JPH04299193A - ステッチャ・ワイヤ・ディスプレイ装置 - Google Patents

ステッチャ・ワイヤ・ディスプレイ装置

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JPH04299193A
JPH04299193A JP3274312A JP27431291A JPH04299193A JP H04299193 A JPH04299193 A JP H04299193A JP 3274312 A JP3274312 A JP 3274312A JP 27431291 A JP27431291 A JP 27431291A JP H04299193 A JPH04299193 A JP H04299193A
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JP
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wire
roller
paper
sheets
spool
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Withdrawn
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JP3274312A
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English (en)
Inventor
O Cline Dale
デール・オー・クライン
E Huber Martin
マーチン・イー・フーバー
K Olson Eric
エリック・ケイ・オルソン
Joel L Respress
ジョエル・エル・レスプレス
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、概ね電子写真式印刷機において
使用されるステッチャ装置に関し、より詳細には、ステ
ッチャ装置内において使用され、印刷機の製本仕上げ部
における利用可能なステッチャ・ワイヤの量を表示する
ディスプレイ装置に関するものである。
【0002】典型的な電子写真式印刷のプロセスにおい
て、光導電部材は、表面に感光性を得るため実質的に均
一な電位まで帯電される。光導電部材の帯電部分は、複
写されるべき原稿の光画像に対して露光される。帯電し
た光導電部材の露光は、照射を受けた区域における表面
の電荷を選択的に消失させる。このことが、原稿の中に
含まれていた情報区域に応じた静電潜像を光導電部材の
表面に記録する。静電潜像は、光導電部材に記録された
後、現像剤物質と接触させられることによって現像され
る。一般的に、現像剤物質は、キャリア粒剤に摩擦電気
的に付着するトナー粒子から構成される。トナー粒子は
、キャリア粒剤から光導電部材の表面にトナー粉末画像
を形成する潜像へ吸引される。トナー粉末画像は、続い
て、光導電部材からコピー用紙へ転写される。トナー粒
子は加熱され、粉末画像をコピー用紙へ永続的に定着さ
せることになる。
【0003】以上のような形式の高速の業務用印刷シス
テムにおいて、永続的に定着された情報を有するコピー
用紙は、製本仕上げ部へ搬送される。1組の原稿に応じ
て必要な枚数の用紙が製本仕上げ部において重ね合わさ
れた後、用紙のセット即ち折り丁は、合わせて針綴じさ
れる。様々な種類のステッチャが使用可能である。例え
ば、一定の長さに予め切断されることになる事前形成さ
れたステープルを使用する(ステープラと呼ばれる)も
の、或いはステープルが連続的なワイヤから切断される
ものが存在する。いずれの場合も、ステープル脚部は、
ステープルの中高部が最外部の用紙のうちの1枚の一方
の表面に当接するまで用紙を貫通して打込まれる。ステ
ープル脚部は、続いて、折り返され、即ち用紙の最外部
の表面に対して対向方向に折り曲げられるのである。印
刷機は、異なった厚さを有し、即ち異なった枚数の用紙
を有しかつ/又は異なった重量のコピー用紙を有する用
紙のセットを作り出す。従って、針綴じされるべき用紙
の厚さの関数としてステープル脚部の長さを変更するこ
とが所望されるのである。事前形成されたステープルが
使用される場合において、これを達成するための1つの
方法は、用紙セットの厚さが大きく変化するときオペレ
ータにステープルを変更させることによるものである。 これは、時間が掛るものであり、印刷機の出力処理能力
を減少させることになる。代替的に、ステープルが連続
的なワイヤから切断される場合には、ステープル脚部の
長さは変更されることが可能である。切断されるステー
プルの長さは、針綴じされるべき用紙のセットの厚さの
関数として自動的に調節されることが望ましい。これま
で、印刷機には、ステッチャの中に残っているワイヤの
量を表示する方法がなかった。高い処理能力の印刷機は
、しばしば管理されることなく運転する。残っているワ
イヤの量に関する情報もなく、ワイヤの枯渇に応じて印
刷機を一旦停止させる方法もなければ、針綴じされなか
った用紙が印刷機の出力へ送り出されるという重大な危
険が存在するのである。
【0004】本発明の1つの特徴に拠れば、一定の供給
量のワイヤを収納する手段を包含して用紙を綴じ合わせ
るステッチャ装置が準備される。収納手段と効果的に連
結される手段は、ワイヤの一部からステープルを形成し
て、用紙を合わせて針綴じするために用紙のセットを貫
通してステープルを打込むことになる。収納手段から形
成打込み手段へワイヤを繰り出す手段が準備される。収
納手段の中に残っているワイヤの量は、或る手段によっ
て検出される。収納手段の中に残っているワイヤの量は
、検出手段に応じて、或る手段によって表示される。
【0005】本発明の特色のうちのもう1つの特徴に従
って、表面に印字を有する連続的な用紙が合わせて針綴
じされるという形式の電子写真式印刷機が準備される。 その改良には、一定の供給量のワイヤを収納する手段が
包含される。収納手段と効果的に連結される手段は、ワ
イヤの一部からステープルを形成し、用紙を合わせて針
綴じするために用紙のセットを貫通してステープルを打
込むことになる。収納手段から形成打込み手段へワイヤ
を繰り出す手段が準備される。収納手段の中に残ってい
るワイヤの量は、或る手段によって検出される。収納手
段の中に残っているワイヤの量は、検出手段に応じて、
或る手段によって表示される。
【0006】本発明のその他の特徴は、図面を参照して
後続の説明が進行するにつれて明瞭となるであろう。
【0007】図1は、本発明の製本リールを備えた製本
器を有する製本仕上げ部を組み込んだ例証的な電子写真
式印刷機を示している概略的な立面図である。
【0008】図2は、針綴じ装置を備えた図1の印刷機
の製本仕上げ部を示している概略的な立面図である。
【0009】図3は、ステープラのスプール上に残って
いるワイヤの量を連続的に検出するシステムを示してい
る概略的な立面図である。
【0010】図4は、スプール上に残っているワイヤの
状態を表示するために使用されるソフトウェア・アルゴ
リズムの流れ図である。
【0011】本発明は実施例に関連して以下に説明され
るが、発明をその実施例に限定するように意図されてい
ないことは理解されるであろう。反対に、特許請求の範
囲によって規定される発明の精神及び範囲の中に包含さ
れ得るような総ての代案、修正及び同等物をカバーする
ように意図されているのである。
【0012】本発明の特徴を総体的に理解するために、
図面が注目されることになる。図面では、同様の参照番
号が、全体を通して同じ要素を示すために使用された。 図1は、本発明の特徴を取り入れた電子写真式印刷機を
概略的に示している。本発明のディスプレイ装置が広範
な種類のステープラ装置において採用され得るものであ
り、その適用がここに示された特殊な実施例に対して特
に限定されるものでないことは以下の論議から明白とな
るであろう。
【0013】図面の中から図1に注目すると、この電子
写真式印刷機は、光導電ベルト10を採用している。光
導電ベルト10は、基底層上に塗工された光導電物質に
よって形成され、基底層もまたカール防止裏打ち層上に
塗工されることが望ましい。光導電物質は、発生層上に
塗工された輸送層によって形成される。輸送層は、発生
層からの正の電荷を輸送する。基底層の上には、界面層
が塗工される。輸送層は、ポリカーボネートの中に分散
されたジ−m−トリ・ジフェニル・ビフェニル・ジアミ
ンから成る微粒子を含有している。発生層は、三方晶系
のセレニウムによって形成される。基底層は、チタン被
覆されたマイラーによって形成される。基底層は、非常
に薄いので、光が貫通することを許容する。その他の適
当な光導電物質、基底層及びカール防止裏打ち層が採用
されても構わない。ベルト10は、矢印12の方向に運
動して、その運動通路の廻りに配設された様々な処理部
を順次通過するように光導電面の連続的な部分を前送り
する。ベルト10は、ストリップローラ14、テンショ
ンローラ16、アイドルローラ18及びドライブローラ
20の廻りに巻き架けられる。ストリップローラ14及
びアイドルローラ18は、回転可能に装着されてベルト
10と共に回転する。テンションローラ16は、ベルト
10に対して弾力的に付勢され、ベルト10を所望の張
力に維持する。ドライブローラ20は、ベルト駆動装置
のような適切な手段によってそこに連結されたモータに
よって回転される。ローラ20が回転すると、それはベ
ルト10を矢印12の方向に前送りすることになる。
【0014】初めに、光導電面の一部が帯電部Aを通過
する。帯電部Aでは、参照番号22及び24で概略的に
示された2つのコロナ発生装置が、光導電ベルト10を
比較的高くて実質的に均一な電位に帯電させる。コロナ
発生装置22は、必要な電荷の総てを光導電ベルト10
の表面に配置する。コロナ発生装置24は、平滑化装置
として作用し、コロナ発生装置22によって見逃された
区域を埋めることになる。
【0015】次に、光導電ベルト10の帯電部分は、画
像形成部Bを通過するように前送りされる。画像形成部
Bでは、参照番号26で概略的に示された文書処理装置
が、印刷機のプラテン28の上に位置決めされる。文書
処理装置26は、オペレータによって文書積重ね保持ト
レーの中へ配置された文書の積重ね束からの原稿を順次
給紙する。コピーされるべき原稿は、文書処理装置の頂
部における文書トレーの中へ表を上にして装填される。 トレーの下に配置された文書給紙装置は、積重ね束内に
おける底部の文書をローラに向かって送り出す。これら
のローラは、文書をプラテン28上へ前送りする。原稿
がプラテン28上において適切に位置決めされると、ベ
ルト搬送機構はプラテンに接するように下げられ、原稿
はプラテンとベルト搬送機構の間に挟まれる。画像形成
の後、原稿は、2本の通路のいずれかによってプラテン
28から文書トレーへ戻される。片面コピーが形成され
ているならば、或いはこれが両面コピーの初めての通行
であるならば、原稿は、片面印刷通路を介して文書トレ
ーへ戻される。これが両面コピーの逆転通行であるなら
ば、原稿は両面印刷通路を介して文書トレーへ戻される
。文書の画像形成は、プラテン28上の文書に照射する
光学機器キャビティの中に装着された2つのキセノン閃
光ランプ30によって達成される。文書から反射した光
線は、レンズ32を介して伝えられる。レンズ32は、
原稿の光画像をベルト10の光導電面の帯電部分に焦点
合わせして、その表面の電荷を選択的に消失させる。こ
のことが、原稿の中に含まれていた情報区域に対応する
静電潜像を光導電ベルト10の表面に記録するのである
。当該分野における熟練者は、光レンズ光学システムの
代わりに、ラスター出力スキャナ(ROS)と組合せて
ラスター入力スキャナ(RIS)が使用され得ることを
認識するであろう。RISは、原稿からの画像全体を捕
捉して、それを一連のラスター走査線に変換する。RI
Sには、文書照射ランプ、光学機器、機械的走査機構、
及び電荷結合素子(CCD配列)のようなフォト・セン
サ要素が包含される。ROSは、RISからの出力に応
じて、静電潜像を光導電面に記録するという機能を果た
す。RISは潜像を一連の水平走査線に展開し、各々の
走査線は1インチ当り一定個数のピクセルを有すること
になる。ROSには、レーザ、回転多面鏡ブロック、及
び変調器が包含され得る。その他の適当な装置がレーザ
・ビームの代わりに使用されることが可能であり、例え
ば、発光ダイオードが使用され、光導電面の帯電部分に
照射して、選択された情報をその表面に記録することも
可能である。更に、露光システムのもう1つの形式は、
ROSのみを採用する。このROSはコンピュータに接
続され、印刷されることが望まれる文書はコンピュータ
からROSへ送信されるのである。上述のシステムの総
てにおいて、帯電した光導電面は、選択的に放電され、
その表面に静電潜像を記録することになる。 その後、ベルト10は、光導電面に記録された静電潜像
を現像部Cへ前送りする。
【0016】現像部Cでは、参照番号34で概略的に示
された磁気ブラシ現像剤装置が、参照番号36、38及
び40で概略的に示された3つの現像剤ローラを有する
。パドル・ホイール42が現像剤物質を拾い上げ、それ
を現像剤ローラへ供給する。現像剤物質がローラ36及
び38に到達すると、それはローラの間で磁気的に分割
され、現像剤物質の半分が各々のローラに供給されるこ
とになる。光導電ベルト10は、ローラ36及び38の
廻りに一部巻回されて、伸長した現像帯域を形成する。 現像剤ローラ40は、清掃ローラである。磁気ローラ4
4は、ベルト10に付着するキャリア粒剤を取り除くよ
うに準備されたキャリア粒剤除去装置である。このよう
にして、ローラ36及び38は、現像剤物質を静電潜像
と接触するように前送りする。潜像は、現像剤物質のキ
ャリア粒剤からトナー粒子を吸引して、ベルト10の光
導電面にトナー粉末画像を形成する。ベルト10は、続
いて、トナー粉末画像を転写部Dへ前送りする。
【0017】転写部Dでは、コピー用紙が、トナー粉末
画像と接触するように移動される。先ず、光導電ベルト
10がランプ(図示されていない)からの転写前処理光
に露光されて、光導電ベルト10とトナー粉末画像の間
の吸引が低減される。次に、コロナ発生装置46がコピ
ー用紙を適切な強度と極性に帯電させるので、コピー用
紙は光導電ベルト10に付着して、トナー粉末画像が光
導電ベルトからコピー用紙へ吸引される。転写の後、コ
ロナ発生装置48がコピー用紙を反対の極性に帯電させ
て、コピー用紙をベルト10から引き離すことになる。 コンベヤ50は、コピー用紙を定着部Eへ前送りする。
【0018】定着部Eには、転写されたトナー粉末画像
をコピー用紙に対して永続的に定着させる参照番号52
で概略的に示された定着器組立体が包含される。定着器
組立体52には、加熱定着ローラ54とコピー用紙の粉
末画像を定着ローラ54に接触させる加圧ローラ56と
が包含されることが望ましい。加圧ローラは、定着ロー
ラに対してカム係合され、トナー粉末画像をコピー用紙
に定着させるために必要な圧力を提供する。定着ローラ
は、石英水銀灯によって内部的に加熱される。容器に貯
蔵された剥離剤が、流量調節ローラへポンプ供給される
。削取り刃が、余分な剥離剤を削ぎ落とす。剥離剤は、
ドナー・ローラへ移動し、続いて定着ローラへ移動する
【0019】定着の後、コピー用紙は、カール除去器5
8を介して送り出される。カール除去器58は、コピー
用紙に周知のカールを付けることになる一方の方向にコ
ピー用紙を曲げ、続いて反対の方向に曲げてそのカール
を取り去る。
【0020】前送りローラ60が、続いて、用紙を両面
印刷回転ローラ62へ前送りする。両面印刷ソレノイド
ゲート64は、用紙を製本仕上げ部F又は両面印刷トレ
ー66へ案内する。製本仕上げ部Fの細部は、図2を参
照して後に説明されることになる。両面印刷ソレノイド
ゲート64は、用紙を両面印刷トレー66に振り分ける
。両面印刷トレー66は、一方の面に印刷された後で画
像がその第2の反対側の面に続いて印刷されて両面印刷
されることになる用紙のための中間的収容所即ち緩衝的
収容所を準備する。用紙は、コピーされた順番において
互いの上に表を下にして両面印刷トレー66の中に積重
ねられる。
【0021】両面印刷コピーを完了するため、トレー6
6内の片面印刷された用紙は、底部給紙装置68によっ
てトレー66からコンベヤ70及びローラ72を介して
転写部Dへ順次送り返され、コピー用紙の反対側へのト
ナー粉末画像の転写が行われる。連続的な底部用紙が両
面印刷トレー66から給紙されている限り、コピー用紙
の適切な面即ち白紙面が転写部Dにおいてベルト10と
接触するように位置決めされるので、トナー粉末画像が
そこに転写される。両面印刷用紙は、続いて、片面印刷
用紙と同じ通路を介して製本仕上げ部Fへ前送りされる
ことになる。
【0022】コピー用紙は、二次トレー74から転写部
Dへ送られる。二次トレー74には、両方向性の交流モ
ータによって駆動される昇降機が包含される。その制御
装置は、トレーを上下に駆動させる能力を有する。トレ
ーが降下位置にある場合、コピー用紙の積重ね束は、そ
の上に装填されたりそこから抜き取られたりする。上方
位置にある場合、連続的なコピー用紙は、給紙装置76
によってそこから送り出されることが可能である。給紙
装置76は、給紙ベルト及び取上げローラを利用してい
る摩擦減速給紙装置であり、連続的なコピー用紙を搬送
機構70へ前送りし、この搬送機構が用紙をローラ72
へ送り更に転写部Dへも前送りするのである。
【0023】コピー用紙は、補助トレー78から転写部
Dへ給紙されることも可能である。補助トレー78には
、両方向性の交流モータによって駆動される昇降機が包
含される。その制御装置は、トレーを上下に駆動させる
能力を有する。トレーが降下位置にある場合、コピー用
紙の積重ね束は、その上に装填されたりそこから抜き取
られたりする。上方位置にある場合、連続的なコピー用
紙は、給紙装置80によってそこから送り出されること
が可能である。給紙装置80は、給紙ベルト及び取上げ
ローラを利用している摩擦減速給紙装置であり、連続的
なコピー用紙をコンベヤ70へ前送りし、この搬送機構
が用紙をローラ72へ送り更に転写部Dへも前送りする
ことになる。
【0024】二次トレー74及び補助トレー78は、コ
ピー用紙の二次供給源である。参照番号82で概略的に
示された大容量給紙装置が、コピー用紙の一次供給源で
ある。大容量給紙装置82には、昇降機86の上に支持
されたトレー84が包含される。この昇降機は、両方向
性のモータによって駆動されて、トレーを上下に移動さ
せる。上方位置にある場合、コピー用紙は、トレーから
転写部Dへ前送りされる。真空給紙ベルト88は、連続
的な最上部の用紙を積重ね束から取上げドライブローラ
90及びアイドルローラ92へ送り出す。ドライブロー
ラ及びアイドルローラは、用紙を搬送機構93へ案内す
る。搬送機構93及びアイドルローラ95が用紙をロー
ラ72へ前送りし、このローラが用紙を転写部Dへ移動
させることになる。
【0025】コピー用紙がベルト10の光導電面から分
離された後では、常に、幾分かの残留粒子がそこに付着
したままに留まる。転写の後、光導電ベルト10は、残
留トナー粒子を適切な極性に帯電させるコロナ発生装置
94の下を通過する。その後、光導電ベルト10の内側
に配置された帯電前除去ランプ(図示されていない)が
、次の帯電サイクルの準備として光導電ベルトを放電さ
せる。残留粒子は、清掃部Gにおいて光導電面から取り
除かれる。清掃部Gには、電気的にバイアスを掛けられ
た清掃ブラシ96と、2つのトナー除去ローラ98及び
100即ち廃棄トナー除去ローラ及び再生トナー除去ロ
ーラとが包含される。再生ローラは、清掃ローラに対し
て負である電気的なバイアスを掛けられ、トナー粒子を
そこから除去することになる。廃棄ローラは、再生ロー
ラに対して正である電気的なバイアスを掛けられ、紙粉
及び違った符号のトナー粒子を除去することになる。 再生ローラ上のトナー粒子は、掻き取られて再生オーガ
(図示されていない)の中に集められ、そこで清掃部G
の後部から運び出される。
【0026】印刷機の様々な機能は、制御装置によって
調整される。この制御装置は、これまでに説明したよう
な印刷機の総ての機能を制御するプログラム可能なマイ
クロプロセッサであることが望ましい。制御装置は、コ
ピー用紙の比較計数、再循環されるべき文書の枚数、オ
ペレータによって選択されるコピー用紙の枚数、時間遅
延、ジャムの修正等を準備する。これまでに説明したよ
うな例示的なシステムの全体の制御は、オペレータによ
って選択される印刷機のコンソールからの従来通りの制
御スイッチ入力によって達成されることが可能である。 従来通りの用紙通路センサ又は用紙通路スイッチは、文
書及びコピー用紙の位置を追跡するために利用されるこ
とが可能である。更に、制御装置は、選択された運転モ
ードに依存するゲートの様々な位置を調整することにな
る。
【0027】ここで、図2に注目すると、仕上げ部Fの
概略的な機能がここで説明されることになる。仕上げ部
Fは、ローラ102(図1)から定着されたコピーを受
け取り、それらをソレノイド作動ゲート110へ供給す
る。ゲート110は、コピー用紙を位置決めローラ10
4又は逆転器112のいずれかへ振り分ける。三重ロー
ラニップは、用紙を逆転器に出入りするように駆動する
ために使用される。逆転器112は、用紙の方向を逆転
することを支援し、更にそれらを逆転器から押し出すこ
とをも支援する圧縮バネを有する。逆転器112は、逆
転可能な交流モータによって駆動される。2つの交差ロ
ーラ位置決めニップは、用紙を位置決めするために使用
される。これらの交差ローラ位置決めニップは、用紙通
路駆動モータによって駆動される。ローラ104は、コ
ピー用紙をゲート114へ前送りする。ゲート114は
、用紙を頂部トレー106又は垂直搬送機構108のい
ずれかへ振り分ける。垂直搬送機構108は、用紙を3
つの仕分け棚116、118又は120のいずれか1つ
へ搬送する真空搬送機構である。仕分け棚116、11
8及び120は、用紙を各セットに重ね合わせて位置決
めするために使用される。これらの仕分け棚は、適切な
仕分け棚を非装填位置に位置決めするようにして、両方
向性の交流仕分け駆動モータによって上下に駆動される
。セット搬送機構122は、2本の空気シリンダの上に
装着されて、4つの空気弁ソレノイドによって駆動され
るように成した1対のセット・クランプを有する。空気
弁のうちの2つはセット搬送機構を位置決めするために
使用され、後の2つは引き戻し機能のために使用される
。このセット搬送機構は、各セットを仕分け棚から用紙
針綴じ装置124へ搬送して更に用紙スタッカ126へ
も搬送するように使用される。針綴じされたセットは、
オペレータへ引渡されるように積重ねられるスタッカ1
26へ送り込まれる。
【0028】ここで、図3に注目すると、ステッチャ及
びワイヤ・ディスプレイ装置の概略的な機能が示されて
いる。スプール128は、示されているように、ワイヤ
Wの一定の供給量を収納する。ワイヤ供給装置130は
、ワイヤをステッチャ132へ繰り出す。ワイヤ供給装
置130は、ダンサ又は1対のモータ駆動歯車のような
適切な種類のものであっても構わない。これらの歯車は
外周の廻りに溝を有して、噛み合った歯車によって形成
される経路はワイヤをステッチャ132へ駆動する。 ステッチャ132には、ワイヤを支持するアンビルに対
して各々の長さに切断されたワイヤを提示するワイヤ繰
出し切断機構と、ワイヤをアンビルの廻りで略U字型状
に形成する成形具と、形成されたステープルを用紙のセ
ットを貫通して打ち込むための打込み器とが包含される
。折返し器は、用紙がこれに対して締め付けられる締付
け面を有する折返し器ハウジングと、用紙の裏側へ貫通
して延在する脚の部分を用紙に対して折り曲げるための
折返し耳とを含んで成る。このような形式のステッチャ
は、1982年にマーシャル(Marshall)その
他に対して発行された米国特許明細書第4,356,9
47号において非常に詳細に説明されており、その関連
する部分は、結果として本件出願に組み込まれるものと
する。 スプール128は、内部に切欠きを有する。スイッチ1
34は、ここから外側に延在してスプール128内にお
ける切欠きと係合するアクチュエータ・アームを有する
。ワイヤWがスプール128から引き出されるにつれて
、スプール128は回転する。スプールが回転するとき
、スイッチ134のアクチュエータ・アームは、1回転
について3個のパルスを与える増分シャフト・エンコー
ダの簡便な方式と同様にしてトグル留めされる。ステー
プルが用紙のセットに綴じ合わせられると、ワイヤは繰
り出されて次の綴じ合わせに備えることになる。ワイヤ
のこの引き出しは、ワイヤ繰出しに相当する量だけスプ
ールを効果的に回転させる。マイクロプロセッサに基づ
いた制御装置136は、スイッチ134からの出力を監
視し、パルスの個数を計数して、スプール128の回転
を測定することになる。制御装置136からの出力は、
デジタル式のディスプレイ装置138を作動させる。デ
ィスプレイ装置138は、スプール128に残っている
ワイヤのパーセンテージを表示し、スプール128に残
っているワイヤにおける1%の減少毎に減分される。ス
プールは正しく回転していないと制御装置136が判定
すると、ワイヤ送出しの障害が宣言され、印刷機はサイ
クルを休止される。更に、ディスプレイ装置138は、
ワイヤ送出し障害を指摘するメッセージを表示すること
になる。制御装置136からの出力信号は、ワイヤ供給
装置130内において使用されるモータの作動を調整す
る。制御装置136は、スプール128に残っているワ
イヤが例えば8%という予め決定されたパーセンテージ
より少ない場合を判定し、ワイヤ欠乏警告即ちワイヤ供
給量の欠乏を表示するようにディスプレイ装置138を
作動させる。スプール128に残っているワイヤのパー
センテージは、スプールにおける初めのワイヤの長さの
情報によって制御装置136により容易に算定されるこ
とが可能である。スプール128の各々の回転又は部分
的な回転の間、ワイヤの既知の長さがスプール128か
ら繰り出される。ワイヤの初めの長さとスプール128
から繰り出されたものとの間の差は、スプール128に
残っているワイヤの長さと一致する。スプール128に
残っているワイヤのパーセンテージは、ワイヤの残りの
長さをスプール128における初めのワイヤの長さで除
算することによって決定され得るのである。
【0029】ここで図4に注目すると、ワイヤ管理シス
テムに関する流れが示されている。この流れ図は、各々
のワイヤ供給の繰出し毎に実行される手順を示している
。ワイヤの繰出しは、スイッチ134即ち回転センサが
転移を検出するまで計数される。回転計数が観測される
前にこの計数がその許容最大値を越えるならば、そのと
き、スプール128は適正時間に繰り出していないので
ある。この状態の場合、制御装置136は、ワイヤ送出
し障害を宣言して、印刷機のサイクルを休止させること
になる。ディスプレイ装置138は、ワイヤ送出し障害
の発生を指摘するエラー・メッセージを表示するように
作動されることになる。ワイヤが標準的に繰り出されて
いるならば、その回転計数は、1%という閾値に達する
まで累積することになる。この時点で、ディスプレイ装
置138は、1%だけ減分される。ディスプレイ装置が
欠乏メッセージ閾値以下を読出すならば、ワイヤ欠乏メ
ッセージはスプールがワイヤ欠乏のまま運転していると
いう警告として表示される。
【0030】要約すると、本発明のステッチャ装置は、
残っている利用可能なワイヤをオペレータに示して、利
用可能なワイヤを欠くセット針綴じの状態を予め排除す
ることになる。更に、印刷機は、ワイヤ送出し障害の発
生においてサイクルを休止される。ワイヤ送出し障害は
、表示されることにもなる。ワイヤ欠乏の警告は、残っ
ているワイヤのパーセンテージが予め選択された閾値よ
り下にある場合に表示される。このようにして、ワイヤ
・スプール上に残っているワイヤのパーセンテージの連
続的な表示が準備されるのである。
【0031】従って、本発明に拠れば、これまでに示さ
れた目的と利点を完全に満足させるステッチャ装置にお
いて使用されるワイヤ・ディスプレイ装置が準備された
ことが明白である。本発明はその実施例に関連して説明
されてきたが、多くの代案、修正及び変更が当該分野に
おける熟練者には自明であろうことが明らかである。従
って、それは、添付した請求項の精神と広範な範囲の中
に含まれるような総ての代案、修正及び変更を包含する
ものとして意図されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の製本リールを備えた製本器を有す
る製本仕上げ部を組み込んだ例証的な電子写真式印刷機
を示している概略的な立面図である。
【図2】  針綴じ装置を備えた図1の印刷機の製本仕
上げ部を示している概略的な立面図である。
【図3】  ステープラのスプール上に残っているワイ
ヤの量を連続的に検出するシステムを示している概略的
な立面図である。
【図4】  スプール上に残っているワイヤの状態を表
示するために使用されるソフトウェア・アルゴリズムの
流れ図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一定の供給量のワイヤを収納する手段
    と、前記収納手段に効果的に連結して、ワイヤの一部か
    らステープルを形成し、用紙を合わせて針綴じするため
    に用紙を貫通してステープルを打込む手段と、ワイヤを
    前記収納手段から前記形成打込み手段へ繰り出す手段と
    、前記収納手段の中に残っているワイヤの量を検出する
    手段と、前記検出手段に応じて前記収納手段の中に残っ
    ているワイヤの量を表示するディスプレイ手段とを包含
    して成る用紙を綴じ合わせる装置。
JP3274312A 1990-10-29 1991-10-22 ステッチャ・ワイヤ・ディスプレイ装置 Withdrawn JPH04299193A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US60520990A 1990-10-29 1990-10-29
US605209 2000-06-28

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076193B2 (en) * 2004-05-26 2006-07-11 Xerox Corporation Wire module for developer unit
US8849165B2 (en) 2012-05-17 2014-09-30 Xerox Corporation Wire-wrapped grooved rollers for cleaning action using brush-like system
WO2018087783A1 (en) * 2016-11-12 2018-05-17 Patel Udaykumar Chhabildas Servo controlled stitching apparatus and method thereof

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