JPH04294776A - テープカートリッジの収納ケース - Google Patents
テープカートリッジの収納ケースInfo
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- JPH04294776A JPH04294776A JP3081939A JP8193991A JPH04294776A JP H04294776 A JPH04294776 A JP H04294776A JP 3081939 A JP3081939 A JP 3081939A JP 8193991 A JP8193991 A JP 8193991A JP H04294776 A JPH04294776 A JP H04294776A
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- tape cartridge
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオやオーディオの各
種テープカートリッジを収納する収納ケースに係り、特
に屋外での使用にも十分に対応できるように防水シール
対策を講じたものである。
種テープカートリッジを収納する収納ケースに係り、特
に屋外での使用にも十分に対応できるように防水シール
対策を講じたものである。
【0002】
【従来の技術】この種の防水シール型の収納ケースとし
て、例えば、実開昭61−3272号公報に開示され、
図7に示すようにテープカートリッジ1が出し入れされ
る口部11を有する有底角筒状の身2と、身2の口部1
1の外周にパッキングPを介し挿入して口部11を密閉
する有底角筒状の蓋3とからなるものがある。このよう
に有底角筒状の身2の口部11の外周に対し蓋3を抜き
差しする形態の収納ケースによれば、蓋3で口部11を
深く覆うことができて防塵のみならず、防水シールをも
効果的に行え、この点でテープカートリッジを収納して
野山や海に携帯する屋外での使用に有利である。
て、例えば、実開昭61−3272号公報に開示され、
図7に示すようにテープカートリッジ1が出し入れされ
る口部11を有する有底角筒状の身2と、身2の口部1
1の外周にパッキングPを介し挿入して口部11を密閉
する有底角筒状の蓋3とからなるものがある。このよう
に有底角筒状の身2の口部11の外周に対し蓋3を抜き
差しする形態の収納ケースによれば、蓋3で口部11を
深く覆うことができて防塵のみならず、防水シールをも
効果的に行え、この点でテープカートリッジを収納して
野山や海に携帯する屋外での使用に有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前出の従来
例の収納ケースでは、蓋3は身2から抜き出すと外れて
しまうため、紛失しやすい。特に見つけ出しにくい屋外
で落とした場合に困ることが多く、この点で尚改良の余
地がある。本発明の目的は、上記のような身の口部に対
し蓋を抜き差しする構造の収納ケースを更に発展改良し
て防塵、防水シール効果を確保しながら、身と蓋を常に
一体的に連結する構造を採ることにより、身と蓋の外れ
防止を図る点にある。本発明の他の目的は、身と蓋の組
み付けの簡易化を図る点にある。
例の収納ケースでは、蓋3は身2から抜き出すと外れて
しまうため、紛失しやすい。特に見つけ出しにくい屋外
で落とした場合に困ることが多く、この点で尚改良の余
地がある。本発明の目的は、上記のような身の口部に対
し蓋を抜き差しする構造の収納ケースを更に発展改良し
て防塵、防水シール効果を確保しながら、身と蓋を常に
一体的に連結する構造を採ることにより、身と蓋の外れ
防止を図る点にある。本発明の他の目的は、身と蓋の組
み付けの簡易化を図る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の前提とする収納
ケースは、図1に例示するように、テープカートリッジ
1が出し入れされる口部11を有する有底角筒状の身2
と、身2の口部11の外面に抜き差し自在に挿入して口
部11を閉塞する有底角筒状の蓋3とからなるものであ
る。そのうえで、身2はこれの有底角筒部10の左右壁
6・7の各外面から突設した軸部25aと、軸部25a
の先端につけた径大頭部25bからなる頭付き係合軸2
5を有するものとする。蓋3は、上記口部11を閉塞す
る有底角筒部22から左右一対のスライド腕23・24
を延出形成するとともに、該スライド腕23・24にそ
れぞれスライド溝15を蓋抜差方向に開口し、該スライ
ド溝15に前記頭付き係合軸25をスライド自在にかつ
抜止め状に係合させたものである。
ケースは、図1に例示するように、テープカートリッジ
1が出し入れされる口部11を有する有底角筒状の身2
と、身2の口部11の外面に抜き差し自在に挿入して口
部11を閉塞する有底角筒状の蓋3とからなるものであ
る。そのうえで、身2はこれの有底角筒部10の左右壁
6・7の各外面から突設した軸部25aと、軸部25a
の先端につけた径大頭部25bからなる頭付き係合軸2
5を有するものとする。蓋3は、上記口部11を閉塞す
る有底角筒部22から左右一対のスライド腕23・24
を延出形成するとともに、該スライド腕23・24にそ
れぞれスライド溝15を蓋抜差方向に開口し、該スライ
ド溝15に前記頭付き係合軸25をスライド自在にかつ
抜止め状に係合させたものである。
【0005】上記スライド溝15が、頭付き係合軸25
の軸部25aが貫通する狭幅溝部15aと、径大頭部2
5bが抜止め状に係合する広幅溝部15bとからなる断
面T形に形成されていることが好ましい。
の軸部25aが貫通する狭幅溝部15aと、径大頭部2
5bが抜止め状に係合する広幅溝部15bとからなる断
面T形に形成されていることが好ましい。
【0006】上記狭幅溝部15aの長手方向一部には、
径大頭部25bの挿通を許す切欠部15cを設けておく
ことが好ましい。
径大頭部25bの挿通を許す切欠部15cを設けておく
ことが好ましい。
【0007】
【作用】蓋3の有底角筒部22を身2の口部11の外周
に挿入することにより、口部11を深く覆うことができ
て防塵、防水シール機能を発揮する。
に挿入することにより、口部11を深く覆うことができ
て防塵、防水シール機能を発揮する。
【0008】蓋3側のスライド腕23・24のスライド
溝15に身2側の頭付き係合軸25をスライド自在にか
つ抜止め状に係合させることにより、蓋3は身2の口部
11に対し抜き差し可能で、かつ身2との一体的な連結
状態を維持できる。
溝15に身2側の頭付き係合軸25をスライド自在にか
つ抜止め状に係合させることにより、蓋3は身2の口部
11に対し抜き差し可能で、かつ身2との一体的な連結
状態を維持できる。
【0009】身2に対する蓋3のスライドストロークを
十分に採るべくスライド腕23・24の長さを長く設定
する場合も、頭付き係合軸25の径大頭部25bのスラ
イド溝15からの抜止め効果によりスライド腕23・2
4の外側へのたわみを防止でき、スライド腕23・24
が身2の左右壁6・7から外れるのを防止できる。
十分に採るべくスライド腕23・24の長さを長く設定
する場合も、頭付き係合軸25の径大頭部25bのスラ
イド溝15からの抜止め効果によりスライド腕23・2
4の外側へのたわみを防止でき、スライド腕23・24
が身2の左右壁6・7から外れるのを防止できる。
【0010】スライド溝15を断面T形に形成すること
により、左右壁6・7の外面と頭付き係合軸25の径大
頭部25bの外面とを面一状におさめることができる。
により、左右壁6・7の外面と頭付き係合軸25の径大
頭部25bの外面とを面一状におさめることができる。
【0011】狭幅溝部15aの長手方向一部に、径大頭
部25bの挿通を許す切欠部15cを設けておくことに
より、スライド溝15への頭付き係合軸25の嵌め込み
が容易に行える。
部25bの挿通を許す切欠部15cを設けておくことに
より、スライド溝15への頭付き係合軸25の嵌め込み
が容易に行える。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、蓋3の抜き差しを可能
にするとともに身2と蓋3の一体的な連結状態を維持で
き、しかもスライド腕23・24のたわみによる蓋3の
外れを防止できる。
にするとともに身2と蓋3の一体的な連結状態を維持で
き、しかもスライド腕23・24のたわみによる蓋3の
外れを防止できる。
【0013】スライド腕23・24のスライド溝15に
頭付き係合軸25を係合させるといった、簡単な構造で
その組み付けが容易に行える。とくに、狭幅溝部15a
の長手方向一部に切欠部15cを設けている場合は、こ
の切欠部15cから径大頭部25bを挿通することがで
きるため、スライド溝15への頭付き係合軸25の組み
付けがより簡単に行える。
頭付き係合軸25を係合させるといった、簡単な構造で
その組み付けが容易に行える。とくに、狭幅溝部15a
の長手方向一部に切欠部15cを設けている場合は、こ
の切欠部15cから径大頭部25bを挿通することがで
きるため、スライド溝15への頭付き係合軸25の組み
付けがより簡単に行える。
【0014】左右壁6・7の外面と頭付き係合軸25の
径大頭部25bの外面とを面一状におさめることにより
、他物が径大頭部25bに引っ掛かるようなことがなく
て有利である。
径大頭部25bの外面とを面一状におさめることにより
、他物が径大頭部25bに引っ掛かるようなことがなく
て有利である。
【0015】
【実施例】図示例では、8mmビデオのテープカートリ
ッジを対象としているが、その他のテープカートリッジ
にも同様に適用できる。図1において、この収納ケース
は8mmビデオのテープカートリッジ1が出し入れされ
る有底角筒状の身2とこれに抜き差しされる有底角筒状
の蓋3とからなる。
ッジを対象としているが、その他のテープカートリッジ
にも同様に適用できる。図1において、この収納ケース
は8mmビデオのテープカートリッジ1が出し入れされ
る有底角筒状の身2とこれに抜き差しされる有底角筒状
の蓋3とからなる。
【0016】身2はプラスチック成形品で、四角形の前
後壁4・5、左右壁6・7、および底壁9の五面体から
なる上方開放状の有底角筒部10の上端側に、テープカ
ートリッジ1が出し入れされる口部11を形成している
。前後壁4・5の口部側の各端縁の左右方向中央部にそ
れぞれ、テープカートリッジ1の上下面の一部のみを露
出させることのできる切欠部12を形成し、その切欠部
12に露出するテープカートリッジ1の一部を手でつま
んで取り出し易くしている。
後壁4・5、左右壁6・7、および底壁9の五面体から
なる上方開放状の有底角筒部10の上端側に、テープカ
ートリッジ1が出し入れされる口部11を形成している
。前後壁4・5の口部側の各端縁の左右方向中央部にそ
れぞれ、テープカートリッジ1の上下面の一部のみを露
出させることのできる切欠部12を形成し、その切欠部
12に露出するテープカートリッジ1の一部を手でつま
んで取り出し易くしている。
【0017】図3において、身2は口部11の外面を有
底角筒部10の外側寸法よりもほぼ蓋3の板厚寸法分だ
け肉ぬすみ状に細く形成することにより、身2の口部1
1の外面と有底角筒部10の外面との境界に段部13を
形成し、閉蓋状態で蓋3の開口端がその段部13に突き
当たるとともに、蓋3の外面と身2の有底角筒部10の
外面とがほぼ面一状になるようにしている。
底角筒部10の外側寸法よりもほぼ蓋3の板厚寸法分だ
け肉ぬすみ状に細く形成することにより、身2の口部1
1の外面と有底角筒部10の外面との境界に段部13を
形成し、閉蓋状態で蓋3の開口端がその段部13に突き
当たるとともに、蓋3の外面と身2の有底角筒部10の
外面とがほぼ面一状になるようにしている。
【0018】身2の口部11の外面上の段部13側端に
は凹溝14をその全周にわたって形成し、この凹溝14
にシリコーンゴム等からなる断面角型でリング状のパッ
キングPを嵌合している。
は凹溝14をその全周にわたって形成し、この凹溝14
にシリコーンゴム等からなる断面角型でリング状のパッ
キングPを嵌合している。
【0019】図2および図5に示すように、身2の左右
壁6・7の各外面の口部寄り側端には、各壁6・7から
一体に突設した軸部25aと、軸部25aの先端につけ
た軸径よりも径大の頭部25bとからなる頭付き係合軸
25を備えている。
壁6・7の各外面の口部寄り側端には、各壁6・7から
一体に突設した軸部25aと、軸部25aの先端につけ
た軸径よりも径大の頭部25bとからなる頭付き係合軸
25を備えている。
【0020】図1および図2において、蓋3もプラスチ
ック成形品で、四角形の前後壁16・17、左右壁19
・20、および上壁21の五面体からなる下方開放状の
有底角筒部22と、左右壁19・20を前後壁16・1
7の各下端縁16a・17aよりも更に下方へ長く一体
に延出形成してなる弾性変形可能なスライド腕23・2
4とを有し、該スライド腕23・24にはスライド溝1
5を上下方向に所定長さに開口している。図4および図
5に示すように、そのスライド溝15は断面T形に形成
されて頭付き係合軸25の軸部25aが貫通する狭幅溝
部15aと径大頭部25bが抜止め状に係合する広幅溝
部15bとからなる。狭幅溝部15aの一部(図示例で
は上端)に、頭付き係合軸25の径大頭部25bを挿通
できる径の切欠部15cを形成している。
ック成形品で、四角形の前後壁16・17、左右壁19
・20、および上壁21の五面体からなる下方開放状の
有底角筒部22と、左右壁19・20を前後壁16・1
7の各下端縁16a・17aよりも更に下方へ長く一体
に延出形成してなる弾性変形可能なスライド腕23・2
4とを有し、該スライド腕23・24にはスライド溝1
5を上下方向に所定長さに開口している。図4および図
5に示すように、そのスライド溝15は断面T形に形成
されて頭付き係合軸25の軸部25aが貫通する狭幅溝
部15aと径大頭部25bが抜止め状に係合する広幅溝
部15bとからなる。狭幅溝部15aの一部(図示例で
は上端)に、頭付き係合軸25の径大頭部25bを挿通
できる径の切欠部15cを形成している。
【0021】図2および図3において、蓋3の後壁17
の下端縁17aと、左右のスライド腕23・24の各後
端とが交わる各コーナには補強壁26をつけてスライド
腕23・24が外側方へたわみ変形することのないよう
補強している。この補強壁26に対応して身2の後壁5
の外面に補強壁26の形状および板厚に合わせた凹部2
7を設けている。補強壁26はこれの内面側を後壁17
の内面側よりも肉ぬすみ状に薄く形成することにより、
蓋3の開閉に際しその補強壁26の内面側がパッキング
Pと摺接することなく、それだけ蓋3を抜き差し易いよ
うにしている。
の下端縁17aと、左右のスライド腕23・24の各後
端とが交わる各コーナには補強壁26をつけてスライド
腕23・24が外側方へたわみ変形することのないよう
補強している。この補強壁26に対応して身2の後壁5
の外面に補強壁26の形状および板厚に合わせた凹部2
7を設けている。補強壁26はこれの内面側を後壁17
の内面側よりも肉ぬすみ状に薄く形成することにより、
蓋3の開閉に際しその補強壁26の内面側がパッキング
Pと摺接することなく、それだけ蓋3を抜き差し易いよ
うにしている。
【0022】身2と蓋3とは、蓋3側のスライド腕23
・24を身2の左右壁6・7の両外面に嵌め込むととも
に、スライド溝15の切欠部15cから頭付き係合軸2
5の径大頭部25bを入れて狭幅溝部15aに軸部25
aをスライド自在にかつ抜け止め状に係合させることに
より、一体的に連結される。
・24を身2の左右壁6・7の両外面に嵌め込むととも
に、スライド溝15の切欠部15cから頭付き係合軸2
5の径大頭部25bを入れて狭幅溝部15aに軸部25
aをスライド自在にかつ抜け止め状に係合させることに
より、一体的に連結される。
【0023】図3に実線状態で示すように、蓋3は、頭
付き係合軸25がスライド溝15の上端位置に達するま
で身2の口部11の外面上に差し込むと、蓋3の開口端
を段部13に突き当てるとともに、蓋3の有底筒部22
の内面でパッキングPを圧縮状に押圧するため、蓋3の
内面と身2の口部11の内面との合わせ面間を気密、液
密状にシールすることができ、塵埃や水が口部11に浸
入するのを防止できる。
付き係合軸25がスライド溝15の上端位置に達するま
で身2の口部11の外面上に差し込むと、蓋3の開口端
を段部13に突き当てるとともに、蓋3の有底筒部22
の内面でパッキングPを圧縮状に押圧するため、蓋3の
内面と身2の口部11の内面との合わせ面間を気密、液
密状にシールすることができ、塵埃や水が口部11に浸
入するのを防止できる。
【0024】この閉じ状態から蓋3は上方(図3中、矢
印A方向)へ抜き出すと、その蓋3の内面によるパッキ
ングPへの押圧作用を解除し、スライド溝15は頭付き
係合軸25の案内下で上方へスライドする。蓋3は、頭
付き係合軸25がスライド溝15の下端位置に達したと
ころで、頭付き係合軸25を中心にして補強壁26の存
在する側、すなわち後方(図3中、矢印B方向)へ開き
回動させることにより、身2の口部11の上方を完全に
開放することができる。この状態下でテープカートリッ
ジ1を身2の口部11に自由に出し入れすることができ
る。
印A方向)へ抜き出すと、その蓋3の内面によるパッキ
ングPへの押圧作用を解除し、スライド溝15は頭付き
係合軸25の案内下で上方へスライドする。蓋3は、頭
付き係合軸25がスライド溝15の下端位置に達したと
ころで、頭付き係合軸25を中心にして補強壁26の存
在する側、すなわち後方(図3中、矢印B方向)へ開き
回動させることにより、身2の口部11の上方を完全に
開放することができる。この状態下でテープカートリッ
ジ1を身2の口部11に自由に出し入れすることができ
る。
【0025】このように蓋3側のスライド腕23・24
のスライド溝15に身2側の頭付き係合軸25をスライ
ド自在にかつ抜け止め状に係合させるといった、一体的
な連結構造を採ることにより、蓋3のスライドストロー
クは、テープカートリッジ1の出し入れを容易にするた
めに、蓋3の有底角筒部22を口部11に抜き差しする
に十分な長さに設定可能で、しかも身2と蓋3の外れを
防止できる。とくに、上記のようにパッキングPを入れ
てある場合は強い力で蓋3を引き抜くことになるが、こ
のときの強い引抜き力で頭付き係合軸25がスライド溝
15から勢い余って外れ出てスライド腕23・24が外
側にたわんで外れやすい傾向が大であるが、こうしたと
きもスライド溝15と頭付き係合軸25との抜け止め係
合作用により、蓋3側のスライド腕23・24が身2の
左右壁6・7から外側方向に抜け外れるようなことが無
くなる。
のスライド溝15に身2側の頭付き係合軸25をスライ
ド自在にかつ抜け止め状に係合させるといった、一体的
な連結構造を採ることにより、蓋3のスライドストロー
クは、テープカートリッジ1の出し入れを容易にするた
めに、蓋3の有底角筒部22を口部11に抜き差しする
に十分な長さに設定可能で、しかも身2と蓋3の外れを
防止できる。とくに、上記のようにパッキングPを入れ
てある場合は強い力で蓋3を引き抜くことになるが、こ
のときの強い引抜き力で頭付き係合軸25がスライド溝
15から勢い余って外れ出てスライド腕23・24が外
側にたわんで外れやすい傾向が大であるが、こうしたと
きもスライド溝15と頭付き係合軸25との抜け止め係
合作用により、蓋3側のスライド腕23・24が身2の
左右壁6・7から外側方向に抜け外れるようなことが無
くなる。
【0026】図6に示すように、上記切欠部15cはス
ライド溝15の狭幅溝部15aの上端と下端の中間位置
に設けることもできる。
ライド溝15の狭幅溝部15aの上端と下端の中間位置
に設けることもできる。
【0027】スライド溝15において、切欠部15cを
設けておけば上記のように頭付き係合軸25の組み付け
上有利となるが、その切欠部15cは必ずしも要しない
。切欠部15cを設けない場合は径大頭部25bを狭幅
溝部15aにそれらの弾性を利用して無理な力で嵌め込
む。
設けておけば上記のように頭付き係合軸25の組み付け
上有利となるが、その切欠部15cは必ずしも要しない
。切欠部15cを設けない場合は径大頭部25bを狭幅
溝部15aにそれらの弾性を利用して無理な力で嵌め込
む。
【0028】またスライド溝15は広幅溝部15bをも
つ断面T形に形成するものに限られず、狭幅溝部15a
のみで構成することもでき、この場合は頭付き係合軸2
5の径大頭部25bを左右壁6・7の外面上に摺動自在
に突出することになる。
つ断面T形に形成するものに限られず、狭幅溝部15a
のみで構成することもでき、この場合は頭付き係合軸2
5の径大頭部25bを左右壁6・7の外面上に摺動自在
に突出することになる。
【0029】上記パッキングPは必ずしも必要とするも
のではなく、蓋3はゴム状弾性に優れるプラスチック材
料で成形することにより、口部11の外面に対し圧入嵌
合するものであってもよい。
のではなく、蓋3はゴム状弾性に優れるプラスチック材
料で成形することにより、口部11の外面に対し圧入嵌
合するものであってもよい。
【図1】開蓋状態で示す斜視図である。
【図2】身と蓋を分離状態で示す背面図である。
【図3】開閉作動状態を示す断面図である。
【図4】蓋を抜き出した状態で示す側面図である。
【図5】図4におけるV−V線拡大断面図である。
【図6】他の実施例を示す側面図である。
【図7】従来例の収納ケースを開蓋状態で示す断面図で
ある。
ある。
1 テープカートリッジ
2 身
3 蓋
6・7 身の左右壁
11 口部
15 スライド溝
15a 狭幅溝部
15b 広幅溝部
22 蓋の有底筒部
23・24 スライド腕
25 頭付き係合軸
25a 軸部
25b 径大頭部
Claims (3)
- 【請求項1】 テープカートリッジ1が出し入れされ
る口部11を有する有底角筒状の身2と、身2の口部1
1の外面に抜き差し自在に挿入して口部11を閉塞する
有底角筒状の蓋3とからなり、身2はこれの有底角筒部
10の左右壁6・7の各外面から突設した軸部25aと
、軸部25aの先端につけた径大頭部25bからなる頭
付き係合軸25を有しており、蓋3は、上記口部11を
閉塞する有底角筒部22と、有底角筒部22から延出形
成した左右一対のスライド腕23・24と、スライド腕
23・24にそれぞれ蓋抜差方向に開口したスライド溝
15とを有し、スライド溝15に頭付き係合軸25をス
ライド自在にかつ抜止め状に係合させていることを特徴
とするテープカートリッジの収納ケース。 - 【請求項2】 スライド溝15が、頭付き係合軸25
の軸部25aが貫通する狭幅溝部15aと、径大頭部2
5bが抜止め状に係合する広幅溝部15bとからなる断
面T形に形成されていることを特徴とする請求項1記載
のテープカートリッジの収納ケース。 - 【請求項3】 狭幅溝部15aの長手方向一部に、径
大頭部25bの挿通を許す切欠部15cを設けているこ
とを特徴とする請求項2記載のテープカートリッジの収
納ケース。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081939A JP2979266B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | テープカートリッジの収納ケース |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3081939A JP2979266B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | テープカートリッジの収納ケース |
Publications (2)
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---|---|
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JP2979266B2 JP2979266B2 (ja) | 1999-11-15 |
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ID=13760463
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3081939A Expired - Fee Related JP2979266B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | テープカートリッジの収納ケース |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979266B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003501316A (ja) * | 1999-06-03 | 2003-01-14 | ホルムス・トレーディング・アー・ベー | 液体製品用容器のための器具 |
JP2005245852A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 医療用投与器具 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3081939A patent/JP2979266B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4549079B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2010-09-22 | パナソニック株式会社 | 医療用投与器具 |
US8206351B2 (en) | 2004-03-05 | 2012-06-26 | Panasonic Corporation | Administration apparatus for medical use |
US9149582B2 (en) | 2004-03-05 | 2015-10-06 | Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. | Administration apparatus for medical use |
US10155086B2 (en) | 2004-03-05 | 2018-12-18 | Phc Holdings Corporation | Administration apparatus for medical use |
US11058817B2 (en) | 2004-03-05 | 2021-07-13 | Phc Holdings Corporation | Administration apparatus for medical use |
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