JPH0429790A - 分級機 - Google Patents

分級機

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JPH0429790A
JPH0429790A JP13801590A JP13801590A JPH0429790A JP H0429790 A JPH0429790 A JP H0429790A JP 13801590 A JP13801590 A JP 13801590A JP 13801590 A JP13801590 A JP 13801590A JP H0429790 A JPH0429790 A JP H0429790A
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JP
Japan
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air flow
classified
coarse powder
air
flow passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP13801590A
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English (en)
Inventor
Kenji Nagasaki
長崎 建治
Harumi Ota
大田 治己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Cement Co Ltd
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、分級機に関する。
b、 従来の技術 近年、海砂や海砂などのコンクリート用細骨材が枯渇し
、砕石からコンクリート用細骨材を生産する必要が生じ
ている。
砕石からコンクリート用細骨材を生産する方法には、湿
式法と乾式法の2つの方法がある。
湿式法によるコンクリート細骨材の生産は、原石を湿式
のロールミルで破砕して得られた砕砂を湿式のロータリ
ー分級機などで水洗することにより、微粉分を除去する
ものである。
一方、乾式法によるコンクリート細骨材の生産は、原石
を乾式のロータリーミルで破砕して砕砂を得、これをス
ターチバントセパレータ(セメント分級機)などの分級
機を用いて分級するものである。
C0発明が解決しようとする課題 ところが、湿式法による場合は、微粉分(粒径が74μ
l以下の砕砂)の処理設備と微粉分の投棄に多額の費用
を要し、一般に、乾式法による場合よりも2〜3倍の費
用がかかる。
また、乾式法による場合には、コンクリート用細骨材の
JIS規格(粗粒率、水洗損失9粒形判定実績率)を十
分に満足できる砕砂を得るためには、スターチバントセ
パレータなどの極めて高価な分級機を用いる必要がある
そこで本発明は、経済効率のよい乾式法によって、上記
JIS規格に定められている砕砂を得ることができ、し
かも比較的安価な分級機を提供しようとするものである
61課題を解決するための手段 本発明は、被分級物を供給する被分級物用フィーダと、
該フィーダの下方に位置している分散用ローターと、該
分散用ローターの上方に形成されている空気排出口と、
上記分散用ローターの下方に位置する分級用空気取入口
と、該分級用空気取入口から取り入れられた空気流が流
通する、その先端部が上記分散用ローターの近傍に開口
する空気流通路と、被分級物中の粗粉が排出される上記
空気流通路下方に位置する粗粉排出口とから構成されて
おり、上記被分級物用フィーダから落下してきた被分級
物を、分散用ローターによって上記空気排出口方向に打
ち上げることによって凝集している被分級物を分散させ
ると共に上方への初速を与え、分散された被分級物中の
粗粉は、上記空気流通路から供給される空気流に浮遊せ
ず、その自重によって下方に落下し、上記粗粉排出口か
ら排出され、微粉は上記空気流に浮遊し、該空気流と共
に空気排出口から排出されて、被分級物が粗粉と微粉と
に分級されることを特徴とする分級機;および、上記空
気流通路が、固定壁と可動壁とによって構成されており
、上記可動壁を可動させて空気流通路の幅を調整するこ
とにより、該空気流通路から供給される空気流の流速を
調節することを特徴とする上記分級機を提供するもので
ある。
e、実施例 次に、本発明を図面を参照しつつさらに詳しく説明する
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
第1図および第2図に示す分級機1は、分級機ノ\ウジ
ング1aの上端部に駆動減速モータ2aによって駆動さ
れるロータリーフィーダ3を取り付けたものである。分
級機ハウジング1a内の、ロータリーフィーダ3の真下
に位置するところには分散用ローター4が取り付けられ
ており、これは駆動減速モータ2bによって回転させる
ことができるようになっている。
分散用ローター4の斜め上方には、微粉分級室5が設け
られており、その上方には空気排出口6が形成されてい
る。分級機ハウジング1aの下端部には、分級機ハウジ
ングla内に空気を取り入れるための空気取入ロアが形
成されている。
また、分級機ハウジング1a内には、固定壁8と可動壁
9とによって構成された空気流通路10が形成されてお
り、その先端部10aが分散用ローター4の近傍に臨む
ように配置されている。
なお、空気流通路10の幅は、可動壁移動ハンドル11
によって可動壁9を可動させることにより、調整するこ
とができるようになっている。
そして、分級機ハウジング1aの下方端は開口しており
、粗粉排出口12を形成している。
上記分級機1による被分級物の分級は、次ぎのようにし
て行なわれる。
まず、ロータリーフィーダ3によって空気を遮断して被
分級物を定量供給する。供給された被分級物は凝集して
いるが、矢印Aで示すように、はぼ垂直に落下し、分散
用ローター4によって空気排出口6へ向けて、すなわち
20〜40度の角度で上方に打ち上げられて分散される
一方、空気取入ロアから取り入れられた空気は、矢印B
で示すように、固定壁8と可動壁9とによって構成され
た空気流通路10を通って、その先端部10aから吹き
出し、分散用ローター4の近傍、微粉分級室5を経由し
て、空気排出口6から排出される。
分散用ローター4によって分散された被分級物中の微粉
は、矢印Cで示すように、この空気流によって微粉分級
室5に運ばれ、空気流と共に空気排出口6から排出され
る。
また、被分級物中の粗粉は、矢印りで示すように、その
自重のために空気流に逆らってほぼ垂直に落下し、粗粉
排出口12から排出される。
上記の分級機1を用いて、水分0.7〜1.0%を含有
する石灰石の砕砂を処理した。このときの砕砂設備の工
程は、第3図に示す通りである。
すなわち、石灰石を60 t/Hの割合で製砂機16に
よって破砕し、これを篩19で篩分けし、篩19を通過
した56t/Hの石灰石を分級機1に供給し、分級機1
から回収された44t/Hの粗粉を砕砂21として回収
し、残りのものを集塵機22で集めて12t/Hの微粉
24を回収した。なお、篩19を通過しなかった粒径の
大きい砕砂(4t/H)は、製砂機16にフィードバッ
クした。
なお、第3図において、13.15.17,18,20
,23.26は、ヘルドコンベアであり、14は原料供
給タンク、25は送風機である。
製砂機16に供給した石灰石は、下記表−1に示す粒度
分布を有するものであり、製砂機16によって破砕した
後の砕砂は、下記表−2に示す粒度分布を有していた。
記 表 ■ 表 上記工程において、分級Illの空気流通路の幅(ノズ
ル幅)を、80〜150論に調整することにより、先端
部10aから吹き出す空気流の風速を8.5〜20m/
sに調節した。また、分散用ローター4の周速は、8.
2〜15m/sに設定した。
上記の処理によって、第4図のグラフに示すような粒径
分布を有する砕砂21(粗粉)および微粉24が得られ
た。
比較のために、同一の石灰石および同一の砕砂設備を用
いて、分級機1の分散用ローター4を回転させないで砕
砂を分級したところ、上記実施例と同様、44 t/H
の粗粉21と12t/Hの微粉24が得られた。その粒
径分布を第5図のグラフに示す。
第4図と第5図のグラフの対比から明らかなように、上
記実施例で得られた砕砂21(分級機1によって分級さ
れた粗粉)は、粒径が74μm以下の微粉の含有量が少
なく、良好な分級が行われている。このため、砕砂21
を水洗した際の損失(水洗損失)が7%しかなく、その
粗粒率も良好である。したがって、この砕砂21はコン
クリート用細骨材として好適である。
これに対して、分散用ローター4を回転させずに行った
比較例では、得られた砕砂21が74μ陽以下の粒径の
微粉を20〜25%含有しており、水洗損失も大きい。
以上述べたように、本実施例の分級機1によれば、乾式
法によって砕砂の処理を行うことができるため、湿式法
による場合に比べて、74μm以下の粒径の微粉の処理
設備および投棄のコストが低減できる。
また、本実施例の分級機1は、その分級効率が優れてお
り、粒径が74μm以下の微粉をほとんど含まない砕砂
を得ることが容易である。
f、 発明の効果 本発明の分級機は、分級効率が優れており、コンクリー
ト細骨材として好ましい砕砂を容易に得ることができる
しかも、本発明の分級機は、安価で経済効率のよい乾式
の分級機である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかる分級機の概念図、
第2図は第1図の1−1線断面図、第3図は上記分級機
を用いる工程図、第4図は実施例において得られた砕砂
の粒径分布を示すグラフ、第5図は比較例において得ら
れた砕砂の粒径分布を示すグラフである。 分級機、    1 a−−−一分級機ハウジング、2
b−駆動減速モータ、 ロータリーフィーダ、 分散用ローター 5−−−−−微粉分級室、空気排出口
、   7−−−−空気取入口、固定壁、     9
−一可動壁、 空気流通路、 空気流通路の先端部、 可動壁移動ハンドル、 粗粉排出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被分級物を供給する被分級物用フィーダと、該フ
    ィーダの下方に位置している分散用ローターと、該分散
    用ローターの上方に形成されている空気排出口と、上記
    分散用ローターの下方に位置する分級用空気取入口と、
    該分級用空気取入口から取り入れられた空気流が流通す
    る、その先端部が上記分散用ローターの近傍に開口する
    空気流通路と、被分級物中の粗粉が排出される上記空気
    流通路下方に位置する粗粉排出口とから構成されており
    、上記被分級物用フィーダから落下してきた被分級物を
    、分散用ローターによって上記空気排出口方向に打ち上
    げることによって凝集している被分級物を分散させると
    共に上方への初速を与え、分散された被分級物中の粗粉
    は、上記空気流通路から供給される空気流に浮遊せず、
    その自重によって下方に落下し、上記粗粉排出口から排
    出され、微粉は上記空気流に浮遊し、該空気流と共に空
    気排出口から排出されて、被分級物が粗粉と微粉とに分
    級されることを特徴とする分級機。
  2. (2)上記空気流通路が、固定壁と可動壁とによって構
    成されており、上記可動壁を可動させて空気流通路の幅
    を調整することにより、該空気流通路から供給される空
    気流の流速を調節することを特徴とする請求項(1)記
    載の分級機。
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Cited By (4)

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