JPH0429984Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429984Y2
JPH0429984Y2 JP1985071062U JP7106285U JPH0429984Y2 JP H0429984 Y2 JPH0429984 Y2 JP H0429984Y2 JP 1985071062 U JP1985071062 U JP 1985071062U JP 7106285 U JP7106285 U JP 7106285U JP H0429984 Y2 JPH0429984 Y2 JP H0429984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
tool
rope
board
lower cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985071062U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61187683U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985071062U priority Critical patent/JPH0429984Y2/ja
Publication of JPS61187683U publication Critical patent/JPS61187683U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0429984Y2 publication Critical patent/JPH0429984Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、レンチやスパナなど建設工事用の工
具の落下防止具に関する。
〔従来の技術とその問題点〕 建設工事現場においてはこの種の工具の落下に
よる人身事故が絶えないが、その対策として紐で
工具を止めることが考えられる。
例えば実開昭59−117747号公報で示されるもの
は、コイル状を成した伸縮自在の身体結び線を備
えたものであるが、これでは工具が手から離れた
状態ではその工具がやたらにふらついて作業の邪
魔になつたり、煩しく、また作業者や他の物に引
掛かるおそれもある。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
工具を手から離してもこれがぶらつかず、しかも
作業者の身体に沿わせた場合にも身体から大きく
突出せず作業の邪魔になることがなく、また作業
者の身体に確実に装着でき、安全で作業性のよい
建設工事用工具の落下防止具を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、相互にビス
止めされる上蓋と下蓋とで偏平なケースを形成
し、ベルト挿通用の孔を両側に設けた基板の中央
に前記下蓋が入る穴を設け、この穴に下蓋を挿入
して該下蓋はその外面を基板裏面と同一面に位置
させ、また、基板表面に上蓋を取付け、前記ケー
ス内に先端に工具への止め金具を取付けたロープ
の巻取収納ドラムを設けるとともにケースの上蓋
の側部にロープ引出用の開口を形成したことを要
旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、工具の使用時にはドラムから
ロープを引き出し、また作業後工具から手を離し
てもロープはぶらつくことはなくケース内のドラ
ムに巻き取られ、工具を作業者の身体側に沿わせ
ておくことができ、この場合、ケースは偏平に形
成してあるので、該ケースが身体から大きく突出
することはなく作業の妨げになることがない。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の建設工事用工具の落下防止具
の実施例を示す横断平面図、第2図は同上斜視図
で、図中1は合成樹脂製もしくは金属製による平
板状の基板で、左右両側部寄り短片方向にベルト
挿通用の細長な孔1aを設けている。
図中2はその先端に工具への止め金具3を取付
けたワイヤーロープで、その大部分は巻取収納ド
ラム4に巻回される。該ドラム4は、相互にビス
止めされる上蓋5と下蓋6とで構成した偏平なケ
ース7内に主軸8により軸着され、ロープ2の巻
取力を発揮するためのゼンマイ形のスプリング9
がこのドラム4に介装される。そして、前記ケー
ス7の上蓋5の側部にはワイヤーロープ2を引出
すための開口10を形成した。
この巻取収納ドラムを内蔵したケース7は前記
平板状の基板1にビス止めで取付けられる。
すなわち、第1図に示すように基板1の中央に
は、前記下蓋6が入る穴14を設け、この穴14
に下蓋6を挿入して該下蓋6はその外面を基板1
の裏側面と同一面に位置させる。
また、基板1の表面側に上蓋5を取付けるが、
この上蓋5は下蓋6とビス止めすることで前記偏
平なケース7を構成するが、また、基板1にビス
止めすることでケース7を基板1に固定するもの
である。
なお、図示は省略するが、ドラム4にワイヤー
ロープ2を引出したときの任意位置での係止装置
を設けておく。
次に使用法について、第3図の斜視図により説
明すると、孔1aに安全ベルト11を通すように
して、本考案の落下防止具を安全ベルト11に着
装する。そして、レンチ、スパナ、ラチエツト等
の建築工事用工具12に止め金具3を引掛ける。
作業に当たつては、工具12が自由にあやつれ
るだけワイヤーロープ2をケース7内のドラム4
からスプリング9に抗して引出す。作業が一時終
わつたりしたときは、その工具12を安全ベルト
11の付設工具サツク13にさし込んでおけばよ
い。万一誤つて工具12が手からすべつて離れて
もワイヤーロープ2でつながつているので落下す
ることなく、この工具12を持上げ、さらにロー
プ2を少し引出してやればドラム4の係止装置が
解除されワイヤーロープ2はドラム4にすみやか
に巻取られる。
この状態でドラム4を収納するケース7は偏平
に形成してあるので、該ケース7が作業者のベル
ト11から大きく突出することはなく、ケース7
が作業の妨げになることはない。
なお、スプリングの巻取力を工具の重さに適応
した適度なバランスにしておくことが望ましい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の建設工事用工具の
落下防止具はロープで工具の落下を防止するのみ
ならず、そのロープが迅速に巻取収納されるので
不用意にブラブラして作業者や他の物に引掛つた
りするおそれはない。その結果、作業上の煩わし
さや取扱い上の不便さがなくなり、安全性も高ま
るものである。
しかもロープ巻取収納用のケースが作業者の身
体から大きく突出することもないので、このケー
スが作業を妨げるおそれもなく、またケースはベ
ルトに取付ける基板の表面側に取付けたのでロー
プ引出しが容易に行える。
さらに、基板はベルト上面にこれと重なるよう
にして取付くのでベルトにしつかりと固定され作
業者の動きに追従して独自に動くことがないから
ロープ引出しがスムーズに行え、また、基板が動
いて作業を妨げるおそれもないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の建設工事用工具の落下防止具
の1実施例を示す横断平面図、第2図は同上斜視
図、第3図は同上の使用状態を示す斜視図であ
る。 1……基板、1a……孔、2……ワイヤーロー
プ、3……止め金具、4……巻取収納ドラム、5
……上蓋、6……下蓋、7……ケース、8……主
軸、9……スプリング、10……開口、11……
安全ベルト、12……工具、13……工具サツ
ク、14……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互にビス止めされる上蓋と下蓋とで偏平なケ
    ースを形成し、ベルト挿通用の孔を両側に設けた
    基板の中央に前記下蓋が入る穴を設け、この穴に
    下蓋を挿入して該下蓋はその外面を基板裏面と同
    一面に位置させ、また、基板表面に上蓋を取付
    け、前記ケース内に先端に工具への止め金具を取
    付けたロープの巻取収納ドラムを設けるとともに
    ケースの上蓋の側部にロープ引出用の開口を形成
    したことを特徴とする建設工事用工具の落下防止
    具。
JP1985071062U 1985-05-13 1985-05-13 Expired JPH0429984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985071062U JPH0429984Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985071062U JPH0429984Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61187683U JPS61187683U (ja) 1986-11-22
JPH0429984Y2 true JPH0429984Y2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=30608216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985071062U Expired JPH0429984Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0429984Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6549910B2 (ja) * 2015-06-09 2019-07-24 株式会社パテントアイランド 携帯物落下防止具
JP6843451B6 (ja) * 2019-12-26 2021-04-14 株式会社建設ミクス 緊結金具および緊結金具の取付方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924280B2 (ja) * 1973-12-05 1984-06-08 アクチ−ボラゲツト ピアブ エジエクタ装置の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924280U (ja) * 1982-08-06 1984-02-15 濱田鉄筋工機株式会社 手ハツカ−用ホルダ
JPS5990586U (ja) * 1982-12-07 1984-06-19 株式会社田島製作所 手工具の吊下げ調節ホルダ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924280B2 (ja) * 1973-12-05 1984-06-08 アクチ−ボラゲツト ピアブ エジエクタ装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61187683U (ja) 1986-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3450317A (en) Locking tool holder
JPH0429984Y2 (ja)
DE8704878U1 (de) Sicherheits-Futteral für Handwerkermaschine, insbesondere Bohrmaschine
JPS6336016Y2 (ja)
JPH0483841U (ja)
JPH065322Y2 (ja) やりとり綱保持装置
JPS6035781Y2 (ja) ナツトの取り落し防止用保持具
JPS6233678Y2 (ja)
JP2552063B2 (ja) 巻上・牽引機
JPH041454Y2 (ja)
JPH0617833Y2 (ja) 小型巻上牽引機
CA3140661A1 (en) A tool system
JPH0391470U (ja)
JPH0117177Y2 (ja)
JPS6223332U (ja)
JPS5937114Y2 (ja) 浴そう
JPH0713213U (ja) 引掛け用具を収納した傘の柄
JPS5934685Y2 (ja) 左官鏝用保護サツク
JPH0237802Y2 (ja)
JPH0412112Y2 (ja)
JPH0351464Y2 (ja)
JPH0454848Y2 (ja)
JPH0159394U (ja)
JPS63174608A (ja) 作業台のケ−ブル収納方法
JPH0196480U (ja)