JPH0429617Y2 - - Google Patents

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JPH0429617Y2
JPH0429617Y2 JP1988118148U JP11814888U JPH0429617Y2 JP H0429617 Y2 JPH0429617 Y2 JP H0429617Y2 JP 1988118148 U JP1988118148 U JP 1988118148U JP 11814888 U JP11814888 U JP 11814888U JP H0429617 Y2 JPH0429617 Y2 JP H0429617Y2
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JP
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cap body
hole
tightening band
intake hole
valve
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JP1988118148U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は携帯用気体補吸器に関し、口当ての吸
気孔、即ちマウスピースのある帽体を噴出ノズル
の側に冠せた酸素等の補給器の改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来この種の携帯用酸素等の補吸器は第5図に
示すように、円筒状罐40の噴出ノズルの側に帽
体41を冠せたものがある。このものは帽体が主
に熱可塑性プラスチツク材からなる碗状のもの
で、上端附近に碗内部のみに通ずる孔42が開口
されている。帽体の裾43は吸気する鼻、口の輪
郭に作られている。使用の場合は帽体を罐から外
し孔42を罐の図示しない天板の中央から突出し
たバルブの噴出ノズルに嵌めて、孔附近をノズル
に向け押圧すると、バルブが開いてノズルを通し
て圧縮酸素が帽体の碗内に噴出し、帽体の裾43
に鼻、口等を圧接して噴出気体を吸気する。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のこの種の補吸器では上記したように罐体
に冠せた帽体を先ず外し、帽体の孔をノズルの周
に合せて嵌めてから、孔附近を罐体に向けて押圧
するから、孔をノズルに嵌める作業は、疲れてる
使用者に対して煩雑である。更に使用後にノズル
から帽体を外して帽体を罐体に冠せてから使用前
の状態に戻すのである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の携帯用気体補吸器は、天板の巻締め帯
が罐体の円筒面より突出し、天板の中央に軸方向
に突出してバルブに連なる気体噴出孔を具え、且
つ噴出孔を介するバルブ操作用レバーを具備した
圧縮気体の罐体と、該操作用レバー含め罐体の天
板側に帽着し内周に前記巻締め帯と着脱自在に嵌
着する内溝を少くとも上下二段具えて正面に口当
て吸気孔のある帽体とを有していて、該帽体は帽
体外より帽体を通して前記バルブの操作用レバー
を選択的に左右何れか一方の指で押動しうるよう
前記吸気孔に対し対称位置に差込み用の一対の操
作孔が穿設され、該帽体は前記罐体に沿つて軸方
向に摺動し、不使用時には前記巻締め帯が上段の
内溝と嵌着することで停止し、使用時には巻締め
帯が下段の内溝の沿い滑動しうるよう内溝と嵌着
して帽体が罐体の周りに回動しうるようになつて
いる。又前記帽体には前記口当て吸気孔を覆い帽
体頂部に向け開きうるようヘルメツト状カバーが
吸気孔の両側で枢着されている。
〔実施例〕
以下図面によつて一実施例を説明する。第1図
と第2図は本考案気体補吸器の一部断面で示す正
面図で、第1図は不使用時、第2図は使用時の状
態を夫々示し、何れもヘルメツト状カバー27を
取外した状態を示す。第3図と第4図は夫々第1
図と第2図の右側面図で、第3図は不使用時、第
4図は使用時の状態であるが、何れも噴出孔押圧
のレバーを外した状態を示す。
本考案の罐体1は一部ドーム状の天板2と罐胴
3との巻締め帯4が罐胴3の円筒面5から外側に
突出している。この突出の度合いは円筒状罐体製
造中天板のフランジと罐胴の縁とを重ねて罐胴に
向けて巻締める通常の方法により作られる度合で
よく、特に外向に際立つて突出させる必要はな
い。天板2の中央には通常のスプレー用の罐の如
く、バルブ本体(図示せず)が罐内に収容され、
中空のバルブ押圧棒6がバルブ本体を介して罐内
の気体に連通し、その一端6が天板2のスパウト
7内の弁取付部8から突出している。スパウト7
の内周には弁押圧具9が、フランジ10から図面
上で下向に延びた円筒部11で嵌つて固定され、
フランジ10から上向の切欠円筒12の内部に弾
性的且つ復動可能にバルブ操作用レバー13が枢
着されている。該レバーはバルブ押圧棒6を押動
するもので、棒に接する部分には貫通孔14が穿
設され、孔14は常に棒6の噴出孔に載るように
なつている。前記弁押圧具9の構造は上記説明し
た構造に限ることなく、一般のスプレー用具に用
いられる弁押圧具でも差支えない。
上記天板、操作レバー等を含めた上部にプラス
チツク製の帽体20が冠せられる。帽体は、裾部
21、即ち図面上で下部が円筒の内面、上部22
がドーム状となつている。裾部の下方と裾部とド
ーム状部との転移部分には夫々内周溝23,24
があつて、罐体に冠つた帽体は罐胴に沿つて軸方
向に移動し、第1図で示すように上溝24が巻締
め帯4に嵌つて固定し、第2図に示すように下溝
23が巻締め帯4に嵌つて固定する両位置をとり
うるようになつている。第1,2図で25は帽体
前面に穿孔された口当て吸気孔26の縁で、その
右半分が示される。プラスチツク製ヘルメツト状
カバー27が吸気孔26の両側で帽体に28の位
置で枢着され、第3図に示す吸気孔26を覆う位
置から、枢動して第4図に示す吸気孔26を開放
する位置まで移動する。カバーの吸気孔26の側
の両縁には、突片29があつて、帽体の突片受の
凹部30,31に弾性的に嵌つて、その位置を保
つようにしている。図面上32は吸気孔26の両
側の対称位置に設けられたレバー13を操作する
指差込みの孔で、常時は破り易いプラスチツク薄
片材を貼付けして塞がれていて、使用時にはこの
プラスチツク材を破つて使用する。
次に本考案気体補吸器の使用及び作用について
述べる。不使用時には帽体20を罐体1に深く押
込んで、上溝24を巻締め帯4と嵌着させ、吸気
孔26をヘルメツト状カバー27で覆い、カバー
27の突片29は帽体の凹部30で受入れられて
いる。使用時には、帽体20を罐体1から引出す
方向に動かすと上溝24は巻締め帯4から弾性的
に外れ、更に帽体20を上動させると下溝23が
巻締め帯と弾性的に嵌合する。ここでカバー27
を帽体20の上方に向け枢動させると、突片29
は凹部30から弾性的に外れ凹部31と弾性的に
受入れられ、その位置を保つ。ここで巻締め帯4
に対して下溝23を摺動又は滑動させつつ帽体を
罐体に対して回動させ操作孔32をレバー13の
延長方向に一致させる。この場合孔32が吸気孔
26の両側にあるので、レバーの延長が吸気孔2
6の右側の操作孔32にあつて、左利きの人に不
具合の場合は、帽体を罐体に対して180°回転する
ことでレバー13の延長を左側操作孔32に一致
させることができる。何れの場合でも該当の操作
孔のプラスチツク薄片材を破り、指を操作孔を通
してレバー13を押動しつつ吸気孔26に鼻口を
圧接して吸気する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の気体補吸器は帽体
を罐体に沿つて上動し下溝と巻締め帯とを嵌着さ
せ、吸気孔を開き、帽体を罐体に対して回動させ
て右利き、左利きに応じて操作孔を操作レバーと
一致させレバーを押動することで罐体の酸素等を
補吸することができ、その操作は極めて簡単であ
り、用済後は、帽体を罐体に沿つて下動して固定
することで携帯搬送ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案気体補吸器の一部断面
で且つ一部切欠いた正面図で、第1図は不使用
時、第2図は使用時の状態を示す。第3図と第4
図は第1図と第2図の夫々の右側面図、第5図は
従来の補吸器の斜視図である。 1……罐体、2……天板、4……巻締め帯、5
……円筒面、6……気体噴出孔、13……バルブ
操作用レバー、20……帽体、23,24……内
溝、26……口当て吸気孔、27……ヘルメツト
型カバー、32……操作孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天板の巻締め帯が罐体の円筒面より突出し、
    天板の中央に軸方向に突出してバルブに連なる
    気体噴出孔を具え且つ該噴出孔を介するバルブ
    操作用レバーを具備した圧縮気体の罐体と、該
    操作用レバーを含め罐体の天板側に帽着して内
    周に前記巻締め帯と着脱自在に嵌着する内溝を
    少くとも上下二段具え、正面に口当て吸気孔の
    ある帽体とよりなり、該帽体は帽体外より帽体
    を通して前記バルブ操作用レバーを選択的に左
    右何れか一方の指で押動しうるよう前記吸気孔
    に対し対称位置に指差込用の一対の操作孔が穿
    設され、該帽体は前記罐体に沿つて軸方向に摺
    動し、不使用時には前記巻締め帯が上段の内溝
    と嵌着することで停止し、使用時には巻締め帯
    が下段の内溝に沿い滑動しうるよう内溝と嵌着
    して帽体が罐体の周りに回動しうることを特徴
    とした携帯用気体補吸器。 (2) 前記帽体には前記口当て吸気孔を覆い、帽体
    頂部に向け開きうるようヘルメツト状カバーが
    吸気孔の両側で枢着されてなる請求項1に記載
    の携帯用気体補吸器。
JP1988118148U 1988-09-08 1988-09-08 Expired JPH0429617Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988118148U JPH0429617Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08

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JP1988118148U JPH0429617Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0239753U JPH0239753U (ja) 1990-03-16
JPH0429617Y2 true JPH0429617Y2 (ja) 1992-07-17

Family

ID=31362251

Family Applications (1)

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JP1988118148U Expired JPH0429617Y2 (ja) 1988-09-08 1988-09-08

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JP (1) JPH0429617Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4210474Y1 (ja) * 1964-10-09 1967-06-08
JPS5444809U (ja) * 1977-09-01 1979-03-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4210474Y1 (ja) * 1964-10-09 1967-06-08
JPS5444809U (ja) * 1977-09-01 1979-03-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0239753U (ja) 1990-03-16

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