JPH04294034A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JPH04294034A
JPH04294034A JP5866591A JP5866591A JPH04294034A JP H04294034 A JPH04294034 A JP H04294034A JP 5866591 A JP5866591 A JP 5866591A JP 5866591 A JP5866591 A JP 5866591A JP H04294034 A JPH04294034 A JP H04294034A
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JP
Japan
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flange
coil
adhesive
vertical coil
deflection yoke
Prior art date
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JP5866591A
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Yasunaga Kuwabara
保修 桑原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機など
に使用される陰極線管に組み合わせる偏向ヨークに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、偏向ヨークにおいては、陰極線
管のネック部に偏向ヨークを装着した場合、陰極線管に
たいして適正な磁界が発生するように、水平コイルおよ
び垂直コイルの各々を取りつけている漏斗状スロットボ
ビンを所定の位置に保持固定しなければならない。
【0003】以下に従来の偏向ヨークについて説明する
。図6に示すように、水平コイルと垂直コイルのそれぞ
れを固着するために、水平コイルフランジ形成用鍔25
と垂直コイル線かけ鍔26および垂直コイルフランジ部
23とが接着するように偏向ヨーク側面より接着剤28
を注入していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように構成された偏向ヨークの場合、接着剤28が
大カバー29よりはみだしてその外周に付着し、偏向ヨ
ークを陰極線管に装着する作業のときじゃまになるため
、偏向ヨークの大カバーより外周に付着した接着剤を除
去しなければならなかった。
【0005】また、上記接着剤28をつける垂直コイル
フランジ部23は、図7に示すように円形に作られてい
るため、接着剤28が取りつきにくく、水平コイルと垂
直コイルとを固着しても、もしこれがはずれると所定の
位置での保持固定ができず陰極線管で再生されたクロス
ハッチ表示画面39が図8に示すような直交性不良画像
(本来横線30と縦線31が直角に交差すべきであるに
もかかわらず、直角となってない)となるものである。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
水平コイル,垂直コイルの両者を固着する接着剤が、大
カバー外周に付着することなく、かつ、接着剤の固着が
確実になりまた、接着剤の位置もバラつかず、かつ接着
剤の量のバラツキもなくなるとともに、接着剤の量が減
少することができるように配された偏向ヨークを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の偏向ヨークは垂直コイルフランジ部を形成す
るための2枚の鍔の一部に大カバーと接触する位置に切
欠き部を設定するとともに上記大カバーは従来例よりも
大きくしてその切欠き部の側面をすべて塞いだ囲み部を
形成するものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により垂直コイルフラン
ジ部と切欠き部および大カバーとで構成する囲み部に接
着剤を充填するとともに、接着剤を上記囲み部を通して
水平コイルフランジ部に浸透させることにより水平コイ
ルと垂直コイルとが所定の位置に確実に固着できるよう
にしたものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1に示すように、一般に偏向ヨークは、
水平コイルフランジ形成用線かけ鍔4と水平コイルフラ
ンジ形成用鍔5との間に水平コイルフランジ部2が形成
され、また一方垂直コイルフランジ形成用線かけ鍔6と
垂直コイルフランジ形成用鍔7との間に垂直コイルフラ
ンジ部3が形成され、上記水平,垂直の両コイルは所定
の位置で固着するために接着剤8が注入されることは、
従来例で説明したことと同じである。本発明では上記接
着剤8が確実に注入しやすいように、垂直コイルフラン
ジ形成用線かけ鍔6と垂直コイルフランジ形成用鍔7の
両者に切欠き部13および14を設けている。
【0011】以上のように構成された偏向ヨークにおい
て、図2,図3の部分拡大図に示すように、垂直コイル
フランジ形成用鍔7の一部に設けた切欠き部13と大カ
バー9とで作られた囲み部の中に、接着剤8が充填され
る。ここで前記大カバー9は水平コイルフランジ形成用
線かけ鍔4と垂直コイルフランジ形成用鍔7までをカバ
ーする大きさである。つぎに図3に示されるように、垂
直コイル用電線を巻回したのち垂直コイルフランジ部3
の両側の垂直コイルフランジ形成用線かけ鍔6の一部に
切欠き部14が設けられ、上記切欠き部13および14
とはほぼ等しい寸法となっている。ここで上記囲み部に
ついて、接着剤を充填してないときの要部を図4に示す
。図4で明らかなように、上記囲み部を形成する切欠き
部13および14を通して、水平スロットボビンの一部
をなす水平コイルフランジ形成用鍔5が見える。すなわ
ち、垂直コイルフランジ形成用鍔7の切欠き部13より
接着剤8を注入すると、接着剤8は垂直コイルフランジ
部3に接し、垂直コイルフランジ形成用線かけ鍔6に設
けられた切欠き部14を通り、上記水平コイルフランジ
形成用鍔5まで達して、上記囲み部を充填することがで
きる。
【0012】このように本発明の実施例の切欠き部13
および14を設け、大カバー9と垂直コイルフランジ形
成用鍔7とで形成した囲み部に接着剤を注入することに
より、従来のように大カバー外周部に接着剤が付着する
ようなことがなくなる。さらに、図4に示すように、偏
向ヨークを組立てる場合に回転方向15のように偏向ヨ
ークを回転して微細調整するとき、回転方向15と交わ
るように上記囲み部を形成しているため、接着剤の取り
つきがよくなるものである。ここで偏向ヨークを組立て
るときに回転調整するのは、水平コイルと垂直コイルと
が直角に設置する必要があり、もし直角からずれて取り
つけられると図8に示すように、表示画面39上で直交
すべき横線30と縦線31とが傾斜した画像(一般にク
ロストーク現象と呼ばれている)になるからである。
【0013】なお、図5に示すように、垂直コイルフラ
ンジ形成用鍔7に設定した切欠き部13および垂直コイ
ルフランジ形成用線かけ鍔6に設定した切欠き部14に
対応して、水平コイルフランジ形成用鍔5に水平コイル
固定用突起16を設けこの周囲に接着剤を注入せしめる
ことにより、水平コイルの取りつけが更に強固になしう
るものである。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば偏向ヨークの、垂直コイルフランジ形成用鍔に
切欠き部を設定し、上記切欠き部と大カバーとの間に形
成される囲み部に接着剤を充填することにより、水平コ
イルと垂直コイルを安定に固着できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における偏向ヨークの断面図
【図2】一実施例における偏向ヨークの部分拡大図
【図
3】一実施例における垂直コイルスロットボビンのフラ
ンジ部の部分拡大図
【図4】一実施例の切欠き部を通して見える水平コイル
フランジ形成用鍔の部分拡大図
【図5】本発明の水平コイルスロットボビンに設けた突
起部の部分拡大図
【図6】従来の偏向ヨークの断面図
【図7】従来の偏向ヨークの部分拡大図
【図8】クロス
トークの悪い状態を示す表示画面図
【符号の説明】
2  水平コイルフランジ部 3  垂直コイルフランジ部 4  水平コイルフランジ形成用線かけ鍔5  水平コ
イルフランジ形成用鍔 6  垂直コイルフランジ形成用線かけ鍔7  垂直コ
イルフランジ形成用鍔 8  接着剤 9  大カバー 13  切欠き部 14  切欠き部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管の電子ビームを偏向するための偏
    向磁界を発生するコイルの形状を、目的形状にするため
    に設けられた屈曲した電線ガイドを取り付ける漏斗状本
    体の少なくとも頭部開口端に形成された水平コイルおよ
    び垂直コイルのフランジ部を保持または保護するために
    大カバーを設けるとともに上記垂直コイルのフランジ部
    を形成するための2枚の鍔の一部で、かつ上記大カバー
    と接触する部分に切欠き部を設け、上記大カバーで切欠
    き部の側面を塞いで、囲み部を形成し、上記囲み部に接
    着剤を充填するとともに、接着剤が囲み部を通して、水
    平コイルのフランジ部に浸透させるように構成してなる
    偏向ヨーク。
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