
    ブを用いて除去し該目的成分だけを分離カラムに導くこ
    とにより、前記干渉成分の影響を受けることなく前記目
    的成分を分析することを特徴とする高濃度塩の分析方法
  2. 【請求項2】高濃度塩中のイオン種をクロマトグラフィ
    ックに分析する高濃度塩の分析装置において、第1〜第
    6の接続口及び計量管を有するインジェクタと、カッテ
    ィングカラムと、第1〜第6の接続口及び空パイプを有
    するカッティングカラムと、分離カラムと、イオン交換
    膜で内部が内室と外室に仕切られると共に該内室にスキ
    ャベンジャ液が流され外室に前記分離カラムからの溶出
    液が流されているサプレッサと、検出器とを具備し、前
    記高濃度塩に含まれている干渉成分の影響を受けること
    なく目的成分を分析することを特徴とする高濃度塩の分
    析装置。
JP6580391A 1991-03-29 1991-03-29 高濃度塩の分析方法とその装置 Pending JPH04301562A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020194608A1 (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 株式会社島津製作所 イオンクロマトグラフ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020194608A1 (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 株式会社島津製作所 イオンクロマトグラフ
JPWO2020194608A1 (ja) * 2019-03-27 2020-10-01
CN113646629A (zh) * 2019-03-27 2021-11-12 株式会社岛津制作所 离子色谱仪
CN113646629B (zh) * 2019-03-27 2024-03-26 株式会社岛津制作所 离子色谱仪

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