JPH042961A - 塩素量測定装置 - Google Patents
塩素量測定装置Info
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- JPH042961A JPH042961A JP10466490A JP10466490A JPH042961A JP H042961 A JPH042961 A JP H042961A JP 10466490 A JP10466490 A JP 10466490A JP 10466490 A JP10466490 A JP 10466490A JP H042961 A JPH042961 A JP H042961A
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、水中に含有される有機塩素化合物の塩素成
分を高感度で測定できる塩素量測定装置に関するもので
ある。
分を高感度で測定できる塩素量測定装置に関するもので
ある。
「従来の技術とその課題」
従来、有機塩素化合物か含有される試料液中の塩素量を
測定する場合に、高温気相分解により有機塩素化合物か
ら塩素のみを脱離し、抽出させるようにしている。
測定する場合に、高温気相分解により有機塩素化合物か
ら塩素のみを脱離し、抽出させるようにしている。
そして、この場合に、まず、有機塩素化合物か含有され
た試料液を、活性炭か充填された活性炭層に通過させて
、この活性炭層に有機塩素化合物を吸着さるようにし、
その後に、有機塩素化合物か吸着された活性炭を、酸素
雰囲気下てありかつ800 ’C程度の高温下に置いて
、前記活性炭に吸着された有機塩素化合物を酸化分解さ
せるようにしている。
た試料液を、活性炭か充填された活性炭層に通過させて
、この活性炭層に有機塩素化合物を吸着さるようにし、
その後に、有機塩素化合物か吸着された活性炭を、酸素
雰囲気下てありかつ800 ’C程度の高温下に置いて
、前記活性炭に吸着された有機塩素化合物を酸化分解さ
せるようにしている。
これによって、前記有機塩素化合物から塩素が脱離して
酸素気相中に拡散し、この拡散した塩素ガスを捕獲する
ことにより、前記試料液中の塩素量を定量させるように
している。
酸素気相中に拡散し、この拡散した塩素ガスを捕獲する
ことにより、前記試料液中の塩素量を定量させるように
している。
ところで、」1記のように構成された塩素量の測定法に
よれば、有機塩素化合物か吸着された活性炭を活性炭毎
に個別に加熱処理するようにし、この間の処理を人手に
より行うようにしているので、装置全体の処理工程を自
動化することが困難であるという問題があり、この問題
を解決するために、本出願人は、本出願人は平成2年3
月6日に、塩素の定量を全て液体の状態で行うことがで
きて、処理工程の連続した自動化、作業の効率化が可能
な塩素量測定測定を既に提供している。
よれば、有機塩素化合物か吸着された活性炭を活性炭毎
に個別に加熱処理するようにし、この間の処理を人手に
より行うようにしているので、装置全体の処理工程を自
動化することが困難であるという問題があり、この問題
を解決するために、本出願人は、本出願人は平成2年3
月6日に、塩素の定量を全て液体の状態で行うことがで
きて、処理工程の連続した自動化、作業の効率化が可能
な塩素量測定測定を既に提供している。
この発明は、上記技術を更に進めたものであって、試料
液中の有機塩素化合物を酸化分解し無機塩素を生成させ
る手段を具体化し、これによって、処理工程の連続した
自動化、作業の効率化とともに、最終工程で塩素の定量
を誤差を最小限に抑えた状態で正確に行うことができる
塩素量測定装置の提供を目的とする。
液中の有機塩素化合物を酸化分解し無機塩素を生成させ
る手段を具体化し、これによって、処理工程の連続した
自動化、作業の効率化とともに、最終工程で塩素の定量
を誤差を最小限に抑えた状態で正確に行うことができる
塩素量測定装置の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するために、
第1の発明では、試料液中の有機塩素化合物を液体の状
態下において分解し無機塩素を生成させる分解手段と、
前記試料液中の無機塩素を定量する分析手段とが、試料
液供給路に沿って順次設け、前記分解手段として、試料
液に対して紫外線を照射する紫外線照射手段を設置:l
るようにしている。
態下において分解し無機塩素を生成させる分解手段と、
前記試料液中の無機塩素を定量する分析手段とが、試料
液供給路に沿って順次設け、前記分解手段として、試料
液に対して紫外線を照射する紫外線照射手段を設置:l
るようにしている。
第2の発明では、前記紫外線照射手段に試料液に対して
オゾンを供給するオゾン供給手段を設!−するようにし
ている。
オゾンを供給するオゾン供給手段を設!−するようにし
ている。
「作用」
第11第2の発明によれは、分解手段において有機塩素
化合物からの塩素の脱離を液体の状態で行わせ、かつ分
析手段において該塩素の定量をイオンの状態で行わせる
ことができるので、結果として有機塩素化合物からの塩
素の脱離、該塩素の定量を全て液体の状態で行うことが
できて、処理の連続した自動化が可能となる。
化合物からの塩素の脱離を液体の状態で行わせ、かつ分
析手段において該塩素の定量をイオンの状態で行わせる
ことができるので、結果として有機塩素化合物からの塩
素の脱離、該塩素の定量を全て液体の状態で行うことが
できて、処理の連続した自動化が可能となる。
また、特に第1の発明では、前記分解手段では試料液に
対して紫外線を照射することにより有機塩素化合物の分
解を行わせるようにしたので、酸化剤を投入することに
より有機塩素化合物から塩素の脱離を行わせていた従来
の塩素量測定装置のように、試料液中に測定対象となら
ない塩素等の不純物が混入することかない。
対して紫外線を照射することにより有機塩素化合物の分
解を行わせるようにしたので、酸化剤を投入することに
より有機塩素化合物から塩素の脱離を行わせていた従来
の塩素量測定装置のように、試料液中に測定対象となら
ない塩素等の不純物が混入することかない。
また、特に第2の発明では、紫外線照射手段に、酸化剤
としてのオゾンを供給するオゾン供給手段を補助的に設
けるようにしたので、試料液中に測定対象とならない塩
素等の不純物が混入することを最小限に抑えつつ、有機
塩素化合物からの塩素の脱離を高い効率で行わせること
ができる。
としてのオゾンを供給するオゾン供給手段を補助的に設
けるようにしたので、試料液中に測定対象とならない塩
素等の不純物が混入することを最小限に抑えつつ、有機
塩素化合物からの塩素の脱離を高い効率で行わせること
ができる。
「実施例」
本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図において、符号lで示すものは、有機塩素化合物(例
えば、トリクロロエタンなど)が含有された試料液が供
給される試料液供給路であって、この試料液供給路1に
沿って無機塩素除去手段2、送液ポンプ3、分解手段4
、エア抜き手段5、分析手段6が順次設けられている。
えば、トリクロロエタンなど)が含有された試料液が供
給される試料液供給路であって、この試料液供給路1に
沿って無機塩素除去手段2、送液ポンプ3、分解手段4
、エア抜き手段5、分析手段6が順次設けられている。
前記無機塩素除去手段2は、陰イオン交換樹脂中に試料
液を通過させることにより該試料液中の無機塩素(CI
−)などを除去するものである。なお、前記無機塩素除
去手段2は、これに限定されず硝酸銀溶液を添加して難
溶性物質である塩化銀を生成し、この塩化銀を濾過する
ことにより無機塩素を除去させるようにしても良い。
液を通過させることにより該試料液中の無機塩素(CI
−)などを除去するものである。なお、前記無機塩素除
去手段2は、これに限定されず硝酸銀溶液を添加して難
溶性物質である塩化銀を生成し、この塩化銀を濾過する
ことにより無機塩素を除去させるようにしても良い。
前記送液ポンプ3の下流側に設けられた分解手段4は、
試料液に対して紫外線を照射することにより有機塩素化
合物の分解を行わせる紫外線照射手段である。具体的に
は、前記分解手段4は、試料液供給路1を通じて送り込
まれた試料液が貯留されつつ循環される容器4Aと、該
容器4A内に設けられて前記試料液に対して紫外線を照
射する紫外線ランプ4Bとを有するものであって、前記
容器4Aの下部にはオゾン供給手段7が設けられている
。
試料液に対して紫外線を照射することにより有機塩素化
合物の分解を行わせる紫外線照射手段である。具体的に
は、前記分解手段4は、試料液供給路1を通じて送り込
まれた試料液が貯留されつつ循環される容器4Aと、該
容器4A内に設けられて前記試料液に対して紫外線を照
射する紫外線ランプ4Bとを有するものであって、前記
容器4Aの下部にはオゾン供給手段7が設けられている
。
このオゾン供給手段7は、供給路7Aを通じて供給され
た酸素ガスを一時貯留する容器7Bを有し、この容器7
B内に貯留された酸素ガスに50CK V )程度の電
圧を印加して、該酸素から酸化剤であるオゾンを生成さ
せるものであり、前記生成されたオゾンは供給路7cを
通じて分解手段4の容器4Aに供給されるようになって
いる。
た酸素ガスを一時貯留する容器7Bを有し、この容器7
B内に貯留された酸素ガスに50CK V )程度の電
圧を印加して、該酸素から酸化剤であるオゾンを生成さ
せるものであり、前記生成されたオゾンは供給路7cを
通じて分解手段4の容器4Aに供給されるようになって
いる。
そして、前記容器4Aに供給されたオゾンは、紫外線ラ
ンプ4Bから照射された紫外線により分解されて、前記
有機塩素化合物に対し酸化剤として作用するものであっ
て、このようなオゾンによる有機塩素化合物の酸化分解
により、・該有機塩素化合物から有機塩素化合物中の塩
素がイオンの状態となって脱離されるようになっている
。そして、この後、前記塩素イオンを含有する試料液は
後段の分析手段6に送られて定量がなされるようになっ
ている。
ンプ4Bから照射された紫外線により分解されて、前記
有機塩素化合物に対し酸化剤として作用するものであっ
て、このようなオゾンによる有機塩素化合物の酸化分解
により、・該有機塩素化合物から有機塩素化合物中の塩
素がイオンの状態となって脱離されるようになっている
。そして、この後、前記塩素イオンを含有する試料液は
後段の分析手段6に送られて定量がなされるようになっ
ている。
なお、前記試料液供給路lを通じて試料液がlO〜20
[ml/min:]の割合で供給された場合に、前記
オゾン供給手段7を通じてオゾンを10−100 Cm
l/m1nllの割合で供給することが好ましい。また
、前記紫外線ランプ4Bは出力が30〜200〔W〕、
波長が+ 85〜254Cnmllの領域の光を照射し
うるものを使用することが好ましい。
[ml/min:]の割合で供給された場合に、前記
オゾン供給手段7を通じてオゾンを10−100 Cm
l/m1nllの割合で供給することが好ましい。また
、前記紫外線ランプ4Bは出力が30〜200〔W〕、
波長が+ 85〜254Cnmllの領域の光を照射し
うるものを使用することが好ましい。
そして、前記分解手段4において、有機塩素化合物が酸
化分解され該有機塩素化合物中の塩素がイオンの状態と
なって脱離された試料液は、エア抜き手段5において不
要な成分(酸素カス、オゾンガス等)が除去された後に
、分析手段6に送られで前記塩素イオンが定量されるよ
うになっている。
化分解され該有機塩素化合物中の塩素がイオンの状態と
なって脱離された試料液は、エア抜き手段5において不
要な成分(酸素カス、オゾンガス等)が除去された後に
、分析手段6に送られで前記塩素イオンが定量されるよ
うになっている。
前記分析手段6はイオンクロマトグラフィーを構成する
ものであって、具体的には、試料液供給路1に沿って設
けられた送液ポンプ6A、四方切換弁6B、溶離液供給
手段6C1濃縮カラム6D、三方切換弁6E、分離カラ
ム6F、検出器6Gにより構成される。
ものであって、具体的には、試料液供給路1に沿って設
けられた送液ポンプ6A、四方切換弁6B、溶離液供給
手段6C1濃縮カラム6D、三方切換弁6E、分離カラ
ム6F、検出器6Gにより構成される。
前記送液ポンプ6Aの下流側に設けられた四方切換弁6
Bは、実線の位置において塩素イオンの含有された試料
液を濃縮カラム6D側に、溶離液(後述する)をドレン
側にそれぞれ導くものであり、また、点線の位置におい
て溶離液(後述する)を濃縮カラム6D側に、試料液を
ドレン側にそれぞれ導くものである。
Bは、実線の位置において塩素イオンの含有された試料
液を濃縮カラム6D側に、溶離液(後述する)をドレン
側にそれぞれ導くものであり、また、点線の位置におい
て溶離液(後述する)を濃縮カラム6D側に、試料液を
ドレン側にそれぞれ導くものである。
前記溶離液供給手段6Cは、炭酸水素ナトリウム及び炭
酸ナトリウムの水溶液からなる溶離液が貯留された貯留
部8と、該貯留部8内の溶離液を四方切換弁6Bに導く
溶離液供給路9と、該溶離液供給路9の途中に設けられ
た送液ポンプ10とから構成されるものである。
酸ナトリウムの水溶液からなる溶離液が貯留された貯留
部8と、該貯留部8内の溶離液を四方切換弁6Bに導く
溶離液供給路9と、該溶離液供給路9の途中に設けられ
た送液ポンプ10とから構成されるものである。
前記濃縮カラム6Dは陰イオン交換樹脂が装填されてな
るものであって、前記試料液に含有される塩素イオンを
吸着し、この吸着された塩素イオンを溶離液供給手段6
Cにより供給された溶離液により溶離さ且るものである
。
るものであって、前記試料液に含有される塩素イオンを
吸着し、この吸着された塩素イオンを溶離液供給手段6
Cにより供給された溶離液により溶離さ且るものである
。
前記三方切換弁6Eは実線位置において塩素イオンが吸
着された後の試料水をドレンとして排出し、点線位置に
おいて溶離液により溶離された塩素イオンを分離カラム
6Fに導くものである。
着された後の試料水をドレンとして排出し、点線位置に
おいて溶離液により溶離された塩素イオンを分離カラム
6Fに導くものである。
前記分離カラム6Fは、塩素イオンなどの陰イオンを時
系列的に分離溶出させるとともに、検出対象の塩素イオ
ンにより溶離液の伝導度を相対的に高めるものであって
、この分離カラム6Fから供給された溶離液は、検出器
9Gにおいて伝導度が測定されて塩素イオンが定量され
るようになっている。
系列的に分離溶出させるとともに、検出対象の塩素イオ
ンにより溶離液の伝導度を相対的に高めるものであって
、この分離カラム6Fから供給された溶離液は、検出器
9Gにおいて伝導度が測定されて塩素イオンが定量され
るようになっている。
ここで、四方切換弁6Bと三方切換弁6Eの切換動作に
ついてまとめておくと、(−)四方切換弁6Bと三方切
換弁6Eとを共に実線位置に設定した状態で塩素イオン
が含有された試料液を濃縮カラム6Dに導く、(ニ)四
方切換弁6Bと三方切換弁6Eとを共に点線位置に設定
した状態で、溶離液を濃縮カラム6Dに導き、該濃縮カ
ラム6Dに吸着された塩素イオンを溶離液により溶離さ
せ、分離カラム6Fに導くものである。なお、四方切換
弁6Bが実線位置に設定されている場合には、溶離液を
輸送する送液ポンプ10は停止させておくと良い。
ついてまとめておくと、(−)四方切換弁6Bと三方切
換弁6Eとを共に実線位置に設定した状態で塩素イオン
が含有された試料液を濃縮カラム6Dに導く、(ニ)四
方切換弁6Bと三方切換弁6Eとを共に点線位置に設定
した状態で、溶離液を濃縮カラム6Dに導き、該濃縮カ
ラム6Dに吸着された塩素イオンを溶離液により溶離さ
せ、分離カラム6Fに導くものである。なお、四方切換
弁6Bが実線位置に設定されている場合には、溶離液を
輸送する送液ポンプ10は停止させておくと良い。
以上詳細に説明したように、本実施例に示す塩素量測定
装置によれば、有機塩素化合物からの塩素の脱離を、反
応手段5内において液体の状態で行うことかでき、かつ
、分析手段6内において該塩素の定量をイオンの状態で
行うようにしたので、結果として有機塩素化合物からの
塩素の脱離、該塩素の定量を液体の状態で行うことかで
きて、処理工程の連続した自動化が可能であり、作業効
率化か可能であるという効果が得られる。
装置によれば、有機塩素化合物からの塩素の脱離を、反
応手段5内において液体の状態で行うことかでき、かつ
、分析手段6内において該塩素の定量をイオンの状態で
行うようにしたので、結果として有機塩素化合物からの
塩素の脱離、該塩素の定量を液体の状態で行うことかで
きて、処理工程の連続した自動化が可能であり、作業効
率化か可能であるという効果が得られる。
なお、」二層実施例では、分解手段4に、酸化剤として
のオゾンを供給するオゾン供給手段7を更に設i)るよ
うにしたが、これに限定されず、分解手段4において紫
外線のみにより有機塩素化合物を分解し、塩素イオンを
脱離できるのであれば、前記オゾン供給手段7を省略し
ても良い(請求項1に対応)。
のオゾンを供給するオゾン供給手段7を更に設i)るよ
うにしたが、これに限定されず、分解手段4において紫
外線のみにより有機塩素化合物を分解し、塩素イオンを
脱離できるのであれば、前記オゾン供給手段7を省略し
ても良い(請求項1に対応)。
そして、このようなオゾン供給手段7を省略した構成で
あると、酸化剤を投入することにより有機塩素化合物か
ら塩素の脱離を行わせていた従来の塩素量測定装置のよ
うに、試料液中に測定対象とならない塩素等の不純物が
混入することがなく、分析手段6において、誤差を最小
限に抑えた状態で塩素の定量を行うことができる効果が
得られる。
あると、酸化剤を投入することにより有機塩素化合物か
ら塩素の脱離を行わせていた従来の塩素量測定装置のよ
うに、試料液中に測定対象とならない塩素等の不純物が
混入することがなく、分析手段6において、誤差を最小
限に抑えた状態で塩素の定量を行うことができる効果が
得られる。
また、前記分解手段4に、酸化剤としてのオゾンを供給
するオゾン供給手段7を補助的に設けた場合には(図に
示す装置)(請求項2に対応)、試料液中に測定対象と
ならない塩素等の不純物が混入することを最小限に抑え
つつ、有機塩素化合物からの塩素の脱離を高い効率で行
わせることができ、これによって、分析手段7において
、定量誤差を最小限に抑えた状態で塩素の定量を正確に
行わせることかできる効果が得られる(請求項2に対応
)。
するオゾン供給手段7を補助的に設けた場合には(図に
示す装置)(請求項2に対応)、試料液中に測定対象と
ならない塩素等の不純物が混入することを最小限に抑え
つつ、有機塩素化合物からの塩素の脱離を高い効率で行
わせることができ、これによって、分析手段7において
、定量誤差を最小限に抑えた状態で塩素の定量を正確に
行わせることかできる効果が得られる(請求項2に対応
)。
また、上記実施例では、無機塩素除去手段2により最初
に無機塩素を除去し、有機塩素化合物の塩素のみを定量
させるようにしたが、これに限定されず、無機塩素除去
手段2の構成要素を省略し、無機塩素と有機塩素化合物
の塩素とを共に混合した状態で測定しても良い。つまり
、無機塩素と有機塩素との両方を定量しても良い。
に無機塩素を除去し、有機塩素化合物の塩素のみを定量
させるようにしたが、これに限定されず、無機塩素除去
手段2の構成要素を省略し、無機塩素と有機塩素化合物
の塩素とを共に混合した状態で測定しても良い。つまり
、無機塩素と有機塩素との両方を定量しても良い。
また、上記実施例では、分析手段6として高精度の分析
ができるイオンクロマトクラフィーを用いたが、これに
限定されず、電位差滴定法等により滴定しても良い。
ができるイオンクロマトクラフィーを用いたが、これに
限定されず、電位差滴定法等により滴定しても良い。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、第1、第2の発明によれば
、有機塩素化合物からの塩素の脱離、該塩素の定量を全
て液体の状態で行うことができて、処理の連続した自動
化が可能となるとともに、特に第1の発明では、酸化剤
を投入することにより有機塩素化合物から塩素の脱離を
行わせていた従来の塩素rjk測定装置のように、試料
液中に測定対象とならない塩素等の不純物が混入するこ
とがなく、分析手段において、誤差を最小限に抑えた状
態で塩素の定量を行うことができる効果が得られる。
、有機塩素化合物からの塩素の脱離、該塩素の定量を全
て液体の状態で行うことができて、処理の連続した自動
化が可能となるとともに、特に第1の発明では、酸化剤
を投入することにより有機塩素化合物から塩素の脱離を
行わせていた従来の塩素rjk測定装置のように、試料
液中に測定対象とならない塩素等の不純物が混入するこ
とがなく、分析手段において、誤差を最小限に抑えた状
態で塩素の定量を行うことができる効果が得られる。
また、特に第2の発明では、紫外線照射手段に、酸化剤
としてのオゾンを供給するオゾン供給手段を補助的に設
けるようにしたので、試料液中に測定対象とならない塩
素等の不純物が混入することを最小限に抑えつつ、有機
塩素化合物からの塩素の脱離を高い効率で行わせること
ができ、これによって、分析手段において、定量誤差を
最小限に抑えた状態で塩素の定量を正確に行イつせるこ
とかできる効果が得られる。
としてのオゾンを供給するオゾン供給手段を補助的に設
けるようにしたので、試料液中に測定対象とならない塩
素等の不純物が混入することを最小限に抑えつつ、有機
塩素化合物からの塩素の脱離を高い効率で行わせること
ができ、これによって、分析手段において、定量誤差を
最小限に抑えた状態で塩素の定量を正確に行イつせるこ
とかできる効果が得られる。
図は本発明の一実施例を示す概略系統図である。
l ・・試料液供給路
4・・・ 分解手段(紫外線照射手段)6 ・分析手段
7 ・オゾン供給手段
Claims (2)
- (1)試料液中の有機塩素化合物を液体の状態下におい
て分解し無機塩素を生成させる分解手段と、前記試料液
中の無機塩素を定量する分析手段とが、試料液供給路に
沿って順次設けられてなり、前記分解手段は試料液に対
して紫外線を照射する紫外線照射手段であることを特徴
とする塩素量測定装置。 - (2)前記紫外線照射手段に、試料液に対してオゾンを
供給するオゾン供給手段を設けたことを特徴とする請求
項1記載の塩素量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466490A JPH042961A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 塩素量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10466490A JPH042961A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 塩素量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042961A true JPH042961A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14386737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10466490A Pending JPH042961A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 塩素量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042961A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100759531B1 (ko) * | 2007-08-02 | 2007-09-18 | 대윤계기산업 주식회사 | 유통형방식의 잔류염소량 측정기 |
KR100768340B1 (ko) * | 2006-11-24 | 2007-10-17 | 대윤계기산업 주식회사 | 샘플링 방식의 잔류염소량 측정기 |
JP2020071173A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 株式会社住化分析センター | 試料調製方法、分析方法、品質管理方法及び装置 |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP10466490A patent/JPH042961A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100768340B1 (ko) * | 2006-11-24 | 2007-10-17 | 대윤계기산업 주식회사 | 샘플링 방식의 잔류염소량 측정기 |
KR100759531B1 (ko) * | 2007-08-02 | 2007-09-18 | 대윤계기산업 주식회사 | 유통형방식의 잔류염소량 측정기 |
JP2020071173A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 株式会社住化分析センター | 試料調製方法、分析方法、品質管理方法及び装置 |
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