JPH04295032A - 光ファイバーに塗布されたコーティング剤の硬化装置 - Google Patents

光ファイバーに塗布されたコーティング剤の硬化装置

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JPH04295032A
JPH04295032A JP3084414A JP8441491A JPH04295032A JP H04295032 A JPH04295032 A JP H04295032A JP 3084414 A JP3084414 A JP 3084414A JP 8441491 A JP8441491 A JP 8441491A JP H04295032 A JPH04295032 A JP H04295032A
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light
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shutter
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curing
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Hidehiko Adachi
阿達 秀彦
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Ushio Inc
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバーに塗布さ
れた紫外線硬化型のコーティング剤の硬化装置に関する
【0002】
【従来の技術】光ファイバーの外表面における損傷の発
生を防止し、あるいは複数の光ファイバーを束ねるため
に紫外線硬化型のコーティング剤(以下単に「コーティ
ング剤」ともいう)が好適に用いられている。図7およ
び図8に従来のコーティング剤の硬化装置を示す。この
硬化装置において、1はコーティング剤が塗布された光
ファイバー、2は紫外線を透過する石英製の透光性パイ
プ、3は主として紫外線を放射する水銀灯、4はガラス
製またはアルミニウム製の楕円ミラーであって支柱(図
示省略)を介してケーシング5に固定されている。
【0003】この硬化装置の上部にはコーティング装置
(図示省略)が設けられており、このコーティング装置
によって、光ファイバー1の外表面に未硬化のコーティ
ング剤が塗布される。光ファイバー1の外表面に塗布さ
れた未硬化のコーティング剤は、光ファイバー1が透光
性パイプ2の内側を上方から下方に向かって走行する間
に水銀灯3および楕円ミラー4から照射される紫外線に
よって硬化する。光ファイバー1の走行速度は、例えば
50m/分に設定され、また水銀灯3は点灯電力2KW
(長さ25cm)のものが2本用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、生産効率を
向上させるために処理の高速化が要請され、斯かる要請
から光ファイバーの走行速度を大きくすることが検討さ
れている。そして、走行速度を大きくすることに伴って
点灯電力の大きなランプが必要となり、例えば上記の硬
化装置において4KW(長さ50cm)程度の水銀灯を
同様に2本用いることが必要となる。
【0005】しかしながら、点灯電力の大きなランプを
用いることに伴って新たな問題が発生した。すなわち、
例えば前工程のコーティング装置においてコーティング
剤の残量が少なくなっている場合には、照射中に光ファ
イバーの走行速度を減速する必要があり、このようなと
きには、光ファイバーへ過剰量の光が照射されることに
なり、塗布されたコーティング剤がオーバーキュアとな
って、光ファイバーの外表面が焦げてしまい、却って生
産効率を低下させてしまう。
【0006】このような問題に対して、ランプの入力を
低くして使用することも考えられるが、照射光の安定性
の面からある程度のランプ入力が必要である。
【0007】本発明は以上のような事情に基いてなされ
たものであって、その目的は、硬化処理の高速化が図れ
、かつ光ファイバーの走行速度を減速させても光ファイ
バーの外表面を焦がすことのないコーティング剤の硬化
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバーに
塗布されたコーティング剤の硬化装置は、紫外線硬化型
のコーティング剤が塗布された光ファイバーの走行する
位置に光照射する、上下方向に伸びる管型光源および反
射ミラーよりなる光照射機構と、前記光ファイバーを囲
んで配置された透光性パイプと、当該透光性パイプの外
側に設けられ、前記光照射機構から光ファイバーへの照
射光量を調整する減光手段とを具えてなり、前記減光手
段は、光照射機構から光ファイバーへの照射光を遮る減
光シャッターと、当該減光シャッターを上下方向に移動
させるシャッター駆動機構とよりなることを特徴とする
。また、減光シャッターを下方から上方に移動させるこ
とにより、上方から下方に向かって走行する光ファイバ
ーへの照射光を減光させるコーティング剤の硬化装置が
好ましい。
【0009】
【作用】シャッター駆動機構により減光シャッターが上
下方向に移動し、上下方向に伸びる管型光源および反射
ミラーからの照射光の一部が遮られ、走行する光ファイ
バーへの照射光量が減少する。従って、光ファイバーの
走行速度が小さいときであってもコーティング剤がオー
バーキュアとなることはない。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて具体的に
説明する。図1は本実施例の硬化装置の側断面図であり
、図2は図1の線A−A断面における平面図である。
【0011】本実施例のコーティング剤の硬化装置は、
上下方向に伸びる水銀灯11および楕円形の反射ミラー
12よりなる光照射機構10と、光ファイバー90の走
行路を囲んで配置された透光性パイプ20と、透光性パ
イプ20の外側に設けられた減光手段30とを具えてな
る。同図において70はケーシングである。
【0012】本実施例の硬化装置は、前工程のコーティ
ング装置(図示省略)の下方に配置されている。硬化さ
れるべきコーティング剤が塗布された光ファイバー90
は、その複数本が平行に伸びていわばテープ状に配列さ
れた状態で上方から下方に向かって走行している。光フ
ァイバー90の直径は例えば 120μmであり、走行
速度は例えば 100m/分に設定されている。
【0013】光照射機構10は、光ファイバー90の走
行路と平行に伸びる水銀灯11と、楕円形の反射ミラー
12とよりなり、コーティング剤が塗布された光ファイ
バー90の走行する位置に主に紫外線を照射する。本実
施例の硬化装置において、水銀灯11の点灯電力は4K
W(長さ50cm)のものである。水銀灯11は、光フ
ァイバー90の走行路を挟んで対向するよう2か所に設
けられており、これにより、テープ状に配列されて伸び
る光ファイバー90の束に対してもムラのない照射が可
能となる。
【0014】透光性パイプ20は石英管よりなる。透光
性パイプ20の下端にはガス流入孔23が形成されたコ
ネクターパイプ21が連結され、透光性パイプ20の上
端にはガス流出孔24が形成されたコネクターパイプ2
2が連結されており、透光性パイプ20の内部は、ガス
流入孔23から窒素ガスが供給されて窒素ガス雰囲気と
なっており、これによりコーティング剤の硬化反応が促
進される。
【0015】減光手段30は、光照射機構10から光フ
ァイバー90への照射光を遮る減光シャッター31と、
この減光シャッター31を上下方向に移動させるシャッ
ター駆動機構32とよりなり、この減光手段30によっ
て光ファイバー90への照射光量が調整される。
【0016】減光シャッター31は、光ファイバー90
の走行路と同方向に伸びるアルミニウム製の板状シャッ
ターであり、光ファイバー90の走行路を挟んで対向す
るよう2か所に設けられている。減光シャッター31は
、シャッター駆動機構32によって水銀灯11の伸びる
方向に沿って移動し、これにより光照射機構10からの
照射光の一部が遮られる。ここに、減光シャッター31
は下方から上方へ移動するため下側の照射光が先に減光
される。そして上側の照射光は減光されないため、コー
ティング剤が塗布された直後における光照射を確保する
ことができ、未硬化のコーティング剤のダレ等が防止さ
れる。
【0017】シャッター駆動機構32は減光シャッター
31の下方に設けられている。シャッター駆動機構32
は圧縮空気を駆動源とするロッドレスシリンダーよりな
り、ロッドを有していないために長さの短いものとなっ
ている。
【0018】光ファイバー90への照射光量は、減光シ
ャッター31を移動させることにより調整することがで
きる。すなわち光ファイバー90の走行速度が小さくな
ったときに、図3および図4に示すように、シャッター
駆動機構32のピストン33が圧縮空気によって最下点
Lから最高点Hへ移動すると、ピストン33に接続され
た減光シャッター31の先端31Aが水銀灯の中間レベ
ルCまで移動する。これにより水銀灯11の下側半分の
照射光が遮られ、走行する光ファイバー90への照射光
量が減少する。従って、コーティング剤がオーバーキュ
アとなって光ファイバー90の外表面を焦がすことはな
い。
【0019】図1および図2において、水銀灯11が配
置された領域(以下「ランプ室50」という)と光ファ
イバー90および減光シャッター31が配置された領域
(以下「ワーク室60」という)とは、石英板40によ
って仕切られている。ランプ室50には冷却風供給孔5
1から冷却風が供給され(矢印aで示す)、これにより
水銀灯11が冷却される。水銀灯11を冷却した冷却風
は排気孔52および排気孔71を通ってケーシング70
の外部に排気される(矢印bで示す)。一方、ワーク室
60には冷却風供給孔61から冷却風が供給される(矢
印cで示す)。このようにランプ室50の冷却手段とは
独立のワーク室60の冷却手段によって、減光シャッタ
ー31の両側面が冷却される。従って、減光シャッター
31は十分に冷却され、温度上昇に伴う熱変形等が有効
に防止される。
【0020】以上、本発明の実施例について説明したが
、本発明はこれに限定されることはなく、例えば図5お
よび図6に示すような1本の水銀灯11を有してなる硬
化装置であってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、シャッター駆動機構に
より減光シャッターが上下方向に移動し、上下方向に伸
びる管型光源および反射ミラーからの照射光の一部が遮
られ、走行する光ファイバーへの照射光量が減少する。 従って、光ファイバーの走行速度が小さいときであって
も光ファイバーの外表面を焦がすことはない。そして硬
化処理の高速化が図れ、生産効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の硬化装置の一実施例を示す側断面図で
ある。
【図2】図1の線A−A断面における平面図である。
【図3】図1に示す硬化装置において、シャッター駆動
機構のピストンが最下点にある状態を示す側断面図であ
る。
【図4】図1に示す硬化装置において、シャッター駆動
機構のピストンが最高点にある状態を示す側断面図であ
る。
【図5】本発明の硬化装置の他の実施例を示す側断面図
である。
【図6】図5の線B−B断面における平面図である。
【図7】従来の硬化装置の一例を示す側断面図である。
【図8】図7の線C−C断面における平面図である。
【符号の説明】
1    光ファイバー 2    透光性パイプ 3    水銀灯 4    楕円ミラー 5    ケーシング 10    光照射機構 11    水銀灯 12    反射ミラー 20    透光性パイプ 21    コネクターパイプ 22    コネクターパイプ 23    ガス流入孔 24    ガス流出孔 30    減光手段 31    減光シャッター 32    シャッター駆動機構 33    ピストン 40    石英板 50    ランプ室 51    冷却風供給孔 52    排気孔 60    ワーク室 61    冷却風供給孔 70    ケーシング 71    排気孔 90    光ファイバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  紫外線硬化型のコーティング剤が塗布
    された光ファイバーの走行する位置に光照射する、上下
    方向に伸びる管型光源および反射ミラーよりなる光照射
    機構と、前記光ファイバーを囲んで配置された透光性パ
    イプと、当該透光性パイプの外側に設けられ、前記光照
    射機構から光ファイバーへの照射光量を調整する減光手
    段とを具えてなり、前記減光手段は、光照射機構から光
    ファイバーへの照射光を遮る減光シャッターと、当該減
    光シャッターを上下方向に移動させるシャッター駆動機
    構とよりなることを特徴とする光ファイバーに塗布され
    たコーティング剤の硬化装置。
  2. 【請求項2】  減光シャッターを下方から上方に移動
    させることにより、上方から下方に向かって走行する光
    ファイバーへの照射光を減光させることを特徴とする請
    求項1に記載の光ファイバーに塗布されたコーティング
    剤の硬化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131665A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Furukawa Electric Co Ltd:The 被覆光ファイバの製造方法
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