JPH04300711A - 車両のリヤサスペンション装置 - Google Patents
車両のリヤサスペンション装置Info
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- JPH04300711A JPH04300711A JP6514791A JP6514791A JPH04300711A JP H04300711 A JPH04300711 A JP H04300711A JP 6514791 A JP6514791 A JP 6514791A JP 6514791 A JP6514791 A JP 6514791A JP H04300711 A JPH04300711 A JP H04300711A
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- JP
- Japan
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- fixed axle
- vehicle
- arms
- supported
- pair
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- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 17
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 claims abstract description 16
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のリヤサスペンシ
ョン装置に関する。
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のリヤサスペンション装置と
して、例えば、”モータファン誌:1987年7号86
頁”に記載のものが知られており、図5、図6のように
示される。図5、図6において、1はハブであり、ハブ
1はスタッドシャフト2を介してアクスルビーム3と剛
結されている。アクスルビーム3とトレーリングアーム
4の結合部には左右輪のどちらか一方側、すなわち図5
に示す側だけベアリング5が組み込まれ、トレーリング
アーム4が作用したとき場合、左右の位相のずれ(回転
)をこの結合部の回転により逃すようにしている。一方
、アクスルビーム3内にはスタビライザ6が収納されて
おり、スタビライザ6はリアクションチューブ7および
トーションバー8から構成される。リアクションチュー
ブ7はアクスルビーム3に固定され、トーションバー8
はリンク9を介してトレーリングアーム4により捩られ
るようになっている。このような構成による車両のリヤ
サスペンション装置においては、アクスルビーム1の左
右端が車体に対してリジットに固定されていないため、
左右輪各々異なる方向に上下動するとき、左右輪間の拘
束がなく、悪路接地性に優れ、あるいは、スタビライザ
6がアクスルビーム3とは独立して設けられているため
、ロール剛性の選択自由度が大きいという利点を有して
いる。
して、例えば、”モータファン誌:1987年7号86
頁”に記載のものが知られており、図5、図6のように
示される。図5、図6において、1はハブであり、ハブ
1はスタッドシャフト2を介してアクスルビーム3と剛
結されている。アクスルビーム3とトレーリングアーム
4の結合部には左右輪のどちらか一方側、すなわち図5
に示す側だけベアリング5が組み込まれ、トレーリング
アーム4が作用したとき場合、左右の位相のずれ(回転
)をこの結合部の回転により逃すようにしている。一方
、アクスルビーム3内にはスタビライザ6が収納されて
おり、スタビライザ6はリアクションチューブ7および
トーションバー8から構成される。リアクションチュー
ブ7はアクスルビーム3に固定され、トーションバー8
はリンク9を介してトレーリングアーム4により捩られ
るようになっている。このような構成による車両のリヤ
サスペンション装置においては、アクスルビーム1の左
右端が車体に対してリジットに固定されていないため、
左右輪各々異なる方向に上下動するとき、左右輪間の拘
束がなく、悪路接地性に優れ、あるいは、スタビライザ
6がアクスルビーム3とは独立して設けられているため
、ロール剛性の選択自由度が大きいという利点を有して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両のリヤサスペンション装置にあっては、
下述のような理由により、アクスルに対するトレーリン
グアーム4の取り付け位置が左右非対称になり、旋回方
向の左右によって車両の挙動が異なるといった問題点が
あった。
うな従来の車両のリヤサスペンション装置にあっては、
下述のような理由により、アクスルに対するトレーリン
グアーム4の取り付け位置が左右非対称になり、旋回方
向の左右によって車両の挙動が異なるといった問題点が
あった。
【0004】すなわち、車両の前後方向入力を支持する
ことがトレーリングアーム4に望まれる機能であるので
、トレーリングアーム4は、極力タイヤ接地中心(幅方
向)に近い位置に接続、具体的には、極力車両外側方向
に配置するのが望ましい。このため、ベアリング5を設
ける側においては、図6の実線に示すようにブレーキの
バックプレート10の側方にベアリング5を設置してこ
の位置でトレーリングアーム4を支承する必要がある。 一方、ベアリング5を設けない側においても、上述同様
にトレーリングアーム4を車両外側方向に配置するのが
望ましいが、図6の仮想線で示すようにトレーリングア
ーム4の取り付け位置は実線位置で示す位置よりも寸法
L1またはL2程度、車両の内側になる。何故ならば、
スタッドシャフト2とアクスルビーム3とは互いのフラ
ンジ部を介してボルトにより連結され、アクスルビーム
3にはフランジ部以外にも溶接部3aがある。またトレ
ーリングアーム4とアクスルビーム3との接続は溶接に
よるものが一般的である。したがって、トレーリングア
ーム4を、スタッドシャフト2のフランジ部および溶接
部3aを避けてアクスルビーム3に連結する必要があり
、L1またはL2だけ接続位置がずれるのは避けられな
い。 なお、トレーリングアーム4をフランジ部連結用のボル
トに共締めすることもできるが、この場合でもトレーリ
ングアーム4の取り付位置は左右非対称になる。
ことがトレーリングアーム4に望まれる機能であるので
、トレーリングアーム4は、極力タイヤ接地中心(幅方
向)に近い位置に接続、具体的には、極力車両外側方向
に配置するのが望ましい。このため、ベアリング5を設
ける側においては、図6の実線に示すようにブレーキの
バックプレート10の側方にベアリング5を設置してこ
の位置でトレーリングアーム4を支承する必要がある。 一方、ベアリング5を設けない側においても、上述同様
にトレーリングアーム4を車両外側方向に配置するのが
望ましいが、図6の仮想線で示すようにトレーリングア
ーム4の取り付け位置は実線位置で示す位置よりも寸法
L1またはL2程度、車両の内側になる。何故ならば、
スタッドシャフト2とアクスルビーム3とは互いのフラ
ンジ部を介してボルトにより連結され、アクスルビーム
3にはフランジ部以外にも溶接部3aがある。またトレ
ーリングアーム4とアクスルビーム3との接続は溶接に
よるものが一般的である。したがって、トレーリングア
ーム4を、スタッドシャフト2のフランジ部および溶接
部3aを避けてアクスルビーム3に連結する必要があり
、L1またはL2だけ接続位置がずれるのは避けられな
い。 なお、トレーリングアーム4をフランジ部連結用のボル
トに共締めすることもできるが、この場合でもトレーリ
ングアーム4の取り付位置は左右非対称になる。
【0005】上述のようなサスペンション装置は模式的
に図7のように示される。ここで、図7(b)(c)に
示すように、左右輪に車両前後方向の力F1、F2が加
わった場合、左右のトレーリングアーム4のそれぞれの
取り付け位置から反対側のタイヤ接地中心までの距離は
各々異なったR1、R2となり、ステア角θ1、θ2が
互いに異なった角度になる。この結果、例えばこれが旋
回制動中ときには外輪側に強い制動力が加わり、旋回方
向の左右によって車両の挙動が異なることになる。
に図7のように示される。ここで、図7(b)(c)に
示すように、左右輪に車両前後方向の力F1、F2が加
わった場合、左右のトレーリングアーム4のそれぞれの
取り付け位置から反対側のタイヤ接地中心までの距離は
各々異なったR1、R2となり、ステア角θ1、θ2が
互いに異なった角度になる。この結果、例えばこれが旋
回制動中ときには外輪側に強い制動力が加わり、旋回方
向の左右によって車両の挙動が異なることになる。
【0006】そこで、本発明は、悪路接地性の向上およ
びロール剛性の選択自由度の拡大を図りながら、車両の
挙動を旋回方向の左右によらずに同じにすることを課題
としている。
びロール剛性の選択自由度の拡大を図りながら、車両の
挙動を旋回方向の左右によらずに同じにすることを課題
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、車幅方向に延在し、両端で車輪を回転自在
に支持する固定車軸と、略車両前後方向に延在し、車体
側に弾性的に連結された一端部および固定車軸に連結さ
れた他端部を有する一対のアームと、固定車軸と一対の
アームのそれぞれの間に介在し、固定車軸とアームとの
連結を回動可能にする一対の軸受けと、車体側と固定車
軸を連結し、固定車軸を車幅方向に支承するリンクと、
一対のアームのそれぞれに固定された両端部および固定
車軸に回動自在に支持された中間部を有するスタビライ
ザと、を備えたことを特徴とするものである。
決するため、車幅方向に延在し、両端で車輪を回転自在
に支持する固定車軸と、略車両前後方向に延在し、車体
側に弾性的に連結された一端部および固定車軸に連結さ
れた他端部を有する一対のアームと、固定車軸と一対の
アームのそれぞれの間に介在し、固定車軸とアームとの
連結を回動可能にする一対の軸受けと、車体側と固定車
軸を連結し、固定車軸を車幅方向に支承するリンクと、
一対のアームのそれぞれに固定された両端部および固定
車軸に回動自在に支持された中間部を有するスタビライ
ザと、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明では、一対のアームと固定車軸とのそれ
ぞれの間に軸受けが介在し、アームの固定車軸に対する
取り付け位置が左右対称になる。また、サスペンション
に加わる車両前後方向およびヨー方向の力がトレーリン
グアームに支持され、車幅方向の力がリンクにより支持
され、キャンバ方向の力が固定車軸により支持され、固
定車軸を回動させる力がスタビライザにより支持される
。
ぞれの間に軸受けが介在し、アームの固定車軸に対する
取り付け位置が左右対称になる。また、サスペンション
に加わる車両前後方向およびヨー方向の力がトレーリン
グアームに支持され、車幅方向の力がリンクにより支持
され、キャンバ方向の力が固定車軸により支持され、固
定車軸を回動させる力がスタビライザにより支持される
。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は本発明に係る車両のリヤサスペンション装置
の一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
1〜図4は本発明に係る車両のリヤサスペンション装置
の一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
【0010】図1〜図2において、21は車幅方向に延
在する固定車軸であり、固定車軸21は両端で車輪22
a、22bを回転自在に支持している。23a、23b
は車両の車体側部材であり、車体側部材23a、23b
には略車両前後方向に延在するトレーリングアーム24
a、24bのそれぞれの一端部が車体側部材23a、2
3bに対して回動、かつ、揺動可能になるように、ブッ
シュ25a、25bを介して弾性的に連結されている。 一方、トレーリングアーム24a、24bの他端部は固
定車軸21に連結されており、トレーリングアーム24
a、24bの他端部と固定車軸21のそれぞれの間には
ベアリング26a、26bが介在しており、ベアリング
26a、26bは固定車軸21とトレーリングアーム2
4a、24bとの連結を回動可能にするものである。ま
た、車体側部材23aと固定車軸21とはパナールロッ
ド27により連結されており、固定車軸21はパナール
ロッド27により車幅方向に支承されている。トレーリ
ングアーム24a、24bのそれぞれにはスタビライザ
28の両端部が固定されており、スタビライザ28の中
間部はマウントブッシュ29a、29bを介して自身の
軸回りに回動することができるように固定車軸21に支
持されている。なお、30a、30bはコイルスプリン
グ、31a、31bはショックアブソーバであり、これ
らは、何れも一端が車体側に連結され、他端が固定車軸
側に連結されている。また32bはバンパーラバーであ
る。 図3は車輪22a近傍の詳細を示す図であり、
車輪22b側も図3と同様の構成になっている。
在する固定車軸であり、固定車軸21は両端で車輪22
a、22bを回転自在に支持している。23a、23b
は車両の車体側部材であり、車体側部材23a、23b
には略車両前後方向に延在するトレーリングアーム24
a、24bのそれぞれの一端部が車体側部材23a、2
3bに対して回動、かつ、揺動可能になるように、ブッ
シュ25a、25bを介して弾性的に連結されている。 一方、トレーリングアーム24a、24bの他端部は固
定車軸21に連結されており、トレーリングアーム24
a、24bの他端部と固定車軸21のそれぞれの間には
ベアリング26a、26bが介在しており、ベアリング
26a、26bは固定車軸21とトレーリングアーム2
4a、24bとの連結を回動可能にするものである。ま
た、車体側部材23aと固定車軸21とはパナールロッ
ド27により連結されており、固定車軸21はパナール
ロッド27により車幅方向に支承されている。トレーリ
ングアーム24a、24bのそれぞれにはスタビライザ
28の両端部が固定されており、スタビライザ28の中
間部はマウントブッシュ29a、29bを介して自身の
軸回りに回動することができるように固定車軸21に支
持されている。なお、30a、30bはコイルスプリン
グ、31a、31bはショックアブソーバであり、これ
らは、何れも一端が車体側に連結され、他端が固定車軸
側に連結されている。また32bはバンパーラバーであ
る。 図3は車輪22a近傍の詳細を示す図であり、
車輪22b側も図3と同様の構成になっている。
【0011】図3において、車輪22aのアクスルハウ
ジング33はベアリング34を介してスタッドシャフト
35に回転自在に支持され、スタッドシャフト35は固
定車軸21に固定されている。アクスルハウジング33
にはブレーキドラム36およびロードホイール37がボ
ルト/ナット38により締結されており、ロードホイー
ル37には図しないタイヤが組み込まれている。前述の
ベアリング26aはスタッドシャフト35とトレーリン
グアーム24aの間に介在しており、トレーリングアー
ム24aにはブレーキのバックプレート39が取り付け
られている。
ジング33はベアリング34を介してスタッドシャフト
35に回転自在に支持され、スタッドシャフト35は固
定車軸21に固定されている。アクスルハウジング33
にはブレーキドラム36およびロードホイール37がボ
ルト/ナット38により締結されており、ロードホイー
ル37には図しないタイヤが組み込まれている。前述の
ベアリング26aはスタッドシャフト35とトレーリン
グアーム24aの間に介在しており、トレーリングアー
ム24aにはブレーキのバックプレート39が取り付け
られている。
【0012】次に、作用を説明する。サスペンションの
車両前後方向およびヨー方向の動きはトレーリングアー
ム24a、24bに支持され、またブレーキ制動による
ワインドアップトルクは、ブレーキのバックプレート3
9がトレーリングアーム24a、24bに固定されてい
ることにより、支持される。さらに車幅方向の入力はパ
ナロールロッド27により支持され、キャンバ方向の入
力は固定車軸21により支持される。一方、上下方向の
緩衝はコイルスプリング30a、30bとショックアブ
ソーバ31a、31bにより支持され、固定車軸21の
回動方向はスタビライザ28により支持される。
車両前後方向およびヨー方向の動きはトレーリングアー
ム24a、24bに支持され、またブレーキ制動による
ワインドアップトルクは、ブレーキのバックプレート3
9がトレーリングアーム24a、24bに固定されてい
ることにより、支持される。さらに車幅方向の入力はパ
ナロールロッド27により支持され、キャンバ方向の入
力は固定車軸21により支持される。一方、上下方向の
緩衝はコイルスプリング30a、30bとショックアブ
ソーバ31a、31bにより支持され、固定車軸21の
回動方向はスタビライザ28により支持される。
【0013】上述のように本実施例では、トレーリング
アーム24a、24bをそれぞれ固定車軸21に回動自
在に連結し、また固定車軸21に回動自在に支持された
スタビライザ28の両端をトレーリングアーム24a、
24bに固定しているので、トレーリングアーム24a
、24bの固定車軸21に対する取り付け位置を左右対
称にすることができ、左右それぞれの旋回時の車両挙動
を同一にすることができる。また、左右の車輪22a、
22bがスタビライザ28のみにより拘束されるので、
左右の車輪22a、22bの異なる方向の上下動に対す
る自由度を大きくすることができ、悪路接地性を向上す
ることができる。さらに、スタビライザ28を独立して
設けているので、ロール剛性の選択の自由度も拡大する
ことができる。
アーム24a、24bをそれぞれ固定車軸21に回動自
在に連結し、また固定車軸21に回動自在に支持された
スタビライザ28の両端をトレーリングアーム24a、
24bに固定しているので、トレーリングアーム24a
、24bの固定車軸21に対する取り付け位置を左右対
称にすることができ、左右それぞれの旋回時の車両挙動
を同一にすることができる。また、左右の車輪22a、
22bがスタビライザ28のみにより拘束されるので、
左右の車輪22a、22bの異なる方向の上下動に対す
る自由度を大きくすることができ、悪路接地性を向上す
ることができる。さらに、スタビライザ28を独立して
設けているので、ロール剛性の選択の自由度も拡大する
ことができる。
【0014】図4は本発明に係る車両のリヤサスペンシ
ョン装置の第2実施例を示す図である。なお、本実施例
は図1に示した前述の第1実施例のパナールロッド27
の代りにワットリンクを設けた例である。その他の構成
は第1実施例と同様であるためその説明は省略する。図
4において、51a、51bはワットリンクであり、ワ
ットリンク51a、51bのそれぞれの一端は車体側部
材52に揺動自在に連結され、それぞれの他端は固定車
軸21に固定されたリンク53に揺動自在に連結されて
いる。本実施例においては、車幅方向の力はワットリン
ク51a、51bにより支持され、前述の第1実施例同
様の効果を得ることができる。
ョン装置の第2実施例を示す図である。なお、本実施例
は図1に示した前述の第1実施例のパナールロッド27
の代りにワットリンクを設けた例である。その他の構成
は第1実施例と同様であるためその説明は省略する。図
4において、51a、51bはワットリンクであり、ワ
ットリンク51a、51bのそれぞれの一端は車体側部
材52に揺動自在に連結され、それぞれの他端は固定車
軸21に固定されたリンク53に揺動自在に連結されて
いる。本実施例においては、車幅方向の力はワットリン
ク51a、51bにより支持され、前述の第1実施例同
様の効果を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、一対のアームと固定車
軸のそれぞれの間に軸受けを介在させ、固定車軸に回動
自在に支持されたスタビライザの両端を一対のアームに
固定しているので、悪路接地性の向上およびロール剛性
の選択自由度の拡大を図りながら、車両の挙動を左右旋
回方向によらずに同じにすることができる。
軸のそれぞれの間に軸受けを介在させ、固定車軸に回動
自在に支持されたスタビライザの両端を一対のアームに
固定しているので、悪路接地性の向上およびロール剛性
の選択自由度の拡大を図りながら、車両の挙動を左右旋
回方向によらずに同じにすることができる。
【図1】本発明に係る車両のリヤサスペンション装置の
第1実施例を示すその上面図である。
第1実施例を示すその上面図である。
【図2】図1における車両のリヤサスペンション装置の
側面図である。
側面図である。
【図3】図1における車輪部近傍の詳細を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係る車両のリヤサスペンション装置の
第2実施例を示すその後面図である。
第2実施例を示すその後面図である。
【図5】従来の車両のリヤサスペンション装置の分解斜
視図である。
視図である。
【図6】図5におけるトレーリングアームの取り付け位
置を説明するための図である。
置を説明するための図である。
【図7】図5における車両のリヤサスペンション装置の
作用説明図であり、(a)は左右車輪に車両前後方向の
力が加わらない状態、(b)は左車輪に車両前後方向の
力が加わった状態、(c)は右車輪に車両前後方向の力
が加わった状態を示している。
作用説明図であり、(a)は左右車輪に車両前後方向の
力が加わらない状態、(b)は左車輪に車両前後方向の
力が加わった状態、(c)は右車輪に車両前後方向の力
が加わった状態を示している。
21 固定車軸
22a、22b 車輪
23a、23b 車体側部材
24a、24b トレーリングアーム(一対のアーム
)26a、26b ベアリング(一対の軸受け)27
パナールロッド(リンク) 28 スタビライザ
)26a、26b ベアリング(一対の軸受け)27
パナールロッド(リンク) 28 スタビライザ
Claims (1)
- 【請求項1】車幅方向に延在し、両端で車輪を回転自在
に支持する固定車軸と、略車両前後方向に延在し、車体
側に弾性的に連結された一端部および固定車軸に連結さ
れた他端部を有する一対のアームと、固定車軸と一対の
アームのそれぞれの間に介在し、固定車軸とアームとの
連結を回動可能にする一対の軸受けと、車体側と固定車
軸を連結し、固定車軸を車幅方向に支承するリンクと、
一対のアームのそれぞれに固定された両端部および固定
車軸に回動自在に支持された中間部を有するスタビライ
ザと、を備えたことを特徴とする車両のリヤサスペンシ
ョン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6514791A JPH04300711A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両のリヤサスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6514791A JPH04300711A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両のリヤサスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04300711A true JPH04300711A (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=13278480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6514791A Pending JPH04300711A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 車両のリヤサスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04300711A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030055449A (ko) * | 2001-12-26 | 2003-07-04 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 멀티링크형 현가장치 |
KR20040033581A (ko) * | 2002-10-15 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 멀티 링크형 현가 장치 |
KR100599488B1 (ko) * | 2004-11-03 | 2006-07-12 | 현대모비스 주식회사 | 듀얼 링크 현가장치 |
US7390000B2 (en) * | 2005-10-19 | 2008-06-24 | Kia Motors Corporation | Lateral link for vehicle suspension systems |
US7540513B2 (en) * | 2005-10-25 | 2009-06-02 | Arvinmeritor Technology, Llc | Anti-roll bar and control arm assembly |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP6514791A patent/JPH04300711A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030055449A (ko) * | 2001-12-26 | 2003-07-04 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 멀티링크형 현가장치 |
KR20040033581A (ko) * | 2002-10-15 | 2004-04-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 멀티 링크형 현가 장치 |
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