JPH04294084A - 避雷碍子装置の放電電極 - Google Patents

避雷碍子装置の放電電極

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JPH04294084A
JPH04294084A JP3060499A JP6049991A JPH04294084A JP H04294084 A JPH04294084 A JP H04294084A JP 3060499 A JP3060499 A JP 3060499A JP 6049991 A JP6049991 A JP 6049991A JP H04294084 A JPH04294084 A JP H04294084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
electrode
discharge electrode
gap
discharge part
Prior art date
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Pending
Application number
JP3060499A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は落雷に起因する高電圧
が送電線に印加された時、それを速やかに大地側に放電
すると共に、その後に生じる続流アークを遮断して、地
絡事故を防止する避雷碍子装置の放電電極に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の避雷碍子装置としては、
鉄塔の支持アームに支持碍子を介して送電線を支持し、
支持アームの先端部には避雷碍子を支持し、送電線に課
電側の放電電極を連結支持すると共に、避雷碍子の端部
に接地側の放電電極を設け、前記課電側及び接地側の放
電電極の放電部をそれぞそ丸棒又は中空パイプにより形
成し、それらの放電部を所定の気中放電間隙をもって対
向させた構成のものが提案されている。
【0003】そして、この従来の避雷碍子装置において
、高電圧化に伴うコロナシードや耐電圧の向上に対して
は、放電部の素材を大径化あるいは多重化し、又環状に
した構成で対処していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来構
成のように、放電部の素材を大径化したり多重化した時
には、放電電極の重量が増加し、特に放電電極が片持ち
支持構造となっているため、支持部に充分な強度をもた
せる必要があると共に、懸垂用装置においては支持碍子
軸に対して非対称形の電極構造の場合には、左右の重量
バランス対策が必要であって、装置全体の重量も増大す
るという問題があった。
【0005】この発明は上記のような従来の技術に存す
る問題点に着目してなされたものであって、その目的と
するところは、気中放電間隙部の開閉サージ電圧に対す
るフラッシオーバー電圧を低下させることなく放電電極
の軽量化を図って装置全体の重量を軽減することができ
、雪あるいは雨水等の付着量を抑制して電界集中による
コロナの発生を防止することができる避雷碍子装置の放
電電極を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、鉄塔の支持アームに支持碍子を介し
て送電線を支持し、前記支持アームあるいは接地側の金
具には避雷碍子を支持し、前記送電線に課電側の放電電
極を接続するとともに、避雷碍子の端部に接地側の放電
電極を設けてなる避雷碍子装置において、前記課電側の
放電電極を棒状の放電部と、該棒状放電部の周りに該放
電部に沿って長手方向に所定間隔をおいて多数配設した
環状放電部とにより構成している。
【0007】
【作用】上記のように構成されたこの発明の避雷碍子装
置においては、課電側の放電電極が棒状の放電部とそれ
を取り巻くように多数配設した環状の放電部とにより構
成されているため、電気的にはあたかも環状の放電部外
径に相当する一体のパイプ状放電部のように作用し、電
界集中を低減し、開閉サージに対する耐電圧の保持を図
ることができる。又、前記構成により放電電極の軽量化
を図って装置全体の重量を軽減することができる。
【0008】さらに環状放電部への雨水の付着あるいは
積雪などが起こりにくいため、雨水等への電界集中によ
るコロナの発生を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、この実施例の発明を具体化した避雷碍
子装置の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図
2に示すように、鉄塔の支持アーム1には吊下金具2が
取付られ、この吊下金具2にはUクレビス3を介してホ
ーン取付金具4が連結されている。ホーン取付金具4に
は支持碍子5が線路方向及びそれと直交する方向へ揺動
可能に吊下支持され、この実施例では複数の懸垂碍子6
を直列に連結してなる懸垂碍子連に構成されている。支
持碍子5の下端部にはホーン取付金具7が連結され、こ
のホーン取付金具7には連結リンク8を介して送電線9
を支持するための電線クランプ10が取り付けられてい
る。両ホーン取付金具4,7にはアーキングホーン11
,12が取着され、このアーキングホーン11,12に
よって異常雷撃時における支持碍子5の沿面閃絡の損傷
が軽減される。
【0010】前記支持アーム1の先端部には取付アブプ
タ14が片持ち式で固定され、線路方向と同方向に延び
ている。取付アダプタ14の先端下面には避雷碍子15
が吊下固定されている。避雷碍子15はFRPなどの耐
張絶縁材料により円筒状に形成された耐圧絶縁筒(図示
略)と、その内部に直列に収容された酸化亜鉛(ZnO
)を主材とする電圧−電流特性が非直線性の限流素子(
図示略)と、耐圧絶縁筒の上下両端部に嵌合固定された
キャップ状をなす接地側及び課電側の電極金具16,1
7と、耐圧絶縁筒の外周に設けられたモールドゴム18
とから構成されている。
【0011】前記避雷碍子15の電極金具16,17に
はアーキングリング19,20がそれぞれ対向して設け
られ、このアーキングリング19,20によってモール
ドゴム18の沿面閃絡時の損傷が軽減される。避雷碍子
15の下部電極金具17には図3に示すように棒製のほ
ぼ半円弧状に形成された接地側の放電電極21が線路方
向と直交して水平方向に取り付けられている。
【0012】前記課電側のホーン取付金具7には課電側
の放電電極23が支持板24を介して支持されている。 図1及び図2に示すように、この課電側の放電電極23
は棒状放電部25と、該放電部25を取り巻くように螺
旋状に形成された薄板よりなる螺旋状放電部26とによ
り構成されている。そして、図2に示すように接地側の
放電電極21と課電側の放電電極23は、所定の気中放
電間隙Gをもって配置されている。
【0013】前記螺旋状放電部26のそれぞれの環状放
電部26aのピッチはあたかも円筒状の放電部を嵌合し
た場合と同様に電界集中を緩和するのに実質的に支障が
ないように設定されている。又、環状放電部26a外周
に位置する部分の角は面取りするのが望ましい。次に、
前記のように構成された避雷碍子装置について作用を説
明する。
【0014】さて、この避雷碍子装置において落雷に起
因する雷サージ電流が送電線9に印加されると、その電
流は電線クランプ10から課電側のホーン取付金具7に
流れて、両放電電極23,21間の気中放電間隙Gをフ
ラッシオーバーされ、さらに電極金具17、避雷碍子1
5の限流素子、電極金具16、取付アダプタ14を経て
鉄塔の支持アーム1に流れて鉄塔から大地に放電される
。又、その後に生じる続流は前記放電電極23,21間
の気中放電間隙G及び避雷碍子15内の限流素子によっ
て抑制遮断される。
【0015】さて、この実施例においては課電側の放電
電極23が、棒状放電部25と薄板よりなる螺旋状放電
部26とにより構成されているので、電気的にはあたか
も環状の放電部外径に相当する一体のパイプ状放電部の
ように作用し、電界集中を低減し、開閉サージに対する
耐電圧の保持を図ることができる。又、螺旋状放電部2
6は薄板素材により形成してその重量を軽量化できるた
め、棒状放電部25を細径化することができ、このため
放電電極23全体を軽量化することができ、従って放電
電極と重量均衡を図るバランスウエイトを省略し、装置
全体の重量を軽減することができる。
【0016】さらに、前記実施例の放電電極23は、雨
水が螺旋状放電部26の隙間を通過するため大径、一体
型の放電電極で問題となる雨水への電界集中によるコロ
ナの発生を防止することもできる。なお、この発明は前
記実施例に限定されるものではなく、例えば図4に示す
ように、棒状放電部25に対し複数の環状放電部27を
所定間隔をおいて斜状に連結することもできる。この場
合も前記実施例と同様の作用効果がある。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は開閉サ
ージ耐電圧特性を一体のパイプ状と同等に保ったまま放
電電極及び装置全体の軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の避雷碍子装置の課電側の放電電極を
示す斜視図である。
【図2】避雷碍子装置全体を示す正面図である。
【図3】放電電極の対応関係を示す正面図である。
【図4】放電電極の別例を示す正面図である。
【符号の説明】
1  支持アーム、5  支持碍子、9  送電線、1
5  避雷碍子、21  接地側の放電電極、23  
課電側の放電電極、25  棒状放電部、26  螺旋
状放電部、26a,27  環状放電部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鉄塔の支持アームに支持碍子を介して
    送電線を支持し、前記支持アームあるいは接地側の金具
    には避雷碍子を支持し、前記送電線に課電側の放電電極
    を接続するとともに、避雷碍子の端部に接地側の放電電
    極を設けてなる避雷碍子装置において、前記課電側の放
    電電極を棒状の放電部と、該棒状放電部の周りに該放電
    部に沿って長手方向に所定間隔をおいて多数配設した環
    状放電部とにより構成したことを特徴とする避雷碍子装
    置の放電電極。
JP3060499A 1991-03-25 1991-03-25 避雷碍子装置の放電電極 Pending JPH04294084A (ja)

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JP3060499A JPH04294084A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 避雷碍子装置の放電電極

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JP3060499A JPH04294084A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 避雷碍子装置の放電電極

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JP3060499A Pending JPH04294084A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 避雷碍子装置の放電電極

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62125897U (ja) * 1986-01-29 1987-08-10
JPS6418662U (ja) * 1987-07-24 1989-01-30
JPS6435161A (en) * 1987-07-31 1989-02-06 Yamaha Motor Co Ltd Weight for automatic transmission with v-belt

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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