JPH04295230A - 電源保護装置 - Google Patents

電源保護装置

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JPH04295230A
JPH04295230A JP3056956A JP5695691A JPH04295230A JP H04295230 A JPH04295230 A JP H04295230A JP 3056956 A JP3056956 A JP 3056956A JP 5695691 A JP5695691 A JP 5695691A JP H04295230 A JPH04295230 A JP H04295230A
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power supply
voltage
supply voltage
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Hiromochi Shimoyama
下山 浩以
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド等の負
荷に電圧を供給する電源の保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばサーマルヘッドは、図3に示すよ
うに、電気エネルギーを熱エネルギーに変換する発熱体
としての抵抗1を数百個並列に配置するとともに、各抵
抗1にそれぞれスイッチング素子としてのトランジスタ
2を直列に接続し、各抵抗1の両端に所定の電源電圧を
印加した状態で各トランジスタ2のオン、オフをラッチ
回路3でタイミングを合せて個々に切換制御して印字を
行うものである。なお、図中4は電源電圧の入力端子で
ある。
【0003】このものにおいて、1個の抵抗1に印加さ
れる電力は通常0.5〜1.0W(ワット)である。例
えば電力1Wを500個の抵抗1に印加した場合、50
0Wの電力が消費される。このとき電源電圧を24Vと
すると約20A(アンペア)の電流が流れ、かなり大き
な電源が必要となる。
【0004】ただし、通常はサーマルヘッドを構成する
全ての抵抗1に通電した状態で使用されることは少なく
、特に文字印刷を行うプリンタでは抵抗1個の使用効率
平均値は10%程度である。罫線の印字等に使用効率が
100%近くまで上昇することはあるが、これは極めて
短時間のことである。そこで、プリンタの電源としては
平均容量を使用効率の10%に設定し、かつ使用効率1
00%の大電力供給も短時間であれば対応できるように
設計した比較的小さなものが使用されている。
【0005】しかしこの場合、使用効率100%の状態
が長時間発生して電源の能力を越えると、電源電圧がダ
ウンする。それでもなお継続して使用すると電源の故障
を招き、最悪の場合は発煙,発火等の危険な状態に陥る
ことがある。
【0006】そこで従来は、発熱体(抵抗1)に対する
長時間の通電を防止して電源を保護するようにした電源
保護装置が考えられている。図5は従来のこの種の電源
保護装置の回路構成図である。プリンタの制御部を構成
するプロセッサ5は、バスライン6を介して接続される
ヘッドドライバ7を介してサーマルヘッド8の各ラッチ
回路3にトランジスタのオン信号またはオフ信号をそれ
ぞれ出力するとともに、該サーマルヘッド8への電源供
給を制御する制御信号として負論理のヘッドストローブ
信号Aを出力する。当該ヘッドストローブ信号Aは負論
理の2入力論理積否定回路(以下NANDゲートと略称
する)9の一方の入力端子と、ワンショット・マルチ・
バイブレータ(以下バイブレータと略称する)10のト
リガ端子Tに入力される。上記バイブレータ10は、ト
リガ端子Tへ供給されるヘッドストローブ信号Aの立下
がりで充電抵抗11の値とコンデンサ12の容量とによ
って定まるワンショットパルスを出力するもので、負論
理の出力端子Q0 から出力されるパルス信号Bが前記
NANDゲート9の他方の入力端子に入力される。NA
NDゲート9の出力信号Cは抵抗13を介してPNP型
トランジスタ14のベースに印加される。該トランジス
タ14のエミッタにはサーマルヘッド8の電源であるヘ
ッド電圧発生回路15から発生される電源電圧が印加さ
れ、コレクタは前記サーマルヘッド8の電源電圧入力端
子4に接続されている。ここに、上記トランジスタ14
はヘッド電圧発生回路15にて発生される電源電圧をサ
ーマルヘッド8に供給するか否かを切換えるスイッチン
グ手段を構成する。
【0007】しかして、前記プロセッサ5は前記サーマ
ルヘッド8により印字するタイミングでヘッドストロー
ブ信号Aを立ち下げる(図4中時点t1,t3,t5,
t7)。そうすると、バイブレータ10の出力パルスB
がローレベルに変化し、応じてNANDゲート9の出力
信号Cがローレベルに変化する。これにより、トランジ
スタ14がオンして、ヘッド電圧発生回路15から発生
される例えば+24Vの電源電圧がサーマルヘッド8に
供給される。
【0008】上記ヘッドストローブ信号Aは通常は一定
時間T0 を経過するとハイレベルに復帰する。一方、
上記バイブレータ10の出力パルスBはコンデンサ12
の充電時間によってパルス幅T1 が定められている。 そして、上記出力パルスBのパルス幅T1はヘッドスト
ローブ信号Aのローレベル時間T0 よりも若干長い時
間に設定されている。従って、NANDゲート9の出力
信号Cは通常はヘッドストローブ信号Aの立ち上がりに
応じてハイレベルに変化する(図4中時点t2,t4,
t6)。これによりトランジスタ14がオフして、上記
電源電圧がサーマルヘッド8に供給されなくなる。
【0009】ただし、プロセッサ5の暴走等により上記
ヘッドストローブ信号Aが一定時間T0 を経過しても
立上がらない場合がある。このような場合にはNAND
ゲート9の出力信号Cはバイブレータ10の出力パルス
Bの立ち上がりに応じてハイレベルに変化する(図4中
時点t8)。これによりトランジスタ14がオフして、
上記電源電圧がサーマルヘッド8に供給されなくなる。
【0010】このように、従来の電源保護装置を用いる
ことによってトランジスタ14のオン時間を一定時間内
に制限でき、サーマルヘッド8に長時間に亙り連続して
電源電圧が供給されるのを防止できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述した従
来の電源保護装置は、プロセッサ5の暴走等によりヘッ
ドストローブ信号が異常になり、サーマルヘッド8への
連続通電時間が長くなって電源の能力を越える場合には
有効だが、ヘッドストローブ信号が正常であるにもかか
わらずサーマルヘッド8の使用効率が高い状態が長時間
継続して電源の能力を越え、電源電圧が低下する場合に
は対応できなかった。
【0012】そこで本発明は、制御部からの制御信号に
よりオン、オフが切換制御されるスイッチング手段を介
して電源電圧を負荷へ供給する回路に対し、上記制御信
号の異常によりスイッチング手段が長時間に亙ってオン
して電源がダウンするのを防止できるとともに、負荷の
使用効率が高い状態が長時間継続して電源の能力を超え
、電源電圧が低下する場合には消費エネルギーを低減せ
しめて電源のダウンを防止でき、信頼性向上をはかり得
る電源保護装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御部からの
制御信号によりオン、オフが切換制御されるスイッチン
グ手段を介して電源電圧をサーマルヘッド等の負荷へ供
給する回路に対してスイッチング手段のオン時間を一定
時間内に制限するようにした電源保護装置において、電
源電圧を検出する電圧検出手段と、この検出手段により
検出される電源電圧と予め設定される基準電圧とを比較
する電圧比較手段と、この比較手段による比較の結果、
電源電圧が基準電圧より小さくなるとスイッチング手段
のオン時間制限値を短縮する制限値変更手段とを備えた
ものである。
【0014】
【作用】このような構成の本発明であれば、負荷の使用
効率が高い状態が長時間継続して電源の能力を超え、電
源電圧が低下して基準電圧より小さくなると、スイッチ
ング手段のオン時間制限値が短縮される。これにより、
スイッチング手段のオン時間が短くなり、その結果、負
荷に対する電源電圧の供給時間が短縮されて、電源の消
費エネルギーが低減される。よって、電源がダウンする
のを防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をサーマルプリンタにおけるサ
ーマルヘッドの電源保護装置を適用した一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本実施例における電源保護装置の回
路構成図である。なお、図5と同一部分には同一符号を
付して詳しい説明は省略し、異なる部分の構成について
のみ説明する。図1において16は抵抗16aと抵抗1
6bとの直列回路をヘッド電圧発生回路15の出力端と
接地レベル間に介在させてなる分圧回路であって、上記
ヘッド電圧発生回路15より発生される電源電圧を各抵
抗16a,16bの分圧比に基いて検出する電圧検出手
段を構成する。17はコンパレータで、非反転入力端子
(+)を上記分圧回路16における各抵抗16a,16
bの接続点に接続し、反転入力端子(−)を予め設定さ
れた基準電圧を発生する基準電圧発生回路18の出力端
に接続する。すなわち、上記コンパレータ17は上記分
圧回路16によって検出されるヘッド電圧発生回路15
の電源電圧を予め設定される基準電圧発生回路18の基
準電圧とを比較する電圧比較手段を構成する。上記コン
パレータ17の出力端子は抵抗19を介してPNP型ト
ランジスタ20のベースに接続されている。該トランジ
スタ20のエミッタは+5Vの直流電源端子に接続され
ており、コレクタは抵抗21を介してバイブレータ10
の充電抵抗11とコンデンサ12との接続点に接続して
いる。ここに、トランジスタ20,充電抵抗11,21
,コンデンサ12,バイブレータ10及びNANDゲー
ト9はコンパレータ17による比較の結果、ヘッド電圧
発生回路15からの電源電圧が基準電圧発生回路18か
らの基準電圧を下回わるとスイッチング手段としてのト
ランジスタ14のオン時間制限値を短縮する制限値変更
手段を構成する。
【0017】このような構成の本実施例装置においては
、プロセッサ5の制御により前記サーマルヘッドで印字
するタイミングでヘッドストローブ信号Aが立ち下がる
(図2中時点t1,t3,t5,t8,t10,t12
)。そうすると、バイブレータ10の出力パルスBがロ
ーレベルに変化し、応じてNANDゲート9の出力信号
Cがローレベルに変化する。これにより、トランジスタ
14がオンして、ヘッド電圧発生回路15から発生され
る例えば+24Vの電源電圧がサーマルヘッド8に供給
される。
【0018】上記ヘッドストローブ信号Aは通常は一定
時間T0 を経過するとハイレベルに復帰する。一方、
上記バイブレータ10の出力パルスBはコンデンサ12
の充電時間によってパルス幅が決まる。ここで、分圧回
路16によって検出されるヘッド電圧発生回路15の電
源電圧v1が基準電圧発生回路18の基準電圧v2を上
回るときにはコンパレータ17の出力信号Dがハイレベ
ルであり、トランジスタ20がオフしている。従って、
充電抵抗11を流れる充電電流i1によってコンデンサ
12が充電される。このときのパルス幅はT1 (>T
0 )になる。これに対し、ヘッド電圧発生回路15の
電源電圧v1が基準電圧発生回路18の基準電圧v2を
下回ると(図2中時点t7)、コンパレータ17の出力
信号Dが反転してローレベルとなる。これにより、トラ
ンジスタ20がオンして充電抵抗11と充電抵抗21と
の並列回路が形成される。従って、充電抵抗11と充電
抵抗21とをそれぞれ流れる充電電流i1+i2によっ
てコンデンサ12が充電される。このときのパルス幅は
T2 (<T0 <T1 )となる。
【0019】従って、ヘッド電圧発生回路15の電源電
圧v1が基準電圧発生回路18の基準電圧v2を上回る
ときには、NANDゲート9の出力信号Cはヘッドスト
ローブ信号Aの立ち上がりに応じてハイレベルに変化す
る(図4中時点t2,t4,t6)。これにより、トラ
ンジスタ14がオフして、上記電源電圧v1がサーマル
ヘッド8に供給されなくなる。
【0020】一方、ヘッド電圧発生回路15の電源電圧
v1が基準電圧発生回路18の基準電圧v2を下回った
場合には、NANDゲート9の出力信号Cはバイブレー
タ10の出力パルスBの立ち上がりに応じてハイレベル
に変化する(図4中時点t9,t11)。これにより、
トランジスタ14がオフして、上記電源電圧v1がサー
マルヘッド8に供給されなくなる。
【0021】なお、ヘッド電圧発生回路15の電源電圧
v1が基準電圧発生回路18の基準電圧v2を上回って
いる状態でプロセッサ5の暴走等により上記ヘッドスト
ローブ信号Aが一定時間T0 を経過しても立上がらな
い場合には、従来と同様にNANDゲート9の出力信号
Cがバイブレータ10の出力パルスBの立ち上がりに応
じてハイレベルに変化する。これにより、トランジスタ
14がオフして、上記電源電圧v1がサーマルヘッド8
に供給されなくなる。
【0022】このように本実施例によれば、ヘッド電圧
発生回路15の電源電圧v1が低下して基準電圧発生回
路18の基準電圧v2を下回った場合には、バイブレー
タ10におけるコンデンサ12の充電時間が早まり出力
パルスBのパルス幅が小さくなってトランジスタ14の
オン時間が短縮されるので、ヘッド電圧発生回路15の
消費エネルギーが低減されてヘッド電圧発生回路15が
ダウンし難くなる。従って、プロセッサ5の暴走等によ
りヘッドストローブ信号Aが異常になり、サーマルヘッ
ド8への連続通電時間が長くなって電源の能力を越える
場合に有効であるのは勿論のこと、ヘッドストローブ信
号Aが正常であるにもかかわらずサーマルヘッド8の使
用効率が高い状態が長時間継続してヘッド電圧発生回路
15の能力を越え、ヘッド電圧発生回路15の発生電圧
v1が低下する場合にも消費エネルギーを低減せしめて
電源のダウンを防止でき、有効に対応できる。その結果
、プリンタの信頼性を向上できるようになる。
【0023】なお、前記実施例では電源電圧が供給され
る負荷としてサーマルヘッド8を示したが、これに限定
されるものではなく、例えば蛍光素子を複数個配列して
なる蛍光表示管や、EL(エレクトロ・ルミネッセンス
)素子を複数個並べてアレイ化したラインヘッドである
エッジ・エミッタ・アレイヘッド等にも本発明の電源保
護装置を適用できるものである。また、前記実施例では
本発明の電源保護装置をハードウェアで構成する例を示
したが、ソフトウェアによって構成することも可能であ
る。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、制
御部からの制御信号によりオン、オフが切換制御される
スイッチング手段を介して電源電圧を負荷へ供給する回
路に対し、上記制御信号の異常によりスイッチング手段
が長時間に亙ってオンして電源がダウンするのを防止で
きるとともに、負荷の使用効率が高い状態が長時間継続
して電源の能力を超え、電源電圧が低下する場合には消
費エネルギーを低減せしめて電源のダウンを防止でき、
信頼性向上をはかり得る電源保護装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例の回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】  同実施例における主要な信号波形図。
【図3】  一般的なサーマルヘッドの構成図。
【図4】  従来装置における主要な信号波形図。
【図5】  従来装置の回路構成を示すブロック図。
【符号の説明】
5…プロセッサ、7…ヘッドドライバ、8…サーマルヘ
ッド(負荷)、9…NANDゲート、10…ワンショッ
ト・マルチ・バイブレータ、11,21…充電抵抗、1
2…コンデンサ、14…PNP型トランジスタ(スイッ
チング手段)、15…ヘッド電圧発生回路、16…分圧
回路、17…コンパレータ、18…基準電圧発生回路、
20…PNP型トランジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  制御部からの制御信号によりオン、オ
    フが切換制御されるスイッチング手段を介して電源電圧
    を負荷へ供給する回路に対して前記スイッチング手段の
    オン時間を一定時間内に制限するようにした電源保護装
    置において、前記電源電圧を検出する電圧検出手段と、
    この検出手段により検出される電源電圧と予め設定され
    る基準電圧とを比較する電圧比較手段と、この比較手段
    による比較の結果、前記電源電圧が前記基準電圧より小
    さくなると前記スイッチング手段のオン時間制限値を短
    縮する制限値変更手段とを具備したことを特徴とする電
    源保護装置。
  2. 【請求項2】  スイッチング手段を介して電源電圧が
    供給される負荷は、サーマルヘッドであることを特徴と
    する請求項1記載の電源保護装置。
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CN102916420A (zh) * 2012-11-09 2013-02-06 深圳市安科讯实业有限公司 一种用于防止pwm芯片误保护的电路
CN111038112A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 江门市得实计算机外部设备有限公司 降低热敏打印头上供电电压波动对打印质量影响的方法

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