JPH04294746A - ロープ把手 - Google Patents

ロープ把手

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JPH04294746A
JPH04294746A JP6776091A JP6776091A JPH04294746A JP H04294746 A JPH04294746 A JP H04294746A JP 6776091 A JP6776091 A JP 6776091A JP 6776091 A JP6776091 A JP 6776091A JP H04294746 A JPH04294746 A JP H04294746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
rope
handle
polypropylene
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP6776091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiyuki Matsuura
公之 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUURA SANGYO KK
Original Assignee
MATSUURA SANGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MATSUURA SANGYO KK filed Critical MATSUURA SANGYO KK
Priority to JP6776091A priority Critical patent/JPH04294746A/ja
Publication of JPH04294746A publication Critical patent/JPH04294746A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bag Frames (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装用容器として上部
開口の紙袋、プラスチック袋、その他発泡スチロール製
のボックスなどで使用するロープ把手に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】有名デパートや小売店等では、サービス
と宣伝を兼ねて把手付きの紙袋やプラスチック袋が盛ん
に使用され、それぞれのデザインに工夫を凝らしている
ことは周知の事実である。現在一般に出回っている紙袋
の一例を図2に示すと、紙袋1は側部中折りタイプで、
上部が開口するものであるが、この紙袋1に紙製のロー
プ把手2を裏当紙3で紙袋1本体と挟み込むようにして
接着させて取付けている。また、他例として、図3に示
すように、紙袋1の上部が開口近くに貫通孔7を形成し
、ロープ把手2の端をこの貫通孔7を介して外側から差
し込み、中で結び目8を形成して取り付けている。
【0003】この紙製のロープ把手2は紙シートを撚っ
て紐を作成し、この紐を3本縒り合わせでロープとした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、紙製のロー
プ把手2を純白のものにするには、材料となる紙の漂白
精度を高める必要があるが、近年、環境保全の要請で塩
素の漂白剤の使用が制限され、黒ずんだ紙しかできなく
なってきていて、純白のロープ把手2は得難いものにな
ってきている。
【0005】これに対して合成樹脂製のフィルムによる
ロープを紙製のロープ把手2に代わるものとして使用す
ることも行われている。かかる合成樹脂製のフィルムに
よるロープ把手は、顔料で着色するものなので簡単かつ
確実に純白のものが得られ、しかも紙のように濡れた場
合に水分を吸収し、脆弱となることもない。また、ロー
プ把手として紐を3本縒り合わせでロープとしたもので
、形状も紙製のロープ把手2とほぼ同様のものとなる。 さらに、切断端面は熱で溶着することで、バラケのない
ものとなる。
【0006】しかし、合成樹脂製のフィルムによるロー
プ把手は紙製のものに比べて光沢があり過ぎて、紙袋1
本体との違和感を与え易い。従来、合成樹脂製のフィル
ムによるロープ把手は、艶消しの意味で炭酸カルシウム
が配合されるが、その割合はポリプロピレンに対して5
重量%程度である。これ以上炭酸カルシウムの配合比が
大きいと、炭酸カルシウムが空気中の水分を吸収して合
成樹脂製フィルムの成形が不可能となる。従って、合成
樹脂製のフィルムによるロープ把手の艶消しには限度が
あり、従来品では紙製のロープ把手2に近い合成樹脂製
のフィルムによるロープ把手は存在しなかった。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、極力紙製のものに近い感じの艶なし光沢の合成樹脂
製ロープ把手を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ポリプロピ
レンに対する炭酸カルシウムやタルクの配合割合を増や
すことで、従来、合成樹脂製のフィルムによるロープ把
手の有する光沢を減じ、紙製のものに近いものを得られ
ることを発見した。また、ポリプロピレンに対する炭酸
カルシウムやタルクの配合割合を増やすに際し、これら
を予め加熱乾燥させることで、合成樹脂製フィルムの成
形に支障を与えないようにすることで本発明を完成させ
たものである。
【0009】すなわち、本発明は、ポリプロピレンと、
炭酸カルシウム及び/または、タルクとを重量比で50
〜40:50〜60で配合し、これを加熱乾燥させたの
ち、ポリプロピレンに対して40重量%以上で混合した
のち、熱圧延伸成形したフィルムを、撚り合わせてなる
ことを要旨とするものである。
【0010】本発明のロープ把手は、例えば次のように
して製造される。図1に示すように、樹脂ペレットA、
樹脂ペレットB、および顔料の3種をミキサ4にかけて
混練し、さらにこのミキサ4から成形機5に投入して、
この成形機5で加熱延伸して10〜50ミクロン程度の
厚さに延伸フィルムを成形し、これを巻き取って原紙と
する。そして図示は省略するが、この原紙を撚り機にか
けて把手用のロープを得、適宜ロープを熱線で切断して
把手とする。
【0011】この場合、樹脂ペレットAはポリプロピレ
ンと、炭酸カルシウム及び/または、タルクとを重量比
で50〜40:50〜60で配合したものである。また
、この樹脂ペレットAはミキサ4にかける前に、乾燥機
6で熱風乾燥させる。樹脂ペレットBはポリプロピレン
でなり、この樹脂ペレットBに対し、樹脂ペレットAが
40重量%以上の割合になるように配分し、かつこれら
に対し3重量%程度の顔料を加えてミキサ4で混練する
【0012】
【発明の効果】本発明のロープ把手は熱圧延伸成形した
合成樹脂製フィルムを撚り合わせてなるロープ把手とし
て、ポリプロピレンに対する炭酸カルシウムやタルクの
配合割合を増すことにより、従来品よりも艶の少ないも
のとなり、紙製のロープ把手に近づけることができる。 その結果、紙袋に使用しても本体の紙袋と違和感のない
把手となる。
【0013】また、熱圧延伸成形したフィルムは撚り機
にかける前に自然冷却させるが、本発明は炭酸カルシウ
ムやタルクの配合割合を増したので、この冷却の際にフ
ィルムの縮みの発生が従来よりすくなく、ロープとした
場合にボリーム感の少ないより紙製に近いものとなる。 なお、使用法は前記紙製のロープ把手と同じであり、図
2に示すように、裏当紙3で紙袋1本体と挟み込むよう
にして接着させて取付けたり、図3に示すように、紙袋
1の上部が開口近くに貫通孔7を形成し、ロープ把手2
の端をこの貫通孔7を介して外側から差し込み、中で結
び目8を形成して取付けたりすることができる。
【0014】
【実施例】以下、実施例について説明する。
【0015】(1)実施例1 ポリプロピレンと、炭酸カルシウムを重量比で50:5
0で配合した樹脂ペレットAと、ポリプロピレン100
 %の樹脂ペレットBと、顔料を混合してミキサ4にか
けるが、樹脂ペレットAと樹脂ペレットBは樹脂ペレッ
トBに対し、樹脂ペレットAが40重量%とする。また
、ミキサ4にかけるまえに樹脂ペレットAは乾燥機6に
より100 °Cで、1時間熱風乾燥させた。なお、顔
料はポリエチレン系のもので、大日本インキ化学工業(
株)の商品名(マスターバッチ)を樹脂ペレットAと樹
脂ペレットBに対し3重量%混合した。ミキサ4で混練
したものを成形機5に投入して加熱延伸して原糸として
のフィルムを成形し、この原糸を撚り機にかけて把手用
のロープを成形した。
【0016】(2)実施例2 ポリプロピレンと、炭酸カルシウムを重量比で40:6
0で配合した樹脂ペレットAと、ポリプロピレン100
 %の樹脂ペレットBと、顔料を混合してミキサ4にか
けるが、樹脂ペレットAと樹脂ペレットBは樹脂ペレッ
トBに対し、樹脂ペレットAが50重量%とする。また
、ミキサ4にかけるまえに樹脂ペレットAは乾燥機6に
より80°Cで、2時間熱風乾燥させた。顔料はポリエ
チレン系のもので、大日本インキ化学工業(株)の商品
名(マスターバッチ)を樹脂ペレットAと樹脂ペレット
Bに対し3重量%混合した。ミキサ4で混練したものを
成形機5に投入して加熱延伸して原糸としてのフィルム
を成形し、この原糸を撚り機にかけて把手用のロープを
成形した。
【0017】(3)比較例1 ポリプロピレンと、炭酸カルシウムを重量比で50:5
0で配合した樹脂ペレットAと、ポリプロピレン100
 %の樹脂ペレットBと、顔料を混合してミキサ4にか
けるが、樹脂ペレットAと樹脂ペレットBは樹脂ペレッ
トBに対し、樹脂ペレットAが10重量%とする。顔料
はポリエチレン系のもので、大日本インキ化学工業(株
)の商品名(マスターバッチ)を樹脂ペレットAと樹脂
ペレットBに対し3重量%混合した。ミキサ3で混練し
たものを成形機4に投入して加熱延伸して原糸としての
フィルムを成形し、この原糸を撚り機にかけて把手用の
ロープを成形した。
【0018】(4)比較例2 ポリプロピレンと、炭酸カルシウムを重量比で20:8
0で配合した樹脂ペレットAと、ポリプロピレン100
 %の樹脂ペレットBと、顔料を混合してミキサ3にか
けるが、樹脂ペレットAと樹脂ペレットBは樹脂ペレッ
トBに対し、樹脂ペレットAが40重量%とする。顔料
はポリエチレン系のもので、大日本インキ化学工業(株
)の商品名(マスターバッチ)を樹脂ペレットAと樹脂
ペレットBに対し3重量%混合した。ミキサ3で混練し
たものを成形機4に投入して加熱延伸して原糸としての
フィルムを成形し、この原糸を撚り機にかけて把手用の
ロープを成形した。
【0019】実施例1、実施例2、比較例1、比較例2
の成形機4でのフィルム成形状態および完成品の肉眼に
よる光沢評価は以下の通りである。 実施例1:フィルム成形状態  良好、光沢評価  光
沢少なく紙製に近い。 実施例2:フィルム成形状態  良好、光沢評価  光
沢少なく紙製に近い。 比較例1:フィルム成形状態  良好、光沢評価  光
沢多く紙製とは異なる。 比較例2:フィルム成形不可        光沢評価
  製品がないので評価不能。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロープ把手の製造過程を示す説明図で
ある。
【図2】紙袋の紙製ロープ把手の一例を示す斜視図であ
る。
【図3】紙袋の紙製ロープ把手の他例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…紙袋                     
   2…紙製のロープ把手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリプロピレンと、炭酸カルシウム及
    び/または、タルクとを重量比で50〜40:50〜6
    0で配合し、これを加熱乾燥させたのち、ポリプロピレ
    ンに対して40重量%以上で混練したのち、熱圧延伸成
    形したフィルムを、撚り合わせてなることを特徴とする
    ロープ把手。
JP6776091A 1991-03-08 1991-03-08 ロープ把手 Pending JPH04294746A (ja)

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