JPH04294416A - ディスプレイに表示された対象の1つを選択する方法 - Google Patents

ディスプレイに表示された対象の1つを選択する方法

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JPH04294416A
JPH04294416A JP3325862A JP32586291A JPH04294416A JP H04294416 A JPH04294416 A JP H04294416A JP 3325862 A JP3325862 A JP 3325862A JP 32586291 A JP32586291 A JP 32586291A JP H04294416 A JPH04294416 A JP H04294416A
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image
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mouse
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JP3325862A
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English (en)
Inventor
S Lippolis Craig
クレイグ エス リッポリス
K Anderson Karen
カレン ケイ アンダーソン
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Original Assignee
Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイに表示さ
れた複数の対象のうちの1つを選択する方法、より詳細
にはタッチ画面ディスプレイに表示された選択イメージ
とマウスイメージを使用して、タッチ画面ディスプレイ
に表示された複数の対象のうちの1つを選択する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムや写真複写
システムなど、視覚ディスプレイを備えたシステムのオ
ペレータが、ディスプレイに表示された複数の対象たと
えばテキスト、アイコン、メニューなどの対象の1つを
選択することができるように、いろいろな選択装置が使
用されてきた。これらの選択装置には、キーボード、マ
ウス、ジョイスティック、およびグラフィックスタイラ
ス/タブレットが含まれ、一般に、キーボードのキーを
打つ、表面に沿ってマウスを転がす、ジョイスティック
を動かす、またはグラフィックスタイラス/タブレット
で機能を選択するなどのオペレータの操作を、ディスプ
レイに表示されたカーソルまたは矢印の動きに変換する
機械式装置または光学式装置である。オペレータは、カ
ーソルまたは矢印が選択対象と一致するように選択装置
を動かすだけで、ディスプレイ上の対象を選択すること
ができる。
【0003】多くの選択装置には、その選択装置が使用
されているシステムによって選択される対象に対応つけ
られたさまざなな操作または機能の実行を開始させる1
個またはそれ以上の機械的スイッチまたはボタンが設け
られている。したがって、オペレータは1つの対象を選
択し、次に1個またはそれ以上のスイッチまたはボタン
を押すことにより、システムによる複数の操作の実行を
開始させることができる。
【0004】しかし、前述の選択装置の第1の欠点は、
選択装置がディスプレイ外部の機械式ハードウェアであ
るため、ディスプレイの寸法の外側に作業領域が必要な
ことである。そのため、作業領域に余裕のない環境にお
いて、そのような選択装置を使用することは望ましくな
いか、あるいは実行できないことが多い。
【0005】また、コンピュータシステム、写真複写シ
ステムなど、視覚ディスプレイを備えたシステムのオペ
レータが、ディスプレイに表示された複数の対象のうち
の1つを選択することができるように、前述の選択装置
のほかに、タッチ画面ディスプレイが使用されてきた。 タッチ画面ディスプレイには、薄膜型タッチ画面ディス
プレイとビーム型タッチ画面ディスプレイの2種類があ
る。
【0006】薄膜型タッチ画面ディスプレイは、一般に
、ディスプレイの表面に電気回路の配列を構成する比較
的薄い透明薄膜が形成されたカラーまたは白黒のCRT
ディスプレイである。電気回路は、通例、ポインタたと
えばオペレータの指が触れると、電気信号を発生する電
気容量回路である。他方、ビーム型タッチ画面ディスプ
レイは、一般に、発光ダイオードが放射する光ビームが
ディスプレイ表面を横切って格子パターンを形成するよ
うに、ディスプレイの周辺に複数の赤外線発光ダイオー
ドおよび対応する光検出器が配置されたカラーまたは白
黒のCRTディスプレイである。ポインタがディスプレ
イの表面の近くに来て、一本またはそれ以上の光ビーム
が遮られると、それに対応する電気信号が発生する。
【0007】薄膜型タッチ画面ディスプレイまたはビー
ム型タッチ画面ディスプレイが発生した電気信号を解析
することにより、ポインタがディスプレイ表面のどこに
触れたかを決定することができる。さらに、発生した電
気信号の変化を解析することにより、ディスプレイ表面
を横切るポインタの動きを検出することができる。
【0008】薄膜型タッチ画面ディスプレイおよびビー
ム型タッチ画面ディスプレイにおいては、タッチ画面デ
ィスプレイ上の電気回路または交差する光ビームに対応
する場所に対象を表示しなければならない。その結果、
対象の数は、電気回路の数または発光ダイオードの数で
決まる。
【0009】したがって、従来の薄膜型タッチ画面ディ
スプレイおよびビーム形タッチ画面ディスプレイの第1
の欠点は、多数の対象を表示するには、電気回路の数ま
たは発光ダイオードの数を多くしなければならないこと
である。さらに、タッチ画面ディスプレイの寸法が一定
であると仮定すると、当然に、多数の電気回路または発
光ダイオードがタッチ画面ディスプレイにうまくはまる
ように、電気回路の寸法を小さくするか、発光ダイオー
ド間の間隔を狭くする必要がある。しかし、都合が悪い
ことに、そのようにして得られたタッチ画面ディスプレ
イは使いにくく、特にポインタがオペレータの指または
同程度の大きさのプローブである場合には使用できない
こともある。
【0010】したがって、オペレータが容易にかつ明白
に対象を選択するには、電気回路または発光ダイオード
間の間隔をオペレータの指より十分に大きくしなければ
ならないが、表示可能な対象の数が制限される。したが
って、従来のタッチ画面ディスプレイを、タッチ画面デ
ィスプレイの大きさを増さずに、多数の対象を表示する
ことが望ましいアプリケーションに使用することは制限
される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、本発
明の第1の目的は、タッチ画面ディスプレイの寸法の外
側に作業領域を必要としない、ディスプレイに表示され
た複数の対象のうちの1つを選択する方法を提供するこ
とである。
【0012】本発明の第2の目的は、タッチ画面ディス
プレイに表示された複数の対象のうちの1つを容易にか
つ明白に選択する方法を提供することである。
【0013】本発明の第3の目的は、タッチ画面ディス
プレイの大きさを増さずに、ディスプレイ上で行うこと
ができる選択の数を増すことである。
【0014】本発明の上記以外の目的と利点は、以下の
説明の中でも述べるが、説明から明白なものもあり、ま
た発明の実施からも学ぶことができるであろう。本発明
の目的と利点は、特許請求の範囲に詳しく記載した手段
とそれらの組合せによって達成し、また得ることができ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、第1の態様として、タッチ画面ディスプ
レイに表示された複数の対象のうちの1つを選択する装
置を提供する。本選択装置は、タッチ画面ディスプレイ
上の初期マウスイメージ位置にマウスイメージを表示す
る手段、マウスイメージの点に対し一定の位置関係を有
するタッチ画面ディスプレイ上の位置に選択イメージを
表示する手段、マウスイメージの領域の近くでポインタ
の存在を検出する手段、タッチ画面ディスプレイを横切
るポインタの以後の動きを検出する手段、ポインタの動
きに従ってタッチ画面ディスプレイ上でマウスイメージ
を動かす手段、マウスイメージの動きに応じて、マウス
イメージの点に対し一定の位置関係を維持するように選
択イメージを動かす手段、タッチ画面ディスプレイ上の
選択イメージの表示位置が対象の1つと一致しているか
どうかを判断する手段、および選択イメージの表示位置
が対象と一致したとき対象を選択する手段から成ってい
る。
【0016】本発明は、第2の態様として、タッチ画面
ディスプレイに表示された複数の対象のうちの1つを選
択する方法を提供する。本選択方法は、タッチ画面ディ
スプレイ上の初期マウスイメージ位置にマウスイメージ
を表示すること、マウスイメージの点に対し一定の位置
関係を有するタッチ画面ディスプレイ上の位置に選択イ
メージを表示すること、マウスイメージの領域の近くで
ポインタの存在を検出すること、タッチ画面ディスプレ
イを横切るポインタの以後の動きを検出すること、ポイ
ンタの動きに従ってタッチ画面ディスプレイ上でマウス
イメージを動かすこと、マウスイメージの動きに応じて
、マウスイメージの点に対し一定の位置関係を維持する
ように選択イメージを動かすこと、タッチ画面ディスプ
レイ上の選択イメージの表示位置が対象の1つと一致し
ているかどうかを判断すること、および、選択イメージ
の表示位置が対象と一致したとき対象を選択すること、
の諸ステップから成っている。
【0017】以上の一般的な説明と、以下の詳細な説明
は、特許請求の範囲に記載した発明を明らかにするため
のものであり、発明を限定するものではないことを理解
されるであろう。
【0018】添付図面は、実例によって発明の好ましい
実施例および方法を明らかにするが、上に述べた一般的
な説明と次に述べる詳細な説明は、発明の原理を説明す
る役目を果たす。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好ましい
実施例と方法について詳細に説明する。幾つかの図面を
通して、同様な部品または対応する部品は同じ参照番号
を付けて示してある。
【0020】図1に、本発明の原理を組み入れたシステ
ム6を示す。システム6は、タッチ画面ディスプレイ1
0、タッチ画面ディスプレイ10に表示された複数の対
象のうちの1つの対象を選択する装置8、およびホスト
システム装置20から成っている。選択装置8は、イメ
ージ発生回路12、タッチ検出回路14、イメージ位置
記憶回路16、および制御回路18で構成される。タッ
チ画面ディスプレイ10は、ビーム型タッチ画面ディス
プレイまたは薄膜型タッチ画面ディスプレイのどちらで
もよい。ホストシステム20は、コンピュータシステム
、写真複写機、あるいは視覚ディスプレイを使用する他
のどんな形式の装置でもよい。イメージ発生回路12、
タッチ検出回路14、イメージ位置記憶回路16および
制御回路18は、たとえば、任意の望ましい電子式装置
、および(または)機械式装置、および(または)以下
詳しく説明するそれぞれの機能を実行するソフトウェア
で構成することができる。
【0021】本発明に係る選択装置8は、タッチ画面デ
ィスプレイ上の初期マウスイメージ位置にマウスイメー
ジを表示する手段と、マウスイメージの点に対し一定の
位置関係を有するタッチ画面ディスプレイ上の位置に選
択イメージを表示する手段を備えている。
【0022】図1に示すように、タッチ画面ディスプレ
イ上の初期マウスイメージ位置にマウスイメージを表示
する手段と、マウスイメージの点に対し一定の位置関係
をもつタッチ画面ディスプレイ上の位置に選択イメージ
を表示する手段は、イメージ発生回路12を有する。
【0023】選択装置8は、さらに、マウスイメージの
領域の近くでポインタの存在を検出する手段と、タッチ
画面ディスプレイを横切るポインタの以後の動きを検出
する手段を備えている。
【0024】図1に示すように、マウスイメージの領域
の近くでポインタの存在を検出する手段と、タッチ画面
ディスプレイを横切るポインタのその後の動きを検出す
る手段は、タッチ検出回路14を有する。
【0025】選択装置8は、さらに、ポインタの動きに
応じてタッチ画面ディスプレイ上でマウスイメージを動
かす手段、マウスイメージの動きに応じてマウスイメー
ジの点に対し一定の位置関係を維持するように選択イメ
ージを動かす手段、タッチ画面ディスプレイ上の選択イ
メージの表示位置が対象の1つと一致するかどうかを判
断する手段、および選択イメージの表示位置が対象と一
致するとき対象を選択する手段を備えている。
【0026】図1に示すように、ポインタの動きに応じ
てタッチ画面ディスプレイ上のマウスイメージを動かす
手段、マウスイメージの動きに応じてマウスイメージの
点に対し一定の位置関係を維持するように選択イメージ
を動かす手段、タッチ画面ディスプレイ上の選択イメー
ジの表示位置が対象の1つと一致するかどうかを判断す
る手段、および選択イメージの表示位置が対象と一致す
るとき対象を選択する手段は、イメージ位置記憶回路1
6と制御回路18を有する。
【0027】
【作用】次に、図5及び図6に示した操作のフローチャ
ート90に従って、本発明の原理を組み入れた図1のシ
ステム6の作用を説明する。
【0028】ステップ100において、制御回路18は
ポインタがタッチ画面ディスプレイ10の近くに存在す
るかどうかを判断する。ポインタはオペレータの指また
は他の指示具たとえば鉛筆などでもよい。制御回路18
はタッチ検出回路14が発生した出力信号を解析するこ
とにより、タッチ画面ディスプレイ10の近くに存在す
るポインタを検出する。タッチ検出回路14はタッチ画
面ディスプレイ10が発生した電気信号を関知すると、
出力信号を発生する。タッチ画面ディスプレイ10がビ
ーム型タッチ画面ディスプレイの場合には、タッチ画面
ディスプレイ10は、その光ビームのどれかが遮られる
と、対応する電気信号を発生する。同様に、タッチ画面
ディスプレイ10が薄膜型タッチ画面ディスプレイの場
合には、タッチ画面ディスプレイ10は、その電気回路
のどれかにタッチされると、対応する電気信号を発生す
る。タッチ画面ディスプレイ10が発生した電気信号が
タッチ画面ディスプレイ10上の位置に対応しているこ
とは理解されるであろう。したがって、制御回路18は
タッチ検出回路14の出力信号を解析することにより、
ポインタが近くに存在するディスプレイ10上の位置を
決定する。
【0029】もし制御回路18がタッチ画面ディスプレ
イ10の近くに存在するポインタを検出すれば、制御は
ステップ106へ進む。もし検出しなければ、制御はス
テップ102へ進む。
【0030】ステップ102において、制御回路18は
、タッチ画面ディスプレイ10にイメージ発生回路12
によってマウスイメージと選択イメージ(後で詳細に説
明する)が現に表示されているかどうかを判断する。 イメージ位置記憶回路16は、マウスイメージおよび選
択イメージのそれぞれの表示位置と、タッチ画面ディス
プレイ10上の対象の表示位置を表すデータを記憶する
。制御回路18は、このデータにアクセスして、タッチ
画面ディスプレイ10にイメージ発生回路12によって
マウスイメージと選択イメージが現に表示されているか
否かを判断する。マウスイメージと選択イメージは、た
とえばステップ100より前の本発明の操作結果として
タッチ画面ディスプレイ10に表示することができる。
【0031】もしステップ102において、タッチ画面
ディスプレイ10にイメージ発生回路12によってマウ
スイメージと選択イメージ(後で詳細に説明する)が現
に表示されていないと、制御回路18が判断すれば、制
御はステップ100へ戻り、さもなければ、制御はステ
ップ104へ進む。
【0032】ステップ104において、制御回路18は
、イメージ発生回路12を制御して、タッチ画面ディス
プレイ10からマウスイメージと選択イメージを除去す
る。制御回路18は、さらに、上記イメージの除去を反
映させるため、イメージ位置記憶回路16に記憶されて
いるデータを更新する。ステップ104の終了後、制御
はステップ100へ戻る。
【0033】ステップ106において、制御回路18は
、イメージ発生回路12を制御して、タッチ画面ディス
プレイ10上の初期マウスイメージ位置にマウスイメー
ジを表示する。図2および図3に示すように、マウスイ
メージ36は、活動領域42と、ボタンイメージ38,
40とから成る。活動領域42は、本発明を操作すため
にタッチすべきマウスイメージ36の位置を指示する位
置マーカーの役目を果たす。ボタンイメージ38と40
は、単独または組み合わせて、ホストシステム20によ
って実行することができる操作に対応つけられている。 そのような操作の例として、タッチ画面ディスプレイ1
0から選択した対象を除去すること、選択した対象を強
調すること、選択した対象に対応するメニューを選択す
ること、等がある。マウスイメージ36には任意の数の
ボタンイメージを設けることができる(各ボタンイメー
ジは、単独または組み合わせて、ホストシステム20に
よって実行することができる操作に対応つけられている
)。初期マウスイメージ位置は、タッチ画面ディスプレ
イ10上のあらかじめ定めた任意の位置であってもよい
(その場合には、イメージ位置記憶回路16に記憶され
る)。しかし、初期マウスイメージ位置は、あらかじめ
定めずに、ステップ100においてタッチ検出回路14
で検出されたときポインタが近くに存在するタッチ画面
ディスプレイ10上の位置と一致していることが好まし
い。制御回路18がイメージ発生回路12を制御して、
マウスイメージをタッチ画面ディスプレイ10上の初期
マウスイメージ位置に表示すると、制御回路18は初期
マウスイメージ位置をデータとしてイメージ位置記憶回
路に格納し、制御はステップ108へ進む。
【0034】ステップ108において、制御回路18は
イメージ発生回路12を制御して、タッチ画面ディスプ
レイ10上の選択イメージを、マウスイメージ36の所
定の点に対し一定の位置関係を有するタッチ画面ディス
プレイ10上の位置に表示する。図2に示すように、選
択イメージ44(たとえば、照準用十字線でもよい)は
選択イメージ44の最下点がマウスイメージ36の上辺
と接するように、タッチ画面ディスプレイ10に表示さ
れる。上記の代わりに、選択イメージ44は、図3に示
すように、マウスイメージ36の上辺から所定の距離に
置かれた矢印であってもよい。選択イメージ44はタッ
チ画面ディスプレイ上の位置を明確に識別することがで
きる望ましい任意の形状にしてもよいことを理解された
い。また、選択イメージ44は、マウスイメージ36の
あらかじめ定めた任意の点に対し一定の位置関係を有す
るタッチ画面ディスプレイ10上の位置に表示すること
ができる。前に述べたように、初期マウスイメージ位置
は、ステップ106においてイメージ位置記憶回路16
に記憶される。制御回路18はこのデータにアクセスし
、イメージ発生回路12を制御して、前記の点に対し一
定の位置関係を有するタッチ画面ディスプレイ10上の
位置に選択イメージを表示させる。図4に示すように、
実例として、システム6は写真複写システム、ホストシ
ステム20は写真複写機、そしてタッチ画面ディスプレ
イ10はビーム型タッチ画面ディスプレイであると仮定
する。図示のように、図2に示したマウスイメージ36
と選択イメージ44は、複数の対象といっしょに、タッ
チ画面ディスプレイ10に表示される。また、各対象は
、ホストシステム20によって実行することができる操
作(すなわち、写真複写操作)と対応している。ステッ
プ108が終了すると、制御はステップ110へ進む。
【0035】ステップ110において、制御回路18は
ホストシステム20またはタッチ画面ディスプレイ10
によって回転指令が送られたかどうかを判断する。ここ
で、回転指令とは、イメージ発生回路12を制御して、
マウスイメージ36と選択イメージ44をマウスイメー
ジ36の一定の点のまわりに所望の位置へ回転させるよ
うに制御回路18に対し命令する、ホストシステム20
が発生する信号である。回転指令は、たとえば、オペレ
ータの動作たとえばホストシステム20のキーボード(
図示せず)に指令を打ち込むことによって生成される。 しかし、回転指令が、タッチ画面ディスプレイ10の所
定の位置へポインタが近接したのに応じて、タッチ画面
ディスプレイ10が発生した信号であってもよいことは
理解されるであろう。いずれの場合も、回転指令は、イ
メージ発生回路12を制御して選択イメージ44のみを
マウスイメージ36の一定点のまわりに所望の位置へ回
転させるように制御回路18に命令することが好ましい
。マウスイメージ36および選択イメージ44の向きを
上記のように制御することにより、オペレータは、タッ
チ画面ディスプレイ10の周辺の近くに表示された対象
の選択が容易である位置にイメージ36,44を置くこ
とができる。たとえば、図4において、もしマウスイメ
ージ36と選択イメージ44(あるいは、選択イメージ
44のみ)を回転させることができなければ、選択イメ
ージ44を″STARTPRINT ″と表示された対
象50に一致させるため、マウスイメージ36をタッチ
画面ディスプレイ10の境界を越えた所まで動かさなけ
ればならない。オペレータがマウスイメージ36と選択
イメージ44(あるいは、選択イメージ44のみ)をマ
ウスイメージ36の中心のまわりに、たとえば180°
だけ回転できるようにすれば、対象50の選択は非常に
容易になる。
【0036】もし制御回路18がホストシステム20か
ら回転指令を受け取れば、制御はステップ112へ進み
、さもなければ、制御はステップ114へ進む。
【0037】ステップ112において、制御回路18は
イメージ発生回路12を制御して、前に述べたように、
マウスイメージ36と選択イメージ44(あるいは、選
択イメージ44のみ)をマウスイメージ36の一定の点
のまわりに所望の位置へ回転させる。ステップ112が
終了すると、制御はステップ114へ進む。
【0038】ステップ114において、制御回路18は
タッチ検出回路14が発生した出力信号を解析し、イメ
ージ位置記憶回路16に格納された初期マウスイメージ
位置を表すデータと前記出力信号とを比較することによ
り、所定の時間内にマウスイメージ36の活動領域42
の近くにポインタが存在するかどうかを判断する。前記
所定の時間は、制御回路18の処理速度能力に応じて約
50〜500ミリ秒であることが好ましい。
【0039】もし所定の時間内にマウスイメージ36の
活動領域42の近くにボインタが存在すると、制御回路
18が判断すれば、制御はステップ116へ進み、さも
なければステップ100へ戻る。
【0040】ステップ116において、制御回路18は
タッチ検出回路14が発生した出力信号を解析すること
により、活動領域42の近くでボインタがタッチ画面デ
ィスプレイ10を横切って移動しているかどうかを判断
する。タッチ画面ディスプレイ10が発生した電気信号
は、ポインタがタッチ画面ディスプレイ10を横切って
動いているので、その動きに応じて変化する。このタッ
チ画面ディスプレイ10が発生した電気信号の変化は、
タッチ検出回路14によって検出され、タッチ検出回路
14が発生する出力信号に反映される。したがって、タ
ッチ検出回路14が発生した出力信号を解析することに
より、制御解18はタッチ画面ディスプレイ10を横切
るポインタの動きを検出することができる。
【0041】もし活動領域42の近くでポインタがタッ
チ画面ディスプレイ10を横切って移動していると制御
回路18が判断すれば、制御はステップ118へ進み、
さもなければ制御はステップ114へ戻る。
【0042】ステップ118において、制御回路18は
タッチ画面ディスプレイ10を横切るポインタの動きに
応じて新しいマウスイメージ位置を計算し、イメージ発
生回路12を制御して、タッチ画面ディスプレイ10上
の新しいマウスイメージ位置にマウスイメージ36を表
示させる。前に述べたように、イメージ位置記憶回路1
6は初期マウスイメージ位置を記憶している。このデー
タにアクセスし、ポインタの動きを表すタッチ検出回路
14からの出力信号を解析することにより、制御回路1
8は既知の図形アルゴリズムを使用してタッチ画面ディ
スプレイ10上の新しいマウスイメージ位置を計算する
。次に、制御回路18はこの新しいマウスイメージ位置
をイメージ位置記憶回路16に格納し、イメージ発生回
路12を制御して、タッチ画面ディスプレイ10上の新
しいマウスイメージ位置にマウスイメージ36を表示さ
せる。ステップ118の終了後、制御はステップ120
へ進む。
【0043】ステップ120において、制御回路18は
、選択イメージ44とマウスイメージ36の所定の点と
が一定の位置関係が維持するように、新しい選択イメー
ジ位置を計算し、イメージ発生回路12を制御して、タ
ッチ画面ディスプレイ10上の新しい選択イメージ位置
に選択イメージ44を表示させる。前に述べたように、
イメージ位置記憶回路16は新しいマウスイメージ位置
を記憶している。このデータにアクセスすることにより
、制御回路18は既知のアルゴリズムを使用して一定の
位置関係を維持するように新しい選択イメージ位置を計
算する。次に、制御回路18はイメージ位置記憶回路1
6に新しい選択イメージ位置を格納し、イメージ発生回
路12を制御して、タッチ画面ディスプレイ10上の新
しい選択イメージ位置に選択イメージ44を表示させる
。ステップ120の終了後、制御はステップ122へ進
む。
【0044】ステップ122において、制御回路18は
、所定の時間内に活動領域42の近くでポインタがタッ
チ画面ディスプレイ10を横切って移動しているかどう
かを判断する。このステップの目的は、ポインタがタッ
チ画面ディスプレイ10を横切って移動しているとき、
ステップ126(あとで詳細に説明する)に従って対象
を選択することを防止することにある。前記所定の時間
は、約0.5 〜1秒である。
【0045】もし所定の時間内に活動領域42の近くで
ポインタがタッチ画面ディスプレイ10を横切って移動
していると、制御回路18が判断すれば、制御はステッ
プ118へ戻り、さもなければ制御はステップ124へ
進む。
【0046】ステップ124において、制御回路18は
タッチ画面ディスプレイ10上の選択イメージ44の表
示位置(すなわち、新しい選択イメージ位置)がタッチ
画面ディスプレイ10に表示された対象の位置と一致す
るかどうかを判断する。前に述べたように、イメージ位
置記憶回路16は、タッチ画面ディスプレイ10上の対
象の表示位置のほかに、新しい選択イメージ位置を記憶
している。制御回路18はこのデータにアクセスし、新
しい選択イメージ位置と各対象の表示位置とを比較して
、新しい選択イメージ位置と対象の1つの表示位置が一
致しているかどうかを判断する。たとえば、選択イメー
ジ44が照準用十字線(図2参照)である場合には、照
準用十字線の交差する線の表示位置が対象の1つの表示
位置と一致するはずであり、制御はステップ126へ進
む。同様に、選択イメージ44が矢印(図3参照)であ
る場合には、矢印の先端が対象の1つの表示位置と一致
するはずであり、制御はステップ126へ進む。
【0047】もし新しい選択イメージ位置が対象の表示
位置と一致しないと、制御回路18が判断すれば、制御
はステップ114へ戻り、さもなければ制御はステップ
126へ進む。
【0048】ステップ126において、制御回路18は
新しい選択イメージ位置と一致した表示位置を有する対
象を選択する。制御回路18はイメージ発生回路12を
制御し、たとえば対象を強調または拡大して表示するこ
とによって対象を選択する。これにより、オペレータが
その対象をタッチ画面ディスプレイ上の他の対象から区
別することができるので、オペレータはその対象が選択
されたことを知ることができる。ステップ126が終了
すると、制御はステップ128へ進む。
【0049】ステップ128において、制御回路18は
、所定の時間内にマウスイメージ36の活動領域42の
近くでポインタがタッチ画面ディスプレイ10を横切っ
て移動しているかどうかを判断する。このステップは、
ステップ122と同じやり方で実行することが好ましい
。このステップ128の目的は、ポインタが活動領域4
2の近くでタッチ画面ディスプレイ10を横切って移動
したため選択イメージ44の位置がステップ126で選
択された対象の位置と一致しない場合に、ステップ13
0(次に説明する)に従ってホストシステムによって実
行される操作が開始されるのを防止することにある。前
記所定の時間は約  秒であることが好ましい。
【0050】もし所定の時間内に活動領域42の近くで
ポインタがタッチ画面ディスプレイ10を横切って移動
していると、制御回路18が判断すれば、制御はステッ
プ118へ戻り、さもなければ制御はステップ130へ
進む。
【0051】ステップ130において、制御回路18は
タッチ検出回路14が発生した出力信号を解析し、新し
いマウスイメージ位置を表すイメージ位置記憶回路16
に記憶されたデータと前記出力信号とを比較することに
より、ポインタがボタンイメージ38および(または)
ボタンイメージ40の近くにあるかどうかを判断する。 もしポインタが同時にボタンイメージ38とボタンイメ
ージ40の近くに存在すれば、2個のポインタが必要に
なることは理解されるであろう。そのような場合には、
制御回路18は第1のポインタがボタンイメージ38の
近くにあるかどうか、そして第2のポインタがボタンイ
メージ40の近くにあるかどうかを判断する。
【0052】もし所定の時間内にポインタがマウスイメ
ージ36のボタンイメージ38および(または)ボタン
イメージ40の近くにあると、制御回路18が判断すれ
ば、制御はステップ132へ進み、さもなければ制御は
ステップ100へ戻る。
【0053】ステップ132において、ホストシステム
20は制御回路18が発生した信号に従って、ボタンイ
メージ38および(または)ボタンイメージ40に対応
する操作を実行する。制御回路18は、ステップ130
に従ってポインタがボタンイメージ38および(または
)ボタンイメージ40の近くにあることを表す信号を発
生してホストシステム20へ送る。制御回路18からの
信号を受け取ると、ホストシステム20はボタンイメー
ジ38,40に対応する操作を実行する。たとえば、図
4に示した実例において、ステップ126に従って対象
50が選択され、ステップ130に従って制御回路18
がボタンイメージ38の近くにポインタが存在すること
を検出すると、制御回路18は適当な信号をホストシス
テム20へ送る。その信号を受け取ったホストシステム
(すなわち、写真複写機)20は印刷操作を実行する。 ステップ132が終了すると、制御はステップ114へ
進む。
【0054】
【発明の効果】オペレータは、選択イメージ44が対象
と一致するようにマウスイメージ36を動かすだけでタ
ッチ画面ディスプレイに表示された複数の対象のうちの
1つを選択することができるので、ポインタの大きさに
関係なく、文章の1個の文字のような小さい対象でも容
易かつ明白に選択することができる。さらに、マウスイ
メージ36と選択イメージ44はタッチ画面ディスプレ
イ10の外部に機械部品を必要としないので、タッチ画
面ディスプレイ10の寸法の外側に特別な作業領域は不
要である。
【0055】この分野の専門家は、明細書を考察し、本
発明を実施することにより、記載した以外の実施例を考
えつくことであろう。発明の広義の範囲は、ここに図示
し、説明した特定の細部構造、典型的な装置、および説
明のための実例に限定されない。したがって、特許請求
の範囲およびそれらの均等物で定義される一般的発明概
念の範囲の中で、記載した特定の細部構造、等を変更す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例による図1のタッチ画面
ディスプレイに表示されたマウスイメージを示す平面図
である。
【図3】本発明の第2の実施例による図1のタッチ画面
ディスプレイに表示されたマウスイメージを示す平面図
である。
【図4】図1のタッチ画面ディスプレイに表示された図
2のマウスイメージと、いろいろな対象を示す平面図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施例の操作フローチャートの
前半部分である。
【図6】本発明の第1の実施例の操作フローチャートの
後半部分である。
【符号の説明】
6  本発明の選択装置を組み入れたシステム8  本
発明に係る選択装置 10  タッチ画面ディスプレイ 12  イメージ発生回路 14  タッチ検出回路 16  イメージ位置記憶回路 18  制御回路 20  ホストシステム 36  マウスイメージ 38,40  ボタンイメージ 42  活動領域 44  選択イメージ 50  選択対象

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タッチ画面ディスプレイに表示された
    複数の対象のうちの1つを選択する方法であって、タッ
    チ画面ディスプレイ上の初期マウスイメージ位置にマウ
    スイメージを表示すること、マウスイメージの点に対し
    一定の位置関係を有するタッチ画面ディスプレイ上の位
    置に選択イメージを表示すること、マウスイメージの領
    域の近くでポインタの存在を検出すること、タッチ画面
    ディスプレイを横切るポインタの以後の動きを検出する
    こと、ポインタの動きに従ってタッチ画面ディスプレイ
    上でマウスイメージを動かすこと、マウスイメージの動
    きに応じて、マウスイメージの点に対し一定の位置関係
    を維持するように選択イメージを動かすこと、タッチ画
    面ディスプレイ上の選択イメージの表示位置が対象の1
    つと一致しているかどうかを判断すること、および選択
    イメージの表示位置が対象と一致したとき、その対象を
    選択すること、の諸ステップから成ることを特徴とする
    方法。
JP3325862A 1990-12-19 1991-12-10 ディスプレイに表示された対象の1つを選択する方法 Withdrawn JPH04294416A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000073889A1 (fr) * 1999-05-26 2000-12-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Ordinateur a ecran tactile
JP2013117985A (ja) * 2006-05-12 2013-06-13 Microsoft Corp マルチタッチ利用、ジェスチャ及び実装

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