JPH0430126Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430126Y2 JPH0430126Y2 JP1984100756U JP10075684U JPH0430126Y2 JP H0430126 Y2 JPH0430126 Y2 JP H0430126Y2 JP 1984100756 U JP1984100756 U JP 1984100756U JP 10075684 U JP10075684 U JP 10075684U JP H0430126 Y2 JPH0430126 Y2 JP H0430126Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- piston piece
- seal ring
- cream
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 31
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000606 toothpaste Substances 0.000 description 1
- 229940034610 toothpaste Drugs 0.000 description 1
Landscapes
- Tubes (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、クリーム状の化粧料、歯みがき等を
収納するチユーブ容器に関するものである。
収納するチユーブ容器に関するものである。
クリームを収納するチユーブ容器は、下端がシ
ールされた胴部の上端に口筒を肩部を介して立設
した構成であり、胴部を押圧することによつて胴
部内の圧力を高め、もつてクリームを口筒から押
し出すものである。
ールされた胴部の上端に口筒を肩部を介して立設
した構成であり、胴部を押圧することによつて胴
部内の圧力を高め、もつてクリームを口筒から押
し出すものである。
しかしながら、押し出されたクリーム量は、胴
部への押圧量にほぼ比例しているので、押圧加減
を誤まると必要以上にクリームが押し出されてし
まい、甚だ無駄の多い欠点が存した。
部への押圧量にほぼ比例しているので、押圧加減
を誤まると必要以上にクリームが押し出されてし
まい、甚だ無駄の多い欠点が存した。
本考案は上述した従来の欠点を解消するべく考
案されたチユーブ容器に関するものであつて、一
回の操作で一定量のクリームを押し出すことので
きるようにすることを課題とする。
案されたチユーブ容器に関するものであつて、一
回の操作で一定量のクリームを押し出すことので
きるようにすることを課題とする。
以下、本考案の構成を図面に従つて説明する。
先ず、チユーブ容器本体1は、下端がシールさ
れた軟質合成樹脂製の胴部2上端に、比較的軟質
な合成樹脂製の頭部を肩部4に口筒3を立設して
連設した構成であり、内部にクリーム製品が収納
されるが、前記口筒3の下端内周には内鍔状に弁
座片5が周設されている。
れた軟質合成樹脂製の胴部2上端に、比較的軟質
な合成樹脂製の頭部を肩部4に口筒3を立設して
連設した構成であり、内部にクリーム製品が収納
されるが、前記口筒3の下端内周には内鍔状に弁
座片5が周設されている。
前記口筒3内には、口筒3の内径に等しい外径
を有する短円筒形状の弁筒8が密嵌入される。
を有する短円筒形状の弁筒8が密嵌入される。
この弁筒8の筒壁9の下端部は肉厚になつてい
て、内周にシール段部10が形成され、また筒壁
9の下端開口部に弁片11が設けられていて、弁
筒8を口筒3内に嵌込んだ際に弁片11の周縁部
が弁座片5上面に密接乗載できるようになつてお
り、胴部2内の圧力の上昇によりこの弁片11は
開き、胴部2内の負圧により閉じる。
て、内周にシール段部10が形成され、また筒壁
9の下端開口部に弁片11が設けられていて、弁
筒8を口筒3内に嵌込んだ際に弁片11の周縁部
が弁座片5上面に密接乗載できるようになつてお
り、胴部2内の圧力の上昇によりこの弁片11は
開き、胴部2内の負圧により閉じる。
ついで、弁筒8内にはピストン片12が配され
る。
る。
このピストン片12は、円板13の上面に係止
片15を立設した構成であつて、円板13の直径
は、前記弁筒8の内径よりも小さく前記シール段
部10の内径より大きく、ピストン片12は弾撥
スプリング17により押し下げられており、その
下降限で円板13周縁部はシール段部10上に密
接触乗載する。
片15を立設した構成であつて、円板13の直径
は、前記弁筒8の内径よりも小さく前記シール段
部10の内径より大きく、ピストン片12は弾撥
スプリング17により押し下げられており、その
下降限で円板13周縁部はシール段部10上に密
接触乗載する。
またピストン片12の上位にはシールリング1
8が嵌め込まれる。
8が嵌め込まれる。
このシールリング18は、弁筒8の内径に等し
い外径を有して弁筒8内周に密接して昇降変位
し、ピストン片12の係止片15に昇降動自在か
つ抜け出し不能に嵌込まれ、しかもピストン片1
2の円板13上面周縁部に密接乗載できるように
なつている。
い外径を有して弁筒8内周に密接して昇降変位
し、ピストン片12の係止片15に昇降動自在か
つ抜け出し不能に嵌込まれ、しかもピストン片1
2の円板13上面周縁部に密接乗載できるように
なつている。
そして、ピストン片12が弾撥スプリング17
の弾力に押し下げられる際に、シールリング18
はピストン片12に対して相対的にやや浮き上
り、ピストン片12とシールリング18との間に
は多少の間隙が形成される。
の弾力に押し下げられる際に、シールリング18
はピストン片12に対して相対的にやや浮き上
り、ピストン片12とシールリング18との間に
は多少の間隙が形成される。
上述した構成にあつて、胴部2を強く押圧する
と胴部2内の圧力は上昇するので、弁片11が開
き胴部2内のクリームは、弁片11とピストン片
12とで形成される弁筒8下部内の貯溜室21に
流入する。胴部2に対するさらなる押圧力によ
り、ピストン片12はシールリング18と共に、
弾撥スプリング17の弾力に逆らつて上昇する。
と胴部2内の圧力は上昇するので、弁片11が開
き胴部2内のクリームは、弁片11とピストン片
12とで形成される弁筒8下部内の貯溜室21に
流入する。胴部2に対するさらなる押圧力によ
り、ピストン片12はシールリング18と共に、
弾撥スプリング17の弾力に逆らつて上昇する。
すなわち、ピストン片12が上限に達するまで
胴部2を強く押圧し、これによつて胴部2内のク
リームを貯溜室21に流入させるのである。この
場合シールリング18の外周は弁筒8の内周に密
接触し、シールリング18下面はピストン片12
の円板13面周縁部に密接しているので、貯溜室
21内に流入してピストン片12とシールリング
18との組合せ物を押上げているクリームは、こ
のピストン片12とシールリング18との組合せ
物の上側に流出することはない。
胴部2を強く押圧し、これによつて胴部2内のク
リームを貯溜室21に流入させるのである。この
場合シールリング18の外周は弁筒8の内周に密
接触し、シールリング18下面はピストン片12
の円板13面周縁部に密接しているので、貯溜室
21内に流入してピストン片12とシールリング
18との組合せ物を押上げているクリームは、こ
のピストン片12とシールリング18との組合せ
物の上側に流出することはない。
次に、胴部2に加えていた押圧力を解くと、弁
片11の上流側の高い圧力が消滅するのに対し
て、弁片11の下流側にはスプリング17の弾力
による圧力が作用して弁片11の下流側の圧力が
強くなるので、弁片11が閉じ、貯溜室21内に
流入したクリームが胴部2内に流下復帰するのを
防止する。この弁片11が閉じた状態で、ピスト
ン片12にはスプリング17の弾力が作用し続け
ているので、貯溜室21内のクリームには、この
スプリング17の弾力に従つた圧力が作用してい
る。この貯溜室21内のクリームに作用する圧力
は、ピストン片12の下面に作用すると同時に、
ピストン片12の周端面と弁筒8の内周面との間
の間隙を通してシールリング18の下面周縁部に
も作用する。このシールリング18の下面に作用
する貯溜室21内の圧力の作用により、ピストン
片12に対して昇降変位可能に組付けられたシー
ルリング18は、わずかにピストン片12から浮
き上がり、このピストン片12との間に間隙を形
成する。すなわち、ピストン片12とシールリン
グ18との組合せ物のクリームに対する遮断能力
が喪失し、このピストン片12とシールリング1
8との間の間隙を通つて、クリームがピストン片
12とシールリング18との組合せ物の上側に流
動移動することが可能となる。
片11の上流側の高い圧力が消滅するのに対し
て、弁片11の下流側にはスプリング17の弾力
による圧力が作用して弁片11の下流側の圧力が
強くなるので、弁片11が閉じ、貯溜室21内に
流入したクリームが胴部2内に流下復帰するのを
防止する。この弁片11が閉じた状態で、ピスト
ン片12にはスプリング17の弾力が作用し続け
ているので、貯溜室21内のクリームには、この
スプリング17の弾力に従つた圧力が作用してい
る。この貯溜室21内のクリームに作用する圧力
は、ピストン片12の下面に作用すると同時に、
ピストン片12の周端面と弁筒8の内周面との間
の間隙を通してシールリング18の下面周縁部に
も作用する。このシールリング18の下面に作用
する貯溜室21内の圧力の作用により、ピストン
片12に対して昇降変位可能に組付けられたシー
ルリング18は、わずかにピストン片12から浮
き上がり、このピストン片12との間に間隙を形
成する。すなわち、ピストン片12とシールリン
グ18との組合せ物のクリームに対する遮断能力
が喪失し、このピストン片12とシールリング1
8との間の間隙を通つて、クリームがピストン片
12とシールリング18との組合せ物の上側に流
動移動することが可能となる。
このため、ピストン片12は、スプリング17
の弾力の作用により、貯溜室21内のクリームを
ピストン片12とシールリング18との間の間隙
を通して下流側の弁筒8内に流動移動させながら
下降変位するが、この際、シールリング18は、
ピストン片12の係止片15に係止して、ピスト
ン片12との間の間隙を形成したまま、ピストン
片12と一緒に下降変位する。このスプリング1
7の弾力によるピストン片12とシールリング1
8との組合せ物の下降変位動作は、ピストン片1
2がシール段部10に当接するまで継続し、ピス
トン片12がシール段部10に当接した状態で
は、貯溜室21内に位置していたクリームがピス
トン片12とシールリング18との組合せ物の上
側、すなわち下流側の弁筒8内に位置しているこ
とになる。
の弾力の作用により、貯溜室21内のクリームを
ピストン片12とシールリング18との間の間隙
を通して下流側の弁筒8内に流動移動させながら
下降変位するが、この際、シールリング18は、
ピストン片12の係止片15に係止して、ピスト
ン片12との間の間隙を形成したまま、ピストン
片12と一緒に下降変位する。このスプリング1
7の弾力によるピストン片12とシールリング1
8との組合せ物の下降変位動作は、ピストン片1
2がシール段部10に当接するまで継続し、ピス
トン片12がシール段部10に当接した状態で
は、貯溜室21内に位置していたクリームがピス
トン片12とシールリング18との組合せ物の上
側、すなわち下流側の弁筒8内に位置しているこ
とになる。
この状態で再度、胴部2を押圧するとクリーム
が貯溜室21に流入してピストン片12を押し上
げる。この押し上げによつて弁筒8上部空間のク
リームが注出孔7から注出されるものである。上
記操作を繰り返すことによつて、一定量のクリー
ムが注出孔7から注出されるものである。
が貯溜室21に流入してピストン片12を押し上
げる。この押し上げによつて弁筒8上部空間のク
リームが注出孔7から注出されるものである。上
記操作を繰り返すことによつて、一定量のクリー
ムが注出孔7から注出されるものである。
すなわち、ピストン片12とシールリング18
との組合せ物は、胴部2を押圧した注出動作時に
は、この組合せ物の上流側と下流側とを密に遮断
した状態で上昇変位して、下流側の弁筒8内に位
置している定量のクリームを注出口7から注出す
ると共に、胴部2内から上流側の貯溜室21内に
定量のクリームを流入させ、反対に胴部2に対す
る押圧操作を取り去つた状態計量動作時には、ス
プリング17の弾力により貯溜室21内に発生し
ている圧力により、シールリング18をピストン
片12に対して相対的に上昇変位させて、このピ
ストン片12とシールリング18との間に間隙を
形成して、この組合せ物の上流側と下流側との密
な遮断能力を喪失させ、もつてピストン片12と
シールリング18との組合せ物のスプリング17
の弾力による下降変位を可能とし、この組合せ物
の下降変位により、次回の注出操作により注出す
べき一定量のクリームを、この組合せ物の下流側
の弁筒8内に自動的に位置させるのである。
との組合せ物は、胴部2を押圧した注出動作時に
は、この組合せ物の上流側と下流側とを密に遮断
した状態で上昇変位して、下流側の弁筒8内に位
置している定量のクリームを注出口7から注出す
ると共に、胴部2内から上流側の貯溜室21内に
定量のクリームを流入させ、反対に胴部2に対す
る押圧操作を取り去つた状態計量動作時には、ス
プリング17の弾力により貯溜室21内に発生し
ている圧力により、シールリング18をピストン
片12に対して相対的に上昇変位させて、このピ
ストン片12とシールリング18との間に間隙を
形成して、この組合せ物の上流側と下流側との密
な遮断能力を喪失させ、もつてピストン片12と
シールリング18との組合せ物のスプリング17
の弾力による下降変位を可能とし、この組合せ物
の下降変位により、次回の注出操作により注出す
べき一定量のクリームを、この組合せ物の下流側
の弁筒8内に自動的に位置させるのである。
チユーブ胴部2を強く押圧してピストン片12
をその上限まで上昇させることによつて貯溜室2
1の容積は常に一定となり、胴部2に対する押圧
を止めることによつてその一定量のクリームは弁
筒8上部空間に溜まり、さいど胴部2を押圧する
ことによつてクリームは貯溜室21から流入して
くるクリームによつて押圧されるピストン片12
に押し出されるものである。よつて、クリームの
注出量は常に一定である。
をその上限まで上昇させることによつて貯溜室2
1の容積は常に一定となり、胴部2に対する押圧
を止めることによつてその一定量のクリームは弁
筒8上部空間に溜まり、さいど胴部2を押圧する
ことによつてクリームは貯溜室21から流入して
くるクリームによつて押圧されるピストン片12
に押し出されるものである。よつて、クリームの
注出量は常に一定である。
図面は本考案の一実施例を示すものにして、第
1図は主要部の縦断面図、第2図は動作時の同じ
く縦断面図を示すが、チユーブ容器本体1の口筒
3上端には、中央に注出孔7を開孔した注出キヤ
ツプ6が組付けられており、ピストン片12を押
し下げる弾撥スピリング17の一端は円板13の
中央部上面に弾接し、他端は注出キヤツプ6の頂
板下面に弾接している。
1図は主要部の縦断面図、第2図は動作時の同じ
く縦断面図を示すが、チユーブ容器本体1の口筒
3上端には、中央に注出孔7を開孔した注出キヤ
ツプ6が組付けられており、ピストン片12を押
し下げる弾撥スピリング17の一端は円板13の
中央部上面に弾接し、他端は注出キヤツプ6の頂
板下面に弾接している。
また、ピストン片12の円板13周縁部下端に
はシール条14が突設されて、このシール条14
がシール段部10に乗載するようになつており、
円板13中央に立設された係止片15は短円筒形
状であつて、上端外周に係止条16が周設されて
いる。
はシール条14が突設されて、このシール条14
がシール段部10に乗載するようになつており、
円板13中央に立設された係止片15は短円筒形
状であつて、上端外周に係止条16が周設されて
いる。
そして、シールリング18の内径は、前記短円
筒形状の係止片15の外径にほぼ等しく、シール
リング18の厚さ幅は係止片15の高さ幅のほぼ
半分程度であり、さらにシールリング18の内周
縁部には、複数の切欠き19が設けられ、外周に
は弁筒11内周に弾接する弾片20が設けられて
いる。
筒形状の係止片15の外径にほぼ等しく、シール
リング18の厚さ幅は係止片15の高さ幅のほぼ
半分程度であり、さらにシールリング18の内周
縁部には、複数の切欠き19が設けられ、外周に
は弁筒11内周に弾接する弾片20が設けられて
いる。
それゆえに、シールリング18は係止片15に
対して昇降動自在となり、内周縁が係止条16に
係止して抜け出しが防止され、係止片15に対す
るシールリング18の上昇限位置で、シールリン
グ18下面とピストン片12上面との間に間隙が
形成され、貯溜室21から押し出されるクリーム
は、この間隙から切欠き19を通過して上部に送
られることになる(第2図参照)。
対して昇降動自在となり、内周縁が係止条16に
係止して抜け出しが防止され、係止片15に対す
るシールリング18の上昇限位置で、シールリン
グ18下面とピストン片12上面との間に間隙が
形成され、貯溜室21から押し出されるクリーム
は、この間隙から切欠き19を通過して上部に送
られることになる(第2図参照)。
従つて、上述した如き切欠き19を設けること
なく、円筒形状の係止片15の筒壁に多数のリー
ク孔を開孔する構成であつてもよいし、ピン形状
の係止片15を複数立設して、各係止片15間を
リーク孔として形成してもよい。
なく、円筒形状の係止片15の筒壁に多数のリー
ク孔を開孔する構成であつてもよいし、ピン形状
の係止片15を複数立設して、各係止片15間を
リーク孔として形成してもよい。
なお、ピストン片12の下降姿勢で、弁片11
との間に形成される貯溜室21内には多少のクリ
ームが残存することになるが、この残存したクリ
ームが変質することのないように、ピストン片1
2下端のシール条14をシール段部10に密接す
るようにしている。
との間に形成される貯溜室21内には多少のクリ
ームが残存することになるが、この残存したクリ
ームが変質することのないように、ピストン片1
2下端のシール条14をシール段部10に密接す
るようにしている。
また、胴部2に加える押圧力によつて上昇する
ピストン片12の上昇ストロークは、弾撥スプリ
ング17の弾力および弁筒8の高さによつて設定
されることになるが、このピストン12を上限ま
で押圧することによつて貯溜室21の容量が一定
となり、それゆえに押し出されるクリーム量も一
定となる。
ピストン片12の上昇ストロークは、弾撥スプリ
ング17の弾力および弁筒8の高さによつて設定
されることになるが、このピストン12を上限ま
で押圧することによつて貯溜室21の容量が一定
となり、それゆえに押し出されるクリーム量も一
定となる。
以上の説明から明らかなように、本考案のチユ
ーブ容器は、チユーブ容器本体の口筒内に、弁片
を有する弁筒を密嵌入し、該弁筒内に上方から弾
撥スプリングを介して押し下げられるピストン片
を配した構成であつて、胴部を押圧することによ
り胴部内のクリームを押し上げて弁片とピストン
片との間に形成される貯溜室内に流入させ、胴部
への押圧力を解くことによつてピストン片が下降
するので、貯溜室内のクリームは、ピストン片周
縁より上部に押し出され、口筒より注出されるの
である。
ーブ容器は、チユーブ容器本体の口筒内に、弁片
を有する弁筒を密嵌入し、該弁筒内に上方から弾
撥スプリングを介して押し下げられるピストン片
を配した構成であつて、胴部を押圧することによ
り胴部内のクリームを押し上げて弁片とピストン
片との間に形成される貯溜室内に流入させ、胴部
への押圧力を解くことによつてピストン片が下降
するので、貯溜室内のクリームは、ピストン片周
縁より上部に押し出され、口筒より注出されるの
である。
従つて胴部に加える押圧力によつて、常に一定
量のクリームを注出することが出来、又、この押
圧操作は胴部を強く握ることによつて達成される
ので、クリームの押出量も常に一定となり、押し
出し過ぎによる無駄がないと共に、従来のように
押圧力を加減する必要がないので、注出操作が極
めて容易である。
量のクリームを注出することが出来、又、この押
圧操作は胴部を強く握ることによつて達成される
ので、クリームの押出量も常に一定となり、押し
出し過ぎによる無駄がないと共に、従来のように
押圧力を加減する必要がないので、注出操作が極
めて容易である。
第1図は、本考案の主要部を示す縦断面図であ
る。第2図は、作動状態を示す縦断面図である。
第3図は、全体の縦断面図である。 符号の説明、1……チユーブ容器本体、2……
胴部、3……口筒、5……弁座片、8……弁座、
9……筒壁、10……シール段部、11……弁
片、12……ピストン片、13……円板、14…
…シール条、15……係止片、16……係止条、
17……弾撥スプリング、18……シールリン
グ、21……貯溜室。
る。第2図は、作動状態を示す縦断面図である。
第3図は、全体の縦断面図である。 符号の説明、1……チユーブ容器本体、2……
胴部、3……口筒、5……弁座片、8……弁座、
9……筒壁、10……シール段部、11……弁
片、12……ピストン片、13……円板、14…
…シール条、15……係止片、16……係止条、
17……弾撥スプリング、18……シールリン
グ、21……貯溜室。
Claims (1)
- 下端がシールされた軟質合成樹脂製の胴部上端
に、下端内周に弁座片を内鍔状に周設した口筒を
有する頭部を連設したチユーブ容器本体と、前記
口筒内に密嵌入される短円筒体の筒壁下端部を肉
厚にして、該筒壁内周にシール段部を形成すると
共に、前記筒壁の下端開口部に弁片を設けた弁筒
と、該弁筒の内径より小さく前記シール段部の内
径より大きい直径を有する円板の上面に係止片を
立設し、弾撥スプリングにより押し下げられるピ
ストン片と、外周が前記弁筒内周に密接触して昇
降変位しかつ前記係止片に昇降動自在で抜け出し
不能に嵌込まれ、前記円板の上面周端部に密接乗
載できるシールリングとを有し、前記ピストン片
から前記シールリングが離れた状態でピストン片
とシールリングとの間に間隙を形成すべく構成し
て成るチユーブ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075684U JPS6117051U (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | チユ−ブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075684U JPS6117051U (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | チユ−ブ容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6117051U JPS6117051U (ja) | 1986-01-31 |
JPH0430126Y2 true JPH0430126Y2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=30660201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10075684U Granted JPS6117051U (ja) | 1984-07-04 | 1984-07-04 | チユ−ブ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6117051U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08134878A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-28 | Kensetsusho Kanto Chiho Kensetsu Kyokucho | ワイヤロープ張力検出調整装置及び巻上機の制御方法 |
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JPS5029625U (ja) * | 1973-07-11 | 1975-04-03 | ||
JPS5737724U (ja) * | 1980-07-30 | 1982-02-27 | ||
JPS5739323U (ja) * | 1980-08-15 | 1982-03-03 |
-
1984
- 1984-07-04 JP JP10075684U patent/JPS6117051U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5029625U (ja) * | 1973-07-11 | 1975-04-03 | ||
JPS5737724U (ja) * | 1980-07-30 | 1982-02-27 | ||
JPS5739323U (ja) * | 1980-08-15 | 1982-03-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6117051U (ja) | 1986-01-31 |
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