JPH04295250A - 回転電機の回転軸支持機構 - Google Patents
回転電機の回転軸支持機構Info
- Publication number
- JPH04295250A JPH04295250A JP8285891A JP8285891A JPH04295250A JP H04295250 A JPH04295250 A JP H04295250A JP 8285891 A JP8285891 A JP 8285891A JP 8285891 A JP8285891 A JP 8285891A JP H04295250 A JPH04295250 A JP H04295250A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- cover
- rotating shaft
- bearing housing
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims abstract description 8
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 claims abstract description 6
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims abstract description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 5
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 claims description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims 7
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 125000002228 disulfide group Chemical group 0.000 claims 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 claims 1
- CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N molybdenum disulfide Chemical compound S=[Mo]=S CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 229910052982 molybdenum disulfide Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 abstract 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は一般に回転電機に関し
、より具体的には回転電機の回転軸支持機構に関する。
、より具体的には回転電機の回転軸支持機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の回転電機の回転軸支持機構の一例
として図２にその概略半部縦断正断面を示すが、回転軸
１を支持する玉軸受２は、回転軸の軸方向両端において
カップ状の軸受ハウジング３内に保持され、その軸受ハ
ウジング３は回転電機カバー４の内周面４ａに殆んど隙
間がない程度に嵌め込まれ、リング状の軸受押え金具５
を回転電機カバー４の軸方向端部にねじ止めして押さえ
られている。
として図２にその概略半部縦断正断面を示すが、回転軸
１を支持する玉軸受２は、回転軸の軸方向両端において
カップ状の軸受ハウジング３内に保持され、その軸受ハ
ウジング３は回転電機カバー４の内周面４ａに殆んど隙
間がない程度に嵌め込まれ、リング状の軸受押え金具５
を回転電機カバー４の軸方向端部にねじ止めして押さえ
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この回転電機が高速で
回転すると、回転子６に発生した熱により回転軸１は左
右の両軸受２，２間が軸線Ｘ−Ｘの方向に熱膨脹を生じ
、回転電機カバー４と軸受ハウジング３とが無理な力を
受け、いわゆるこじられた状態になり玉軸受２が破壊す
るに至る。この対策としてカバー内周４ａとハウジング
外周３ａとの間の隙間をある程度広くする対策も採られ
たが、回転時の振動が大きくなるという別の問題を生じ
る。
回転すると、回転子６に発生した熱により回転軸１は左
右の両軸受２，２間が軸線Ｘ−Ｘの方向に熱膨脹を生じ
、回転電機カバー４と軸受ハウジング３とが無理な力を
受け、いわゆるこじられた状態になり玉軸受２が破壊す
るに至る。この対策としてカバー内周４ａとハウジング
外周３ａとの間の隙間をある程度広くする対策も採られ
たが、回転時の振動が大きくなるという別の問題を生じ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、軸方向片側
の軸受ハウジングを回転電機カバーの回転軸を支承する
開口の内周面に対し相対的に摺動可能にするとともに、
軸受ハウジングの外周面と回転電機カバーの回転軸を支
承する開口の内周面との間の摺動面に、二硫化モリブデ
ン、テフロン、黒鉛などの固体潤滑剤をコーティングし
て両者が互に円滑に摺動するようにして上記の課題を解
決した。
の軸受ハウジングを回転電機カバーの回転軸を支承する
開口の内周面に対し相対的に摺動可能にするとともに、
軸受ハウジングの外周面と回転電機カバーの回転軸を支
承する開口の内周面との間の摺動面に、二硫化モリブデ
ン、テフロン、黒鉛などの固体潤滑剤をコーティングし
て両者が互に円滑に摺動するようにして上記の課題を解
決した。
【０００５】
【作用】回転電機の回転子の発熱によって回転軸が軸線
Ｘ−Ｘ方向に熱膨脹すると、摺動可能にされた側の軸受
ハウジングは回転軸の膨張に追随して回転電機カバーの
内周面に対し摺動するので無理な力が掛らない。また、
軸受ハウジングの外周面と回転電機カバーの内周面との
間には固体潤滑剤がコーティングされているので摩擦抵
抗が低減され滑らかに摺動して軸受ハウジングが回転電
機カバーに対し外方へ移動し、両者の間にこじれ、即ち
無理な応力を生ずることなく、従って軸受も破損を受け
ない。一方、発熱が低下するとばねの力により軸受ハウ
ジングは元の位置に戻るようになっている。
Ｘ−Ｘ方向に熱膨脹すると、摺動可能にされた側の軸受
ハウジングは回転軸の膨張に追随して回転電機カバーの
内周面に対し摺動するので無理な力が掛らない。また、
軸受ハウジングの外周面と回転電機カバーの内周面との
間には固体潤滑剤がコーティングされているので摩擦抵
抗が低減され滑らかに摺動して軸受ハウジングが回転電
機カバーに対し外方へ移動し、両者の間にこじれ、即ち
無理な応力を生ずることなく、従って軸受も破損を受け
ない。一方、発熱が低下するとばねの力により軸受ハウ
ジングは元の位置に戻るようになっている。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明による回転電機の回転軸支持
機構の一実施例を示すもので、片側（図で右側）の回転
電機カバー１４の内周面１４ａと、軸受ハウジング１３
の外径周面１３ａとには、それぞれ、二硫化モリブデン
、テフロン、又は黒鉛などのコーティングＣを施して組
み合わされ、軸受ハウジング１３にねじ止めされたリン
グ状の軸受押え金具１５の外周近くには、円形状に等分
割された複数個の貫通孔１５ａが設けられている。一方
回転電機カバー１４ａの前記貫通孔１５ａに対応する位
置に、植込みボルト１６を前記貫通孔１５ａを貫通して
取り付け、座金１７を介してボルト頭１６ａと軸受押え
金具１５との間に圧縮ばね１８が置かれている。
機構の一実施例を示すもので、片側（図で右側）の回転
電機カバー１４の内周面１４ａと、軸受ハウジング１３
の外径周面１３ａとには、それぞれ、二硫化モリブデン
、テフロン、又は黒鉛などのコーティングＣを施して組
み合わされ、軸受ハウジング１３にねじ止めされたリン
グ状の軸受押え金具１５の外周近くには、円形状に等分
割された複数個の貫通孔１５ａが設けられている。一方
回転電機カバー１４ａの前記貫通孔１５ａに対応する位
置に、植込みボルト１６を前記貫通孔１５ａを貫通して
取り付け、座金１７を介してボルト頭１６ａと軸受押え
金具１５との間に圧縮ばね１８が置かれている。
【０００７】上記構造の作用を説明すると、回転子６が
発熱し、また軸受部と回転軸１およびその他の接触部の
摩擦熱により、回転軸１が軸線Ｘ−Ｘ方向に熱膨脹を生
ずると、この玉軸受２、軸受ハウジング１３、及び軸受
押え金具１５は、回転軸１の熱膨脹に追従し一体となっ
て圧縮ばね１８の力に抗して図で右方へ動く、また回転
電機カバー１４の内周面１４ａと軸受ハウジング１３の
外周面１３ａとには二硫化モリブデン、テフロン又は黒
鉛などの固体潤滑剤がコーティングされているので、互
に円滑に摺動してこじれを生ぜず、従って玉軸受２に破
損を起すことがない。発熱が低下して回転軸１の膨脹が
なくなると、圧縮ばね１８の力により軸受押え金具１５
、軸受ハウジング１３、及び玉軸受２は一体となって回
転軸１と共に元の位置へ戻る。以上の回転軸支持機構は
玉軸受について述べられたが、ころ軸受、ひら軸受など
についても同様に適用される。
発熱し、また軸受部と回転軸１およびその他の接触部の
摩擦熱により、回転軸１が軸線Ｘ−Ｘ方向に熱膨脹を生
ずると、この玉軸受２、軸受ハウジング１３、及び軸受
押え金具１５は、回転軸１の熱膨脹に追従し一体となっ
て圧縮ばね１８の力に抗して図で右方へ動く、また回転
電機カバー１４の内周面１４ａと軸受ハウジング１３の
外周面１３ａとには二硫化モリブデン、テフロン又は黒
鉛などの固体潤滑剤がコーティングされているので、互
に円滑に摺動してこじれを生ぜず、従って玉軸受２に破
損を起すことがない。発熱が低下して回転軸１の膨脹が
なくなると、圧縮ばね１８の力により軸受押え金具１５
、軸受ハウジング１３、及び玉軸受２は一体となって回
転軸１と共に元の位置へ戻る。以上の回転軸支持機構は
玉軸受について述べられたが、ころ軸受、ひら軸受など
についても同様に適用される。
【０００８】
【発明の効果】上記の回転軸支持機構により、回転軸の
軸方向一方端にある軸受ハウジングが回転軸の熱膨張ま
たは熱収縮に追随して回転機のカバ−に対し軸方向に摺
動可能にされ、摺動面には二硫化モリブデン、テフロン
又は黒鉛等の固体潤滑剤がコ−ティングされているので
、回転軸の熱膨脹により玉軸受が破損するという問題が
解決される。
軸方向一方端にある軸受ハウジングが回転軸の熱膨張ま
たは熱収縮に追随して回転機のカバ−に対し軸方向に摺
動可能にされ、摺動面には二硫化モリブデン、テフロン
又は黒鉛等の固体潤滑剤がコ−ティングされているので
、回転軸の熱膨脹により玉軸受が破損するという問題が
解決される。
【図１】本発明による回転電機の回転軸支持機構の概略
半部縦断正面図である。
半部縦断正面図である。
【図２】従来の回転電機の回転軸支持機構の概略半部縦
断正面図である。
断正面図である。
１：回転軸
２：玉軸受
１３：軸受ハウジング
１３ａ：ハウジングの外周面
１４：回転電機カバー
１４ａ：カバー内周
１５：軸受押え金具
１８：圧縮ばね
Ｃ：固体潤滑剤
Claims (2)
- 【請求項１】 電動機などの回転電機のカバ−と、こ
のカバ−の内部に収容され回転軸を含む回転子と、前記
カバ−の軸方向両端において回転軸に沿って明けられた
開口の内周面に挿入された軸受ハウジングと、これらの
軸受ハウジングのそれぞれの内周面と前記回転軸の外周
面との間で軸方向両端に配置される転がり軸受とを含ん
で成る回転電機の回転軸支持機構において、前記転がり
軸受中の軸方向一方端に配置される転がり軸受と軸受ハ
ウジングとは回転軸に対する軸方向の摺動が不能にされ
、他方端に配置される軸受ハウジングは、前記カバ−に
対し前記転がり軸受と一体に前記カバ−の内周面に対し
軸方向の摺動が可能に装着され、前記軸受ハウジングの
外周面と前記カバ−の内周面との間の摺動面には、固体
潤滑剤のコ−ティングが施されていることを特徴とする
回転電機の回転軸支持機構。 - 【請求項２】 前記転がり軸受中の軸方向一方端に配
置される転がり軸受と軸受ハウジングとは、軸受押え金
具により回転軸に対する軸方向の摺動が不能に装着され
、他方端に配置される軸受ハウジングはバネなどの弾性
部材を介して前記カバ−に装着されて前記転がり軸受と
一体に前記カバ−の内周面に対し軸方向の摺動が可能に
され、前記固体潤滑剤は二硫化モリブデン、テフロンお
よび黒鉛の群から選ばれた少なくとも１種である請求項
１記載の回転電機の回転軸支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8285891A JPH04295250A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 回転電機の回転軸支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8285891A JPH04295250A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 回転電機の回転軸支持機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04295250A true JPH04295250A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13786050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8285891A Pending JPH04295250A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 回転電機の回転軸支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04295250A (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP8285891A patent/JPH04295250A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20060078244A1 (en) | Hybrid bearing | |
| CN111711307B (zh) | 一种电机的轴承预紧结构及具有其的电机 | |
| JP2003314558A (ja) | ラジアルボールベアリングのリテーナ | |
| US2188251A (en) | Preload adjustment for ball bearings | |
| US3706483A (en) | Heat transfer bearing mounting | |
| JPH0735147A (ja) | 回転電機 | |
| JPS60196425A (ja) | 軸受すきまを一定に維持されたパツド型ジヤ−ナル軸受装置 | |
| JP4233860B2 (ja) | 撚りヘッド用軸受アセンブリ | |
| JPS61136021A (ja) | ベアリング固定装置 | |
| JPH04295250A (ja) | 回転電機の回転軸支持機構 | |
| JP7050818B2 (ja) | 流体力学的な軸方向固定手段を有する滑り軸受 | |
| JP2002218702A (ja) | ファンモータ | |
| JPH10122248A (ja) | 回転軸の軸受支持構造及び電動機 | |
| JP2000205288A (ja) | ドライブシャフト | |
| JPH11264421A (ja) | 転がり軸受用アダプタ | |
| JP7456792B2 (ja) | 主軸装置 | |
| JP2000055055A5 (ja) | ||
| JP3970480B2 (ja) | ガイドローラ装置 | |
| WO2000011361A1 (fr) | Palier a roulement simple | |
| JP2000055055A (ja) | 転がり軸受用保持器 | |
| JPH11294554A (ja) | 送りねじ装置 | |
| JPH09229151A (ja) | 遊星ローラ式動力伝達装置 | |
| JPH0671002U (ja) | 回転軸の支持装置 | |
| JPH0235216A (ja) | 高速形アンギユラ玉軸受 | |
| JP4066474B2 (ja) | 回転機械 |