JPH04297241A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH04297241A
JPH04297241A JP3061675A JP6167591A JPH04297241A JP H04297241 A JPH04297241 A JP H04297241A JP 3061675 A JP3061675 A JP 3061675A JP 6167591 A JP6167591 A JP 6167591A JP H04297241 A JPH04297241 A JP H04297241A
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JP
Japan
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ray
dose
rays
ray tube
transmitted
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Application number
JP3061675A
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English (en)
Inventor
Shigeru Tanaka
茂 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置に関し、
より詳しくは被検体透過後のX線量を一定にする技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線CT装置は、同一断層面上で
は同一のスキャン条件(管電圧,管電流等)で撮影を行
うようにしている。従って、例えば図5に示すように被
検体Pが楕円の場合は、図4に示すように、X線管の角
度位置θ1 ,θ2 により透過X線量が異なり、透過
X線量のレンジR1 は大きなものとなる。このように
角度位置θ1 ,θ2 により透過X線量が異なる従来
のX線CT装置は、次の問題を有している。第1に透過
X線量のレンジR1 に対応してデータ収集部のダイナ
ミックレンジを大きくしなければならないという問題。
【0003】第2にX線管の角度位置により透過X線量
が多い部分と少ない部分が混在し、線量が多い部分のS
/N比は高いが、線量が少ない部分のS/N比は低下す
るため、画像全体のS/N比とすると低下するという問
題。
【0004】第3に透過X線量が少ない部分のS/N比
を高くして、画像全体のS/N比を高くするためには、
全体的に透過X線量を増さなければならず、被検体の被
曝線量の増大を招くという問題。
【0005】そこで上記従来のX線CT装置の問題を解
決すべく、特開昭 53−110495号公報に開示さ
れたものがある。この特開昭 53−110495号公
報に開示されたX線CT装置は、被検体を透過したX線
量が一定のある基準値となるようにX線管に与える管電
圧を制御するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
 53−110495号公報に開示されたX線CT装置
では、管電圧を制御することにより透過X線量を一定に
制御できるが、スキャン中に管電圧を変えるため被検体
を透過するX線のエネルギが変化し、被検体のX線吸収
係数が変化してしまう。このため正確なCT値が求めら
れないという問題を有している。
【0007】そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされ
たものであり、角度方向で透過X線量をほぼ一定に制御
でき、しかも正確なCT値を求め得るX線CT装置を提
供することを目的とするものである。 [発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被検体の周囲を回転しながらX線を曝射す
るX線管と、多チャンネルからなり前記被検体の透過X
線量を検出するX線検出器とを備え、このX線検出器の
前記X線管の所定角度位置毎の検出に基づいて前記被検
体の断層像を再構成するX線CT装置において、前記X
線管の1の角度位置において前記X線検出器の各素子が
検出したX線量を平均した平均透過X線量をX線管の各
角度位置毎に求める演算手段と、この演算手段が求める
前記平均透過X線量が一定のある平均透過X線量に等し
くなるように、前記X線管に与える電流を制御する制御
手段とを有することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】このように構成された上記装置の作用を説明す
る。
【0010】X線管がX線を曝射しながら被検体の周囲
を回転すると、X線検出器は被検体の透過X線量を検出
し、演算手段に出力する。演算手段は、X線検出器から
出力された透過X線量から平均透過X線量を求める。制
御手段は演算手段が求める平均透過X線量が一定のある
平均透過X線量に等しくなるように、X線管に与える電
流を制御する。このような制御により角度方向で平均透
過X線量が等しくなる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0012】図1は本発明の一実施例のX線CT装置1
の概略構成を示すものである。本装置1は、X線を曝射
するX線管2と、被検体透過前のX線量を検出する補償
用検出器3と、被検体透過後のX線量を検出する例えば
800 チャンネルの多数のチャンネルからなるX線検
出器4と、X線管2に管電圧,管電流を与える高圧発生
部5と、被検体Pの周囲をX線管2及びX線検出器4を
回転させる回転駆動部6と、X線検出器4が検出した透
過データを収集するデータ収集部7と、透過データを基
に画像を再構成する画像再構成部8と、再構成された画
像を可視表示する表示部9と、平均透過X線量を演算す
る平均透過線量演算部10と、この装置1各部を制御す
るシステム制御部11とから概略構成されている。前記
高圧発生部5は、システム制御部11の制御の下に、X
線管2に印加する管電圧は一定のままとし、管電流を制
御するようにしている。
【0013】前記平均透過線量演算部10は、図1のX
線検出器4に斜線を施した中央部分の例えば400 チ
ャンネルが出力した透過データを基に、平均透過X線量
を演算するものである。この中央部分のチャンネル数は
、平均透過X線量を求めるのに不要な透過データ、すな
わち被検体を通過しないX線による透過データをできる
だけ除く意味から、被検体の撮影対象部位のほとんどを
カバーできる数を選択すればよい。また中央部分のチャ
ンネル数は、撮影対象部位の大きさに応じて例えば30
0 乃至500 の如く変更できるようにしてもよい。
【0014】前記システム制御部11は、図2に示すよ
うにθn 方向のX線曝射をする場合は、補償用検出器
3の出力値と1つ前の透過データから求めた平均透過X
線量とを基にθn 方向の平均透過X線量がθn−1 
方向の平均透過X線量に等しくなるように高圧発生部5
を制御するものである。補償用検出器3の出力値を用い
ることにより実際にX線管2が曝射するX線量を知るこ
とができるので、角度方向で平均透過X線量が等しくな
るように正確に高圧発生部5を制御できる。X線管2が
曝射するX線量は、X線管2に与える電流によりシュミ
レーションできるので、この補償用検出器3の出力を用
いなくても同様の制御は可能である。またシステム制御
部11は、被検体P内に高X線減衰物質がある場合に、
理論上では被検体Pに曝射するX線量は無限大になって
しまうため、高圧発生部5とX線管2の制約より上限値
を定め、それ以上の値とならないように高圧発生部5が
出力する電流の制御をもしている。また必要により下限
値を定めて制御することも有効な場合もある。
【0015】次にこのように構成された実施例装置1の
作用を図3をも参照して説明する。被検体Pは、図1に
示すように楕円状のものとし、内部に高X線減衰物質が
あるものとする。高圧発生部5は、システム制御部11
の制御によりX線管2に所定の管電圧,管電流を与える
。回転駆動部6は、システム制御部11の制御の下に、
X線管2及びX線検出器4を回転させる。X線管2は、
被検体Pの周囲をX線を曝射しながら回転する。X線検
出器4は、被検体Pの透過後のX線量を検出する。 補償用検出器3は、被検体の透過前のX線量を検出する
。X線検出器4が検出した被検体透過後のX線量は透過
データとしてデータ収集部7に収集される。平均透過線
量演算部10は、データ収集部7が収集した透過データ
の内中央の400 チャンネルの素子が出力した透過デ
ータを基に、平均透過X線量を演算し、その結果をシス
テム制御部11に出力する。システム制御部11は、平
均透過線量演算部10及び補償用検出器3の出力値を基
に未曝射の直前の既曝射の角度位置における平均透過線
量にその未曝射の角度位置における平均透過X線量が等
しくなるように、高圧発生部5を制御する。高圧発生部
5は、システム制御部11の制御の下に、X線管2に印
加する管電圧は一定のままとし、管電流を制御する。X
線管2は、与えられた管電圧,管電流に応じた量のX線
を被検体Pに向けて曝射する。
【0016】ここで図3に示すように角度θ3 でX線
が高X線減衰物質を透過したとしても、システム制御部
11の制御により高圧発生部5がX線管2に与える電流
は上限値で制限される。このようにして例えば360 
°データを収集すると、画像再構成部8は、データ収集
部7が収集した透過データに基づき画像を再構成し、画
像が表示部9に可視表示される。
【0017】このような上記実施例装置1によれば、被
検体Pの形状が異なっていても、透過X線量を角度方向
でほぼ一定にできるので、図3に示すように、ダイナミ
ックレンジR10を従来例装置の図4のダイナミックレ
ンジR1 と比較して格段と小さくできる。また被検体
P内部に高X線減衰物質がある場合でもダイナミックレ
ンジR11を小さくできる。また未曝射の直前の既曝射
の平均透過X線量を基準としているので、データ収集部
7より前段の系の経時的変化や脈変動があっても透過X
線量を角度方向でほぼ一定にできる。
【0018】このように透過X線量を角度方向でほぼ一
定にできることから、データ収集部7のダイナミックレ
ンジを小さくでき、データ収集部7の小形化が図れる。 また同様の理由により画像各部のS/N比が均質化する
ため、従来と同じX線量を曝射したとしてもS/N比向
上が図れる。
【0019】なお本発明は上記実施例に限定されずその
要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能である。 例えばX線検出器は、X線管と共に回転するものとした
が、被検体の全周に固定配置されていてもよい。またデ
ータ収集部7より前段の系の経時的変化や脈変動が無視
できる程であるならば、基準となる平均透過X線量は、
予め固定の値を用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、X線管に
与える電流を制御して角度方向で平均透過X線量が等し
くなるように制御しているので、角度方向で透過X線量
をほぼ一定に制御でき、しかも正確なCT値を求め得る
X線CT装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のX線CT装置の概略構成図
である。
【図2】図1に示す装置の作用を示す説明図である。
【図3】図1に示す装置の透過X線量と角度の関係を示
す図である。
【図4】従来例のX線CT装置における透過X線量と角
度の関係を示す図である。
【図5】X線CT装置の作用を示す図である。
【符号の説明】
1  X線CT装置 2  X線管 3  補償用検出器 4  X線検出器 5  高圧発生部 6  回転駆動部 7  データ収集部 8  画像再構成部 9  表示部 10  平均透過線量演算部 11  システム制御部 P  被検体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被検体の周囲を回転しながらX線を曝
    射するX線管と、多チャンネルからなり前記被検体の透
    過X線量を検出するX線検出器とを備え、このX線検出
    器の前記X線管の所定角度位置毎の検出に基づいて前記
    被検体の断層像を再構成するX線CT装置において、前
    記X線管の1の角度位置において前記X線検出器の各素
    子が検出したX線量を平均した平均透過X線量をX線管
    の各角度位置毎に求める演算手段と、この演算手段が求
    める前記平均透過X線量が一定のある平均透過X線量に
    等しくなるように、前記X線管に与える電流を制御する
    制御手段とを有することを特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】  前記制御手段は、未曝射のX線管の角
    度位置における平均透過X線量がその未曝射の直前の既
    曝射の角度位置における平均透過X線量に等しくなるよ
    うに、前記X線管に与える電流を制御する請求項1記載
    のX線CT装置。
JP3061675A 1991-03-26 1991-03-26 X線ct装置 Pending JPH04297241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190415A (ja) * 2007-04-20 2007-08-02 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd 管電流調節方法および装置並びにx線ct装置
JP2018000380A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 東芝メディカルシステムズ株式会社 X線診断装置

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