JPH04300347A - 織機の送出し制御方法と、その装置 - Google Patents

織機の送出し制御方法と、その装置

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JPH04300347A
JPH04300347A JP6059091A JP6059091A JPH04300347A JP H04300347 A JPH04300347 A JP H04300347A JP 6059091 A JP6059091 A JP 6059091A JP 6059091 A JP6059091 A JP 6059091A JP H04300347 A JPH04300347 A JP H04300347A
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JP
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tension
warp
correction
control
correction control
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JP6059091A
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Michiyo Shioyama
塩山 美千代
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Tsudakoma Corp
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Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、織機の経糸張力を最
適に制御するための織機の送出し制御方法と、その装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】織機の送出し制御装置10は、経糸張力
Tを検出して目標張力To と比較し、張力偏差ΔTに
基づいて送出しモータMを制御するのが一般的である(
図11)。
【0003】経糸Wは、経糸ビームB1 から解舒され
、テンションローラTR1 とテークアップローラTR
2 との間において、綜絖SF、SFによって開口され
、図示しない緯糸が緯入れされると、筬Rによって筬打
ちされて織布Wc となり、最終的に、織布ビームB2
 に巻き取られる。テンションローラTR1 には、ロ
ードセンサのような張力検出器LDが付設されており、
経糸Wに負荷される経糸張力Tを検出することができる
。経糸ビームB1 は、ギヤ機構Gを介して送出しモー
タMに連結されており、送出しモータMには、その回転
数nを検出する回転計Eが直結されている。経糸ビーム
B1 には、経糸ビームB1 の径db を検出する巻
径検出器DBが配設されている。
【0004】送出し制御装置10は、張力設定器ST、
制御増幅器11、巻径補正手段12を備えてなり、送出
しモータMに対する回転制御系を形成している。すなわ
ち、張力検出器LDからの経糸張力Tは、張力設定器S
Tに設定される目標張力Toと比較され、張力偏差ΔT
=To −Tが検出される。一方、送出しモータMの回
転数nは、経糸ビームB1 の径db とともに巻径補
正手段12に入力され、その出力は、制御増幅器11の
入力側にフィードバックされる。そこで、回転計E、巻
径補正手段12は、回転制御系に対する速度マイナルー
プを形成している。
【0005】このような送出し制御装置10にあっては
、張力設定器STの目標張力To を設定することによ
り、任意の経糸張力Tを実現することができる。そこで
、従来、経糸張力Tは、良好な品質の織布Wc を、高
い稼動率で製織することができるように、作業者の経験
と勘とに基づいて最適に手動設定するようにしていた。 また、コンピュータを用いて稼動率を算出し、それに基
づいて、張力設定器STを自動的に最適設定する技術も
提案されている(特開平2−112451号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、経糸張力を手動設定すること自体が高度の熟練
を要し、また、極めて煩雑な作業であるという問題があ
った。一方、コンピュータによって経糸張力を自動設定
することは、煩雑な手動作業を排除することができると
いう大きな利点があるが、このときの経糸張力の設定は
、単に稼動率にのみ着目したものであったから、その設
定結果が必らずしも良好でないという問題があった。 すなわち、稼動率は、経糸張力によって直接影響される
経止り(経糸切れによる織機停止をいう、以下同じ)の
他に、緯止り(緯糸切れを含む各種の緯入れ不良による
織機停止をいう、以下同じ)にも左右されるから、たと
えば、緯止りによって稼動率が低下した場合に、経糸張
力を低下させると、経糸捌きが悪くなって、却って稼動
率を低下させることがあり得る。また、単に稼動率によ
って経糸張力を変動させると、織布中の経糸の屈曲度が
不適切となり、所定の織り密度を実現することができな
くなるために、織物品質を規格内に維持することができ
なくなる場合も少なくない。
【0007】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、経糸張力に直接影響されるパラメータ
を選定し、このパラメータを用いて、送出しモータの回
転制御系に補正制御を加えることによって、織物品質や
稼動率を悪化させることがなく、経糸張力を適確に自動
設定することができる織機の送出し制御方法と、その装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、経糸張力をフィ
ードバックし、送出しモータを回転制御して経糸張力を
制御するに際し、経止り回数、緯止り回数、織り密度の
少なくとも1に基づいて補正制御量を算出し、送出しモ
ータの回転制御系に対して補正制御を加えることをその
要旨とする。
【0009】第2発明の構成は、経糸張力と目標張力と
を比較し、張力偏差に基づいて送出しモータを回転制御
する回転制御系に対し、経止り回数、緯止り回数、織り
密度の少なくとも1に基づいて補正制御量を算出する補
正制御手段を付設し、補正制御手段からの補正制御量を
目標張力に対する補正量として使用することをその要旨
とする。
【0010】なお、補正制御手段は、ファジー理論を適
用して補正制御量を算出することができる。
【0011】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、送出しモ
ータの回転制御系は、経糸張力をフィードバックして送
出しモータを回転制御することにより、経糸張力を制御
することができるが、このとき、経止り回数等に基づく
補正制御量を算出し、これにより、回転制御系に補正制
御を加えるから、回転制御系は、経止り回数等の変動を
反映し、それらを是正する方向に経糸張力を補正し、経
糸張力を最適に制御することができる。一般に、経止り
回数は、経糸張力が過大のときに増加し、緯止り回数は
、経糸張力が過小のときに増加する一方、織り密度は、
経糸張力に最適値があり、それが過大であっても過小で
あっても、織物品質を規格内に維持することができない
からである。
【0012】第2発明の構成によるときは、補正制御手
段は、経止り回数等に基づいて補正制御量を算出し、こ
の補正制御量を回転制御系の目標張力に対する補正量と
して使用するから、補正制御手段は、算出した補正制御
量により、回転制御系に対する補正制御を加え、経糸張
力を最適に制御することができる。
【0013】なお、ファジー理論を適用すれば、補正制
御量の算出に当り、厳密な制御モデルを準備することが
必要でなく、したがって、補正制御手段の構築が極めて
容易である。
【0014】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0015】織機の送出し制御装置10は、張力設定器
ST、制御増幅器11、巻径補正手段12に加え、補正
制御手段13を備えてなる(図1)。
【0016】張力設定器STの出力は、加え合せ点14
a、14b…を介して制御増幅器11に接続され、制御
増幅器11の出力には、送出しモータMが接続されてい
る。送出しモータMは、図示しないギヤ機構を介して経
糸ビームを駆動するものとし、また、送出しモータMに
直結する回転計Eの出力は、巻径補正手段12を介して
加え合せ点14cの減算端子に接続されている。巻径補
正手段12には、巻径検出器DBからの経糸ビームの径
db が入力されている。テンションローラTR1 に
付設する張力検出器LDの出力は、加え合せ点14bの
減算端子に接続されている。
【0017】補正制御手段13には、カウンタ15、1
6が接続されており、カウンタ15、16には、それぞ
れ、図示しない織機制御回路からの経止り信号S1 、
緯止り信号S2 が入力されている。また、補正制御手
段13には、織り密度検出手段DDの出力が入力されて
いる。ここで、織り密度検出手段DDは、たとえば、単
位時間当りの緯入れ数と、製織中の織布の実際の送り量
とから、織布の単位長さ当りの緯入れ数を算出し、織り
密度dw として出力することができるものとする。な
お、織り密度dw は、たとえば、送出しモータによる
緯糸の送り量と、テークアップローラによる織布の送り
量との比を算出し、これを指標として使用することも可
能である。補正制御手段13の出力は、補正制御量δと
して、加え合せ点14aの加算端子に接続されている。
【0018】いま、張力設定器STには目標張力To 
を設定することができ、張力検出器LDは、テンション
ローラTR1 に負荷される経糸張力Tを検出すること
ができるから、張力設定器STから制御増幅器11に至
る一連の系は、経糸張力Tを目標張力To に制御する
ための送出しモータMの回転制御系を形成している。ま
た、回転計Eは、送出しモータMの回転数nを巻径補正
手段12に送出し、巻径補正手段12は、経糸ビームの
径db により回転数nを補正し、たとえば、補正回転
数na =n(db /do )(ただし、do は、
経糸ビームの基準径)として加え合せ点14cにフィー
ドバックする。
【0019】カウンタ15、16は、それぞれ、経止り
信号S1 、緯止り信号S2 を計数し、経止り回数N
1 、緯止り回数N2 を補正制御手段13に出力する
【0020】補正制御手段13は、カウンタ15、16
からの経止り回数N1、緯止り回数N2 と、織り密度
検出手段DDからの織り密度dw とに基づき、補正制
御量δを算出する。そこで、補正制御手段13は、回転
制御系に対して補正制御量δを送出し、これを、目標張
力To に対する補正量として使用するものとなってい
る。
【0021】補正制御手段13の動作は、たとえば、図
2のプログラムフローチャートによって示すことができ
る。ただし、図2のプログラムは、たとえば数時間程度
の一定時間ごとに、繰り返し起動されるものとする。
【0022】プログラムは、まず、カウンタ15の内容
である経止り回数N1を読み取り(図2のプログラムス
テップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、経止
り回数N1 に基づく補正量、すなわち経止り補正量δ
1 を算出する(2)。ここで、経止り補正量δ1 は
、たとえば、適当な経止り回数N1 の基準値N1oを
定め、変数x1 =N1 /N1oに対応する経止り補
正量δ1 をあらかじめ設定しておくものとする(図3
)。なお、経止り補正量δ1 の単位は、経糸張力T、
目標張力Toに合わせ、たとえば、kgにとるものとす
る。経止り補正量δ1 は、一般に、経止り回数N1 
が、基準値N1oに対し、極端に少ないときは正方向に
十分に大きくし、極端に多いときは負方向に十分に大き
くし、N1 ≒N1oのときは、ゼロ付近に定めればよ
い。
【0023】つづいて、プログラムは、緯止り回数N2
 を読み取り(図2のプログラムステップ(3))、同
様にして、緯止り補正量δ2 を算出する((4)図4
)。 ただし、図4において、変数x2 =N2 /N2oで
あり、N2oは、緯止り回数N2 の基準値である。
【0024】さらに、プログラムは、織り密度dw を
読み取り(5)、織り密度補正量δ3を算出する(6)
。 織り密度dw に対する織り密度補正量δ3 の関係は
、変数x3 =dw /dwo(ただし、dwoは、織
り密度の基準値)に対し、たとえば図5のように定める
ことができる。なお、図3ないし図5の曲線は、階段状
ではなく、滑らかな曲線としてもよいことはいうまでも
ない。
【0025】次ぎに、プログラムは、補正制御量δを、
たとえば、 δ=(y1 δ1 +y2 δ2 +y3 δ3 )/
3によって算出し(7)、これを出力する(8)。ただ
し、yi (i=1、2…)は、各補正量δi (i=
1、2…)に対する重み係数であり、Σyi =3であ
る。その後、プログラムは、カウンタ15、16をリセ
ットして(9)、終了する。
【0026】このようにして算出される補正制御量δは
、加え合せ点14aに入力され(図1)、目標張力To
 に対する補正量となるから、以後、送出しモータMは
、経糸張力Tが目標張力(To +δ)となるように回
転制御され、経止り回数N1 、緯止り回数N2 、織
り密度dw を反映して、最適の経糸張力Tを実現する
ことができる。
【0027】
【他の実施例】補正制御手段13による補正制御量δの
算出には、ファジー理論を適用することができる。
【0028】いま、経止り回数N1 が、非常に少ない
、やや少ない、普通である、やや多い、非常に多い、と
いう各言語表現に対し、図6左列の各曲線S、SM、M
、BM、Bからなるメンバシップ関数を対応させ、緯止
り回数N2が、少ない、普通である、多い、という各言
語表現、織り密度dw が、過小である、適切である、
過大である、という各言語表現を、それぞれ、図7左列
の曲線S、M、B、図8左列の曲線N、Z、Pからなる
各メンバシップ関数に対応させる。また、補正制御量δ
を、正方向に十分大きくする、正方向に少し大きくする
、ゼロ付近にする、負方向に少し大きくする、負方向に
十分大きくする、という各言語表現は、図6ないし図8
右列の曲線PB、PS、Z、NS、NBからなるメンバ
シップ関数に対応させる。ただし、図6ないし図8の各
縦軸は、それぞれの横軸変数の確信度を表わす。
【0029】次いで、図9のような制御則を設定する。 たとえば、経止り回数N1 が非常に少なければ、経糸
張力Tを大きく上げることとし(同図(A)第1行)、
経止り回数N1 がやや少なければ、経糸張力Tを少し
上げ(同第2行)、以下、経止り回数N1 が、普通で
ある、やや多い、非常に多いときに対応して、経糸張力
Tは、変えず、少し下げ、大きく下げる(同第3行ない
し第5行)。また、緯止り回数N2 に対しては、それ
が少ないとき、普通であるときは、経糸張力Tを変えず
(同図(B)第1行、第2行)、多いときにのみ、少し
上げる(同第3行)。織り密度dw に対しては、それ
が、過小、適切、過大のときに、それぞれ、経糸張力T
を、少し下げ、変えず、少し上げる(同図(C))。
【0030】ここで、図9の各制御則の経糸張力Tに関
する後件部は、そのまま補正制御量δに対して適用する
ことができる。すなわち、補正制御量δは、目標張力T
o に対し、To =(To +δ)となるように補正
量として使用されるから(図1)、経糸張力Tを大きく
上げることは、補正制御量δを正方向に十分大きくする
ことに対応し、以下、経糸張力Tを、少し上げ、変えず
、少し下げ、大きく下げることは、それぞれ、補正制御
量δを、正方向に少し大きくし、ゼロ付近とし、負方向
に少し大きくし、負方向に十分大きくすることに対応す
る。 そこで、図6ないし図8の各行のメンバシップ関数は、
それぞれ、図9(A)ないし(C)の各行に示す制御則
にそのまま対応するものとなっている。
【0031】いま、経止り回数N1 がN1 =N1a
であるとすると、図6左列のメンバシップ関数より、経
止り回数N1 =N1aに対応して、各制御則の前件部
に対する確信度ai (i=1、2…5)が得られる。 そこで、ai ≠0の制御則に着目して、そのai に
よって、当該制御則の後件部に対応する補正制御量δに
関するメンバシップ関数の頂部を裁断すれば、補正制御
量δに対する各制御則についての固有メンバシップ関数
を得ることができる(図6右列の斜線部)。同様にして
、緯止り回数N2 がN2 =N2a、織り密度dw 
がdw =dwaのとき、緯止り回数N2 に関する各
制御則、織り密度dw に関する各制御則について、補
正制御量δに対する固有メンバシップ関数を得る(図7
、図8各右列の斜線部)。ここで、図7、図8における
bi 、ci (i=1、2…)は、それぞれ、N2 
=N2a、dw =dwaのときの各制御則の前件部に
対する確信度である。
【0032】次いで、これらの固有メンバシップ関数の
合成メンバシップ関数Aを作る(図10)。ただし、合
成メンバシップ関数Aは、各固有メンバシップ関数の最
大値を連ねることによって作成するものであり、このと
きの補正制御量δ=δa は、合成メンバシップ関数A
の重心位置、すなわち面積2等分線の位置として決定す
ることができる。補正制御手段13は、このようにして
算出する補正制御量δ=δa を加え合せ点14aに出
力すればよい。
【0033】以上の説明において、ファジー理論を適用
する際の各制御則の内容と、その言語表現に対応する各
メンバシップ関数は、単なる一例であって、これらは、
任意に設定することができるものである。また、補正制
御手段13に入力する経止り回数N1 、緯止り回数N
2 、織り密度dw は、それぞれ、経糸張力Tによっ
て影響されるパラメータであるから、補正制御手段13
は、その少なくとも1以上を任意の組合せによって使用
することができる。
【0034】また、経止り回数N1 、緯止り回数N2
 、織り密度dw は、それぞれ、経止り信号S1 を
計数するカウンタ15、緯止り信号S2 を計数するカ
ウンタ16、織り密度検出手段DDから自動的に入力さ
れるようにしたが、これらのパラメータの一部または全
部は、作業員が、過去の稼動実績に基づき、手動で入力
するようにしてもよい。特に、織り密度dw について
は、織り密度検出手段DDによることなく、作業員が織
布Wcの実際の織り密度を確認した結果を入力するよう
にしてもよい。
【0035】さらに、補正制御量δを使用して目標張力
To を補正するために、両者を加え合せ点14aに入
力するようにしたが、これに代えて、補正制御量δに基
づき、目標張力To そのものを変更するようにしても
よい。たとえば、張力設定器STが、その両端に掛かる
電圧の分圧値を出力するものであれば、補正制御量δに
基づき、張力設定値STの両端に掛かる電圧を変更する
ようにすることができる。あるいは、設定値の異なる複
数の張力設定器ST、ST…を用意しておき、補正制御
量δに基づき、いずれかの張力設定器STを選択するよ
うにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、経止り回数、緯止り回数、織り密度の
少なくとも1のパラメータに基づいて補正制御量を算出
し、送出しモータの回転制御系に対して補正制御を加え
ることによって、これらのパラメータは、経糸張力に直
接影響され、しかも、織物品質や稼動率にも影響を及ぼ
すパラメータであるから、織物品質や稼動率を悪化させ
ることなく、経糸張力を最適に自動設定することができ
るという優れた効果がある。
【0037】第2発明によれば、経止り回数、緯止り回
数、織り密度の少なくとも1のパラメータに基づいて補
正制御量を算出する補正制御手段を送出しモータの回転
制御系に付設することによって、補正制御手段は、回転
制御系に対して補正制御を加えることができるから、第
1発明を円滑に実施することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】  全体ブロック系統図
【図2】  プログラムフローチャート
【図3】  補
正量設定線図(1)
【図4】  補正量設定線図(2)
【図5】  補正量設定線図(3)
【図6】  メンバシップ関数を示す線図(1)
【図7
】  メンバシップ関数を示す線図(2)
【図8】  
メンバシップ関数を示す線図(3)
【図9】  制御則
を示す図表
【図10】  合成メンバシップ関数を示す線図
【図1
1】  従来例を示すブロック系統説明図
【符号の説明】
M…送出しモータ N1 …経止り回数 N2 …緯止り回数 dw …織り密度 T…経糸張力 To …目標張力 ΔT…張力偏差 δ…補正制御量 10…送出し制御装置 13…補正制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  経糸張力をフィードバックし、送出し
    モータを回転制御して経糸張力を制御するに際し、経止
    り回数、緯止り回数、織り密度の少なくとも1に基づい
    て補正制御量を算出し、送出しモータの回転制御系に対
    して補正制御を加えることを特徴とする織機の送出し制
    御方法。
  2. 【請求項2】  経糸張力と目標張力とを比較し、張力
    偏差に基づいて送出しモータを回転制御する回転制御系
    に対し、経止り回数、緯止り回数、織り密度の少なくと
    も1に基づいて補正制御量を算出する補正制御手段を付
    設し、該補正制御手段からの補正制御量を目標張力に対
    する補正量として使用することを特徴とする織機の送出
    し制御装置。
  3. 【請求項3】  前記補正制御手段は、ファジー理論を
    適用して補正制御量を算出することを特徴とする請求項
    2記載の織機の送出し制御装置。
JP6059091A 1991-03-25 1991-03-25 織機の送出し制御方法と、その装置 Pending JPH04300347A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019534953A (ja) * 2016-10-21 2019-12-05 嘉興徳永紡織品有限公司 織機、織物の製造方法、および超高密度織物

Cited By (2)

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