JPH0429929A - 固形薬剤組成物 - Google Patents

固形薬剤組成物

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JPH0429929A
JPH0429929A JP13461790A JP13461790A JPH0429929A JP H0429929 A JPH0429929 A JP H0429929A JP 13461790 A JP13461790 A JP 13461790A JP 13461790 A JP13461790 A JP 13461790A JP H0429929 A JPH0429929 A JP H0429929A
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JP
Japan
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methyl
pentyl
carboxylic acid
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carbon atoms
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JP13461790A
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English (en)
Inventor
Masaki Sunahara
砂原 正樹
Tatsuo Nomura
達雄 野村
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固形薬剤組成物に関するものであり、詳しく
は、キノロピラン−4−オン−2−カルボン酸エステル
類を薬剤成分とし、その製剤化において、外観良好な錠
剤を得ることができるように改良された固形薬剤組成物
に関するものである。
〔従来の゛技術〕
本発明で使用する、下記−最大〔■〕で表わされるキノ
ロピラン−4−オン−2−カルボン酸エステル類は、抗
アレルギー性喘息治療薬として、本出願人より提案され
公知である(特公昭60■ 3号および6 54号) 0OR R’ (ここで、R1、R2およびR3は、それぞれ水素、炭
素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシ基
、ベンジルオキシ基、ハロゲン原子、総炭素数2〜6の
アルコキシカルボニル基、炭素数6〜10のアリール基
、または、そのうちの三者がアルコキシ基であって両者
が結合してつくる炭素数1〜3のアルキレンジオキシ基
を表わす。Rは、水素原子又は3−メチル−1−ブチル
、2−メチル−1−ブチル、2,2−ジメチル−1−プ
ロピル、2−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘキシル、
4−メチル−1−ペンチル、2−メチル−1−ペンチル
、3−メチル−1−ペンチル、4−メチル−2−ペンチ
ル、2−ヘキシル、3−ヘキシル、3−メチル−2−ペ
ンチルの群から選ばれた炭素数5又は6のアルコール残
基である)上記治療薬は、各種の剤形で使用し得るが、
製剤化の詳細は報告されていない。
一般に、固形製剤化に際しては、製剤用の担体、賦形剤
、滑沢剤、結合剤、崩壊剤等使用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者等は、前記キノロピラン−4−オン2−カルボ
ン酸エステル類の固形製剤化について検討を行った結果
、高級脂肪酸の金属塩より成る滑沢剤の使用により、得
られる錠剤に黄色の斑点が生じて外観を損うことがある
との問題を見出した。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、キノコ
ピラン酸エステル−2−カルボン酸エステル類を薬剤成
分とし、その製剤化において、外観良好な錠剤を得るこ
とができるように改良された固形薬剤組成物の提供を目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、前記一般式〔■〕で表わされるキ
ノコピラン酸エステル−2−カルボン酸エステル類に弱
酸性物質を配合することにより達成される。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の固形薬剤組成物において、薬剤成分は、前記一
般式CI、]で表わされるカルボン酸類である。具体例
を挙げれば、以下の通りである。
なお、以下の表示において、(R)とは3−メチル−1
−ブチル、2−メチル−1−ブチル、2゜2−ジメチル
−1−プロピル、2−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘ
キシル、4−メチル−1−ペンチル、2−メチル−1−
ペンチル、3−メチル1−ペンチル、4−メチル−2−
ペンチル、2ヘキシル、3−ヘキシル、3−メチル−2
−ペンチルを表す。
9−メチル−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3b〕 ピ
ラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 8−メチル−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3b〕ピラ
ン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 7−メチル−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3b〕ピラ
ン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 9−エチル−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3b〕ピラ
ン−4−オン−2−カルボン酸[R)エステル 9−n−ブチル−5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−b
〕ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 9−t−ブチル−5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−b
〕 ピラン−4−オン−2−カルボン酸[R]エステル 7.8−ジメチル−5−ヒトロキシーキノロ〔4゜3−
b〕ピラン−4−オン−2−カルボン酸[R)エステル 7.9−ジメチル−5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−
b〕ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 9−メトキシ−5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−b〕
 ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 7−メドキシー5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−b〕
 ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 8.9−ジメトキシ−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3
−b〕ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステ
ル 9−ブトキシ−5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−b〕
ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 8.9−メチレンジオキシ−5−ヒドロキシキノ口[4
,3−bl ピラン−4−オン−2−カルボン酸[R,
]エステル 9−ベンジルオキシ−5−ヒドロキシ−キノコC4,l
−b〕ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステ
ル 9−クロル−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3b〕 ピ
ラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 7−クロル−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3b〕 ピ
ラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 9−ブロム−5−ヒドロキシーキノロ〔4,3b〕 ピ
ラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 9−フルオル−5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−b〕
 ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 9−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシーキノロ(4
,3−bl ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕
エステル 7−メチル−8−クロル−5−ヒドロキシーキノロC4
,3−b、] ]ピランー4−オンー2−カルボン酸R
〕エステル 9−フニエルー5−ヒドロキシーキノロ〔4゜3−b〕
ピラン−4−オン−2−カルボン酸〔R〕エステル 一方、弱酸性物質としては、食品や医薬品に用いられる
物質であればいずれのものでもよく、具体的には、アジ
ピン酸、コハク酸、ステアリン酸等の脂肪酸類、ラウリ
ル硫酸等のアルキル硫酸等が挙げられる。特に、脂肪酸
類を使用するのが好ましい。
本発明の固形薬剤組成物は、前記一般式〔■〕で表わさ
れるカルボン酸類に弱酸性物質を混合、混練またはコー
ティングして得ることができ、その方法については、公
知の技術が適用できる。そして、これらの方法は単独で
用いても、適宜組合せて用いても構わない。また、両者
の配合に際しては、弱酸性物質を造粒時に添加しても、
造粒後に添加しても構わない。そして、カルボン酸類に
対する弱酸性物質の割合は5〜100%(重量)である
ことが好ましい。
更に、本発明の固形薬剤組成物においては、投与に適し
た医薬用の有機または無機の製剤材料を使用することが
できる。例えば、乳糖、マンニトール、トウモロコシデ
ンプン、バレイショデンプン、リン酸水素カルシウム、
微結晶セルロース、白糖、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
マグネシウム等の賦形剤、カルボキシメチルセルロース
、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシ
メチルセルロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセル
ロース等の崩壊剤、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
アルコール、ヒドロキシプロピルセルロース等の結合剤
を使用することができる。
また、本発明の固形薬剤組成物においては、滑沢剤とし
て、何等問題なく、ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム等の高級脂肪酸の塩類を使用し得る。
なお、本発明の固形薬剤組成物の製剤化は、常法の調整
方法に従って行うことができる。
ところで、高級脂肪酸の金属塩による黄色斑点が生じる
メカニズムは、必ずしも詳らかではないが、前記一般式
〔■〕で表わされるカルボン酸類の−COOR基が関与
しているものと考えられる。そして、共存する弱酸性物
質の作用により、斯かるメカニズムが阻害されるものと
考えられる。
従って、本発明は、前記一般式CI)で表わされるいず
れのカルボン酸類をも使用でき、且つ、黄色斑点のない
外観良好な錠剤を得ることができる。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて、更に本発明を具体的に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に
よって限定されるものではない。
なお、以下の例において使用した「レピリナスト」は、
下記の化学式で表されるカルボン酸誘導体である。
実施例1 スピードニーダ−にレピリナスト150 g−tマンニ
トール50g1コーンスターチ20g及びカルボキシメ
チルセルロースカルシウム10gを入れて混合した後、
更に、水25mAを加えて混合した。混合物を粒動層造
粒乾燥機に入れ、結合剤としてヒドロキシプロピルセル
ロース−L溶液を用いて造粒および乾燥を行なった。
得られた顆粒を20メツシユのスクリーンを取り付けた
スピードニーダ−で整粒した。
一方、別に、ステアリン酸100g及びステアリン酸カ
ルシウム100gとをスピードニーダ−で混合したもの
を準備した。
上記の顆粒117.5gに対し、ステアリン酸およびス
テアリン酸カルシウムの混合物2.5gを用い、V型混
合機にて混合し、次いで、打錠機にて重量240mg、
硬度6〜9に合わせて打錠した。
得られた錠剤には、黄色の斑点等の変化はなく、崩壊時
間は3〜7分であった。
実施例2 実施例1において、顆粒117.5gに対し、ラウリル
硫酸及びステアリン酸マグネシウムの1対1の混合物2
.5gを用いた以外は、実施例1と全く同様の操作によ
り打錠したところ、黄色の斑点のない錠剤が得られた。
1 つ 実施例3 実施例1において、顆粒の結合剤としてアジピン酸10
gを含むヒドロキシプロピルセルロースL溶液を用い、
得られた顆粒117.5gに対し、ステアリン酸カルシ
ウム及びタルクの1対1の混合物を2.5g用いた外は
、実施例1と同様の操作により打錠したところ、黄色の
斑点のない錠剤が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明した本発明の固形薬剤組成物によれば、錠剤等
に製剤化した場合、黄色斑点が生じることのない外観良
好な錠剤が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の一般式〔 I 〕で表わされる、キノロピラ
    ン−4−オン−2−カルボン酸エステル類又はその互変
    異性体に弱酸性物質を配合して成ることを特徴とする固
    形薬剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (ここで、R^1、R^2およびR^3は、それぞれ水
    素、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコ
    キシ基、ベンジルオキシ基、ハロゲン原子、総炭素数2
    〜6のアルコキシカルボニル基、炭素数6〜10のアリ
    ール基、または、そのうちの二者がアルコキシ基であっ
    て両者が結合してつくる炭素数1〜3のアルキレンジオ
    キシ基を表わす。Rは、水素原子又は3−メチル−1−
    ブチル、2−メチル−1−ブチル、2,2−ジメチル−
    1−プロピル、2−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘキ
    シル、4−メチル−1−ペンチル、2−メチル−1−ペ
    ンチル、3−メチル−1−ペンチル、4−メチル−2−
    ペンチル、2−ヘキシル、3−ヘキシル、3−メチル−
    2−ペンチルの群から選ばれた炭素数5又は6のアルコ
    ール残基である)
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