JPH04294146A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

Info

Publication number
JPH04294146A
JPH04294146A JP6029591A JP6029591A JPH04294146A JP H04294146 A JPH04294146 A JP H04294146A JP 6029591 A JP6029591 A JP 6029591A JP 6029591 A JP6029591 A JP 6029591A JP H04294146 A JPH04294146 A JP H04294146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
surface acoustic
acoustic wave
acoustic waves
propagation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6029591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Tanizaki
正徳 谷崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP6029591A priority Critical patent/JPH04294146A/ja
Publication of JPH04294146A publication Critical patent/JPH04294146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面弾性波を利用して
、インクをミスト状にして飛翔させるインクジェットヘ
ッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面弾性波を用いてインクミストを発生
し、記録を行うインクジェットヘッドでは、発生させた
表面弾性波の伝搬する幅によってそのヘッドによって記
録できるドット密度が決定されていた。すなわち、分解
能をあげようとするなら、発生させる一つの表面弾性波
の伝搬幅を狭くする必要がある。従来用いられていた、
代表的な表面弾性波伝搬体としては、リチュームニオベ
ート(LiNbO3)などがあるが、これら伝搬体上に
おいて、拡散することなく表面弾性波を直進伝搬させる
ためには、その伝搬幅が、伝搬体上における表面弾性波
の波長λの3倍以上は必要である。
【0003】図9は、表面弾性波を用いたインクジェッ
トヘッドにおける従来の構成を示した図である。91は
表面弾性波伝搬体、92は表面弾性波を発生させる手段
である櫛形電極、93は表面弾性波伝搬方向、94は櫛
形電極92へ電力を供給するための高周波駆動部、95
は表面弾性波伝搬体91の表面端縁部から吐出している
インクミストの状態を表した吐出インクミスト柱、96
は表面弾性波伝搬体91の表面端縁部にインクを導くた
めに設けたインク導流路である。
【0004】図9(a)の方式は、表面弾性波伝搬体9
1の表面端縁部にインクを導く際、特に隣接ドットとの
間に隔壁を設けないものである。この方式だと、単純な
構造とはなるが、印字する画素1つに対して、1つの表
面弾性波93を対応させて、発生、伝搬させる必要があ
る。図9(b)の方式は、表面弾性波伝搬体91の表面
端縁部に、記録ドット毎に分割された、インクの流れを
制限するインク導流路を配したものである。何れも、1
記録ドットに対して、1つの表面弾性波を選択的に発生
伝搬させている。
【0005】表面弾性波伝搬体91として、リチューム
ニオベートを用いた場合、表面弾性波の伝搬速度はおよ
そ4000m/秒である。もし、1インチあたり300
ドットの密度で記録をおこなう場合、ドット間距離は約
85μmになる。表面弾性波を85μmの幅で伝搬させ
る場合、その波長は少なくともその伝搬幅の3分の1以
下である必要があるので、およそ28μm以下でなけれ
ばならない。この波長を実現するためには、駆動励振周
波数を、143MHz以上に設定しなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、記録画素密度を上げようとした場合、表面弾性波
の波長を短くする、すなわち駆動励振周波数を上げなけ
ればならない点にある。駆動周波数が高くなると、表面
弾性波伝搬体上を表面弾性波が伝搬する際の伝搬減衰も
増加し、効率低下を招く。さらに、表面弾性波を発生さ
せる手段に印加する高周波信号を励振するための駆動回
路も、高速、高周波信号に対応する必要が発生する。ま
た、表面弾性波を発生させる手段の一つである櫛形電極
を形成させる場合、波長低下にともなって、相似的に小
さく作らねばならず、より高精度で加工する必要がある
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決し、表面
弾性波発生手段の敷設密度に係わらず、高ドット密度の
インクジェットヘッドを実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
ヘッドは、表面弾性波を発生させる手段と、この表面弾
性波を発生させる手段により発生させた表面弾性波を伝
搬させる表面弾性波伝搬体と、この表面弾性波伝搬体の
表面端縁部分にインクを保持するインク保持機構と、こ
のインク保持機構に供給するインクを制御するインク供
給制御機構を具備し、また、前記表面弾性波発生手段一
つに対して、複数個のインク供給制御機構を具備したこ
とを特徴とする。
【0009】
【実施例】図2は、本発明のインクジェットヘッドの実
施例の斜視図である。1は表面弾性波伝搬体、2は表面
弾性波を発生させる手段である櫛形電極、3は発生した
表面弾性波の伝搬方向を模式的に表した矢印、9aは管
状の空間で構成されたインク導流路で、供給されるイン
クが充填されている部分と、表面弾性波伝搬体1の表面
端縁部分とを結合しているが、インク供給制御機構によ
り、結合が遮断され、表面弾性波伝搬体1の表面端縁部
分と迎合する場所にはインクが導かれていない。9bは
、前記インク導流路9aのインク制御機構が開いた状態
になり、表面弾性波伝搬体1の表面端縁部にインクが導
かれ、同表面端縁部に保持されている。10は、前記イ
ンク導流路9bと表面弾性波伝搬体1の表面端部との迎
合点に保持されているインクに、伝搬してきた表面弾性
波3が到達し、表面弾性波のエネルギーによってミスト
化し、吐出している吐出インクミスト柱である。
【0010】図1は、図2に示した本実施例の斜視図に
対して、櫛形電極の中心に沿って、表面弾性波伝搬方向
3に切断した断面を表している。図1(a)は、図2に
おけるインク導流路9aの部分、すなわちインクミスト
柱10が吐出していない部分の断面図で、図1(b)は
、図2におけるインク導流路9bの部分、すなわちイン
クミスト柱10が吐出している部分の断面図である。
【0011】また、4は表面弾性波伝搬面、5a及び5
bはインク供給制御機構であるバイモルフ圧電体である
。図1(a)中の5aはバイモルフ圧電体が真っ直ぐに
のびた状態を表しており、インク供給が絶たれ、インク
ミスト柱10が吐出していない。図1(b)中の5bは
バイモルフ圧電体が弓状に変形し、インク供給が行われ
、インクミスト柱10が吐出している状態を表している
。6は、5a及び5bを一端で固定している圧電体支持
部、7はヘッドの共体を構成し、内部にインクを保持し
ているインク保持室、8はインクである。
【0012】図1(b)において、インクミスト柱10
の吐出は、リチュームニオベートなどの圧電体で構成さ
れた表面弾性波伝搬体1上に形成された櫛形電極2によ
って発生された表面弾性波3が、表面弾性波伝搬面4上
を伝搬し、インク導流路9bに到達し、インク導流路9
bの周縁部に保持されているインクを、表面弾性波の振
動エネルギーが励振することによって、霧化及び吐出エ
ネルギーが与えられ、実現される。図1(a)において
は、インク導流路9aにインクが導かれていないため、
インクの霧化及び吐出は行われていない。
【0013】従来、インクミスト柱10の吐出制御方法
としては、インク導流路に常にインクを保持させておき
、発生させる表面弾性波を制御する方法が一般的であっ
た。本発明の実施例では、表面弾性波3は常に発生させ
ておき、インク導流路を介して導くインク供給系を制御
することによってインクミスト柱10の吐出制御を行っ
た。インク導流路9aおよび9bは、その内径が数十μ
m以下の管状に作ってあるため、インク導流路下端にイ
ンクが導かれていれば、毛細管現象によって表面、すな
わち表面弾性波3到達点までインクが満たされる。図1
(a)の状態では、インクミスト柱10が吐出されない
。すなわち、インク導流路9aにインクが満たされてな
いため、表面弾性波のエネルギーがインクに到達してい
ないためである。これは、バイモルフ圧電体5aによっ
て、インク保持室7とインク導流路9aをつなぐ窓の部
分をふさぎ、インク8がインク導流路9a内に流入する
ことを阻止することによって実現している。
【0014】一方、図1(b)の状態では、インクミス
ト柱10が吐出されている。すなわち、インク導流路9
bにインクが満たされており、表面弾性波のエネルギー
がインクに到達しているためである。これは、インク保
持室7とインク導流路9bとをつなぐ窓の部分をふさい
でいたバイモルフ圧電体5bをインク保持室7の方向に
弓なりに変形させ、インク保持室7内のインク8が、イ
ンク導流路9b内に流入できるようにすることによって
実現している。以上のように、バイモルフ圧電体の変形
を利用し、インク供給を制御する弁の機能をもたせ、供
給インク量を制御することによって、吐出インクミスト
柱の制御を実現した。
【0015】図3は、本発明の実施例に用いたバイモル
フ圧電体の構造を示した図である。30及び31は圧電
体、32、33、34は電極、35はスイッチである。
【0016】ここで、図3を用いて、バイモルフ圧電体
の動作について説明する。図中A及びBは、それぞれ圧
電体30、31の分極方向を示すもので、A及びBは電
極32、33、34に垂直で、かつ同じ方向に配してあ
る。スイッチ35を図3に示した状態、すなわち、端子
a及び端子cを短絡した状態にすることによって、電極
32、33、34はすべて同電位に保たれる。通常はこ
の状態に保たれ、バイモルフ圧電体の変形は起こらず、
図3のように直線状になっている。これが、図1(a)
の5aの状態を表している。ここで、スイッチ35を切
り替え、端子b及び端子cを短絡する状態にすることに
よって、電極33に対して、電極32及び34は低い電
位におかれることになり、結果として、電極33から電
極32方向へ、及び電極33から電極34方向へ電界が
印加される。ここで、圧電体30及び31は同じ圧電定
数をもつ材料を用いているため、分極方向及び印加電界
方向によって決まる方向に変形が生じる。一般に、PZ
Tセラミックスを用いた場合、分極方向と同一方向の電
界を印加した場合、電界方向、すなわち厚み方向に伸び
る方向で変形し、逆方向の電界を印加した場合、厚み方
向に縮む変形が生じる。ここで、厚み方向に縮む方向の
電界を印加した場合には、長さ方向、すなわち図3にお
けるC方向については伸びが生じ、反対に厚み方向に伸
びる方向の電界を印加した場合には、長さ方向には縮み
が生じる。図3における圧電体30及び31にはそれぞ
れAおよびB方向に分極処理がなされている。圧電体3
0については、電極33及び32によって、分極方向と
同一の電界が印加されるため、前記によりC方向に縮み
が生じ、圧電体31については、電極33及び34によ
って、分極方向と逆方向の電界が印加されるため、同様
の理由からC方向に伸びが生じる。もし、図3に記した
バイモルフ圧電体の左端を固定しておいたなら、右端が
図3において上向きの反り変形をおこすことになる。
【0017】このバイモルフ圧電体は、図1においてイ
ンク保持室7内部に配置され、圧電体支持部6によって
インク保持室7にその1端を固定されている。前述の原
理により、5a及び5bの状態に変形し、インク供給を
制御している。ここで、液体インクを阻止するために、
バイモルフ圧電体及びインク保持室7内部のインク保持
スリット9に相対する面について、表面の平滑性を上げ
、または樹脂、ゴム等で、弾性を持つ層をコーティング
等により形成し、密着性を高めることによって、よりす
ぐれたインク遮断特性が得られている。
【0018】図4は、本発明の実施例で試作したインク
流路制御用のバイモルフ圧電体の加工例で、40は図3
に示した断面構造を持つバイモルフ圧電体、41a〜4
1iはそれぞれインクミスト吐出部に対応した可動片を
示している。図4の例では、9素子分を一つのバイモル
フ圧電体40板から作り出した。本実施例での試作では
、素子密度が180dpi相当のヘッドに対応しており
、41a〜41iの可動片幅が100μm、可動片ピッ
チが約140μmで製造した。可動片間は、ダイシング
SAWで幅40μm、深さ約1mmの切り込みをいれて
製造してある。ここで、1可動片が1記録画素に対応し
ている。すなわち、記録画素密度を高める場合、前記可
動片ピッチを細かくすることによって、容易に実現でき
る。同様に、任意の記録画素密度用の流路制御用バイモ
ルフ圧電体を容易に作ることができる。表面の電極は、
フォトリソグラフィーにより41a〜41iに分離し、
各々個別に通電し、変形できるようにしてある。ここで
、分離する電極は図3における電極32及び電極34で
、電極33については、全素子共通として接続してある
【0019】図5は、図1におけるミスト柱吐出部分付
近に相当する透視図である。51は補助板、55a及び
55bはインク供給制御機構であるバイモルフ圧電体、
59は記録画素毎に対応して設けたインク導流路である
【0020】ここで、55aは、図3で説明した圧電体
31、55bは、図3での圧電体20にした方が好まし
い。
【0021】図9にて説明した従来の構造では、一つの
表面弾性波発生手段に対して、同時に一つの記録画素し
か印字できなかった。そのため、記録画素密度を上げよ
うとするなら、表面弾性波発生手段の敷設密度を上げ、
個々に発せられる表面弾性波の幅を絞り込む必要がある
。本発明の実施例を用いれば、図5の如く1つの表面弾
性波発生手段から発生した表面弾性波を、複数の記録画
素に対応させているため、表面弾性波の幅を絞り込む必
要はない。
【0022】本実施例において試作した、180dpi
相当のインクジェットヘッドでは、表面弾性波発生手段
である櫛形電極に印加した周波数は、約10MHzであ
る。印加周波数は、数メガヘルツ以下に設定することも
可能である。従来の、記録画素毎に表面弾性波を発生さ
せる方法で、180dpi相当の解像度を得ようとする
なら、表面弾性波の伝搬幅を140μm以下にしなけれ
ばならない。表面弾性波の伝搬幅は、一般に伝搬波長の
3倍以上必要であるので、波長は46μm以下でなけれ
ばならない。ここで、波長40μmの表面弾性波を、表
面弾性波伝搬体として、音速4000m/秒のリチュー
ムニオベートをもちいて発生させるためには、励振周波
数として100MHzの信号で励振する必要がある。伝
搬音速の低い材料を、表面弾性波伝搬体として用いるこ
とによって、励振周波数を下げることはできるが、代表
的な低音速材料であるPZTなどでも、2000m/秒
程度で、周波数は2分の1程度にしか下げられない。何
れにせよ、従来の方法では数十MHz以上の超高周波で
励振する必要がある。本発明の実施例では、10MHz
の信号で励振している。すなわち、リチュームニオベー
ト上において、波長は400μmである。従来の方式を
用いた場合の10分の1の波長の表面弾性波を用いてい
るため、表面弾性波伝搬体上での、伝搬損失も10分の
1以下に減り、また、駆動励振回路の高速高帯域性も要
求されないので、一般的な回路構成部品が使用できるよ
うになり、回路内での損失も減少した。
【0023】図6(a)及び(b)は、図5におけるイ
ンク導流路59を製造する際の方法例を示したものであ
る。図6(a)は、表面弾性波伝搬体にインク導流路を
設けた例で、59は記録画素毎に設けたインク導流路の
インク吐出側出口である。インク導流路59を製造する
方法として、エッチング法等が用いられる。また、イン
ク導流路59は円柱状の形状でもよい。図6(b)は、
表面弾性波伝搬体1にあいたいして、インク導流路形成
用の補助板51を接合させた例である。この場合、あら
かじめ補助板51にインク導流用のスリットをダイシン
グSAWで切り込み、後に表面弾性波伝搬体1と接合さ
せている。図6(b)では、接合前の、分離された状態
を示している。表面弾性波伝搬体1及び補助板51は、
有機系接着剤で接合した。また、本図では、補助板51
側にインク導流路59を加工形成したが、表面弾性波伝
搬体1側にインク導流路59を形成した場合にも、同様
の結果が得られている。
【0024】本実施例において使用したインク供給制御
機構であるバイモルフ圧電体を変形させるのに必要な電
圧は、圧電体30及び31に100μmのPZTセラミ
ックスを使用した場合、15Vから20Vであった。従
来の記録ヘッドの場合、インク吐出をバイモルフ圧電体
の変形のエネルギーにより行っているため100V程の
駆動電圧が必要であったことから、制御を必要とする系
の駆動電圧の低電圧化が実現できたことになる。
【0025】本実施例のヘッドでは、バイモルフ圧電体
を変形させている間、インクミストは連続的に吐出され
る。すなわち、バイモルフ圧電体の変形している時間を
管理することによって、ドット毎に吐出するインク量が
制御可能となる。さらに、このこととインクミストの印
字特性を利用することによって、印字ドット毎に階調性
をもたせることができる。
【0026】図7は、本発明の実施例で試作したインク
ジェットで印字した1印字ドットを模式的に拡大したも
のである。バイモルフ圧電体を変形させ、インクを供給
する時間、すなわち記録時間に対する印字ドットの様子
を表しているが、記録時間が増加するのに比例し、印字
ドットの濃度が上昇している。これは、直径数μm以下
の微細ミスト状インクにより印字を行っているために、
濃度階調的なドットが得られるためである。さらに、印
字されたドットの直径は、印字ドットの濃度によらずほ
とんど変化しない。記録時間を連続的に増加させること
によって、印字されるドットの濃度も比例して増加する
【0027】図8に示したグラフは、バイモルフ圧電体
の変形時間、すなわち記録時間に対する、印写濃度をO
D値で表したものである。以上の結果より、本発明のイ
ンクジェットヘッドは、中間調記録特性に優れているこ
とがわかる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットヘッドは、一つの表面弾性波発生手段に対して複
数のインク導流路を敷設し、インク導流路へ流入させる
インクを制御する方法をとることによって、高密度で敷
設させることが困難な表面弾性波発生手段の敷設密度に
関係なく、印字ドット密度を高くすることが可能となる
。また、表面弾性波を印字ドットに対応させる必要がな
いので、表面弾性波の波長は任意のものでよくなり、す
なわち、表面弾性波発生手段への駆動励振周波数が十分
低く設定できるという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットヘッドのインク流路制
御機構を表した説明図である。
【図2】本発明の実施例の概観を表した斜視図である。
【図3】本発明の実施例で試作したバイモルフ圧電体の
基本構造を示した説明図である。
【図4】本発明の実施例で試作したバイモルフ圧電体の
例を示した説明図である。
【図5】本発明の実施例のインク導流路近傍の構造を示
した説明図である。
【図6】本発明の実施例で試作した、インク流路の製造
例を示した説明図である。
【図7】本発明の実施例で試作したインクジェットヘッ
ドを用いて印字した、記録時間を変えることによって変
化する印字ドットの様子を示した図である。
【図8】本発明の実施例で試作したインクジェットヘッ
ドを用いて印字したドットの、記録時間に対する印写濃
度の変化を示したグラフである。
【図9】本発明を使用しない従来例を示した図である。
【符号の説明】
1  表面弾性波伝搬体 2  櫛形電極 3  表面弾性波伝搬方向 4  表面弾性波伝搬面 5a  バイモルフ圧電体(閉じた状態)5b  バイ
モルフ圧電体(開いた状態)6  圧電体支持部 7  インク保持室 8  インク 9a  インク導流路(非吐出部分) 9b  インク導流路(吐出部分) 10  吐出インクミスト柱 30、31  圧電体 32、33、34  電極 35  スイッチ A  圧電体30の分極方向 B  圧電体31の分極方向 C  圧電体30、31の伸縮方向 a、b、c  スイッチ35の端子 40  バイモルフ圧電体 41a〜41i  画素対応可動片 1  表面弾性波伝搬体 51  補助板 3  表面弾性波伝搬方向 55a、55b  バイモルフ圧電体 59  インク導流路 91  表面弾性波伝搬体 92  櫛形電極 93  表面弾性波伝搬方向 94  高周波駆動部 95  吐出インクミスト柱 96  インク導流路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面弾性波を発生させる手段と、この
    表面弾性波を発生させる手段により発生させた表面弾性
    波を伝搬させる表面弾性波伝搬体と、この表面弾性波伝
    搬体の表面端縁部分にインクを保持するインク保持機構
    と、このインク保持機構に供給するインクを制御するイ
    ンク供給制御機構を具備したことを特徴とするインクジ
    ェットヘッド。
  2. 【請求項2】  前記表面弾性波発生手段一つに対して
    、複数個のインク供給制御機構を具備した、請求項1記
    載のインクジェットヘッド。
JP6029591A 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド Pending JPH04294146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6029591A JPH04294146A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6029591A JPH04294146A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04294146A true JPH04294146A (ja) 1992-10-19

Family

ID=13138029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6029591A Pending JPH04294146A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクジェットヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04294146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6955416B2 (en) 2002-06-14 2005-10-18 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet head, its driving method, and ink-jet recording apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6955416B2 (en) 2002-06-14 2005-10-18 Canon Kabushiki Kaisha Ink-jet head, its driving method, and ink-jet recording apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6394363B1 (en) Liquid projection apparatus
EP1199173B1 (en) Ink jet recording apparatus and its manufacturing method
EP0095911A2 (en) Pressure pulse droplet ejector and array
US5854645A (en) Inkjet array
EP1800866B1 (en) Droplet generator and ink-jet recording device using thereof
EP0430087B1 (en) Nozzleless ink jet printer
JPH04294146A (ja) インクジェットヘッド
JP3384958B2 (ja) インクジェット記録装置とその製造方法
JPH04263951A (ja) インクジェットヘッド
JP3669013B2 (ja) インクジェット装置
JPH1191113A (ja) インクジェット記録装置
JPH02297445A (ja) インクジェットプリンタのインク吐出装置
JPH10278267A (ja) インクジェット記録装置
JP3213126B2 (ja) インクジェット記録装置の印字ヘッド
JP3171779B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH1034909A (ja) 液体噴射装置
JPH04294147A (ja) インクジェットヘッド
JPH06182992A (ja) インクジェット式印字ヘッド
JPH08192515A (ja) インク噴射装置
JP2000062161A (ja) インクジェットヘッド及び該インクジェットヘッドを用いた画像形成装置
JP2009226807A (ja) インクジェットプリントヘッド
JPH04263953A (ja) 液滴噴射記録装置
JPH09267473A (ja) 液体噴射装置
JPH1134314A (ja) インクジェット記録ヘッド
JPH09150502A (ja) 液滴噴射装置