JPH04300590A - 洗濯機導電度センサ付洗濯機 - Google Patents
洗濯機導電度センサ付洗濯機Info
- Publication number
- JPH04300590A JPH04300590A JP3066013A JP6601391A JPH04300590A JP H04300590 A JPH04300590 A JP H04300590A JP 3066013 A JP3066013 A JP 3066013A JP 6601391 A JP6601391 A JP 6601391A JP H04300590 A JPH04300590 A JP H04300590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductivity sensor
- sensor
- electrode plate
- water
- washing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 35
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 12
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 12
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 8
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 6
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 5
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 3
- 206010014357 Electric shock Diseases 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 2
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 1
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機等の外槽内に組込
み、洗濯水の洗剤の濃度,洗濯槽内の水の有無を電極間
の抵抗の変化で検出する電導度センサの形状及び構造に
関する。
み、洗濯水の洗剤の濃度,洗濯槽内の水の有無を電極間
の抵抗の変化で検出する電導度センサの形状及び構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯機も二槽式から全自動洗濯機に推移
する段階にあり、簡単な操作でだれでもがベテラン主婦
並の洗濯が出来ることを目標に開発が進められている。 これに欠かせないのが各種センサとソフトの開発である
。洗濯機に必要なセンサとして、布量センサ,布質セン
サ,汚れセンサ,すすぎセンサ,脱水センサ等あるが、
既にモーターの起動電圧の変化を利用した布量,布質セ
ンサ,光の透過率の変化を利用した汚れ,すすぎセンサ
,水の衝撃の有無を利用した脱水センサ等は完成し洗濯
機に採用されている。
する段階にあり、簡単な操作でだれでもがベテラン主婦
並の洗濯が出来ることを目標に開発が進められている。 これに欠かせないのが各種センサとソフトの開発である
。洗濯機に必要なセンサとして、布量センサ,布質セン
サ,汚れセンサ,すすぎセンサ,脱水センサ等あるが、
既にモーターの起動電圧の変化を利用した布量,布質セ
ンサ,光の透過率の変化を利用した汚れ,すすぎセンサ
,水の衝撃の有無を利用した脱水センサ等は完成し洗濯
機に採用されている。
【0003】今回はこの中の汚れ,すすぎ、及び脱水セ
ンサについて詳細を述べる。従来技術として、光の透過
率を利用したものがある。発光素子と受光素子とで一対
となり、洗濯機の排水バルブの管の表面に対向させた形
で実装されている。発光及び受光素子間に滞留した水又
は流出する水の濁度による光の透過度を電気信号に置き
換えて検知するものである。
ンサについて詳細を述べる。従来技術として、光の透過
率を利用したものがある。発光素子と受光素子とで一対
となり、洗濯機の排水バルブの管の表面に対向させた形
で実装されている。発光及び受光素子間に滞留した水又
は流出する水の濁度による光の透過度を電気信号に置き
換えて検知するものである。
【0004】実際の制御は、洗濯中に水の汚れがひどい
時は洗い水流を強くし、洗い時間を長くしたり、すすぎ
時は水の透過度に近くなった時点ですすぎ完了と判断し
次工程に移したり、脱水時は水と空気の透過度の差で水
が抜け切った時点から脱水時間を設定したり等を行なっ
ている。
時は洗い水流を強くし、洗い時間を長くしたり、すすぎ
時は水の透過度に近くなった時点ですすぎ完了と判断し
次工程に移したり、脱水時は水と空気の透過度の差で水
が抜け切った時点から脱水時間を設定したり等を行なっ
ている。
【0005】この方法によると発光素子と受光素子の感
度の良否、又は装着される排水バルブの管内の汚れ等で
検出精度が低下する可能性が大きい。特に水の有無,水
と汚れの少ない洗剤水等は光の透過率に差がなく区別す
るのは難かしく不可能に近い。このため、洗い,すすぎ
,脱水の制御精度も低下することになる。
度の良否、又は装着される排水バルブの管内の汚れ等で
検出精度が低下する可能性が大きい。特に水の有無,水
と汚れの少ない洗剤水等は光の透過率に差がなく区別す
るのは難かしく不可能に近い。このため、洗い,すすぎ
,脱水の制御精度も低下することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来品の不具
合点に鑑みなされたもので、外槽内に対向する一対の電
極板を露出させ、被測定物(水,洗剤液,空気etc)
に直に接触させ、前記電極板間の被測定物の抵抗を測定
するもので、従来技術の排水バルブの管を介して行なう
間接測定に比べ高精度に検出できるものである。
合点に鑑みなされたもので、外槽内に対向する一対の電
極板を露出させ、被測定物(水,洗剤液,空気etc)
に直に接触させ、前記電極板間の被測定物の抵抗を測定
するもので、従来技術の排水バルブの管を介して行なう
間接測定に比べ高精度に検出できるものである。
【0007】検出体(電極板)は導電材であれば特性上
の精度はほとんど関係なく、各種溶剤,薬剤等でも錆難
いステンレス鋼板を使用することで十分である。又、使
用中の電極板の汚れは特性上は影響しないが、取付構造
上、特に脱水時の水の回遊で洗い流されるようにするこ
とで防止できる。これ以外の問題点として、1.電極部
が外槽内に露出することから、露出部に洗濯物からほつ
れた糸層等がからみつき電極間に連かり、電極間の抵抗
値を変化させる可能性がある。
の精度はほとんど関係なく、各種溶剤,薬剤等でも錆難
いステンレス鋼板を使用することで十分である。又、使
用中の電極板の汚れは特性上は影響しないが、取付構造
上、特に脱水時の水の回遊で洗い流されるようにするこ
とで防止できる。これ以外の問題点として、1.電極部
が外槽内に露出することから、露出部に洗濯物からほつ
れた糸層等がからみつき電極間に連かり、電極間の抵抗
値を変化させる可能性がある。
【0008】2.電導度センサが故障した時、容易に修
理できる構造が必要である。
理できる構造が必要である。
【0009】3.電極板とケースの接合面に水が浸透し
、隙間腐食又は水もれの要因となる可能性がある。
、隙間腐食又は水もれの要因となる可能性がある。
【0010】4.直接、導電された電極部が洗濯液に浸
漬されることから感電等の危険性がある。
漬されることから感電等の危険性がある。
【0011】5.電極板と駆動用回路基板との接続方法
によっては外来ノイズに弱いものとなる。
によっては外来ノイズに弱いものとなる。
【0012】6.電極板及び絶縁トランスを駆動用回路
基板に半田固定し、弾性力のある注型剤で封止するもの
は、注型剤の熱伸縮で半田付部が破損する可能性がある
。
基板に半田固定し、弾性力のある注型剤で封止するもの
は、注型剤の熱伸縮で半田付部が破損する可能性がある
。
【0013】7.絶縁トランスを注型剤で封止するもの
は、絶縁トランスのコア部に応力が加わり、絶縁トラン
スの特性を大きく変化させる可能性がある。
は、絶縁トランスのコア部に応力が加わり、絶縁トラン
スの特性を大きく変化させる可能性がある。
【0014】9.温度に影響されない回路を構成する必
要がある。
要がある。
【0015】10.電極板は取付け及び特性を考慮した
大きさ,形状が必要で、特に水中使用となるため耐腐食
に富んだものとする必要がある。
大きさ,形状が必要で、特に水中使用となるため耐腐食
に富んだものとする必要がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、 1.電導度センサを外槽底部の外周側、すなわち水が激
しく動く所に設け、電極板自体も円の接線に対して垂直
にすることで脱水時の電極間の水の通りを良くし、さら
に電極部を外槽内面より沈めることで脱水時の水が電極
部に集中して落ちるようにし、常時電極部を洗浄する構
造とした。この構造は糸屑からみにも効果がある。糸屑
からみ防止の点では露出部のエッヂ部に大きなRを設け
表面を球状にすることが重要なポイントとなる。
ため、 1.電導度センサを外槽底部の外周側、すなわち水が激
しく動く所に設け、電極板自体も円の接線に対して垂直
にすることで脱水時の電極間の水の通りを良くし、さら
に電極部を外槽内面より沈めることで脱水時の水が電極
部に集中して落ちるようにし、常時電極部を洗浄する構
造とした。この構造は糸屑からみにも効果がある。糸屑
からみ防止の点では露出部のエッヂ部に大きなRを設け
表面を球状にすることが重要なポイントとなる。
【0017】2.隙間腐食,水もれ防止はケースと電極
板の線膨張係数の違いによる接合面の剥離が原因で、こ
れを緩和するため電極板をゴム等の弾性体でアウトサー
ト成形した後、ケースにインサート成形することで達成
される。
板の線膨張係数の違いによる接合面の剥離が原因で、こ
れを緩和するため電極板をゴム等の弾性体でアウトサー
ト成形した後、ケースにインサート成形することで達成
される。
【0018】3.通電された電極板を人間が容易に触れ
る外槽内に露出させた形で設けることから感電等安全上
好ましくなく、絶縁トランスを設け一次側と二次側で電
気的に回路を分離することとした。また外来ノイズの影
響を少なくする手段として電極板に駆動用回路基板を接
続する構成としたが、洗濯機等は水,湿気の多い所で使
用されることから十分な防湿処理が必要である。今回は
絶縁トランスを含む基板全体を注型用ウレタン等で封止
する構造とした。又前記注型用ウレタンの熱収縮により
絶縁トランスのコア部にかかる応力緩和は弾性係数の少
ない発泡体を当接させることで行なった。
る外槽内に露出させた形で設けることから感電等安全上
好ましくなく、絶縁トランスを設け一次側と二次側で電
気的に回路を分離することとした。また外来ノイズの影
響を少なくする手段として電極板に駆動用回路基板を接
続する構成としたが、洗濯機等は水,湿気の多い所で使
用されることから十分な防湿処理が必要である。今回は
絶縁トランスを含む基板全体を注型用ウレタン等で封止
する構造とした。又前記注型用ウレタンの熱収縮により
絶縁トランスのコア部にかかる応力緩和は弾性係数の少
ない発泡体を当接させることで行なった。
【0019】
【実施例】本発明の実施例を各図面に基づいて説明する
。
。
【0020】本発明を採用した洗濯機は図1,図2に示
すように、鋼板製の外枠1に水と衣類を入れ洗濯又は脱
水する洗濯兼脱水槽3、及び外槽2を4本のバネ25で
吊下げている。
すように、鋼板製の外枠1に水と衣類を入れ洗濯又は脱
水する洗濯兼脱水槽3、及び外槽2を4本のバネ25で
吊下げている。
【0021】洗濯兼脱水槽3には水中で衣類を回動させ
る羽根5を設けた撹拌翼4が回動自在に設置されている
。
る羽根5を設けた撹拌翼4が回動自在に設置されている
。
【0022】外槽2の外部底面には前記撹拌翼4を駆動
する電動材6と洗濯,脱水を切換えるクラッチ部を有し
、又排水弁8は外部排水ホース9と接続され、必要に応
じて外槽内の水を排水できるようになっている。さらに
外槽底部外周面には貫通孔2aがあり洗濯液の電気抵抗
を検出する電導度センサ10が外部より挿入されネジ3
本24で締付固定されている。
する電動材6と洗濯,脱水を切換えるクラッチ部を有し
、又排水弁8は外部排水ホース9と接続され、必要に応
じて外槽内の水を排水できるようになっている。さらに
外槽底部外周面には貫通孔2aがあり洗濯液の電気抵抗
を検出する電導度センサ10が外部より挿入されネジ3
本24で締付固定されている。
【0023】電導度センサ10の取付位置は外枠1との
関係でみると、裏側の裏フタ23取付としてある。
関係でみると、裏側の裏フタ23取付としてある。
【0024】図3により電導度センサ10の取付けを詳
細に説明すると貫通孔2aに電極板18を有する円筒部
が外槽内に侵入し露出する形で嵌合固定されている。こ
の時、対向する一対の電極板18は外槽の周面底部に円
周上接線と垂直方向に取り付けられ、電極部全体が外槽
底面より埋没した構成となっている。
細に説明すると貫通孔2aに電極板18を有する円筒部
が外槽内に侵入し露出する形で嵌合固定されている。こ
の時、対向する一対の電極板18は外槽の周面底部に円
周上接線と垂直方向に取り付けられ、電極部全体が外槽
底面より埋没した構成となっている。
【0025】この取付け及び構成は脱水時の飛散水が電
極部に集中し、対向する電極板を常時流水で洗浄できる
もので、又衣類からはつれた糸屑等をからめて滞留させ
ないものである。もちろん、糸屑が引掛らないように電
極板の保持ケースの表面は球状となっている。
極部に集中し、対向する電極板を常時流水で洗浄できる
もので、又衣類からはつれた糸屑等をからめて滞留させ
ないものである。もちろん、糸屑が引掛らないように電
極板の保持ケースの表面は球状となっている。
【0026】次に本実施例で採用する電導度センサ10
の具体的構造を図4,図5,図6により説明する。
の具体的構造を図4,図5,図6により説明する。
【0027】センサケース11は耐薬品性及び弾性体の
注型用ウレタン樹脂の接着性に優れたABS樹脂を使用
している。対向する一対の電極板18を備える円筒状室
13と絶縁トランス17と電子部品(IC15,フィル
ムコンデンサ16)等を備える箱状室12で成形されて
いる。円筒状室13の中心部には駆動用回路基板14の
位置決め用ボス11a,外周部には取付用ネジ座11b
を3ケ有する。
注型用ウレタン樹脂の接着性に優れたABS樹脂を使用
している。対向する一対の電極板18を備える円筒状室
13と絶縁トランス17と電子部品(IC15,フィル
ムコンデンサ16)等を備える箱状室12で成形されて
いる。円筒状室13の中心部には駆動用回路基板14の
位置決め用ボス11a,外周部には取付用ネジ座11b
を3ケ有する。
【0028】電極板18は耐腐食性のあるステンレス材
を使用し、表裏面を弾性を有するシリコンゴム等でアウ
トサート成形し、これを前記センサケースの円筒状室部
にインサート成形してある。前記アウトサート成形材1
9の外周面には微小の帯状突起19aを複数個設けてあ
る。この構成は温度差による電極板とセンサケースの接
合面の剥離を防止し、水浸入による隙間腐食及び水もれ
をなくすものである。電極板18の対向距離は8〜15
mmで、洗濯液中に露出する面積は50〜150mm2
としてある。これは電極部を極力小さくまとめる外に図
8に示す特性カーブに示す通り最大限の変化量を得るた
めに必要な条件である。
を使用し、表裏面を弾性を有するシリコンゴム等でアウ
トサート成形し、これを前記センサケースの円筒状室部
にインサート成形してある。前記アウトサート成形材1
9の外周面には微小の帯状突起19aを複数個設けてあ
る。この構成は温度差による電極板とセンサケースの接
合面の剥離を防止し、水浸入による隙間腐食及び水もれ
をなくすものである。電極板18の対向距離は8〜15
mmで、洗濯液中に露出する面積は50〜150mm2
としてある。これは電極部を極力小さくまとめる外に図
8に示す特性カーブに示す通り最大限の変化量を得るた
めに必要な条件である。
【0029】電導度センサ10の全体構造はセンサケー
ス11内に電極部と絶縁トランス収納部を2分割する形
とし、電極板18と絶縁トランス17は駆動用回路基板
14に半田固定され、これ全体を弾力性のある注型用ウ
レタン樹脂材21で封止されている。注型用ウレタン樹
脂材で封止する際、温度変化で封止剤が伸縮するため半
田固定部に応力が加わり最悪の場合は接合不良となる。 又、絶縁トランスはコア部に応力が加わると特性が大き
く変化する。これを防止するため、電極板の端子部18
cには応力緩和として略Cの形状部18bを設け、絶縁
トランスのコア部にはポリエチレン等の発泡材22を介
入させている。
ス11内に電極部と絶縁トランス収納部を2分割する形
とし、電極板18と絶縁トランス17は駆動用回路基板
14に半田固定され、これ全体を弾力性のある注型用ウ
レタン樹脂材21で封止されている。注型用ウレタン樹
脂材で封止する際、温度変化で封止剤が伸縮するため半
田固定部に応力が加わり最悪の場合は接合不良となる。 又、絶縁トランスはコア部に応力が加わると特性が大き
く変化する。これを防止するため、電極板の端子部18
cには応力緩和として略Cの形状部18bを設け、絶縁
トランスのコア部にはポリエチレン等の発泡材22を介
入させている。
【0030】図7は駆動回路を示し、基本的には電極間
11dに介在する液及び空気の抵抗と回路上のコンデン
サ16でRC発振回路を構成し、液及び空気の抵抗変化
をインバーターIC15で増幅,波形修正し周波数変化
として出力するものである。又、駆動回路部と電極部は
安全のため絶縁トランス18で電気的に完全に分離絶縁
するものである。
11dに介在する液及び空気の抵抗と回路上のコンデン
サ16でRC発振回路を構成し、液及び空気の抵抗変化
をインバーターIC15で増幅,波形修正し周波数変化
として出力するものである。又、駆動回路部と電極部は
安全のため絶縁トランス18で電気的に完全に分離絶縁
するものである。
【0031】本電導度センサの出力特性は図8に示す通
り、変化量が大きく、微少の抵抗の変化でも検出できる
ものとなっている。洗濯,すすぎ,脱水を見分ける周波
数帯も、洗剤水で38KHZ,一般の水道水で10KH
Z,空気で4.5KHZ と明確に区分化できるもので
ある。
り、変化量が大きく、微少の抵抗の変化でも検出できる
ものとなっている。洗濯,すすぎ,脱水を見分ける周波
数帯も、洗剤水で38KHZ,一般の水道水で10KH
Z,空気で4.5KHZ と明確に区分化できるもので
ある。
【0032】
【発明の効果】1.電導度センサを外槽底部の最大外径
部に位置させることは、脱水時の飛散する水の流速が大
きく、電極板に触れた時、電極板を洗浄する能力を最大
限に有することから、電極板表面の洗剤汚れ等を常時取
除くことが可能になる。
部に位置させることは、脱水時の飛散する水の流速が大
きく、電極板に触れた時、電極板を洗浄する能力を最大
限に有することから、電極板表面の洗剤汚れ等を常時取
除くことが可能になる。
【0033】2.電極板を外槽外周の接線と垂直に設け
ることは、脱水時に飛散する水の通りを良くし、衣類か
らしぼり出される最後の水まで電極間で検知することに
なり、衣類の布質による水の飛散の時間的な差を顕著に
とらえることができる。
ることは、脱水時に飛散する水の通りを良くし、衣類か
らしぼり出される最後の水まで電極間で検知することに
なり、衣類の布質による水の飛散の時間的な差を顕著に
とらえることができる。
【0034】3.電導度センサを外槽内面より沈めるこ
とは、衣類の糸屑がセンサ部に引掛り難くすると同時に
、脱水時の残水をセンサ部に集中させ、衣類の布質によ
る水の飛散の時間的な差を顕著にとらえることができる
。
とは、衣類の糸屑がセンサ部に引掛り難くすると同時に
、脱水時の残水をセンサ部に集中させ、衣類の布質によ
る水の飛散の時間的な差を顕著にとらえることができる
。
【0035】4.電導度センサを洗濯機の裏フタ側に設
けることで、センサ故障時の点検,修正が容易になる。
けることで、センサ故障時の点検,修正が容易になる。
【0036】5.電極板を保持するケースの上面を球状
にすることで、衣類の糸屑の引掛りを防止すると同時に
、脱水時の水の回流を滑らかにし、洗剤の発泡を抑える
ことができる。
にすることで、衣類の糸屑の引掛りを防止すると同時に
、脱水時の水の回流を滑らかにし、洗剤の発泡を抑える
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す洗濯機の平面図。
【図2】本発明の一実施例を示す洗濯機の斜視図。
【図3】本発明の一実施例を示す電導度センサ取付部の
詳細図。
詳細図。
【図4】図3に示す電導度センサの平面図。
【図5】図3に示す電導度センサの電極部の断面図。
【図6】図3に示す電導度センサの主要断面図。
【図7】本発明の一実施例を示す基本回路図。
【図8】図7に示す基本回路図の出力特性図。
【図9】図3に示す電導度センサの取付斜視図。
1…外枠、2…外槽、3…洗濯兼脱水槽、4…撹拌翼、
10…電導度センサ、11…センサケース、14…駆動
用回路基板、17…絶縁トランス、18…電極板、19
…アウトサート成形材、21…注型剤、22…発泡体、
23…裏フタ。
10…電導度センサ、11…センサケース、14…駆動
用回路基板、17…絶縁トランス、18…電極板、19
…アウトサート成形材、21…注型剤、22…発泡体、
23…裏フタ。
Claims (5)
- 【請求項1】対向する電極板を有する電導度センサを洗
濯機の外槽底部の外周側に設け、前記電極板を槽内に露
出するようにしたことを特徴とする電導度センサ付洗濯
機。 - 【請求項2】特許請求の範囲1項のものにおいて、電導
度センサの電極板の向きを円の接線に対して垂直になる
ように設けたことを特徴とする電導度センサ付洗濯機。 - 【請求項3】特許請求の範囲1項のものにおいて、電導
度センサ部を外槽内面より沈めて設けたことを特徴とす
る電導度センサ付洗濯機。 - 【請求項4】特許請求の範囲1項のものにおいて、電導
度センサを外槽底面で、かつ洗濯機裏面側に設けたこと
を特徴とする電導度センサ付洗濯機。 - 【請求項5】特許請求の範囲1項のものにおいて、電極
板を保持するケースの上面を球状にしたことを特徴とす
る電導度センサ付洗濯機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03066013A JP3131457B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 洗濯機導電度センサ付洗濯機 |
KR1019920004931A KR920018284A (ko) | 1991-03-29 | 1992-03-26 | 세탁기 |
EP92105462A EP0506137A1 (en) | 1991-03-29 | 1992-03-30 | Washing machine |
US07/859,885 US5315847A (en) | 1991-03-29 | 1992-03-30 | Washing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03066013A JP3131457B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 洗濯機導電度センサ付洗濯機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000213394A Division JP2001038089A (ja) | 2000-01-01 | 2000-07-10 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04300590A true JPH04300590A (ja) | 1992-10-23 |
JP3131457B2 JP3131457B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=13303636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03066013A Expired - Fee Related JP3131457B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 洗濯機導電度センサ付洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131457B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046929A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 급수되는 물의 경도 측정이 가능한 세탁기 및 그 경도측정방법 |
KR20040046928A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 급수된 물의 경도 측정이 가능한 세탁기 및 그 경도측정방법 |
JP2009537833A (ja) * | 2006-05-24 | 2009-10-29 | エーゲーオー エレクトロ・ゲレーテバウ ゲーエムベーハー | 導電率測定用のセンサ装置及びその動作方法 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP03066013A patent/JP3131457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040046929A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 급수되는 물의 경도 측정이 가능한 세탁기 및 그 경도측정방법 |
KR20040046928A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 급수된 물의 경도 측정이 가능한 세탁기 및 그 경도측정방법 |
JP2009537833A (ja) * | 2006-05-24 | 2009-10-29 | エーゲーオー エレクトロ・ゲレーテバウ ゲーエムベーハー | 導電率測定用のセンサ装置及びその動作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3131457B2 (ja) | 2001-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930005874B1 (ko) | 세탁기 | |
US4804947A (en) | Water sensing apparatus | |
US5315847A (en) | Washing machine | |
KR940009426A (ko) | 세탁기 | |
JP2753387B2 (ja) | 洗濯機の洗濯液検知センサー | |
JPH04300590A (ja) | 洗濯機導電度センサ付洗濯機 | |
JPH04300591A (ja) | 電導度センサ | |
JP2001038089A (ja) | 洗濯機 | |
CN105177921A (zh) | 用于洗衣机的传感器组件及洗衣机 | |
JP2011036528A (ja) | 食器洗い機 | |
JP2008099981A (ja) | 洗濯乾燥機 | |
KR100479099B1 (ko) | 세탁기의 전극센서 고장감지 장치 및 방법 | |
KR100971018B1 (ko) | 세탁기의 전극센서 감지방법 | |
EP1645857A1 (en) | Sensor device for domestic appliances | |
KR100484811B1 (ko) | 드럼 세탁기 | |
JPH04288194A (ja) | 洗濯機の洗濯制御方法 | |
CN213189413U (zh) | 溢水检知结构及具有其的洗碗机 | |
CN111926527B (zh) | 衣物处理装置及泡沫感知方法 | |
KR100457577B1 (ko) | 세탁기의 전극 센서 | |
KR20040047202A (ko) | 세탁기의 수질감지기구 | |
JPH07685A (ja) | 洗濯機 | |
JPH0375088A (ja) | 洗濯機等の水位検出装置 | |
KR20040110774A (ko) | 세탁기의 전극센서 감지방법 | |
KR940007097Y1 (ko) | 식기세척기의 누수 감지장치 | |
TR201918263A2 (tr) | Yıkayıcı cihazlar için bir kazan. |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071117 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |