JPH04301412A - 改良複合ツーリング - Google Patents

改良複合ツーリング

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JPH04301412A
JPH04301412A JP3335458A JP33545891A JPH04301412A JP H04301412 A JPH04301412 A JP H04301412A JP 3335458 A JP3335458 A JP 3335458A JP 33545891 A JP33545891 A JP 33545891A JP H04301412 A JPH04301412 A JP H04301412A
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JP
Japan
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fiber
tooling
layer
resin
laminate
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Application number
JP3335458A
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English (en)
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Adrian Timothy Parkyn
エイドリアン・テイモシイ・パーキン
Christopher James Belk
クリストフアー・ジエイムズ・ベルク
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Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
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Publication date
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    • B29C33/38Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the material or the manufacturing process
    • B29C33/40Plastics, e.g. foam or rubber
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、差し込まれている繊維樹脂マ
トリックス材料から成る改良された複合ツーリング(t
ooling)品に関する。より詳細には、本発明は、
上記ツーリング品の連続した使用に必要な、改良された
耐衝撃損傷および真空保全状態の維持を示す改良複合ツ
ーリング品に関する。
【0002】
【関係出願に対する相互参照】これは、1990年11
月30日出願のU.S.S.N. 07/621,15
4の部分的継続出願である。
【0003】
【発明の背景】繊維補強された複合成型工具(tool
)の使用を通して数多くの真空および加圧成型品が今日
製造されている。
【0004】今日の繊維補強された複合成型工具は、多
層の繊維状および/または単方向の平行繊維トウから製
造されている。これらの繊維は、これらの繊維と結合し
そしてこれらの繊維間の応力を伝達する媒体として作用
しているところの、有機樹脂(類)に埋め込まれている
。上記ツーリングの製造に用いられている樹脂浸透加工
材または満水保かん構造の製造に現在用いられている樹
脂は、典型的には、鋳込みしたときもろいポリマーを生
じさせるところの、低粘度のエポキシ樹脂である。例え
ば、米国特許番号4,859,528にこのような製造
が開示されている。
【0005】上記もろさのため、それらから製造された
ツーリングは、従って、工具操作またはその成型部材の
離型中の衝撃損傷に対して敏感である。この損傷は主な
ものではないが、実際微細な損傷は存在し得る。しかし
ながら、このツーリングの使用中に遭遇する熱的および
加圧反復下では、この損傷を受けた領域中の亀裂の伝播
が生じる。亀裂がこの工具の厚みを通して伝わるとき、
このツーリングが真空を保持する能力はひどく減少する
か或は完全に損失する。このように、複合ツーリングを
用いた真空もしくは加圧成型品、或は樹脂トランスファ
ーもしくは樹脂反応射出成型品の製造において、このツ
ーリングが使用できなくなったとき、補修もしくは交換
する必要がある。
【0006】
【発明の要約】フィラメント補強された熱硬化性樹脂の
層(繊維樹脂マトリックス層と呼ぶ)と、差し込み層と
、から成る繊維補強された複合成型工具が、この工具の
亀裂もしくは他の損傷の伝播に対する抵抗力を大きく改
良し、それによりこの工具中の真空損失の事例を減少し
そしてその使用寿命を長引かせることをここに見い出し
た。
【0007】従って、本発明の1つの目的は、幅広い範
囲の温度および圧力条件に渡って満足できる機械特性を
維持しながら、衝撃によって誘発される損傷に対する抵
抗力が大きく改良されたところの、差し込みのある複合
ツーリングを提供することにある。このそして他の目的
は、(A)(i)高強度の補強用フィラメント、好適に
は約40〜70重量%および(ii)上記フィラメント
をコーティングしている熱硬化性樹脂組成物、好適には
約30〜60重量%から成る繊維補強された樹脂マトリ
ックス層と、(B)繊維樹脂マトリックス層の間に配置
されている少なくとも1つの分離した差し込み層と、か
ら成る複合成型工具によって達成される。
【0008】
【好適な具体例の説明】本発明の該繊維樹脂マトリック
ス成分と該差し込み層成分との間の動的関係は複雑であ
る。しかしながら、一般に、該差し込み層は、全ての温
度の複合物に対して、粘り、即ち高衝撃強度を与える一
方、該マトリックス樹脂はその補強物と差し込み物とを
結合させる働きをし、そして同様に、温度変化の影響に
対して高い抵抗力を示す。この差し込み層(類)は、損
傷力が該繊維樹脂マトリックスの荷重支持力以上のレベ
ルに到達する前にその損傷力を吸収することによって、
該繊維マトリックス層を保護するように設計される。例
えば、せん断力を受けたとき、この目的に適切な差し込
み材料は高い伸びを示し、従って該差し込み層はたわみ
、そしてこの繊維樹脂マトリックスが通常損傷を受ける
レベルに近づくにつれて、このせん断荷重のエネルギー
を吸収する。この樹脂に亀裂が生じるようなレベルに衝
撃荷重が到達した場合、この差し込み層の高ひずみ容量
が、この工具を通して亀裂が伝播するに必要なエネルギ
ーを上昇させることによって、この構造の保全状態の保
持を補助する。同様に、熱的反復中に受けた損傷の後の
亀裂伝播が制限される。このような相互保護関係を与え
る成分を選択することによって、高性能のツーリング組
成物が達成できる。
【0009】本発明に従う複合ツーリングは、織物もし
くはテープの、満水保かん、熱溶融または溶媒含浸、を
用いることにより製造されてもよい。これらの方法は複
合品の製造においてよく知られている。溶媒含浸の例は
ここに含まれる。
【0010】該差し込み層は、熱可塑性もしくは熱硬化
性樹脂のシートから成っていてもよい。熱可塑性および
熱硬化性樹脂のブレンド物から成る樹脂も利用できる。 差し込み層として本発明で有益な樹脂の例には、エラス
トマー改質エポキシ類、ポリスルホン類、ポリエーテル
イミド類、ポリアクリレート類、ポリイミド類およびポ
リエーテルスルホン類が含まれる。好適なものはポリエ
ーテルスルホンおよびポリイミド樹脂である。特に好適
なものは、ポリイミド樹脂であるところの、Upile
x−R\(UBE)フィルムの使用である。次に、この
差し込み材料を、加圧ローラーを用いて該繊維マトリッ
クスと共に積層する。該差し込み層(類)は、本発明の
真空維持恩恵を得るに充分な厚さで使用すべきであるが
、該工具が許容できない程の厚さ以上であってはならな
い。一般に、この厚さは約5〜約100ミクロンの範囲
である。 好適には、この差し込み層の厚さは約10〜約50ミク
ロンの範囲である。最も好適には、この差し込み層の厚
さは約10〜約30ミクロンの範囲である。
【0011】成型用途で用いられる複合ツーリングを製
造するとき、製造する成型工具の空気および/または溶
媒の通過の許容は必要である。従って、固体状の非透過
性差し込み層は望ましくはないが、これも本出願で使用
できる。代わりに、好適には、この成型工具から溶媒が
出て行くのを可能にするに充分な隙間が提供される。こ
のような隙間は、例えば、この積層構造物内にそれを固
定する前に該差し込み層に穴を開けるため、スパイク打
ちされたローラー(示されていない)によって、与えら
れてもよい。勿論、隙間の数とそれらの個々の大きさと
の間に関係が存在していると理解されるが、好適には、
差し込み層1平方インチ当たり約0〜約10個の範囲の
数の隙間が存在するように、送り穴を与えるべきである
。上記送り穴の大きさは重要ではないが、それらは、こ
のツーリングの構造保全状態に影響を与える程は大きく
あるべきでない。好適には、それらの大きさは約0.1
mm〜約1.0mmの範囲であるべきである。
【0012】該繊維樹脂マトリックスへの該差し込み層
の接着を補助するため、好適には、該複合物を積層する
前に、該マトリックス樹脂中に存在している樹脂の薄い
フィルムでこれをコートすべきである。これは、上記樹
脂系の、比較的低い固体物含有溶液(例えば、20〜2
5重量%)の入っている浴槽に、シートを通過させた後
、そのフィルム上に存在している溶媒を除去乾燥するこ
とによって達成される。
【0013】本発明で有益な該補強用フィラメントには
、これに限定されるものではないが、ガラス、炭素、シ
リコンカーバイド、ホウ素、アラミド、ポリエステル、
ポリアミド、レーヨン、ポリベンズイミダゾール、ポリ
ベンゾチアゾール、金属をコートした炭素繊維およびフ
ィラメント、或は上記フィラメントの組み合わせから成
るフィラメントが含まれる。重量比に対する高強度もし
くはせん断強度が必要な用途には、炭素繊維、ポリアミ
ドフィラメント、或は金属メッキしたグラファイトフィ
ラメント、例えばニッケルメッキした炭素繊維。
【0014】本発明のマトリックス樹脂として有効に利
用できる熱硬化性樹脂組成物には、エポキシ、ビニルエ
ステル類、ポリエステル類、ポリイミド、ビスマレイミ
ド、アセチレン末端を有する樹脂およびシアナートエス
テル樹脂が含まれる。
【0015】従って、該マトリックス樹脂としての該補
強用フィラメントをコートするに有益なエポキシ樹脂組
成物は、有益には、反応に利用できる1分子当たり2個
以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物から成ってい
てもよい。このようなエポキシプレポリマー類には、こ
れに限定されるものではないが、多価フェノール類、例
えばピロカテコール、レゾルシノール、ヒドロキノン、
4,4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、4,4’−
ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルメタン、
4,4’−ジヒドロキシジフェニルジメチルメタン、4
,4’−ジヒドロキシジフェニルメチルメタン、4,4
’−ジヒドロキシジフェニルシクロヘキサン、4,4’
−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニルプロパ
ン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンまたは
トリス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、の多官能
グリシジルエーテル類;上述したジフェノール類の塩素
化および臭素化生成物のポリグリシジルエーテル類;ノ
ボラック類(即ち、酸触媒の存在下での、一価もしくは
多価フェノールとアルデヒド類、特にホルムアルデヒド
との反応生成物)のポリグリシジルエーテル類;芳香族
ヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩2モルをジハロゲ
ノアルカンもしくはジハロゲンジアルキルエーテル1モ
ルでエステル化することによって得られるジフェノール
類のポリグリシジルエーテル類(英国特許番号1,01
7,612参照)が含まれる。
【0016】他の適切な化合物には、芳香族アミン類お
よびエピクロロヒドリンを基とするポリエポキシ化合物
、例えばN,N’−ジグリシジルアニリン、N,N’−
ジメチル−N,N−ジグリシジル−4−アミノフェニル
グリシジルエーテル、N,N,N’,N’−テトラグリ
シジル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン、および
ビス−4−アミノ安息香酸N,N,N’,N’−テトラ
グリシジル−1,3−プロピレンが含まれる。
【0017】芳香族、脂肪族および脂環式多カルボン酸
のグリシジルエステル類および/またはエポキシシクロ
ヘキシルエステル類、例えばフタル酸ジグリシジルエス
テルおよびアジピン酸エステル、1モルの芳香族もしく
は脂環式ジカルボン酸無水物と1モルのジオールもしく
は1/nモルのヒドロキシ基含有ポリオールとの反応生
成物のジグリシジルおよびグリシジルエステル類、或は
任意にメチル基で置換されていてもよいヘキサヒドロフ
タル酸のジグリシジルエステル類もまた、この工具用途
の最終上方使用温度に応じて適切である。
【0018】トリグリシジルイソシアヌレート、そして
多価チオール類、例えばビスメルカプトメチルベンゼン
の、ポリグリシジルチオエーテル類、並びにジグリシジ
ルトリメチレンスルホンもまた適切である。
【0019】該エポキシ樹脂組成物にはまた、エポキシ
樹脂用の硬化剤および触媒が含まれる。上記硬化剤およ
び触媒は本分野の技術者によく知られており、そしてこ
の目的のために好適な硬化剤は、これに限定されるもの
ではないが、ジアミノジフェニルスルホン、ジシアンジ
アミド、ジアミノジフェニルメタン、フェニレンジアミ
ン、およびホウ素トリフッ化アミン錯体およびイミダゾ
ール類の如き触媒を含むジアミン類である。
【0020】特別な用途に必要な硬化剤の量は本分野の
技術者によって容易に決定され、そして樹脂組成物の正
確な構成、所望の硬化条件および他の要因に従って変化
させる。しかしながら、説明のためではあるが、化学量
論を満足させるためには、全エポキシ樹脂を基準にして
約20〜40重量%、最も好適には約27〜31重量%
のジアミン硬化剤を使用するのが適切であることを見い
出した。
【0021】本発明の実施におけるマトリックス樹脂と
して潜在的に有益なポリイミド類には、米国特許番号3
,528,950、 3,745,149、 4,23
3,258および4,166,170中に記述されてい
るポリイミド類が含まれる。
【0022】このマトリックス樹脂として利用できるビ
スマレイミド樹脂には、次に示すモノマー類を基とする
ビスマレイミド類が含まれる:
【0023】
【化1】
【0024】ここで、この異性体種はメタおよびパラで
あり、そしてX=−CH2−、−O−、−S−、または
【0025】
【化2】
【0026】である。
【0027】請求する製品中に存在している差し込み層
の数は、このツーリング品の意図した用途およびそれが
受ける応力によって変化させる。少なくとも2層の差し
込み層が必要とされるが、繊維樹脂マトリックスの各々
の層の間に差し込み層が存在していていてもよい。そう
することは、このツーリングの大きさおよび重量に関す
る最小限の上昇を意味しているが、機械的性能に関して
は有意な上昇を生じさせる。参照から実施例1を通して
見られるように、差し込み層の数は、このツーリング品
中に見いだされる補強用繊維の最も重い層の全層数(n
)の約(n−1)から成るのが好ましい。同一の工具中
に異なる繊維配向および/または織物を使用できること
も特記する。
【0028】
【実施例】以下に示す実施例は本発明を説明するために
示すものである。従って、これらの明示は本発明の範囲
に対して限定を設けることを意図したものではない。特
に明記されていない限り、表示されている全てのパーセ
ントは重量%であり全ての温度は摂氏である。
【0029】実施例1 8層の、エポキシを基とする60℃硬化用ツーリング樹
脂(AmericanCyanamid Compan
yから777の商標で商品化されている)およびAme
rican Cyanamid CompanyからC
P200の商標で商品化されている綾織りの炭素繊維織
物から、積層板を製造した。この積層板はまた、差し込
み1平行インチ当たり約1個の、大きさが約0.5mm
の穴を有する厚さが約20ミクロンのUpilexポリ
イミドフィルムを、1層含んでいる。この差し込みフィ
ルムを、該積層板の層4と5の間に配置させた。この積
層板の層間の2インチ長の剥離を模擬するため、剥離フ
ィルムの2インチ長の断面を含んでいる、9インチx1
インチの積層板標本を製造した。この標本の剥離した側
の各々の側にちょうつがいを取り付けた。その後、種々
の引張り荷重を加えることによって、このちょうつがい
を付けた積層板標本を剥がした。この積層板に5インチ
に渡る亀裂の伝播を開始させるには28ニュートンの荷
重が必要であることが見いだされた。この亀裂を生じさ
せるに用いられた仕事量は5.6インチポンド/ 平方
インチとして測定された。
【0030】実施例1A (比較)実施例1の積層板を製造した。しかしながら、
実施例1と同様にはこの積層板に差し込みフィルムを含
有させなかった。
【0031】この積層板に5インチに渡る亀裂の伝播を
開始させるには、19.9ニュートンの荷重のみで充分
であることが見いだされた。この亀裂を伝播させるに用
いられた仕事量は1.62インチポンド/ 平方インチ
として測定された。
【0032】実施例2 6層の、実施例1の樹脂およびAmerican Cy
anamid CompanyからCP 650の商標
で商品化されている綾織りの炭素繊維織物から、積層板
を製造した。実施例1の該差し込み層をまた使用した。 しかしながら、この差し込み層を、上記積層板の層3と
4の間に配置させた。
【0033】長さが1.25インチの亀裂を生じるとこ
ろの、積層板内に存在させた剥離フィルムを使用するこ
とで、大きさが6インチx1インチの積層板中の亀裂を
模擬させた。その後、曲げ試験を行い、誘発させた亀裂
が伝播し始めるに必要なエネルギーを測定した。亀裂の
伝播を開始させるには、6.6インチポンド/ 平方イ
ンチの量のせん断力を与える必要があることが見いださ
れた。
【0034】実施例2B (比較)実施例2の積層板を用いた。しかしながら、上
記積層板は、実施例2中で見いだされる差し込み層を有
していなかった。
【0035】実施例2の試験を行い、亀裂の伝播を開始
させるには、3.49インチポンド/ 平方インチのみ
を与えることで充分であることが見いだされた。
【0036】実施例3 実施例1のエポキシとCP 200およびCP 650
として知られている綾織り炭素繊維織物とから、大きさ
が6インチx4インチの10層積層板を製造した。この
CP 200織物は該積層板の層1と10を構成してお
り、そしてこの層の残りはCP 650織物から成って
いた。層3、4、7および8を45度に配向させて配置
し、残りの層は全て0度に配向させて配置した。実施例
1の差し込み層もまた、層1、2および9、10の間に
存在させた。
【0037】この積層板のパネルに関して、その中心に
、750インチポンド/平方インチの力で衝撃を与えた
。次に、このパネルに圧縮強度試験を受けさせ、ここで
、このパネルに損傷を生じさせるには22.6KSI(
1KSIは1000psiと同じ)必要であることが見
いだされた。
【0038】実施例3A 実施例3のそれと同様な積層板を製造したが、1、2お
よび9、10以外の全ての間に差し込み層を存在させた
。従って、この積層板中には7層の差し込み層が存在し
ていた。
【0039】上記積層板のパネルを実施例3のそれと同
様にして試験し、上記パネルに損傷を生じさせるには3
2.5KSIの力が必要であることが見いだされた。
【0040】実施例3B (比較)実施例3の10層積層板を製造した。しかしな
がら、差し込み層をそこに全く存在させなかった。
【0041】実施例3に概略を示した操作に従って上記
積層板のパネルを試験した。このパネルに損傷を生じさ
せるには20.9KSIのみの力が必要であることが見
いだされた。
【0042】実施例4 実施例3、3aおよび3bの積層板から成るパネル(6
インチx4インチの大きさ)に、Boeing Imp
act Jigを用いて種々のエネルギーで衝撃を与え
た。衝撃を与えた領域の反対側に、その損傷を受けた領
域の回りに円形の真空密封テープを置いた。このテープ
に対してブッフナー漏斗を固定した後、真空ポンプでこ
の漏斗の内部を減圧にした。上記漏斗に連結しているゲ
ージにより真空度を監視した。最高減圧に達したとき、
この真空ポンプを遮断し、そして5分当たりの水銀のイ
ンチ数で表したところの、積層板の孔による減圧の低下
を記録した。これらの値を、表1中に、初期の減圧度の
パーセントとして表す。180℃と室温との間の熱的反
復を行った後の真空度保持の読み取りをまた繰り返した
【0043】差し込み層を有していないサンプルにおい
ては、熱的反復の下で、真空漏れの読み取りが最初迅速
に上昇した後、100および200回の反復後の読み取
りの間では、若干の上昇を示してはいるが平行に達した
。衝撃を与えた後の工具の真空度保持は熱的反復によっ
て悪影響を受けることは容易に分かる。反対に、2層お
よび7層の差し込み層を有する2つのパネルは、それぞ
れ、250回の反復後でさえも最大真空度を維持してい
る。
【0044】
【表1】
【0045】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0046】1.  (a)繊維補強した樹脂マトリッ
クス層と、(b)2つの上記繊維補強樹脂マトリックス
層の間に配置されている少なくとも1つの分離した差し
込み層と、から成る複合成型ツーリング。
【0047】2.  上記繊維補強マトリックス層が約
40〜約70重量%の補強用フィラメントと約30〜約
60重量%の熱硬化性樹脂組成物とから成る第1項のツ
ーリング。
【0048】3.  上記補強用フィラメントが炭素繊
維、グラファイト繊維、ポリエチレン繊維、アラミド繊
維、ホウ素繊維、シリコーンカーバイド繊維、ポリエス
テル繊維、ガラス繊維、ポリアミド繊維、レーヨン繊維
、ポリベンズイミダゾール繊維、金属コートしたグラフ
ァイト繊維およびそれらの組み合わせから成る群から選
択される繊維である第2項のツーリング。
【0049】4.  上記補強用フィラメントが平行も
しくはランダム方向に配置されている第2項のツーリン
グ。
【0050】5.  上記熱硬化性樹脂組成物がエポキ
シ樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ビスマ
レイミド樹脂、アセチレン末端を有する樹脂、シアナー
トエステル樹脂、ポリエステル樹脂およびそれらの混合
物から成る群から選択されるマトリックス樹脂から成る
第2項のツーリング。
【0051】6.  上記差し込み層が熱可塑性樹脂、
熱硬化性樹脂またはそれらの混合物から成る第1項のツ
ーリング。
【0052】7.  上記差し込み層が熱可塑性および
/またはエラストマー改質エポキシ、或は熱可塑材、例
えばポリスルホン類、ポリアクリレート類、ポリエーテ
ルスルホン類、ポリアクリレート類およびポリイミド類
から成る群から選択される樹脂から成る第6項のツーリ
ング。
【0053】8.  上記差し込み層が約5〜約100
ミクロンの範囲の厚さを有する第1項のツーリング。
【0054】9.  上記差し込み層が約10〜約50
ミクロンの範囲の厚さを有する第8項のツーリング。
【0055】10.  上記差し込み層が約10〜約3
0ミクロンの範囲の厚さを有する第8項のツーリング。
【0056】11.  上記差し込み層が半透過性であ
る第1項のツーリング。
【0057】12.  上記差し込み層が上記差し込み
層1平方インチ当たり0〜約10の範囲の数の送り穴を
有する第11項のツーリング。
【0058】13.  熱的反復を行う間の損傷許容度
および/または微細亀裂抵抗力耐が、差し込み層(b)
の備わっていないツーリングに比較して改良されている
第1項の複合成型ツーリング。
【0059】14.  第1項のツーリングを用いるこ
とから成る、真空成型、オートクレーブ成型、樹脂トラ
ンスファー成型または樹脂射出成型による成型品の製造
方法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)繊維補強した樹脂マトリックス層と
    、(b)2つの上記繊維補強樹脂マトリックス層の間に
    配置されている少なくとも1つの分離した差し込み層と
    、から成る複合成型ツーリング。
  2. 【請求項2】  請求項1のツーリングを用いることか
    ら成る、真空成型、オートクレーブ成型、樹脂トランス
    ファー成型または樹脂射出成型による成型品の製造方法
JP3335458A 1990-11-30 1991-11-26 改良複合ツーリング Pending JPH04301412A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US62115490A 1990-11-30 1990-11-30
US621154 1990-11-30
US65269791A 1991-02-08 1991-02-08
US652697 1991-02-08

Publications (1)

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JPH04301412A true JPH04301412A (ja) 1992-10-26

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JP3335458A Pending JPH04301412A (ja) 1990-11-30 1991-11-26 改良複合ツーリング

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KR (1) KR920009572A (ja)
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AU8829891A (en) 1992-06-04
AU644701B2 (en) 1993-12-16
CA2056514A1 (en) 1992-05-31

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