JPH04296224A - 車輌のクラッチ操作装置 - Google Patents
車輌のクラッチ操作装置Info
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- JPH04296224A JPH04296224A JP3060518A JP6051891A JPH04296224A JP H04296224 A JPH04296224 A JP H04296224A JP 3060518 A JP3060518 A JP 3060518A JP 6051891 A JP6051891 A JP 6051891A JP H04296224 A JPH04296224 A JP H04296224A
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- JP
- Japan
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- piston
- clutch
- bearing
- release
- cylinder
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- Pending
Links
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/08—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member
- F16D25/082—Fluid-actuated clutches with fluid-actuated member not rotating with a clutching member the line of action of the fluid-actuated members co-inciding with the axis of rotation
- F16D25/083—Actuators therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の車輌のク
ラッチ操作装置に関するものである。
ラッチ操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタ等の車輌において、エンジンの
出力軸と推進軸との間に介装された主クラッチを操作す
るクラッチ操作装置として、機械式のものの他に、クラ
ッチペダルにより、マスタシリンダを作動させて操作す
る油圧式のものがある。この油圧式のクラッチ操作装置
は、推進軸に外嵌された固定の支持壁側に、推進軸と同
心状に環状のシリンダ室を設け、このシリンダ室に軸心
方向に摺動自在に環状のピストンを嵌入し、このピスト
ンの先端のベアリング支持部に解除ベアリングを設け、
クラッチペダルの踏込み時に、マスタシリンダからシリ
ンダ室に圧油を供給してピストンを摺動させ、解除ベア
リングにより解除部材を押動操作してクラッチを切断す
るようになっている。
出力軸と推進軸との間に介装された主クラッチを操作す
るクラッチ操作装置として、機械式のものの他に、クラ
ッチペダルにより、マスタシリンダを作動させて操作す
る油圧式のものがある。この油圧式のクラッチ操作装置
は、推進軸に外嵌された固定の支持壁側に、推進軸と同
心状に環状のシリンダ室を設け、このシリンダ室に軸心
方向に摺動自在に環状のピストンを嵌入し、このピスト
ンの先端のベアリング支持部に解除ベアリングを設け、
クラッチペダルの踏込み時に、マスタシリンダからシリ
ンダ室に圧油を供給してピストンを摺動させ、解除ベア
リングにより解除部材を押動操作してクラッチを切断す
るようになっている。
【0003】従来、ピストンとベアリング支持部は一体
に作られており、ピストンは内外に適当な隙間をおいて
シリンダ室に挿入され、その内外周の隙間がオイルシー
ルによりシールされている。
に作られており、ピストンは内外に適当な隙間をおいて
シリンダ室に挿入され、その内外周の隙間がオイルシー
ルによりシールされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クラッチの解除部材、
例えばレバー式の場合の解除レバーは周方向に複数個あ
り、半クラッチ又は切断時には、この各解除レバーの内
端側を解除ベアリングにより押動する。しかし、製作上
のバラツキ等により、各解除レバーの内端部側を全て軸
心方向の同一位置に並べることは非常に困難である。そ
のため、半クラッチ状態の時には、複数本の解除レバー
の内の一部が解除ベアリングに接当せずに、解除ベアリ
ングから離れたままの状態になることがある。即ち、片
当り状態である。
例えばレバー式の場合の解除レバーは周方向に複数個あ
り、半クラッチ又は切断時には、この各解除レバーの内
端側を解除ベアリングにより押動する。しかし、製作上
のバラツキ等により、各解除レバーの内端部側を全て軸
心方向の同一位置に並べることは非常に困難である。そ
のため、半クラッチ状態の時には、複数本の解除レバー
の内の一部が解除ベアリングに接当せずに、解除ベアリ
ングから離れたままの状態になることがある。即ち、片
当り状態である。
【0005】このような片当り状態が発生すれば、必ず
しも解除ベアリングが推進軸の軸心廻りに円滑に回転せ
ず、偏心運動することになる。従って、解除ベアリング
の動きがベアリング支持部を介してピストンに伝わり、
ピストンがシリンダ室内で軸心方向に不安定に動いて圧
力変動を生じたり、或いは半クラッチ状態での作業時に
は、オイルシールが摩耗又は破損し、油が洩れる等の問
題がある。
しも解除ベアリングが推進軸の軸心廻りに円滑に回転せ
ず、偏心運動することになる。従って、解除ベアリング
の動きがベアリング支持部を介してピストンに伝わり、
ピストンがシリンダ室内で軸心方向に不安定に動いて圧
力変動を生じたり、或いは半クラッチ状態での作業時に
は、オイルシールが摩耗又は破損し、油が洩れる等の問
題がある。
【0006】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、解除
部材が解除ベアリングに均等に接当しない片当り状態が
発生した場合にも、その時の解除ベアリングの偏心運動
がピストンに伝わらないようにし、圧力変動の発生、或
いはオイルシールの摩耗、破損を防止することを目的と
する。
部材が解除ベアリングに均等に接当しない片当り状態が
発生した場合にも、その時の解除ベアリングの偏心運動
がピストンに伝わらないようにし、圧力変動の発生、或
いはオイルシールの摩耗、破損を防止することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、クラッチ4
を介してエンジンに連動する推進軸3 に外嵌された固
定の支持壁14側に、推進軸3 と同心状に環状のシリ
ンダ室20を設け、このシリンダ室20に軸心方向に摺
動自在に環状のピストン21を嵌入し、このピストン2
1により解除ベアリング11を介して解除部材10を押
動操作してクラッチ4 を切断するようにした車輌のク
ラッチ操作装置において、解除ベアリング11を支持す
るベアリング支持筒25をピストン21から分離して支
持壁14側に摺動自在に設け、ピストン21の先端に受
け板34を固定し、この受け板34に、押動操作時にベ
アリング支持筒25を押圧する弾性体35を設けたもの
である。
を介してエンジンに連動する推進軸3 に外嵌された固
定の支持壁14側に、推進軸3 と同心状に環状のシリ
ンダ室20を設け、このシリンダ室20に軸心方向に摺
動自在に環状のピストン21を嵌入し、このピストン2
1により解除ベアリング11を介して解除部材10を押
動操作してクラッチ4 を切断するようにした車輌のク
ラッチ操作装置において、解除ベアリング11を支持す
るベアリング支持筒25をピストン21から分離して支
持壁14側に摺動自在に設け、ピストン21の先端に受
け板34を固定し、この受け板34に、押動操作時にベ
アリング支持筒25を押圧する弾性体35を設けたもの
である。
【0008】
【作用】半クラッチ又は切断時には、ピストン21によ
り弾性体35を介してベアリング支持筒25を押し、こ
れに支持された解除ベアリング11で解除部材10を押
動操作してクラッチ4 を半クラッチ又は切断する。半
クラッチの時、解除部材10が解除ベアリング11に片
当りすれば、解除ベアリング11は偏心運動する。しか
し、解除ベアリング11はピストン21から離して支持
壁14側に設けられたベアリング支持筒25により支持
されているため、解除ベアリング11が偏心運動しても
、それが直接ピストン21に伝えられることはない。特
にピストン21とベアリング支持筒25との間には、受
け板34に設けられた弾性体35があるため、これでベ
アリング支持筒25側の動きを吸収できる。従って、ピ
ストン21が不安定に揺動することはなく、圧力変動が
生じたり、オイルシール22,23 が摩耗又は破損す
るのを防止できる。
り弾性体35を介してベアリング支持筒25を押し、こ
れに支持された解除ベアリング11で解除部材10を押
動操作してクラッチ4 を半クラッチ又は切断する。半
クラッチの時、解除部材10が解除ベアリング11に片
当りすれば、解除ベアリング11は偏心運動する。しか
し、解除ベアリング11はピストン21から離して支持
壁14側に設けられたベアリング支持筒25により支持
されているため、解除ベアリング11が偏心運動しても
、それが直接ピストン21に伝えられることはない。特
にピストン21とベアリング支持筒25との間には、受
け板34に設けられた弾性体35があるため、これでベ
アリング支持筒25側の動きを吸収できる。従って、ピ
ストン21が不安定に揺動することはなく、圧力変動が
生じたり、オイルシール22,23 が摩耗又は破損す
るのを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は本発明の第1実施例を示す。図1において
、1 はエンジンの出力軸、2は出力軸1 に固定され
たフライホイールである。3 は走行系の推進軸で、乾
式単板のクラッチ4 を介してエンジンの出力軸1 に
連動される。
する。図1は本発明の第1実施例を示す。図1において
、1 はエンジンの出力軸、2は出力軸1 に固定され
たフライホイールである。3 は走行系の推進軸で、乾
式単板のクラッチ4 を介してエンジンの出力軸1 に
連動される。
【0010】クラッチ4 はフライホイール2 に固定
されたクラッチカバー5 、推進軸3 にスプライン結
合されたクラッチ板6 、フライホイール2 との間で
クラッチ板6 を挟む押圧板7 、押圧板7 をフライ
ホイール2 側に付勢すべくクラッチカバー5 との間
に介在されたコイルバネ8 、クラッチカバー5 にピ
ン9 で枢支された解除レバー (解除部材) 10等
から構成されている。解除レバー10は周方向に複数個
あり、その内端側を解除ベアリング11により押動操作
した時に、コイルバネ8 に抗して押圧板7 が後方に
動き、クラッチ4 が半クラッチ又は切断するようにな
っている。
されたクラッチカバー5 、推進軸3 にスプライン結
合されたクラッチ板6 、フライホイール2 との間で
クラッチ板6 を挟む押圧板7 、押圧板7 をフライ
ホイール2 側に付勢すべくクラッチカバー5 との間
に介在されたコイルバネ8 、クラッチカバー5 にピ
ン9 で枢支された解除レバー (解除部材) 10等
から構成されている。解除レバー10は周方向に複数個
あり、その内端側を解除ベアリング11により押動操作
した時に、コイルバネ8 に抗して押圧板7 が後方に
動き、クラッチ4 が半クラッチ又は切断するようにな
っている。
【0011】12はクラッチハウジング、13はミッシ
ョンケースで、これらは固定の支持壁14により区画さ
れている。支持壁14は推進軸3 に外嵌する内筒部1
5を有し、この内筒部15に軸受16を介して推進軸3
が支持されている。17は外筒で、内筒部15に外嵌
させた状態で、そのフランジ部18がボルト19により
支持壁14に固定されている。
ョンケースで、これらは固定の支持壁14により区画さ
れている。支持壁14は推進軸3 に外嵌する内筒部1
5を有し、この内筒部15に軸受16を介して推進軸3
が支持されている。17は外筒で、内筒部15に外嵌
させた状態で、そのフランジ部18がボルト19により
支持壁14に固定されている。
【0012】内筒部15と外筒17との間には、推進軸
3 と同心状に環状のシリンダ室20が形成され、この
シリンダ室20に環状のピストン21が軸心方向に摺動
自在に套嵌されている。なお、ピストン21の内外には
若干の隙間があり、その隙間はオイルシール22,23
によりシールされている。24はダストシールである
。25はベアリング支持筒で、先端の小径部の外周に解
除ベアリング11が嵌着され、また大径部26が外筒1
7に軸心方向に摺動自在に套嵌されている。このベアリ
ング支持筒25はピストン21と分割して別体に構成さ
れており、ピストン21の押動方向の動きに連動するよ
うになっている。
3 と同心状に環状のシリンダ室20が形成され、この
シリンダ室20に環状のピストン21が軸心方向に摺動
自在に套嵌されている。なお、ピストン21の内外には
若干の隙間があり、その隙間はオイルシール22,23
によりシールされている。24はダストシールである
。25はベアリング支持筒で、先端の小径部の外周に解
除ベアリング11が嵌着され、また大径部26が外筒1
7に軸心方向に摺動自在に套嵌されている。このベアリ
ング支持筒25はピストン21と分割して別体に構成さ
れており、ピストン21の押動方向の動きに連動するよ
うになっている。
【0013】34は板金材を絞り加工した環状の受け板
で、外周縁部がピストン21に固定されており、この受
け板34の内周部にはゴム等の弾性体35が同心状に接
着されている。弾性体35は断面矩形のリング状であっ
て、押動操作時に、ベアリング支持筒25の内周縁部の
背面に形成された押圧面36に接離自在に圧接する。2
7は出力軸1 に直結されたPTO系の推進軸、28は
走行系用の油圧クラッチである。29はクラッチペダル
で、ピン30により枢支され、このクラッチペダル28
を踏込操作すると、マスタシリンダ31から油路32を
介してシリンダ室20に圧油を供給するようになってい
る。33はベアリング支持筒25の廻止めピンである。
で、外周縁部がピストン21に固定されており、この受
け板34の内周部にはゴム等の弾性体35が同心状に接
着されている。弾性体35は断面矩形のリング状であっ
て、押動操作時に、ベアリング支持筒25の内周縁部の
背面に形成された押圧面36に接離自在に圧接する。2
7は出力軸1 に直結されたPTO系の推進軸、28は
走行系用の油圧クラッチである。29はクラッチペダル
で、ピン30により枢支され、このクラッチペダル28
を踏込操作すると、マスタシリンダ31から油路32を
介してシリンダ室20に圧油を供給するようになってい
る。33はベアリング支持筒25の廻止めピンである。
【0014】上記構成において、クラッチペダル29を
踏込むと、マスタシリンダ31からシリンダ室20に圧
油が供給され、ピストン21が前進する。そして、受け
板34の弾性体35がベアリング支持筒25の押圧面3
6に圧接し、この弾性体35を介してピストン21がベ
アリング支持筒25を前方に押すので、解除ベアリング
11が解除レバー10の内端側を前方へと押動操作し、
クラッチ4 が半クラッチ又は切断する。
踏込むと、マスタシリンダ31からシリンダ室20に圧
油が供給され、ピストン21が前進する。そして、受け
板34の弾性体35がベアリング支持筒25の押圧面3
6に圧接し、この弾性体35を介してピストン21がベ
アリング支持筒25を前方に押すので、解除ベアリング
11が解除レバー10の内端側を前方へと押動操作し、
クラッチ4 が半クラッチ又は切断する。
【0015】この時、複数個の解除レバー10が均等に
解除ベアリング11に当接せず、片当り状態が発生した
場合には、解除ベアリング11は偏心運動する。しかし
、ベアリング支持筒25はピストン21と分離して外筒
17側に設けているので、解除ベアリング11の偏心運
動が直接ピストン21に伝わることはない。つまり、ベ
アリング支持筒25により偏心運動を吸収できる。また
ベアリング支持筒25が解除ベアリング11の偏心運動
によって動いても、弾性体35があるので、この弾性体
35によりベアリング支持筒25の動きを吸収できる。 特に、ピストン21に受け板34を設け、これに弾性体
35を装着しているので、ベアリング支持筒25の動き
の最も少ない中心側に弾性体35を配置でき、動きの吸
収を効果的にできる。
解除ベアリング11に当接せず、片当り状態が発生した
場合には、解除ベアリング11は偏心運動する。しかし
、ベアリング支持筒25はピストン21と分離して外筒
17側に設けているので、解除ベアリング11の偏心運
動が直接ピストン21に伝わることはない。つまり、ベ
アリング支持筒25により偏心運動を吸収できる。また
ベアリング支持筒25が解除ベアリング11の偏心運動
によって動いても、弾性体35があるので、この弾性体
35によりベアリング支持筒25の動きを吸収できる。 特に、ピストン21に受け板34を設け、これに弾性体
35を装着しているので、ベアリング支持筒25の動き
の最も少ない中心側に弾性体35を配置でき、動きの吸
収を効果的にできる。
【0016】従って、ピストン21が不安定に動くこと
はなく、シリンダ壁20の圧力変動の発生、或いはオイ
ルシール22,23 の摩耗又は破損を防止でき、圧油
のクラッチハウジング12内への洩れ、それに伴うクラ
ッチ4 の滑り等を防止できる。図2は本発明の第2実
施例を示し、受け板34を板バネ材により構成して、こ
れ自体にも弾性を持たせると共に、ピストン21の先端
に段部37を形成し、この段部37に受け板34を内嵌
させてピストン21に取付けたものである。このように
すれば、受け板34の取付けが容易であり、また、ベア
リング支持筒25の動きを吸収する機能も更に向上する
。
はなく、シリンダ壁20の圧力変動の発生、或いはオイ
ルシール22,23 の摩耗又は破損を防止でき、圧油
のクラッチハウジング12内への洩れ、それに伴うクラ
ッチ4 の滑り等を防止できる。図2は本発明の第2実
施例を示し、受け板34を板バネ材により構成して、こ
れ自体にも弾性を持たせると共に、ピストン21の先端
に段部37を形成し、この段部37に受け板34を内嵌
させてピストン21に取付けたものである。このように
すれば、受け板34の取付けが容易であり、また、ベア
リング支持筒25の動きを吸収する機能も更に向上する
。
【0017】なお、クラッチ4 はダイヤフラム形であ
っても良い。
っても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、解除ベアリング11を
支持するベアリング支持筒25をピストン21から分離
して支持壁14側に摺動自在に設け、ピストン21の先
端に受け板34を固定し、この受け板34に、押動操作
時にベアリング支持筒25を押圧する弾性体35を設け
ているので、解除ベアリング11の偏心運動等がピスト
ン21に直接伝わることがなく、ピストン21内外のオ
イルシール22,23 の摩耗又は破損を防止できると
共に、圧力変動の発生を防止できる。またピストン21
に受け板34を設け、これに弾性体35を取付けている
ため、弾性体35をベアリング支持筒25の動きの少な
い中心側に配置でき、弾性体35による動きの吸収が良
好になる。
支持するベアリング支持筒25をピストン21から分離
して支持壁14側に摺動自在に設け、ピストン21の先
端に受け板34を固定し、この受け板34に、押動操作
時にベアリング支持筒25を押圧する弾性体35を設け
ているので、解除ベアリング11の偏心運動等がピスト
ン21に直接伝わることがなく、ピストン21内外のオ
イルシール22,23 の摩耗又は破損を防止できると
共に、圧力変動の発生を防止できる。またピストン21
に受け板34を設け、これに弾性体35を取付けている
ため、弾性体35をベアリング支持筒25の動きの少な
い中心側に配置でき、弾性体35による動きの吸収が良
好になる。
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す断面図である。
2 フライホイール
3 推進軸
4 クラッチ
10 解除レバー
11 解除ベアリング
14 支持壁
17 外筒
20 シリンダ室
21 ピストン
25 ベアリング支持筒
34 受け板
35 弾性体
Claims (1)
- 【請求項1】 クラッチ(4) を介してエンジンに
連動する推進軸(3) に外嵌された固定の支持壁(1
4)側に、推進軸(3) と同心状に環状のシリンダ室
(20)を設け、このシリンダ室(20)に軸心方向に
摺動自在に環状のピストン(21)を嵌入し、このピス
トン(21)により解除ベアリング(11)を介して解
除部材(10)を押動操作してクラッチ(4) を切断
するようにした車輌のクラッチ操作装置において、解除
ベアリング(11)を支持するベアリング支持筒(25
)をピストン(21)から分離して支持壁(14)側に
摺動自在に設け、ピストン(21)の先端に受け板(3
4)を固定し、この受け板(34)に、押動操作時にベ
アリング支持筒(25)を押圧する弾性体(35)を設
けたことを特徴とする車輌のクラッチ操作装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3060518A JPH04296224A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 車輌のクラッチ操作装置 |
US07/820,828 US5186297A (en) | 1991-03-25 | 1992-01-15 | Hydraulic clutch operating apparatus |
AU10218/92A AU637280B2 (en) | 1991-03-25 | 1992-01-15 | Hydraulic clutch operating apparatus |
CA002059702A CA2059702C (en) | 1991-03-25 | 1992-01-20 | Hydraulic clutch operating apparatus |
ES09200181A ES2052428B1 (es) | 1991-03-25 | 1992-01-29 | Aparato de accionamiento de embrague hidraulico. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3060518A JPH04296224A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 車輌のクラッチ操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04296224A true JPH04296224A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13144624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3060518A Pending JPH04296224A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 車輌のクラッチ操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04296224A (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP3060518A patent/JPH04296224A/ja active Pending
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