JPH04297528A - ベンドフロータ - Google Patents

ベンドフロータ

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Publication number
JPH04297528A
JPH04297528A JP8601691A JP8601691A JPH04297528A JP H04297528 A JPH04297528 A JP H04297528A JP 8601691 A JP8601691 A JP 8601691A JP 8601691 A JP8601691 A JP 8601691A JP H04297528 A JPH04297528 A JP H04297528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floater
sheet
floaters
fluid
exhaust passage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8601691A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Otawa
大多和 公昭
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に製鉄のプロセスラ
イン製品の鋼板搬送装置に適用され、その他、紙または
プラスチックフィルム等の帯状物の搬送にも適用可能の
ベンドフロータに関する。
【0002】
【従来の技術】ベンドフロータは連続亜鉛メッキあるい
はステンレス鋼用APライン等鋼板の疵発生を防止する
ため流体を噴出させ浮上した非接触状態で鋼板を転送す
る場合に主に使用される。そしてこの場合の転送角度は
90°あるいは180°で使用されるのが普通である。
【0003】従来鋼板の搬送に要する張力に打ちかつた
めに複数のフロータが連設されている。しかしながら鋼
板と、噴出する流体の温度が大巾に違う場合には板中央
と板端部の間に大きな温度差を生じ鋼板に反りを生じて
搬送上あるいは鋼板処理部分で問題が起る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでフロータを単
純に連設して構成するベンドフロータにおいては、フロ
ータに吹き込まれた流体は両サイドに排出されるほかは
なく全量が両サイドから排出される。このため板巾が広
くなると板中央の流体速度と板端部の流体速度に大差が
生じそれに伴ない鋼板と流体間の熱伝達率にも大差が生
じる。このため鋼板は巾方向に温度差を生じ板反りを生
ずる不具合がある。
【0005】勿論鋼板と流体がほぼ同一温度である場合
はかかる不具合は生じないが、一般にベンドフロータが
使用される場所は加熱炉の後方とかメッキ槽の後方等に
好んで使用され、流体には冷空気が使用されることが多
いので、鋼板の浮上のみを考えてベンドフロータを設け
ると巾方向の冷却効果の差が大きくなり激しい板反りを
生じ転送困難となる。
【0006】本発明はこれら各不具合点を解決した新た
なベンドフロータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のベンドフロータは、流体を噴出させ鋼体等の帯
状物を角度をつけて非接触状態で転送するベンドフロー
タにおいて、前記帯状物が転送される軌跡に沿って複数
個のフロータを連設し、該フロータ相互間に、噴出した
流体を回収する通路を設けたことを特徴としている。
【0008】そして、上記フロータ相互間に噴出した流
体を回収する通路の出口に調節弁を配設して排出路の圧
力を調節できるようにすることが好ましい。
【0009】
【作用】上述の本発明のベンドフロータは、フロータに
吹き込まれた流体が両サイドに集中することを防止する
ため連設した複数個のフロータの間に流体の排出路をフ
ロータのノズルに沿って設けている。こうすることによ
りフロータに吹き込まれた流体は両サイドのみならずこ
の排出路からも排出されるため流体の横流れによる鋼板
の巾方向温度差が緩和される。
【0010】そしてこの排出路は完全に大気に開放する
と負圧を生じ鋼板がフロータ側に吸い寄せられ搬送困難
となる可能性があるので各排出路の出口に調節弁を設け
排出路の圧力が調節出来る構造としている。
【0011】図3に排出路の有無による鋼板表面におけ
る巾方向の熱伝達の分布の変化を示す。排出路の無い従
来技術の場合は符号11の曲線の如く板中央部と板端部
とでは大きな差異があるが、排出路の有る本発明の場合
は符号10のようにその差が縮少されている。排出路を
設けた場合は流体量が増大するので熱伝達の平均値は増
加する。
【0012】
【実施例】以下図面により本発明の1実施例について説
明する。図1はAPラインの焼鈍炉出口に設置されたベ
ンドフロータに本発明を実施した場合の装置概略図、図
2は図1のA−A断面図を示す。
【0013】これらの図において鋼板8が転送される軌
跡にそってフロータ1が4基配置され、それぞれ流量制
御弁である流量調節ダンパ3を介してプレナムチャンバ
4に接続されている。
【0014】プレナムチャンバ4にはこれと接続する送
風機5よりの冷風が吹き込まれるよう構成される。
【0015】4基のフロータ1の相互間に排出路2が設
けられ、その出口には排出路調節弁7がそれぞれ設置さ
れている。必要なフロータの数は搬送される鋼板の張力
によって決定される。
【0016】フロータ1のフロータノズル6から吹き込
まれた空気は図2に示すように鋼板8の両端部から排出
されるだけでなく、排出路2からも各フロータ全周から
排出されるため極度の偏流が防止される効果がある。こ
れにより高温で転送される鋼板が巾方向に大きな温度差
例えば50℃以上を生ずることなく非接触で浮上した状
態で転送することが出来る。なお9はフロータ1上面に
設けたガイドベーンである。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明のベンドフロー
タによれば搬送される鋼板温度と噴出される流体の温度
に大きな相違がある場合に鋼板の巾方向に大きな温度差
が発生せず、従って大きな板反り(鋼板転送に支障があ
る程度)を生ずることなく、非接触で鋼板を転送するこ
とが出来る。
【0018】また従来のようにフロータによって生ずる
温度差を解消するための全く別の温度調節設備を具備す
る必要がなくなり、装置のコストの削減と設置スペース
の節減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るベンドフロータの概略
構成図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明装置と従来装置におけるフロータ中央部
の鋼板表面における熱伝達率の分布図である。
【符号の説明】
1    フロータ 2    排出路 3    流量調節ダンパ 4    プレナムチャンバ 5    送風機 6    フロータノズル 7    排出路調節弁 8    鋼板 9    ガイドベーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  流体を噴出させ鋼帯等の帯状物を角度
    をつけて非接触状態で転送するベンドフロータにおいて
    、前記帯状物が転送される軌跡に沿って複数個のフロー
    タを連設し、該フロータ相互間に、噴出した流体を回収
    する通路を設けたことを特徴とするベンドフロータ。
  2. 【請求項2】  前記フロータ相互間に噴出した流体を
    回収する通路の出口部に調節弁を配設したことを特徴と
    する請求項1記載のベンドフロータ。
JP8601691A 1991-03-27 1991-03-27 ベンドフロータ Withdrawn JPH04297528A (ja)

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JP8601691A JPH04297528A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 ベンドフロータ

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JP8601691A JPH04297528A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 ベンドフロータ

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JPH04297528A true JPH04297528A (ja) 1992-10-21

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ID=13874878

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JP8601691A Withdrawn JPH04297528A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 ベンドフロータ

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