JPH0429841Y2 - - Google Patents

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JPH0429841Y2
JPH0429841Y2 JP3017187U JP3017187U JPH0429841Y2 JP H0429841 Y2 JPH0429841 Y2 JP H0429841Y2 JP 3017187 U JP3017187 U JP 3017187U JP 3017187 U JP3017187 U JP 3017187U JP H0429841 Y2 JPH0429841 Y2 JP H0429841Y2
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JP
Japan
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tank
spray drying
support
cone
drying chamber
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JP3017187U
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JPS63136701U (ja
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スプレードライヤ等に用いられる噴
霧乾燥装置に関し、特に乾燥させる微粒子等を各
種取扱うために、噴霧乾燥装置のタンク内部の清
掃を必要とする噴霧乾燥装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の噴霧乾燥装置は、筒状の乾燥室の下部に
漏斗状のコーン部を接合して一体に形成されたタ
ンクを、該タンクに設けた複数の支持脚により立
設しており、前記乾燥室の外周壁面には、内部の
清掃等のために人が出入りできるようにマンホー
ルが設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のものでは、タンク内部の
清掃を行う際に、狭くてしかも高い位置にあるマ
ンホールから出入りしてなくてはならず、またタ
ンク内部の足場が下方の漏斗状のコーン部に掛か
るため、作業性が悪く完全に清掃することが困難
であつた。
そこで本考案は、タンク内部の清掃を容易に行
うことのできる噴霧乾燥装置を提供することを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案は、噴
霧乾燥装置のタンクを上下に分割可能に形成し、
該タンク上部を伸縮自在な複数の支持脚で支持す
るとともに、タンク下部を前記支持脚の少なくと
もいずれか一つの下部に設けられた支持腕で水平
移動可能に支持したことを特徴としている。
〔作用〕
従つて、噴霧乾燥装置のタンク下部を水平方向
に移動させたあとに、タンク上部を下降させるこ
とができ、内部の清掃を床位置で行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
噴霧乾燥装置1は、4本の支持脚2に支持さ
れ、タンク上部を形成する乾燥室3と、前記支持
脚2の一つの下部に設けられた支持腕4に支持さ
れ、タンク下部を形成するコーン部5とで構成さ
れている。
乾燥室3は円筒状に形成されており、上部蓋板
6の中央部には噴霧装置等7が設けられ、外周面
には前記支持脚2を抱持する腕部8が4本突設さ
れるとともにその一側にはマンホール9が設けら
れている。また下部は僅かに絞り込まれており、
下端部周縁にはコーン部5との接続部10が形成
されている。
前記コーン部5は漏斗状に形成されており、上
端部周縁には乾燥室3との接続部11が形成さ
れ、下端部には製品微粒子等の取出し部12が接
続されている。またコーン部5の外周面の一側に
は前記支持腕4に接続される腕部13が突設され
ている。
前記支持脚2は、外周に乾燥室3の腕部8を支
持する支持フランジ14,15を上下の適所に設
けた外筒16に、下端部にキヤスタ17を備えた
内筒18を伸縮自在に挿通したもので、内部の油
圧シリンダ19の作用により伸縮する。また4本
の支持脚2のうちの一本の内筒18の下部には、
前記支持腕4を回動可能に支持する支持部材20
が設けられている。
支持腕4は、一端に前記支持脚2の支持部材2
0に回動可能に接続される接続部4aが、また他
端には前記コーン部5に設けられた腕部13を回
動可能に接続する支持部4bがそれぞれ設けられ
ており、コーン部5の腕部13と協同してコーン
部5を水平移動可能に支持し、コーン部5を支持
脚2の外方に移動させる。
このように構成された噴霧乾燥装置1は、第1
図に示すように乾燥室3とコーン部5との両接続
部10,11間にパツキング等を挟んで密着させ
て組付けられ、微粒子等の製造運転を行う。
また乾燥室3及びコーン部5の内部を清掃する
場合は、まず支持脚2の油圧シリンダ19に油圧
を与えて上部の乾燥室3を僅かに上昇させ、コー
ン部5と分離させて、第2図に示すように、支持
腕4とコーン部5の腕部13とをリンク状に屈曲
させてコーン部5を、第3図に示すように、支持
脚2の外方に移動させる。そして油圧シリンダ1
9の油圧を抜いて支持脚2を縮めて乾燥室3を降
下させる。
降下した乾燥室3のマンホール9の位置を適当
に設定することにより、乾燥室3内への人の出入
りが容易になるとともに、人が平らな床面21に
立つた姿勢で乾燥室3内部の清掃作業を行えるた
め、清掃作業が容易になり、内部に残つた微粒子
を完全に除去でき、次に製造する微粒子に混入す
る虞がなくなる。
またコーン部5は、上方を開口した状態で支持
脚2の外方に置かれているため、そのままの状態
で上部から簡単に清掃を行うことができる。
次に微粒子の製造運転を行うためには、前述の
手順を逆にして乾燥室3とコーン部5とを組付け
ればよい。
さらにキヤスタ17を支持脚2に設けたので、
噴霧乾燥装置1の移動が容易となり、タンク内部
の清掃作業を別の場所で行うことができ、装置設
置場所等を汚すことがなくなる。
尚、上部と下部の分割部は、内部の清掃を行い
やすい適当な位置に設定でき、また支持脚にキヤ
スタを設けずに装置設置場所の床に噴霧乾燥装置
を固定してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、噴霧乾燥装置の
タンクを上下に分割可能に形成し、タンク上部を
伸縮自在な複数の支持脚で支持するとともに、タ
ンク下部を支持脚の下部に設けられた支持腕で水
平移動可能に支持したから、タンク下部を水平方
向に移動させたあとの空間にタンク上部を降下さ
せることができ、タンク内部の清掃を床位置で簡
単に行うことができ、噴霧乾燥装置のタンク内部
の清掃を完全にできて、製造する微粒子等に他の
微粒子の混入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
運転状態を示す噴霧乾燥装置の正面図、第2図は
コーン部を移動させている状態を示す噴霧乾燥装
置の正面図、第3図は乾燥室を降下させた状態を
示す噴霧乾燥装置の正面図、第4図はコーン部を
移動させた状態を示す噴霧乾燥装置の平面図、第
5図は支持脚の断面図である。 1……噴霧乾燥装置、2……支持脚、3……乾
燥室、4……支持腕、5……コーン部、8……腕
部、9……マンホール、10,11……接続部、
13……腕部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の乾燥室の下部に漏斗状のコーン部を配設
    してなるタンクを、該タンクに設けた支持脚によ
    り立設した噴霧乾燥装置において、該タンクを上
    下に分割可能に形成し、該タンク上部を伸縮自在
    な複数の支持脚で支持するとともに、タンク下部
    を前記支持脚の少なくともいずれか一つの下部に
    設けられた支持腕で水平移動可能に支持したこと
    を特徴とする噴霧乾燥装置。
JP3017187U 1987-03-02 1987-03-02 Expired JPH0429841Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3017187U JPH0429841Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3017187U JPH0429841Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136701U JPS63136701U (ja) 1988-09-08
JPH0429841Y2 true JPH0429841Y2 (ja) 1992-07-20

Family

ID=30834737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3017187U Expired JPH0429841Y2 (ja) 1987-03-02 1987-03-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641603Y2 (ja) * 1990-03-08 1994-11-02 株式会社坂本技研 噴霧乾燥機

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Publication number Publication date
JPS63136701U (ja) 1988-09-08

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